JPH1159306A - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents

助手席用エアバッグ装置

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JPH1159306A
JPH1159306A JP9216360A JP21636097A JPH1159306A JP H1159306 A JPH1159306 A JP H1159306A JP 9216360 A JP9216360 A JP 9216360A JP 21636097 A JP21636097 A JP 21636097A JP H1159306 A JPH1159306 A JP H1159306A
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JP
Japan
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airbag
break
door
inflator
horizontal
Prior art date
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Application number
JP9216360A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Furuno
剛士 古野
Kenji Shibayama
賢治 柴山
Toru Ozaki
徹 尾崎
Yoshinori Mihara
義則 三原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インストルメントパネル内にエアバッグとイ
ンフレータを備え、エアバッグを覆うようにエアバッグ
ドアが配された助手席用エアバッグ装置において、低コ
ストにエアバッグの展開挙動を制御する。 【解決手段】 エアバッグドア10の車両幅方向に延び
るよこ破断部20をエアバッグ3の展開時に両端部20
Tから破断させる。そのための手段として、中央部20
Cの肉厚を両端部20Tの肉厚より厚くする、中央部2
0Cにリブ23を設ける、中央部20Cを湾曲形状とす
る。また、中央部20Cを湾曲形状とした場合に、両端
部20Tを中央部20Cに対してインフレータ2のガス
吹出し口近くに配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の助手席用
エアバッグ装置に関し、特にエアバッグドアの構造に特
徴を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、助手席用エアバッグ装置は、
一般に、インストルメントパネル内に収納部を設け、こ
の収納部内にガス発生器であるインフレータと折畳まれ
たエアバッグとを収納し、この折畳まれたエアバッグを
覆うようにエアバッグドアを配して構成されている。
【0003】例えば、図12に示すように、インストル
メントパネル1の上面に略矩形の開口1aを設け、その
下方にインフレータ2とエアバッグ3を収納したケース
4を配して、上記エアバッグ3を覆い、かつインストル
メントパネル1の開口1aを塞ぐようにエアバッグドア
100を配することにより、助手席用エアバッグ装置が
構成されている。なお、符号5はウインドシールドを示
している。
【0004】上記エアバッグドア100には、エアバッ
グ3の展開により破断する破断部101が設けられてい
る。この破断部101は、一般にエアバッグドア100
の裏面に溝を凹設することにより薄肉状に形成されてお
り、図13に示すように、エアバッグドア100の幅方
向両側において車両前後方向に延びる一対のたて破断部
102と、この一対のたて破断部102を結ぶよこ破断
部103とよりなるH字状に形成されている。そして、
エアバッグ3の展開圧力により破断して、よこ破断部1
03の前側部分104が前方に開き、後側部分105が
後方に開くことによって、図12に示すように、エアバ
ッグ3を車両室内に膨出させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、かかる助手席用
エアバッグ装置においては、エアバッグ3の展開挙動を
制御するために、エアバッグ3の内部に、インフレータ
2から供給されるガスの流れを規制する整流布や、エア
バッグ3の展開形状を規制するストラップや、エアバッ
グ3の展開により破断するティアシーム等を設けてい
る。
【0006】しかしながら、このようにエアバッグ3内
に展開制御のための構成を設けることは一般にコストア
ップとなるという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、低コストにエアバッグ
の展開挙動を制御することができる助手席用エアバッグ
