JPH07205742A - エアバッグ装置のリッド構造 - Google Patents
エアバッグ装置のリッド構造Info
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- JPH07205742A JPH07205742A JP6005244A JP524494A JPH07205742A JP H07205742 A JPH07205742 A JP H07205742A JP 6005244 A JP6005244 A JP 6005244A JP 524494 A JP524494 A JP 524494A JP H07205742 A JPH07205742 A JP H07205742A
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- fragile portion
- bag
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
- B60R21/2165—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member characterised by a tear line for defining a deployment opening
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアバッグリッドの開裂モードの安定化を図
る。 【構成】 リッド8のインナー層13に溝24を設けて
薄肉に形成した脆弱部20をリッド8の中央部にH形の
線状に形成し、脆弱部20の中央部分にミシン目23を
設けて最脆弱部20Aを形成すると共に、脆弱部20の
一般部分20Bに最脆弱部20Aよりも裂断強度の高い
ミシン目23を形成してある。
る。 【構成】 リッド8のインナー層13に溝24を設けて
薄肉に形成した脆弱部20をリッド8の中央部にH形の
線状に形成し、脆弱部20の中央部分にミシン目23を
設けて最脆弱部20Aを形成すると共に、脆弱部20の
一般部分20Bに最脆弱部20Aよりも裂断強度の高い
ミシン目23を形成してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のインストルメン
トパネル、ステアリングホイール、車室側部あるいは前
席後部等に配設される乗員保護用のエアバッグ装置のリ
ッド構造に関する。
トパネル、ステアリングホイール、車室側部あるいは前
席後部等に配設される乗員保護用のエアバッグ装置のリ
ッド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ装置は周知のように金属製の
筒状のリテーナプレートの底部にインフレータを組付け
ると共に、該インフレータの上側にバッグを折畳んで収
納し、そして、このリテーナプレートの開口部を閉塞し
て樹脂製のリッドを装着したユニットとして構成されて
いる。
筒状のリテーナプレートの底部にインフレータを組付け
ると共に、該インフレータの上側にバッグを折畳んで収
納し、そして、このリテーナプレートの開口部を閉塞し
て樹脂製のリッドを装着したユニットとして構成されて
いる。
【0003】前記リッドは、バッグの膨張展開時に速か
に裂断して、バッグを車室内へ急速展開し得ることが要
求されるが、該リッドは車室内に露出して配置される関
係上、乗員が触れても簡単に破損しないような適度の剛
性も要求される。
に裂断して、バッグを車室内へ急速展開し得ることが要
求されるが、該リッドは車室内に露出して配置される関
係上、乗員が触れても簡単に破損しないような適度の剛
性も要求される。
【0004】そこで、このような相克する要求に応える
べく、例えば1993年9月本田技研工業(株)発行
サービスマニュアル HONDA ACCORD シャ
シ整備編に示されているように、リッドを比較的剛性の
高い内面側のインナー層と軟質の表面側のアウター層と
で形成して、リッド表面の感触を良好にすると共に、イ
ンナー層の所要部位に薄肉に形成した裂断用の脆弱部を
線状に形成して、リッドの全体的な剛性を確保した上
で、バッグの膨張展開時におけるリッドの易列断性を向
上し得るようにしたものが知られている。
べく、例えば1993年9月本田技研工業(株)発行
サービスマニュアル HONDA ACCORD シャ
シ整備編に示されているように、リッドを比較的剛性の
高い内面側のインナー層と軟質の表面側のアウター層と
で形成して、リッド表面の感触を良好にすると共に、イ
ンナー層の所要部位に薄肉に形成した裂断用の脆弱部を
線状に形成して、リッドの全体的な剛性を確保した上
で、バッグの膨張展開時におけるリッドの易列断性を向
上し得るようにしたものが知られている。
【0005】このリッドは具体的には、前述のインナー
層の裏面中央部に溝をH形又はコ字形の線状に形成して
薄肉の裂断用の脆弱部とするが、リッドの全体剛性を確
保する上で溝深さを大きくすることはできないため、溝
深さを浅くしてこの溝に全体的にミシン目を適宜等ピッ
チで設けて脆弱部を構成し、リッドの全体的な剛性確保
と易裂断性の確保とを両立させようとしたものである。
層の裏面中央部に溝をH形又はコ字形の線状に形成して
薄肉の裂断用の脆弱部とするが、リッドの全体剛性を確
保する上で溝深さを大きくすることはできないため、溝
深さを浅くしてこの溝に全体的にミシン目を適宜等ピッ
チで設けて脆弱部を構成し、リッドの全体的な剛性確保
と易裂断性の確保とを両立させようとしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにリッドの
インナー層裏面の溝に全体的にミシン目を等ピッチで形
成してあるため、これら溝とミシン目とで構成された脆
弱部の全長に亘って開裂強度が等しくなり、バッグの膨
張展開時における脆弱部の開裂モード、即ち、初期開裂
ポイントが不安定となって、バッグの展開形態に影響を
及ぼしてしまうおそれがある。
