JPH0950566A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
- Publication number
- JPH0950566A JPH0950566A JP20460495A JP20460495A JPH0950566A JP H0950566 A JPH0950566 A JP H0950566A JP 20460495 A JP20460495 A JP 20460495A JP 20460495 A JP20460495 A JP 20460495A JP H0950566 A JPH0950566 A JP H0950566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- vending machine
- passage
- commodity
- rack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 商品の先入れ先出しの原則を保持しつつ、顧
客に対し、実際に購入する商品およびその動きを十分に
アピールすることができる自動販売機を提供することを
目的とする。 【構成】 商品収納庫４を内蔵した販売機本体２と、外
部から商品収納庫４内を視認可能な透明な部材で構成さ
れたメインドア３と、商品収納庫４内に配設した商品ラ
ック５と、商品ラック５の前側に配設され払い出された
商品Ａを販売口７に導く落下通路６とを備え、商品ラッ
ク５は、上下に配設した商品投入口３１および商品払出
口３４と、商品投入口３１から後下りに後方に傾斜して
延びる往ストック通路３２と、往ストック通路３２の下
流端でＵターンし前下りに前方に傾斜して商品払出口３
４まで延びる復ストック通路３３と、復ストック通路３
３の下流端に配設したベンドメカニズム３５とを有する
ものである。
客に対し、実際に購入する商品およびその動きを十分に
アピールすることができる自動販売機を提供することを
目的とする。 【構成】 商品収納庫４を内蔵した販売機本体２と、外
部から商品収納庫４内を視認可能な透明な部材で構成さ
れたメインドア３と、商品収納庫４内に配設した商品ラ
ック５と、商品ラック５の前側に配設され払い出された
商品Ａを販売口７に導く落下通路６とを備え、商品ラッ
ク５は、上下に配設した商品投入口３１および商品払出
口３４と、商品投入口３１から後下りに後方に傾斜して
延びる往ストック通路３２と、往ストック通路３２の下
流端でＵターンし前下りに前方に傾斜して商品払出口３
４まで延びる復ストック通路３３と、復ストック通路３
３の下流端に配設したベンドメカニズム３５とを有する
ものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売する商品およ
び商品の販売動作が外部から見える、いわゆるシースル
ー形式の自動販売機に関するものである。
び商品の販売動作が外部から見える、いわゆるシースル
ー形式の自動販売機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】シースルー形式の自動販売機として、以
下に説明する缶飲料用の自動販売機が知られている。こ
の自動販売機では、販売機本体に内蔵した商品収容庫に
合わせて、メインドアの商品ディスプレイを大きく形成
すると共に、商品収容庫の断熱ドアを透明な部材で構成
し、商品ディスプレイ越しに、商品収容庫内の商品が見
えるようになっている。商品は、商品収容庫内に収容し
た上下２段、左右４列の商品ラックにそれぞれ収容され
ており、商品ディスプレイの前面には各商品ラックに対
応して、商品選択ボタンが配設されている。各商品ラッ
クは、上流端の商品投入口から商品収容庫の奥行き幅い
っぱいに「Ｓ」字状に延びるストック通路と、ストック
通路の下流端からシュートの近傍まで鉛直に延びる払出
し通路と、払出し通路の下流端に設けたベンドメカニズ
ムとで、構成されている。この場合、ストック通路は商
品が転動するように所定の下り勾配を有しているため、
断熱ドア側に位置するストック通路のターン部では、上
下に大きな間隙が生ずる。このため、この自動販売機で
は、この間隙を埋めるように商品サンプル（サンプル
缶）が配設されている。
下に説明する缶飲料用の自動販売機が知られている。こ
の自動販売機では、販売機本体に内蔵した商品収容庫に
合わせて、メインドアの商品ディスプレイを大きく形成
すると共に、商品収容庫の断熱ドアを透明な部材で構成
し、商品ディスプレイ越しに、商品収容庫内の商品が見
えるようになっている。商品は、商品収容庫内に収容し
た上下２段、左右４列の商品ラックにそれぞれ収容され
