JPH0444525Y2 - - Google Patents

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JPH0444525Y2
JPH0444525Y2 JP18981887U JP18981887U JPH0444525Y2 JP H0444525 Y2 JPH0444525 Y2 JP H0444525Y2 JP 18981887 U JP18981887 U JP 18981887U JP 18981887 U JP18981887 U JP 18981887U JP H0444525 Y2 JPH0444525 Y2 JP H0444525Y2
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core
diameter
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は別々の電動機で駆動される複数の巻取
コアを設けた巻取機の制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、上述の巻取機で巻き取り中のコアが満巻
になつた場合、他の空の巻取コアに移して巻き取
りを続行したまま切り換え作業を行い。満巻の巻
取コアから空の巻取コアに移していた。
このための一例として第4図示のようなターレ
ツト方式の巻取装置がある。同図のイは満巻時の
状態図、ロは切り換え途中でJアーム5が起動し
た時の状態図、ハはカツター4でフイルム6を切
断する直前の状態図である。ターレツト1はター
レツト軸1−1の両側から互いに反対方向にそれ
ぞれ2本ずつの巻取コアアーム1−2,1−2
と、これと直交する方向にそれぞれ2本ずつの案
内ローラーアーム1−3,1−3とが設けられて
おり、両側の巻取コアアーム1−2のそれぞれの
先端にはターレツト軸1−1と平行に2本の巻取
コア2,2′が設けられており、案内ローラーア
ーム1−3のそれぞれの先端にはターレツト軸1
−1と平行に2本の案内ローラー3,3′が設け
られている。このターレツト1の下側にはJアー
ム5がターレツト軸1−1と平行な軸5−2で保
持されており、先端にはJローラー5−1がター
レツト軸1−1と平行に保持されている。また、
カツター4もターレツト軸1−1と平行に巻取コ
ア2,2′の全幅にわたる長さで設けられている。
次にターレツト1の切り換え動作に付いて説明
する。
イ示は巻き取り中の巻取コア2が満巻になるま
での状態である。フイルム6は図の左側から供給
ローラー7、案内ローラー3で走行方向を変えら
れて巻取コア2に巻き取られてゆく。巻取コア2
が満巻に近づくと図示しない検出器で検出し、そ
の検出信号により図示しない巻取電動機により空
の巻取コア2′が回転を開始する。この場合、空
の巻取コア2′の回転速度はその周速がフイルム
6の走行速度(設定速度)より僅かに速い速度に
調整されている。これはターレツト1が回転して
空の巻取コア2′がフイルム6に接触した時に一
定速度で走行しているフイルム6に弛みにより皺
の発生を防止するためである。この上記速い速度
の限界はフイルム6の適正張力Tに対して経験的
に決定される過剰張力T1となるように基準速度
Vに対してUP値V0だけ速くすれば良く、この速
度のUP値V0は次式により決定すれば良い。
T1=V0/V×(EA+T)−EA 即ち、 V0=(EA+T1)/(EA+T) E:フイルムのヤング率 A:フイルムの幅方向の断面積 上述の過剰張力T1を一定に保持するために、
本出願人は実公昭54−45514号で提案した張力制
御装置により実現している。この制御装置は第5
図のブロツク図に示すように、電源11、張力設
定器12、掛算器13、変換器14、周速同調調
節器15、張力制御調節器16、電力調節器1
7、巻取電動機18、電動機電流検出器19、回
転速度計発電機20、フイルム速度計発電機2
1、レベル選択器22等からなるもので、これは
従来の張力制御装置を無接点化したものである。
これらの装置の制御方法は切り換え初期にはレベ
ル選択器22が周速同調調節器15の出力を選択
して速度制御モードで運転し、切り換えが完了し
て安定運転状態に入つた後にはレベル選択器22
が張力制御調節器16の出力を選択して張力制御
モードで運転してゆくものである。これにより、
前記の適正張力で巻取運転を続行するものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、本出願人が提案した制御装置は
前記2モードを無接点で切り換えているが、これ
らの制御モードは何れも空の巻取コアは一定の直
径であることが必要である。
しかし、実際の巻取コアは例えば外径が88mm
φ、92mmφ、95mmφ等各種のサイズのものが使用
されている。これらが混在している場合には、そ
の都度直径を測定し、制御装置の設定値を調整す
る必要がある。この調整が面倒であるばかりでな
く、設定値の決定が難しいという問題がある。
本考案はこの問題点を解決し、直径測定及びそ
れに基づく設定値の調整を自動化した制御装置を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、別々の電動機で
駆動される複数の巻取コアを設け、その一つの巻
取コア2の巻き取り完了時に他の空の巻取コア2
に移して巻き取りを続行する巻取機において、新
たに巻き取りを開始すべき上記他の空の巻取コア
2′の表面位置を非接触で検出する表面位置検出
器31と、この表面位置検出器31の出力から上
記空の巻取コア2′の直径を算出する直径算出器
32とこの直径算出器32の出力により上記空の
巻取コア2′の駆動用の巻取電動機18の回転速
度を補正する回転速度設定補正器33とを設けた
ものである。
(作用) 上述のように、表面位置検出器31が非接触で
空の巻取コア2′の表面位置を検出すれば、この
検出値により直径算出器32が空の巻取コア2′
の直径を算出し、その出力により回転速度設定補