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の助手
席用エアバッグ装置は、インストルメントパネル内に、
折畳まれたエアバッグとこのエアバッグを展開させるイ
ンフレータが収納され、前記エアバッグを覆うようにエ
アバッグドアが配されたエアバッグ装置において、前記
エアバッグドアが、前記エアバッグの展開により破断し
て当該エアバッグを車両室内に膨出させる破断部を備
え、この破断部が、エアバッグドアの幅方向両側に配さ
れた一対のたて破断部と、この一対のたて破断を連結す
る車両幅方向に延びるよこ破断部とよりなり、エアバッ
グの展開時に、前記よこ破断部の両端部が中央部よりも
先に破断することを特徴とする。
【0009】このように、エアバッグドアのよこ破断部
をその両端部から破断させて、その後に中央部を破断さ
せることにより、エアバッグをその左右両側部から展開
させて中央部の展開を遅らせることができる。つまり、
エアバッグの展開をその初期展開において乗員を包み込
むような挙動とすることができる。
【0010】請求項2の助手席用エアバッグ装置は、請
求項1において、前記破断部がエアバッグドアの裏面に
設けた溝により薄肉状に形成され、前記よこ破断部の中
央部の肉厚がその両端部の肉厚よりも厚く形成されたこ
とを特徴とする。
【0011】このように、よこ破断部の中央部の肉厚を
その両端部の肉厚よりも厚く形成することにより、当該
中央部の破断強度が両端部の破断強度よりも大きくなる
ため、エアバッグの展開時に、よこ破断部の両端部を中
央部よりも先に破断させることができる。
【0012】請求項3の助手席用エアバッグ装置は、請
求項1において、前記破断部がエアバッグドアの裏面に
設けた溝により薄肉状に形成され、前記よこ破断部の中
央部に前記溝を横切るリブが設けられたことを特徴とす
る。
【0013】このように、よこ破断部の中央部にリブを
設けることにより、当該中央部の破断強度が両端部の破
断強度よりも大きくなるため、エアバッグの展開時に、
よこ破断部の両端部を中央部よりも先に破断させること
ができる。
【0014】請求項4の助手席用エアバッグ装置は、請
求項1において、前記エアバッグドアの前記よこ破断部
が、その中央部において当該よこ破断部の両端を結ぶ直
線に対し湾曲した形状に形成されたことを特徴とする。
【0015】このように、よこ破断部の中央部を湾曲形
状とすることにより、エアバッグの展開時にエアバッグ
ドアにかかる応力がよこ破断部の両端部に集中するた
め、当該両端部を中央部よりも先に破断させることがで
きる。
【0016】請求項5の助手席用エアバッグ装置は、請
求項4において、前記インフレータが略円筒形状をなし
てその軸方向を車両幅方向に向けて配され、前記エアバ
ッグドアの前記よこ破断部がその両端部において前記イ
ンフレータの軸方向両端部に対応するように配されて、
湾曲形成された中央部よりもその両端部が前記インフレ
ータのガス吹出し口の近くに配されたことを特徴とす
る。
【0017】このように、よこ破断部をその中央部にお
いて湾曲形成した場合に、その両端部を中央部に対しイ
ンフレータのガス吹出し口に近接させて配置することに
より、エアバッグの展開圧力を当該両端部に優先的にか
けることができ、よって、よこ破断部の両端部からの破
断をより確実に行なうことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施形態に係る助
手席用エアバッグ装置のためのエアバッグドア10の背
面を示す斜視図であり、図2は、同エアバッグドア10
の背面図、図3は、図2のIII−III断面図、図4
は、この助手席用エアバッグ装置のエアバッグ展開初期
における正面図である。
【0020】本実施形態の助手席用エアバッグ装置は、
エアバッグドアの構成を除き、図12に示した従来のエ
アバッグ装置と同様である。すなわち、本実施形態のエ
アバッグ装置は、インストルメントパネル1の助手席に
対応する位置に配設されており、インストルメントパネ
ル1の上面に設けた開口1aの下方に近接させて上方に
開口するケース4が固設され、このケース4内にインフ
レータ2と折畳まれたエアバッグ3が収納され、エアバ
ッグ3の上面を覆ってインストルメントパネル1の開口
1aを塞ぐようにエアバッグドア10が配されたもので
ある。
【0021】本実施形態においてエアバッグドア10
は、ポリオレフィン系又はポリスチレン系の熱可塑性樹
脂の射出成形品であり、インストルメントパネル1の開
口1aを塞いでその上面と概略面一に配されるドア本体
12と、このドア本体12の裏面において周縁部から突
設されエアバッグケース4の開口縁部にリベット等を介
して取付けられる取付部14とが一体に形成されてい
る。
【0022】ドア本体12の裏面には、車両衝突時に、
インフレータ2の発するガスによりエアバッグ3が展開
しようとしたとき、その展開圧力によって破断して、エ
アバッグ3を車両室内に膨出させるための破断部16が
設けられている。この破断部16は、ドア本体12の裏
面側に設けた溝により薄肉状に形成されており、エアバ
ッグドア10の幅方向両側において車両前後方向に延び
る一対のたて破断部18と、この一対のたて破断部18
を結ぶ車両幅方向に延びるよこ破断部20とよりなる。
そして、よこ破断部20は、たて破断部18の車両前後
方向のほぼ中央を直線状に連結するように形成されてい
る。
【0023】よこ破断部20は、その中央部20Cの破
断強度が両端部20Tの破断強度よりも大きく設定され
ている(図2参照)。ここでは、中央部20Cの肉厚を
両端部20Tの肉厚よりも厚く形成することにより、破
断強度に差を設けている。また、よこ破断部20の中央
部20Cに、当該破断部20を構成する溝を横切るリブ
23を立設することにより、中央部20Cの破断強度を
大きくしている。このリブ23は、図3に示すように、
よこ破断部20を構成する溝をその長手方向の所定箇所
で遮断するように形成されている。なお、リブ23の個
数は、図に示す2個に限られることなく、1個又は3個
以上であってもよい。
【0024】なお、図1に示すように、細溝状に形成さ
れたよこ破断部20の両側には、一般肉厚部から漸次に
肉厚が薄くなるように傾斜した傾斜部24が設けられて
おり、エアバッグドア10の射出成形時におけるヒケを
防止して破断部20付近におけるドア表面の平滑性を高
めている。また、たて破断部18は、所定形状の破断を
確保するべく、その前後方向両端部が内側に折曲形成さ
れている。
【0025】この実施形態のエアバッグ装置において
は、エアバッグ3の展開時に、その展開圧力によって、
エアバッグドア10のよこ破断部20とたて破断部18
とが破断して、よこ破断部20の前側部分26が前方
に、後側部分28が後方に開き、これによって形成され
る開口部からエアバッグ3が車両室内に膨出する。その
際、よこ破断部20の中央部20Cの破断強度が両端部
20Tの破断強度よりも大きく設定されているため、よ
こ破断部20は、その両端部20Tから中央部20Cに
向って破断する。これにより、図4に示すように、エア
バッグ3はその左右両側部から展開して中央部の展開が
遅れる。即ち、エアバッグ3がその初期展開において乗
員を包み込むような挙動を示す。
【0026】このように、エアバッグドア10のよこ破
断部20の破断のタイミングに差異をつけることにより
エアバッグ3の展開挙動を制御するので、エアバッグ3
内に展開挙動のための構成を設ける従来の展開制御方法
に比べて、低コストにエアバッグ3の展開性能を向上さ
せることができる。
【0027】なお、このように破断強度に差をつける場
合、中央部20Cの破断強度を高くし、両端にいくにし
たがって徐々に破断強度が低くなるように、即ち破断強
度を徐変させることが好ましい。その場合、例えば、中
央部20Cから両端部20Tに向って、肉厚を徐々に薄
くしたり、リブ23の配設密度を小さくしたりすればよ
い。
【0028】また、上記実施形態においては、よこ破断
部20の中央部20Cと両端部20Tの破断強度に差を
つけるために、その肉厚の変化とリブ23の立設という
2つの手段を設けているが、いずれか一方の手段のみを
採用してもよい。
【0029】次に、本発明の第2の実施形態に係る助手
席用エアバッグ装置について説明する。なお、特に説明
しない限り上記第1の実施形態と同一の符号を付したも
のは同一の構成を有する。
【0030】図5は、第2の実施形態に係る助手席用エ
アバッグ装置のためのエアバッグドア40の背面を示す
斜視図であり、図6は、同エアバッグドア40の背面
図、図7は、本エアバッグ装置の断面図であり、(a)
は図6のA−Aに対応する断面を、(b)は図6のB−
Bに対応する断面をそれぞれ示している。
【0031】この実施形態においては、図7に示すよう
に、略円筒形状をなしてその軸方向を車両幅方向に向け
て配されたインフレータ2が、ケース4内における車両
前方側に寄せて配されている。ここで、インフレータ2
のガス吹出し口(不図示)は、インフレータ2の軸方向
に沿って複数個が適宜に配設されている。なお、インフ
レータ2からのガスの流れを整流するディフューザ(不
図示)をインフレータ2を覆うように配した場合には、
このディフューザに設けられた開孔が上記ガス吹出し口
に相当する。
【0032】そして、エアバッグドア40は、そのよこ
破断部20が、中央部20Cにおいて当該よこ破断部2
0の両端を結ぶ直線に対し湾曲した形状に形成されてい
る。詳細には、図6に示すように、よこ破断部20の両
端、即ち一対のたて破断部18との交点22が、たて破
断部18の車両前後方向における中央部に対して前方に
寄せて配されている。そして、よこ破断部20の中央部
20Cが、車両後方に向って湾曲した形状となってお
り、この湾曲した中央部20Cが直線状をなす両端部2
0Tよりも車両後方に位置するように形成されている。
【0033】また、このよこ破断部20は、その両端部
