JPH11139235A - エアバッグ装置のエアバッグドア - Google Patents

エアバッグ装置のエアバッグドア

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JPH11139235A
JPH11139235A JP9290613A JP29061397A JPH11139235A JP H11139235 A JPH11139235 A JP H11139235A JP 9290613 A JP9290613 A JP 9290613A JP 29061397 A JP29061397 A JP 29061397A JP H11139235 A JPH11139235 A JP H11139235A
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rib
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airbag door
break
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Masakatsu Otsuka
昌克 大塚
Yoshinori Mihara
義則 三原
Toru Ozaki
徹 尾崎
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折畳まれたエアバッグを覆うように配され、
エアバッグの展開により破断してエアバッグを車室内に
膨出させる破断部を備えるエアバッグドアにおいて、ド
ア意匠面の剛性感をアップし、かつ、耐熱テスト時の変
形を抑える。 【解決手段】 車両幅方向に延びるよこ破断部16aの
両側に肉厚が漸次に変化する傾斜部22を設け、これに
よりエアバッグドア10の裏面側に設けられた車両幅方
向に延びる比較的幅の広い凹み領域23に、車両前後方
向に延びて該凹み領域を横切るリブ26を車両幅方向に
複数本設ける。また、リブ26に、エアバッグ展開時に
おいてリブ26が破断する際の起点となる破断起点部2
8を設け、これにより、リブ26を設けたことによるエ
アバッグドア10の破断荷重アップを低く抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグ装置に
おいて、折畳まれたエアバッグを覆うように配されるエ
アバッグドアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のエアバッグ装置は、
ステアリングホイールの中央部やインストルメントパネ
ル内に収納部を設け、この収納部内にガス発生器である
インフレータと折畳まれたエアバッグとを収納し、この
折畳まれたエアバッグを覆うようにエアバッグドアを配
して構成されている。
【0003】上記エアバッグドアには、その裏面側に溝
状の薄肉部である破断部が設けられており、エアバッグ
の展開時に、その展開圧力によって該破断部が破断し、
これによりエアバッグを車室内に膨出させるようになっ
ている。
【0004】例えば、図12に示す助手席用エアバッグ
装置1において、インストルメントパネル2の上面には
矩形の開口部3が設けられており、この開口部3の下方
に近接させて、上方に開口するエアバッグケース4が固
設されている。そして、このケース4の内部には、イン
フレータ5と折畳まれたエアバッグ6が収納されてお
り、この折畳まれたエアバッグ6の上面を覆ってインス
トルメントパネル2の開口部3を塞ぐように、略矩形を
なすエアバッグドア10が配されている。
【0005】このエアバッグドア10は、エアバッグ6
の展開により破断してエアバッグ6を車室内に膨出させ
る破断部16を備える。該破断部16は、エアバッグド
ア10の裏面側に設けた溝により形成されており、車両
幅方向に延びるよこ破断部16aと、その両端と連結さ
れて車両前後方向に延びる左右のたて破断部16b(図
13参照)とよりなる略H字状をなしている。
【0006】なお、符号7はインフレータ5の発するガ
スの流れを規制するディフューザを、符号8はケース4
