JP3283353B2 - 紙継ぎ制御方法及びその装置 - Google Patents

紙継ぎ制御方法及びその装置

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JP3283353B2 JP22681993A JP22681993A JP3283353B2 JP 3283353 B2 JP3283353 B2 JP 3283353B2 JP 22681993 A JP22681993 A JP 22681993A JP 22681993 A JP22681993 A JP 22681993A JP 3283353 B2 JP3283353 B2 JP 3283353B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のロール間での紙
継ぎ作業を高速に行うフライングタイプの自動紙継ぎ装
置に使用される紙継ぎ制御方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、輪転印刷機などのようにロール
に巻き取られたウェブを繰り出して使用する機械におい
ては、自動紙継ぎ装置を用いることにより、機械の運転
を停止することなく、現在巻出し中のロール(以下、旧
ロールという。)が終りに近づくと、新しいロール(以
下、新ロールという。)に自動的に紙を継いで運転を続
行することができる。
【0003】フライングタイプの自動紙継ぎ装置は、輪
転印刷機等にウェブを供給するために、ターレットアー
ムに2〜3本のロールを旋回自在に設け、巻出位置にあ
る旧ロールが巻出されて終りに近くなると、ターレット
アームを旋回させて新ロールを紙継ぎ位置まで移動させ
た後、プリドライブ装置により新ロールを予め回転させ
て、その表面速度が巻出し中のウェブの走行速度(ライ
ンスピード)と同速になるように加速し、その後、新ロ
ールのウェブ先端に付着してある接着材、例えば、両面
テープに対し旧ロールのウェブを接着部材により押付け
て接着すると共に接着部分より後ろ側における旧ロール
から繰り出されているウェブをカッタにより切断するも
のである。
【0004】尚、新ロールのウェブ先端の両面テープの
位置は、テープ位置センサにより検出され、このテープ
位置センサにより両面テープの位置が検出された後、新
ロールが設定された角度だけ回転した時に、接着部材は
作動するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したフライングタ
イプの自動紙継ぎ装置により紙継ぎされたウェブは、そ
の後、輪転印刷機等により印刷され、断裁装置により、
一定間隔で断裁され、更に、断裁されたウェブは折機に
より折り畳まれるのが一般的である。従来の自動紙継ぎ
装置は、断裁装置とは無関係に制御され、自動紙継ぎ装
置と断裁装置とはタイミングを取られていなかった。
【0006】この為、ウェブの接続部分より後ろ側にカ
ッタにより切り残されたティル端は、ウェブが二重に重
なり合っているため、その部分を断裁すると、断裁され
た位置より後方のティル端が切り離されて、断裁装置或
いは他の機械に噛み込まれて、紙詰まりを起こすことが
あった。また、一部の紙継ぎ装置では、折機とタイミン
グを取って、ティル長を制御するものがあったが、速度
が変化すると、タイミングがずれ、ティルが長くなり、
印刷ユニットに悪影響を与えることがあった(特開平2
−43859号)。
【0007】このように従来は、自動紙継ぎ装置は、断
裁装置と独立的に制御されていたため、ウェブの接続部
分或いはティル端が断裁され、紙詰まりを起こす可能性
があった。特に、印刷機械の高速化により、紙継ぎの回
数も増加するため、紙詰まりによる稼働停止を防止する
ための手段が望まれていた。本発明は、上記従来技術に
鑑みて成されたものであり、ティル端が断裁されても、
紙詰まりの発生を防止することのできる紙継ぎ制御方法
及びその装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の請求項1に係る紙継ぎ制御方法の構成は一方のロ
ールからウェブを繰り出しながら、他方のロールをプリ
ドライブ装置により予め加速させ、前記一方のロールか
ら繰り出されるウェブと前記他方のロールのウェブ先端
とを接着部材により押し付けて接着し、その後、前記一
方のロールより繰り出される接着部分より後ろ側のウェ
ブにカッタを押し付けて切断し、繰り出されたウェブを
断裁装置で一定間隔で断裁し、断裁されたウェブを折機
で断裁方向と平行に折るフライングタイプの自動紙継ぎ
方法において、前記断裁装置から断裁される間隔毎に出
力される断裁信号と前記ウェブ先端を検出する位置セン
サから出力される位置信号との差分量を測定し、その後
の位置信号とその後の位置信号の後の断裁信号との位置
を、前記差分量及び前記他方のロール径から算出し、前
記その後の位置信号の後の断裁信号の位置より前記カッ
ターに対する動作タイミングを作るオートペースターコ
ントローラを設け、前記ウェブの接続部分より後ろ側に
切り残されたティル端を前記折機により折り込むように
したことを特徴とする。また、請求項1において、前記
オートペースターコントローラは、前記カッターの動作
タイミングを、動作遅れ量及び付加量より求めることを
特徴とする。 また、請求項1又は2において、前記オー
トペースターコントローラは、前記差分量として、紙継
信号が入力された後、最初の前記位置信号と、該位置信
号の直前の断裁信号との間の距離を求め、更に、断裁信
号の間隔から、その直後の断裁信号までの距離を算出す
ることを特徴とする。
【0009】上記目的を達成する本発明の請求項4に係
紙継ぎ制御装置の構成は一方のロールからウェブを繰
り出しながら、他方のロールをプリドライブ装置により
予め加速させ、前記一方のロールから繰り出されるウェ
ブと前記他方のロールのウェブ先端とを接着部材により
押し付けて接着し、その後、前記一方のロールより繰り
出される接着部分より後ろ側のウェブにカッタを押し付
けて切断し、繰り出されたウェブを断裁装置で一定間隔
で断裁し、断裁されたウェブを折機で断裁方向と平行に
折るフライングタイプの自動紙継ぎ装置において、前記
断裁装置から断裁される間隔毎に出力される断裁信号と
前記ウェブ先端を検出する位置センサから出力される位
置信号との差分量を測定し、その後の位置信号とその後
の位置信号の後の断裁信号との位置を、前記差分量及び
前記他方のロール径から算出し、前記その後の位置信号
の後の断裁信号の位置より前記カッターに対する動作タ
イミングを作るオートペースターコントローラを設け、
前記ウェブの接続部分より後ろ側に切り残されたティル
端を前記折機により折り込むようにしたことを特徴とす
る。また、請求項4において、前記オートペースターコ
ントローラは、前記カッターの動作タイミングを、動作
遅れ量及び付加量より求めることを特徴とする。 また、
請求項4又は5において、前記オートペースターコント
ローラは、前記差分量として、紙継信号が入力された
後、最初の前記位置信号と、該位置信号の直前の断裁信
号との間の距離を求め、更に、断裁信号の間隔から、そ
の直後の断裁信号までの距離を算出することを特徴とす
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明について、図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。図1〜図2に本発明の一実施
例を示す。同図に示す実施例は、フライングタイプの自
動紙継ぎ装置に適用した実施例である。図1に示すよう
に、本体1にはターレットアーム2の中心が旋回自在に
装着されると共にこのターレットアーム2の両端にはそ
れぞれウェブを巻き付けたロール3,4が装着されてい
る。
【0011】図1に示す状態は、旧ロール3の終わり近
くになり、ターレットアーム2を旋回させて、新ロール
4を紙継ぎ位置まで移動させた状態である。旧ロール3
の残紙量は、残紙計5により監視されており、現在のウ
ェブ走行速度で繰り出し続けると残り何分で紙継ぎが必
要になるかを計算して、残り時間がある一定の準備時間
となったときに、ターレットアーム2は旋回して新ロー
ル4は紙継ぎ位置に移動するようになっている。
【0012】また、残紙計5で計測された旧ロール3の
残紙量は、シーケンサ22へ出力されている。ターレッ
トアーム2内には、ロール3,4を回転させるプリドラ
イブ装置が組み込まれており、このプリドライブ装置に
より、紙継ぎ位置に移動した新ロール4の表面速度がウ
ェブの走行速度と同速となるまで、予め加速されてい
る。紙継ぎ位置に移動した新ロール4に対して、接近す
るように、紙継ぎ装置6が図中斜め方向に移動自在に本
体1に設けられている。
【0013】紙継ぎ装置6には、固定ロール7が設けら
れると共にエアシリンダ16により突出自在な接着部材
としての接着ロール8が設けられており、更に、図示し
ないエアシリンダにより突出自在なカッタ9が取り付け
られている。また、接着ロール8の近傍には、新ロール
のウェブ先端の両面テープ10を検出するテープ位置セ
ンサ11が設けられている。テープ位置センサ11は、
両面テープ10を検出する毎に、図2(b)に示すよう
にテープ位置信号を一定間隔でオートペースターコント
ローラ19に出力する。
【0014】一方、旧ロール3から繰り出されたウェブ
は、新ロール4と紙継ぎ装置6の隙間を通り、複数のロ
ール12,13,14,15及びメジャーロール17を
経て、図示しない輪転印刷機で印刷され、その後、断裁
装置18により、一定間隔で断裁され、更に、断裁され
たウェブは折り胴23、くわえ胴24により、裁断方向
と平行に二つ折りに折り畳まれる。本実施例では、折機
として、折り胴23、くわえ胴24により構成したが、
平行折り或いはくわえ折りと呼ばれる方法が広く使用で
きる。メジャーロール17には、メジャーロールエンコ
ーダー21が設けられており、このメジャーロールエン
コーダー21は、ウェブの走行速度に対応したパルスを
オートペースターコントローラ19に出力する。
【0015】断裁装置18には、断裁信号用センサー2
0が設けられており、このセンサー20は、ウェブを断
裁する一定間隔毎に図2(c)に示すように断裁信号を
オートペースターコントローラ19に出力する。なお、
断裁信号用センサ20は、その信号発生時に紙継ぎ装置
6のテープ位置センサ11の位置にあったウェブ部分
が、断裁装置18で断裁される様、断裁信号用センサー
20を機械的に動かしたり、メジャーロールエンコーダ
21のパルス数を加減して装置全体の回転基準に対する
断裁信号発生位相を調整されている。断裁信号は、折機
だけのタイミングによらず、印刷ユニットによって絵柄
から取っても良い。本実施例に係る紙継ぎ制御装置で
は、テープ位置センサ11からのテープ位置信号、断裁
装置18からの断裁信号及びシーケンサ22からの紙継
ぎ信号等に基づいて、接着ロール8、カッタ9の動作を
制御するオートペースターコントローラ19を設けたも
のである。
【0016】即ち、オートペースターコントローラ19
は、CPU19a、接着ロール用カウンタ19b、カッ
タ用カウンタ19cから構成されており、次のように動
作するものである。なお、図2は、運転中の各信号の時
間的な関係を、走行するウェブの長さで示してあり、以
下、それに基づいて説明する。オートペースターコント
ローラ19には、残紙計5により検出された旧ロール3
の残紙量が一定以下となったときに、シーケンサ22か
ら図2(a)に示す紙継ぎ信号が入力する。
【0017】そこで、先ず、紙継ぎ信号が入力された
後、最初のテープ位置信号と、そのテープ位置信号
の直前の断裁信号(0)との距離Aを求め、断裁信号の
間隔から、その直後の断裁信号(1)との距離Bとを算
出する。断裁信号(0)、(1)の間隔は、断裁装置1
8でウェブが断裁される一定間隔であり、予め与えられ
るものとする。
【0018】次いで、テープ位置信号の次のテープ位
置信号の位置を求める。テープ位置信号、の間隔
は、新ロール4の直径×π(円周率)として予め与えら
れるものとする。尚、新ロール4の直径は、別途計測装
置により、計測された値をオン・ラインで与えられた
り、人が予め測定した値を入力して与えられる。引続
き、図2(d)に示すように、接着ロール8を押し出す
べき接着ロール信号が、テープ位置信号に対し動作遅
れD及び付加量Eを見込んだタイミングで、そのエアシ
リンダ16に出力される。
【0019】接着ロール信号が出力されると、エアシリ
ンダ16の伸長により、接着ロール8が押し出されて、
新ロール4との間で二枚のウェブを挟みつけることによ
り、両面テープによりウェブの接着が行われる。ここ
で、動作遅れDは、オートペースターコントローラ19
からそれぞれの信号が出力された時から、接着ロール8
がウェブに実際に接する時までの時間であり、各シリン
ダに固有な値で、ここでは、メジャーロールエンコーダ
ー21の出力より得られる旧ロール3から繰り出されて
いるウェブの走行速度にその時間をかけ、ウェブが走行
する距離に換算している。
【0020】一方、付加量Eは、両面テープ10へ到達
する前の接着ロール8の押さえ継続距離であり、例え
ば、付加量Eを0以上の値として設定すれば、テープ位
置信号に対して多少早めに接着ロール8をウェブに押
し付けるので、二枚のウェブが新ロール4と接着ロール
8との間に挟まれた後に、その間を両面テープが通過す
ることになり、紙継ぎが確実となる。
【0021】更に、図2(e)に示すように、カッタ9
を押し出すべきカッタ信号は、次のテープ信号の二つ
後の断裁信号(5)に対し動作遅れF及び付加量Gを見
込んだタイミングで、そのエアシリンダに出力される。
カッタ信号が出力されると、エアシリンダ(図示省略)
の伸長によりカッタ9が押し出されて、断裁信号(4)
と断裁信号(5)との間であって、その後半部分、つま
り、断裁装置18の断裁長の後半部分のウェブが切断さ
れることになる。
【0022】ここで、動作遅れFは、オートペースター
コントローラ19からそれぞれの信号が出力された時か
ら、カッタ9がウェブに実際に接する時までの時間であ
り、各シリンダに固有な値で、ここでは、メジャーロー
ルエンコーダー21の出力より得られる旧ロール3から
繰り出されているウェブの走行速度にその時間をかけ、
ウェブが走行する距離に換算している。付加量Gは任意
に設定調整可能な量であり、その量を断裁長の半分以下
とすれば、断裁信号(5)より多少早めであって、断裁
信号(4)と断裁信号(5)との後半部分でカッタ9を
ウェブに対して押し付けることができる。尚、付加量G
を断裁長の半分以下にするのは、断裁長の半分の所で折
るので、折り目より後方部分でカッタ9により旧ロール
3のウェブを切断するためである。
【0023】このようにすると、断裁信号(4)により
カッタ9でウェブを切断するので、旧ロール3のティル
端が切断されることになるが、その後、ティル端は折り
胴23とくわえ胴24との間で折り畳まれる際、その中
に折り込まれ、その後、搬送途中で抜け落ちにくくな
る。つまり、断裁されたティル端に折り目が付くと、折
り目が付かない場合に比較して、抜けにくくなるのであ
る。尚、カッター信号は、テープ信号が検出された後
に、出力されるのではなく、テープ信号を検出した後
に、断裁信号(5)を基準としたタイミングで出力され
るものであるから、ウェブの搬送速度が高速となった場
合でも、断裁信号(5)までに確実にカッタ9をウェブ
に押し付けることができる。
【0024】即ち、ウェブ速度が高速となると、カッタ
ー9の動作遅れFが相対的に大きくなり、前述した従来
技術(特開平2−43859号)のようにテープ信号
を検出した後に、カッター出力を出力したのでは、タイ
ミングが遅れて断裁信号(5)までにカッタ9をウェブ
に押し付けられなくなり、ティル端が異常に長くなり、
2枚重なっている部分の折丁の数が多くなる恐れがあ
る。例えば、ウェブ速度12,000mm/s、断裁長
さ546mmの場合、断裁信号の間隔は、45.5ms
ecしかなく、テープ信号を基準としてカッター信号
を出力すると、ぎりぎりのタイミングとなるか、或い
は、タイミングが遅れることが容易に考えられる。
【0025】そこで、本実施例では、テープ信号を検
出した後、テープ信号の前に、断裁信号(4)(5)
を予想して、カッター出力を出力するようにしたもので
あり、このようにすると、ウェブ速度が高速となった場
合でも、確実に断裁信号(4)と断裁信号(5)との後
半部分をカッタ9により切断することができる。また、
テープ信号が検出されない場合であっても、カッター
信号を出力することができる利点もある。
【0026】本発明の他の実施例について、図3を参照
して説明する。本実施例は、カッタ出力のタイミング
を、テープ信号の直後の断裁信号(4)を基準として
出力するものであり、オートペースターコントローラ1
9及びその他の構造は前述した実施例と同様である。即
ち、本実施例では、カッタ9を押し出すべきカッタ信号
は、次のテープ信号の直後の断裁信号(4)に対し動
作遅れFを見込む一方、付加量Gを減じたタイミング
で、そのエアシリンダに出力される。
【0027】動作遅れFは、本実施例でも、前述した実
施例と同様に、オートペースターコントローラ19から
それぞれの信号が出力された時から、カッタ9がウェブ
に実際に接する時までの時間である。付加量Gは、本実
施例でも、前述した実施例と同様に、設定調整可能な量
であるが、前述した実施例と異なり、その量を断裁長の
半分以上として設定されるものである。このようにカッ
タ信号の出力のタイミングをテープ信号の直後の断裁
信号(4)を基準として出力するようにしても、付加量
Gを断裁長の半分以上として減じることにより、前述し
た実施例と同様に折り目より後方部分でカッタ9により
旧ロール3のウェブを切断することができる。
【0028】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明の紙継ぎ制御装置は、自動紙継ぎ装置
を単独で制御するのではなく、断裁装置、折機における
タイミングをも事前に予想して、カッターによりウェブ
を切断するタイミングを作るものであるから、高速運転
の場合であっても、切断されるティル端を十分短くで
き、また、ティル端は折機により折り込まれるため、そ
の後、搬送途中に抜け落ちる恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る紙継ぎ制御装置の構成
図である。
【図2】同図(a)(b)(c)(d)(e)は、本発
明の一実施例に係る紙継ぎ制御装置の紙継ぎ信号、テー
プ位置信号、断裁信号、接着ロール出力、カッタ出力を
各々示すタイムチャートである。
【図3】同図(a)(b)(c)(d)(e)は、本発
明の他の実施例に係る紙継ぎ制御装置の紙継ぎ信号、テ
ープ位置信号、断裁信号、接着ロール出力、カッタ出力
を各々示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 本体 2 ターレットアーム 3 旧ロール 4 新ロール 5 残紙計 6 紙継ぎ装置 7 固定ロール 8 接着ロール 9 カッタ 10 両面テープ 11 テープ位置センサ 12,13,14,15 ロール 16 エアシリンダ 17 メジャーロール 18 断裁装置 19 オートペースターコントローラ 19a CPU 19b 接着ロール用カウンタ 19c カッタ用カウンタ 20 断裁信号用センサー 21 メジャーロールエンコーダー 22 シーケンサ 23 折り胴 24 くわえ胴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−48359(JP,A) 特開 昭61−226442(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 19/18 B65H 19/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のロールからウェブを繰り出しなが
    ら、他方のロールをプリドライブ装置により予め加速さ
    せ、前記一方のロールから繰り出されるウェブと前記他
    方のロールのウェブ先端とを接着部材により押し付けて
    接着し、その後、前記一方のロールより繰り出される接
    着部分より後ろ側のウェブにカッタを押し付けて切断
    し、繰り出されたウェブを断裁装置で一定間隔で断裁
    し、断裁されたウェブを折機で断裁方向と平行に折るフ
    ライングタイプの自動紙継ぎ方法において、前記断裁装
    置から断裁される間隔毎に出力される断裁信号と前記ウ
    ェブ先端を検出する位置センサから出力される位置信号
    との差分量を測定し、その後の位置信号とその後の位置
    信号の後の断裁信号との位置を、前記差分量及び前記他
    方のロール径から算出し、前記その後の位置信号の後の
    断裁信号の位置より前記カッターに対する動作タイミン
    グを作るオートペースターコントローラを設け、前記ウ
    ェブの接続部分より後ろ側に切り残されたティル端を前
    記折機により折り込むようにしたことを特徴とする紙継
    ぎ制御方法。
  2. 【請求項2】 前記オートペースターコントローラは、
    前記カッターの動作タイミングを、動作遅れ量及び付加
    量より求めることを特徴とする請求項1記載の紙継ぎ制
    御方法。
  3. 【請求項3】 前記オートペースターコントローラは、
    前記差分量として、紙継信号が入力された後、最初の前
    記位置信号と、該位置信号の直前の断裁信号との間の距
    離を求め、更に、断裁信号の間隔から、その直後の断裁
    信号までの距離を算出することを特徴とする請求項1又
    は2記載の紙継ぎ制御方法。
  4. 【請求項4】 一方のロールからウェブを繰り出しなが
    ら、他方のロールをプリドライブ装置により予め加速さ
    せ、前記一方のロールから繰り出されるウェブと前記他
    方のロールのウェブ先端とを接着部材により押し付けて
    接着し、その後、前記一方のロールより繰り出される接
    着部分より後ろ側のウェブにカッタを押し付けて切断
    し、繰り出されたウェブを断裁装置で一定間隔で断裁
    し、断裁されたウェブを折機で断裁方向と平行に折るフ
    ライングタイプの自動紙継ぎ装置において、前記断裁装
    置から断裁される間隔毎に出力される断裁信号と前記ウ
    ェブ先端を検出する位置センサから出力される位置信号
    との差分量を測定し、その後 の位置信号とその後の位置
    信号の後の断裁信号との位置を、前記差分量及び前記他
    方のロール径から算出し、前記その後の位置信号の後の
    断裁信号の位置より前記カッターに対する動作タイミン
    グを作るオートペースターコントローラを設け、前記ウ
    ェブの接続部分より後ろ側に切り残されたティル端を前
    記折機により折り込むようにしたことを特徴とする紙継
    ぎ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記オートペースターコントローラは、
    前記カッターの動作タイミングを、動作遅れ量及び付加
    量より求めることを特徴とする請求項4記載の紙継ぎ制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記オートペースターコントローラは、
    前記差分量として、紙継信号が入力された後、最初の前
    記位置信号と、該位置信号の直前の断裁信号との間の距
    離を求め、更に、断裁信号の間隔から、その直後の断裁
    信号までの距離を算出することを特徴とする請求項4又
    は5記載の紙継ぎ制御装置。
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