JP6040732B2 - Icカードの製造方法 - Google Patents

Icカードの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6040732B2
JP6040732B2 JP2012258340A JP2012258340A JP6040732B2 JP 6040732 B2 JP6040732 B2 JP 6040732B2 JP 2012258340 A JP2012258340 A JP 2012258340A JP 2012258340 A JP2012258340 A JP 2012258340A JP 6040732 B2 JP6040732 B2 JP 6040732B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
card
adhesive sheet
recess
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012258340A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014106676A (ja
Inventor
桂 大山
桂 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2012258340A priority Critical patent/JP6040732B2/ja
Publication of JP2014106676A publication Critical patent/JP2014106676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6040732B2 publication Critical patent/JP6040732B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/93Batch processes
    • H01L24/95Batch processes at chip-level, i.e. with connecting carried out on a plurality of singulated devices, i.e. on diced chips
    • H01L24/97Batch processes at chip-level, i.e. with connecting carried out on a plurality of singulated devices, i.e. on diced chips the devices being connected to a common substrate, e.g. interposer, said common substrate being separable into individual assemblies after connecting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/481Disposition
    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48225Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • H01L2224/48227Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item
    • H01L2224/48228Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item the bond pad being disposed in a recess of the surface of the item

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)

Description

本発明は外部接触端子を有するICカード及びその製造方法に関する。
従来、外部接触端子を有する接触式のICカードや、接触式と非接触式の通信が可能ないわゆるデュアルインターフェース式のICカードでは、外部接触端子として機能する導電部材を有する基板にICチップを実装し、ICチップと導電部材をワイヤーボンディング等により接続し、ICチップ及びワイヤーボンディングを樹脂等により封止した構造の外部接触端子付きICモジュールが用いられる。
このようなICモジュールをカードに実装する場合、カード基材にICモジュールを埋設するための凹部を形成し、この凹部に外部接触端子付きICモジュールを埋設配置する。
このICモジュールは基板の幅と樹脂封止部の幅が異なり、通常凸型形状からなるため、カード基材へ形成する凹部も、ICモジュールの幅と樹脂封止部の幅に合わせた2段形状のものを用いる。カード基材に形成する凹部はミリング加工等により行われる(特許文献1)。
そしてカード基材に形成した凹部の1段目の底部に接着剤を塗布し、ピックアップ装置等を用いて凹部に配置するか、または裏面にホットメルト接着シートを仮貼りした外部接触端子付きICモジュールをピックアップ装置等を用いて凹部に配置し、プレスヘッドで加熱加圧する熱圧プレスにより基材とICモジュールを接着固定していた(特許文献2)。