ており、商品ディスプレイの前面には各商品ラックに対
応して、商品選択ボタンが配設されている。各商品ラッ
クは、上流端の商品投入口から商品収容庫の奥行き幅い
っぱいに「Ｓ」字状に延びるストック通路と、ストック
通路の下流端からシュートの近傍まで鉛直に延びる払出
し通路と、払出し通路の下流端に設けたベンドメカニズ
ムとで、構成されている。この場合、ストック通路は商
品が転動するように所定の下り勾配を有しているため、
断熱ドア側に位置するストック通路のターン部では、上
下に大きな間隙が生ずる。このため、この自動販売機で
は、この間隙を埋めるように商品サンプル（サンプル
缶）が配設されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
販売機では、商品ラックのストック通路に商品が満たさ
れている場合には、正面から商品サンプル缶に加え販売
する商品が見え、顧客は実際に購入する商品とその動き
を見ることができるが、販売が進み払出し通路にのみ商
品がある場合には、実際に購入する商品とその動きを見
ることができず、顧客にとって、視認した缶が販売され
るという実感がそがれ、違和感のあるものとなってい
た。また、商品の動きを見ることができるといっても、
その動きは商品が１缶分通路上を進むというものであ
り、シースルー自動販売機の持つアピール性を十分に発
揮することができなかった。
販売機では、商品ラックのストック通路に商品が満たさ
れている場合には、正面から商品サンプル缶に加え販売
する商品が見え、顧客は実際に購入する商品とその動き
を見ることができるが、販売が進み払出し通路にのみ商
品がある場合には、実際に購入する商品とその動きを見
ることができず、顧客にとって、視認した缶が販売され
るという実感がそがれ、違和感のあるものとなってい
た。また、商品の動きを見ることができるといっても、
その動きは商品が１缶分通路上を進むというものであ
り、シースルー自動販売機の持つアピール性を十分に発
揮することができなかった。
【０００４】本発明は、上記の課題を解決するために為
されたものであり、商品の先入れ先出しの原則を保持し
つつ、顧客に対し、実際に購入する商品およびその動き
を十分にアピールすることができる自動販売機を提供す
ることをその目的としている。
されたものであり、商品の先入れ先出しの原則を保持し
つつ、顧客に対し、実際に購入する商品およびその動き
を十分にアピールすることができる自動販売機を提供す
ることをその目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の自動販売機
は、商品収納庫を内蔵した販売機本体と、販売機本体の
前面および商品収納庫の前面を開閉すると共に外部から
商品収納庫内を視認可能な透明な部材で構成されたメイ
ンドアと、商品収納庫内に配設した商品ラックと、商品
ラックの前側に配設され商品ラックから払い出された商
品を販売口に導く落下通路とを備え、商品ラックは、前
端部に揃えて上下に配設した商品投入口および商品払出
口と、商品投入口から後下りに後方に傾斜して延びる往
ストック通路と、往ストック通路の下流端でＵターンし
前下りに前方に傾斜して商品払出口まで延びる復ストッ
ク通路と、復ストック通路の下流端に配設したベンドメ
カニズムとを有することを特徴とする。
は、商品収納庫を内蔵した販売機本体と、販売機本体の
前面および商品収納庫の前面を開閉すると共に外部から
商品収納庫内を視認可能な透明な部材で構成されたメイ
ンドアと、商品収納庫内に配設した商品ラックと、商品
ラックの前側に配設され商品ラックから払い出された商
品を販売口に導く落下通路とを備え、商品ラックは、前
端部に揃えて上下に配設した商品投入口および商品払出
口と、商品投入口から後下りに後方に傾斜して延びる往
ストック通路と、往ストック通路の下流端でＵターンし
前下りに前方に傾斜して商品払出口まで延びる復ストッ
ク通路と、復ストック通路の下流端に配設したベンドメ
カニズムとを有することを特徴とする。
【０００６】この構成によれば、商品投入口からローデ
ィングした商品は、復ストック通路および往ストック通
路に、先入れ先出しの形式でストックされ、販売指令に
基づくベンドメカニズムに作動により、復ストック通路
の下流端から１個ずつ払い出されて行く。これら通路に
商品が満杯にストックされている状態では、商品投入口
および商品払出口の部分に位置する最前端の商品は、外
部からメインドア越しによく見え、商品見本と同様な機
能を果たす。販売が進むと、商品投入口側の商品は奥側
に送り込まれて行くが、商品払出口側の商品は最後の１
本まで商品見本としての機能を果たす。また、外部から
メインドア越しに見える販売動作は、商品が送り込まれ