インナー層裏面の溝に全体的にミシン目を等ピッチで形
成してあるため、これら溝とミシン目とで構成された脆
弱部の全長に亘って開裂強度が等しくなり、バッグの膨
張展開時における脆弱部の開裂モード、即ち、初期開裂
ポイントが不安定となって、バッグの展開形態に影響を
及ぼしてしまうおそれがある。
【0007】そこで、本発明はリッドの脆弱部の開裂モ
ードを安定化できて、バッグを乗員に向けて適正な方向
に展開させることができるエアバッグ装置のリッド構造
を提供するものである。
ードを安定化できて、バッグを乗員に向けて適正な方向
に展開させることができるエアバッグ装置のリッド構造
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、エ
アバッグユニットのバッグを折畳んで収納した筒状のリ
テーナプレートに、その開口部を閉塞して装着される樹
脂製のリッドを、比較的剛性の高い内面側のインナー層
と軟質の表面側のアウター層とで形成し、かつ、前記イ
ンナー層の所要部位に薄肉に形成した裂断用の脆弱部を
線状に形成した構造において、前記脆弱部に、バッグの
膨張展開時に該バッグが最初にリッドに当る領域にミシ
ン目を設けて最脆弱部を形成してある。
アバッグユニットのバッグを折畳んで収納した筒状のリ
テーナプレートに、その開口部を閉塞して装着される樹
脂製のリッドを、比較的剛性の高い内面側のインナー層
と軟質の表面側のアウター層とで形成し、かつ、前記イ
ンナー層の所要部位に薄肉に形成した裂断用の脆弱部を
線状に形成した構造において、前記脆弱部に、バッグの
膨張展開時に該バッグが最初にリッドに当る領域にミシ
ン目を設けて最脆弱部を形成してある。
【0009】請求項2にあっては、前述の脆弱部の一般
部分に、最脆弱部よりも裂断強度の高いミシン目を形成
してある。
部分に、最脆弱部よりも裂断強度の高いミシン目を形成
してある。
【0010】請求項3にあっては、最脆弱部のミシン目
の目孔長さを、脆弱部の一般部分のミシン目の目孔長さ
よりも長く形成してある。
の目孔長さを、脆弱部の一般部分のミシン目の目孔長さ
よりも長く形成してある。
【0011】請求項4にあっては、脆弱部の一般部分の
ミシン目の目孔長さを、最脆弱部から離れるのに従って
該最脆弱部のミシン目の目孔長さよりも漸次短く変化し
て形成してある。
ミシン目の目孔長さを、最脆弱部から離れるのに従って
該最脆弱部のミシン目の目孔長さよりも漸次短く変化し
て形成してある。
【0012】請求項5にあっては、脆弱部をリッドの中
央部分に形成して、最脆弱部をこの脆弱部の長さの中央
部分に形成してある。
央部分に形成して、最脆弱部をこの脆弱部の長さの中央
部分に形成してある。
【0013】請求項6にあっては、最脆弱部を脆弱部の
長さの中央部分に形成する場合に、該最脆弱部を脆弱部
の全長の約1/3の長さ領域に形成してある。
長さの中央部分に形成する場合に、該最脆弱部を脆弱部
の全長の約1/3の長さ領域に形成してある。
【0014】請求項7にあっては、エアバッグユニット
のバッグを折畳んで収納した筒状のリテーナプレート
に、その開口部を閉塞して装着される樹脂製のリッド
を、比較的剛性の高い内面側のインナー層と軟質の表面
側のアウター層とで形成し、かつ、前記インナー層の所
要部位に薄肉に形成した裂断用の脆弱部を線状に形成し
た構造において、前記脆弱部にミシン目を設けると共
に、バッグの膨張展開時に該バッグが最初にリッドに当
る領域に、ミシン目の目孔間のブリッジ部の肉厚を他の
一般部分のミシン目のブリッジ部の肉厚よりも薄くした
最脆弱部を形成してある。
のバッグを折畳んで収納した筒状のリテーナプレート
に、その開口部を閉塞して装着される樹脂製のリッド
を、比較的剛性の高い内面側のインナー層と軟質の表面
側のアウター層とで形成し、かつ、前記インナー層の所
要部位に薄肉に形成した裂断用の脆弱部を線状に形成し
た構造において、前記脆弱部にミシン目を設けると共
に、バッグの膨張展開時に該バッグが最初にリッドに当
る領域に、ミシン目の目孔間のブリッジ部の肉厚を他の
一般部分のミシン目のブリッジ部の肉厚よりも薄くした
最脆弱部を形成してある。
【0015】請求項8にあっては、請求項7に記載の脆
弱部の一般部分のミシン目の目孔間のブリッジ部の肉厚
を、最脆弱部から離れるのに従って該最脆弱部のミシン
目の目孔間のブリッジ部の肉厚よりも漸次増大変化して
形成してある。
弱部の一般部分のミシン目の目孔間のブリッジ部の肉厚
を、最脆弱部から離れるのに従って該最脆弱部のミシン
目の目孔間のブリッジ部の肉厚よりも漸次増大変化して
形成してある。
【0016】請求項9にあっては、請求項7,8に記載
の脆弱部をリッドの中央部分に形成して、最脆弱部をこ
の脆弱部の長さの中央部分に形成してある。
の脆弱部をリッドの中央部分に形成して、最脆弱部をこ
の脆弱部の長さの中央部分に形成してある。
【0017】請求項10にあっては、請求項9に記載の
最脆弱部を、脆弱部の全長の約1/3の長さ領域に形成
してある。
最脆弱部を、脆弱部の全長の約1/3の長さ領域に形成
してある。
【0018】
【作用】請求項1によれば、バッグの膨張展開初期に、
該バッグはリッド裏面のミシン目を設けた最脆弱部形成
領域に当るため、リッドはこの最脆弱部から開裂して脆
弱部の一般部分に開裂が波及し、リッドの開裂モードが
安定化する。
該バッグはリッド裏面のミシン目を設けた最脆弱部形成
領域に当るため、リッドはこの最脆弱部から開裂して脆
弱部の一般部分に開裂が波及し、リッドの開裂モードが
安定化する。
【0019】請求項2によれば、脆弱部の一般部分にも
最脆弱部よりも裂断強度の高いミシン目を設けてあるの
で、該最脆弱部から一般部分への開裂の波及をスムース
に行わせることができる。
最脆弱部よりも裂断強度の高いミシン目を設けてあるの
で、該最脆弱部から一般部分への開裂の波及をスムース
に行わせることができる。
【0020】請求項3によれば、ミシン目の目孔長さを
異ならせることによって、脆弱部の最脆弱部と一般部分
とを用意に区分設定することができる。