通常ICモジュールをカード基材の凹部に実装する実装装置には、位置精度のばらつきがある。そのため、凹部はICモジュールのサイズと同じではなく少し隙間ができる様に形成されている。
1段目の凹部はICモジュールを実装した時に外観を損ねない程度の隙間ができる様に形成する。この隙間は通常0.05〜0.1mm程度の大きさになる様に形成されているが、図11の様に、隙間が小さいためプレスヘッドの圧着によりホットメルト接着剤が穴からはみ出してしまい接着剤のはみ出し部分10eを生じるという問題がある。
接着剤がはみ出すと、カードの平面性が損なわれてしまい、例えばカード発行で、印字をする際、はみ出した接着剤に転写ヘッドが担がれ、印字がうまくなされないという不具合が生じる。またカードを積み重ねた際に、接着剤が他のカードに接着してしまうという問題もある。
特開2010−011127号広報 特開2009−086914号広報 特開2010−073050号広報
そのため、外部接触端子を有するICカードにおいて、外観を損ねることなく、実装時に用いる接着剤のはみ出しを低減することが必要であった。
この課題を解決するために、特許文献3では、接着シートの一部の縁端がICモジュールの周縁よりも内側に来るようにスリットを形成した接着シートをICモジュールに仮貼りして、そのICモジュールをカード基材の凹部に実装する技術が提案されている。
しかし、特許文献3の技術では、スリットを形成した接着シートをICモジュールに仮貼りする際に位置ずれを生じ、接着シートがずれてICモジュールに設置される恐れがある問題があった。
本発明は、この問題を解決し、縁端がICモジュールの周縁よりも内側に来る接着シートのパターンをICモジュールの周縁に正確に位置を合わせて形成することを課題とする。
また、本発明は、少なくとも以下の工程を具備していることを特徴とする、外部接触端子付きICモジュールを備えたICカードの製造方法である。
(a)カード基材の所定の位置に第1の凹部と該第1の凹部の底部に形成した第2の凹部から成る凹部を形成する工程。
(b)前記外部接触端子付きICモジュールのモジュール基板の、樹脂封止部側の面に接着シートを仮貼りする工程。
(c)前記接着シートの上からレーザー光線を照射し走査して、前記ICモジュールの周縁部の位置の該接着シートを硬化させて外周硬化部を形成する工程。
(d)前記カード基材の前記凹部に前記モジュール基板を設置し、前記第1の凹部の底部に前記接着シートを接触させて加圧、加熱することにより、前記ICモジュールを前記カード基材の凹部に埋設し固定する工程。
また、本発明は、上記のICカードの製造方法であって、前記カード基材がアンテナコイルと該アンテナコイルのアンテナ端子を有し、前記ICモジュールが前記アンテナ端子に電気接続するアンテナ接続端子を有し、前記カード基材に凹部を形成する工程が、前記第1の凹部の底部に前記アンテナ端子を露出するアンテナ接続穴を形成し、前記ICモジュールを前記カード基材の凹部に埋設し固定する工程が、前記アンテナ接続穴に導電性接着剤を設置する工程を含み、前記前第1の凹部の底部に前記接着シートを接触させて加圧、加熱する際に、前記アンテナ端子と前記アンテナ接続端子を前記導電性接着剤で電気接続することを特徴とするICカードの製造方法である。
本発明では、ICモジュールのモジュール基板の樹脂封止部側の面に仮貼りした接着シートにレーザー光線を照射し走査して外周部溝又は外周硬化部を形成するので、縁端がICモジュールの周縁よりも内側に来る接着シートのパターンをICモジュールの周縁に正確に位置を合わせて形成することができる効果がある。
そうして、本発明は、その外周部溝又は外周硬化部により接着シートの量を適量に管理するので、カード基材の凹部にモジュール基板を設置し接着シートを加圧・加熱して接着する際に、カード基材の凹部とモジュール基板の隙間から接着シートの接着剤がはみ出すことが無い効果がある。
また、本発明では、外周硬化部がダムとなって熱圧プレスの圧力を支えるので、熱圧プレスにより流動した接着シートの厚さの減少を妨げ、接着シートの厚さのバラツキが少なくなる効果がある。そのため、接着シートの面方向への流れ出し量が適量に制御できる効果があるとともに、ICカードのICモジュールの位置の高さのバラツキが少なく、品質のバラツキが少ないICカードが得られる効果がある。
(a)本発明の第1の実施形態のICカードの概略の平面図である。(b)本発明の第1の実施形態のICカードの概略の断面図である。 (a)本発明の第1の実施形態のICモジュールの概略の平面図である。(b)本発明の第1の実施形態のICモジュールの概略の断面図である。 本発明の第1の実施形態のCOTの表側外観を示す平面図である。 (a)本発明の第1の実施形態のCOTの裏側外観を示す平面図である。(a)本発明の第1の実施形態のCOTの裏側に接着シートを仮貼りした外観を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態のCOTの裏側の接着シートに外周部溝を形成した外観を示す平面図である。 (a)本発明の第1の実施形態のICモジュールの断面説明図である。(b)本発明の第1の実施形態のカード基材の断面説明図である。(c)本発明の第1の実施形態の、ICモジュールをカード基材の凹部に実装する例を示す断面説明図である。 (a)本発明の第2の実施形態のアンテナシートの概略の平面図である。(b)本発明の第2の実施形態のICシートの概略の断面図である。