て行く動作と、顧客が選択した商品が落下通路を落下し
て行く動作とから成り、特に落下動作は、商品ラックの
前側で行われるため、目立ち、顧客に十分にアピールす
る。
ィングした商品は、復ストック通路および往ストック通
路に、先入れ先出しの形式でストックされ、販売指令に
基づくベンドメカニズムに作動により、復ストック通路
の下流端から１個ずつ払い出されて行く。これら通路に
商品が満杯にストックされている状態では、商品投入口
および商品払出口の部分に位置する最前端の商品は、外
部からメインドア越しによく見え、商品見本と同様な機
能を果たす。販売が進むと、商品投入口側の商品は奥側
に送り込まれて行くが、商品払出口側の商品は最後の１
本まで商品見本としての機能を果たす。また、外部から
メインドア越しに見える販売動作は、商品が送り込まれ
て行く動作と、顧客が選択した商品が落下通路を落下し
て行く動作とから成り、特に落下動作は、商品ラックの
前側で行われるため、目立ち、顧客に十分にアピールす
る。
【０００７】請求項１の自動販売機において、商品払出
口に対応してメインドアの前面には、商品を選択する選
択ボタンが設けられていることが、好ましい。
口に対応してメインドアの前面には、商品を選択する選
択ボタンが設けられていることが、好ましい。
【０００８】この構成によれば、選択ボタンと商品払出
口の部分に位置する最前端の商品が対応することとな
り、顧客が選択した商品そのものが販売され、極めてリ
アルな販売を行うことができる。
口の部分に位置する最前端の商品が対応することとな
り、顧客が選択した商品そのものが販売され、極めてリ
アルな販売を行うことができる。
【０００９】請求項３の自動販売機は、商品収納庫を内
蔵した販売機本体と、販売機本体の前面および商品収納
庫の前面を開閉すると共に外部から商品収納庫内が視認
可能な透明な部材で構成されたメインドアと、商品収納
庫内に配設した商品ラックと、商品ラックの前側に配設
され商品ラックから払い出された商品を販売口に導く落
下通路とを備え、商品ラックは、前端部に揃えて上下に
配設した商品投入口および複数の商品払出口と、商品投
入口から後下りに後方に傾斜して延びる往ストック通路
と、往ストック通路の下流端で分岐し前下りに前方に傾
斜して各商品払出口まで延びる複数の復ストック通路
と、各復ストック通路の下流端に配設したベンドメカニ
ズムとを有することを特徴とする。
蔵した販売機本体と、販売機本体の前面および商品収納
庫の前面を開閉すると共に外部から商品収納庫内が視認
可能な透明な部材で構成されたメインドアと、商品収納
庫内に配設した商品ラックと、商品ラックの前側に配設
され商品ラックから払い出された商品を販売口に導く落
下通路とを備え、商品ラックは、前端部に揃えて上下に
配設した商品投入口および複数の商品払出口と、商品投
入口から後下りに後方に傾斜して延びる往ストック通路
と、往ストック通路の下流端で分岐し前下りに前方に傾
斜して各商品払出口まで延びる複数の復ストック通路
と、各復ストック通路の下流端に配設したベンドメカニ
ズムとを有することを特徴とする。
【００１０】この構成によれば、商品の販売が進んで
も、複数の商品払出口の部分に位置する商品が、外部か
ら複数見えるため、これらが商品見本としての機能を十
分に果たすことになる。このことは、請求項１の発明と
同様な販売商品の落下動作と合わせて、顧客に十分にア
ピールする。また、復ストック通路が複数設けられてい
ることにより、スペースの無駄がなくなり、商品の収容
数が増す。
も、複数の商品払出口の部分に位置する商品が、外部か
ら複数見えるため、これらが商品見本としての機能を十
分に果たすことになる。このことは、請求項１の発明と
同様な販売商品の落下動作と合わせて、顧客に十分にア
ピールする。また、復ストック通路が複数設けられてい
ることにより、スペースの無駄がなくなり、商品の収容
数が増す。
【００１１】請求項３の自動販売機において、複数の商
品払出口の最下段の商品払出口に対応して前記メインド
アの前面には、商品を選択する選択ボタンが設けられて
いることが、好ましい。
品払出口の最下段の商品払出口に対応して前記メインド
アの前面には、商品を選択する選択ボタンが設けられて
いることが、好ましい。
【００１２】この構成によれば、請求項２の発明と同様
に、顧客が選択した商品そのものが販売されることにな
り、極めてリアルな販売を行うことができる。
に、顧客が選択した商品そのものが販売されることにな
り、極めてリアルな販売を行うことができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係るシースルー形式の自動販売機につ