20Tにおいてインフレータ2の軸方向両端部に対応す
るように配され、これにより湾曲形成された中央部20
Cよりもその両端部20Tがインフレータ2のガス吹出
し口の近くに配置されている。すなわち、図6及び図7
(b)に示すように、インフレータ2をエアバッグドア
40表面に対して垂直な方向に投影させたときの、その
投影領域R内によこ破断部20の両端部20Tが配置さ
れ、一方、図6及び図7(a)に示すように、よこ破断
部20の中央部20Cがこの投影領域Rから外れるよう
に配置されている。
【0034】このようによこ破断部20の中央部20C
を直線状をなす両端部20Tに対して湾曲した形状に形
成することにより、エアバッグ3の展開時にエアバッグ
ドア40にかかる応力がよこ破断部20の両端部20T
に集中するため、当該両端部20Tから破断させること
ができる。よって、上記第1の実施形態と同様、エアバ
ッグ3の初期展開挙動を乗員を包み込むような挙動とす
ることができ、低コストでのエアバッグ3の展開性能の
向上が図れる。
【0035】また、その両端部20Tを中央部20Cに
対しインフレータ2のガス吹出し口に近接させて配置す
ることにより、エアバッグ3の展開圧力を当該両端部2
0Tに優先的にかけることができ、両端部20Tからの
破断をより確実に行なうことができる。
【0036】なお、この実施形態においては、よこ破断
部20の肉厚を長手方向で一定に設定しているが、上記
第1の実施形態と同様に、中央部20Cと両端部20T
との間で肉厚に差を設けて、中央部20Cの破断強度を
高めてもよい。
【0037】図8は、上記した第2の実施形態におい
て、インフレータ2を車両前方側に寄せて配置する代り
に、車両後方側に寄せて配置した場合における、エアバ
ッグドア40の構成例を示している。
【0038】この場合、エアバッグドア40は、そのよ
こ破断部20両端の交点22が、たて破断部18の中央
部に対して後方に寄せて配され、よこ破断部20の中央
部20Cが、前方に向って湾曲した形状となっている。
そして、直線状をなす両端部20Tが車両後方側に位置
するインフレータ2の投影領域R内に配置され、湾曲状
をなす中央部20Cがこの投影領域Rから外れるように
配置されている。
【0039】このように逆向きに構成した場合にも、上
記第2の実施形態と同様、エアバッグ3の展開時に、よ
こ破断部20を、その両端部20Tから中央部20Cに
向って破断させることができる。
【0040】図9は、本発明の第3の実施形態に係る助
手席用エアバッグ装置のためのエアバッグドア50の背
面図であり、図10は、このエアバッグ装置の断面図で
あって、(a)は図9のA−Aに対応する断面を、
(b)は図9のB−Bに対応する断面をそれぞれ示して
いる。
【0041】この実施形態においては、図10に示すよ
うに、インフレータ2はケース4内における車両前後方
向中央に配されている。そして、エアバッグドア50
は、そのよこ破断部20両端の交点22がたて破断部1
8のほぼ中央に配され、よこ破断部20の中央部20C
が、直線状をなす両端部20Tから前方に向って湾曲し
た形状となっており、両端部20Tがインフレータ2の
投影領域R内に配置され、中央部20Cがこの投影領域
Rから外れるように配置されている。
【0042】このようにインフレータ2をケース4中央
に配した場合、よこ破断部20の両端部20Tをドア本
体12の前後方向中央に位置させ、中央部20Cを前方
に向って湾曲させることにより、上記第2の実施形態と
同様、エアバッグ3の展開時に、よこ破断部20を、そ
の両端部20Tから中央部20Cに向って破断させるこ
とができる。
【0043】図11は、上記第3の実施形態において、
エアバッグドア50のよこ破断部20の形状を変更した
例を示している。この例においては、よこ破断部20の
中央部20Cを前方に湾曲させる代りに、後方に湾曲さ
せている。このように、よこ破断部20の中央部20C
の湾曲形状は前後どちらでもよい。
【0044】なお、以上の実施形態においては、エアバ
ッグドア10,40,50をインストルメントパネル1
とは別体の部材により構成した例について説明したが、
本発明においては、エアバッグドアとインストルメント
パネルとを一体に形成したものも含まれる。
【0045】
【発明の効果】本発明の助手席用エアバッグ装置である
と、エアバッグドアのよこ破断部の破断のタイミングに
差異をつけることによってエアバッグの展開挙動を制御
するため、低コストにエアバッグの展開性能を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるエアバッグド
ア10の背面斜視図である。
【図2】エアバッグドア10の背面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】第1の実施形態に係る助手席用エアバッグ装置