にエアバッグ6及びエアバッグドア10を固定するため
のリテーナを、それぞれ示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図12に示すように、
エアバッグケース4の開口部の車両前後方向における寸
法Lが大きい場合、一般に、エアバッグドア10のよこ
破断部16aは、エアバッグドア10の略中央部を通る
ように配設される。
【0008】そのため、エアバッグドア10の意匠面を
軽く手で押したときに、エアバッグドア10にペコツキ
感があり、剛性感に欠けるという問題がある。
【0009】また、インストルメントパネル照射耐熱テ
ストのように車室内の苛酷な温度条件を想定した耐熱テ
ストにおいて、テスト終了後に、エアバッグドア10の
よこ破断部16aが変形するという問題がある。
【0010】例えば、インストルメントパネル照射耐熱
テストは、通常、パネル表面が110℃程度の高温とな
るように熱照射し、その後室温下で冷却するという手順
を複数回繰返すことにより行なわれるが、かかる熱照射
の際に、エアバッグドア10の前後の端末部10aがイ
ンストルメントパネル2の開口フランジ2aと干渉して
前後方向の応力Pが作用し、この応力Pが剛性の低いよ
こ破断部16aに集中する。そのため、常温に戻したと
きに、このよこ破断部16aを中心としてエアバッグド
ア10が変形してしまう(図12において符号100で
示す形状)。
【0011】また、かかる耐熱テスト時にたて破断部1
6bに起因してドア意匠面が変形することもある。すな
わち、図13に示すように、エアバッグドア10の車両
幅方向の端末部10bがインストルメントパネル2の開
口フランジ2aと干渉して幅方向の応力Qが作用し、こ
の応力Qによりたて破断部16bを中心としてエアバッ
グドア10が変形することがある。
【0012】また、エアバッグドアは、通常、車両前後
方向寸法よりも幅方向寸法の方が長いため、上記耐熱テ
スト時に、前後方向よりもむしろ幅方向における伸縮に
起因して、ドア表面が陥没したり隆起したりすることに
よる凹凸変形が生じやすい。特に、いわゆるレリーフレ
スドアと呼ばれる破断部に沿ってドア表面に凹凸を設け
ない表面のフラットなドアにおいては、一般に、射出成
形に際してドアの左右いずれか一方の側縁部に設けたサ
イドゲートから樹脂を注入するため、この成形時の樹脂
の流れ等に起因して耐熱テスト時に車両幅方向における
伸縮が大きく、上記凹凸変形が生じやすい。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、ドア意匠面の剛性感をアップ
し、かつ、耐熱テスト時の変形を抑えることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のエア
バッグ装置のエアバッグドアは、折畳まれたエアバッグ
を覆うように配され、エアバッグの展開により破断して
エアバッグを車室内に膨出させる破断部を備え、この破
断部がエアバッグドアの裏面側に形成された溝によって
薄肉状に形成され、この破断部の片側若しくは両側にエ
アバッグドアの一般肉厚部から該破断部に向って漸次に
肉厚が薄くなるように傾斜した傾斜部が設けられ、これ
ら破断部と傾斜部を含む領域であるエアバッグドアの裏
面側の凹み領域に、前記破断部と直交する方向に延びて
当該凹み領域を横切るリブが1本若しくは複数本設けら
れたものである。
【0015】このように、破断部を形成する凹み領域に
対して当該破断部に直交するリブを配設することによ
り、ドア意匠面の剛性感が高くなる。また、耐熱テスト
時における当該破断部への応力集中に対しては、リブが
破断部に対し直交する方向に入っているため、リブが折
れない限り破断部を中心とした変形は生じず、よって耐
熱テストによる変形が抑制される。
【0016】また、破断部の近傍に肉厚が漸次に変化す
る傾斜部を設けたことにより、エアバッグドアを射出成
形する際に、破断部付近で樹脂の流れを乱れさせて樹脂
の配向を変えることができる。そのため、射出成形後の
冷却時におけるエアバッグドアの収縮による破断部近傍
でのヒケの発生を抑制することができ、ドア意匠面の外
