JPH05278907A - 輪転印刷機の新巻取紙周速制御装置 - Google Patents

輪転印刷機の新巻取紙周速制御装置

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JPH05278907A
JPH05278907A JP4082272A JP8227292A JPH05278907A JP H05278907 A JPH05278907 A JP H05278907A JP 4082272 A JP4082272 A JP 4082272A JP 8227292 A JP8227292 A JP 8227292A JP H05278907 A JPH05278907 A JP H05278907A
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JP
Japan
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paper
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running
peripheral speed
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Withdrawn
Application number
JP4082272A
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English (en)
Inventor
Masahisa Fujimura
優寿 藤村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新巻取紙の外周長と新巻取紙1回転中に巻戻
す走行紙長との差(周速差)を人手によらずに、自動的
に、正確に、安全に測定できる。 【構成】 輪転印刷機の給紙部で紙継ぎを行うとき、近
接センサ17及びロータリエンコーダ19からの検出信
号を制御装置18へ送り、ここで新巻取紙1回転数中に
巻戻す走行紙の長さを演算し、その結果と予め入力して
おいた新巻取紙の外周長とにより周速差を演算して、こ
れを新巻取紙駆動装置9へ制御信号として送り、新巻取
紙の周速を制御して、新巻取紙の周速と旧巻取紙から巻
戻して輪転印刷機速度で走行している走行紙の速度とを
一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転印刷機の給紙部に
設けた輪転印刷機の新巻取紙周速制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の輪転印刷機の給紙部及び印刷ユニ
ツトに至る走行紙(ウエブ)の経路を図5により説明す
ると、給紙部は、一対の機脚1と、同各機脚1に固定し
た軸受2と、同各軸受2に回転可能に支持された軸3
と、同軸3に回転方向には係合し軸方向には移動し得る
ように取付けた一対の3本アーム4、5と、同3本アー
ム4、5の各アーム4a、4b、4c及び5a、5b、
5cのそれぞれの軸端部に設けた支持軸6a、6b、6
c及び7a、7b、7cと、機脚1に設けたペースタア
ーム8と、新巻取紙駆動装置9とにより構成されてい
る。
【0003】各支持軸6aと7a、6bと7b、6cと
7cとの間に巻取紙を装着する。この給紙部において、
各アーム4aと5aとの間に装着した巻取紙(旧巻取
紙)が輪転印刷機で消費されて、小径の巻取紙になる
と、3本アーム4、5を時計方向に回転して、各アーム
4b、5bの間に装着した新巻取紙を図3の運転位置P
から紙継位置Qへ移動させ、次いで新巻取紙駆動装置9
により新巻取紙を加速し、新巻取紙の周速が旧巻取紙か
ら巻戻して輪転印刷機速度で走行している走行紙の走行
速度(輪転印刷機速度)と同一なると、ペースタアーム
8により、新巻取紙を旧巻取紙から巻戻して輪転印刷機
速度で走行しているいる走行紙に接着する。接着後、旧
巻取紙から巻戻して輪転印刷機速度で走行しているいる
走行紙をペースタアーム8により切断して、紙継ぎを完
了する。
【0004】紙継ぎ時、新巻取紙の周速が旧巻取紙から
巻戻して輪転印刷機速度で走行しているいる走行紙と同
一速度になったか、否かの判定は、次のように行ってい
る。即ち、図6に示す光電センサ(一対の機脚1に取付
けた光電センサ)10からの光が回動する新巻取紙の外
径により遮断されるときの、アーム4bと基準軸Xとの
角度θにより、新巻取紙の直径dを算出し、これに新巻
取紙の回転数(新巻取紙駆動装置9に設けた回転計によ
り検出した回転数)を乗じて得た新巻取紙の周速と、輪
転印刷機に設けた速度計(例えばガイドローラ11に設
けたロータリエンコーダ19)により測定した走行紙
(旧巻取紙から巻戻して輪転印刷機速度で走行している
いる走行紙)の走行速度とを、比較することにより、行
っている。
【0005】上記算出した新巻取紙の周速と実際の新巻
取紙の周速とが一致しているか、否かは、実運転に入る
前の準備段階でチエックするため、新巻取紙駆動装置9
により加速した新巻取紙の外周に図8に示す接触式速度
計(以下タコメータと称する)を押し当てて、このタコ
メータに表示された速度を新巻取紙の実速度と見做す。
そして上述のようにアーム4bの回転角度θにより算出
した周速と比較して、互いの間に差があれば、同一にな
るように新巻取紙の回転数を調整している。
【0006】このため、アーム4bの回転角度θから算
出される新巻取紙の周速と旧巻取紙から巻戻している紙
の走行速度との比が100%とならず、例えば99〜1
02%になる。これは、新巻取紙の外周面が眞円でなく
(楕円であったり、テーパ及び偏心により眞円でな
く)、光電センサ10により設定した回転角度θから算
出される半径が必ずしも新巻取紙の平均半径を示さない
ためである。
【0007】旧巻取紙の速度は、別の計測器により測定
している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来は、前記のように
タコメータにより新巻取紙の実周速を測定しているが、
新巻取紙の表皮の先端部は、紙継ぎのためにV字状にカ
ットされ、このV字状の先端部縁に沿って両面接着テー
プが貼付けられているので(図7参照)、タコメータの
ゴムローラ(新巻取紙の外周面を押付けるゴムローラ)
が両面接着テープの糊面にひっつき、瞬間的に回転を減
速または停止させる。
【0009】またこのゴムローラの新巻取紙の外周面に
対する押付力により発生する熱でゴムローラが膨張し
て、その外径が変化するので、測定した新巻取紙の周速
が不正確になる。また高速回転している新巻取紙の外周
面にタコメータを手で押付けるので、危険を伴うという
問題があった。
【0010】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、新巻取紙の外周長と新巻
取紙1回転中に巻戻す走行紙長との差(周速差)を人手
によらずに、自動的に、正確に、安全に測定できる輪転
印刷機の新巻取紙周速制御装置を提供しようとする点に
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、輪転印刷機の給紙部で紙継ぎを行うと
き、新巻取紙駆動装置を制御して、同新巻取紙駆動装置
により加速した新巻取紙の周速と旧巻取紙から巻戻して
輪転印刷機速度で走行している走行紙の速度とを一致さ
せる輪転印刷機において、前記給紙部のアームの巻取紙
支持軸端部に設けた近接センサと、輪転印刷機速度を検
出するロータリエンコーダと、これら近接センサ及びロ
ータリエンコーダからの検出信号により新巻取紙1回転
数中に巻戻す走行紙の長さを演算しその結果と予め入力
しておいた新巻取紙の外周長とにより周速差を演算して
これを前記新巻取紙駆動装置へ制御信号として送る制御
装置とを具えている。
【0012】
【作用】本発明の輪転印刷機の新巻取紙周速制御装置は
前記のように構成されており、輪転印刷機の給紙部で紙
継ぎを行うとき、近接センサ及びロータリエンコーダか
らの検出信号を制御装置へ送り、ここで新巻取紙1回転
数中に巻戻す走行紙の長さを演算し、その結果と予め入
力しておいた新巻取紙の外周長とにより周速差を演算し
て、これを前記新巻取紙駆動装置へ制御信号として送
り、新巻取紙の周速を制御して、新巻取紙の周速と旧巻
取紙から巻戻して輪転印刷機速度で走行している走行紙
の速度とを一致させる。
【0013】
【実施例】次に本発明の輪転印刷機の新巻取紙周速制御
装置を図1、図2により説明すると、16がアーム4
a、4b、4cの巻取紙支持軸6a、6b、6cの端部
に設けた近接センサ片、17がアーム4a、4b、4c
に設けた近接センサ、11が輪転印刷機の走行紙の走行
経路に設けたインフィードローラ、19が同インフィー
ドローラ11に設けたロータリエンコーダ、18がこれ
ら近接センサ17及びロータリエンコーダ19に接続し
た制御装置である。
【0014】上記近接センサ17は、巻取紙支持軸6
a、6b、6cの1回転につき、1パルスを発信する。
一方、輪転印刷機の走行紙の走行経路に設けたインフィ
ードローラ11のロータリエンコーダ19は、インフィ
ードローラ11の1回転毎に、予め設定した複数のパル
スを発信する。近接センサ17により、新巻取紙が1回
転する時間が判り、その間、ロータリエンコーダ19の
パルス数をカウントすれば、インフィードローラ11の
外径は、一定なので、新巻取紙1回転中に巻出す走行紙
の長さLo (mm)を算出できる。新巻取紙の外周長L
N (mm)をテープメジャにより計測して、これを制御
装置18に設定しておく。
【0015】そして制御装置18は、上記近接センサ1
7及びロータリエンコーダ19からの検出信号により、
新巻取紙の1回転数中に巻戻す走行紙の長さLo (m
m)を演算し、その結果と予め入力しておいた新巻取紙
の外周長LN (mm)とにより、新巻取紙の外周長と新
巻取紙1回転中に巻戻す走行紙長との差(周速差)α
(%)を演算して、これを新巻取紙駆動装置9へ制御信
号として送る。上記制御装置18での演算式は次の通り
である。(1−Lo /LN )×100=α 図3は、新巻取紙の1回転数中に巻戻す走行紙の長さL
o (mm)を算出する方法を示す。近接センサ17及び
ロータリエンコーダ19を使用して、新巻取紙が1回転
する間に、ロータリエンコーダ19からの入力パルス数
をカウントすれば、インフィードローラ11の外径が既
知なので、〔カウントパルス数×インフィードローラ外
径×円周率÷ロータリエンコーダ1回転発生パルス〕に
より、新巻取紙の1回転数中に巻戻す走行紙の長さLo
(mm)を算出可能である。
【0016】図4は、制御装置18の外観を示してい
る。
【0017】
【発明の効果】本発明の輪転印刷機の新巻取紙周速制御
装置は前記のように輪転印刷機の給紙部で紙継ぎを行う
とき、近接センサ及びロータリエンコーダからの検出信
号を制御装置へ送り、ここで新巻取紙1回転数中に巻戻
す走行紙の長さを演算し、その結果と予め入力しておい
た新巻取紙の外周長とにより周速差を演算して、これを
前記新巻取紙駆動装置へ制御信号として送り、新巻取紙
の周速を制御して、新巻取紙の周速と旧巻取紙から巻戻
して輪転印刷機速度で走行している走行紙の速度とを一
致させるので、新巻取紙の外周長と新巻取紙1回転中に
巻戻す走行紙長との差(周速差)を人手によらずに、自
動的に、正確に、安全に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる輪転印刷機の新巻取紙周速制御
装置の一実施例を示す側面図である。
【図2】同新巻取紙周速制御装置の近接センサを示す側
面図である。
【図3】近接センサとロータリエンコーダとの作用説明
図である。
【図4】制御装置の外観図である。
【図5】従来の輪転印刷機の給紙部を示す側面図であ
る。
【図6】同給紙部の紙継準備位置を示す側面図である。
【図7】新巻取紙の表皮が紙継ぎのために仕立てられた
状態を示す斜視図である。
【図8】新巻取紙の周速を測定するタコメータを示す斜
視図である。
【符号の説明】
6a、6b、6c 巻取紙支持軸 9 新巻取紙駆動装置 17 近接センサ 18 制御装置 19 ロータリエンコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪転印刷機の給紙部で紙継ぎを行うと
    き、新巻取紙駆動装置を制御して、同新巻取紙駆動装置
    により加速した新巻取紙の周速と旧巻取紙から巻戻して
    輪転印刷機速度で走行している走行紙の速度とを一致さ
    せる輪転印刷機において、前記給紙部のアームの巻取紙
    支持軸端部に設けた近接センサと、輪転印刷機速度を検
    出するロータリエンコーダと、これら近接センサ及びロ
    ータリエンコーダからの検出信号により新巻取紙1回転
    数中に巻戻す走行紙の長さを演算しその結果と予め入力
    しておいた新巻取紙の外周長とにより周速差を演算して
    これを前記新巻取紙駆動装置へ制御信号として送る制御
    装置とを具えていることを特徴とした輪転印刷機の新巻
    取紙周速制御装置。
JP4082272A 1992-04-03 1992-04-03 輪転印刷機の新巻取紙周速制御装置 Withdrawn JPH05278907A (ja)

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JP4082272A JPH05278907A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 輪転印刷機の新巻取紙周速制御装置

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JP4082272A JPH05278907A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 輪転印刷機の新巻取紙周速制御装置

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JPH05278907A true JPH05278907A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13769856

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JP4082272A Withdrawn JPH05278907A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 輪転印刷機の新巻取紙周速制御装置

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JP (1) JPH05278907A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016160083A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 日本製紙株式会社 ワインダ装置におけるシワ発生防止方法

Cited By (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608