のエアバッグ展開初期における正面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態におけるエアバッグド
ア40の背面斜視図である。
【図6】エアバッグドア40の背面図である。
【図7】第2の実施形態に係る助手席用エアバッグ装置
の断面図であって、(a)は図6のA−Aに対応する断
面を、(b)は図6のB−Bに対応する断面をそれぞれ
示している。
【図8】エアバッグドア40の他の構成例を示す背面図
である。
【図9】本発明の第3の実施形態におけるエアバッグド
ア50の背面図である。
【図10】第3の実施形態に係る助手席用エアバッグ装
置の断面図であって、(a)は図9のA−Aに対応する
断面を、(b)は図9のB−Bに対応する断面をそれぞ
れ示している。
【図11】エアバッグドア50の他の構成例を示す背面
図である。
【図12】従来の助手席用エアバッグ装置の断面図であ
る。
【図13】従来のエアバッグドアの背面図である。
【符号の説明】
1……インストルメントパネル 2……インフレータ 3……エアバッグ 10,40,50……エアバッグドア 16……破断部 18……たて破断部 20……よこ破断部 20C……よこ破断部の中央部 20T……よこ破断部の両端部 23……リブ R……インフレータの投影領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三原 義則 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネル内に、折畳まれ
    たエアバッグとこのエアバッグを展開させるインフレー
    タが収納され、前記エアバッグを覆うようにエアバッグ
    ドアが配されたエアバッグ装置において、 前記エアバッグドアが、前記エアバッグの展開により破
    断して当該エアバッグを車両室内に膨出させる破断部を
    備え、 この破断部が、エアバッグドアの幅方向両側に配された
    一対のたて破断部と、この一対のたて破断を連結する車
    両幅方向に延びるよこ破断部とよりなり、 エアバッグの展開時に、前記よこ破断部の両端部が中央
    部よりも先に破断することを特徴とする助手席用エアバ
    ッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記破断部がエアバッグドアの裏面に設
    けた溝により薄肉状に形成され、前記よこ破断部の中央
    部の肉厚がその両端部の肉厚よりも厚く形成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の助手席用エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記破断部がエアバッグドアの裏面に設
    けた溝により薄肉状に形成され、前記よこ破断部の中央
    部に前記溝を横切るリブが設けられたことを特徴とする
    請求項1記載の助手席用エアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記エアバッグドアの前記よこ破断部
    が、その中央部において当該よこ破断部の両端を結ぶ直
    線に対し湾曲した形状に形成されたことを特徴とする請
    求項1記載の助手席用エアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 前記インフレータが略円筒形状をなして
    その軸方向を車両幅方向に向けて配され、 前記エアバッグドアの前記よこ破断部がその両端部にお
    いて前記インフレータの軸方向両端部に対応するように
    配されて、湾曲形成された中央部よりもその両端部が前
    記インフレータのガス吹出し口の近くに配されたことを
    特徴とする請求項4記載の助手席用エアバッグ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248907A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Honda Motor Co Ltd 車両用エアバッグ装置
US7918481B2 (en) 2008-03-13 2011-04-05 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle airbag device and method for manufacturing the same
JP2015020568A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 日本Iac株式会社 自動車内装品
KR20190127300A (ko) * 2018-05-04 2019-11-13 현대모비스 주식회사 크래쉬 패드

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