異ならせることによって、脆弱部の最脆弱部と一般部分
とを用意に区分設定することができる。
【0021】請求項4によれば、脆弱部の一般部分のミ
シン目の目孔長さを、最脆弱部から離れるのに従って該
最脆弱部のミシン目の目孔長さよりも漸次短く変化して
形成してあるため、該最脆弱部から一般部分への開裂の
波及をより一層スムースに行わせることができる。
シン目の目孔長さを、最脆弱部から離れるのに従って該
最脆弱部のミシン目の目孔長さよりも漸次短く変化して
形成してあるため、該最脆弱部から一般部分への開裂の
波及をより一層スムースに行わせることができる。
【0022】請求項5によれば、リッドの開裂がバッグ
の初期膨張圧が加わるリッドの中央部分から行われるた
め、バッグの展開をリッド中央より安定して行わせるこ
とができる。
の初期膨張圧が加わるリッドの中央部分から行われるた
め、バッグの展開をリッド中央より安定して行わせるこ
とができる。
【0023】請求項6によれば、最脆弱部が脆弱部中央
で該脆弱部全長の約1/3の長さ領域に設定されること
により、バッグの初期膨張圧が加わるリッド中央部から
の開裂安定性を損わずにリッド中央部のベコツキを防止
することができる。
で該脆弱部全長の約1/3の長さ領域に設定されること
により、バッグの初期膨張圧が加わるリッド中央部から
の開裂安定性を損わずにリッド中央部のベコツキを防止
することができる。
【0024】請求項7によれば、バッグの膨張展開初期
に、該バッグはリッド裏面の脆弱部で、かつ、ミシン目
の目孔間のブリッジ部の肉厚の薄い最脆弱部形成領域に
当るため、リッドはこの最脆弱部から開裂して脆弱部の
一般部分に開裂が波及し、リッドの開裂モードが安定化
する。
に、該バッグはリッド裏面の脆弱部で、かつ、ミシン目
の目孔間のブリッジ部の肉厚の薄い最脆弱部形成領域に
当るため、リッドはこの最脆弱部から開裂して脆弱部の
一般部分に開裂が波及し、リッドの開裂モードが安定化
する。
【0025】また、ミシン目の目孔間のブリッジ部の肉
厚を異ならせることによって、脆弱部の最脆弱部と一般
部分とを容易に区分設定することができる。
厚を異ならせることによって、脆弱部の最脆弱部と一般
部分とを容易に区分設定することができる。
【0026】請求項8によれば、ミシン目の目孔間のブ
リッジ部の肉厚を、最脆弱部から離れるのに従って該最
脆弱部のミシン目の目孔間のブリッジ部の肉厚よりも漸
次増大変化して形成してあるので、該最脆弱部から一般
部分への開裂の波及をより一層スムースに行わせること
ができる。
リッジ部の肉厚を、最脆弱部から離れるのに従って該最
脆弱部のミシン目の目孔間のブリッジ部の肉厚よりも漸
次増大変化して形成してあるので、該最脆弱部から一般
部分への開裂の波及をより一層スムースに行わせること
ができる。
【0027】請求項9によれば、脆弱部の最脆弱部と一
般部分とを、ミシン目の目孔間のブリッジ部の肉厚を異
ならせて区分設定する場合であっても、該最脆弱部がリ
ッド中央部分に設定されることによって、リッドの開裂
がバッグの初期膨張圧が加わるリッドの中央部分から行
われるため、バッグの展開をリッド中央より安定して行
わせることができる。
般部分とを、ミシン目の目孔間のブリッジ部の肉厚を異
ならせて区分設定する場合であっても、該最脆弱部がリ
ッド中央部分に設定されることによって、リッドの開裂
がバッグの初期膨張圧が加わるリッドの中央部分から行
われるため、バッグの展開をリッド中央より安定して行
わせることができる。
【0028】請求項10によれば、ブリッジ部の肉厚が
薄い最脆弱部が脆弱部中央で該脆弱部全長の約1/3の
長さ領域に設定されることにより、バッグの初期膨張圧
が加わるリッド中央部の開裂安定性を損わずにリッド中
央部のベコツキを防止することができる。
薄い最脆弱部が脆弱部中央で該脆弱部全長の約1/3の
長さ領域に設定されることにより、バッグの初期膨張圧
が加わるリッド中央部の開裂安定性を損わずにリッド中
央部のベコツキを防止することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
【0030】図7はインストルメントパネルの助手席側
に設けられるエアバッグユニットの配設状態を示すもの
で、1はフロントウインドウパネル、2はインストルメ
ントパネルを示し、インストルメントパネル2の助手席
側の上面部には後述するリッドで閉塞される開口部3を
形成してある。
に設けられるエアバッグユニットの配設状態を示すもの
で、1はフロントウインドウパネル、2はインストルメ
ントパネルを示し、インストルメントパネル2の助手席
側の上面部には後述するリッドで閉塞される開口部3を
形成してある。
【0031】4はインストルメントパネル2の助手席側
の内部に、前記開口部3に臨んで配置したエアバッグユ
ニットで、バッグ展開ガイドを兼ねた金属製の方形筒状
のリテーナプレート5と、リテーナプレート5の底部に
組付けた円形筒状のインフレータ6と、インフレータ6
の上側でリテーナプレート5内に折畳んで収納されたバ
ッグ7と、リテーナプレート5の上方開口部を閉塞して
装着された樹脂製のリッド8とで大略構成してある。
の内部に、前記開口部3に臨んで配置したエアバッグユ
ニットで、バッグ展開ガイドを兼ねた金属製の方形筒状
のリテーナプレート5と、リテーナプレート5の底部に
組付けた円形筒状のインフレータ6と、インフレータ6
の上側でリテーナプレート5内に折畳んで収納されたバ
ッグ7と、リテーナプレート5の上方開口部を閉塞して
装着された樹脂製のリッド8とで大略構成してある。
【0032】リテーナプレート5にはブラケット9を固
設してあり、エアバッグユニット4はこのブラケット9
を介して、インストルメントパネル2の内部のステアリ
ングメンバ10に固設したブラケット11にボルト・ナ
ット12によって固定してある。
設してあり、エアバッグユニット4はこのブラケット9
を介して、インストルメントパネル2の内部のステアリ
ングメンバ10に固設したブラケット11にボルト・ナ
