JPH11134464A - Icモジュールの製造方法、およびこの製造方法により製造されたicモジュールを備えたicカード - Google Patents

Icモジュールの製造方法、およびこの製造方法により製造されたicモジュールを備えたicカード

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JPH11134464A
JPH11134464A JP29975197A JP29975197A JPH11134464A JP H11134464 A JPH11134464 A JP H11134464A JP 29975197 A JP29975197 A JP 29975197A JP 29975197 A JP29975197 A JP 29975197A JP H11134464 A JPH11134464 A JP H11134464A
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chip
module
substrate
resin
cavity space
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JP29975197A
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English (en)
Inventor
Tomoharu Horio
友春 堀尾
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICチップおよびこれが搭載される基板を良
好に保護することができる技術を提供する。 【解決手段】 基板2上に導電パターン20と導通する
ようにしてICチップ3が搭載され、これらが樹脂封止
されたICモジュール1の製造方法において、長手方向
に並ぶようにして複数の導電パターン20が形成された
長尺帯状の絶縁テープ2A上に、導電パターン20と導
通するようにしてICチップ3を搭載する工程と、型締
め状態においてキャビティ空間50を形成する上下の金
型5A,5Bを用いるとともに、キャビティ空間50の
上下方向の略中間位置にICチップ3および導電パター
ン20が位置するようにしてキャビティ空間50の内部
に収容し、溶融樹脂を上記キャビティ空間50の内部に
注入して導電パターンおよびICチップを封止する工程
と、を含み、かつ、絶縁テープ2Aとして、各導電パタ
ーン20が形成されたそれぞれの領域毎に、ICチップ
3が搭載される領域を避けるようにして貫通孔25,2
6が形成されたものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、所定の導電パタ
ーンが形成された基板上に上記導電パターンと導通する
ようにしてICチップが搭載され、上記導電パターンお
よび上記ICチップを封止するようにして樹脂パッケー
ジが施されたICモジュールの製造方法、およびこの製
造方法によって製造されたICモジュールを備えたIC
カードに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、カードには、情報記憶機
能をもたせたものがあり、その中にはICメモリチップ
を備えた、いわゆるICカードがある。このようなIC
カードは、いわゆる非接触型の情報記憶カードとして構
成するのに適する利点があり、磁気ストライプ方式のカ
ードと比較すれば情報記憶容量の拡大が容易であり、ま
た、偽造防止効果が高いといった利点がある。
【0003】このような非接触型のICカードとして
は、たとえばアンテナコイルがパターン形成された基板
に、このアンテナコイルと導通するようにしてICチッ
プを搭載し、このような基板を樹脂製などの薄型のカー
ド本体などに組み込んだものがある。この種のICカー
ドにおいては、上記アンテナコイルが外部との電波を送
受信するアンテナとして機能するとともに、ICチップ
に電力を供給する起電力を生起するコイルとして機能す
るため、バッテリなどの電源を組み込む必要がないとい
った利点を有する。
【0004】ところで、上記ICカードに限らず、特別
な機能を与えるべくICチップを内蔵して形成されるカ
ードは、今後ますます薄型化が要請される。そうする
と、ユーザによる取り扱い時に受ける力などによって、
このような薄型カードはある程度撓みが生じることを予
定せざるを得ない。この場合に問題となるのは、ICカ
ードが撓んだ場合の内蔵ICチップへの影響である。上
