JPH08231099A - 多軸装置の軸切り替え制御装置 - Google Patents

多軸装置の軸切り替え制御装置

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JPH08231099A
JPH08231099A JP7040598A JP4059895A JPH08231099A JP H08231099 A JPH08231099 A JP H08231099A JP 7040598 A JP7040598 A JP 7040598A JP 4059895 A JP4059895 A JP 4059895A JP H08231099 A JPH08231099 A JP H08231099A
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要 寺田
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富夫 森川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 材料の送り動作中に旧軸から新軸への軸切り
替えを行う多軸装置において、長尺材のカッタの刃から
の逃げを阻止し、長尺材をカッタで適切に切断して、軸
切り替えを確実に行わせる。 【構成】 設定手段12が操作者の操作でカッタ4によ
る長尺材30の切断に必要な設定カットトルクを設定さ
れ、シーケンサ11からの信号でトルク固定手段13中
のスイッチ16が旧軸2から新軸3への軸切り替え用意
からカッタ4の切断動作開始前までの間に張力制御手段
47からトルク制御用アクチュエータ1e,1fに出力
されるトルク制御出力を切り離し、トルク固定手段13
中の比較手段15が上記トルク制御出力と設定カットト
ルクと比較して大きい値の方を新軸切り替え時の固定さ
れたトルク制御出力としてトルク制御用アクチュエータ
1e,1fに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長尺材の巻出部また
は巻取部に用いられる多軸装置において、特に、旋回ア
ームに複数の巻枠を装着し、それらの巻枠のうちの一方
を旧軸とし他方を新軸とし、旧軸に連なる長尺材の送り
動作中に旧軸から新軸への軸切り替えを行う軸切り替え
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の長尺材の巻出し巻取り装置
の一例として、紙、プラスチック、または金属などの長
尺材を巻出部より巻出し、その巻出された長尺材に印
刷、プレス成形またはラミネート処理などの加工を施
し、その加工後の長尺材を巻取部に巻取るようにした長
尺材の加工処理装置を示す構成図である。この図7に示
す加工処理装置は、巻枠軸の外周面に長尺材30の予め
巻付けられた例えば満貫の巻出枠31を巻出部32に装
着するとともに、巻枠軸の外周面に長尺材30の予め巻
付けらていない例えば空の巻取枠33を巻取部34に装
着し、巻出枠31から長尺材30の巻出始端を引き出
し、その巻出始端を3点配置の巻出側検出ロール36と
2本の巻出側ガイドロール35,37に山形に引き通し
た後に上下一対の送りロール38,39の間に通し、さ
らに巻出始端を印刷機械、プレス機械またはラミネート
処理機械などの加工装置40を経由して3点配置の巻取
側検出ロール42と2本の巻取側ガイドロール41,4
3に山形に引き通した後に巻取部34の巻枠軸の外周面
に巻掛け、この状態において、送りモータ44および巻
取りモータ45を一方向に回転駆動し、送りモータ44
の駆動で巻出枠31から長尺材30を巻出し、この送り
モータ44から送り出された長尺材30に加工装置40
で所定の加工を施し、その加工後の長尺材30を巻取り
モータ45の駆動で巻取枠33の巻枠軸の外周面に順次
巻取る一方、巻出枠31から送りロール38,39まで
の間の長尺材30の下面に位置する中央の巻出側検出ロ
ール36の両端側に設けられた巻出側張力検出器46が
当該巻出側検出ロール36が長尺材30から受ける張力
を電気信号に変換して巻出側張力制御装置47に出力す
る。
【0003】この巻出側張力制御装置47が長尺材30
の材質や横幅および厚さなどに基づく種類に応じて予め
設定された巻出側設定張力と巻出側張力検出器46から
の検出張力との差に応じたトルク制御出力を巻出部32
のトルク制御用アクチュエータとしてのパウダブレーキ
48に出力し、パウダブレーキ48が送り動作中での巻
出枠31に連なる長尺材30の張力を上記巻出側設定張
力となるように制御するための制動トルクを巻出枠31
に与えることによって、巻出枠31からの長尺材30の
巻出し部分の張り過ぎや弛みの発生を阻止している。
【0004】また、送りロール38,39から巻取枠3
3までの間の長尺材30の下面に位置する中央の巻取側
検出ロール42の両端側に設けられた巻取側張力検出器
49が当該巻取側検出ロール42が長尺材30から受け
る張力を電気信号に変換して巻取側張力制御装置50に
出力する。この巻取側張力制御装置50が検出張力と巻
取側設定張力との差に応じたトルク制御出力を巻取部3
4のトルク制御用アクチュエータとしてのパウダクラッ
チ51に出力し、パウダクラッチ51が送り動作中での
巻取枠33に連なる長尺材30の張力を上記巻取側設定
張力となるように制御するための伝達トルク(巻取トル
ク)を巻取枠33に与えることによって、巻取部34で
の巻取力過多や過少を適切に調節し、長尺材30のたる
みや長辺に沿う方向への伸びなどに起因する加工時の製
品へのしわ、位置ずれ、色ぼけ、形状不良あるいは巻取
枠33の端部不整の竹の子巻などが発生するのを防止し
ている。
【0005】上記パウダブレーキ48は、巻出枠31の
巻出軸に接続されるドライブメンバ48aと、旋回アー
ム1cに接続されるドリブンメンバ48bと、ドライブ
メンバ48aとドリブンメンバ48bとの間に充填され
た図外の微粒鉄粉などの強磁性材粉末であるパウダと、
パウダを磁化するための励磁コイル48cとを有し、励
磁コイル48cにトルク制御出力に応じた電流を供給し
てパウダを磁化することによって、ドライブメンバ48
aとドリブンメンバ48bとの間にパウダの磁化の強さ
に応じた制動トルクを発生する。
【0006】上記パウダクラッチ51は、巻取りモータ
45の出力軸に接続されるドライブメンバ51aと、巻
取枠33の巻枠軸に接続されるドリブンメンバ51b
と、ドライブメンバ51aとドリブンメンバ51bとの
間に充填された図外の微粒鉄粉などの強磁性材粉末であ
るパウダと、パウダを磁化するための励磁コイル51c
とを有し、励磁コイルにトルク制御出力に応じた電流を
供給してパウダを磁化することによって、ドライブメン
バ51aとドリブンメンバ51bとの間にパウダの磁化
の強さに応じた伝達トルクを発生する。
【0007】ところで、上記加工処理装置においては、
巻出部32および巻取部34の一方または両方に多軸装
置を用いることによって、巻出枠31や巻取枠33など
の複数の巻枠を巻出部32または巻取部34に備えてお
き、多軸装置の軸切り替えにより、長尺材30の巻出部
32から巻取部34への送り動作を継続したまま、一方
の巻枠の使用終了と同時に他方の準備枠としての巻枠の
使用を開始することが知られている。
【0008】図8は従来の巻出部に使用した場合の多軸
装置軸の切り替え制御装置を含む構成図である。この図
8おいて、1は多軸巻出装置と称呼される多軸装置であ
って、これは、静止台としての設置基部1a、設置基部
1aに内蔵された図外のモータに連結され設置基部1a
の上部に回転可能に装着された出力軸1b、出力軸1b
に一体回転可能に中央部を結合した旋回アーム1c、お
よび旋回アーム1cの延長方向と直交する方向に突出し
て出力軸1bに一体回転可能に設置された複数のカイド
ロール1dを備え、旋回アーム1cの両端のそれぞれに
は長尺材30が予め巻付けられた複数の巻出枠2,3を
装着しておき、それらの巻出枠2,3の一方の巻出枠2
を送りロール38の一方向への回転駆動によって巻出さ
れる長尺材30を有する旧軸とし、他方の巻出枠3を長
尺材30が巻出枠3の外周面に巻付けられた準備枠であ
る新軸とし、旧軸2に巻付けられた長尺材30の残量が
少なくなった場合に、旋回アーム1cおよび複数のガイ
ドロール1dを出力軸1bを回転中心として概ね2分の
1回転だけ旋回することによって、旧軸2と新軸3との
位置を出力軸1bを中心として互いに入れ替える軸切り
替え動作を行う。また、多軸装置1は、旧軸2に制動ト
ルクを与えるトルク制御用アクチュエータとしてのパウ
ダブレーキ1eと、多軸装置1の新軸3に制動トルクを
与えるトルク制御用アクチュエータとしてのパウダブレ
ーキ1fとを有し、パウダブレーキ1e,1fの旧軸2
または新軸3との接続部材の外周面には被検知部1g,
1hを設けてある。
【0009】再び図8において、4は多軸装置1の軸切
り替え時に使用されるカッタ、5は多軸装置1の軸切り
替え時に使用される接圧ロール、6は新軸3に巻付けら
れた長尺材30の巻出始端の外側面に設置された両面接
着テープなどの接着部材、7は図1に示す巻出側張力制
御装置47中において検出張力と巻出側設定張力との差
に応じたトルク制御出力を演算してパウダブレーキ1e
またはパウダブレーキ1fに出力するトルク制御出力演
算手段、8は操作者により巻出側張力制御装置47に巻
出側設定張力を設定するための張力設定手段、9は長尺
材30の送り動作中での旧軸2の1回転ごとにパウダブ
レーキ1eの被検知部1gまたはパウダブレーキ1fの
被検知部1hを検出して電気信号に変換して巻径検出手
段10およびシーケンス制御装置11に出力する近接ス
イッチなどの周期検出器である。
【0010】巻径検出手段10は、例えば長尺材30の
厚さおよび旧軸2に巻付けらた長尺材30の最大径であ
る開始径を予め設定しておき、周期検出器9から旧軸2
の1回転ごとに入力されるパルス信号を計数し、その累
積計数値と開始径とによって、長尺材30の巻出しに伴
い減少する旧軸2の巻径を検出巻径として演算し、その
演算した巻径に相当する電気信号をシーケンス制御装置
11に出力する。
【0011】シーケンス制御装置11はマイクロコンピ
ュータを利用したプログラマブルコントローラであっ
て、これは予め設定された制御手順にしたがい旋回アー
ム1cの旋回動作、カッタ4の切断動作、および接圧ロ
ール5の押圧動作などを制御する。
【0012】次に、上記多軸装置1の軸切り替え動作を
図9を参照しながら説明する。長尺材30が旧軸2から
図7に示す巻取枠33に送り動作されている過程におい
て、シーケンス制御装置11が巻径検出手段10からの
検出巻径を予め設定された軸切り替え設定巻径と比較し
て軸切り替え時期になったら軸切り替え用意を表す信号
を多軸装置1に出力することによって、設置基部1aに
内蔵されたモータが駆動して旋回アーム1cを旋回する
(図9のステップ901参照)。
【0013】この旋回アーム1cの旋回により旧軸2が
図8に示す位置から出力軸1bの真上を越えて反対側に
円弧を描いて移動する過程では、旋回アーム1cの旋回
と送りロール38の回転駆動とにより、長尺材30が旧
軸2から通常運転時よりも単位時間あたり多く巻出さ
れ、反対側に移動した旧軸2と巻出側検出ロール36と
の間において、長尺材30がガイドロール1dで支持さ
れる。
【0014】また、旋回アーム1cの旋回により新軸3
が図8に示す位置から出力軸1bの真下を通って反対側
に円弧を描いて移動し、その新軸3に巻付けられた長尺
材30の外周面が上記ガイドロール1dと巻出側検出ロ
ール36との間の長尺材30に近づくと、シーケンス制
御装置11が例えば図外のセンサからの新軸3の外周面
を検出した信号を受けるか、または、旋回アーム1cの
回転角度で演算される上記ガイドロール1dと巻出側検
出ロール36との間の長尺材30から新軸3の中心まで
の距離と予め設定された新軸3の開始径との差で長尺材
30と新軸3の外周面との間隔を検出しその間隔が設定
間隔となると、シーケンス制御装置11が多軸装置のモ
ータの駆動を停止して旋回アーム1cの旋回を停止する
ことによって、新軸3の外周面が旧軸2に連なる送り動
作中の長尺材30に非接触で近接配置される(図9のス
テップ902参照)。
【0015】引き続き、図9のステップ903〜907
に示すように、図外のプリドライブモータを新軸3に連
結して回転駆動し、新軸3を旧軸2に連なる送り動作中
の長尺材30と同方向に回転させると、シーケンス制御
装置11が周期検出器9からの被検知部1hを検出する
ごとのパルス信号を受け取って新軸3の最大外周つまり
新軸3における長尺材30の最大外周面の周速度を演算
し、その周速度が送りロール38の回転速度に起因する
旧軸2に連なる長尺材30の送り速度となるようにプリ
ドライブモータの回転速度をシーケンス制御装置11が
制御し、新軸3の最大外周の周速度が旧軸2に連なる長
尺材30の送り速度に一致すると、シーケンス制御装置
11は周期検出器9からの検出信号により新軸3におけ
る接着部材6の位置が旧軸2に連なる送り動作中の長尺
材30に対するカッタ4と接圧ロール5との間でカッタ
4に近い位置に達する時期を検出し、そのカッタ4に対
する接着部材6の位置の同期が取れたら、カッタ4を1
往復切断動作して旧軸2に連なる送り動作中の長尺材3
0を切断するとともに、接圧ロール5を下方に向けて押
圧動作して旧軸2から切り離されて送りロール38側の
長尺材30の切断端を新軸3の接着部材6に押し付けて
接続することによって、送りロール38に連なる長尺材
30の切断端が新軸3の巻出始端に接着部材6を介して
一連となり、旧軸2からの長尺材30の巻出しに代替し
て新軸3から長尺材30が巻出される。
【0016】そして、シーケンス制御装置11がパウダ
ブレーキ1e,1fと巻出側張力制御装置47との電気
的な接続を切り替え、巻出側張力制御装置47からパウ
ダブレーキ1fにトルク制御出力を供給するとともにパ
ウダブレーキ1eへのトルク制御出力を遮断し、さらに
プリドライブモータの新軸3との連結を解除するととも
にプリドライブモータの駆動を停止し、接圧ロール5を
上昇してその上限停止位置に停止することによって、多
軸装置1の旧軸2から新軸3への軸切り替えが完了する
(図9のステップ908,909参照)。
【0017】この軸切り替えが完了した状態において
は、新軸3が図8に示す旧軸2となり、図8に示す新軸
3の所に位置する旧軸2を旋回アーム1cから取り外
し、その旋回アーム1cの位置に図示を省略した巻枠軸
の外周面に長尺材の予め巻付けられた別の新軸を装着し
ておけば、シーケンス制御装置11が軸切り替え時期を
判定して、多軸装置1の軸切り替えが繰り返される。
【0018】なお、多軸装置1を巻取部に使用する場合
において、その基本的な構成は、図8をその紙面を裏側
から見て、送りロール38,39の回転方向および長尺
材30の送り方向を矢印とは逆方向と見做し、巻出側検
出ロール36、巻出側ガイドロール35,37、巻出側
張力検出器46および巻出側張力制御装置47を巻取側
検出ロール42、巻出側ガイドロール41,43、巻取
側張力検出器49および巻取側張力制御装置50と読み
替えるとともに、接着部材6を空の巻取枠33の巻枠軸
の外周面に設け、巻取枠33の最大外周面を巻枠軸の外
周面とすることによって容易に理解できるであろう。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の旧軸2に連
なる長尺材30の送り動作中に軸切り替えを行う多軸装
置1の軸切り替え制御装置においては、カッタ4が動作
して長尺材30を切断する場合に、巻出側張力検出器4
6と巻出側張力制御装置47およびパウダブレーキ1e
から構成された張力制御のフィードバック制御系統が成
立している構造であるので、例えば、設定張力がカッタ
4の切断に必要な張力よりも低いか、または、張力制御
のフィードバック制御系統に電気的なノイズが入って巻
出側張力制御装置47からのトルク制御出力が低下する
か、あるいは、カッタ4が長尺材30に当たることで巻
出側張力検出器46からの検出張力が高くなって巻出側
張力制御装置47からのトルク制御出力が低下すること
によって、パウダブレーキ1eの制動トルクが低下し
て、ガイドロール1dと送りロール38との間の長尺材
30の張力がカッタ4の切断に必要な張力よりも低下
し、カッタ4が動作しても、長尺材30がカッタ4の刃
から逃げて、長尺材30が切断されず、軸切り替えに失
敗することがある。
【0020】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は軸切り替えのカッタによる切断
動作開始前に張力制御のフィードバック制御系統の成立
を解除するとともに、トルク制御アクチュエータの制動
トルクをカッタの切断に必要なカットトルク以上に固定
し、カッタで長尺材を適切に切断して、軸切り替えを確
実に行える多軸装置の軸切り替え制御装置を提供するこ
とである。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明の長尺材の送り
動作中に軸切り替えを行う多軸装置の軸切り替え制御装
置は、カットトルク設定手段およびトルク固定手段を備
え、カットトルク設定手段がカッタによる長尺材の切断
に必要なカットトルクを設定され、トルク固定手段が旧
軸から新軸への軸切り替え用意からカッタの切断動作開
始前までの間に張力制御手段からトルク制御用アクチュ
エータに出力される旧軸に関するトルク制御出力を切り
離すとともにその旧軸に関するトルク制御出力を上記カ
ットトルク設定手段に設定されたカットトルクと比較し
て大きい値の方を新軸切り替え時の固定されたトルク制
御出力としてトルク制御用アクチュエータに出力する。
【0022】
【作用】この発明の多軸装置の軸切り替え制御装置によ
れば、旧軸に連なる長尺材の通常の送り動作中または始
動作業時に、操作者がカットトルク設定手段を操作し、
カットトルク設定手段にカッタによる長尺材の切断に必
要なカットトルクを設定しておき、旧軸に連なる長尺材
の送り動作を継続したまま、旧軸と新軸との位置を入れ
替え、新軸に巻付けられた長尺材の最大外周面が旧軸に
連なる送り動作中の長尺材に近接されたところで、旋回
アームの旋回を停止した後、新軸を長尺材の送り方向と
同一方向に予備回転駆動して、新軸に巻付けられた長尺
材の周速度を長尺材の送り速度に近づける一方、トルク
固定手段で張力制御手段からトルク制御用アクチュエー
タに出力されるトルク制御出力を切り離すとともに上記
設定カットトルクと比較して大きい値の方を新軸切り替
え時の固定されたトルク制御出力としてトルク制御用ア
クチュエータに出力し、カッタを動作して長尺材を切断
するとともに、旧軸から切り離された長尺材の切断端を
新軸の接着部材に接続する。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面とともに前
記従来例と同一部分に同一符号を付して説明する。図1
はこの発明の実施例としての巻出部に使用された場合を
例として旧軸と新軸との位置が入れ替わった状態での多
軸装置の軸切り替え制御装置を含む構成図、図2は実施
例の軸切り替え開始前の状態での多軸装置の軸切り替え
制御装置を含む構成図、図3は実施例の軸切り替えのタ
イミングチャート、図4は実施例のカットトルク固定に
関するフローチャート、図5および図6は実施例の作用
説明図である。
【0024】図1および図2において、この実施例にお
ける多軸装置の軸切り替え制御装置は、多軸装置1、カ
ッタ4、接圧ロール5、巻出側張力制御装置47、周期
検出器9、巻径検出手段10およびシーケンス制御装置
11に加え、カットトルク設定手段12およびトルク固
定手段13を備えている。多軸装置1の旋回アーム1c
の両端には、図2に示すように、長尺材30が予め巻付
けられた旧軸2および長尺材30が予め巻付けられた準
備枠である新軸3を装着しておき、送りロール38の一
方向への回転駆動によって旧軸2から長尺材30が巻出
され、巻出側張力制御装置47が旧軸2から送りロール
38へと連なる送り動作中での長尺材30の検出張力と
予め設定された巻出側設定張力との差に応じたトルク制
御出力を旧軸2のパウダブレーキ1eに出力して旧軸2
に連なる送り動作中での長尺材30の張力が予め設定さ
れた巻出側設定張力となるように制御している。
【0025】カットトルク設定手段12は操作者の操作
でカッタ4による長尺材30の切断に必要な設定カット
トルクを予め設定される。
【0026】トルク固定手段13は軸切り替え用意から
カッタの切断動作開始前までの間に巻出側張力制御装置
47からパウダブレーキ1e,1fに出力されるトルク
制御出力を切り離すとともにカットトルク設定手段12
からの設定カットトルクと比較して大きい値の方を軸切
り替え時の固定されたトルク制御出力としてパウダブレ
ーキ1e,1fに出力する。具体的には、トルク固定手
段13はマイクロコンピュータに構成され、トルク制御
出力記憶手段14と比較手段15とトランスファスイッ
チ16とを有し、トルク制御出力記憶手段14は巻出側
張力制御装置47のトルク制御出力演算手段7から出力
され時々刻々と変化するトルク制御出力の値を更新し、
比較手段15はシーケンス制御装置11のカットトルク
出力指令手段17から出力されるカットトルク出力指令
を受けることによりトルク制御出力記憶手段14から最
新のトルク制御出力とカットトルク設定手段12から設
定カットトルクとを受け取って比較し大きい値の方を軸
切り替え時の固定されたトルク制御出力として出力す
る。
【0027】トランスファスイッチ16はトルク制御出
力演算手段7の出力端に接続された固定接点16aと、
比較手段15の出力端に接続された固定接点16bおよ
びパウダブレーキ1e,1fの入力端に接続された一つ
の可動接点16cを備え、図1では軸切り替え開始前で
あることから可動接点16cが固定接点16aに接触し
てトルク制御出力演算手段7の出力端をパウダブレーキ
1eの入力端に接続した状態を図示し、図2では長尺材
30の切断直前であることから可動接点16cが比較手
段15の出力端をパウダブレーキ1fの入力端に接続さ
れた状態を図示してあり、この可動接点16cの固定接
点16aから固定接点16bへの切り替えはトランスフ
ァスイッチ16がカットトルク出力指令手段17から出
力されるカットトルク出力指令を受けることにより行わ
れ、この可動接点16cの固定接点16bから固定接点
16aへの切り替えはトランスファスイッチ16がシー
ケンス制御装置11から出力される新軸プリセット信号
を受けることにより行われる。
【0028】カットトルク出力指令手段17は、シーケ
ンス制御装置11がカッタ4に対する接着部材6の位置
の同期を取れたことによって、カットトルク出力指令を
比較手段15およびトランスファスイッチ16に出力す
る。また、シーケンス制御装置11は軸切り替えが完了
することによって、新軸プリセット信号を比較手段15
およびトランスファスイッチ16に出力する。
【0029】次に、この実施例の軸切り替え動作を図3
〜図6を参照しながら説明する。図2に示すように長尺
材30が旧軸2から巻取枠33(図7参照)に送り動作
されている過程において、先ず、図3のステップ301
〜305(図9のステップ901〜905と同じ)に示
すように、軸切り替え用意を表す信号により旋回アーム
1cが旋回し、ガイドロール1dと巻出側検出ロール3
6との間の長尺材30から新軸3における長尺材30の
最大外周面までの間隔が設定間隔となると、旋回アーム
1cが停止することによって、図1に示すように、新軸
3における長尺材30の最大外周面を旧軸2に連なる送
り動作中の長尺材30に非接触で近接配置し、そして、
図外のプリドライブモータにより新軸3が旧軸2に連な
る送り動作中の長尺材30と同方向に回転し、その新軸
3における長尺材30の最大外周面の周速度が旧軸2に
連なる長尺材30の送り速度に一致し、新軸3の接着部
材6を検出するまでの工程は、従来例と同じである。
【0030】そして、図3のステップ306および図4
のステップ402に示すように、カッタ4に対する接着
部材6の位置の同期が取れたら、カットトルク出力指令
手段17がカットトルク出力指令を比較手段15および
トランスファスイッチ16に出力する。
【0031】すると、トランスファスイッチ16の可動
接点16cが固定接点16aから固定接点16bに切り
替わって接触するとともに、比較手段15が最新のトル
ク制御出力と設定カットトルクとを比較し、大きい値の
方を軸切り替え時の固定されたトルク制御出力として出
力する。具体的には、図5に示すように、カットトルク
出力指令がオンしたときに、設定カットトルクが最新の
トルク制御出力よりも大きい場合は、パウダブレーキ1
eには比較手段15からトランスファスイッチ16を介
して設定カットトルクが軸切り替え時の固定されたトル
ク制御出力(出力固定)として出力される。逆に、図6
に示すように、カットトルク出力指令がオンしたとき
に、最新のトルク制御出力が設定されたカットトルクよ
りも大きい場合は、パウダブレーキ1eには比較手段1
5からトランスファスイッチ16を介して最新のトルク
制御出力が軸切り替え時の固定されたトルク制御出力
(出力固定)として出力されるので、軸切り替え時にお
いてカッタ4による長尺材30の切断に必要な設定カッ
トトルクよりも大きなトルク制御出力をわざわざ下げる
という面倒な制御を省くことができる(図4のステップ
402〜406参照)。
【0032】そして、固定されたトルク制御出力がパウ
ダブレーキ1eに出力されたまま、カッタ4を1往復切
断動作して旧軸2に連なる送り動作中の長尺材30を切
断するとともに、接圧ロール5を下方に向けて押圧動作
して旧軸2から切り離されて送りロール38に連なる長
尺材30の切断端を新軸3の接着部材6に押し付けて接
続することによって、送りロール38に連なる長尺材3
0の切断端が新軸3の巻出始端に接着部材6を介して一
連となり、旧軸2からの長尺材30の巻出しに代替して
新軸3から長尺材30が巻出される(図3のステップ3
08,309参照)。
【0033】その後、図4のステップ407に示すよう
に、シーケンス制御装置11がトランスファスイッチ1
6の可動接点16cを固定接点16bから固定接点16
aに切り替え動作してパウダブレーキ1e,1fと巻出
側張力制御装置47との電気的な接続を切り替え、巻出
側張力制御装置47からパウダブレーキ1fにトルク制
御出力を供給するとともにパウダブレーキ1eへのトル
ク制御出力を遮断し、さらにプリドライブモータの新軸
3との連結を解除するとともにプリドライブモータの駆
動を停止し、接圧ロール5を上昇してその上限停止位置
に停止することによって、多軸装置1の旧軸2から新軸
3への軸切り替えが完了する。
【0034】この軸切り替えが完了したときに、図4の
ステップ408に示すように、シーケンス制御装置11
が新軸プリセット信号を比較手段15およびトランスフ
ァスイッチ16に出力し、トランスファスイッチ16の
可動接点16cが固定接点16bから固定接点16aに
切り替わって接触し、巻出側張力制御装置47のトルク
制御出力演算手段7からのトルク制御出力がパウダブレ
ーキ1fに出力され、パウダブレーキ1fが新軸3に通
常運転時の制動トルクを与えるので、軸切り替え時のト
ルク制御出力の固定期間をカッタ4の切断動作に適切に
順応させることができ、結果として、送りロール38の
駆動によって、長尺材30が新軸3から巻取枠33(図
7参照)に送り動作される。
【0035】この軸切り替えが完了した状態において
は、新軸3が図2に示す旧軸2となり、図1に示す旧軸
2を旋回アーム1cから取り外し、その旋回アーム1c
の位置に図示を省略した巻枠軸の外周面に長尺材の巻付
けられた別の新軸を装着しておけば、シーケンス制御装
置11が軸切り替え時期を判定して多軸装置1の軸切り
替えが繰り返される。
【0036】要するに、この実施例によれば、カッタ4
で長尺材30を切断するときには、張力制御のフィード
バック制御系統が解除されているとともに、パウダブレ
ーキ1e,1fの制御トルクが切断に必要な設定カット
トルク以上に固定されているので、長尺材30をカッタ
4の刃から逃げることなく適切に切断することができ
る。
【0037】なお、図1および図2をその紙面を裏側か
ら見て、送りロール38,39の回転方向および長尺材
30の送り方向を矢印とは逆方向と見做し、巻出側検出
ロール36、巻出側ガイドロール35,37、巻出側張
力検出器46および巻出側張力制御装置47を巻取側検
出ロール42、巻取側ガイドロール41,43、巻取側
張力検出器49および巻取側張力制御装置50と読み替
えるとともに、接着部材6を空の巻取枠33の巻枠軸の
外周面に設け、巻取枠33の最大外周面を巻枠軸の外周
面とすることによって、多軸装置1を巻取部に使用きる
ことは従来例と同様に容易に理解できるであろう。
【0038】また、カットトルク設定手段12には、カ
ッタ4による長尺材30の切断に必要なカットトルク
を、長尺材30の材質や横幅および厚さなどに基づく種
類ごとに対応付けて予め設定しておくことにより、シー
ケンス制御装置11からカットトルク出力指令ととも長
尺材30の種類を指定する指令を比較手段15に出力
し、比較手段15がカットトルク設定手段12から上記
長尺材30の種類指定指令に対応した設定されたカット
トルクを取り込んで最新のトルク制御出力との大小を判
定するようにすれば、カッタ4による長尺材30の切断
に必要なカットトルクの値設定の間違いが発生するの
を、未然に防止することができる。
【0039】また、巻径検出手段10としては積算厚み
検出方式を例示して説明したが、周期検出器9および送
りロール38に設けられた図外の計数パルスゼネレータ
とを利用した比例演算方式や超音波式、直接、材料にコ
ロ付きのアームを当ててアームの角度をポテンショメー
タ等のセンサで計るタッチレバ式でも同様に適用でき
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、長尺材の送り動作中において、軸切り替え時のカッ
タによる切断動作開始前に張力制御のフィードバック制
御系統の成立を解除するとともに、トルク制御アクチュ
エータの制動トルクをカッタの切断に必要な設定カット
トルク以上に固定する構成としたから、長尺材がカッタ
の刃から逃げるという不都合を解消し、長尺材をカッタ
で適切に切断することができ、軸切り替えを確実に行え
る品質信頼性を向上することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例として巻出部に使用した場合の旧軸と
新軸との位置が入れ替わった状態での多軸装置の軸切り
替え制御装置を含む構成図である。
【図2】 実施例の軸切り替え開始前の多軸装置の軸切
り替え制御装置を含む構成図である。
【図3】 実施例の軸切り替えのタイミングチャートで
ある。
【図4】 実施例のカットトルク固定に関するフローチ
ャートである。
【図5】 実施例の作用説明図である。
【図6】 実施例の作用説明図である。
【図7】 従来の長尺材の加工処理装置の全体を示す構
成図である。
【図8】 従来の巻出部に使用した場合の多軸装置軸の
軸切り替え制御装置を含む構成図である。
【図9】 従来例の軸切り替えのタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 多軸装置、1c 旋回アーム、1e,1f パウダ
ブレーキ(トルク制御用アクチュエータ)、2 旧軸、
3 新軸、4 カッタ、5 接圧ロール、6 接着部
材、7 トルク制御出力演算手段(張力制御手段)、8
巻出側張力設定手段(張力設定手段)、11 シーケ
ンス制御装置、12 カットトルク設定手段、13 ト
ルク固定手段、47 巻出側張力制御装置(張力制御手
段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙、プラスチック等の長尺材を巻出した
    り、巻取ったりする際に複数の巻枠のうちの一方を旧軸
    とするとともに他方を新軸とし、張力制御手段により旧
    軸に連なる長尺材の送り動作中での検出張力と予め設定
    された設定張力との差に応じたトルク制御出力を旧軸の
    トルク制御用アクチュエータに出力することによって、
    旧軸に連なる送り動作中での長尺材の張力が予め設定さ
    れた設定張力となるように制御する一方、旧軸に連なる
    長尺材の送り動作中に新軸を近接させ、この新軸を長尺
    材の送り方向と同一方向に予備回転駆動して長尺材と新
    軸の周速度を近づけた後、旧軸の長尺材をカッタにより
    切断し、この旧軸から切り離された長尺材の切断端を新
    軸の接着部材により新軸の長尺材に接続することによっ
    て、長尺材の送り動作中に旧軸から新軸への軸切り替え
    を行う多軸装置の軸切り替え制御装置において、カッタ
    による長尺材の切断に必要な設定カットトルクを設定す
    るカットトルク設定手段と、旧軸から新軸への軸切り替
    え用意からカッタの切断動作開始前までの間に張力制御
    手段からトルク制御用アクチュエータに出力されるトル
    ク制御出力を切り離すとともに上記設定カットトルクと
    比較して大きい値の方を新軸切り替え時の固定されたト
    ルク制御出力としてトルク制御用アクチュエータに出力
    するトルク固定手段とを備えたことを特徴とする多軸装
    置の軸切り替え制御装置。
JP04059895A 1995-02-28 1995-02-28 多軸装置の軸切り替え制御装置 Expired - Lifetime JP3297241B2 (ja)

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