JPH11132760A - シート状材料のスプライスラップ量検出方法及びその装置 - Google Patents
シート状材料のスプライスラップ量検出方法及びその装置Info
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- JPH11132760A JPH11132760A JP30083997A JP30083997A JPH11132760A JP H11132760 A JPH11132760 A JP H11132760A JP 30083997 A JP30083997 A JP 30083997A JP 30083997 A JP30083997 A JP 30083997A JP H11132760 A JPH11132760 A JP H11132760A
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Abstract
度良く行うことが出来ると共に、安価でメンテナンスも
少なく出来るシート状材料のスプライスラップ量検出方
法及びその装置を提供することにある。 【解決手段】 1は一定の速度で回転自在な成形ドラ
ム、Wは成形ドラム1の外周面に巻付けられるシート状
材料、2はシート状材料端末部のスプライス部、2aは
スプライスラップ部、Lはスプライスラップ量(幅)を
示している。前記シート状材料端末部のスプライス部2
の側部には、スプライスラップ量Lを自動的に検出する
検出装置3が設置してある。この検出装置3は、成形ド
ラム1の外周面に対して接近,離反可能な支持フレーム
4に支持軸5(支点)を中心として揺動可能なL字状の
検出アーム6が設けられ、この検出アーム6の先端に検
出ローラ7が取付けられ、後端側近傍の支持フレーム4
には、検出手段8が配設されている。
Description
シート状材料のスプライスラップ量検出方法及びその装
置に係わり、更に詳しくは、例えばタイヤ成形ドラム上
で貼付けるゴムシート材料端末部のスプライスラップ量
(貼合わせ部の重合幅)を簡単な機構により精度良く検
出することが出来るシート状材料のスプライスラップ量
検出方法及びその装置に関するものである。
ラム上でカーカス材料等のゴムシート材料を貼付ける場
合、ゴムシート材料端末部のスプライスラップ量は、予
め規定されたラップ量(重合幅)で行われている。しか
し、実際には予め切断されたゴムシート材料を貼付ける
場合、ゴムシート材料が伸びたり、ゴムシート材料の定
尺切断位置の誤差によって必ずしも規定されたスプライ
スラップ量で成形されない場合がある。このため、ゴム
シート材料を貼付けてスプライスした後に、そのスプラ
イス部分を電気的または機械的な検出センサーで規定さ
れたラップ量であるか否かを検出する方法が行われてい
る。
ライス検出センサーとして、レーザー式変位センサーに
よる非接触式のものが数多く使用されているが、演算装
置等の制御装置を含めると装置が複雑になる上に、高価
となる問題があった。また、センサーがほこり等の汚れ
が生じた場合には、安定した精度の高い測定ができず、
定期的に清掃するなど、多くの手間と時間を要する問題
があった。
スラップ量の検出を精度良く行うことが出来ると共に、
安価でメンテナンスも少なく出来るシート状材料のスプ
ライスラップ量検出方法及びその装置を提供することに
ある。
め、この発明のスプライスラップ量検出方法は、シート
状材料端末部のスプライス部及びラップ部に移動可能な
検出アームの先端に取付けた検出ローラを接触させ、該
検出ローラがシート状材料の移動と共にスプライス部及
びラップ部に接触している時間、検出アームの後端移動
位置を検出手段で検出することにより、シート状材料の
スプライスラップ量検出方法を検出する方法であって、
前記シート状材料の走行速度と、検出手段による検出ア
ームの後端位置検出時間とを演算して、シート状材料の
スプライスラップ量を自動的に検出することを要旨とす
るものである。
装置は、成形ドラムの外周面に対して接近,離反可能に
設置された支持フレームに、移動可能な検出アームを設
け、この検出アームの先端に、シート状材料の表面及び
シート状材料の端末部のスプライスラップ部に常時附勢
されて接触する回転自在な検出ローラを設けると共に、
該検出アームの後端側近傍に、検出ローラがスプライス
部及びラップ部に接触して検出アームが移動した時、そ
の移動位置を検出する検出手段を設け、この検出手段
を、シート状材料の走行速度と、検出手段による検出ア
ームの後端位置検出時間とを演算する制御装置に接続し
たことを要旨とするものである。
走行速度と、検出手段による検出アームの後端位置検出
時間とを演算して、シート状材料のスプライスラップ量
を自動的に検出するので、構造が複雑にならず、簡単な
機構でスプライスラップ量の検出を精度良く行うことが
出来ると共に、安価でメンテナンスも少なく出来るもの
である。
明の実施形態を説明する。図1は、この発明にかかるゴ
ムシート等のシート状材料のスプライスラップ量検出方
法を実施するためのスプライスラップ量検出装置の概略
構成図を示し、1は一定の速度で回転自在な成形ドラ
ム、Wは成形ドラム1の外周面に巻付けられるシート状
材料、2はシート状材料端末部のスプライス部、2aは
スプライスラップ部、Lはスプライスラップ量(幅)を
示している。
の側部には、スプライスラップ量Lを自動的に検出する
検出装置3が設置してある。この検出装置3は、図示し
ない駆動装置を介して成形ドラム1の外周面に対して接
近,離反可能な支持フレーム4に支持軸5(支点)を中
心として揺動可能なL字状の検出アーム6が設けられ、
この検出アーム6の短いアーム6aには、スプライス部
2及びスプライスラップ部2aに常時附勢されて接触す
る回転自在な検出ローラ7が取付けられている。
レーム4には、検出ローラ7がスプライスラップ部2a
に接触して一点鎖線に示すように検出アーム6が移動し
た時、その移動位置を検出する近接スイッチ等の検出手
段8が配設されている。また検出手段8は、シート状材
料Wの走行速度、即ち、成形ドラム1の回転速度と、検
出手段8による検出アーム6の後端位置検出時間とを演
算する制御装置9に接続されている。
出ローラ7を、スプライス部2及びスプライスラップ部
2aに常時附勢する附勢手段10としては、検出アーム
6の長いアーム6bと支持フレーム4との間に圧着シリ
ンダーが介在させるものである。なお、圧着シリンダー
の代わりに、コイルスプリング等の弾性部材を介在させ
ることも可能である。
アーム6は支持軸5(支点)を中心として揺動可能に取
付けてあるが、この実施形態に限定されず、例えば、支
持フレーム4上にシート状材料Wのスプライスラップ部
2aに対して直線状に進退する棒状体で構成することも
可能である。この場合にも、棒状体の検出アームの先端
にシート状材料Wの表面及びシート状材料Wの端末部の
スプライスラップ部2aに接触する回転自在な検出ロー
ラ7を設けると共に、後端側近傍に移動位置を検出する
検出手段8を設ける。
量検出方法について説明する。まず、図1に示すように
成形ドラム1の外周面に所定の長さに切断されたシート
状材料Wを巻付け、その先端と後端との端末部Wa,W
bを所定の長さラップさせてスプライスする。このよう
な状態から、シート状材料Wの端末部のスプライス部2
及びスプライスラップ部2aに検出アーム6の先端に取
付けた検出ローラ7を接触させると共に、附勢手段10
(圧着シリンダー)により検出ローラ7を圧着させる。
転させて、検出ローラ7がスプライス部2からスプライ
スラップ部2aに移動すると、検出ローラ7は図1の一
点鎖線に示すように、シート状材料Wの厚さだけ成形ド
ラム1の外側に押し上げられ、これと同時に検出アーム
6の先端側、即ち、短いアーム6aは支持軸5(支点)
を中心として時計方向に回転すると共に、後端側の長い
アーム6bも時計方向に回転し、この時検出手段8の近
接スイッチが検出アーム6の後端位置を検出する。
ライスラップ部2aに接触している時間、検出アーム6
の後端位置を検出し続け、この検出時間を制御装置9に
出力する。そして、制御装置9ではシート状材料Wの走
行速度(成形ドラム1の回転速度)と、検出手段8によ
る検出アーム6の後端位置検出時間とを演算して、シー
ト状材料Wのスプライスラップ量Lを自動的に検出する
ものである。
るスプライスラップ量Lと比較することにより、スプラ
イスラップ量Lが正常値であるか、異常値であるかを判
断するものである。このように、この発明ではシート状
材料Wの走行速度と、検出手段8による検出アーム6の
後端位置検出時間とを演算して、シート状材料Wのスプ
ライスラップ量Lを自動的に検出するので、構造が複雑
にならず、簡単な機構でスプライスラップ量の検出を精
度良く行うことが出来る。
で、従来のような複雑で高価な装置を使用することな
く、簡単な機構でスプライスラップ量の検出を精度良く
行うことが出来、更に機構が簡単であるので安価に製作
出来ると共に、メンテナンス容易に行うことが出来る効
果がある。
Wのスプライスラップ量検出方法を実施するためのスプ
ライスラップ量検出装置の概略構成図である。
点) 6 検出アーム 6a 短いアーム 6b 長いアーム 7 検出ローラ 8 検出手段 9 制御装置 10 附勢手段 W シート状材
料 L スプライスラップ量(幅) Wa,Wb シート
状材料の端末部
Claims (6)
- 【請求項1】 シート状材料端末部のスプライス部及び
ラップ部に移動可能な検出アームの先端に取付けた検出
ローラを接触させ、該検出ローラがシート状材料の移動
と共にスプライス部及びラップ部に接触している時間、
検出アームの後端移動位置を検出手段で検出することに
より、シート状材料のスプライスラップ量検出方法を検
出する方法であって、 前記シート状材料の走行速度と、検出手段による検出ア
ームの後端位置検出時間とを演算して、シート状材料の
スプライスラップ量を自動的に検出するシート状材料の
スプライスラップ量検出方法。 - 【請求項2】 前記検出アームは、支点を中心として揺
動するか、または直線的に移動してスプライスラップ量
を検出する請求項1に記載のシート状材料のスプライス
ラップ量検出方法。 - 【請求項3】 成形ドラムの外周面に対して接近,離反
可能に設置された支持フレームに、移動可能な検出アー
ムを設け、この検出アームの先端に、シート状材料の表
面及びシート状材料の端末部のスプライスラップ部に常