観品質を損なうことがない。
【0017】以上より、ドア意匠面の外観品質を低下さ
せずに、剛性感を向上させ、かつ、耐熱テスト時の変形
を抑制することができる。
【0018】請求項2のエアバッグドアは、請求項1に
おいて、前記破断部がエアバッグドアの略中央部を車両
幅方向に延びるよこ破断部であり、前記リブが該よこ破
断部と直交するように車両前後方向に延びているもので
ある。
【0019】このように破断部近傍に傾斜部を有する凹
み領域にリブを追加する構成はよこ破断部に適用するこ
とが特に好適である。ただし、よこ破断部の両端におい
て車両前後方向に延びるたて破断部に適用してもよい。
【0020】請求項3のエアバッグドアは、請求項1に
おいて、前記リブに、エアバッグの展開時において当該
リブが破断する際の起点となる破断起点部が設けられた
ことを特徴とする。
【0021】これにより、エアバッグの展開時に、この
破断起点部が起点となってリブをスムーズに破断させる
ことができるので、エアバッグドアの破断部が破断する
ために要する荷重が大きくなりすぎることがない。つま
り、リブを設けたことによるエアバッグドアの破断荷重
アップを低く抑えることができる。
【0022】かかる破断起点部としては、リブに切欠を
設けたり、リブの肉厚をリブの長手方向の少なくとも1
個所において薄くすることにより形成することができ
る。
【0023】請求項6記載のエアバッグ装置のエアバッ
グドアは、折畳まれたエアバッグを覆うように配され、
エアバッグの展開により破断してエアバッグを車室内に
膨出させる破断部を備え、前記破断部が、エアバッグド
アの裏面側に形成された溝によって薄肉状に形成され
た、車両幅方向に延びるよこ破断部とその両端と連結さ
れて車両前後方向に延びる左右のたて破断部とよりな
り、前記たて破断部を形成する溝に車両幅方向に延びる
リブが、1本若しくは車両前後方向に複数本設けられた
ことを特徴とする。
【0024】このエアバッグドアであると、耐熱テスト
に際しエアバッグドアの車両幅方向に応力を受けたとき
に、たて破断部に設けられた車両幅方向に延びるリブに
よってドア意匠面の変形が抑制される。
【0025】請求項7記載のエアバッグ装置のエアバッ
グドアは、折畳まれたエアバッグを覆うように配され、
エアバッグの展開により破断してエアバッグを車室内に
膨出させる破断部を備えるエアバッグドアであって、前
記破断部が、エアバッグドアの裏面側に形成された溝に
よって薄肉状に形成された、車両幅方向に延びるよこ破
断部とその両端と連結されて車両前後方向に延びる左右
のたて破断部とよりなり、前記たて破断部が、エアバッ
グドアの裏面に突設された左右のサイド壁の内側におい
て当該サイド壁に沿って設けられており、前記よこ破断
部と平行に車両幅方向に延びるリブが設けられ、このリ
ブの両端部が前記たて破断部を横切って前記左右のサイ
ド壁に連結されたことを特徴とする。
【0026】このように、よこ破断部と平行に延びるリ
ブを左右のサイド壁に連結させて設けることにより、よ
こ破断部の破断荷重を増大させることなく、ドア意匠面
の剛性感を高めることができる。また、このよこ破断部
と平行に延びるリブを設けたことにより、耐熱テスト時
における凹凸変形を抑制することができる。
【0027】請求項8のエアバッグドアは、請求項7に
おいて、前記よこ破断部の片側若しくは両側にエアバッ
グドアの一般肉厚部から該よこ破断部に向って漸次に肉
厚が薄くなるように傾斜した傾斜部が設けられ、これら
よこ破断部と傾斜部を含む領域であるエアバッグドアの
裏面側の凹み領域に前記リブが設けられたことを特徴と
する。
【0028】このように、よこ破断部の近傍に肉厚が漸
次に変化する傾斜部を設けたことにより、エアバッグド
アの射出形成時における破断部近傍でのヒケの発生を抑
制して、ドア意匠面の外観品質低下を防ぐことができ
る。また、かかる凹み領域に前記の如くリブを設けたこ
とにより、ドア意匠面の剛性感アップと耐熱テスト時の
凹凸変形抑制を図ることができる。
【0029】請求項9のエアバッグドアは、請求項8に
おいて、前記凹み領域に、前記よこ破断部と平行に延び
る前記リブとともに、前記よこ破断部と直交する方向に