いて説明する。この自動販売機は、缶ジュースや缶コー
ヒーなどの缶飲料を販売するものであり、図１はその正
面図、図２はその縦断面図である。両図に示すように、
この自動販売機１は、販売機本体２と、販売機本体２の
前面に開閉自在に取り付けたメインドア３とで構成され
ている。販売機本体２の内部には、商品収納庫４が広く
設けられており、後述するように、商品収納庫４の断熱
ドアはメインドア３が兼ねている。そして、商品収納庫
４内には、上下方向に３段、左右方向に４列、計１２台
の商品ラック５が配設されている。
明の一実施形態に係るシースルー形式の自動販売機につ
いて説明する。この自動販売機は、缶ジュースや缶コー
ヒーなどの缶飲料を販売するものであり、図１はその正
面図、図２はその縦断面図である。両図に示すように、
この自動販売機１は、販売機本体２と、販売機本体２の
前面に開閉自在に取り付けたメインドア３とで構成され
ている。販売機本体２の内部には、商品収納庫４が広く
設けられており、後述するように、商品収納庫４の断熱
ドアはメインドア３が兼ねている。そして、商品収納庫
４内には、上下方向に３段、左右方向に４列、計１２台
の商品ラック５が配設されている。
【００１４】メインドア３の懐内には、各商品ラック５
の前側に沿って落下通路６が設けられており、落下通路
６の下流端には、販売口７に連なる販売口ボックス８が
配設されている。販売口ボックス８は、落下通路６から
奥側にセットバックして配設され、前面上部には払出扉
９が設けられている。また、この払出扉９の前方にはガ
イド板１０が配設されており、落下通路６を落下してき
た商品Ａは、このガイド板１０により奥側に導かれ、払
出扉９を蹴破るようにして、販売口ボックス８に落とし
込まれる。販売口ボックス８の内部には、ゴムなどから
成るクッション材１１が内貼りされており、ガイド板１
０と共に落下通路６から落とし込まれた商品Ａの衝撃を
吸収できるようになっている。
の前側に沿って落下通路６が設けられており、落下通路
６の下流端には、販売口７に連なる販売口ボックス８が
配設されている。販売口ボックス８は、落下通路６から
奥側にセットバックして配設され、前面上部には払出扉
９が設けられている。また、この払出扉９の前方にはガ
イド板１０が配設されており、落下通路６を落下してき
た商品Ａは、このガイド板１０により奥側に導かれ、払
出扉９を蹴破るようにして、販売口ボックス８に落とし
込まれる。販売口ボックス８の内部には、ゴムなどから
成るクッション材１１が内貼りされており、ガイド板１
０と共に落下通路６から落とし込まれた商品Ａの衝撃を
吸収できるようになっている。
【００１５】メインドア３の正面には、商品収納庫４に
対応するように前面パネル（商品ディスプレイ）１２が
広く設けられており、前面パネル１２の右脇のスペース
には、紙幣投入口１３、表示器１４、硬貨投入口１５、
返却レバー１６などが設けられている。また、前面パネ
ル１２の正面には、上記の３段、４列の商品ラック５に
対応して、１２個の選択ボタン１７がそれぞれ設けられ
ている。各選択ボタン１７は、後述する商品ラック５の
最下段の商品払出口３４に対応して設けられており、選
択ボタン１７の上側に見える商品Ａがこの選択ボタン１
７により販売されることが分かるようになっている。さ
らに、メインドア３の正面下部には、販売口７および硬
化返却口１８が配設されている。一方、図３に示すよう
に、メインドア３の懐内には、上記の落下通路６の前壁
を構成すると共に、商品収納庫４の断熱ドアを構成する
断熱板１９が設けられており、断熱板１９はガスケット
２０を介して商品収納庫４の前端に密着している。
対応するように前面パネル（商品ディスプレイ）１２が
広く設けられており、前面パネル１２の右脇のスペース
には、紙幣投入口１３、表示器１４、硬貨投入口１５、
返却レバー１６などが設けられている。また、前面パネ
ル１２の正面には、上記の３段、４列の商品ラック５に
対応して、１２個の選択ボタン１７がそれぞれ設けられ
ている。各選択ボタン１７は、後述する商品ラック５の
最下段の商品払出口３４に対応して設けられており、選
択ボタン１７の上側に見える商品Ａがこの選択ボタン１
７により販売されることが分かるようになっている。さ
らに、メインドア３の正面下部には、販売口７および硬
化返却口１８が配設されている。一方、図３に示すよう
に、メインドア３の懐内には、上記の落下通路６の前壁
を構成すると共に、商品収納庫４の断熱ドアを構成する
断熱板１９が設けられており、断熱板１９はガスケット
２０を介して商品収納庫４の前端に密着している。
【００１６】この場合、商品ディスプレイを構成する前
面パネル１２は、透明なガラスやアクリル樹脂などで構