正器33が電力調節器17からの電力を補正する
ので、巻取電動機18はこの場合の空の巻取コア
2′に合つた回転数で運転し、フイルム6に対し
て一定の過剰張力を付与することが出来る。
(実施例) 第1図は本考案を採用した巻取コア切換装置の
説明図で、大部分は従来例(第4図)と同じであ
るが、本考案の場合には第2図示のように巻取コ
アの回転速度補正装置が付加されている。この回
転速度補正装置は表面位置検出器31、直径算出
器32、回転速度設定補正器33よりなるもので
ある。表面位置検出器31は空の巻取コア2′の
上方で、ターレツト1が回動した場合でも満巻の
巻取コア2に接触しない位置に固定されており、
表面位置検出器31の検出々力は直径算出器32
に入力し、算出々力は電力調節器17と巻取電動
機18との間に接続されている回転速度設定補正
器33に入力する。
第1図のイは満巻時で切り換え開始時の状態
図、ロは切り換え途中でJアームが起動した状態
図、ハは切り換え途中でカツターによる切断直前
の状態図である。回転速度補正装置以外は前記第
4図のものと同一であるので、この部分の説明は
省略する。
次に上記の回転速度補正装置の動作について説
明する。第3図はこの表面位置検出器31として
例えばレーザー式センサーを使用している。この
レーザー式センサーはレーザー光34を空の巻取
コア2′の軸2′−1に向かつて投光器Aから放射
する。このレーザー光34が空の巻取コア2′の
表面で反射して反射光34′となり受光器Bで受
光するが、この受光位置は空の巻取コア2′の直
径の差により反射位置が変わることにより変化す
る。例えば巻取コア2′の場合には反射光は3
4′となり、受光位置はb′であるが、巻取コア
2″の場合には反射光は34″となり、受光位置は
b″となり、受光位置の差dが巻取コア2′,2″の
直径の差に関係するデータとして検出される。
この検出データは直径算出器32で直径値に計
算され、この計算結果に基づき回転速度設定補正
器33が電力調節器17の出力を補正して巻取電
動機18の回転速度を調節する。
次にターレツト1による巻取コア2,2′の切
り換え時の回転速度補正装置の動作について説明
する。第1図イの満巻状態になつたならば、図示
しない検出器により検出され、切り換え動作が開
始される。
先ず、空の巻取コア2′の巻取電動機18が回
転開始すると共に、表面位置検出器31がONの
状態となる。この結果、上記の動作説明のように
巻取コア2′の直径を算出し、この算出結果によ
り巻取電動機18の回転数を調節して空の巻取コ
ア2′の周速がフイルム6の走行速度より一定の
過剰速度となるように制御される。
このような状態になつた後、前記従来例で説明
したようなターレツトの切り換え動作が行われ
る。
(考案の効果) 本考案は上述のように、ターレツト1の回動に
よつて切り換え動作が行われ、空の巻取コア2′
が走行中のフイルム6に接触する時には常に一定
の過剰速度を保持しているので、フイルム6に対
して異常な引つ張り力によるフイルム6の切断や
遅い速度による弛みのために皺が発生することが
ない。
これらの適正な速度調節は全て自動化されてい
るので、太さが許容範囲内の巻取コアであれば、
一々太さを測定することなく、そのままターレツ
ト1の空の巻取コア位置に取付れば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ,ハは本考案のターレツト方式巻
取装置の説明図、第2図は回転速度補正装置の構
成図、第3図は表面位置検出器の動作説明図、第
4図イ,ロ,ハは従来のターレツト方式の巻取装
置の説明図、第5図は制御装置のブロツク図であ
る。 2,2′……巻取コア、18……巻取電動機、
31……表面位置検出器、32……直径算出器、
33……回転速度設定補正器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 別々の電動機で駆動される複数の巻取コアを設
    け、その一つの巻取コアの巻き取り完了時に他の
    空の巻取コアに移して巻き取りを続行する巻取機
    において、新たに巻き取りを開始すべき上記他の
    空の巻取コアの表面位置を非接触で検出する表面
    位置検出器と、この表面位置検出器の出力から上
    記空の巻取コアの直径を算出する直径算出器と、
    この直径算出器の出力により上記空の巻取コアの
    駆動用の電動機の回転速度を補正する回転速度設
    定補正器とを設けたことを特徴とする巻取機の制
    御装置。
JP18981887U 1987-12-14 1987-12-14 Expired JPH0444525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18981887U JPH0444525Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18981887U JPH0444525Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

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Publication Number Publication Date
JPH0194343U JPH0194343U (ja) 1989-06-21
JPH0444525Y2 true JPH0444525Y2 (ja) 1992-10-20

Family

ID=31480829

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JP18981887U Expired JPH0444525Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

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