述したように、上記ICチップは、樹脂製などのカード
本体の内部に組み込まれているために、上記ICカード
が撓んだ場合には、上記ICチップの内蔵位置に応力が
集中しやすい。このような場合には、ICチップが上記
基板から剥離したり、ICチップ自体がダメージを受け
るような事態が考えられる。すなわち、たとえば上記I
Cチップへの電力供給経路が絶たれてしまったり、ある
いはICチップに記憶されている内容が消失してしまっ
たりしまうなど、ICチップが本来有する特性が失われ
てしまうといった事態も生じかねない。
【0005】したがって、ICカードの薄型化にともな
い、このICカードに内蔵されるICチップを保護する
必要性が一層高くなる。そこで、射出成形法やトランス
ファ成形法などの金型を用いた樹脂成形によって基板上
にICチップが搭載された状態で、上記アンテナコイル
とともに樹脂パッケージングしてモジュール化する方法
が採用されている。具体的には、図12に示すように、
アンテナコイル20が形成され、これと導通するように
してICチップ3が搭載された基板2を、上下の各金型
5A,5Bを型締めした状態において形成されるキャビ
ティ空間50内に収容し、上記キャビティ空間50内に
溶融樹脂を注入することにより行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような金型を用い
た樹脂成形法では、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を
用いて金型成形する場合には、上記金型5が予め加熱さ
れているために、上記キャビティ空間50内に収容され
た基板2は熱膨張しようとする。ところが、上記基板2
上には、上記基板2よりも熱膨張率の小さい銅などによ
ってアンテナコイル20が渦巻き状にパターン形成され
ているために、上記基板2の膨張が上記アンテナコイル
20によって阻害されてしまい、結果として、上記基板
2が臼状に反ってしまう。このような状態で上記キャビ
ティ空間50内に溶融樹脂の注入を行なった場合には、
図12に矢印で示したように上記基板2の裏面側に溶融
樹脂が流入してしまう。このようにして上記基板2に裏
面側に溶融樹脂が流入してしまったならば、上記基板2
が上方に持ち上げられてしまいかねない。かりに、上記
基板2が上方に持ち上げられた状態で樹脂が硬化してし
まった場合には、樹脂パッケージの表面から上記ICチ
ップ3が露出してしまったり、あるいは露出しやすい状
態となってしまい、樹脂パッケージ本来の機能を発揮す
ることができず、上記ICチップ3がダメージを受けや
すいものとなってしまう。
【0007】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、ICチップおよびこれが搭載され
る基板を良好に保護することができる技術を提供するこ
とをその課題としている。
【0008】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】すなわち、本願発明の第1の側面によれ
ば、長手方向に並ぶようにして複数の導電パターンが形
成された長尺帯状の絶縁テープ上に、上記導電パターン
と導通するようにしてICチップを搭載する工程と、型
締め状態においてキャビティ空間を形成する上下の金型
を用いるとともに、上記キャビティ空間の上下方向の略
中間位置に上記ICチップおよび導電パターンが位置す
るようにして上記キャビティ空間内に収容し、溶融樹脂
を上記キャビティ空間内に注入して上記導電パターンお
よびICチップを封止する工程と、を含み、かつ、上記
絶縁テープとして、各導電パターンが形成されたそれぞ
れの領域毎に、上記ICチップが搭載される領域を避け
るようにして1または複数の貫通孔が形成されたものを
用いることを特徴とする、ICモジュールの製造方法が
提供される。
【0010】上記製造方法は、所定形状に形成された基
板上にICチップが搭載された状態で、これらをキャビ
ティ空間内に収容して樹脂パッケージングを行なうので
はなく、長尺帯状(フープ状)とされた絶縁テープ上に
基板が搭載された状態で樹脂パッケージングが行なわれ
る。たとえば、上記絶縁テープの幅方向の両側端部に
は、一定間隔毎に係止穴が形成され、爪付きローラの爪
部が上記係止穴に係止されて、たとえばピッチ送りされ
る。この場合には、上記絶縁テープが次々とピッチ送り
されて連続的に樹脂パッケージング工程を行なうことが
できる。
【0011】また、上記ICチップがキャビティ空間内
