JPH10203697A - ウェブ接合装置及びそれを用いたウェブ接合方法 - Google Patents

ウェブ接合装置及びそれを用いたウェブ接合方法

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JPH10203697A
JPH10203697A JP730197A JP730197A JPH10203697A JP H10203697 A JPH10203697 A JP H10203697A JP 730197 A JP730197 A JP 730197A JP 730197 A JP730197 A JP 730197A JP H10203697 A JPH10203697 A JP H10203697A
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JP
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web
roll
pulse
shaped
knife
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Mitsuhiro Ono
光浩 小野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定したウェブ接合を行うことのできるウェ
ブ接合装置及びそれを用いたウェブ接合方法を提供す
る。 【解決手段】 旧ロール1aが装着される第1巻出軸2
aと、先端にスプライステープ8を有する新ロール2b
が装着される第2巻出軸2bと、テープ検出センサ9
と、ナイフ7と、プレスロール6と、ウェブWaを搬送
するフィードロール11と、フィードロール11を駆動
するフィードロールモータ14と、フィードロールモー
タ14に組み込まれたパルスジェネレータ15と、パル
スジェネレータ15から発生したパルス信号を計数する
パルスカウンタ16と、パルス信号の計数値が第1の設
定値に達したときにプレスロール動作信号を、パルス信
号の計数値が第2の設定値に達したときにナイフ動作信
号を出力するシーケンサ10とを有するウェブ接合装置
及びそれを用いたウェブ接合方法とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状に巻かれ
た2つのウェブを接合するウェブ接合装置及びそれを用
いたウェブ接合方法に関するものであり、特に、高精度
なウェブ接合を行うことのできるウェブ接合装置及びそ
れを用いたウェブ接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、第1のロール(旧ロール)か
ら繰り出されるウェブの端末を、第2のロール(新ロー
ル)に巻かれたウェブの繰り出し始端に自動的に接合
し、かつこの接合段階で旧ロール側のウェブを切断する
ウェブ接合装置が知られている。このウェブ接合装置
は、例えば、ウェブの表面に磁性塗料等の塗布液を塗布
したり、金属を真空蒸着する等の表面処理を行う表面処
理装置のウェブ巻出部として用いられる。なお、本発明
でいう「ウェブ」とは、ポリエチレンテレフタレート等
のプラスチックフィルム、紙、アルミニウム,銅等の金
属箔等を指している。
【0003】図7は従来のウェブ接合装置を示す全体構
成図である。このウェブ接合装置は、ロール状に巻かれ
た2つのウェブ(旧ロール1a及び新ロール1b)がそ
れぞれ装着された第1巻出軸2a及び第2巻出軸2b
と、ウェブを案内する複数のガイドロール3a,3b,
3cと、ウェブWaを介して新ロール1bの外周面に圧
接するプレスロール6と、旧ロール1aのウェブWaを
切断するナイフ7と、新ロール1b先端に設けられた接
続用粘着テープ8(以下、スプライステープと称する)
を検出するテープ検出センサ9と、これらの動作を制御
するシーケンサ10とから概略構成されている。
【0004】このようなウェブ接合装置において、ウェ
ブ接合に必要なプレスロール6やナイフ7等の動作タイ
ミングは、スキャンパルス(シーケンサ10のCPUが
シーケンスプログラムを1サイクル実行する度にON/
OFFを繰り返すパルス)を利用して得ていた。つま
り、図8のタイミングチャートに示すように、シーケン
サ10は、新ロール1bへの接合が必要となった場合に
は、新ロール1bを回転させ、テープ検出センサ9によ
りスプライステープ検出信号(図8(a)参照)が発生
した時点を起点として、新ロール1bが1回転する間の
スキャンパルス(図8(b)参照)を計数する。そし
て、新ロール1bの外周長Lに相当するこの計数値(図
8(c)参照)をもとに、起点からのスプライステープ
位置を認識して、計数値がプレスロール計数設定値に到
達したときにプレスロール動作信号を出力し、同様に計
数値がナイフ計数設定値に到達したときにナイフ動作信
号を出力するものである。
【0005】しかしながら、上述したウェブ接合装置に
おいては、スキャンパルスを用いて動作タイミングを決
定していたため、以下に示すような不具合が発生する。
この不具合を図9及び図10に示したタイミングチャー
トを参照して説明する。第一に、新ロール1bの径が同
じでもウェブ搬送速度が速くなると新ロール1bが1回
転する間のスキャンパルス数が少なくなり、シーケンサ
10の計数分解能が悪くなるため、最適なタイミングで
プレスロール動作信号及びカッター動作信号を出力する
のが困難であった(図9参照)。第二に、シーケンサ1
0の1サイクル処理時間が変化すると、スキャンパルス
の幅も変化し、各周期のスキャンパルス計数値に差が生
じるため、プレスロール動作信号及びカッター動作信号
の出力タイミングがばらつく(図10参照)。これらの
不具合は、ウェブの接合ミスの原因となるため好ましく
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、条件に関わらず、最適なタイミン
グでプレスロール動作信号及びカッター動作信号をばら
つくことなく出力し、安定したウェブ接合を行うことの
できるウェブ接合装置及びそれを用いたウェブ接合方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のウェブ接合装置は、ロール状の第1のウェ
ブが装着される第1巻出軸と、第1の巻出軸と対向して
配設され、先端に接続用粘着テープ(スプライステー
プ)を有するロール状の第2のウェブが装着される第2
巻出軸と、ロール状の第2のウェブの近傍に配設され、
接続用粘着テープを検出するテープ検出センサと、第1
のウェブの走行路に沿って配設され、第1のウェブを切
断するナイフと、ロール状の第2のウェブの近傍に配設
され、走行中の第1のウェブを介してロール状の第2の
ウェブの外周面に圧接するプレスロールと、第1のウェ
ブまたは第2のウェブを搬送するフィードロールと、フ
ィードロールを駆動するフィードロールモータと、フィ
ードロールモータに組み込まれたパルスジェネレータ
と、パルスジェネレータから発生したパルス信号を計数
するパルスカウンタと、パルス信号の計数値が第1の設
定値に達したときにプレスロール動作信号を出力すると
ともに、パルス信号の計数値が第2の設定値に達したと
きにナイフ動作信号を出力するシーケンサとを有するこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明のウェブ接合方法は、上述し
たウェブ接合装置を用いたウェブ接合方法において、ロ
ール状の第1のウェブの残量が所定値となったときに、
ロール状の第2のウェブを、第1のウェブの搬送速度と
同じ周速度で回転させる工程と、ロール状の第2のウェ
ブの周速度が第1のウェブの搬送速度と合致した時点
で、テープ検出センサにより接続用粘着テープを検出す
る工程と、接続用粘着テープが検出された時点を起点と
して、パルスジェネレータから発生したパルス信号を計
数する工程と、パルス信号の計数値が第1の設定値に達
したときにプレスロール動作信号を出力し、プレスロー
ルを走行中の第1のウェブを介してロール状の第2のウ
ェブの外周面に圧接する工程と、パルス信号の計数値が
第2の設定値に達したときにカッター動作信号を出力
し、走行中の第1のウェブを切断する工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0009】上述したウェブ接合装置及びそれを用いた
ウェブ接合方法によれば、シーケンサの1サイクル処理
時間やウェブ搬送速度の変化等に影響されることなくプ
レスロール動作信号やナイフ動作信号の出力タイミング
が決定されるため、安定したウェブ接合を行うことがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面を参照して説明する。なお、図中の構成要素で、従来
の技術と同様の構成をなしているものについては、同一
の参照符号を付す。
【0011】図1は、本発明のウェブ接合装置の実施の
形態例を示す全体構成図、図2は新ロールを示す図であ
り、同図(a)は斜視図、同図(b)は側面図である。
図1において、第1巻出軸2a及び第2巻出軸2bはと
もに、表面処理装置等の巻出軸であり、第1巻出軸2a
上に装着された旧ロール1aよりウェブWaが繰り出さ
れ、ガイドロール3a,3b,3cにより案内されてい
る。第2巻出軸2bには、旧ロール1aの残量が極小と
なった時に接合すべき新ロール1bが装着されている。
【0012】図2に示すように、新ロール1bのウェブ
先端には、全幅に渡ってスプライステープ8が、糊面が
表面に出るよう接着されている。また、ウェブ接合装置
は、新ロール1bの近傍に配設され、スプライステープ
8を検出するテープ検出センサ9と、新ロール1bの近
傍に配設され、走行中のウェブWaを介して新ロール1
bの外周面に圧接するプレスロール6と、ウェブWaの
走行路中に配設され、ウェブWaを切断するナイフ7
と、繰り出されるウェブをさらに次工程へ搬送するフィ
ードロール11と、フィードロール11に対向して設け
られたバックアップロール12と、これらの各要素を駆
動させるための動作信号を出力するシーケンサ10とを
具備している。
【0013】フィードロール11は、減速機13を介し
てフィードロールモータ14により駆動され、フィード
ロールモータ14内にはパルスジェネレータ15(以
下、PGと略記する)が設けられている。PG15から
発生したPGパルス信号は、シーケンサ10内のパルス
カウンタ16に入力されている。
【0014】シーケンサ10内のパルスカウンタ16
は、前段に補助カウンタ(図示省略)を有している。補
助カウンタは、計数範囲がシーケンサ10の仕様上固定
であり、計数範囲の上限に達すると、自動的に計数範囲
下限値にリセットされるもので、プログラムでリセット
させることはできないものである。これは、シーケンサ
10のCPUのプログラム1サイクル処理時間に影響さ
れることなく計数できるという特徴を持ったものであ
る。一方、パルスカウンタ16は、プログラム上で任意
に計数開始とリセットとを可能にするため、プログラム
1サイクル処理毎に補助カウンタの計数値を読み取り、
前サイクルとの変化量を求めて積算させたものを計数値
としている。
【0015】次に、以上のように構成されたウェブ接合
装置の動作について、図3ないし図6をも参照して説明
する。図3及び図4は、接合動作をその状態順に示した
模式図、図5は接合動作に関する信号を示すタイミング
チャート、図6は新ロール周辺を示す概略側面図であ
る。なお、図3及び図4において、シーケンサやフィー
ドロール等の図示は省略してある。
【0016】通常は、図3(a)に示すように、旧ロー
ル1aからウェブWaが繰り出されており、プレスロー
ル6及びナイフ7は待機位置にある。まず、図示を省略
したセンサにより新ロール1bの外径を計測し、計測値
をシーケンサ10に入力する。旧ロール1aの残量が所
定値となったことが検知されたとき、図3(a)に示す
ように、新ロール1bの周速度が走行中のウェブWaの
搬送速度と同一となるように新ロール1bを矢印A方向
に回転させる。新ロール1bの周速度がウェブ搬送速度
と合致した時点で、テープ検出センサ9によりスプライ
ステープ8を検出し(スプライステープ8が位置aで検
出される)、スプライステープ検出信号がシーケンサ1
0に入力される。
【0017】シーケンサ10は、図5に示すように、こ
のスプライステープ検出信号(図5(a)参照)を起点
として、PGパルス信号(図5(b)参照)の計数を開
始する。PGパルス信号は、PG15からシーケンサ1
0のパルスカウンタ16に入力されるものであり、その
PGパルス計数値(図5(c)参照)はウェブWaの移
動距離に相当するわけであるが、新ロール1bの周速度
はウェブWaの搬送速度に合致しているから、スプライ
ステープ8のスプライステープ位置aからの移動距離に
も相当することになる。
【0018】PGパルス計数値がプレスロール6の押付
開始設定値((L1 −L2 )分計数値)に達したら、シ
ーケンサ10はプレスロール動作信号を出力し、図3
(b)に示すように、プレスロール6は矢印B方向に駆
動されウェブWaを介して新ロール1bの外周面に圧接
する。新ロール1bの回転に伴い、スプライステープ8
が走行中のウェブWaに接着し、旧ロール1aのウェブ
Waと新ロール1bのウェブWbが接合される。なお、
L1 及びL2 については後述する。
【0019】さらに、PGパルス計数値が、ナイフ7の
動作開始設定値((L1 +L3 )分計数値)に達した
ら、シーケンサ10はナイフ動作信号を出力し、図4
(c)に示すように、ナイフ7が矢印C方向に駆動さ
れ、旧ロール1aから繰り出されるウェブWaを切断す
る。なお、L3 についても後述する。
【0020】ウェブWaが切断されると、図4(d)に
示すように、新ロール1bのウェブWbが繰り出され、
ナイフ7及びプレスロール6は接合動作開始前の待機位
置に戻り、シーケンサ10内のパルスカウンタ16のP
Gパルス計数値はリセットされる。
【0021】次に、具体的な接合動作タイミングの求め
