JPH11132905A - レンズメータ - Google Patents

レンズメータ

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JPH11132905A
JPH11132905A JP29303197A JP29303197A JPH11132905A JP H11132905 A JPH11132905 A JP H11132905A JP 29303197 A JP29303197 A JP 29303197A JP 29303197 A JP29303197 A JP 29303197A JP H11132905 A JPH11132905 A JP H11132905A
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lens
scale
measured
measurement
screen
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JP29303197A
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Yukio Ikezawa
幸男 池沢
Shinichi Kobayashi
信一 小林
Hiroyuki Okada
裕行 岡田
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Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定中に特に重視して見たい表示情報を拡大
して画面に表示できるレンズメータを提供する。 【解決手段】 この発明のレンズメータは、被検レンズ
Eの光学中心を中心にして描かれたスケールK1〜K5
と被検レンズEの測定個所を示すターゲットMと被検レ
ンズEの光学特性の測定値とを含む表示情報を画面3に
表示可能な表示装置を備え、被検レンズEの光学特性の
測定値を自動的に演算測定するものであって、表示装置
の画面に表示される表示情報の一部を拡大する表示拡大
手段S1、S2が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検レンズの光学
中心又は測定光軸を中心にして同心円状に描かれたスケ
ールと前記被検レンズの測定個所又は光学中心を示すタ
ーゲットと前記被検レンズの光学特性の測定値とを含む
表示情報を画面に表示可能な表示装置を備え、前記ター
ゲットを前記スケールの中心部分の円内に追い込んで前
記被検レンズの光学特性の測定値を自動的に演算測定す
るレンズメータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、レンズメータには、表示装置
の画面に、被検レンズの光学中心を中心にして同心円状
に描かれたスケールと前記被検レンズの測定個所を示す
十字ターゲットと前記被検レンズの光学特性の測定値と
を含む表示情報を表示させ、画面を見ながら十字ターゲ
ットをスケールの中心部分の円内に追い込んで、被検レ
ンズの光学特性(球面度数S、円柱度数C、軸角度A、
プリズム値Px、Py、加入度数ADD)を自動的に演
算測定する構成のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画面の
大きさは限られており、スケールと共に測定値とを表示
させることにすると、スケール及び測定値の表示の大き
さが制約され、測定中に測定値を見たいときに見にくい
ものとなっており、また、スケールの中心部分の円内に
十字ターゲットが入っているか否かをより細かく判断し
たいとき、例えば、被検レンズに印点を行いたいとき
に、そのスケールの中心部分の円内に十字ターゲットが
入っているか否かを判別し難く、測定中に特に重視して
見たい表示情報が見にくいものとなっている。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、測定中に特に重視して見たい表示情報を拡大して
画面に表示できるレンズメータを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のレンズ
メータは、被検レンズの光学中心又は測定光軸を中心に
して描かれたスケールと前記被検レンズの測定個所又は
光学中心を示すターゲットと前記被検レンズの光学特性
の測定値とを含む表示情報を画面に表示可能な表示装置
を備え、前記被検レンズの光学特性の測定値を自動的に
演算測定するレンズメータにおいて、前記表示装置の画
面に表示される表示情報の一部を拡大する表示拡大手段
が設けられている。
【0006】請求項2に記載のレンズメータは、請求項
1に記載のレンズメータにおいて、前記表示拡大手段が
前記測定値を拡大するものであり、拡大される測定値が
S、C、Aである。
【0007】請求項3に記載のレンズメータは、請求項
1に記載のレンズメータにおいて、前記被検レンズが眼
鏡フレーム入りレンズであり、前記表示装置の画面に
は、左眼用の被検レンズを測定するときに前記スケール
の左側に測定値が表示され、右眼用の被検レンズを測定
するときに前記スケールの右側に測定値が表示されるこ
とを特徴とする。この場合、画面上に表示されるスケー
ルの表示位置を変更するようにすれば、検者はスケール
が表示されている画面上の場所によって、左右いずれの
被検レンズを測定しているか否かを直感的に判断でき
る。
【0008】請求項4に記載のレンズメータは、請求項
1に記載のレンズメータにおいて、前記被検レンズが眼
鏡フレーム入りレンズであり、前記表示装置の画面に
は、測定中に前記スケールの上方又は下方にS、C、A
の測定値が拡大表示されることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載のレンズメータは、請求項
4に記載のレンズメータにおいて、前記表示装置の画面
には、左右の被検レンズの測定完了と共に、左眼用の被
検レンズの測定値と右眼用の被検レンズの測定値とが前
記スケールを挟んで左右に表示されることを特徴とす
る。
【0010】請求項6に記載のレンズメータは、請求項
1ないし請求項5のいずれか1項に記載のレンズメータ
において、前記表示拡大手段が前記スケールの中心部分
を拡大するものである。
【0011】請求項7に記載のレンズメータは、請求項
1ないし請求項6のいずれか1項において、スケールが
プリズム量を示しているものである。
【0012】請求項8に記載のレンズメータは、前記ス
ケールは前記ターゲットを所定の径の円内に追い込んだ
ときに自動的に拡大されるものである。
【0013】請求項9に記載のレンズメータは、請求項
3に記載のレンズメータにおいて、前記スケールの画面
上での表示位置が変更されることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るレンズメー
タの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
【発明の実施形態1】1はレンズメータ2の本体、3は
本体1の前面上部に装着されたモニタ画面(表示装置の
画面)、4は本体1の前面の下部に設けられ且つ内部に
測定光学系(図示せず)が収容された下部筺体、5は下部
筺体4の上部に一体に設けられた円錐筒台状のレンズ
受、6はレンズ受5の上方に配置され且つ本体1に一体
に設けられた上部筺体である。この上部筺体6内には、
レンズ受5に向けて平行な測定光束を投影する測定投影
光学系(図示せず)が内蔵されている。
【0016】上部筺体6の下部には、レンズ押え23や
自動印点装置10が設けられており、自動印点装置10
はソレノイド(図示せず)により回動して水平になる印点
アーム11と、この印点アーム11を上下動させるモー
タ(図示せず)等とを備えている。印点アーム11の下方
移動により、印点アーム11はレンズ受5上に載置され
た被検レンズEに吸着治具取付用の印点を行うようにな
っている。
【0017】ところで、モニタ画面3の右側には、図3
に示すように、被検レンズの光学中心を中心にした同心
円状のスケールK1〜K5と、スケールK1とスケールK2
との間に後述する条件のもとで太枠リングとなるスケー
ルJとが表示される。各スケールK1〜K5はプリズム量
を示し、スケールK1が0.5、スケールJが0.75、
スケールK2が1.0のプリズム量を示す。各スケールk
1〜K5は中心部分に近づくに従ってそのプリズム値が
ステップ的に小さくなっている。
【0018】また、モニタ画面3の左側には、球面度数
S,円柱度数C,軸角度Aを示す「S,C,A」が表示さ
れ、モニタ画面3の下部のメッセージ領域3aには、例
えば、被検レンズEの移動方向を知らせるメッセージが
表示されるようになっている。このメッセージ領域3a