延びて当該凹み領域を横切るリブが1本若しくは車両幅
方向に複数本設けられたことを特徴とする。
【0030】このように、凹み領域によこ破断部と平行
に延びるリブとともに凹み領域を横切るリブを併せて設
けたことにより、ドア意匠面の剛性感アップと耐熱テス
ト時の凹凸変形抑制の効果を更に高めることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0032】図1は、本発明の第1の実施形態に係るエ
アバッグドア10の斜視図であり、図2は、その破断部
形状を示す断面図(図1のII−II断面図)である。
【0033】このエアバッグドア10は、上述した図1
2に示す助手席用エアバッグ装置1に用いられるもので
あり、インストルメントパネル2の上面に形成された矩
形の開口部3を塞いで、その下方のエアバッグケース4
内に配されたエアバッグ6の上面を覆うように配設され
る。
【0034】このエアバックドア10は、ポリオレフィ
ン系又はポリスチレン系と一部合成ゴムをブレンドした
熱可塑性樹脂の射出成形品であり、インストルメントパ
ネル2の開口部3を塞いでその上面と概略面一に配され
るドア本体12と、このドア本体12の裏面において周
縁部から突設されエアバッグケース4の開口縁部にリテ
ーナ8を介して取付けられる取付部14とが一体に形成
されている。
【0035】ドア本体12の裏面には、車両衝突時に、
インフレータ5の発するガスによりエアバッグ6が展開
しようとしたとき、その展開バッグ内圧力によって破断
して、エアバッグ6を車室内に膨出させるための破断部
16が設けられている。この破断部16は、ドア本体1
2の裏面側に設けた溝により形成されており、エアバッ
グドア10の略中央部を車両幅方向に延びるよこ破断部
16aと、このよこ破断部16aの両端と連結されエア
バッグドア10の左右両側部において車両前後方向に延
びる左右のたて破断部16b,16bとよりなる略H字
状をなす。なお、たて破断部16b,16bは、取付部
14の左右のサイド壁14a,14aの内側において当
該サイド壁に沿って設けられている。
【0036】よこ破断部16aは、図2に示すように、
エアバッグドア10の裏面側の細溝によって薄肉状に形
成されている。そして、その両側には、破断部16aよ
りも厚く形成された一定の肉厚を有する平坦部20が形
成されており、さらにその両側には平坦部20の両縁か
ら漸次に肉厚が厚くなるように傾斜してドア本体12の
一般肉厚部24に至る傾斜部22が形成されている。す
なわち、破断部16a近傍におけるエアバッグドア10
の裏面は、ドア意匠面に向って最も陥没して形成された
破断部面18と、その両縁から立上る溝壁面19と、こ
の溝壁面19の下縁から外側に折れてドア意匠面と略平
行に配された平坦面20aと、この平坦面20aの外縁
から下方に傾斜して一般肉厚部24の裏面24aに至る
傾斜面22aとよりなる。これにより、エアバッグドア
10の裏面には、その中央部を車両幅方向に延びる比較
的幅の広い凹み領域23が形成されており、この凹み領
域23により、ドア本体12の板厚部分である一般肉厚
部24よりも薄肉のよこ破断部16a、平坦部20及び
傾斜部22が形成されている。
【0037】この凹み領域23には、車両前後方向に延
びて当該凹み領域23を遮断するように横切るリブ26
が、車両幅方向に4本並んで設けられている。このリブ
26の下端は、エアバッグドア10の一般肉厚部24の
裏面24aと略面一に形成されている。このリブ26の
肉厚tは、2.0mm以下、好ましくは1.4mm以下
に設定されている。
【0038】リブ26の車両前後方向の中央部には、エ
アバッグ6の展開時において当該リブ26が破断する際
の起点となる破断起点部28が設けられている。ここで
は、破断起点部28は、リブ26の中央部下方縁を三角
形状に切欠いた切欠として構成されている。破断起点部
28の切欠形状は、かかる三角形状に限定されることな
く、種々の形状にすることができ、例えば、図3に示す
ような半円形状、図4に示すような四角形状としてもよ
い。
【0039】また、リブ26の破断起点部28として、