成され、また断熱ドアを構成する断熱板１９も透明なガ
ラスやアクリル樹脂などで構成されている。断熱板１９
は、図示では省略されているが、空気層を有する複層構
造（複層ガラス）となっている。したがって、この自動
販売機１では、前面パネル１２越しに、各商品ラック５
に充填した商品Ａが見えるようになっている。すなわ
ち、自動販売機１が、いわゆるシースルー構造になって
おり、ストックされている商品Ａ、販売時に商品Ａが順
次送られてゆく様子、販売時に商品Ａが販売口７に落と
し込まれる様子などが、外部から視認できるようになっ
ている。なお、各商品ラック５も透明なガラスやアクリ
ル樹脂などで構成することが好ましい。
面パネル１２は、透明なガラスやアクリル樹脂などで構
成され、また断熱ドアを構成する断熱板１９も透明なガ
ラスやアクリル樹脂などで構成されている。断熱板１９
は、図示では省略されているが、空気層を有する複層構
造（複層ガラス）となっている。したがって、この自動
販売機１では、前面パネル１２越しに、各商品ラック５
に充填した商品Ａが見えるようになっている。すなわ
ち、自動販売機１が、いわゆるシースルー構造になって
おり、ストックされている商品Ａ、販売時に商品Ａが順
次送られてゆく様子、販売時に商品Ａが販売口７に落と
し込まれる様子などが、外部から視認できるようになっ
ている。なお、各商品ラック５も透明なガラスやアクリ
ル樹脂などで構成することが好ましい。
【００１７】一方、各商品ラック５は、左右の側板（図
示省略）に４枚の棚板２１を斜めに取り付けたものであ
り、図２に示すように、前端部に形成した商品投入口３
１と、商品投入口３１から後下りに後方に傾斜して延び
る往ストック通路３２と、往ストック通路３２の下流端
で分岐し前下りに前方に傾斜して延びる２本の復ストッ
ク通路３３，３３と、各復ストック通路３３の下流端に
形成した商品払出口３４と、各復ストック通路３３の下
流端に配設したベンドメカニズム３５とで、構成されて
いる。また、この商品ラック５には、上側の復ストック
通路３３を構成する上側の棚板２１を利用して、サブス
トック通路３６が形成されている。このサブストック通
路３６は、復ストック通路３３と同様に、下流端に商品
払出口３４が形成されると共に、ベンドメカニズム３５
が設けられている。
示省略）に４枚の棚板２１を斜めに取り付けたものであ
り、図２に示すように、前端部に形成した商品投入口３
１と、商品投入口３１から後下りに後方に傾斜して延び
る往ストック通路３２と、往ストック通路３２の下流端
で分岐し前下りに前方に傾斜して延びる２本の復ストッ
ク通路３３，３３と、各復ストック通路３３の下流端に
形成した商品払出口３４と、各復ストック通路３３の下
流端に配設したベンドメカニズム３５とで、構成されて
いる。また、この商品ラック５には、上側の復ストック
通路３３を構成する上側の棚板２１を利用して、サブス
トック通路３６が形成されている。このサブストック通
路３６は、復ストック通路３３と同様に、下流端に商品
払出口３４が形成されると共に、ベンドメカニズム３５
が設けられている。
【００１８】この場合、商品投入口３１および３個の商
品払出口３４，３４，３４は、商品収納庫４の前端に揃
えられ、上記の落下通路６に臨むように配設されてい
る。したがって、商品Ａをローディングした当初は、図
２に示すように、商品ラック５の前端部に４個の商品Ａ
が上下に並び、前面パネル１２越しに４個の商品Ａが商
品見本的に見えることになる。なお、往ストック通路３
２およひ両復ストック通路３３，３３への商品Ａのロー
ディングは、商品投入口３１から行われ、サブストック
通路３６への商品Ａのローディングは、往ストック通路
３２の下部空間から直接行われる。
品払出口３４，３４，３４は、商品収納庫４の前端に揃
えられ、上記の落下通路６に臨むように配設されてい
る。したがって、商品Ａをローディングした当初は、図
２に示すように、商品ラック５の前端部に４個の商品Ａ
が上下に並び、前面パネル１２越しに４個の商品Ａが商
品見本的に見えることになる。なお、往ストック通路３
２およひ両復ストック通路３３，３３への商品Ａのロー
ディングは、商品投入口３１から行われ、サブストック
通路３６への商品Ａのローディングは、往ストック通路
３２の下部空間から直接行われる。
【００１９】また、ベンドメカニズム３５による商品Ａ
の払出し（販売）は、例えば次の手順で行われる。商品
Ａの満杯状態から先ず、サブストック通路３６の最前端
の商品Ａを販売し、次に上側の復ストック通路３３の最
前端の商品Ａを、さらに下側の復ストック通路３３の最
前端の商品Ａを販売する。そして、これを繰り返し、サ
ブストック通路３６の商品Ａがなくなったら、こんどは