の下側には、後述する各スイッチS1〜S6の機能が表示
されるようになっている。
【0019】モニタ画面3の下には操作部20が設けら
れており、この操作部20には、拡大モードを設定する
第1,第2拡大モード設定スイッチ(表示拡大手段)S
1,S2と、累進判別モードを設定する推進判別モード設
定スイッチS3と、累進測定モードを設定する累進測定
モード設定スイッチ(プログレッシブ)S4と、測定し
た測定結果をプリントアウトするプリントスイッチS
5、測定を実行する測定実行スイッチS6等が設けられて
いる。第1拡大モード設定スイッチS1は、モニタ画面
3に表示されている測定値(S,C,A)を拡大表示する
ためのものであり、第2拡大モード設定スイッチS2
は、モニタ画面3に表示されているスケールJを含めて
その内側部分を拡大表示するためのものである。
【0020】また、第1,第2拡大モード設定スイッチ
S1,S2により、拡大の条件をモード設定できるように
なっている。例えば、測定値の表示位置,スケールK1〜
K5を含めたレイアウトや拡大率を設定することができ
るようになっている。
【0021】また、本体1の前面には、被検レンズQ等
に押し当てるレンズテーブル21が下部筺体4を跨ぐよ
うに設けられており、このレンズテーブル21は本体1
の側面に設けた操作レバー22の操作により前進した
り、後退したりするようになっている。レンズテーブル
21には、レンズが左右入れ替わったことを検知する検
知レバー24,25が設けられている。
【0022】検知レバー24,25は、メガネフレーム
に装着されている左右のどちらのレンズを測定するかを
検知するものであり、図2に示すように、左側のレンズ
QLを測定する場合、右側のレンズQRの縁や右側のフレ
ーム枠(図示せず)を検知レバー25に引っかけるもので
ある。この引っかけにより検知レバー25が下がり、こ
れによって左側のレンズQLが測定されることを検知す
るものである。検知レバー24も同様なのでその説明は
省略する。また、この検知を行う手段として、鼻当てが
左右スライドするPD機構であったもよい。
【0023】次に、レンズメータの使用方法について説
明する。
【0024】最初に、未加工の単焦点レンズである被検
レンズEを測定する場合について説明する。
【0025】先ず、図示しないメインスイッチを投入す
るとともにレンズ受5に被検レンズEを載置する。メイ
ンスイッチの投入により、モニタ画面3には、図3に示
すように、同心円状のスケールK1〜K5と、スケールJ
と、球面度数S,円柱度数C,軸角度Aを示す「S,C,
A」と、検知レバー24,25が被検レンズEによって
引っかけられないことによりシングルレンズであること
を示すSマーク3n等とが表示される。
【0026】また、メインスイッチの投入により、上部
筺体6内の測定投影光学系から測定光束が被検レンズE
に向けて投影され、この測定光束が被検レンズEを透過
して下部筺体4の測定光学系の受光素子(図示せず)に受
光される。この受光素子の受光位置から、測定光束が透
過する被検レンズEの透過部分のプリズム量が演算さ
れ、このプリズム量に基づいて、被検レンズEの測定個
所を示す十字ターゲットMがモニタ画面3のスケールK
1〜K5上に表示される。
【0027】第1拡大モード設定スイッチS1によって
第1拡大モードを設定すれば、図4(A)に示すよう
に、「S,C,A」が拡大表示される。
【0028】検者は、モニタ画面3を見ながら測定ター
ゲットMがスケールK1内に入るように被検レンズEを
レンズ受5上を移動させていく。測定ターゲットMがス
ケールK1内に入ると、図4(B)に示すように、スケ
ールJが太枠状のスケールになって表示される。
【0029】第2拡大モード設定スイッチS2によって
第2拡大モードが設定され且つ印点モードが設定されて
いない場合、測定ターゲットMがスケールK1内に入る
と、図5(A)に示すように、スケールK1,K2と太枠
スケールJとが拡大表示される。そして、測定ターゲッ
トMがスケールK1の中央部近辺、すなわち、プリズム
量が0.25以内の領域に入ると、破線で示すように、
測定ターゲットMの横線Maが延びる。このとき、被検
レンズEの球面度数S,円柱度数C,軸角度Aの位置合わ
せが完了であることを示す。なお、図5(A)は、第
1,第2拡大モードが設定されている場合を示すが、第
2拡大モードのみが設定されてる場合には「S,C,A」
は図3に示すように拡大表示されない。拡大表示される
内容等は予め任意に設定できるようになっている。
【0030】測定実行スイッチS6を操作すると、被検
レンズEの球面度数S,円柱度数C,軸角度Aが測定され
て、その測定結果がモニタ画面3の「S,C,A」の横に
拡大表示される。また、被検レンズEの軸角度を示すマ
ークFがスケールK2の近辺に表示される。このよう
に、測定結果が拡大表示されるので、大変見やすいもの
となる。また、この際にブザー等が鳴ると大変効果的で
ある。
【0031】印点モードが設定されている場合には、測
定ターゲットMがスケールK1内に入ると、図5(B)
に示すように、スケールK1,K2と太枠スケールJとが
拡大表示されるとともに、スケールK1の中にスケール
K0(プリズム量0.25)が表示される。そして、測定
ターゲットMがスケールK0内に入って、スケールK0の
中央部近傍、すなわち、プリズム量が0.125以内の
領域に入ると、図6に示すように、測定ターゲットMの
横線Maが延びて印点可能であることが示される。この
横線MaがスケールJの隙間Jaに入る位置に測定ターゲ
ットMを移動させると、さらに正確な位置に印点を行う
ことができる。
【0032】このように、スケールK1,K2および太枠
スケールJが拡大表示されるとともにスケールK1内に
スケールK0が表示されるので、このスケールK0内に測
定ターゲットMは入れやすいものとなる。また、スケー
ルK0内に入った測定ターゲットMの横線Maをスケール
Jの隙間Jaに入れることにより、より正確な位置に印
点を行うことができることになる。
【0033】また、印点可能となったとき、測定実行ス
イッチS6を操作すれば、より正確な被検レンズEの球
面度数S,円柱度数C,軸角度Aを測定することができ
る。
【0034】メガネフレームに装着されている被検レン
ズを測定する場合には、図2に示すように、レンズQL
をレンズ受5に載置し、レンズQRを検知レバー25に
引っかけるとともにレンズテーブル21をレンズQL,Q
Rに当てる。なお、フレーム枠がある場合には左右のフ
レーム枠にレンズテーブル21を当てることになる。
【0035】モニタ画面3には、上記と同様に図7に示
すように、被検レンズEの光軸位置を示す測定ターゲッ
トMがスケールK1〜K5上に表示される。なお、この場
合、第1,第2拡大モードが設定されているとして説明
する。
【0036】また、モニタ画面3には、左のレンズQL
を測定することが検知レバー25によって検知されるの
で、左のレンズを測定することを示すLマーク3pが表
示される。そして、上記と同様にして、測定ターゲット
MをスケールK1内に入るようにレンズQLをレンズ受5
上を移動させていき、測定ターゲットMがスケールK1
内に入ると、図8に示すように、スケールK1,K2と太
枠スケールJとが拡大表示される。
【0037】測定実行スイッチS6を操作すると、被検
レンズQLの球面度数S,円柱度数C,軸角度Aが測定さ
れて、その測定結果がモニタ画面3の「S,C,A」の横
に拡大表示される。
【0038】正確な「S,C,A」を求めたい場合には、
測定ターゲットMをスケールK1の中央部近辺に入るよ
うにレンズQLをレンズ受5上を移動させていく。測定
ターゲットMがプリズム量が0.25以内の領域に入る
と、図9に示すように、測定ターゲットMの横線Maが
延びる。そして、ターゲットMの横線MaがスケールJ
の隙間Jaに入るようにレンズQLを移動させ、測定実行
スイッチS6を操作すれば、より正確な被検レンズQLの
球面度数S,円柱度数C,軸角度Aを測定することができ
る。 レンズQRを測定するには、上記と逆にレンズQR
をレンズ受5に載置し、レンズQLを検知レバー24に
引っかける。これにより、右のレンズQRを測定するこ
とが検知レバー24によって検知されるので、右のレン
ズQRを測定することを示すRマーク3qが図10に示す
ように表示される。また、「S,C,A」がモニタ画面3
の右側に表示され、スケールK1〜K5およびスケールJ
が左側に表示される。この場合も、第1,第2拡大モー
ドが設定されているとして説明する。
【0039】上記と同様にして、測定ターゲットMをス
ケールK1内に入るようにレンズQRをレンズ受5上を移
動させていき、測定ターゲットMがスケールK1内に入
ると、図11に示すように、スケールK1,K2とスケー
ルJとが拡大表示される。さらに、上記と同様にして測
定ターゲットMをスケールK1の中央部近辺に入れれ
ば、図12に示すように、測定ターゲットMの横線Ma
が延びる。そして、測定実行スイッチS6を操作すれ
ば、より正確な被検レンズQLの球面度数S,円柱度数
C,軸角度Aを測定することができる。
【0040】
【発明の実施の形態2】図13、図14はフレーム入り
眼鏡レンズの画面3への表示の他の実施の形態を示す図
であって、この図13、図14では、画面3の中央に、
被検レンズEの光学中心を示す同心円状のスケールk1
〜K5が表示され、画面3にはスケールの上方に、球面
度数S、円柱度数C、軸角度Aが表示されている。この
球面度数S、円柱度数C、軸角度Aの表示の大きさはプ
リズム度Px、Py、加入度数ADDよりも大きくさ
れ、測定中に特に重視して見たい表示情報が拡大して画
面3に表示されるようになっている。ここでは、画面の
上方に球面度数S、円柱度数C、軸角度Aが横一列に他
の表示情報(プリズム度Px、Py、加入度数ADD)
よりも大きく表示されるので、測定中にその数値を見易
い。
【0041】また、横一列に球面度数S、円柱度数C、
軸角度Aを表示することにしたので、プリズム度Px、
Py、加入度数ADDも従来より縦方向に大きくでき
る。
【0042】左右の被検レンズEの測定を行って、フレ
ーム入り眼鏡レンズをレンズ受け5から取り除くと、左
右の眼鏡レンズの測定が終了し、図14に示すように、
左眼用の眼鏡レンズの測定値はスケールk1〜K5を挟
んで画面3の左側に自動的に縮小表示され、右眼用の眼
鏡レンズの測定値はスケールK1〜K5を挟んで画面3
の右側に自動的に縮小表示される。
【0043】スケールK1〜K5の中心部分を拡大し
て、フレーム入りの左右の被検レンズEの光学中心を測
定光軸により細かく合わせて測定を行いたいときには、
表示拡大手段としての第2拡大モード設定スイッチS2
を押すと、太枠リングJにターゲットMが入ったとき
に、図15に示すように、スケールK1〜K5の中心部
分の太枠リングJが拡大表示される。この太枠リングJ
の内側の同心円の最小円K0内に十字ターゲットMを追
い込むと、自動的に測定が実行され、左右の眼鏡レンズ
の測定が終了すると、その測定結果が図16に示すよう
に画面3に表示される。
【0044】
【変形例】図17はシングルレンズの測定の場合の画面
への他の表示の形態を説明するための説明図であって、
スケールK1〜K5、Jを画面3の中央に配設し、測定
値S、C、Aをスケールの上方又は下方に拡大表示する
構成にすれば、画面上のスケールK1〜K、Jの表示位
置により、シングルレンズの測定モードであるかフレー
ム入り眼鏡レンズの測定モードであるかを検者は視覚的
に簡単に認識できる。なお、測定中、シングルモード測
定を意味する記号「S」は点滅表示され、測定値がメモ
リに記憶されると、記号「S」が反転表示される。
【0045】図18はフレーム入り眼鏡レンズの測定の
場合の画面への他の表示の形態を説明するための説明図
であって、フレーム入り眼鏡レンズの測定の場合、最初
に図18(a)に示すように、左右の被検レンズを意味
する記号「L」、「R」が画面の左上隅と右上隅とに表
示され、測定値S、C、A、PがスケールK1〜K、J
を中心に左右に振り分けて表示され、その数値は被検レ
ンズがレンズ受け5にセットされていないとき「0」で
ある。そして、例えば、左眼用の被検レンズをレンズ受
けにセットすると、図18(b)に示すように、左眼用
の被検レンズの測定に入り、スケールK1〜K5、Jが
画面の右側に表示され、右眼用の被検レンズを測定中に
は、スケールK1〜K5、Jを画面の右側に表示され、
測定値S、C、Aをスケールの上方又に拡大表示され
る。測定中、記号「L」、「R」は点滅表示され、測定
値がメモリに記憶されると、記号「L」、「R」は反転
表示される。このように構成すれば、画面上のスケール
の表示位置により、フレーム入り眼鏡レンズの測定モー
ドであるかを検者は視覚的に簡単に認識できる。
【0046】
【発明の効果】本発明に係わるレンズメータによれば、
測定中に特に重視して見たい表示情報を拡大して画面に
表示できるので、検者は測定中に表示情報を見間違える
ことなく確認でき、迅速かつ精度の良い測定結果を得る
のに貢献できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本願発明に係るレンズメータの外観を示
した斜視図である。
【図2】メガネレンズを測定する場合を示した説明図で
ある。
【図3】スケールと測定ターゲットとS,C,A等を表
示したモニタ画面を示した説明図である。
【図4】(A)図3のS,C,Aを拡大表示した状態を示
した説明図である。 (B)スケールJが太枠になった状態を示した説明図であ
る。
【図5】(A)図4のスケールの中心部を拡大表示した状
態を示した説明図である。 (B)スケールK0が表示された状態を示した説明図であ
る。
【図6】ターゲットがスケールの中心位置に一致した状
態を示した説明図である。
【図7】メガネレンズを測定した場合に、S,C,Aを
拡大表示した状態を示した説明図である。
【図8】図7のスケールの中心部を拡大した説明図であ
る。
【図9】ターゲットとスケールの中心位置とが一致した
場合を示した説明図である。
【図10】右側のメガネレンズを測定する場合のモニタ
画面を示した説明図である。
【図11】図10のスケールの中心部が拡大された状態
を示した説明図である。
【図12】図11のターゲットがスケールの中心位置に
一致した状態を示した説明図である。
【図13】第2実施形態を示した説明図である。
【図14】左右のメガネレンズの測定が終了したときの
モニタ画面を示した説明図である。
【図15】スケールの中心部が拡大された状態を示した
説明図である。
【図16】左右のメガネレンズの測定が終了したときの
モニタ画面を示した説明図である。
【図17】シングルレンズの測定の場合の画面への他の
表示の形態を説明するための説明図である。
【図18】フレーム入り眼鏡レンズの測定の場合の画面
への他の表示の形態を説明するための説明図であって、
(a)はスタート画面の説明図、(b)は左眼用の被検
レンズの測定中の表示画面を示す図である。
【符号の説明】
3…画面 E…被検レンズ K1〜K5…スケール M…ターゲット S1、S2…表示拡大手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検レンズの光学中心又は測定光軸を中
    心にして描かれたスケールと前記被検レンズの測定個所
    又は光学中心を示すターゲットと前記被検レンズの光学
    特性の測定値とを含む表示情報を画面に表示可能な表示
    装置を備え、前記被検レンズの光学特性の測定値を自動
    的に演算測定するレンズメータにおいて、 前記表示装置の画面に表示される表示情報の一部を拡大
    する表示拡大手段が設けられているレンズメータ。
  2. 【請求項2】 前記表示拡大手段が前記測定値を拡大す
    るものであり、拡大される測定値がS、C、Aである請
    求項1に記載のレンズメータ。
  3. 【請求項3】 前記被検レンズが眼鏡フレーム入りレン
    ズであり、前記表示装置の画面には、左眼用の被検レン
    ズを測定するときに前記スケールの左側に測定値が表示
    され、右眼用の被検レンズを測定するときに前記スケー
    ルの右側に測定値が表示されることを特徴とする請求項
    1に記載のレンズメータ。
  4. 【請求項4】 前記被検レンズが眼鏡フレーム入りレン
    ズであり、前記表示装置の画面には、測定中に前記スケ
    ールの上方又は下方にS、C、Aの測定値が拡大表示さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のレンズメータ。
  5. 【請求項5】 前記表示装置の画面には、左右の被検レ
    ンズの測定完了と共に、左眼用の被検レンズの測定値と
    右眼用の被検レンズの測定値とが前記スケールを挟んで
    左右に表示されることを特徴とする請求項4に記載のレ
    ンズメータ。
  6. 【請求項6】 前記表示拡大手段が前記スケールの中心
    部分を拡大するものである請求項1ないし請求項5のい
    ずれか1項に記載のレンズメータ。
  7. 【請求項7】 前記スケールはプリズム量を意味する請
    求項1に記載のレンズメータ。
  8. 【請求項8】 前記スケールは前記ターゲットを所定の
    径の円内に追い込んだときに自動的に拡大される請求項
    6に記載のレンズメータ。
  9. 【請求項9】 前記スケールの画面上での表示位置が変
    更されることを特徴とする請求項3に記載のレンズメー
    タ。
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