上記のような切欠を設ける代りに、図5に示すように、
リブ26の肉厚を車両前後方向で変化させてもよい。図
5に示す例では、リブ26の長手方向中央部の破断部1
6aに相当する位置の肉厚t2を、他の部分の肉厚t1
よりも薄く設定することにより、当該中央部を破断起点
部28としている。そして、この例では、特に、傾斜部
22に相当する位置ではリブ26の肉厚を一定(肉厚=
t1)とし、平坦部20に相当する位置28bにおいて
徐々に肉厚を薄くして、破断部16aに相当する位置2
8a(肉厚=t2)に至るよう構成している。
【0040】かかる破断起点部28は、リブ26の車両
前後方向で複数箇所に設けてもよい。また、その配設位
置は、必ずしもリブ26の前後方向中央部でなくてもよ
い。
【0041】ここで、よこ破断部16a、平坦部20及
び傾斜部22の具体的構成について説明する。
【0042】よこ破断部16aは、エアバッグ6の展開
前における適度な強度維持と展開時における迅速な破断
を可能とするべく、肉厚Aが0.6〜1.2mm程度
に、幅Xが0.5〜4.0mmに設定されている。な
お、一般肉厚部24の肉厚Cは、通常、3.5〜5.0
mm程度である。
【0043】平坦部20の肉厚Bは、一般肉厚部24の
肉厚Cに対して、50〜85%に設定されている。ま
た、平坦部20の幅Yは、一般肉厚部24の肉厚Cの5
倍以下、好ましくは0.2〜3.0倍に設定されてい
る。平坦部20の幅Yが肉厚Cの5倍より大きいと、破
断部16a近傍のヒケの発生を防止する効果が得にく
い。
【0044】傾斜部22の幅Zは、一般肉厚部24の肉
厚Cの1〜10倍、好ましくは2〜5倍に設定されてい
る。幅Zが肉厚Cの1倍未満であると、一般肉厚部24
から破断部16aへの肉厚の変化が大きくなってしま
い、また幅Zが肉厚Cの10倍より大きいと、射出成形
時における樹脂の流れを破断部16a近傍で乱すことが
できなくなってしまい、いずれの場合も破断部16a近
傍においてヒケの発生を防止することが難しい。
【0045】傾斜部22の破断部16a側の端部の肉厚
は、平坦部20が肉厚Cの50〜85%の一定肉厚であ
るため、肉厚Cの50〜85%であり、よって、傾斜部
22の肉厚の変化は、肉厚Cの15〜50%の厚みで確
保されている。この傾斜部22の肉厚変化が肉厚Cの1
5%未満では、十分な傾斜を確保することができず射出
成形時における樹脂の流れを破断部16a近傍で乱すこ
とができなくなってしまい、また50%より大きいと、
一般肉厚部24から破断部16aへの肉厚の変化が大き
くなってしまい、いずれの場合も破断部16a近傍にお
けるヒケの発生を防止することが難しい。
【0046】これらA,B,C,X,Y,Zの各寸法の
一例を挙げれば、A=1.0mm、B=2.0mm、C
=3.5mm、X=4.0mm、Y=3.0mm、Z=
15mmである。
【0047】たて破断部16bは、図1に示すように、
左右のサイド壁14aの根元部分の内側面に沿って延び
る断面略楔状の溝により形成されており、その前後両端
部は内側に屈曲して終端している。そして、たて破断部
16bを形成する溝には、車両幅方向に延びて当該溝を
遮断するように横切るリブ30が、車両前後方向に4本
並んで設けられている。
【0048】図6に示すように、リブ30の下方縁は、
ドア本体12の一般肉厚部24の裏面24aから下方に
傾斜してサイド壁14aの内側面に至るよう形成されて
おり、この例では該下方縁は湾曲した形状になってい
る。なお、該下方縁を、図7に示すような直線状として
リブ30の剛性を適宜に調整してもよい。
【0049】以上の構成を有する本実施形態のエアバッ
グドアであると、よこ破断部16aの近傍に比較的幅の
広い傾斜部22を設けて一般肉厚部24から破断部16
aへの急激な肉厚の変化を避けているので、射出成形に
際して、隙間の狭い破断部16aに樹脂が良好に導か
れ、成形不良を生じることなく所定の破断部形状を得る
ことができる。また、エアバッグドア10の射出成形時
における樹脂の流れを乱れさせることができ、破断部1
6a付近での樹脂の配向が変わるので、冷却時の収縮に
よるヒケが発生しにくく、破断部16a付近におけるド