(c)本発明の第2の実施形態のカード基材の断面説明図である。(d)本発明の第2の実施形態のカード基材の断面のアンテナ端子の部分の拡大図である。 (a)本発明の第2の実施形態のカード基材の断面説明図である。(b)本発明の第2の実施形態のICモジュールの断面説明図である。(c)本発明の第2の実施形態のカード基材に導電性接着剤を設置した断面説明図である。(d)本発明の第2の実施形態の、ICモジュールをカード基材の凹部に実装する例を示す断面説明図である。 本発明の第2の実施形態のCOTの裏側の接着シートに外周部溝を形成した外観を示す平面図である。 (a)本発明の第3の実施形態のCOTの断面説明図である。(a)本発明の第3の実施形態のICモジュールの断面説明図である。(c)本発明の第3の実施形態の、ICモジュールをカード基材の凹部に実装する例を示す断面説明図である。 従来のICモジュールの実装の一例を示す断面説明図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明を図1から図6を参照しながら説明する。第1の実施形態では、接触型のICカードを製造する。図1(a)は本発明の第1の実施形態のICカードの概略の平面図を示し、図1(b)は、その断面図を示す。また、図2(a)に、ICカードに埋め込むICモジュール2の上面図を示し、図2(b)にその側断面図を示す。
本実施形態のICカードで用いるカード基材1は、ICカードの基材として機能するものであれば十分であって特に限定せず、カード基材1は単層の基材を用いてもよいし、複数の基材を積層したものを用いてもよい。複数の基材を積層する場合、例えば図1(b)のように1層または2層程度のコア基材1aの両面に外装基材1bを積層したものを用いることができる。
カード基材1としては、塩化ビニルや塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、テレフタル酸と、シクロヘキサンジメタノール及びエチレングリコールとの共重合体、テレフタル酸とイソフタル酸及びエチレングリコールとの共重合体、またはその共重合体とポリカーボネート及び、またはポリアリレートとのポリマーアロイからなる非晶性ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ABS樹脂、紙、含浸紙等が挙げられる。中でも、コア基材1a及び外装基材1bとして、塩素を含まない非結晶性ポリエステル系樹脂を用いる構成が、環境配慮の点から好ましい。
これらのカード基材1は白色または透明なものを用いることができる。カード基材1の厚みは特に限定するものではないが、総厚で0.76±0.08mm以下であればJISX6301を満たし、クレジットカード、キャッシュカード、IDカードなどに適用できるため好ましい。
本実施形態では、図1(a)のようにカード基材1の表面に外部接触端子6を有する接触式のICモジュール2を図1(b)のように埋設する。
(ICモジュール)
図2(a)に、外部接触端子を有する接触式のICモジュール2の上面図を示し、図2(b)にその側断面図を示す。外部接触端子付きICモジュール2の構造は、外部の読取装置と接触通信するための導電部材からなる外部接触端子6を有するモジュール基板5にICチップ7を実装し、ICチップ7と外部接触端子6をワイヤーボンディング等の接続部材8により接続し、ICチップ7及びワイヤーボンディングを樹脂等により封止した樹脂封止部9を有する。
ICモジュール2としては、例えば、以下の工程で製造されるものを用いることができる。モジュール基板5は、ガラス−エポキシやポリイミドなどを用いることができる。モジュール基板5の厚みは100〜170μm程度で、縦横の大きさは11.8×13mm程度である。
図2(b)のように、モジュール基板5には、ICチップ7に接続した接続部材8を外部接触端子6へ導通するための穴5aをパンチング等により形成しておく。外部接触端子6は、モジュール基板5に銅箔をラミネーションし、次に、エッチングすることにより銅パターンを形成する。そして、その銅パターン上に、ニッケルメッキ、金、銀のメッキを形成する。メッキ材料は特に限定するものではなく、パラジウム等を蒸着してもよい。
この外部接触端子付きICモジュール2には、接触式ICカード用ICモジュール2と
デュアル方式ICモジュール2との2種の形態がある。接触式ICカードには、接触式ICカード用ICモジュール2を用いる。接触式ICカード用ICモジュール2は、片面に外部接触端子6として導電部材を有するモジュール基板5である。
デュアルモードICカードには、接触と非接触の兼用とするデュアル方式ICモジュール2を用いる。デュアル方式ICモジュール2は、片面に外部接触端子6となる導電部材を設け、反対の面にアンテナコイルと接続をするための導電部材が形成されたICモジュール2である。
ICモジュール2は、モジュール基板5に接着剤を用いてICチップ7を実装する。このICチップ7は、Siウェハーに回路を形成し、このSiウェハーを研磨することによりウェハーの厚みを規定の厚みとし、ダイシング装置により1つのICチップとして切り離したものを用いる。このICチップ7をモジュール基板5に実装後、ICチップの各端子を外部接触端子6へ導通させるための接続部材8として、金ワイヤーや、銅、アルミニウムなどのワイヤー材料をICチップの各端子と外部接触端子6を接続部材8で接続するワイヤーボンディングを行う。