上下の復ストック通路３３，３３の商品を交互に販売す
る。なお、最後の商品Ａを残して売り切れにしてもよ
い。このようにすれば、商品見本が常に残っていること
になり、ローディングの際に異なる商品Ａが投入されて
しまうのを防止することができる。
の払出し（販売）は、例えば次の手順で行われる。商品
Ａの満杯状態から先ず、サブストック通路３６の最前端
の商品Ａを販売し、次に上側の復ストック通路３３の最
前端の商品Ａを、さらに下側の復ストック通路３３の最
前端の商品Ａを販売する。そして、これを繰り返し、サ
ブストック通路３６の商品Ａがなくなったら、こんどは
上下の復ストック通路３３，３３の商品を交互に販売す
る。なお、最後の商品Ａを残して売り切れにしてもよ
い。このようにすれば、商品見本が常に残っていること
になり、ローディングの際に異なる商品Ａが投入されて
しまうのを防止することができる。
【００２０】このように、実施形態の自動販売機１によ
れば、メインドア３の前面パネル１２および断熱板１９
がいずれも透明なガラスや樹脂などで構成され、前面パ
ネル１２越しに、実際に販売される商品Ａおよびその販
売動作が見えるので、本来の商品見本を省略することが
できると共に、商品Ａのアピール度を高めることができ
る。特に、販売動作において、前面に見える商品Ａその
ものが販売されると共に、落下する状態が見えるため、
顧客に十分にアピールすることができる。また、各商品
ラック５に奥側から手前に向かう複数のストック通路３
３，３３，３６を設けることにより、商品Ａの先入れ先
出しが達成され、かつ商品Ａが残り少なくなっても、こ
れを前面に商品見本的に残しておくことができる。さら
に、通路構成に無駄がなくなり、商品Ａの収容数を多く
することができる。
れば、メインドア３の前面パネル１２および断熱板１９
がいずれも透明なガラスや樹脂などで構成され、前面パ
ネル１２越しに、実際に販売される商品Ａおよびその販
売動作が見えるので、本来の商品見本を省略することが
できると共に、商品Ａのアピール度を高めることができ
る。特に、販売動作において、前面に見える商品Ａその
ものが販売されると共に、落下する状態が見えるため、
顧客に十分にアピールすることができる。また、各商品
ラック５に奥側から手前に向かう複数のストック通路３
３，３３，３６を設けることにより、商品Ａの先入れ先
出しが達成され、かつ商品Ａが残り少なくなっても、こ
れを前面に商品見本的に残しておくことができる。さら
に、通路構成に無駄がなくなり、商品Ａの収容数を多く
することができる。
【００２１】次に、図４および図５を参照して、本発明
の第２の実施形態について説明する。この実施形態で
は、メインドア３の前面に選択ボタン１７に代えてテン
キー２２が設けられている。図示では省略されている
が、後述する商品払出口４４に対応して、前面パネル１
２には、数字が書き込まれており、テンキー２２により
該当する数字を選択することにより、商品Ａの選択がで
きるようになっている。なお、テンキー２２に代えて、
第１の実施形態と同様に選択ボタンを用いるようにして
もよいことは、いうまでもない。
の第２の実施形態について説明する。この実施形態で
は、メインドア３の前面に選択ボタン１７に代えてテン
キー２２が設けられている。図示では省略されている
が、後述する商品払出口４４に対応して、前面パネル１
２には、数字が書き込まれており、テンキー２２により
該当する数字を選択することにより、商品Ａの選択がで
きるようになっている。なお、テンキー２２に代えて、
第１の実施形態と同様に選択ボタンを用いるようにして
もよいことは、いうまでもない。
【００２２】また、この実施形態では、各商品ラック５
が、前端部に形成した商品投入口４１と、商品投入口４
１から後下りに後方に傾斜して延びる往ストック通路４
２と、往ストック通路４２の下流端でＵターンし前下り
に前方に傾斜して延びる復ストック通路４３と、復スト
ック通路４３の下流端に形成した商品払出口４４と、復
ストック通路４３の下流端に配設したベンドメカニズム
４５とで、構成されている。これにより、前端部の商品
投入口４１から投入した商品Ａが、往ストック通路４２
および復ストック通路４３によりＵターンして送られ、
商品払出口４４から前方の落下通路６に払い出されて、
商品Ａの先入れ先出しが達成されている。
が、前端部に形成した商品投入口４１と、商品投入口４
１から後下りに後方に傾斜して延びる往ストック通路４
２と、往ストック通路４２の下流端でＵターンし前下り
に前方に傾斜して延びる復ストック通路４３と、復スト
ック通路４３の下流端に形成した商品払出口４４と、復
ストック通路４３の下流端に配設したベンドメカニズム
４５とで、構成されている。これにより、前端部の商品
投入口４１から投入した商品Ａが、往ストック通路４２
および復ストック通路４３によりＵターンして送られ、
商品払出口４４から前方の落下通路６に払い出されて、
商品Ａの先入れ先出しが達成されている。
【００２３】また、商品ラック５の前部において、往ス
トック通路４２と復ストック通路４３との間隙には、い
わゆるプリクールの商品Ａａが２本収容されており、こ
のプリクールの商品Ａａは、往・復両ストック通路４
２，４３の最前端に位置する商品Ａ，Ａと共に、商品見
本的に活用されている。
トック通路４２と復ストック通路４３との間隙には、い
わゆるプリクールの商品Ａａが２本収容されており、こ
のプリクールの商品Ａａは、往・復両ストック通路４
２，４３の最前端に位置する商品Ａ，Ａと共に、商品見
本的に活用されている。
【００２４】この実施形態においても、販売する商品Ａ
そのものおよびその販売動作を前面パネル１２越しに見
ることができ、商品Ａとその販売のリアルさとを顧客に
アピールすることができる。
そのものおよびその販売動作を前面パネル１２越しに見
ることができ、商品Ａとその販売のリアルさとを顧客に
アピールすることができる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明の自動販売機によれ
ば、メインドアが透明な部材で構成されているので、顧
客が、実際に購入する商品そのもの、および販売の際の
商品の落下などの動きを見ることができ、商品を十分に
アピールすることができる。これにより、顧客の商品購
入意欲を喚起することができる。また、商品の先入れ先
出しの原則を簡単な通路構成で達成することができる。
ば、メインドアが透明な部材で構成されているので、顧
客が、実際に購入する商品そのもの、および販売の際の
商品の落下などの動きを見ることができ、商品を十分に
アピールすることができる。これにより、顧客の商品購
入意欲を喚起することができる。また、商品の先入れ先
出しの原則を簡単な通路構成で達成することができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る自動販売機の正面図
である。
である。
【図２】実施形態に係る自動販売機の縦断面図である。
【図３】断熱板廻りの拡大縦断面図である。
【図４】本発明の第２の実施形態に係る自動販売機の正
面図である。
面図である。
【図５】第２の実施形態に係る自動販売機の縦断面図で
ある。
ある。
１ 自動販売機 ２ 販売機本体 ３ メインドア ４ 商品収容庫 ５ 商品ラック ６ 落下通路 ７ 販売口 １２ 前面パネル １７ 選択ボタン １９ 断熱板 ３１，４１ 商品投入口 ３２，４２ 往ストック通路 ３３，４３ 復ストック通路 ３４，４４ 商品払出口 ３５，４５ ベンドメカニズム Ａ 商品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 丈夫 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 商品収納庫を内蔵した販売機本体と、当
該販売機本体の前面および前記商品収納庫の前面を開閉
すると共に外部から当該商品収納庫内を視認可能な透明
な部材で構成されたメインドアと、前記商品収納庫内に
配設した商品ラックと、当該商品ラックの前側に配設さ
れ当該商品ラックから払い出された商品を販売口に導く
落下通路とを備え、 前記商品ラックは、前端部に揃えて上下に配設した商品
投入口および商品払出口と、当該商品投入口から後下り
に後方に傾斜して延びる往ストック通路と、当該往スト
ック通路の下流端でＵターンし前下りに前方に傾斜して
前記商品払出口まで延びる復ストック通路と、当該復ス
トック通路の下流端に配設したベンドメカニズムとを有
することを特徴とする自動販売機。 - 【請求項２】 前記商品払出口に対応して前記メインド
アの前面には、商品を選択する選択ボタンが設けられて
いることを特徴とする請求項１に記載の自動販売機。 - 【請求項３】 商品収納庫を内蔵した販売機本体と、当
該販売機本体の前面および前記商品収納庫の前面を開閉
すると共に外部から当該商品収納庫内を視認可能な透明
な部材で構成されたメインドアと、前記商品収納庫内に
配設した商品ラックと、当該商品ラックの前側に配設さ
れ当該商品ラックから払い出された商品を販売口に導く
落下通路とを備え、 前記商品ラックは、前端部に揃えて上下に配設した商品
投入口および複数の商品払出口と、当該商品投入口から
後下りに後方に傾斜して延びる往ストック通路と、当該
往ストック通路の下流端で分岐し前下りに前方に傾斜し
て前記各商品払出口まで延びる複数の復ストック通路
と、当該各復ストック通路の下流端に配設したベンドメ
カニズムとから成ることを特徴とする自動販売機。 - 【請求項４】 前記複数の商品払出口の最下段の商品払
出口に対応して前記メインドアの前面には、商品を選択
する選択ボタンが設けられていることを特徴とする請求
項３に記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20460495A JPH0950566A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20460495A JPH0950566A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0950566A true JPH0950566A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16493217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20460495A Withdrawn JPH0950566A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0950566A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102289879A (zh) * | 2006-12-14 | 2011-12-21 | 可口可乐公司 | 从先进先出的出售系统分配多个产品的方法 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP20460495A patent/JPH0950566A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102289879A (zh) * | 2006-12-14 | 2011-12-21 | 可口可乐公司 | 从先进先出的出售系统分配多个产品的方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5415319A (en) | Vending machine | |
| EP0670132B1 (en) | Device for providing packs of cigarettes to a cash desk | |
| US5735379A (en) | Money-operated entertainment device | |
| JPS63146197A (ja) | 販売棚アセンブリ及び自動販売機 | |
| JPH0950566A (ja) | 自動販売機 | |
| JPH0962921A (ja) | 自動販売機 | |
| JP3562062B2 (ja) | 自動販売機 | |
| JP3591085B2 (ja) | 自動販売機 | |
| JP4961794B2 (ja) | 自動販売機の商品販売装置 | |
| KR0184664B1 (ko) | 자동 판매기 | |
| JP7320651B1 (ja) | 物品供給装置 | |
| JP3684460B2 (ja) | 自動販売機 | |
| JP2000298761A (ja) | 自動販売機 | |
| JPH09115043A (ja) | 自動販売機 | |
| JP5458853B2 (ja) | 自動販売機 | |
| JP3831974B2 (ja) | 自動販売機における販売制御装置 | |
| JP3771771B2 (ja) | 自動販売機 | |
| JPH0916842A (ja) | 自動販売機 | |
| JP2621473B2 (ja) | 自動販売機の商品収納棚 | |
| JP4419314B2 (ja) | 自動販売機の商品払出装置 | |
| JPH1076069A (ja) | 遊戯機施設用の自動販売機設備 | |
| AU744376B2 (en) | Selection button for a vending machine | |
| JPH09218979A (ja) | 自動販売機 | |
| JP3775025B2 (ja) | 自動販売機 | |
| JPH11134542A (ja) | 自動販売機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050822 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050830 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20051101 |