ア意匠面の外観品質に優れ、意匠性が高い。
【0050】また、このような比較的幅の広い凹み領域
23を設けた場合には、よこ破断部16a近傍の剛性感
が低下し、耐熱テスト終了後の変形が大きくなる傾向が
あるが、上記のように凹み領域23にリブ26を設けた
ことにより、ドア意匠面の中央部を手で押えた場合に、
その剛性感をアップすることができる。
【0051】また、車両幅方向に延びる凹み領域23に
対して車両前後方向に延びるリブ26を設けたことによ
り、耐熱テストにおいて、凹み領域23、特によこ破断
部16aに応力が集中しても、リブ26が折れない限り
よこ破断部16aを中心とした変形は生じないので、耐
熱テスト時の変形が抑制される。
【0052】さらに、リブ26に破断起点部28を設け
たことにより、エアバッグ6の展開時にリブ26をスム
ーズに破断させることができるので、リブ26を設けた
ことによるエアバッグドア10の破断荷重のアップを抑
えることができる。また、このようにリブ26を破断起
点部28で確実に破断させることにより、リブ26と展
開するエアバッグ6との接触を低減して、展開時にエア
バッグ6に与えるダメージを低減することができる。
【0053】また、たて破断部16bに車両幅方向に延
びるリブ30を車両前後方向に複数本設けたことによ
り、耐熱テスト時において、エアバッグドア10の車両
幅方向における端末部がインストルメントパネル2の開
口フランジ2aと干渉して車両幅方向の応力がたて破断
部16bに作用したときに、該リブ30がドア意匠面の
変形を抑制する。
【0054】以上より、ドア意匠面の外観品質を保持
し、かつ、エアバッグドア10の破断荷重アップを抑制
しながら、ドア意匠面の剛性感を向上させ、かつ、耐熱
テスト終了後のドア意匠面の変形を抑制することができ
る。
【0055】なお、ドア意匠面の剛性感及びエアバッグ
ドア10の破断強度は、リブ26,30の本数、リブ2
6,30の肉厚、破断起点部28の形状等により任意に
調整することができる。
【0056】図8は、本発明の第2の実施形態に係るエ
アバッグドア50の斜視図であり、図9は、その破断部
形状を示す断面図(図8のIX−IX断面図)である。
【0057】このエアバッグドア50は、よこ破断部1
6aを補強するリブの構成が上記第1の実施形態とは異
なる。なお、第1の実施形態と同一の符号を付したもの
は特に断らない限り同一の構成を有する。
【0058】図8に示すように、よこ破断部16aを含
むドア裏面側の凹み領域23には、よこ破断部16aと
平行に車両幅方向に延びるリブ52が、よこ破断部16
aの上下両側に1本ずつ、計2本設けられている。この
リブ52は、図10にも示されるように、その両端にお
いて、たて破断部16bを横切り、さらに取付部14の
左右のサイド壁14a,14aに連結されている。
【0059】図9に示すように、リブ52は、凹み領域
23における平坦部20と傾斜部22の境界付近から下
方に立設されており、その先端、即ち下端は、展開時に
エアバッグ6に極力ダメージを与えないように断面円形
状をなす曲面状に形成されている。このリブ52の肉厚
Tは、通常0.3〜2.0mm程度でよい。なお、2本
のリブ52,52は、よこ破断部16aに対して対称な
位置(D=E)に配する必要はなく、非対称な位置(D
≠E)に配してもよい。
【0060】リブ52の高さh1は通常10mm以下に
設定される。その際、図10に示すように、折畳まれた
エアバッグ6の上面6aからリブ52の下端までの距離
h2が5mm以上確保されるように、リブ52の高さh
1を設定することが好ましい。耐熱テスト時のエアバッ
グ6の盛上りによるエアバッグ上面6aとリブ52との
干渉により、エアバッグドア50が押し上げられるのを
防ぐためである。
【0061】この第2の実施形態では、よこ破断部16
aの両側に車両幅方向に延びるリブ52を設けたことに
よりドア意匠面の剛性感が向上する。しかも、このリブ
52がその両端においてサイド壁14aに連結されてい
るため、かかる剛性感が著しく向上する。また、このリ
ブ52はよこ破断部16aの破断荷重にはほとんど影響
を与えない。また、このリブ52は、サイド壁14aと
の連結部で破断するのみであるので、上記第1の実施形
態のように破断起点部28を設けなくても、展開するエ
アバッグ6に対するダメージがほとんどない。
【0062】また、このような車両幅方向に延びるリブ
52を設けたことにより、サイドゲートからエアバッグ
ドア50を射出成形した場合でも、耐熱テスト時におけ
るドア意匠面の凹凸変形を抑制することができる。この
リブ52は、耐熱テスト時において、主として車両幅方
向での伸縮に起因する変形抑制に効果があるが、車両幅
方向に延びるよこ破断部16a(更にこのよこ破断部1
6aを含む凹み領域23)を設けたことに起因する変形
の抑制効果も発揮する。
【0063】図11は、上記第2の実施形態において破
断部16の形状を変更した例を示したものである。この
例では、破断部16は、車両前後方向に延びる左右のた
て破断部16b,16bと、その後端に連結されて車両
幅方向に延びるよこ破断部16aとよりなる略コ字状を
なす。このよこ破断部16aの後方側に平坦部20と傾
斜部22が形成されて、それにより形成された凹み領域
23に、よこ破断部16aと平行に上記リブ52が形成
されている。
【0064】このように破断部16の形状は、図8に示
す略H字状のものに限られず、略コ字状のものでも同様
の効果を奏することができる。
【0065】なお、この第2の実施形態において、上記
リブ52とともに、第1の実施形態における凹み領域2
3を横切るリブ26を併せて設けてもよく、これによ
り、ドア意匠面の剛性感アップと耐熱テスト時の変形抑
制の効果を更に高めてもよい。
【0066】以上説明した各実施形態においては、イン
ストルメントパネルに配される助手席用エアバッグ装置
に用いるエアバッグドアについて説明したが、本発明
は、ステアリングホイールの中央部に配される運転席用
エアバッグ装置におけるエアバッグドアにおいても適用
することができる。
【0067】
【発明の効果】本発明の請求項1〜5記載のエアバッグ
装置のエアバッグドアであると、ドア意匠面の外観品質
を保持しながら、剛性感を向上させ、かつ、耐熱テスト
終了後のドア意匠面の変形を抑制することができる。
【0068】請求項6記載のエアバッグ装置のエアバッ
グドアであると、車両前後方向に延びるたて破断部に起
因する耐熱テスト終了後のドア意匠面の変形を抑制する
ことができる。
【0069】請求項7〜9記載のエアバッグ装置のエア
バッグドアであると、ドア意匠面の剛性感を向上させつ
つ、特に耐熱テスト時のドア幅方向における伸縮に起因
するドア意匠面の変形を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るエアバッグドア
10の斜視図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】エアバッグドア10におけるリブ26の破断起
点部28の変更例を示す断面図である。
【図4】破断起点部28の他の変更例を示すエアバッグ
ドア10の断面図である。
【図5】破断起点部28の更に他の変更例を示すエアバ
ッグドア10裏面の要部拡大平面図である。
【図6】エアバッグドア10におけるたて破断部16b
の断面図であって、図1のVI−VI断面を示してい
る。
【図7】エアバッグドア10における他の例にかかるた
て破断部16bの断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るエアバッグドア
50の斜視図である。
【図9】図8のIX−IX断面図である。
【図10】図9のX−X断面図である。
【図11】エアバッグドア50における破断部形状の変
更例を示す平面図である。
【図12】助手席用エアバッグ装置の車両搭載状態を示
す側面断面図である。
【図13】助手席用エアバッグ装置の車両装着状態にお
けるエアバッグドアの車両幅方向の端末部を示す断面図
である。
【符号の説明】