ワイヤーボンディング工程後、ICチップ保護のための樹脂による封止を行い樹脂封止部9を形成する。樹脂封止方法としてはトランスファーモールド方法、ポッティング方法、印刷方法等を用いることができる。また封止材料は熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂等を用いることができる。封止樹脂をそれぞれの方法において硬化させることによりICモジュール2を製造する。
こうして、ICモジュール2の形状を、モジュール基板5の中央に、モジュール基板5より面積が小さい樹脂封止部9でICチップ7を保護した形の凸型形状にICモジュール2を形成する。
ICモジュール2の樹脂封止部9は、通常は、樹脂封止部9がモジュール基板5に接する面積の縦横の大きさによりも、樹脂封止部上部面9bの縦横の大きさが小さくなるように形成する。すなわち、樹脂封止部9を、モジュール基板5側から樹脂封止部上部面9bに向かって断面の寸法が小さくなるように、樹脂封止部側壁9cをモジュール基板5の面に垂直な方向から傾けた、四角錐台形に形成する。なお、樹脂封止部9はモジュール基板5の面に垂直な樹脂封止部側壁9cを有するICモジュール2を用いることもできる。
ICモジュール2の形態は製造コスト、量産性を考慮して、図3のようなフレキシブルなテープ状の部材(COT=ChipOn Tape)のモジュール基板5上に個々のICモジュール2を形成し、そのモジュール基板5をリール状に巻いて用い、ICモジュール2をカード基材1に設置する際に、テープ状のモジュール基板5からICモジュール2を個片状に打抜く方法で加工する。
図3のように、COTのテープ状のモジュール基板5は、両外縁又は片側の外縁に送り穴5bを有し、その表面には、ICモジュール2の外部接触端子6の面を1列または2列に整列させている。外部接触端子6の背面には、図4(a)のように、ICチップ7が固定され樹脂モールドされた樹脂封止部9が形成されている。なお、外部接触端子6の外周は、モジュール基板5から打ち抜かれるICモジュール2の外周よりも内側に形成しておく。このようなCOTのテープ状のモジュール基板5をリールに巻き取ってICカード製造時に使用する。
(接着シート)
図4(b)のように、図4(a)のCOTのテープの、ICモジュール2の外部接触端
子6の背面側のモジュール基板5の面に、厚さ0.060mmのホットメルト接着シート等の接着シート10を、スタンパーを加熱するヒーターが装備されたプレスヘッドを用いて、120℃前後に加熱したスタンパーで接着シート10をモジュール基板5の面に押し当てるホットプレス処理により仮貼りする。図4(b)の例では、接着シート10に、ICモジュール2の樹脂封止部9を避ける抜き部10aを設けて、外部接触端子6の背面側のモジュール基板5の面に仮貼りする。
スタンパーの材質は、硬い材質の超硬材等からわらかい材質の真鍮や銅等の材質のスタンパーを用いることができる。スタンパーのプレス圧は電空レギュレータ等で制御する。
接着シート10の材料は、ホットメルト接着シート、又は、ポリエステル系接着剤、ニトリルゴム系接着剤、ポリアミド系接着剤、ポリウレタン系接着剤などの接着剤をシート状にしたものから選択して用いることができる。また、接着シート10には、その片面に、グラシン紙、クレーコート紙、クラフト紙、ポリラミ原紙、樹脂コーティング原紙などの剥離紙を設けた状態で保管する。そして、接着シート10をモジュール基板5に接着する際には、剥離紙の設けられていない面をモジュール基板5の面に載置して、接着シート10の剥離紙側から熱を加えながら圧着することにより、接着シート10をモジュール基板5の背面(樹脂封止部9の側の面)に仮貼りする。
次に、図5のように、接着シート10が仮貼りされたモジュール基板5の接着シート10の上から炭酸ガスレーザー光線を照射して、接着シート10に、ICモジュール周縁部の位置に外周部溝10bを形成する。
このようにICモジュール2のモジュール基板5の樹脂封止部9側の面に仮貼りした接着シート10にレーザー光線を照射し走査して外周部溝10bを形成するので、縁端がICモジュールの周縁よりも内側に来る接着シート10のパターンをICモジュール2のモジュール基板5の周縁に正確に位置を合わせて形成することができる効果がある。
(ICモジュールの打ち抜き)
ICモジュール2をカード基材1に装着してICカードを製造する際には、COTのテープ状のモジュール基板5を間欠的に送りながら打ち抜き刃型でモジュール基板5を打ち抜いてICモジュール2の個片を形成する。そうして打ち抜いたICモジュール2の個片をカード基材1の装着用凹部内に固定する。
図6(a)に、打ち抜いたICモジュール2の側断面図を示す。打ち抜いたICモジュール2の個片の周縁部分の接着シート10に形成した外周部溝10bにより、モジュール基板5の周縁よりも小さな領域に仮貼りした接着シート10が形成される。
(カード基材の凹部)
図6(b)のように、カード基材1に、ICモジュール2を埋設するための凹部を形成する。この凹部の形成は、カード基材1にミリング加工、切削加工などにより形成する。ミリング加工で行う場合、適宜エンドミルを選択して加工形成できる。ICモジュール2は、図6(a)のように凸型形状であるため、カード基材1には、先ず、個変のモジュール基板5の大きさに対応した第1の凹部3を形成し、その第1の凹部の底部3bに、樹脂封止部9の大きさに対応した第2の凹部4を形成し、2段構成の凹部を形成する。