方について図5及び図6を参照して説明する。 1.プレスロール6の動作タイミングについて プレスロール6の押付開始点LN 〔mm〕の算出 プレスロールの押付開始点LN は、下記(1)式で表さ
れる。この時、スプライステープ8は位置bに位置して
いる。
【0022】
【数1】
【0023】L1 :スプライステープ8が位置aからプ
レスロール接触点に達するまでの距離〔mm〕(新ロー
ル1bの径に応じシーケンサ10で自動計算される) L2 :スプライステープ8がプレスロール接触点に達す
る前にプレスロール6が押付動作を完了するために必要
な最小距離〔mm〕(固定値であり、装置導入時の条件
出しで1度適正値を求めて、シーケンサ10に格納して
おく) θs :テープ検出センサ9からプレスロール接触点まで
の角度〔°〕 D :新ロール1bの直径〔mm〕
【0024】ここで、L2 は機構上新ロール外周長より
短くなければならない(新ロール1bに接着するスプラ
イステープ8の円周方向長さや、プレスロール6の新ロ
ール1bに対する接触幅も考慮に入れて)。従って、接
合可能な新ロール1bの最小径はL2 に依存する。そこ
で、新ロール1bとして使用する径が小さく、L2 がL
1 ≦L2 <D×πとなる可能性もあるので、プレスロー
ル6の押付開始点LN を求める前にL1 とL2 とを比較
し、結果によりプレスロール押付開始点を求める演算式
を自動的に切り替えるようにする。
【0025】L1 >L2 の場合は、上記(1)式により
プレスロール押付開始点LN を求め、L1 ≦L2 <D×
πの場合は、下記(2)式より求められるプレスロール
押付開始点LN2〔mm〕を用いる。
【0026】
【数2】
【0027】プレスロールの押付開始点LN (または
LN2)のPGパルス数への換算 まず、PGパルス信号1パルス当たりのウェブ搬送距離
Lp 〔mm/P〕を下記(3)式より算出する。
【0028】
【数3】
【0029】D2 :フィードロール14の直径〔mm〕 i :フィードロール14のギア比 Pr :PG15のパルスレート〔P/REV〕(フィー
ドロールモータ14の1回転当たりのPG15のパルス
発生数) Pd :PGパルス信号の分周比 Pm :PGパルス信号の逓倍値 (3)式において、分母はフィードロール14の1回転
当たりのPGパルス数、分子はフィードロール14の外
周長を示している。
【0030】次に、下記(4)式により、プレスロール
押付開始点LN (またはLN2)をPGパルス数Np に換
算する。
【0031】
【数4】
【0032】従って、シーケンサ10内のパルスカウン
タ16によるPGパルス計数値が、Np 以上となった時
点で、シーケンサ10はプレスロール6の動作信号を出
力する。
【0033】2.ナイフ7の動作タイミングについて ナイフ7の動作開始点LC 〔mm〕の算出 ナイフ7の動作開始点LC は、下記(5)式で表され
る。この時、スプライステープ8は位置c(位置cは仮
想位置であり、実際にはスプライステープ8は新ロール
1bのウェブWbに接着されている)に位置している。
【0034】
【数5】
【0035】L3 :スプライステープ8がプレスロール
接触点を確実に通過する距離〔mm〕(固定値であり、
L2 同様1度適正値を求めてシーケンサ10に格納して
おけばよい) また、新ロール1bとして使用する径が小さく、L2 が
L1 ≦L2 <D×πとなる可能性もあるので、プレスロ
ール押付開始点LN と同様に、ナイフ動作開始点LC を
求める前にL1 とL2 とを比較し、結果によりナイフ動
作開始点を求める演算式を自動的に切り替えるようにす
る。
【0036】L1 >L2 の場合は、上記(5)式により
ナイフ動作開始点LC を求め、L1≦L2 <D×πの場
合は、下記(6)式より求められるナイフ動作開始点L
C2〔〔mm〕を用いる。
【0037】
【数6】
【0038】ナイフ動作開始点LC (またはLC2)の
PGパルス数への換算 下記(7)式により、ナイフ動作開始点LC (またはL
C2)をPGパルス数Cp に換算する。
【0039】
【数7】
【0040】従って、シーケンサ10内のパルスカウン
タ16によるPGパルス計数値が、Cp 以上となった時
点で、シーケンサ10はナイフ7の動作信号を出力す
る。
【0041】以上説明したようなウェブ接合装置及びウ
ェブ接合方法によれば、ウェブ搬送距離に比例するPG
15から発生したパルス信号を用いてプレスロール動作
信号及びナイフ動作信号の出力タイミングを決定してい
るため、シーケンサの1サイクル処理時間やウェブ搬送
速度の変化等に影響されることなく、これらの動作信号
をバラツキの少ない最適なタイミングで出力することが
できる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ウェブ接合に必要なプ
レスロール動作信号及びカッター動作信号をバラツキの
少ない最適なタイミングで出力することができるため、
安定したウェブ接合を行うことができ、ウェブ搬送速度
が高速の場合であっても精度のよいウェブ接合を行うこ
とができる。また、表面処理装置全体の稼働率を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のウェブ接合装置の実施の形態例を示
す全体構成図。
【図2】 新ロールを示す図であり、(a)は斜視図、
(b)は側面図。
【図3】 本発明のウェブ接合装置のウェブ接合動作を
その状態順に示した模式図。
【図4】 本発明のウェブ接合装置のウェブ接合動作を
その状態順に示した模式図。
【図5】 本発明のウェブ接合装置のウェブ接合動作に
関する信号を示すタイミングチャート。
【図6】 新ロール周辺を示す概略側面図。
【図7】 従来のウェブ接合装置を示す全体構成図。
【図8】 従来のウェブ接合装置のウェブ接合動作に関
する信号を示すタイミングチャート。
【図9】 従来のウェブ接合装置のウェブ接合動作の問
題点を説明するためのタイミングチャート。
【図10】 従来のウェブ接合装置のウェブ接合動作の
問題点を説明するためのタイミングチャート。
【符号の説明】
1a…旧ロール、1b…新ロール、2a…第1巻出軸、
2b…第2巻出軸、3a,3b,3c…ガイドロール、
6…プレスロール、7…ナイフ、8…スプライステー
プ、9…テープ検出センサ、10…シーケンサ、11…
フィードロール、12…バックアップロール、13…減
速機、14…フィードロールモータ、15…パルスジェ
ネレータ(PG)、16…パルスカウンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状の第1のウェブが装着される第
    1巻出軸と、 前記第1の巻出軸と対向して配設され、先端に接続用粘
    着テープを有するロール状の第2のウェブが装着される
    第2巻出軸と、 前記ロール状の第2のウェブの近傍に配設され、前記接
    続用粘着テープを検出するテープ検出センサと、 前記第1のウェブの走行路に沿って配設され、前記第1
    のウェブを切断するナイフと、 前記ロール状の第2のウェブの近傍に配設され、走行中
    の前記第1のウェブを介して前記ロール状の第2のウェ
    ブの外周面に圧接するプレスロールと、 前記第1のウェブまたは前記第2のウェブを搬送するフ
    ィードロールと、 前記フィードロールを駆動するフィードロールモータ
    と、 前記フィードロールモータに組み込まれたパルスジェネ
    レータと、 前記パルスジェネレータから発生したパルス信号を計数
    するパルスカウンタと、 前記パルス信号の計数値が第1の設定値に達したときに
    プレスロール動作信号を出力するとともに、前記パルス
    信号の計数値が第2の設定値に達したときにナイフ動作
    信号を出力するシーケンサとを有することを特徴とする
    ウェブ接合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のウェブ接合装置を用いた
    ウェブ接合方法において、 前記ロール状の第1のウェブの残量が所定値となったと
    きに、前記ロール状の第2のウェブを、前記第1のウェ
    ブの搬送速度と同じ周速度で回転させる工程と、 前記ロール状の第2のウェブの周速度が前記第1のウェ
    ブの搬送速度と合致した時点で、前記テープ検出センサ
    により前記接続用粘着テープを検出する工程と、 前記接続用粘着テープが検出された時点を起点として、
    前記パルスジェネレータから発生したパルス信号を計数
    する工程と、 前記パルス信号の計数値が第1の設定値に達したときに
    プレスロール動作信号を出力し、前記プレスロールを走
    行中の前記第1のウェブを介して前記ロール状の第2の
    ウェブの外周面に圧接する工程と、 前記パルス信号の計数値が第2の設定値に達したときに
    カッター動作信号を出力し、走行中の前記第1のウェブ
    を切断する工程とを有することを特徴とするウェブ接合
    方法。
JP730197A 1997-01-20 1997-01-20 ウェブ接合装置及びそれを用いたウェブ接合方法 Pending JPH10203697A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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