ット12によって固定してある。
【0033】リッド8はエアバッグユニット4を前述の
ようにステアリングメンバ10に装着した場合に、イン
ストルメントパネル1の開口部3にぴったりと整合し得
る大きさと形状に形成してある。
ようにステアリングメンバ10に装着した場合に、イン
ストルメントパネル1の開口部3にぴったりと整合し得
る大きさと形状に形成してある。
【0034】また、このリッド8は図1,2に示すよう
に所要のリッド剛性と表面感触性を得るために、ダブル
インジェクション成形によって、比較的剛性の高い内面
側のインナー層13と軟質の表面側のアウター層14と
で形成してある。
に所要のリッド剛性と表面感触性を得るために、ダブル
インジェクション成形によって、比較的剛性の高い内面
側のインナー層13と軟質の表面側のアウター層14と
で形成してある。
【0035】リッド8の裏面、即ち、インナー層13に
はリテーナプレート5の上部に外嵌してボルト・ナット
16を固定するフランジ15を環状に形成してあり、か
つ、インナー層13の前記フランジ15の外側の部分に
は補強用のリブ17を格子状に形成してある。
はリテーナプレート5の上部に外嵌してボルト・ナット
16を固定するフランジ15を環状に形成してあり、か
つ、インナー層13の前記フランジ15の外側の部分に
は補強用のリブ17を格子状に形成してある。
【0036】インナー層13の前記フランジ15で囲ま
れた内側の部分には、溝24を設けて薄肉に形成した裂
断用の脆弱部20を線状に形成してある。
れた内側の部分には、溝24を設けて薄肉に形成した裂
断用の脆弱部20を線状に形成してある。
【0037】本実施例では、この脆弱部20を前記フラ
ンジ15の両側部に近接して沿って形成した左右の縦裂
断部21と、これら左右の縦裂断部21,21の中間部
分に亘って連設した横裂断部22とで略H形の線状に形
成して、リッド8の中央部分に横方向、縦方向に存在す
るように形成してあるが、この他、前記縦裂断部21と
横裂断部22とで略コ字形に形成するようにしてもよ
い。
ンジ15の両側部に近接して沿って形成した左右の縦裂
断部21と、これら左右の縦裂断部21,21の中間部
分に亘って連設した横裂断部22とで略H形の線状に形
成して、リッド8の中央部分に横方向、縦方向に存在す
るように形成してあるが、この他、前記縦裂断部21と
横裂断部22とで略コ字形に形成するようにしてもよ
い。
【0038】そして、前記脆弱部20に、バッグ7の膨
張展開時に該バッグ7が最初にリッド8に当る領域にミ
シン目23を設けて最脆弱部20Aを形成してある。
張展開時に該バッグ7が最初にリッド8に当る領域にミ
シン目23を設けて最脆弱部20Aを形成してある。
【0039】バッグ7の膨張展開は、リテーナプレート
5に展開ガイドされて、リッド8の裏面のフランジ15
で囲まれた内側の部分に当るようになるため、最脆弱部
20Aは脆弱部20の長さの中央部分、例えば、本実施
例では横裂断部22から、縦裂断部21の中央部分に亘
る領域に形成してある。
5に展開ガイドされて、リッド8の裏面のフランジ15
で囲まれた内側の部分に当るようになるため、最脆弱部
20Aは脆弱部20の長さの中央部分、例えば、本実施
例では横裂断部22から、縦裂断部21の中央部分に亘
る領域に形成してある。
【0040】また、本実施例では脆弱部20の一般部分
20B、即ち、縦裂断部21の上,下部分に、最脆弱部
20Aよりも裂断強度の高いミシン目23を形成してあ
る。
20B、即ち、縦裂断部21の上,下部分に、最脆弱部
20Aよりも裂断強度の高いミシン目23を形成してあ
る。
【0041】この脆弱部20の最脆弱部20Aと一般部
分20Bは、ミシン目23の目孔23aの長さを、最脆
弱部20Aにあっては目孔23aを長く、一般部分にあ
っては目孔23aを短くして、それぞれ等ピッチで形成
することにより、裂断強度を異ならせて区分設定するこ
とができる。
分20Bは、ミシン目23の目孔23aの長さを、最脆
弱部20Aにあっては目孔23aを長く、一般部分にあ
っては目孔23aを短くして、それぞれ等ピッチで形成
することにより、裂断強度を異ならせて区分設定するこ
とができる。
【0042】この目孔23aの長,短成形は、リッド8
のインジェクション型によって、該リッド8のダブルイ
ンジェクション成形時に容易に行うことができる。
のインジェクション型によって、該リッド8のダブルイ
ンジェクション成形時に容易に行うことができる。
【0043】以上の実施例構造によれば、バッグ7の膨
張展開初期に、該バッグ7はリッド8の中央部裏面のミ
シン目23を設けた脆弱部20の最脆弱部20Aの形成
領域に当るため、リッド8はこの最脆弱部20Aから開
裂して脆弱部20の一般部分20Bに開裂が波及し、リ
ッド8の開裂モードを、開裂開始ポイントをリッド8の
中央部として安定することができる。
張展開初期に、該バッグ7はリッド8の中央部裏面のミ
シン目23を設けた脆弱部20の最脆弱部20Aの形成
領域に当るため、リッド8はこの最脆弱部20Aから開
裂して脆弱部20の一般部分20Bに開裂が波及し、リ
ッド8の開裂モードを、開裂開始ポイントをリッド8の
中央部として安定することができる。
【0044】とりわけ、本実施例では脆弱部20の一般
部分20Bは、最脆弱部20Aよりも裂断強度の高いミ
シン目23を設けて形成してあるので、最脆弱部20A
から一般部分20Bへの開裂の波及をスムースに行わせ
ることができる。
部分20Bは、最脆弱部20Aよりも裂断強度の高いミ
シン目23を設けて形成してあるので、最脆弱部20A
から一般部分20Bへの開裂の波及をスムースに行わせ
ることができる。
【0045】従って、このようにバッグ7の膨張展開初
期に、リッド8をその中央部を開裂開始ポイントとして
開裂モードを安定化して開裂させることができるため、
バッグ7を助手席乗員に向けて適正な方向に展開させる
ことができて、バッグ7による助手席乗員の拘束性能を
向上でき、安全性を高めることができる。
期に、リッド8をその中央部を開裂開始ポイントとして
