JPH11129592A - リボンカセットおよびこのリボンカセットに収納されるパンケーキ - Google Patents

リボンカセットおよびこのリボンカセットに収納されるパンケーキ

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JPH11129592A
JPH11129592A JP9294401A JP29440197A JPH11129592A JP H11129592 A JPH11129592 A JP H11129592A JP 9294401 A JP9294401 A JP 9294401A JP 29440197 A JP29440197 A JP 29440197A JP H11129592 A JPH11129592 A JP H11129592A
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JP
Japan
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core
ribbon
carriage
ink ribbon
cassette
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JP9294401A
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English (en)
Inventor
Takanobu Matsuura
孝信 松浦
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14Ribbon-feed devices or mechanisms
    • B41J33/16Ribbon-feed devices or mechanisms with drive applied to spool or spool spindle

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクリボン巻取りの際のインクリボンに生
じる張力によるコアの傾きあるいはガタつきを防止する
ことで、より安定させてコアを回転させることによりイ
ンクリボンを安定的に走行させて良好な精度の記録に供
することができるリボンカセットおよび前記コアの回転
によってインクリボンを安定的に供給するパンケーキを
提供すること。 【解決手段】 各コア17a,17bの中心部28に、
キャリッジ15上に突設された支持用軸19を挿入する
ための軸挿入孔20を形成し前記支持用軸19の外周に
突設され巻取り機構18の回転駆動を伝達する駆動伝達
部21を嵌合するための環状の伝達溝22を前記各コア
17a,17bに形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写プリンタ等の
記録装置に使用されるリボンカセットおよびこのリボン
カセットに収納されるパンケーキに係り、特に、コアの
ガタつきあるいは揺動を抑えながらインクリボンを安定
的に走行させることにより良好な精度の記録に供するこ
とのできるリボンカセットおよびこのリボンカセットに
収納されるパンケーキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から熱転写プリンタにおいては、イ
ンクリボンのインクをサーマルヘッドの発熱より記録紙
に転写して記録を行なっていた。このインクリボンは、
両端部を各々回転可能に支持されたリボンカセットの巻
取りコアおよび供給コアに取着されるとともにこれらの
両コアに巻回されており、コアの回転により記録面上に
搬送されるとともにキャリッジに配設されたサーマルヘ
ッドによる発熱によって記録紙上への所望の記録に供さ
れるようになっていた。
【0003】図5はこのような、キャリッジ1の上面2
に装着されキャリッジ1の駆動とともにインクリボン3
の巻き取りを行ないながら記録に供するリボンカセット
4を示したもので、このリボンカセット4は、平面略矩
形のカセットケース5の上ケース(図示せず)および下
ケース5aに、回転自在に支持された一対のコア6a,
6bと、インクリボン3の剥離を目的として回転自在に
支持された一対のピンチローラ7a,7bおよびインク
リボン3の巻取り経路を保持する複数のガイド3ローラ