第1の凹部3は、図6(c)のようにICモジュール2を実装したときにモジュール基板5との隙間11aが0.1mm以下になる大きさで形成する。この範囲であれば外観上好ましく、モジュール実装時の接着シート10の接着剤のはみ出しやICモジュール2の凹部への乗り上げによる不良が生じ無いものになる。この隙間11aは、0.05未満で
あればより外観上好ましいものとなる。
第2の凹部4は、その側壁4cが従来と同様にカード基材1に対して垂直な側壁面を持つ形状であってもよいし、また、側壁4cの面がカード基材1に対して垂直な方向から傾いた形状であってもよい。好ましくは、側壁4cの面を、ICモジュール2の樹脂封止部側壁9cと平行になるように傾けることが望ましい。第2の凹部4の側壁4cをCモジュール2の樹脂封止部側壁9cと平行に近く傾けると、ICモジュール2をカード基材1の凹部にスムーズに設置して固定できる。
具体的には、断面において、第2の凹部4の開口部4aの縦横の大きさは、樹脂封止部9のモジュール基板5側の縦横の大きさと同等若しくは少し大きくなる形状とする。例えば、第2の凹部4の開口部4a側での側壁4cと樹脂封止部側壁9cとの隙間11bが0.3mm以下になるように形成する。第2の凹部4の底面4bの縦横の大きさは、樹脂封止部上部面9bの縦横の大きさと同等又は多少の隙間ができる程度とする。
なお、カード基材1の第2の凹部4の底面4b側の隙間11bがカード基材1の上側の第2の凹部4の開口部4a側での隙間11bより小さい方が、ICモジュール2を固定できるので、より好ましい。このようにすることでICモジュール2の実装固定が容易にできる。具体的にはカード基材1の第2の凹部4の底面4b側の側壁4cと樹脂封止部側壁9cとの隙間11bが0.2mm以下になるように形成する。また、第2の凹部4の底面4bと樹脂封止部上部面9bとの隙間11cも0.2mm以下になるように形成する。ここで、第2の凹部4の底面4bと側壁4cのなす角度は100〜120°程度にする。
(カード基材へのICモジュールの埋設)
カード基材1に設けた凹部へのICモジュール2の実装は、図6(c)のように、接着シート10を仮貼りしたICモジュール2を、ピックアップ装置などにより、カード基材1の凹部内に配置し、上部から熱圧プレスすることにより固定配置する。
プレス条件はICカードの材質(耐熱性の有無)、ホットメルト接着シート等の接着シート10の特性に応じて適宜設定でき、範囲としては、プレス温度:100℃〜300℃、プレス圧10N〜100N、プレス時間0.1秒〜30秒の範囲内である事が好ましい。
その熱圧プレスの際に、接着シート10に、ICモジュール周縁部の位置に外周部溝10bが形成されて接着シートの量が適量に管理されている。そのため、熱圧プレスで流動した接着シート10の接着剤が過剰に流れ出すことが無い。また、接着シート10の外周部溝10bが許容スペースとなるので接着シート10が熱により流動した接着剤の流動量を外周部溝10bが吸収するので、流動した接着シート10の接着剤がカード基材1の凹部とICモジュール2との隙間からはみ出さ無い効果がある。
また、カード基材1には保護層や絵柄層、磁気記録層を形成してもよい。保護層や絵柄層、磁気記録層は公知の方法で設けることができる。
本実施形態のICカードでは、後加工として文字・数字・図形などのエンボス加工や、ホログラム箔等箔押し加工などの成形加工を施す。これらの加工は、公知の手法で形成することができる。なお、エンボスの領域・形状は、JIS X 6302−1で定められたものとする。箔押し条件は、温度が120〜180℃、圧力が1.0〜10MPa、時間が0.5〜3.0secが適している。
また、本実施形態では、カード基材1についても、多面付けのシート状のカード基材1
を用い、ICモジュール2を実装した後に、カード基材1をICカードの小片に打ち抜くことによりICカード化してもよい。ICカード小片への切り出しは、一般的にプレス機に取り付けた雄雌金型や中空の刃物による打ち抜きを用いる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、デュアルICカードを製造する。すなわち、本実施形態は、第1の実施例に対し、非接触ICカード用のアンテナシート1cを追加する点が異なる。また、接触と非接触の兼用のいわゆるデュアルタイプのICモジュール2を用いる。第2の実施形態を図8から図10を参照して説明する。そのうち図8(b)は、第2の実施形態のデュアルタイプのICモジュール2の側断面図を示す。
(アンテナシート)
本実施形態で用いるアンテナシート1cは、図7(a)に平面図を示し、図7(b)に側断面図を示す。アンテナシート1cには、アンテナコイル12とアンテナ端子12aの導体パターンを形成する。図7(d)に、ICモジュール2のアンテナ接続端子6aに電気接続するアンテナ端子12aの部分のカード基材1の断面の拡大図を示す。
アンテナシート1cは、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の基材シートにアンテナコイル12を形成したものである。
図7(c)のように、そのアンテナシート12cの両面に、コア基材1aと外装基材1bの2層の基材を積層し、または、単層の基材を積層したものをカード基材1を用いる。
(カード基材の凹部)
そして、図8(a)のように、アンテナシート1cを含むカード基材1に第1の実施形態と同様に第1の凹部3と第2の凹部4を形成する。更に、第1の凹部の底面3bに、ICモジュール2のアンテナ接続端子6aを接続するために、エンドミルで穴加工することで、アンテナコイル12のアンテナ端子12aを露出させるアンテナ接続穴3cを形成する。