開裂モードを安定化して開裂させることができるため、
バッグ7を助手席乗員に向けて適正な方向に展開させる
ことができて、バッグ7による助手席乗員の拘束性能を
向上でき、安全性を高めることができる。
【0046】図3に示す実施例は、前述の脆弱部20の
一般部分20Bのミシン目23の目孔23aの長さを、
最脆弱部20Aから離れるのに従って該最脆弱部20A
のミシン目23の目孔23aの長さよりも漸次短く変化
させて形成してある。
一般部分20Bのミシン目23の目孔23aの長さを、
最脆弱部20Aから離れるのに従って該最脆弱部20A
のミシン目23の目孔23aの長さよりも漸次短く変化
させて形成してある。
【0047】従って、この実施例によれば、脆弱部20
の開裂時には、最脆弱部20Aから一般部分20Bへの
開裂の波及がより一層スムースに行われ、リッド8の開
裂モードがより安定化して、バッグ7の展開性能を向上
することができる。
の開裂時には、最脆弱部20Aから一般部分20Bへの
開裂の波及がより一層スムースに行われ、リッド8の開
裂モードがより安定化して、バッグ7の展開性能を向上
することができる。
【0048】ここで、バッグ7の膨張展開形態を考察す
ると、前述のバッグ7はその周側部分から多重に折込ん
でリテーナプレート5に折畳み収納されていて、バッグ
7の膨張展開はインフレータ6の発生ガスが折畳まれた
バッグ7の中央部から周側の多重の折畳み部に行き渡る
ことによって行われるようになる。
ると、前述のバッグ7はその周側部分から多重に折込ん
でリテーナプレート5に折畳み収納されていて、バッグ
7の膨張展開はインフレータ6の発生ガスが折畳まれた
バッグ7の中央部から周側の多重の折畳み部に行き渡る
ことによって行われるようになる。
【0049】従って、バッグ7の膨張展開時の初期膨張
圧は、リッド8の前記フランジ15で囲まれた中央部分
でも、特にその中心部に最も大きく加わるようになる。
圧は、リッド8の前記フランジ15で囲まれた中央部分
でも、特にその中心部に最も大きく加わるようになる。
【0050】そこで、図4に示す実施例にあっては、脆
弱部20の最脆弱部20Aを、該脆弱部20の長さの中
央部分で、該脆弱部20の全長の約1/3の長さ領域、
好ましくは、横裂断部22の中央部に該横裂断部22の
長さの約1/3の長さ領域に設定してある。
弱部20の最脆弱部20Aを、該脆弱部20の長さの中
央部分で、該脆弱部20の全長の約1/3の長さ領域、
好ましくは、横裂断部22の中央部に該横裂断部22の
長さの約1/3の長さ領域に設定してある。
【0051】従って、この実施例によれば、最脆弱部2
0Aが横裂断部22の中央部に該横裂断部22の長さの
約1/3の長さ領域に設定してあるため、リッド8の剛
性不安定部をリッド8の中心部分に限定して、バッグ7
の初期膨張力が加わるリッド8の中央部からの開裂安定
性を損わずに、該リッド8の中央部のベコツキを防止す
ることができる。
0Aが横裂断部22の中央部に該横裂断部22の長さの
約1/3の長さ領域に設定してあるため、リッド8の剛
性不安定部をリッド8の中心部分に限定して、バッグ7
の初期膨張力が加わるリッド8の中央部からの開裂安定
性を損わずに、該リッド8の中央部のベコツキを防止す
ることができる。
【0052】最脆弱部20Aは前記長さよりも短くする
と、リッド8の中央部の剛性が高まって、リッド8の開
裂モードが不安定となるため、バッグ7の展開性能を安
定化する上で好ましくない。
と、リッド8の中央部の剛性が高まって、リッド8の開
裂モードが不安定となるため、バッグ7の展開性能を安
定化する上で好ましくない。
【0053】図5,6に示す実施例はリッド8の裏面に
インナー層14に、溝24を設けて薄肉に形成した裂断
用の脆弱部20を、略H形に線状に形成した点は前記各
実施例と同様であるが、この脆弱部20には略全体的に
ミシン目23を等ピッチで設けてあると共に、バッグ7
の膨張展開時に該バッグ7が最初にリッド8に当る領域
に、ミシン目23の目孔23a,23a間のブリッジ部
23bの肉厚を、他の一般部分20Bのミシン目23
a,23a間のブリッジ部23bの肉厚よりも薄くした
最脆弱部20Aを形成してある。
インナー層14に、溝24を設けて薄肉に形成した裂断
用の脆弱部20を、略H形に線状に形成した点は前記各
実施例と同様であるが、この脆弱部20には略全体的に
ミシン目23を等ピッチで設けてあると共に、バッグ7
の膨張展開時に該バッグ7が最初にリッド8に当る領域
に、ミシン目23の目孔23a,23a間のブリッジ部
23bの肉厚を、他の一般部分20Bのミシン目23
a,23a間のブリッジ部23bの肉厚よりも薄くした
最脆弱部20Aを形成してある。
【0054】本実施例では、前記最脆弱部20Aを脆弱
部20の長さの中央部、具体的には横裂断部22の長さ
の中央部に設定してある。
部20の長さの中央部、具体的には横裂断部22の長さ
の中央部に設定してある。
【0055】また、前記脆弱部20の一般部20Bは、
ミシン目23の目孔23a,23a間のブリッジ部23
bの肉厚を、最脆弱部20Aから離れるのに従って該最
脆弱部20Aのミシン目23の目孔23a,23a間の
ブリッジ部23bの肉厚よりも漸次増大変化させて、例
えば、最脆弱部20Aのミシン目23のブリッジ部23
bの肉厚を0.5m/mとして、一般部20Bのミシン
目23のブリッジ部23bの肉厚を、最脆弱部20Aか
ら離れるのに従って1m/mの形成領域、1.5m/m
の形成領域のように漸次増大変化させて形成してある。
ミシン目23の目孔23a,23a間のブリッジ部23
bの肉厚を、最脆弱部20Aから離れるのに従って該最
脆弱部20Aのミシン目23の目孔23a,23a間の
ブリッジ部23bの肉厚よりも漸次増大変化させて、例
えば、最脆弱部20Aのミシン目23のブリッジ部23
bの肉厚を0.5m/mとして、一般部20Bのミシン
目23のブリッジ部23bの肉厚を、最脆弱部20Aか
ら離れるのに従って1m/mの形成領域、1.5m/m
の形成領域のように漸次増大変化させて形成してある。
【0056】従って、この実施例の場合にあっても、バ
ッグ7の膨張展開初期に、該バッグ7はリッド8の中央
部裏面のミシン目23を設けた脆弱部20の最脆弱部2
0Aの形成領域に当るため、リッド8はこの最脆弱部2
0Aから開裂して脆弱部20の一般部分20Bに開裂が
波及し、リッド8の開裂モードを、開裂開始ポイントを
リッド8の中央部として安定化することができる。
ッグ7の膨張展開初期に、該バッグ7はリッド8の中央
部裏面のミシン目23を設けた脆弱部20の最脆弱部2
0Aの形成領域に当るため、リッド8はこの最脆弱部2
0Aから開裂して脆弱部20の一般部分20Bに開裂が
波及し、リッド8の開裂モードを、開裂開始ポイントを
リッド8の中央部として安定化することができる。
【0057】とりわけ、本実施例では脆弱部20Bのミ
シン目23のブリッジ部23bの肉厚を、最脆弱部20
Aから離れるのに従って該最脆弱部20Aのミシン目2
3のブリッジ部23bの肉厚よりも漸次増大変化させて
形成してあるので、最脆弱部20Aから一般部分20B
への開裂の波及が一層スムースに行われて、リッド8の
開裂モードをより安定化して、バッグ7の展開性能を向
上することができる。
シン目23のブリッジ部23bの肉厚を、最脆弱部20
Aから離れるのに従って該最脆弱部20Aのミシン目2
3のブリッジ部23bの肉厚よりも漸次増大変化させて
形成してあるので、最脆弱部20Aから一般部分20B
への開裂の波及が一層スムースに行われて、リッド8の
開裂モードをより安定化して、バッグ7の展開性能を向
上することができる。
【0058】また、前述の脆弱部20の最脆弱部20A
と一般部分20Bを、ミシン目23のブリッジ部23
b,23bの肉厚を変えて、裂断強度を異ならせて区分
設定する場合、リッド8のインジェクション型によっ
て、該リッド8のダブルインジェクション成形時に容易
に行うことができる。
と一般部分20Bを、ミシン目23のブリッジ部23
b,23bの肉厚を変えて、裂断強度を異ならせて区分
設定する場合、リッド8のインジェクション型によっ
て、該リッド8のダブルインジェクション成形時に容易
に行うことができる。
【0059】ここで、脆弱部20の最脆弱部20Aを、
該脆弱部20の長さの中央部分で、該脆弱部20の全長
の約1/3の長さ領域、好ましくは、横裂断部22の中
央部に該横裂断部22の長さの約1/3の長さ領域に設
定することにより、前記図4に示した実施例の場合と同
様の効果を得ることができる。
該脆弱部20の長さの中央部分で、該脆弱部20の全長
の約1/3の長さ領域、好ましくは、横裂断部22の中
央部に該横裂断部22の長さの約1/3の長さ領域に設
定することにより、前記図4に示した実施例の場合と同
様の効果を得ることができる。
【0060】なお、本実施例ではインストルメントパネ
ル2の助手席側に配設されるエアバッグユニット4を例
に採って説明したが、この他、ステアリングホイール、
車室側部あるいは前席後部等に配設されるエアバッグユ
ニットに適用して、前述と同様の効果を奏せられる。
ル2の助手席側に配設されるエアバッグユニット4を例
に採って説明したが、この他、ステアリングホイール、
車室側部あるいは前席後部等に配設されるエアバッグユ
ニットに適用して、前述と同様の効果を奏せられる。
【0061】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に列挙する効果
を奏せられる。
を奏せられる。
【0062】(1)リッドのインナー層に設けた脆弱部
には、バッグの膨張展開時に該バッグが最初にリッドに
当る領域にミシン目を設けて最脆弱部を形成してあるの
で、リッドの開裂開始ポイントをこの最脆弱部形成部位
に定めて、リッドの開裂モードを安定化することがで
き、従って、バッグを乗員に向けて適正な方向に展開さ
せることができて安全性をより一層高めることができ
る。
には、バッグの膨張展開時に該バッグが最初にリッドに
当る領域にミシン目を設けて最脆弱部を形成してあるの
で、リッドの開裂開始ポイントをこの最脆弱部形成部位
に定めて、リッドの開裂モードを安定化することがで
き、従って、バッグを乗員に向けて適正な方向に展開さ
せることができて安全性をより一層高めることができ
る。
【0063】(2)脆弱部の一般部分にも、最脆弱部よ
りも裂断強度の高いミシン目を設けることにより、最脆
弱部から脆弱部の一般部分への開裂の波及をスムースに
行わせて、リッドの開裂モードを更に安定化することが
できる。
りも裂断強度の高いミシン目を設けることにより、最脆
弱部から脆弱部の一般部分への開裂の波及をスムースに
行わせて、リッドの開裂モードを更に安定化することが
できる。
【0064】(3)脆弱部の一般部分と最脆弱部は、ミ
シン目の目孔の長さを異ならせることによって容易に区
分設定することができ、この区分設定はリッドの成形時
に行うことができるので成形性を些かも損なうことはな
い。
シン目の目孔の長さを異ならせることによって容易に区
分設定することができ、この区分設定はリッドの成形時
に行うことができるので成形性を些かも損なうことはな
い。
【0065】(4)脆弱部の一般部分のミシン目の目孔
長さを、最脆弱部から離れるのに従って該最脆弱部のミ
シン目の目孔長さよりも漸次短く変化して形成すること
により、最脆弱部から脆弱部の一般部分への開裂の波及
をより一層スムースに行わせることができて、リッドの
開裂モードを一層安定化することができる。
長さを、最脆弱部から離れるのに従って該最脆弱部のミ
シン目の目孔長さよりも漸次短く変化して形成すること
により、最脆弱部から脆弱部の一般部分への開裂の波及
をより一層スムースに行わせることができて、リッドの
開裂モードを一層安定化することができる。
【0066】(5)脆弱部をリッドの中央部分に設け
て、最脆弱部を脆弱部の長さの中央部分に設定すれば、
リッドの開裂がバッグの初期膨張圧が加わるリッドの中
央部分から行われるため、バッグの展開をリッド中央よ
り安定して行わせることができる。
て、最脆弱部を脆弱部の長さの中央部分に設定すれば、
リッドの開裂がバッグの初期膨張圧が加わるリッドの中
央部分から行われるため、バッグの展開をリッド中央よ
り安定して行わせることができる。
【0067】(6)リッド中央部の最脆弱部を脆弱部中
央で該脆弱部全長の約1/3の長さ領域に設定すること
により、バッグの初期膨張圧が加わるリッド中央部から
の開裂安定性を損わずにリッド中央部の剛性を保持して
ベコツキを防止でき、品質感を向上することができる。
央で該脆弱部全長の約1/3の長さ領域に設定すること
により、バッグの初期膨張圧が加わるリッド中央部から
の開裂安定性を損わずにリッド中央部の剛性を保持して
ベコツキを防止でき、品質感を向上することができる。
【0068】(7)リッドのインナー層に設けた脆弱部
にミシン目を設けて、バッグの膨張展開時に該バッグが
最初にリッドに当る領域に、ミシン目の目孔間のブリッ
ジ部の肉厚を他の一般部分のミシン目の目孔間のブリッ
ジ部の肉厚よりも薄くした最脆弱部を形成することによ
り、リッドの開裂開始ポイントをこの最脆弱部形成部位
に定めて、リッドの開裂モードを安定化することがで
き、従って、バッグを乗員に向けて適正な方向に展開さ
せることができて安全性をより一層高めることができ
る。
にミシン目を設けて、バッグの膨張展開時に該バッグが
最初にリッドに当る領域に、ミシン目の目孔間のブリッ
ジ部の肉厚を他の一般部分のミシン目の目孔間のブリッ
ジ部の肉厚よりも薄くした最脆弱部を形成することによ
り、リッドの開裂開始ポイントをこの最脆弱部形成部位
に定めて、リッドの開裂モードを安定化することがで
き、従って、バッグを乗員に向けて適正な方向に展開さ
せることができて安全性をより一層高めることができ
る。
【0069】(8)ミシン目の目孔間のブリッジ部の肉
厚を異ならせることによって、脆弱部の一般部分と最脆
弱部とを容易に区分設定でき、しかも、この区分設定は
リッドの成形時に行うことができるので成形性を些かも
損なうことはない。
厚を異ならせることによって、脆弱部の一般部分と最脆
弱部とを容易に区分設定でき、しかも、この区分設定は
リッドの成形時に行うことができるので成形性を些かも
損なうことはない。
【0070】(9)脆弱部の一般部分のミシン目の目孔
間のブリッジ部の肉厚を、最脆弱部から離れるのに従っ
て該最脆弱部のミシン目の目孔間のブリッジ部の肉厚よ
りも漸次増大変化して形成することにより、最脆弱部か
ら脆弱部の一般部分への開裂の波及をより一層スムース
に行わせることができて、リッドの開裂モードを一層安
定化することができる。
間のブリッジ部の肉厚を、最脆弱部から離れるのに従っ
て該最脆弱部のミシン目の目孔間のブリッジ部の肉厚よ
りも漸次増大変化して形成することにより、最脆弱部か
ら脆弱部の一般部分への開裂の波及をより一層スムース
に行わせることができて、リッドの開裂モードを一層安
定化することができる。
【0071】(10)脆弱部の最脆弱部と一般部分と
を、ミシン目のブリッジ部の肉厚を異ならせて区分設定
する場合に、該最脆弱部をリッド中央部分に設定するこ
とによって、リッドの開裂がバッグの初期膨張圧が加わ
るリッドの中央部分から行われるため、バッグの展開を
リッド中央より安定して行わせることができる。
を、ミシン目のブリッジ部の肉厚を異ならせて区分設定
する場合に、該最脆弱部をリッド中央部分に設定するこ
とによって、リッドの開裂がバッグの初期膨張圧が加わ
るリッドの中央部分から行われるため、バッグの展開を
リッド中央より安定して行わせることができる。
【0072】(11)リッド中央部のミシン目のブリッ
ジ部の肉厚が薄い最脆弱部を、脆弱部の長さの中央で該
脆弱部の全長の約1/3の長さ領域に設定することによ
り、バッグの初期膨張圧が加わるリッド中央部からの開
裂安定性を損わずにリッド中央部の剛性を保持してベコ
ツキを防止でき、品質感を向上することができる。
ジ部の肉厚が薄い最脆弱部を、脆弱部の長さの中央で該
脆弱部の全長の約1/3の長さ領域に設定することによ
り、バッグの初期膨張圧が加わるリッド中央部からの開
裂安定性を損わずにリッド中央部の剛性を保持してベコ
ツキを防止でき、品質感を向上することができる。
【図1】本発明の第1実施例を示すリッドの裏面図。
【図2】同実施例の要部の断面斜視図。
【図3】本発明の第2実施例を示すリッドの裏面要部の
拡大図。
拡大図。
【図4】本発明の第3実施例を示すリッドの裏面図。
【図5】本発明の第4実施例を示すリッドの裏面図。
【図6】同実施例の要部の断面斜視図。
【図7】インストルメントパネルのエアバッグユニット
配設状態を示す断面図。
配設状態を示す断面図。
8 リッド 13 インナー層 14 アウター層 20 脆弱部 20A 最脆弱部 20B 脆弱部の一般部 23 ミシン目 23a 目孔 23b ブリッジ部
Claims (10)
- 【請求項1】 エアバッグユニットのバッグを折畳んで
収納した筒状のリテーナプレートに、その開口部を閉塞
して装着される樹脂製のリッドを、比較的剛性の高い内
面側のインナー層と軟質の表面側のアウター層とで形成
し、かつ、前記インナー層の所要部位に薄肉に形成した
裂断用の脆弱部を線状に形成した構造において、前記脆
弱部に、バッグの膨張展開時に該バッグが最初にリッド
に当る領域にミシン目を設けて最脆弱部を形成したこと
を特徴とするエアバッグ装置のリッド構造。 - 【請求項2】 脆弱部の一般部分に、最脆弱部よりも裂
断強度の高いミシン目が形成されていることを特徴とす
る請求項1記載のエアバッグ装置のリッド構造。 - 【請求項3】 最脆弱部が、そのミシン目の目孔長さ
を、脆弱部の一般部分のミシン目の目孔長さよりも長く
して形成されていることを特徴とする請求項2記載のエ
アバッグ装置のリッド構造。 - 【請求項4】 脆弱部の一般部分のミシン目の目孔長さ
が、最脆弱部から離れるのに従って該最脆弱部のミシン
目の目孔長さよりも漸次短く変化して形成されているこ
とを特徴とする請求項2,3記載のエアバッグ装置のリ
ッド構造。 - 【請求項5】 脆弱部がリッドの中央部分に形成され、
かつ、最脆弱部が脆弱部の長さの中央部分に形成されて
いることを特徴とする請求項1,2,3,4記載のエア
バッグ装置のリッド構造。 - 【請求項6】 最脆弱部が、脆弱部の全長の約1/3の
長さ領域に形成されていることを特徴とする請求項5記
載のエアバッグ装置のリッド構造。 - 【請求項7】 エアバッグユニットのバッグを折畳んで
収納した筒状のリテーナプレートに、その開口部を閉塞
して装着される樹脂製のリッドを、比較的剛性の高い内
面側のインナー層と軟質の表面側のアウター層とで形成
し、かつ、前記インナー層の所要部位に薄肉に形成した
裂断用の脆弱部を線状に形成した構造において、前記脆
弱部にミシン目を設けると共に、バッグの膨張展開時に
該バッグが最初にリッドに当る領域に、ミシン目の目孔
間のブリッジ部の肉厚を他の一般部分のミシン目の目孔
間のブリッジ部の肉厚よりも薄くした最脆弱部を形成し
たことを特徴とするエアバッグ装置のリッド構造。 - 【請求項8】 脆弱部の一般部分のミシン目の目孔間の
ブリッジ部の肉厚が、最脆弱部から離れるのに従って該
最脆弱部のミシン目の目孔間のブリッジ部の肉厚よりも
漸次増大変化して形成されていることを特徴とする請求
項7記載のエアバッグ装置のリッド構造。 - 【請求項9】 脆弱部がリッドの中央部分に形成され、
かつ、最脆弱部が脆弱部の長さの中央部分に形成されて
いることを特徴とする請求項7,8記載のエアバッグ装
置のリッド構造。 - 【請求項10】最脆弱部が、脆弱部の全長の約1/3の
長さ領域に形成されていることを特徴とする請求項9記
載のエアバッグ装置のリッド構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005244A JPH07205742A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | エアバッグ装置のリッド構造 |
US08/375,460 US5582424A (en) | 1994-01-21 | 1995-01-19 | Occupant restraint device |
KR1019950000957A KR0155035B1 (ko) | 1994-01-21 | 1995-01-20 | 에어백 장치의 리드구조 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005244A JPH07205742A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | エアバッグ装置のリッド構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07205742A true JPH07205742A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11605797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6005244A Pending JPH07205742A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | エアバッグ装置のリッド構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5582424A (ja) |
JP (1) | JPH07205742A (ja) |
KR (1) | KR0155035B1 (ja) |
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US6453535B1 (en) * | 1998-06-25 | 2002-09-24 | Tip Engineering Group, Inc. | Process for manufacturing an automotive trim piece preweakened to form an air bag deployment opening |
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JP3840897B2 (ja) * | 2000-12-26 | 2006-11-01 | 豊田合成株式会社 | エアバッグカバー部付き自動車内装品 |
AU2002236596A1 (en) * | 2001-12-13 | 2003-06-30 | General Electric Company | Passenger side inflatable restrant bracket |
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US20050269804A1 (en) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Satoshi Yamada | Cover of air bag apparatus and manufacturing method thereof |
JP4822777B2 (ja) * | 2005-09-07 | 2011-11-24 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置、エアバッグ装置付オートバイ |
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KR20140115654A (ko) * | 2013-03-21 | 2014-10-01 | 현대모비스 주식회사 | 자동차 에어백 |
JP6546887B2 (ja) * | 2016-09-05 | 2019-07-17 | 豊田合成株式会社 | エアバッグカバー |
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