8を有している。
【0004】前記一対のコア6a,6bは略円筒状に形
成されており、各コア6a,6bには、外周面に熱昇華
性あるいは熱溶融性のインクリボン3がそれぞれ両端か
ら巻回されてパンケーキとなっている。そして、このリ
ボンカセット4が使用されるプリンタのキャリッジ1上
に装着されることにより、一方のコア6aは、図6に示
す巻取り機構としての巻取りボビン9に係合し、記録に
供した部分のインクリボン3を巻取る巻取りコア6aと
され、他方のコア6bは、キャリッジ1に配設された供
給ボビン(巻取りボビン9と同じ形状)に係合し、前記
インクリボン3を記録のために記録紙上に供給する供給
コア6bとされる。
【0005】各コア6a,6bの内周面は、キャリッジ
1に配設された巻取りボビン9または供給ボビン(9と
同一形状)を嵌合するボビン嵌合孔10a,10bとさ
れており、このボビン嵌合孔10a,10bには複数の
係合突起11が周方向に間隔を隔てて形成されており、
この係合突起11がリボンカセット4をキャリッジ1に
装着する際に巻取りボビン9および供給ボビンの外周面
に周方向に間隔を隔てて突設した複数個の係合突起部1
2と咬合するようになっている。
【0006】そして、この咬合部を介して前記巻取りコ
ア6aは巻取り機構としての巻取りボビン9からの回転
駆動力を得て、供給コア6bに巻回されている未使用イ
ンクリボン3をサーマルヘッド(図示せず)による発熱
により記録に使用した後で、外周面に巻取るようになっ
ており、供給コア6bは、サーマルヘッドがインクリボ
ン3および記録紙を挟んでプラテンに圧接している状態
でキャリッジ1が進行することによって、外周に巻回さ
れたインクリボン3に生じた張力により従動しながらイ
ンクリボン3を記録紙上に供給するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のリボンカセット4においては、リボンカセット
4に設けられたコア6a,6bに嵌合されるキャリッジ
の巻取りボビン9および供給ボビン(9と同形状)は、
図6に示す巻取り軸9aの回転駆動により回転を行な
い、その回転は、キャリッジの基部(図示せず)に固設
された外径寸法が約1.6mm程度の細い支持用軸13
に軸支されていたため、インクリボン3を巻取る際にイ
ンクリボン3に生ずる張力に抗しきれずに支持用軸13
が傾斜することに伴い前記巻取りボビン9および供給ボ
ビンに係合するコア6a,6bの回転中心がぶれること
によってコア6a,6bが揺動してしまい、安定的にイ
ンクリボン3の巻き取りを行なうことができず、従って
精度の良好な記録を行なうことができないといった問題
があった。
【0008】また、前記支持用軸13と巻取り軸9aお
よび巻取り軸9aとコア6a,6bとの間にそれぞれ回
転自在とするための間隙および挿入,係合するための間
隙があるため、コア6a,6bは大きなガタつきを持っ
ていた。このため、記録時にインクリボン3の走行が不
安定になることがあった。
【0009】そして、記録品質を向上させるためには、
インクリボン3の走行および巻取りの負荷を安定させる
必要があり、このコア6a,6bの傾きおよびガタつき
を抑える必要があることが分かった。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
もので、キャリッジ駆動時(記録時)のインクリボン巻
取りの際のインクリボンに生じる張力によるコアの傾き
あるいはガタつきを防止することで、より安定させてコ
アを回転させることによりインクリボンを安定的に走行
させて良好な精度の記録に供することができるリボンカ
セットおよび前記コアにインクリボンが巻回されるとと
もに前記コアの回転によって記録紙上にインクリボンを
安定的に供給するパンケーキを提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に係るリボンカセットの特徴は、カセ
ットケースに相互に間隔を隔てた一対のコアをそれぞれ
回転自在に支持し、これらの一対のコアに両端から巻回
されているインクリボンを前記カセットケース内に収納
してなるリボンカセットであって、前記各コアの中心部
に、熱転写プリンタのキャリッジ上に突設された支持用
軸を挿入するための軸挿入孔を形成し、前記キャリッジ
の前記支持用軸の外周に突設されインクリボンの巻取り
機構の回転駆動を伝達する駆動伝達部を嵌合するための
環状の伝達溝を前記軸挿入孔の外周側の前記各コアに形
成した点にある。そして、このような構成を採用したこ
とにより、従来よりも大径とされた軸用孔に支持用軸を
挿入して軸支することにより、コアの回転を揺動あるい
はガタつきがなく行なわせることができ、安定的にイン
クリボンの走行を行なわせることが可能になる。
【0012】また、前記目的を達成するため本発明の請
求項2に記載のパンケーキの特徴は、中心部に、熱転写
プリンタのキャリッジ上に突設された支持用軸を挿入す
るための軸挿入孔を形成し、前記キャリッジの前記支持
用軸の外周に突設されインクリボンの巻取り機構の回転
駆動を伝達するための円筒状の駆動伝達部を嵌合するた
めの環状の伝達溝を前記軸挿入孔の外周側に形成したコ
アの、最外周面にインクリボンが巻回されてなる点にあ
る。
【0013】そして、このような構成を採用したことに
より、記録時にコアが揺動あるいはガタつきをせずに回
転するため、このコアの外周に巻回されたインクリボン
を安定的に記録紙上に送り出すことが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図4を参照して説明する。
【0015】まず、本発明のリボンカセット14および
パンケーキの実施形態について説明する前に、本実施形
態におけるリボンカセット14の巻取りコア17aに係
合してこのコア17aの外周にインクリボン33を巻回
収納させるためにキャリッジ15に配設した巻取り機構
18について簡単に説明すると、この巻取り機構18は
図2に示するように中央部に、その基部(図示せず)を
キャリッジ15に固着されるとともにキャリッジ15の
カセット装着側に突設したコア支持用軸19を有してお
り、このコア支持用軸19に後述する巻取りコア17a
が軸挿入孔20を介して遊嵌されることにより巻取りコ
ア17aの回転が軸支されるようになっている。また、
この支持用軸19は従来の巻取り機構としての巻取りボ
ビン9の支持用軸13の外径寸法(1.6mm)よりも
大径(約4mm)とされているため、従来よりも安定的
に巻取りコア17aの回転すなわちインクリボン33の
巻取りを保持するようになっている。
【0016】また、前記巻取り機構18は、コア支持用
軸19の外周に同じくカセット装着側に突設した略円筒
状のキャリッジ側駆動伝達部21を有しており、後述す
るリボンカセット14のコア側駆動伝達部22に係合し
て駆動モータ(図示せず)から得た駆動力をリボンカセ
ット14の巻取りコア17aに伝達して巻取りコア17
aにインクリボン33の巻き取りを行なわせるようにな
っている。
【0017】そして、このようなキャリッジ15の巻取
り機構18に係合する本発明の請求項1に係るリボンカ
セット14の実施の一形態について説明する。
【0018】本実施形態におけるリボンカセット14
は、カセットケース23内に、キャリッジ15の上面に
配設された前記巻取り機構18に係合し、この巻取り機
構18からの駆動力を得て、供給コア17bに巻回され
ていた未使用のインクリボン33をサーマルヘッドによ
る発熱により記録に供した後にその使用済みのインクリ
ボン33を巻き取り収納するための巻取りコア17aお
よび、キャリッジ15の供給機構(18と同一構造)に
係合し外周に巻回された未使用のインクリボン33を記
録紙上に送り出すための供給コア17bを有している。
【0019】前記巻取りコア17aは、カセットケース
23の表裏面23a,23bに形成した円形孔24に対
応する部分がケース表裏面23a,23bとほぼ同一面
に位置するように突出しており、この突出部25の外周
縁26が円形孔24の内周縁27にガイドされることに
より、巻取りコア17aの回転軸方向両端部の回転端が
保持されるようになっている。また、前記巻取り巻取り
コア17aの中心部28には、カセット装着時にキャリ
ッジ15に形成された巻き取り巻取り機構18の回転を
軸支するための前記コア支持用軸19に遊嵌される軸挿
入孔20が穿設されており、巻取り機構18の駆動時に
前記コア支持用軸19を支軸にして摺動回転することに
より巻取りコア17aの回転が軸支されるようになって
いる。また、本実施形態の軸挿入孔20はこの軸挿入孔
20に挿入される巻取り機構18のコア支持用軸19の
外径寸法(約4mm)に対応させて内径寸法約4mmに
形成されており、この軸挿入孔20に従来と比べて2倍
以上大径とされた前記コア支持用軸19が挿入されるた
め、巻取り機構18駆動時に巻取りコア17aの回転が
従来よりも安定的に軸支されることにより、コア17a
およびリボンカセット14が揺動しないようにしてイン
クリボン33の巻取りが行なわれるようになっている。
【0020】また、カセットケース23の前記円形孔2
4を介してカセットケース23の表裏面23a,23b
とほぼ同一面上に位置する巻取りコア17aの外表面2
9a,29bであって前記軸挿入孔20の外周には、こ
の軸挿入孔20と同心とされた環状のコア側駆動伝達部
22が溝状に凹設されており、このコア側駆動伝達部2
2の外側内周面30に周方向に間隔を隔てて形成した複
数の係合突起31と前記キャリッジ側駆動伝達部21の
外周面に周方向に間隔を隔てて形成した係合突起部32
とが咬合することにより、キャリッジ側駆動伝達部21
から得た回転駆動力を巻取りコア17a全体に伝達する
ようになっている。
【0021】なお、コア側駆動伝達部22の溝22aの
深さ寸法は、キャリッジ15のリボンカセット装着面3
3から突出するキャリッジ側駆動伝達部21を完全にそ
の溝22a内に納めることができる深さ寸法とされてい
る。
【0022】また、リボンカセット14のインクリボン
33供給側となる供給コア17bについても巻取りコア
17aと同様の形状を有しており、通常のインクリボン
33の巻取り方向への走行時には、巻取り機構18の駆
動でインクリボン33に生じた張力に牽引されるように
して巻取りコア17aに従動して回転し、また、巻取り
経路を走行中のインクリボン33が弛んだ場合には、こ
の弛んだインクリボン33にバックテンションを与えて
供給コア17bを前記巻取りコア17aの回転方向と逆
方向に回転する際にリボンカセット14を揺動しないよ
うに駆動力を伝達するための供給機構(図示せず)に係
合するようになっている。
【0023】次に、本発明の請求項2に係るパンケーキ
34の実施の一形態について説明する。
【0024】図4に示す本実施形態におけるパンケーキ
34は、前記軸挿入孔20とコア側伝達部22との二重
構造によってインクリボン33の巻取り時に揺動やガタ
つきをせずにインクリボン33を安定的に巻取ることが
できる前記巻取りコアと17aと同一形状で、この巻取
りコア17aに巻取られるインクリボン33に生じる張
力にともなって安定的に回転しながら記録紙上にインク
リボン33を送り出し、また、巻取り中のインクリボン
33が弛んだ場合にバックテンションを与える供給機構
に係合するための前記供給コア17bの最外周面に、サ
ーマルヘッドによる発熱によって記録紙上に転写するこ
とによって記録に供するための長尺状のインクリボン3
3が、その終端を接着剤等によりコア17bの最外周面
に接着するようにして巻回されている。
【0025】前記パンケーキ34は、カセットケース2
3内においてピンチローラ35等のガイド部材およびリ
ボンカセット14のキャリッジ15への装着時にプリン
タの記録部であるサーマルヘッドが挿入するためのサー
マルヘッド挿入部36を通ってインクリボン33の始端
部33aが巻取りコア17aの最外周面に接着されるこ
とによって、巻取りコア17aの回転にともなって前記
インクリボン33がサーマルヘッド挿入部36に近接す
る記録紙上へ送り出され、サーマルヘッドの駆動により
記録に使用された後に、巻取りコア17aの外周面に巻
回収納されるようになっている。なお、この際前記巻取
りコア17aおよび、前記供給コア17bは請求項1の
実施形態で述べた構造を有することにより、揺動あるい
はガタつかずに回転するため、前記パンケーキ34は安
定的に記録紙上にインクリボン33を送り出すことが可
能になっている。
【0026】次に、本発明の請求項1に記載のリボンカ
セット14および請求項2に記載のパンケーキ34の実
施形態の作用について説明する。
【0027】前述のように構成された供給コア17bの
最外周面にインクリボン33を巻回し、このインクリボ
ン33の始端部33aを前述した構成を有する巻取りコ
ア17aの最外周面に接着したパンケーキ34を収納し
たリボンカセット14を、キャリッジ15のリボンカセ
ット装着部16に装着させる際に、前記リボンカセット
14のコア17a,17bに形成された軸挿入孔20に
キャリッジ側のコア支持用軸19を挿入するとともに、
前記コア17a,17bのコア側駆動伝達部22(その
外側内周面30に形成された係合突起31を含む)に、
キャリッジ15側の係合突起部32を有する駆動伝達部
21を咬合させるようにして装着させる。
【0028】このとき、本実施形態において使用するリ
ボンカセット14は、表裏を返して使用可能とされてお
り、前記巻取りコア17aは巻取り機構18を構成する
コア支持用軸19およびキャリッジ側駆動伝達部21に
係合し、記録に供した部分のインクリボン33の巻取り
を行ない、他方、前記供給コア17bは、供給機構(図
示せず)に係合し、巻取り機構18の回転駆動に従動し
て未使用インクリボン33の記録紙上への供給を行な
う。
【0029】また、このとき前記コア支持用軸19は、
前記キャリッジ15に装着可能とされたリボンカセット
14のコア17a,17bの軸挿入孔20に挿入される
ことで、そのコア17a,17bに係合し、コア17
a,17bの回転を従来よりも安定的に軸支することに
よって巻取り機構18駆動時にコア17a,17bおよ
びリボンカセット14を揺動しないようにして、インク
リボン33の巻き取りを軸支することができる。
【0030】また、前記コア側駆動伝達部22は、係合
突起31を介してキャリッジ側駆動伝達部21の係合突
起部32に咬合し、巻取り機構18の駆動に伴って、こ
の咬合部を介して、キャリッジ15に内蔵された駆動モ
ータ(図示せず)から得た駆動力によってインクリボン
33の巻き取りを行なう。
【0031】したがって、本発明の実施形態によれば、
コア17a,17bの揺動あるいはガタつきを抑止しな
がら安定的にインクリボン33を走行させ、また、記録
紙上に安定的にインクリボン33を送り出すことが可能
になる。
【0032】なお、本発明は前記実施の形態のものに限
定されるものではなく、必要に応じて種々変更すること
が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るリボンカ
セットによれば、キャリッジの駆動モータから巻取り機
構を介して効率的に回転力を得るとともにインクリボン
を安定的に巻取ることにより良好な精度の記録に供する
ことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るリボンカセットの実施形態を示
す図
【図2】 本発明に係るリボンカセットに係合するキャ
リッジ上の巻取り機構の実施形態を示す図
【図3】 本発明に係るリボンカセットの実施形態を示
す平面図
【図4】 本発明に係るパンケーキの実施形態を示す図
【図5】 従来のリボンカセットを示す図
【図6】 従来の巻取り機構としての巻取りボビンを示
す図
【符号の説明】
14 リボンカセット 15 キャリッジ 17a 巻取りコア 17b 供給コア 19 コア支持用軸 20 軸挿入孔 21 キャリッジ側駆動伝達部 22 コア側駆動伝達部 31 係合突起 32 係合突起部 34 パンケーキ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットケースに相互に間隔を隔てた一
    対のコアをそれぞれ回転自在に支持し、これらの一対の
    コアに両端から巻回されているインクリボンを前記カセ
    ットケース内に収納してなるリボンカセットであって、
    前記各コアの中心部に、熱転写プリンタのキャリッジ上
    に突設された支持用軸を挿入するための軸挿入孔を形成
    し、前記キャリッジの前記支持用軸の外周に突設されイ
    ンクリボンの巻取り機構の回転駆動を伝達する駆動伝達
    部を嵌合するための環状の伝達溝を前記軸挿入孔の外周
    側の前記各コアに各々形成したことを特徴とするリボン
    カセット。
  2. 【請求項2】 中心部に、熱転写プリンタのキャリッジ
    上に突設された支持用軸を挿入するための軸挿入孔を形
    成し、前記キャリッジの前記支持用軸の外周に突設され
    インクリボンの巻取り機構の回転駆動を伝達するための
    円筒状の駆動伝達部を嵌合するための環状の伝達溝を前
    記軸挿入孔の外周側に形成したコアの、最外周面にイン
    クリボンが巻回されてなることを特徴とするパンケー
    キ。
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