6……エアバッグ 10……エアバッグドア 14a…取付部のサイド壁 16……破断部 16a…よこ破断部 16b…たて破断部 22……傾斜部 23……凹み領域 24……一般肉厚部 26……リブ 28……破断起点部 30……リブ 50……エアバッグドア 52……リブ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折畳まれたエアバッグを覆うように配さ
    れ、エアバッグの展開により破断してエアバッグを車室
    内に膨出させる破断部を備えるエアバッグドアであっ
    て、 前記破断部がエアバッグドアの裏面側に形成された溝に
    よって薄肉状に形成され、この破断部の片側若しくは両
    側にエアバッグドアの一般肉厚部から該破断部に向って
    漸次に肉厚が薄くなるように傾斜した傾斜部が設けら
    れ、 これら破断部と傾斜部を含む領域であるエアバッグドア
    の裏面側の凹み領域に、前記破断部と直交する方向に延
    びて当該凹み領域を横切るリブが1本若しくは複数本設
    けられたことを特徴とするエアバッグ装置のエアバッグ
    ドア。
  2. 【請求項2】 前記破断部がエアバッグドアの略中央部
    を車両幅方向に延びるよこ破断部であり、前記リブが該
    よこ破断部と直交するように車両前後方向に延びている
    請求項1記載のエアバッグドア。
  3. 【請求項3】 前記リブに、エアバッグの展開時におい
    て当該リブが破断する際の起点となる破断起点部が設け
    られたことを特徴とする請求項1記載のエアバッグド
    ア。
  4. 【請求項4】 前記破断起点部が前記リブに設けられた
    切欠であることを特徴とする請求項3記載のエアバッグ
    ドア。
  5. 【請求項5】 前記破断起点部が前記リブの肉厚をリブ
    の長手方向の少なくとも1個所において薄くすることに
    より形成されたことを特徴とする請求項3記載のエアバ
    ッグドア。
  6. 【請求項6】 折畳まれたエアバッグを覆うように配さ
    れ、エアバッグの展開により破断してエアバッグを車室
    内に膨出させる破断部を備えるエアバッグドアであっ
    て、 前記破断部が、エアバッグドアの裏面側に形成された溝
    によって薄肉状に形成された、車両幅方向に延びるよこ
    破断部とその両端と連結されて車両前後方向に延びる左
    右のたて破断部とよりなり、 前記たて破断部を形成する溝に車両幅方向に延びるリブ
    が、1本若しくは車両前後方向に複数本設けられたこと
    を特徴とするエアバッグ装置のエアバッグドア。
  7. 【請求項7】 折畳まれたエアバッグを覆うように配さ
    れ、エアバッグの展開により破断してエアバッグを車室
    内に膨出させる破断部を備えるエアバッグドアであっ
    て、 前記破断部が、エアバッグドアの裏面側に形成された溝
    によって薄肉状に形成された、車両幅方向に延びるよこ
    破断部とその両端と連結されて車両前後方向に延びる左
    右のたて破断部とよりなり、 前記たて破断部が、エアバッグドアの裏面に突設された
    左右のサイド壁の内側において当該サイド壁に沿って設
    けられており、 前記よこ破断部と平行に車両幅方向に延びるリブが設け
    られ、このリブの両端部が前記たて破断部を横切って前
    記左右のサイド壁に連結されたことを特徴とするエアバ
    ッグ装置のエアバッグドア。
  8. 【請求項8】 前記よこ破断部の片側若しくは両側にエ
    アバッグドアの一般肉厚部から該よこ破断部に向って漸
    次に肉厚が薄くなるように傾斜した傾斜部が設けられ、 これらよこ破断部と傾斜部を含む領域であるエアバッグ
    ドアの裏面側の凹み領域に前記リブが設けられたことを
    特徴とする請求項7記載のエアバッグドア。
  9. 【請求項9】 前記凹み領域に、前記よこ破断部と平行
    に延びる前記リブとともに、前記よこ破断部と直交する
    方向に延びて当該凹み領域を横切るリブが1本若しくは
    車両幅方向に複数本設けられたことを特徴とする請求項
    8記載のエアバッグドア。
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