(ICモジュール)
デュアルタイプのICモジュール2を図8(b)に示す。デュアルタイプのICモジュール2は、COTのテープ状のモジュール基板5の上面に外部接触端子6を有するとともに、モジュール基板5の下面にアンテナ接続端子6aを有する。そのモジュール基板5の下面にICチップ7を実装し、ICチップと外部接触端子6、および、アンテナ接続端子6aを接続部材8で接続し、ICチップ7及び接続部材8を樹脂で封止した樹脂封止部9を形成する。
(接着シートの仮貼り)
第1の実施形態と同様に、図4(b)のように、ICモジュール2の樹脂封止部9を避ける抜き部10aを設けた接着シート10を、COTのテープ状のモジュール基板5の外部接触端子6の背面側の面に仮貼りする。
次に、図9のように、COTのテープ状のモジュール基板5に仮貼りした接着シート10の上から炭酸ガスレーザー光線を照射して、接着シート10に、ICモジュール周縁部の位置に外周部溝10bを形成し、また、アンテナ端子12aを露出させるアンテナ接続用開口10cを形成する。
(カード基材へのICモジュールの埋設)
カード基材1に設けた凹部へのICモジュール2の実装は、先ず、図8(c)のように
、カード基材1のアンテナ接続穴3cに導電性接着剤13を充填する。
(ICモジュールの打ち抜き)
次に、第1の実施形態と同様にして、打ち抜き刃型でモジュール基板5を打ち抜いたICモジュール2の個片を形成する。
(カード基材へのICモジュールの埋設)
そして、図8(d)のように、接着シート10が仮貼りされ、ICモジュール周縁部の位置の外周部溝10bとアンテナ接続用開口10cが形成された、ICモジュール2の個片を、ピックアップ装置などにより、カード基材1の凹部内に配置し、上部から熱圧プレスすることにより固定配置する。それにより、ICモジュール2が接着シート10によってカード基材1の凹部に接着されて固定されるとともに、導電性接着剤13がアンテナ接続穴3cを介して、ICモジュール2のアンテナ接続端子6aとカード基材1のアンテナ端子12aを電気接続する。
<第3の実施形態>
第3の実施形態は、第1の実施形態と同様に接触型のICカードを製造する。第3の実施形態は、接着シート10としてエポキシ系の熱硬化型接着シートを用いる点が第1の実施形態と相違する。また、図10(a)のように、COTのテープ状のモジュール基板5に仮貼りした接着シート10の上から炭酸ガスレーザー光線を照射し走査して接着シート10のICモジュール周縁部の位置を加熱することで、その位置に、外周硬化部10dを形成する点が第1の実施形態と相違する。
(カード基材へのICモジュールの埋設)
そして、第1の実施形態と同様にして、打ち抜き刃型で個片に打ち抜いたICモジュール2の個片を、図10(c)のように、ピックアップ装置などにより、カード基材1の凹部内に配置し、上部から熱圧プレスすることにより固定配置する。
その熱圧プレスの際に、接着シート10に、ICモジュール周縁部の位置に外周硬化部10dが形成されて接着シートの量が適量に管理されている。そのため、熱圧プレスで流動した接着シート10の接着剤が過剰に流れ出すことが無い。また、外周硬化部10dがダムとなって熱圧プレスで流動した接着シート10の接着剤の流れを妨げる。そのため、流動した接着シート10の接着剤がカード基材1の凹部とICモジュール2との隙間からはみ出さ無い効果がある。
また、外周硬化部10dがダムとなって熱圧プレスの圧力を支えるので、熱圧プレスにより流動した接着シート10の厚さの減少を妨げ、接着シート10の厚さのバラツキが少なくなる効果がある。そのため、接着シートの面方向への流れ出し量が適量に制御できる効果があるとともに、ICカードのICモジュール2の位置の高さのバラツキが少なく、品質のバラツキが少ないICカードが得られる効果がある。
<第4の実施形態>
第4の実施形態では、第2の実施形態と同様にデュアルICカードを製造する。ただし、そのICモジュール2には結合用コイルを設けておく。また、カード基材1に埋め込んだアンテナシート1cに形成したアンテナコイル12にも、ICモジュール2の結合用コイルと誘導結合する結合コイルを接続する。そして、結合コイル同士を電磁結合させることで、ICモジュール2とアンテナコイル12間で電気信号を伝送する。
第4の実施形態は、アンテナコイル12とICモジュール2とを直接には電気接続しないので、ICモジュール2のカード基材1の凹部内への実装は、第1の実施形態と同様に
接着シート10に、ICモジュール周縁部の位置に外周部溝10bを形成したICモジュール2を設置する。あるいは、第3の実施形態と同様に接着シート10に、ICモジュール周縁部の位置に外周硬化部10dを形成したICモジュール2を設置する。
<実施例1>
厚み0.6mmの非晶質ポリエステルからなる2層のコア基材と、コア基材の両面にそれぞれ厚み0.1mmの非晶質ポリエステルからなる外装基材を熱ラミネートにより貼り合わせカード基材1を作成した。
その、カード基材1に、ミリング加工により、図6(b)のように、縦12mm×横13.2mmの角部を丸めた四角形状で深さ0.23mmで、第1の凹部3を形成した。次にミリング加工により開口部が縦8.5mm×横8.2mm、底部が縦8.04mm×横7.74mm、深さが0.63mmで、角度が110°からなる第2の凹部4を形成した。