時附勢されて接触する回転自在な検出ローラを設けると
共に、該検出アームの後端側近傍に、検出ローラがスプ
ライス部及びラップ部に接触して検出アームが移動した
時、その移動位置を検出する検出手段を設け、この検出
手段を、シート状材料の走行速度と、検出手段による検
出アームの後端位置検出時間とを演算する制御装置に接
続して成るシート状材料のスプライスラップ量検出装
置。 - 【請求項4】 前記検出アームは、支点を中心として揺
動可能なL字状に形成され、前記支点を中心として短い
アームに検出ローラを設けると共に、長いアームの後端
側近傍に検出手段を設けた請求項3に記載のシート状材
料のスプライスラップ量検出装置。 - 【請求項5】 前記検出アームは、シート状材料のスプ
ライスラップ部に対して直線状に進退する棒状体で形成
され、この棒状体の検出アームの先端にシート状材料の
表面及びシート状材料の端末部のスプライスラップ部に
接触する回転自在な検出ローラを設け、後端側近傍に移
動位置を検出する検出手段を設けた請求項3に記載のシ
ート状材料のスプライスラップ量検出装置。 - 【請求項6】 前記検出ローラをシート状材料の表面及
びシート状材料の端末部のスプライスラップ部に常時附
勢させる手段として、シリンダーまたは弾性部材を使用
する請求項3,4または5に記載のシート状材料のスプ
ライスラップ量検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30083997A JPH11132760A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | シート状材料のスプライスラップ量検出方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30083997A JPH11132760A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | シート状材料のスプライスラップ量検出方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11132760A true JPH11132760A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17889744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30083997A Pending JPH11132760A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | シート状材料のスプライスラップ量検出方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11132760A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008521653A (ja) * | 2004-12-01 | 2008-06-26 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車輪用タイヤの構成要素の製造工程を制御する方法及び装置 |
JP2020197490A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | 住友ゴム工業株式会社 | 検査装置 |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP30083997A patent/JPH11132760A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008521653A (ja) * | 2004-12-01 | 2008-06-26 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車輪用タイヤの構成要素の製造工程を制御する方法及び装置 |
KR101165358B1 (ko) * | 2004-12-01 | 2012-07-12 | 피렐리 타이어 소시에떼 퍼 아찌오니 | 차량 바퀴용 타이어 부품들의 제조 공정 제어 방법 및 장치 |
US9434115B2 (en) | 2004-12-01 | 2016-09-06 | Pirelli Tyre S.P.A. | Method and apparatus for controlling a manufacturing process of components of a tyre for vehicle wheels |
JP2020197490A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | 住友ゴム工業株式会社 | 検査装置 |
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Effective date: 20061212 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |