JPH11143095A - 電子写真用感光体 - Google Patents
電子写真用感光体Info
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- JPH11143095A JPH11143095A JP31041397A JP31041397A JPH11143095A JP H11143095 A JPH11143095 A JP H11143095A JP 31041397 A JP31041397 A JP 31041397A JP 31041397 A JP31041397 A JP 31041397A JP H11143095 A JPH11143095 A JP H11143095A
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Abstract
定性に優れた電子写真用感光体を提供する。 【解決手段】 同一の感光層内に電荷発生物質及び電荷
輸送物質を含有する電子写真感光体において,光吸収ス
ペクトルにおける吸収端波長が460〜550nmの範
囲内にある電子輸送物質と,360〜450nmの範囲
内にある正孔輸送物質を同一の感光層内に含有すること
を特徴とする。
Description
関し,更に詳しくは,帯電性,感度が良好で,かつ繰り
返し使用時の安定性に優れた電子写真用感光体に関す
る。
基体の上に,光導電性の材料からなる感光層を形成する
ことにより構成されているが,感光層としては,電荷発
生層と電荷輸送層からなる機能分離型の光導電層を有す
る積層型電子写真用感光体が用いられることが多い。
光体は,通常1μm以下の薄層の電荷発生層の上に,比
較的厚い層からなる電荷輸送層を積層したものであり,
電荷発生層の薄膜形成の難しさが収率を落とす要因とな
っている。また,電荷輸送層に用いる電荷輸送物質は,
化合物群の豊富さ,電気的な安定性,材料としての安全
性等の理由から,正孔輸送性の材料を用いることが一般
的であるので,このような積層型電子写真用感光体は,
必然的に負帯電でしか感度を発現できないものである。
工程の単純化が大きな課題となっている。また,マイナ
スのコロナ放電時に多量に発生するオゾンの影響が環境
上問題とされ,オゾン発生量の少ないプラスコロナ放電
で使用可能な正帯電型の電子写真用感光体の実現も望ま
れている。
に対して,旧来の単層型電子写真用感光体が,その単純
な層構成や正帯電での使用可能性等の利点から再評価さ
れるようになってきている。そこで,再度実用的な単層
型電子写真用感光体を実現しようとする試みが活発に行
われるようになっている。
フタロシアニンの如き電荷発生物質を,オキサジアゾー
ルの如き正孔輸送物質とジニトロフルオレノンの如き電
子輸送物質と一緒に結着樹脂中に分散してなる感光層を
導電性支持体の上に設けた単層型の電子写真用感光体が
開示されている。この種の電子写真用感光体は,従来の
フタロシアニン/樹脂分散系の単層型電子写真用感光体
のように電荷発生と電荷輸送を同一の材料が行なう構成
とは異なり,電荷輸送と電荷発生をそれぞれ異なる材料
に受け負わせるものであるから,電荷発生物質の濃度を
従来に比べ,大幅に低減することが可能で,かつ正負両
帯電性の感光体が実現できる利点があった。
質及び電子輸送物質を同一の感光層内に含むような感光
体では,電荷発生物質と電荷輸送物質の接合状態が,通
常の積層感光体における層の界面から,顔料表面とな
り,その接触面積が桁違いに大きくなるため,電荷発生
物質から電荷輸送物質への電荷の注入に関する,エネル
ギー的な適合性はより特性に影響することになり,例え
ば,従来のこのような感光体では,帯電性や感度が充分
に得られなかったり,繰り返し使用時の特性の安定性が
悪いという欠点があった。
報には,このような感光体に用いる電子輸送物質の,分
子軌道法で計算される最低空軌道(LUMO)エネルギ
ーと開殻軌道(SOMO)エネルギーの差を特定の範囲
内とすることで,高い電荷移動度が得られ,静電特性の
安定した感光体が得られることが開示されている。
は感光体の特性は単純に電子輸送性で決定される訳では
なく,このような電子輸送物質に対する分子軌道法エネ
ルギーによる議論は,ごく限定された部分でしか有効と
は言えないし,また分子軌道法自身,そのアルゴリズム
等により得られるデータが全く違ってしまうため,その
計算値を実際の材料設計の指標として用いても,必ずし
も予想された効果が得られるとは言えない欠点があっ
た。
提案されてきた単層型電子写真用感光体において問題と
なった諸点を改善し,帯電性,感度,繰り返し安定性等
の電気的特性に優れた好ましい電子写真用感光体を提供
するものである。
を解決するために鋭意検討を行った結果,従来,電子写
真用感光体においては着目されていなかった電荷輸送材
料の光学的スペクトル特性に着目し,電子写真用感光体
の電気的特性が,電荷輸送材料の吸収端波長と密接に関
係していることを見い出し,特定の吸収端波長の範囲の
電子輸送物質と正孔輸送物質を組み合わせることによ
り,帯電性,感度,繰り返し安定性等の電気的特性に優
れた単層型電子写真用感光体が得られることを見出し,
本発明の完成に至った。
物質,電子輸送物質及び正孔輸送物質を含有する電子写
真用感光体において,光吸収スペクトルにおける吸収端
波長が460〜550nmの範囲内にある電子輸送物質
と,360〜450nmの範囲内にある正孔輸送物質を
同一の感光層内に含有することを特徴とする電子写真用
感光体を提供する。ここで電荷発生物質は,チタニウム
フタロシアニン系化合物であることが特性上好ましい。
層の構造の例を図1に示した。ここで,導電性支持体1
には任意の形状のものが用いられ,その上に,電荷発生
物質2を電子輸送物質及び正孔輸送物質を含有させた結
着樹脂3に分散させてなる単一の感光層4が設けられ
る。ここで感光層の膜厚は,5〜50μmの範囲が好ま
しい。感光層の膜厚は,浸漬塗工により形成する場合,
塗工速度,塗料の粘度,せん断力等の諸物性を調節する
ことにより容易に所望の膜厚とすることができる。
或いは表面保護層或いは独立した電荷輸送層等の機能層
を適宜合わせて用いることも可能である。
収端波長を有する電子輸送物質と正孔輸送物質の組み合
わせが混合して用いられる。
ノン系,テトラシアノエチレン系,テトラシアノキノジ
メタン系,フルオレノン系,キサントン系,フェナント
ラキノン系,無水フタール酸系,ジフェノキノン系等の
有機化合物や,アモルファスシリコン,アモルファスセ
レン,テルル,セレンーテルル合金,硫化カドミウム,
硫化アンチモン,酸化亜鉛,硫化亜鉛等の無機材料が挙
げられる。
物では,例えば,ピレン系,カルバゾール系,ヒドラゾ
ン系,オキサゾール系,オキサジアゾール系,ピラゾリ
ン系,アリールアミン系,アリールメタン系,ベンジジ
ン系,チアゾール系,スチルベン系,ブタジエン系等の
化合物が挙げられる。
リ−N−ビニルカルバゾール,ハロゲン化ポリ−N−ビ
ニルカルバゾール,ポリビニルピレン,ポリビニルアン
スラセン,ポリビニルアクリジン,ピレン−ホルムアル
デヒド樹脂,エチルカルバゾール−ホルムアルデヒド樹
脂,エチルカルバゾール−ホルムアルデヒド樹脂,トリ
フェニルメタンポリマー,ポリシラン等が挙げられる。
挙げたものに限定されるものではなく,その吸収端波長
が本発明で規定する特定の範囲にあるものの中から適宜
選択されて用いられる。
は,電荷輸送物質が低分子化合物の場合は,20重量%
〜60重量%が好ましい。
ルバゾールのような高分子化合物の場合は,電荷発生物
質を除く全量を電荷輸送物質とすることも可能である。
は,重量比で5:95〜95:5の範囲が好ましく,中
でも10:90〜90:10の範囲が好ましい。
正孔輸送物質各々の電荷輸送効率の大小によって,最適
な配合比率が決定されるが,例えば,正帯電特性を重視
する場合は正孔輸送物質の相対量を多めに設定し,負帯
電特性を重視する場合は電子輸送物質の相対量を多めに
設定すれば良い。
送物質の吸収端波長とは,それぞれの材料に固有なHO
MO−LUMO遷移エネルギーの波長換算値に相当す
る。
合物からなる電荷輸送物質が樹脂に分散されたような系
においてバンド理論が適用できるかどうかは議論の対象
となるところであるが,例えば,「表面科学,第15
巻,第9号,第565〜572項」(1994年)等の
論文に見られるように,一般に多く有機化合物において
そのエネルギー状態をバンド構造で説明することは慣用
となっており,またほとんどの場合で妥当な結果が得ら
れることが知られている。
ギャップエネルギーに相当する有機化合物のHOMO−
LUMO遷移エネルギーに上記関係式を適用した結果,
満足すべき結果が得られたので,これを用いることにし
た。
吸収端近傍の比較的吸収の大きい領域において,吸収係
数αと光エネルギーhν(但し,hはプランク定数,ν
は波数),及びバンドギャップエネルギーE0 の間には
次式, αhν=B(hν−E0)2 (1) (ここでBは定数を表す。)が成り立つと考えられてい
る。従って,光吸収スペクトルを測定し,そこから(α
hν)1/2 対hνのプロット(所謂Taucプロット)をと
り,直線区間を外挿したα=0におけるhνの値が遷移
エネルギーE0 となり,その波長換算値, λ0=hc/E0 (2) が本発明で用いる吸収端波長となる。(但し,cは光速
度を表す。)
学同人社発行「量子化学入門<上>」の第4章「分子構
造論の諸問題」等の文献にも明記されているように,一
般的に,分子構造から既知の分子軌道法による計算で導
かれるHOMO−LUMOエネルギーとは一致しない場
合の多いことが知られており,あくまで光学的測定特有
のものであるので,他の方法に基づく結果をもってこれ
に代えることはできない。
子輸送物質及び正孔輸送物質の吸収端波長がそれぞれ,
460〜550nm及び360〜450nmの範囲内で
あることを必須要件とし,この範囲内において両者の電
荷注入及び輸送に関するエネルギー的なバランスが最適
化されるものと考えられる。
物質を同時に含有させる場合は,その全てが本発明の規
定する範囲に入ることが望ましいが,本発明の効果を失
わない範囲内であれば,必要に応じて一部にその範囲外
のものを含有させることは可能である。
例えば,アゾ系顔料,キノン系顔料,ペリレン系顔料,
インジゴ系顔料,チオインジゴ系顔料,ビスベンゾイミ
ダゾール系顔料,フタロシアニン系顔料,キナクリドン
系顔料,キノリン系顔料,レーキ系顔料,アゾレーキ系
顔料,アントラキノン系顔料,オキサジン系顔料,ジオ
キサジン系顔料,トリフェニルメタン系顔料,アズレニ
ウム系染料,スクウェアリウム系染料,ピリリウム系染
料,トリアリルメタン系染料,キサンテン系染料,チア
ジン系染料,シアニン系染料等の種々の有機顔料,染料
や,更にアモルファスシリコン,アモルファスセレン,
テルル,セレン−テルル合金,硫化カドミウム,硫化ア
ンチモン,酸化亜鉛,硫化亜鉛等の無機材料を挙げるこ
とができるが,特にチタニウムフタロシアニン系化合物
が本発明の電子輸送物質と正孔輸送物質との組み合わせ
において高感度が得られ好ましい。
こに挙げたものを単独で用いることもできるが,2種類
以上の電荷発生物質を混合して用いることもできる。
合は,得られた電子写真用感光体の感度に対しては0.
2重量%以上が好ましく,電荷保持能や電荷輸送性に対
しては5重量%以下の範囲が好ましい。
能な高分子重合体が好ましい。そのような高分子重合体
としては,例えば,ポリカーボネート,ポリエステル,
メタクリル樹脂,アクリル樹脂,ポリ塩化ビニル,ポリ
塩化ビニリデン,ポリスチレン,ポリビニルアセテー
ト,スチレン−ブタジエン共重合体,塩化ビニリデン−
アクリロニトリル重合体,塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体,塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合
体,シリコン樹脂,シリコン−アルキッド樹脂,フェノ
ール−ホルムアルデヒド樹脂,スチレン−アルキッド樹
脂,ポリ−N−ビニルカルバゾール,ポリビニルブチラ
ール,ポリビニルフォルマール,ポリスルホン,カゼイ
ン,ゼラチン,ポリビニルアルコール,エチルセルロー
ス,フェノール樹脂,ポリアミド,カルボキシ−メチル
セルロース,塩化ビニリデン系ポリマーラテックス,ポ
リウレタン等が挙げられるが,これらに限定されるもの
ではない。これらの結着樹脂は,単独又は2種類以上混
合して用いられる。
剤,可塑剤,表面改質剤,酸化防止剤,光劣化防止剤等
の添加剤を使用することもできる。
化ビフェニル,ターフェニル,ジブチルフタレート,ジ
エチレングリコールフタレート,ジオクチルフタレー
ト,トリフェニル燐酸,メチルナフタレン,ベンゾフェ
ノン,塩素化パラフィン,ポリプロピレン,ポリスチレ
ン,各種フルオロ炭化水素等が挙げられる。
イル,フッ素樹脂等が挙げられる。
系,硫黄系,リン系,アミン系化合物等の酸化防止剤が
挙げられる。
リアゾール系化合物,ベンゾフェノン系化合物,ヒンダ
ードアミン系化合物等が挙げられる。
塗料に用いる溶剤としては,例えば,メタノール,エタ
ノール,n−プロパノール等のアルコール類;アセト
ン,メチルエチルケトン,シクロヘキサノン等のケトン
類;N,N−ジメチルホルムアミド,N,N−ジメチル
アセトアミド等のアミド類;テトラヒドロフラン,ジオ
キサン,メチルセロソルブ等のエーテル類;酢酸メチ
ル,酢酸エチル等のエステル類;ジメチルスルホキシ
ド,スルホラン等のスルホキシド及びスルホン類;塩化
メチレン,クロロホルム,四塩化炭素,トリクロロエタ
ン等の脂肪族ハロゲン化炭化水素;ベンゼン,トルエ
ン,キシレン,モノクロルベンゼン,ジクロルベンゼン
等の芳香族類などが挙げられる。
に詳細に説明するが,これにより本発明が実施例に限定
されるものではない。なお,以下の実施例及び比較例中
における「部」は「重量部」を示す。
に用いた電荷発生物質及び電子輸送物質,それぞれのア
セトン溶液の紫外可視光吸収スペクトルを分光光度計
(日立製作所社製のU−3410)を用いて測定した。
次にその結果を基に,(αhν)1/2 とhνの関係をプ
ロットして,α=0におけるhνの値を直線区間を外挿
することによって求め,(2)式により波長換算して吸
収端波長λ0 を求めた。
(以下α-TiOPcと略す。)0.3部,式(1)
部,式(2)
0部,及びポリカーボネート樹脂(帝人化成社製の「パ
ンライトC−1400」)14部をクロロホルム100
部に溶解し,振動ミルを用いて分散させて,感光体用の
塗料を作成した。
ニウム素管表面に,乾燥後の膜厚が20μmと成るよう
に浸積塗布した後,乾燥させて感光層を形成し,ドラム
状の電子写真用感光体を得た。
において,電子輸送物質として,式(3)〜(9)
式(10)〜(16)
式(17)
物からなる顔料の中から,表1及び表2に示した組み合
わせを選択し,実施例1と同様にして電子写真用感光体
を作成した。
電子写真用感光体の電気特性を評価するために,各ドラ
ム感光体をドラム感光体試験装置(ジェンテック社製の
「シンシア−30」)を用いて電子写真特性を測定し
た。
pmで回転させながら,印加電圧+6kVのコロナ放電
により帯電させ,この直後の表面電位を初期電位V0 と
して,帯電能の評価に用いた。次に,暗所に10秒間放
置した後の電位V10を測定し,V10/V0 によって電位
保持能を評価した。次いで,780nmの単色光で,そ
の表面における露光強度が1μW/cm2 になるように
設定し,感光層に光照射を行い,表面電位の減衰曲線を
記録した。
/2に減少するまでの露光量を求め,半減露光量E1/2
として感度を評価した。また,帯電後波長700nmの
発光ダイオードにより150mJ/m2 のエネルギーを
与えて除電する工程を500回繰り返した直後に同様な
測定を行い,繰り返し安定性を評価した。その結果を表
3及び表4にまとめて示した。
うに,実施例1〜4と比較例1〜4,及び実施例5〜8
と比較例5〜8との比較から,本発明の電子写真用感光
体は,同一の電荷発生物質を用いた感光体同士の比較に
おいて,何れも優れた感度,繰り返し安定性を示した。
端波長の組み合わせが本発明で規定する条件の範囲外で
ある比較例1〜8の電子写真用感光体は,何れも帯電
能,感度,繰り返し安定性の何れかの特性が劣ってい
た。特に,繰り返し安定性においては何れの比較例にお
いても大きく劣っており,実用性が極めて乏しいことが
分かった。
の実用性を検証するために,正帯電型の電子写真用感光
体を使用する市販のレーザープリンター(ブラザー工業
社製HL−730)を用いて画像評価を行った。
して実施例1で得たドラム状感光体をレーザープリンタ
ーに装着し,初期と連続1000枚プリント後のテスト
プリント画像を評価することで行った。また,比較例の
感光体の中では最も静電特性が良好であった比較例5の
感光体についても同様の評価を実施した。
体は画像濃度,解像度,地汚れ等の何れの評価において
も良好な画像が得られ,これは1000枚後の画像にお
いても全く変化が見られなかった。
期画像ではほぼ同等の画像が得られたが,1000枚後
の画像では明瞭な画像濃度の低下が認められて実用特性
の劣ることが確認された。
度と帯電性を示し,繰り返し安定性が良好な静電特性を
実現し,良好な画像特性を安定して供給し得る実用上好
ましい電子写真用感光体である。
す模式断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 同一の感光層内に電荷発生物質,電子輸
送物質及び正孔輸送物質を含有する電子写真用感光体に
おいて,光吸収スペクトルにおける吸収端波長が460
〜550nmの範囲内にある電子輸送物質と,360〜
450nmの範囲内にある正孔輸送物質を同一の感光層
内に含有することを特徴とする電子写真用感光体。 - 【請求項2】 電荷発生物質がチタニウムフタロシアニ
ン系化合物である請求項1記載の感光体。
Priority Applications (1)
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JP31041397A JP3903552B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 電子写真用感光体 |
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JPH11143095A true JPH11143095A (ja) | 1999-05-28 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7235587B2 (en) | 2004-07-01 | 2007-06-26 | Cph Innovations Corporation | Diesters containing two crylene or fluorene moieties, sunscreen compositions containing the same, and methods of photostabilizing a sunscreen compositions containing the same |
JP2007178570A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Ricoh Co Ltd | 感光体及びその製造方法 |
US7550134B2 (en) | 2004-02-25 | 2009-06-23 | Hallstar Innovations Corp. | Compounds derived from polyanhydride resins with film-forming, UV-absorbing, and photostabilizing properties, compositions containing same, and methods of using the same |
JP2010002485A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Sharp Corp | 単層型電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置 |
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1997
- 1997-11-12 JP JP31041397A patent/JP3903552B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7560098B2 (en) | 2004-02-25 | 2009-07-14 | Hallstar Innovations Corp. | Compounds derived from polyanhydride resins with film-forming, UV-absorbing, and photostabilizing properties, compositions containing same, and methods of using the same |
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