また、ICモジュール2は、外部接触端子6のサイズが縦11.8mm×横13mmの角部を丸めた四角形状で外部接触端子付きモジュール基板5の厚みが0.16mmで、樹脂封止部の基板側の断面形状が縦8mm×横7.7mm、表面側形状が縦7.68mm×横7.38mm、深さが0.44mmのものを用いた。
外部接触端子付きICモジュール2の背面のモジュール基板5には、図4(b)のように接着シート10を仮貼りした。この接着シート10にはホットメルト接着シートを用い、その接着シート10に、ICモジュール2の樹脂封止部9を逃げる形状の抜き部10aを形成する。その接着シート10を、ICモジュール2の個片への打ち抜きサイズと同寸法の真鍮のスタンパーを用い、120℃前後に加熱したスタンパーで接着シート10をモジュール基板5の背面に押し当てるホットプレス処理により仮貼りした。
仮貼り済みのICモジュール2の裏面に仮貼りした接着シート10に、ICモジュール2の打ち抜き寸法の内側へ0.5mm入った位置に、30WのCOレーザーを照射し、600mm/秒の速度で走査して接着シート10に外周部溝10bを加工した。
そのICモジュール2をピックアップ装置を用いてカード基材1の凹部に設置した。次に、プレスヘッドを下降させて、ICモジュール2を熱圧プレスによりカード基材1の凹部に本接着した。この時プレス条件は180℃、プレス圧力30N、プレス時間10秒で行った。
(評価)
そうしてICカードを5つ作成して実施例1のサンプルとした。実施例1は5つのサンプル全てにおいて、ホットメルト接着剤が凹部とICモジュールとの間の隙間からはみ出さず良好な外観を持った。
<比較例1>
実施例1のICモジュール2に接着シート10を仮貼りし、その仮貼りした接着シート10には外周部溝10bを形成しなかった。それ以外は実施例1と同様に行い接触式のICカードを得た。この接触式ICカードを5つ作成し比較例1のサンプルとした。
(評価)
比較例1では、5つのサンプル中3つのサンプルにおいて、図11のような接着剤のはみ出し部分10eがあった。
1・・・・カード基材
1a・・・コア基材
1b・・・外装基材
1c・・・アンテナシート
2・・・・ICモジュール
3・・・・第1の凹部
3b・・・第1の凹部の底部
3c・・・アンテナ接続穴
4・・・・第2の凹部
4a・・・開口部
4b・・・底面
4c・・・側壁
5・・・・モジュール基板
5a・・・穴
5b・・・送り穴
6・・・・外部接触端子
6a・・・アンテナ接続端子
7・・・ICチップ
8・・・接続部材
9・・・樹脂封止部
9a・・・ICモジュールの樹脂封止部表面
9b・・・樹脂封止部上部面
9c・・・樹脂封止部側壁
10・・・接着シート
10a・・・抜き部
10b・・・外周部溝
10c・・・アンテナ接続用開口
10d・・・外周硬化部
10e・・・接着剤のはみ出し部分
11a・・・第1の凹部とモジュール基板の間の隙間
11b・・・第2の凹部の開口部とモジュール側樹脂封止部の間の隙間
11c・・・第2の凹部の底部と表面側樹脂封止部の間の隙間
12・・・アンテナコイル
12a・・・アンテナ端子
13・・・導電性接着剤

Claims (2)

  1. 少なくとも以下の工程を具備していることを特徴とする、外部接触端子付きICモジュールを備えたICカードの製造方法。
    (a)カード基材の所定の位置に第1の凹部と該第1の凹部の底部に形成した第2の凹部から成る凹部を形成する工程。
    (b)前記外部接触端子付きICモジュールのモジュール基板の、樹脂封止部側の面に接着シートを仮貼りする工程。
    (c)前記接着シートの上からレーザー光線を照射し走査して、前記ICモジュールの周縁部の位置の該接着シートを硬化させて外周硬化部を形成する工程。
    (d)前記カード基材の前記凹部に前記モジュール基板を設置し、前記第1の凹部の底部に前記接着シートを接触させて加圧、加熱して接着することにより、前記ICモジュールを前記カード基材の凹部に埋設し固定する工程。
  2. 請求項1に記載のICカードの製造方法であって、前記カード基材がアンテナコイルと該アンテナコイルのアンテナ端子を有し、前記ICモジュールが前記アンテナ端子に電気接続するアンテナ接続端子を有し、前記カード基材に凹部を形成する工程が、前記第1の凹部の底部に前記アンテナ端子を露出するアンテナ接続穴を形成し、前記ICモジュールを前記カード基材の凹部に埋設し固定する工程が、前記アンテナ接続穴に導電性接着剤を設置する工程を含み、前記前第1の凹部の底部に前記接着シートを接触させて加圧、加熱する際に、前記アンテナ端子と前記アンテナ接続端子を前記導電性接着剤で電気接続することを特徴とするICカードの製造方法。
JP2012258340A 2012-11-27 2012-11-27 Icカードの製造方法 Expired - Fee Related JP6040732B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012258340A JP6040732B2 (ja) 2012-11-27 2012-11-27 Icカードの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012258340A JP6040732B2 (ja) 2012-11-27 2012-11-27 Icカードの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014106676A JP2014106676A (ja) 2014-06-09
JP6040732B2 true JP6040732B2 (ja) 2016-12-07

Family

ID=51028121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012258340A Expired - Fee Related JP6040732B2 (ja) 2012-11-27 2012-11-27 Icカードの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6040732B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6701908B2 (ja) * 2016-04-14 2020-05-27 大日本印刷株式会社 積層体

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06191184A (ja) * 1992-12-25 1994-07-12 Toshiba Corp Icカード
JP2009140387A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Toppan Printing Co Ltd Icカード
JP2010073050A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Toshiba Corp Icカード及びその製造方法
JP5477586B2 (ja) * 2010-04-19 2014-04-23 凸版印刷株式会社 デュアルインターフェイス型icカードの製造方法
JP5866898B2 (ja) * 2010-09-09 2016-02-24 大日本印刷株式会社 ラベルの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014106676A (ja) 2014-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11222861B2 (en) Dual-interface IC card module
US20110011939A1 (en) Contact-less and dual interface inlays and methods for producing the same
JP2000182017A (ja) 接触型非接触型共用icカードおよびその製造方法
JP2010250467A (ja) デュアルインターフェイスicカードの製造方法及びアンテナ内蔵カード
JP6040732B2 (ja) Icカードの製造方法
JP2009157666A (ja) 接触・非接触共用型icカードと非接触型icカード、およびそれらの製造方法
JPH10157353A (ja) 無線カードおよびその製造方法
JPH09286187A (ja) Icカード、icカード製造用中間体およびicカードの製造方法
JP4306352B2 (ja) 接触型非接触型ハイブリットicモジュールとそれを使用した接触型非接触型ハイブリットicカード
JP3769332B2 (ja) Icカードの製造方法
JP2018028730A (ja) Icカード及びicカードの製造方法
CN115769225A (zh) 形成智能卡的预层压嵌体本体的方法、形成智能卡的方法、预层压嵌体本体、和智能卡
JP2009169563A (ja) 接触・非接触共用型icカードと非接触型icカード、およびそれらの製造方法
JP5701712B2 (ja) Rfid用アンテナシート、rfid用インレット、非接触型icカード、及び非接触型icタグ
JP2010117833A (ja) インレイ及びその製造方法並びに非接触型情報媒体
JP2023028239A (ja) デュアルインターフェースカードおよびその製造方法
JP3930601B2 (ja) Icカードおよびその製造方法
JP2010094933A (ja) 積層カード及び積層カードの作製方法
JP2001056850A (ja) 非接触交信機能付きicモジュールと接触型非接触型共用icカード
JP4085790B2 (ja) Icカードの製造方法
JP3986641B2 (ja) 非接触型icモジュールの製造方法および非接触型icカードの製造方法
JP2023150282A (ja) デュアルインターフェースicカードおよびその製造方法
JP3871762B2 (ja) Icカードおよびその製造方法
EP3079105B1 (en) Dual-interface ic card components and method for manufacturing the dual-interface ic card components
JP2023165242A (ja) カバー付き非接触icインレット、冊子、カバー付き非接触icインレットの製造方法および非接触icインレット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160923

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6040732

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees