JPH0771921A - 鋼材の測長装置 - Google Patents

鋼材の測長装置

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JPH0771921A
JPH0771921A JP24195793A JP24195793A JPH0771921A JP H0771921 A JPH0771921 A JP H0771921A JP 24195793 A JP24195793 A JP 24195793A JP 24195793 A JP24195793 A JP 24195793A JP H0771921 A JPH0771921 A JP H0771921A
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JP
Japan
Prior art keywords
steel
steel material
photoelectric switch
detected
conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP24195793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tanaka
博 田中
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンベヤ上を移動する鋼材の長さを比較的正
確に測定し得る装置を提供する。 【構成】 コンベヤ1の一側にアクチュエータ6の作動
により進退動するタッチローラ9を設けると共に、回転
数を検出するパルスゼネレータ10を設けてなる装置本
体5と、コンベヤ上を移動する鋼材2を装置本体の上流
側と下流側にて夫々検出する光電スイッチ12,14
と、上流側の光電スイッチで鋼材の先端が達したことが
検出されたときアクチュエータを所定時間後に進出動さ
せるタイマとを具備し、両光電スイッチの間隔L1 ,L
2 および下流側の光電スイッチで鋼材の先端が通過した
ことが検出されたときから上流側の光電スイッチで鋼材
の後端が通過したことが検出されたときまでのパルスゼ
ネレータにより検出されるタッチローラの従動回転数か
ら鋼材の長さを演算により求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンベヤ上を移動する鋼
材の長さを測定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ローラーコンベヤ等のコンベヤにて長手
方向に搬送される鋼材の長さを測定する方法には、該コ
ンベヤの一側に光電スイッチを設け該光電スイッチが鋼
材により遮光されている時間を測定する方法がある。或
いは、多数の光電素子を一列に配置してなる方法もあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の上記測長
方法では、コンベヤ上で鋼材がスリップしたり、鋼材が
搬送方向に対して傾斜姿態であると正確な測長データが
得られないという問題がある。このため、例えばウオー
キングビーム炉においては、炉内ビーム上に常にバラン
スよく鋼材が支持されないと脱落したり、加熱中に鋼材
の曲がりが発生することにより搬送トラブルを起こすお
それがあるので、鋼材の長さをウオーキングビーム炉に
装入するに当たっては、予め各鋼材の正確な測長データ
を必要としていたが、上記測長方法では誤差が大きく不
都合であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の鋼材の測長装置
は上記課題を解決しようとするもので、コンベヤの一側
にアクチュエータの作動により進退動するタッチローラ
を設けると共に、該タッチローラに回転数を検出するパ
ルスゼネレータを設けてなる装置本体と、前記コンベヤ
上を移動する鋼材を前記装置本体の上流側と下流側にて
夫々検出する光電スイッチと、上流側の光電スイッチで
鋼材の先端が達したことが検出されたとき前記アクチュ
エータを所定時間後に進出動させるタイマとを具備し、
前記タッチローラは上流側の光電スイッチで鋼材の先端
が検出されたときから所定時間後に鋼材の側面に接触し
て、上流側の光電スイッチで鋼材の後端が通過したこと
が検出されたときに後退動して該鋼材の側面から離間
し、上流側の光電スイッチと下流側の光電スイッチの間
隔および下流側の光電スイッチで鋼材の先端が通過した
ことが検出されたときから上流側の光電スイッチで鋼材
の後端が通過したことが検出されたときまでの前記パル
スゼネレータにより検出されるタッチローラの従動回転
数から該鋼材の長さが演算により求められるようにした
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】鋼材の側面に接触して回転するタッチローラの
回転数、および該タッチローラを接触させるために鋼材
の移動を検出するべく装置本体の上流側および下流側に
夫々設けられた光電スイッチの間隔により、コンベヤ上
を移動する鋼材の長さを正確に検出し得る。
【0006】
【実施例】次に図と共に本発明の一実施例を説明する。
この実施例はウオーキングビーム炉に装入される鋼材の
測長装置を示し、図において、1は水平に設けられたロ
ーラー搬送式のコンベヤで、該コンベヤ1上に乗せられ
た鋼材2は矢印の方向に定速度で移送されウオーキング
ビーム炉3に装入される。
【0007】コンベヤ1の一側に設けた取付台4上に装
置本体5が設けられる。該装置本体5は空圧シリンダか
らなるアクチュエータ6が水平に設けられ、該アクチュ
エータ6の作動杆である測長杆7を該コンベヤ1上で幅
方向に進退動し得るようにすると共に、該測長杆7の先
端に支軸8を設け、該支軸8に水平面内で回転自在なる
ようにタッチローラ9を設け該タッチローラ9の回転数
を検出するパルスゼネレータ10をさらに該測長杆7の
先端部に設けている。
【0008】12はコンベヤ1における装置本体5の上
流側に距離L1 を離して設けられた光電スイッチ、13
は該光電スイッチ12のコンベヤ1を挟んで反対側に設
けらけた投光器、14はコンベヤ1における装置本体5
の下流側に距離L2 を離して設けられた光電スイッチ、
15は該光電スイッチ14のコンベヤ1を挟んで反対側
に設けられた投光器である。
【0009】図3にこの装置の信号系統図を示す。上記
光電スイッチ12,光電スイッチ14,パルスゼネレー
タ10は、中央制御装置CPUとランダムアクセスメモ
リRAMと読み出し専用メモリROMとからなるマイク
ロコンピュータ18に入力インタフェイスを介して接続
され、該マイクロコンピュータ18の出力インタフェイ
スには前記アクチュエータ6およびディスプレイ20が
接続されている。
【0010】しかしてこの装置でコンベヤ1上を定速度
で移動する鋼材2の長さを測定するには、上流側の光電
スイッチ12により鋼材2の先端が達したことが検出さ
れたときタイマが作動し所定時間後にアクチュエータ6
を作動させ測長杆7を進出動させタッチローラ9を該鋼
材2の側面に接触させる。このとき鋼材2の移動に伴な
い該タッチローラ9が該鋼材2の側面から離れることの
ないように該アクチュエータ6に空気をたえず補給しタ
ッチローラ9を鋼材2の側面に弾性的に接触させ該タッ
チローラ9を鋼材2の移動に伴ない従回転させ、鋼材2
がたとえ傾斜していた場合でも該測長杆7の進退動によ
り追従できるようにする。
【0011】この後下流側光電スイッチ14により鋼材
2の先端が達したことが検知したときパルスゼネレータ
10が回転数をカウント開始し、上流側の光電スイッチ
12により鋼材2の後端が達したことが検知したとき回
転数のカウントを停止するとともにアクチュエータ6を
作動させ側長杆7を後退動させパルスゼネレータ10よ
り得られたタッチローラ9の従動回転数Rをマイクロコ
ンピュータ18に読み込ませる。
【0012】こうしてタッチローラ9の回転数Rが得ら
れると、タッチローラ9が鋼材2の側面へ接触しパルス
ゼネレータ10が回転数をカウント開始したのは鋼材2
の先端が装置本体5を距離L2 通過した後であり、接触
を断ちパルスゼネレータ10が回転数のカウントを停止
したのは鋼材2の後端が装置本体5から未だ距離L1
残したときであるので、鋼材2の全長はタッチローラ9
の円周をWとすると、 L1 + L2+W・R (1) により算出される。
【0013】なお、上記の距離L1, L2により鋼材2の
先端部および後端部にタッチローラ9を接触させること
なく測長し得るので、これら端部に切断に伴なうバリ,
変形があってもこれによりタッチローラ9の回転に影響
を及ぼすおそれがない。そして鋼材2がコンベヤ1上に
傾斜状態に乗せられて移動して来た場合でも、該鋼材2
の中間部の長さはタッチローラ9の接触回転により正確
に測長し得る。
【0014】こうして測長された鋼材2は、図4に示し
たようにウオーキングビーム炉3に装入され、該ウオー
キングビーム炉3内の端壁面に設けられた片持状の炉内
ローラ21,21…上に支持される。該炉内ローラ2
1,21…を回転動させるため炉外に設けられた駆動部
22は前記マイクロコンピュータ18からの指令により
動き、上記のようにして得られた測長データを基に該鋼
材2の炉内での適当な停止位置が決められる。例示した
ウオーキングビーム炉3は炉内に5本の固定ビームS1
〜S5 および4本の可動ビームM1 〜M4 が設けられた
もので、この場合すでに装入されている鋼材23,24
に示したように、このような長さが少し相違している鋼
材23,24ではその中心が常に固定ビームS2 に位置
するようにすることで夫々がバランスし安定して搬送が
できるようにする。
【0015】
【発明の効果】このように本発明に係る鋼材の測長装置
は、装置本体の上流側と下流側に夫々設けられた光電ス
イッチによりタッチローラを進退動させ、鋼材との接触
により測長し該両光電スイッチ4の設置間隔を加えるこ
とにより全長を算出し得るようにしたものであるから、
簡単な構造であるにも拘らずコンベヤ上を斜めに移送さ
れた来た鋼材をも正確に測長でき全長を充分な精度でも
って掌握できるようにする有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋼材の測長装置を示すコンベヤの平面
図。
【図2】図1のXーX線断面図。
【図3】この装置の信号系統ブロック図。
【図4】鋼材の測長装置の使用状態を示した平面図。
【符号の説明】
1 コンベヤ 2 鋼材 5 装置本体 6 アクチュエータ 7 測長杆 9 タッチローラ 10 パルスゼネレータ 12 光電スイッチ 14 光電スイッチ 18 マイクロコンピュータ L1 ,L2 間隔 R 従動回転数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベヤの一側にアクチュエータの作動
    により進退動するタッチローラを設けると共に、該タッ
    チローラに回転数を検出するパルスゼネレータを設けて
    なる装置本体と、前記コンベヤ上を移動する鋼材を前記
    装置本体の上流側と下流側にて夫々検出する光電スイッ
    チと、上流側の光電スイッチで鋼材の先端が達したこと
    が検出されたとき前記アクチュエータを所定時間後に進
    出動させるタイマとを具備し、前記タッチローラは上流
    側の光電スイッチで鋼材の先端が検出されたときから所
    定時間後に鋼材の側面に接触して、上流側の光電スイッ
    チで鋼材の後端が通過したことが検出されたときに後退
    動して該鋼材の側面から離間し、上流側の光電スイッチ
    と下流側の光電スイッチの間隔および下流側の光電スイ
    ッチで鋼材の先端が通過したことが検出されたときから
    上流側の光電スイッチで鋼材の後端が通過したことが検
    出されたときまでの前記パルスゼネレータにより検出さ
    れるタッチローラの従動回転数から該鋼材の長さが演算
    により求められるようにしたことを特徴とする鋼材の測
    長装置。
JP24195793A 1993-09-01 1993-09-01 鋼材の測長装置 Pending JPH0771921A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103175476A (zh) * 2011-12-26 2013-06-26 中国科学院沈阳自动化研究所 一种管料长度自动测量装置及其测量方法
CN103952528A (zh) * 2014-04-17 2014-07-30 北京佰能电气技术有限公司 加热炉自动装钢定位系统及定位方法
JP2017049019A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 株式会社 英田エンジニアリング 長尺材長測定装置
CN110918490A (zh) * 2019-11-27 2020-03-27 三峡大学 一种小型直流电机轴长检测装置及方法

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