に収容された状態では、上記各金型によって上記絶縁テ
ープが挟持されており、樹脂パッケージングを施すべき
部位に一定のテンションが加えられた状態とされてい
る。このため、たとえ上記各金型が予め加熱されている
場合であっても、樹脂パッケージングを行なうべき部位
が上記各金型の熱によって反ってしまうことはない。
【0012】さらに、本願発明の製造方法では、上記絶
縁テープとして、各導電パターンが形成されたそれぞれ
の領域毎に、上記ICチップが搭載される領域を避ける
ようにして1または複数の貫通孔が形成されたものが用
いられている。このため、上記絶縁テープをICチップ
をキャビティ空間内に収容するようにして金型の型締め
を行なったとすれば、上金型によって規定される上記絶
縁テープよりも上部の空間と、下金型によって規定され
る上記絶縁テープよりも下部の空間とが上記貫通孔を介
して連通することとなる。このような状態では、たとえ
上部空間あるいは下部空間のいずれかに偏って溶融樹脂
が注入されたとしても、十分に充填されていない空間側
に上記貫通孔から溶融樹脂が流入することとなり、いわ
ゆるアイランドシフトを起こすことなく、上記キャビテ
ィ空間の隅々まで溶融樹脂を行き渡らせることができ
る。このことに加えて、上記ICチップおよび導電パタ
ーンが上記キャビティ空間の上下方向の略中間位置に位
置するようにして上記キャビティ空間内に収容された状
態で、かつこの状態が維持されて樹脂パッケージングが
行なわれるので、上記ICチップが樹脂パッケージの中
央位置に封止された恰好とされ、上記ICチップが樹脂
パッケージから露出したり、あるいは露出しやすいもの
となることもない。
【0013】本願発明の第2の側面によれば、所定の導
電パターンが形成された基板上に上記導電パターンと導
通するようにしてICチップが搭載され、上記導電パタ
ーンおよび上記ICチップを封止するようにして樹脂パ
ッケージが施されたICモジュールの製造方法であっ
て、上記基板として、上記ICモチップが搭載される領
域を避けた部位に、1または複数の貫通孔が形成された
ものを用いることを特徴とする、ICモジュールの製造
方法が提供される。
【0014】本側面の製造方法においても、金型成形に
よって樹脂パッケージングが行なわれる。すなわち、上
下の金型の型締め状態において形成されるキャビティ空
間内に、導電パターンが形成されICチップが搭載され
た基板を収容配置して、溶融樹脂を注入することにより
樹脂パッケージングが行なわれる。このような樹脂パッ
ケージング方法では、上述したように、金型の熱によっ
て基板が臼状に反って基板の裏面側に溶融樹脂が流入し
てしまい基板が上方に持ち上げられてしまうことが懸念
される。ところが、上記製造方法によれば、基板の裏面
側に流入した溶融樹脂の一部が、上記貫通孔から基板の
表面側に流出することとなる。これにより、基板の裏面
側に在する樹脂量が低減されて基板が上方に持ち上げら
れてしまうことをある程度に抑制することができる。こ
のため、上記製造方法によって得られるICモジュール
では、上記ICチップが樹脂パッケージから露出してい
たり、あるいは露出しやすいものとなっていることもな
い。
【0015】本願発明の第3の側面によれば、ICチッ
プを有するICモジュールが、薄型のカード本体内に組
み込まれたICカードであって、上記ICモジュールと
して、上述した第1あるいは第2の側面のいずれかに記
載された製造方法によって製造されたICモジュールが
用いられていることを特徴とする、ICカードが提供さ
れる。
【0016】上記ICカードは、上述した第1または第
2の側面に記載された製造方法によって製造されたIC
モジュールを備えているので、上述した第1または第2
の側面に記載されたICモジュールの効果を享受できる
のはいうまでもない。すなわち、上記ICモジュール
は、良好に樹脂パッケージが施されており、上記ICチ
ップが樹脂パッケージから露出していたり、あるいは露
出しやすいものとなっていることがない。このため、か
りに上記ICモジュールが組み込まれた上記ICカード
が撓んだとしても、上記ICチップの内蔵位置に応力が
集中することもなく、また、ICチップが上記基板から
剥離したり、ICチップ自体がダメージを受けるような
こともない。
【0017】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0019】図1は、本願発明の製造方法により製造さ
れたICモジュールの一例を表す全体斜視図であり、図
2は、上記ICモジュールの要部断面図であり、図3
は、導電パターンが形成された基板を表す平面図であ
る。なお、従来例を説明するために参照した図面に描か
れている部材および要素と同一のものには同一の符号を
付してある。
【0020】図1に示すように、上記ICモジュール1
は、円形状とされた基板2と、この基板2に搭載される
ICチップ3と、上記基板2の表面に形成されたアンテ
ナコイル20と、上記基板2およびICチップ3を包み
込む樹脂パッケージ4と、を備え、全体として円柱状に
形成されている。
【0021】上記ICチップ3は、たとえばEEPRO
Mなどのメモリチップやその他にコンデンサなどが一体
的に造り込まれており、図1に良く表れているように全
体として直方体状とされている。すなわち、上記ICチ
ップ3は、主として情報記憶機能を有するメモリとして
用いられる。図2に示すように、上記ICチップ3の主
面3aには、アンテナ接続電極30,30が形成されて
おり、この電極30,30は、電極パッド(図示略)に
金メッキを施すなどして上記主面3aから突出するよう
にして形成されている。
【0022】図3に示すように、上記基板2は、たとえ
ばポリイミドフィルムなどの可撓性を有するとともに、
絶縁性を有する樹脂などによって円形状に形成されてい
る。なお、上記基板2の形状は、円形状に限らず、長円
形状、楕円形状、あるいは矩形状などであってもよく、
その形状は適宜選択すればよい。図3に良く表れている
ように、上記基板2の中央部には、ICチップ3が搭載
されるべき部位(図3に仮想線で示した部位)を囲むよ
うにして複数の貫通孔25が形成されており、その周縁
部にも複数の貫通孔26が形成されている。また、上記
基板2の表面には、導体線20aによって所定のパター
ンが形成されてアンテナコイル20とされており、上記
パターンは、アンテナコイル20を形成する導体線束2
2の所定の部位23が上記基板2の半径方向の内方側に
凹状に屈曲延入させられているとともに、全体として渦
巻き状とされている。上記導体線20aの始端および終
端は、中央部のICチップ3の搭載位置において上記導
体線束22の屈曲延入部23を挟むようにして配置され
ており、上記基板2の中央部において突出形成されたラ
ンド21,21と導通している。なお、上記パターン
は、銅などの被膜を形成した後に、エッチング処理を行
うことにより形成され、上記ランド21,21もまた同
じ工程において形成することができる。なお、図示しな
いが、上記基板2は、上記ランド21,21が臨むよう
にして、かつ上記パターンを保護すべく、たとえばポリ
イミド樹脂などによって覆われている。
【0023】図2に示すように、上記ICチップ3は、
上記電極30,30が上記基板2に形成されたランド2
1,21と導通するようにして実装される。上記ICチ
ップ3の実装には、たとえば異方性導電膜6が用いら
れ、この異方性導電膜6は、接着性を有する樹脂膜61
内に導電粒子60を分散させた構造をもっている。な
お、上記ICチップ3の実装は、いわゆるハンダリフロ
ーの手法を採用してもよい。
【0024】上記構成においては、上記アンテナコイル
20が、外部と上記ICチップ3との間で電波を送受信
するデバイスとして機能し、この電波の搬送波にのって
データ信号が送受信される。一方、上記アンテナコイル
20は、上記導体線20aが一方向に回転する渦巻き状
とされているので、電磁誘導効果により誘導起電力を生
じるコイルとしても機能し、生じた起電力をICチップ
3に供給するようになされている。そして、ICチップ
3に供給された起電力は、コンデンサにおいて蓄電され
る。すなわち、上記構成では、バッテリなどの電源が必
要とされないといった利点がある。
【0025】上記樹脂パッケージ4は、エポキシ樹脂な
どの熱硬化性樹脂を用いた射出成形法やトランスファ成
形法などの金型成形によって全体として円柱状に形成さ
れている。
【0026】次に、図1に示したICモジュールの第1
の製造方法を図4ないし図7を参照しながら簡単に説明
する。なお、図4は、本願発明の第1実施形態に係るI
Cモジュールの製造方法において使用される絶縁テープ
を表す斜視図であり、図5は、上記基板およびこれに実
装されたICチップを樹脂パッケージングするために用
いられる上金型を裏面からみた全体斜視図であり、図6
は、上記基板およびこれに実装されたICチップを樹脂
パッケージングするために用いられる下金型の全体斜視
図であり、図7は、上記各金型によって形成されるキャ
ビティ空間内に上記ICチップを収容している状態を表
す断面図である。
【0027】図4に示すように、上記絶縁フィルム2A
は、ポリイミド樹脂などによって長尺帯状に形成されて
おり、長手方向の一定間隔毎に孔23が形成されている
とともに、幅方向の両側端部には一定間隔毎に複数の係
止穴2bが形成されている。すなわち、上記絶縁フィル
ム2Aは、爪付きローラ(図示略)に設けられた爪が係
止されてピッチ送り、または連続送りされるように構成
されている。
【0028】まず、上記絶縁テープ2Aの表面に銅被膜
を形成し、この銅被膜を不要な部位を薬剤などを用いた
エッチング処理によって除去することによって、図4に
良く表れているような全体として渦巻き状の導体線20
aのパターンを形成する。これと同時に、このパターン
と導通するランド21,21を形成する。上記銅被膜
は、たとえば銅箔を貼着したり、スパッタリング、蒸
着、あるいはCVDなどの手段によって形成される。こ
のようにして形成される導体線20aのパターンは、ア
ンテナコイル20とされ、上記各ランド21,21は上
記アンテナコイル20の始端および終端となる。なお、
上記アンテナコイル20は、絶縁テープ2Aの長手方向
に並ぶようにして、たとえば幅方向に2列形成される。
【0029】この工程と前後して、上記ICチップ3が
実装されるべき部位を囲むようにして複数の貫通孔25
を、上記アンテナコイル20が形成された(形成される
べき)領域を囲むようにして複数の貫通孔26をそれぞ
れ形成する。これらの貫通孔25,26は、たとえば上
記絶縁テープ2Aに打ち抜き加工を施すことによって容
易に形成することができるが、上記孔23や係止穴2b
などと同時に形成してもよいし、上記アンテナコイル2
0が形成された後に形成してもよい。なお、上記貫通孔
25,26の形成部位および個数は、適宜変更可能であ
り、図4に示した形成部位および個数には限定されな
い。
【0030】つづいて、ICチップ3を上記絶縁テープ
2A上に実装する。この工程は、たとえば異方性導電膜
6を用いる行なわれる。すなわち、上記絶縁テープ2A
と上記ICチップ3との間に上記異方性導電膜6を介在
させた上で、加熱状態において上記絶縁テープ2Aと上
記ICチップ3との間に所定の圧力を加えることにより
行なわれる。なお、上記ICチップ3の実装工程は、周
知のハンダリフローの手法などによって行なってもよ
い。
【0031】次いで、上記ICチップ3および上記アン
テナコイル20を封止すべく樹脂パッケージングを行な
う。この樹脂パッケージング工程は、所定の成形用金型
装置を用いた、射出成形あるいはトランスファ成形によ
って行なわれる。たとえば、トランスファ成形によって
樹脂パッケージングを行なう場合には、上記成形用金型
装置としては、上下の金型5A,5Bを備えるととも
に、油圧などによって上下動可能な可動盤に上記下金型
5Bが取り付けられ、上記可動盤の上昇により上記可動
盤とともに上昇する浮動盤の下面に上金型5Aが取り付
けられて構成されているものなどが採用される。
【0032】たとえば、上記上金型5Aとしては、図5
に示すような構成のものが採用される。すなわち、上記
上金型5Aは、浮動盤の下面に取り付けられているベー
スプレート8と、このベースプレート8の下面に取り付
けられる枠体80を介して取り付けられるチェイスブロ
ック81とを備えて構成されている。図7に良く表れて
いるように、各部材8,80,81には、たとえば円柱
状の貫通孔8b,80b,81bがそれぞれ形成されて
おり、上記浮動盤に各部材8,80,81が取り付けら
れた状態においては、上記各貫通孔8b,80b,81
bによってプランジャポット85を構成する透孔が形成
される。また、上記チェイスブロック81には、上記基
板2の表面側を封止すべく、たとえば4つのキャビティ
83が凹入形成されている。
【0033】上記下金型5Bとしては、図6に示すよう
な構成のものが採用される。すなわち、上記下金型5B
は、可動盤の上面に取り付けられているベースプレート
8aと、このベースプレート8aの上面に取り付けられ
る枠体80aを介して取り付けられるチェイスブロック
81aとを備えて構成されている。図6に良く表れてい
るように、上記チェイスブロック81aは、中央部に凹
入部82aが形成されており、この凹入部82aとラン
ナ溝52aを介して繋がる、たとえば4つのキャビティ
50aが凹入形成されている。上記凹入部82aは、上
記各金型5A,5Bを型締めした状態では、上記上金型
5Aに形成された透孔と連通してプランジャポット85
を形成する。
【0034】上記のように構成された成形用金型装置に
おいては、具体的には以下のようにして樹脂パッケージ
ング工程が行なわれる。
【0035】まず、図7に示すように、上記各金型5
A,5Bを型締めした状態において形成されるキャビテ
ィ空間50内に、上記絶縁フィルム2A上のICチップ
3およびアンテナコイル20を上記キャビティ空間50
内の略中央に位置するようにして収容する。すなわち、
図4に破線で囲まれた矩形領域Bを上記各金型5A,5
Bによって挟持するようにして上記金型5の型締めを行
う。
【0036】次いで、上記金型5の型締め状態において
形成されるプランジャポット85内に樹脂タブレット9
0を装填する。このとき、上記金型5は、所定の温度に
予熱されているために、上記樹脂タブレット90が溶融
するが、この溶融樹脂は上記プランジャポット85内に
挿入されたプランジャ9によって加圧され、各ランナ5
2を介して各キャビティ空間50内に注入される。
【0037】本製造方法においては、上金型5Aによっ
て規定される上記絶縁テープ2Aよりも上部の空間と、
下金型5Bによって規定される上記絶縁テープ2Aより
も下部の空間とが上記貫通孔25,26を介して連通す
るようになされている。このため、たとえ上部空間ある
いは下部空間のいずれかに偏って溶融樹脂が注入された
としても、十分に充填されていない空間側に上記貫通孔
25,26から溶融樹脂が流入することとなり、上記キ
ャビティ空間50の隅々まで溶融樹脂を行き渡らせるこ
とができる。このことに加えて、上記ICチップ3およ
びアンテナコイル20が上記キャビティ空間50の上下
方向の略中間位置に位置するようにして上記キャビティ
空間50内に収容された状態で樹脂パッケージングが行
なわれるので、上記ICチップ3が樹脂パッケージの中
央位置に封止された恰好とされ、上記ICチップ3が樹
脂パッケージから露出したり、あるいは露出しやすいも
のとなることもない。
【0038】また、上記ICチップ3がキャビティ空間
50内に収容された状態では、上記各金型5A,5Bに
よって上記絶縁テープ2Aが挟持されており、樹脂パッ
ケージングを施すべき部位に一定のテンションが加えら
れた状態とされている。このため、熱硬化性樹脂を用い
て樹脂パッケージを行なうべく、たとえ上記各金型が予
め加熱されている場合であっても、樹脂パッケージング
を行なうべき部位が上記各金型の熱によって反ってしま
うことまない。
【0039】最後に、注入された溶融樹脂が上記キャビ
ティ空間50内に行き渡り、硬化した場合には、上記各
金型5A,5Bの型分けを行い、ICモジュール1とな
るべき部位を打ち抜き加工などによって上記絶縁フィル
ム2Aから切り取ることによって図1に示したようなI
Cモジュール1が得られる。
【0040】このような製造方法によれば、樹脂パッケ
ージング工程が連続的に行えるのは上述の通りである
が、上記絶縁フィルム2Aの流れの樹脂パッケージング
工程が行われている場所の上流側において、アンテナコ
イル20のパターン形成およびICチップ3の実装工程
を行い、下流側において上記絶縁フィルム2AからのI
Cモジュール1の打ち抜き加工を行うように構成するこ
ともできる。もちろん、パターン形成、ICチップ3の
実装、および打ち抜き加工は、所定の装置を用いて自動
的に行うことができ、また、上記樹脂パッケージング工
程も金型装置を用いて自動的に行うことができる。すな
わち、このような構成によれば、ICモジュール1の製
造の自動化を実現することができる。
【0041】次に、図1に示されたICモジュール1の
第2の製造方法を図8を参照しながら簡単に説明する。
なお、本製造方法は、所定形状に形成された基板2上に
ICチップ3が搭載された状態で、これらをキャビティ
空間50内に収容して樹脂パッケージングが行なわれ
る。
【0042】上記基板2は、たとえば長尺帯状とされた
ポリイミド製などの絶縁テープ2Aの表面に全体として
渦巻き状の導体線20aのパターン、およびこのパター
ンと導通するランド21,21を形成し、このような基
板2に打ち抜き加工を施すなどして得られる。もちろ
ん、上記基板2には、上記ICチップ3が実装されるべ
き部位を囲むようにして複数の貫通孔25が形成されて
いるとともに、上記アンテナコイル20が形成された領
域を囲むようにして複数の貫通孔26が形成されてい
る。これらの貫通孔25,26は、たとえば上記絶縁テ
ープ2Aに打ち抜き加工を施すことによって容易に形成
することができるが、係止穴2bなどと同時に形成して
もよいし、上記アンテナコイル20が形成された後に形
成してもよい。
【0043】図8に示すように、このようにして形成さ
れた基板2を、上下の金型5A,5Bの型締め状態にお
いて形成されるキャビティ空間50内に収容し、上記キ
ャビティ空間50内に溶融樹脂を注入することにより行
なわれる。溶融樹脂の注入は、上述した製造方法を同様
にして行なわれる。すなわち、予め加熱状態とされた金
型5を型締めした状態において形成されるプランジャポ
ット内に、樹脂タブレットを装填するとともに、プラン
ジャによって樹脂を加圧することにより行なわれる。こ
のとき、上記金型5は、所定の温度に予熱されているた
めに、上記樹脂タブレットが溶融するが、この溶融樹脂
はプランジャによる加圧によって各ランナを介して各キ
ャビティ空間内に注入される。そして、樹脂が硬化した
場合には、上記金型5を型開きして取り出し、バリ処理
を施すことによって図1に示すようなICモジュール1
が得られる。
【0044】このような樹脂パッケージング方法では、
上述したように、金型5の熱によって基板2が臼状に反
って基板2の裏面側に溶融樹脂が流入してしまって上記
基板2が上方に持ち上げられてしまうことが懸念され
る。ところが、上記製造方法によれば、基板2の裏面側
に流入した溶融樹脂の一部が、上記貫通孔25,26か
ら基板2の表面側に流出することとなる。これにより、
基板2の裏面側に在する樹脂量が低減されて基板2が上
方に持ち上げられてしまうことをある程度に抑制するこ
とができる。このため、上記製造方法によって得られる
ICモジュール1では、上記ICチップ3が樹脂パッケ
ージから露出していたり、あるいは露出しやすいものと
なっていることもない。
【0045】上述した各製造方法によって得られるIC
モジュール1は、たとえば樹脂製などの薄型のカード本
体内に組み込まれてICカードとして使用される。以
下、上記ICモジュールが組み込まれたICカードの一
例を図8ないし図10を参照しつつ説明する。なお、図
8は、本願発明に係るICカードの全体斜視図であり、
図9は、上記ICカードの分解断面図であり、図10
は、図8のX −X 線に沿う断面図である。
【0046】図9および図10に示すように、上記IC
カード7は、上述した製造方法によって形成されたIC
モジュール1と、ICモジュール1が嵌め込まれるカー
ド本体7Aと、このカード本体7Aの上下面に貼着され
るカバーシート70,70とを備えて構成されている。
図8に示すように、上記ICカード7は、平面視形状が
長矩形を呈し、その厚みが後述する接着材を含めて、た
とえば0.76mm程度に形成されている。
【0047】上記カード本体7Aには、中央部から長手
方向に偏移した部位に上記ICモジュール1の形状に対
応して円柱状とされているとともに、上記ICモジュー
ル1が嵌め込まれる貫通孔71が形成されており、たと
えばポリエチレンテレフタレート樹脂(以下「PET」
という)、あるいは塩化ビニル(以下「PVC」とい
う)などによってその厚みが0.45mm程度とされて
いる。
【0048】上記カバーシート70,70は、たとえば
PETやPVCなどの樹脂によってその厚みが0.15
mm程度に形成されており、たとえば接着剤などによっ
て上記カード本体7Aの上下面にそれぞれに貼着され
る。すなわち、このカバーシート70,70を貼着する
ことによって、上記ICモジュール1を保護することが
できる。
【0049】図9および図10に示すように、上記IC
モジュール1は、上記カード本体7Aの貫通孔71に嵌
め込まれるとともに、上記各カバーシート70,70に
挟み込まれて、上記カード本体7Aに埋設された恰好と
されている。なお、上記モジュール1を上記貫通孔71
に嵌め込む際には、たとえばエポキシ樹脂系の接着剤な
どを使用してもよく、その手段は適宜選択すればよい。
【0050】なお、上記ICカード7は、上述した実施
形態の構成には限定されない。たとえば、上記ICカー
ド本体7Aとして、貫通孔71ではなく、凹入部が形成
されたものであってもよい。この場合には、上記カバー
シート70は、上記カバー本体7Aの少なくとも上記凹
入部か開口側の面にのみ貼着すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の製造方法により製造されたICモジ
ュールの一例を表す全体斜視図である。
【図2】上記ICモジュールの要部断面図である。
【図3】導電パターンが形成された基板を表す平面図で
ある。
【図4】本願発明の第1実施形態に係るICモジュール
の製造方法において使用される絶縁テープを表す斜視図
である。
【図5】上記基板およびこれに実装されたICチップを
樹脂パッケージングするために用いられる上金型を裏面
からみた全体斜視図である。
【図6】上記基板およびこれに実装されたICチップを
樹脂パッケージングするために用いられる下金型の全体
斜視図である。
【図7】上記各金型によって形成されるキャビティ空間
内に上記ICチップを収容している状態を表す断面図で
ある。
【図8】本願発明の第2の実施形態に係るICモジュー
ルの製造方法を説明するための断面図である。
【図9】上記ICチップが組み込まれたICカードの一
例を表す全体斜視図である。
【図10】上記ICカードの分解断面図である。
【図11】図9のXI−XI線に沿う断面図でである。
【図12】従来例に係るICチップが実装された基板を
樹脂パッケージングする方法を説明ずるための図であ
る。
【符号の説明】
1 ICモジュール 2 基板 2A 絶縁テープ 3 ICチップ 5 樹脂パッケージ 5 金型 5A 上金型 5B 下金型 7 ICカード 7A カード本体 20 アンテナコイル 50 キャビティ空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に並ぶようにして複数の導電パ
    ターンが形成された長尺帯状の絶縁テープ上に、上記導
    電パターンと導通するようにしてICチップを搭載する
    工程と、 型締め状態においてキャビティ空間を形成する上下の金
    型を用いるとともに、上記キャビティ空間の上下方向の
    略中間位置に上記ICチップおよび導電パターンが位置
    するようにして上記キャビティ空間内に収容し、溶融樹
    脂を上記キャビティ空間内に注入して上記導電パターン
    およびICチップを封止する工程と、を含み、かつ、 上記絶縁テープとして、各導電パターンが形成されたそ
    れぞれの領域毎に、上記ICチップが搭載される領域を
    避けるようにして1または複数の貫通孔が形成されたも
    のを用いることを特徴とする、ICモジュールの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 所定の導電パターンが形成された基板上
    に上記導電パターンと導通するようにしてICチップが
    搭載され、上記導電パターンおよび上記ICチップを封
    止するようにして樹脂パッケージが施されたICモジュ
    ールの製造方法であって、 上記基板として、上記ICモチップが搭載される領域を
    避けた部位に、1または複数の貫通孔が形成されたもの
    を用いることを特徴とする、ICモジュールの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 ICチップを有するICモジュールが、
    薄型のカード本体内に組み込まれたICカードであっ
    て、 上記ICモジュールとして、請求項1または2に記載さ
    れた製造方法によって製造されたICモジュールが用い
    られていることを特徴とする、ICカード。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001307054A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Toppan Forms Co Ltd 非接触型データ送受信体用icチップの封止方法
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JP2007233533A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Dainippon Printing Co Ltd Icタグの取付構造
JP2008077599A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Dainippon Printing Co Ltd 非接触通信部材の製造方法および非接触通信部材の製造装置、並びに、インターポーザの製造方法およびインターポーザの製造装置
JP2008089614A (ja) * 2007-12-27 2008-04-17 Hitachi Ltd レーダセンサ

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