JPH11115290A - リボンカセットおよびこのリボンカセットに収納されるパンケーキ - Google Patents

リボンカセットおよびこのリボンカセットに収納されるパンケーキ

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JPH11115290A
JPH11115290A JP28523997A JP28523997A JPH11115290A JP H11115290 A JPH11115290 A JP H11115290A JP 28523997 A JP28523997 A JP 28523997A JP 28523997 A JP28523997 A JP 28523997A JP H11115290 A JPH11115290 A JP H11115290A
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JP
Japan
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core
guide groove
supply core
ribbon cassette
ribbon
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JP28523997A
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English (en)
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Takanobu Matsuura
孝信 松浦
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用済みのインクリボンを有するパンケーキ
のみを容易に交換できて再使用可能なリボンカセットを
提供すること。 【解決手段】 供給コア3の上下面の少なくとも一方に
円環状のガイド溝23を形成するとともに、上ケース4
bあるいは下ケース4aの少なくとも一方に前記ガイド
溝23に挿入されるガイド突起14を形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリボンカセットおよ
びこのリボンカセットに収納されるパンケーキに係り、
特に、インクリボンが使用済みとなったパンケーキのみ
を新たなパンケーキに交換して再使用するリボンカセッ
トおよびこのリボンカセットに収納されるパンケーキに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写プリンタに使用されるリボ
ンカセットは、両端部をそれぞれ回転自在に配設した巻
取りコアおよび供給コアに巻回された長尺状のインクリ
ボンを収納されているとともに、前記巻取りコアと前記
供給コアとの間にはインクリボンを案内する複数のガイ
ドローラが配設されており、インクリボン経路が形成さ
れている。また、前記リボンカセットでは、前記インク
リボンが前記巻取りコアと前記供給コアとの間で一旦ケ
ース本体外に導出されるようになっており、この導出部
分に対して熱転写プリンタのサーマルヘッドが挿入され
るためのヘッド挿入部が形成されている。
【0003】そして、従来のリボンカセットにあって
は、収納されたインクリボンが使用済みとなった場合に
は通常ケース本体ごと廃棄されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のリボンカセットをケース本体ごと廃棄する場合、ごみ
の問題や環境に及ぼす影響の問題が生じることになり、
近年、使用済みのインクリボン、いわゆるパンケーキの
みを廃棄して、新たに未使用のインクリボンを有するパ
ンケーキと交換して再使用可能なパンケーキ交換タイプ
のリボンカセットが要求されていた。
【0005】しかし、従来のリボンカセットでは、前記
巻取りコアおよび前記供給コアをケース本体の所定の場
所に位置決めが難しく、また、インクリボンをリボン経
路に沿って引き回す場合に供給コアが安定しないなどの
問題があるため、インクリボンのみを交換するのに適当
な構成ではなかった。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、使用済みのインクリボンを有するパンケーキ
のみを容易に交換できて再使用可能なリボンカセットを
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る請求項1に記載のリボンカセットの特徴
は、供給コアの上下面の一方または両方に円環状のガイ
ド溝を形成するとともに、上ケースあるいは下ケースの
少なくとも一方に前記ガイド溝に挿入されるガイド突起
を形成した点にある。そして、このような構成を採用し
たことにより、ガイド突起をガイド溝に挿入するだけで
供給コアの位置決めが容易に行えるとともに、供給コア
が安定して配設されるためリボン経路の形成や巻取りコ
アの位置決めも容易にできる。
【0008】また、請求項2に記載のリボンカセットの
特徴は、請求項1において、ガイド溝を、巻取りコアの
上下面の少なくとも一方に形成するとともに、このガイ
ド溝に挿入されるガイド突起を上ケースあるいは下ケー
スの少なくとも一方に形成した点にある。そして、この
ような構成を採用したことにより、巻取りコアの位置決
めをより容易に行うことができ、リボンカセットのリボ
ン交換がより簡単にできる。
【0009】また、請求項3に記載のリボンカセットの
特徴は、請求項1または請求項2のいずれか1項におい
て、熱転写プリンタのキャリッジに搭載された状態でガ
イド溝の内壁から離間し、前記熱転写プリンタのキャリ
ッジに搭載されない状態で供給コアの回転を停止するよ
うにガイド溝の内壁に当接する弛み防止ストッパを有す
る点にある。そして、このような構成を採用したことに
より、リボンカセットをキャリッジから取り外している
状態にあっても、振動等によりインクリボンが弛んでし
まうことがない。
【0010】また、請求項4に記載のパンケーキの特徴
は、供給コアの上下面の少なくとも一方に、ケース本体
に形成されたガイド突起が挿入される円環状のガイド溝
を形成した点にある。そして、このような構成を採用し
たことにより、ガイド突起をガイド溝に挿入するだけで
供給コアの位置決めが容易であるとともに、リボン経路
の形成も容易に行えるため、簡単にパンケーキの交換が
可能となる。
【0011】また、請求項5に記載のパンケーキの特徴
は、請求項4において、巻取りコアの上下面の少なくと
も一方に、ケース本体に形成されたガイド突起が挿入さ
れる円環状のガイド溝を形成した点にある。そして、こ
のような構成を採用したことにより、巻取りコアの位置
決めが容易に行えるため簡単にパンケーキの交換が可能
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図3を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の実施形態であるリボンカセ
ット1の分解斜視図を示しており、図2は本実施形態で
あるリボンカセット1の巻取りコア2の断面図を示して
おり、図3は本実施形態における供給コア3の断面図を
示している。
【0014】本実施形態は、ケース本体4内に巻取りコ
ア2および供給コア3からなる1対のコアが回転可能に
収納されており、これらのコア2,3の外周部にはイン
クリボン6が巻回されている。また、前記巻取りコア2
と前記供給コア3との間には前記インクリボン6を熱転
写プリンタのサーマルヘッド(図示せず)に案内するリ
ボン経路を形成するための複数のガイドローラ7,7が
配設されている。なお、前記巻取りコア2、前記供給コ
ア3および前記リボン6とによりパンケーキ8が構成さ
れている。
【0015】前記ケース本体4は、底部と側部とから構
成される箱状の下ケース4aと、この下ケース4aに対
して蓋の役割をなす板状の上ケース4bとから構成され
ている。
【0016】前記上ケース4bおよび前記下ケース4a
には、リボンカセット1をキャリッジ9に装着するため
に、前記キャリッジ9側のコア支持用軸10(図4に図
示)が貫通するための巻取り用孔11a,11bおよび
供給用孔12a,12bがそれぞれ形成されている。ま
た、前記ガイドローラ7,7を支持するためにその端部
を挿入するためのガイドローラ用孔13a,13bが複
数形成されている。
【0017】さらに、前記下ケース4aの底部内面の前
記供給用孔12aの外周位置には、円弧状のガイド突起
14が形成されており、前記供給コア3の位置決めおよ
び位置ずれ防止の役割を担っている。
【0018】なお、前記ガイド突起14は前記下ケース
4aに限らず、上ケース4bにも形成するようにしても
よい。
【0019】また、前記下ケース4aの図示しない熱転
写プリンタのプラテンに対峙する側面部には、前記各ガ
イドローラ7,7に支持されたインクリボン6をケース
本体4外に導出してサーマルヘッドを挿入するためのヘ
ッド挿入部15が形成されている。
【0020】そして、前記上ケース4bには、前記下ケ
ース4aのヘッド挿入部15の形状に合致するように上
側ヘッド挿入部16が形成されている。
【0021】一方、前記巻取りコア2および前記供給コ
ア3の外周部には、それぞれインクリボン6の両端部が
巻回されているとともに、前記巻取りコア2の上下面に
は円板状のフランジ18a,18bが嵌入されている。
【0022】前記巻取りコア2および前記供給コア3に
は、図2および図3に示すように、前記キャリッジ9の
コア支持用軸10が挿入されるための軸用孔19a,1
9bが形成されている。さらに、これらの軸用孔19
a,19bの外側であって前記各コア2,3の上下面に
は、前記コア支持用軸10に回転自在に嵌挿された駆動
伝達部材21が挿入される係合溝20a、20bが円環
状に形成されるとともに、この係合溝20a、20bの
外側内壁には、前記駆動伝達部材21に形成された係合
突起部21a,21bと係合可能な係合突起22a,2
2bが形成されている。
【0023】このため、前記キャリッジ9側の駆動モー
タ30の駆動力により、前記巻取りコア2側の前記駆動
伝達部材21が回転駆動されることにより、前記巻取り
コア2が回転しインクリボンを供給するようになってい
る。
【0024】なお、前記係合溝20a,20bを前記両
コアの上下面にそれぞれ形成するのは、リボンカセット
1の表裏を代えて使用する場合を考慮したためである。
【0025】また、図3に示すように、前記供給コア3
の上下面であって前記係合溝20a,20bよりもさら
に外側の位置には、ガイド溝23が円環状に形成されて
いる。このガイド溝23には、前記下ケース4aのガイ
ド突起14が挿入されるようになっている。
【0026】このため、新しいインクリボン6に交換す
る際に前記ガイド突起14に前記ガイド溝23を挿入す
ることにより、容易に前記供給コア3の位置決めが行
え、かつ、インクリボン6をリボン経路に引回すときに
前記供給コア3がずれてしまうのを防止できるようにな
っている。
【0027】なお、前記ガイド溝23を前記両コアの上
下面にそれぞれ形成するのは、リボンカセット1の表裏
を代えて使用する場合や、前記上ケース4bにもガイド
突起14が形成される場合を考慮したためである。
【0028】また、前記巻取りコア2のフランジ18a
の外周部には、後述する弛み防止ストッパ26が係合す
るためのストッパ溝24が鋭角状に所定間隔を隔てて複
数形成されている。
【0029】そして、本実施形態には、このリボンカセ
ット1が前記熱転写プリンタのキャリッジ9から外され
た状態において、前記供給コア3が振動等によって正方
向に回転し、インクリボン6のテンションが弛んでしま
うのを防止するための弛み防止ストッパ26が配設され
ている。この弛み防止ストッパ26は、前記キャリッジ
9に配設された軸(図示せず)に挿入されることで前記
ケース本体4に支持されるための円筒状のストッパ支持
部27を有しており、このストッパ支持部27には前記
供給コア3に形成されたガイド溝23の内壁に当接する
ガイド溝当接アーム28と、前記巻取りコア2のフラン
ジ18aの外周部に形成されたストッパ溝24に係合す
るフランジ係合アーム29とが形成されている。
【0030】前記ガイド溝当接アーム28の先端部に
は、折曲部28aが形成されており、前記供給コア3の
ガイド溝23の内壁に摺接するようになっている。
【0031】一方、前記フランジ係合アーム29の先端
部には、鋭角状の突起部29aが形成されており、前記
ストッパ溝24に嵌入してラチェットの役割を果たすよ
うになっている。
【0032】このため、前記リボンカセット1を前記キ
ャリッジ9から外すと、前記フランジ係合アーム29の
突起部29aが前記巻取りコア2のストッパ溝24に嵌
入して前記弛み防止ストッパ26を固定する。そして、
前記ガイド溝当接アーム28の折曲部28aが前記供給
コア3のガイド溝23の内壁と摺接して摩擦力を発生
し、前記供給コア3が振動等により回転するのを防止す
るようになっている。
【0033】なお、このリボンカセット1が前記キャリ
ッジ9上に装着された状態では、前記ストッパ支持部2
7がキャリッジ9上に配設された軸(図示せず)に挿入
されることで、前記弛み防止ストッパ26が図1におい
て時計方向に回動し、ガイド溝当接アーム28が供給コ
ア3のガイド溝23の内壁から、また、フランジ係合ア
ーム29が前記巻取りコア2のフランジ18aのストッ
パ溝24からそれぞれ離間することによって係合が解除
され、前記供給コア3および前記巻取りコア2が回転可
能な状態になる。
【0034】また、前記供給コア3に伝達されるキャリ
ッジ9側からの駆動力は、前記インクリボン6にバック
テンションを生じさせるために前記巻取りコア2とは逆
方向に回転できるようになっている。
【0035】また、前述した弛み防止ストッパ26は、
前記ガイド溝当接アーム28の折曲部28aを前記供給
コア3のガイド溝23の内壁に摺接して摩擦力を生じさ
せるようになっているが、これに限らず、前記ガイド溝
23の内壁に複数の凹部溝を形成し、前記ガイド溝当接
アーム28の折曲部28aが前記凹部溝に嵌入すること
により前記供給コア3の回転を停止するようにしてもよ
い。
【0036】つぎに、本発明の実施形態の作用について
説明する。
【0037】本実施形態は、使用済みのインクリボン6
を有するパンケーキ8のみを交換して再使用可能とされ
た、いわゆるパンケーキ交換タイプのリボンカセット1
である。
【0038】リボンカセット1のインクリボン6を熱転
写プリンタのサーマルヘッド(図示せず)に供給する場
合には、キャリッジ9側の駆動モータ30の駆動力を係
合突起部21aから巻取りコア2の係合突起22aに伝
達し、前記巻取りコア2を回転させる。前記インクリボ
ン6は、前記巻取りコア2の回転により前記供給コア3
の外周部から順次供給され、前記ガイドローラ7を介し
て前記ヘッド挿入部15を通り、さらに別のガイドロー
ラ7に係合して前記巻取りコア2に巻き取られる。
【0039】つぎに、インクリボン6が使用済みとなっ
た場合には、前記リボンカセット1の前記供給コア3お
よび前記巻取りコア2を前記キャリッジ9側のコア支持
用軸10および係合突起部21a,21bの係合状態か
ら解除し、前記リボンカセット1を前記キャリッジ9か
ら外す。
【0040】そして、上ケース4bを下ケース4aから
取り外して前記供給コア3および前記巻取りコア2を上
方へ抜き取り、使用済みのインクリボン6を廃棄する。
【0041】つぎに、新たなインクリボン6に交換する
ために、前記下ケース4aのガイド突起14を目印とし
て、このガイド突起14を前記供給コア3のガイド溝2
3に挿入して前記供給コア3を前記下ケース4aに配設
する。このとき、弛み防止ストッパ26のガイド溝当接
アーム28が前記ガイド溝23の内壁に当接するように
図示しないばね部材の働きにより配設される。
【0042】続いて、前記供給コア3に巻回されている
インクリボン6を繰り出して複数のガイドローラ7,7
およびヘッド挿入部15に係合させることにより、リボ
ン経路を形成する。このとき、前記インクリボン6を引
っ張ったとしても、前記供給コア3のガイド溝23が前
記ガイド突起14に遊嵌しているため、前記供給コア3
の位置がずれることはない。
【0043】そして、前記インクリボン6のリボン経路
が形成されたところで、前記巻取りコア2の下面を前記
下ケース4aの巻取り用孔11aに合致するように配設
する。そして、前記上ケース4bの供給用孔12bおよ
び巻取り用孔11bをそれぞれ前記供給コア3および前
記巻取りコア2の上面に合致させるようにして、前記上
ケース4bを前記下ケース4aに配設しインクリボン6
の交換を完了させる。
【0044】その後、このリボンカセット1を使用する
場合には、前記供給コア3および前記巻取りコア2の軸
用孔19a,19bおよび係合溝20a,20bを、そ
れぞれキャリッジ9側のコア支持用軸10および係合突
起部21a,21bに回転自在に嵌合することにより、
前記リボンカセット1をキャリッジ9に配設する。
【0045】したがって、本発明の実施形態によれば、
使用済みのインクリボン6を新たなインクリボン6に交
換する際に、供給コア3のガイド溝23を下ケース4a
に形成したガイド突起14に遊嵌させればよく、容易に
供給コア3の位置決めができる。
【0046】また、インクリボン6のリボン経路を形成
する際にも、前記供給コア3が前記ガイド溝23と前記
ガイド突起14との遊嵌により安定的に配設されている
ため、前記供給コア3の位置がずれることがなく、容易
にリボン経路を形成できる。
【0047】さらに、前記供給コア3のガイド溝23を
利用して、このガイド溝23の内壁に前記弛み防止スト
ッパ26のガイド溝当接アーム28を摺接させることに
より、リボンカセット1をキャリッジ9から外していて
もインクリボン6が弛んでしまうことがない。
【0048】なお、本発明は前記実施の形態のものに限
定されるものではなく、必要に応じて種々変更すること
が可能である。
【0049】たとえば、本実施形態では、前記ガイド溝
23を前記供給コア3にのみ形成しているが、このガイ
ド溝23を前記巻取りコア2にも形成し、このガイド溝
23と遊嵌し得るガイド突起14を前記下ケース4a、
若しくは前記下ケース4aおよび前記上ケース4bの両
方のケースに形成するようにしてもよい。
【0050】また、本実施形態では、前記ガイド溝23
を前記供給コア3の上下面に形成しているが、これを上
面あるいは下面のいずれか一方にのみ形成するようにし
てもよい。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るリボンカ
セットおよびこのリボンカセットに収納されるパンケー
キによれば、使用済みのインクリボンを新たなインクリ
ボンに交換する際に、供給コアのガイド溝を下ケースに
形成したガイド突起に遊嵌させればよいため、容易に前
記供給コアの位置決めができる。
【0052】また、前記供給コアからインクリボンを引
き出してリボン経路を形成する際にも、前記供給コアが
前記ガイド溝と前記ガイド突起との遊嵌により安定的に
配設されているため、前記供給コアの位置がずれること
がなく容易にリボン経路を形成できる。
【0053】さらに、前記供給コアのガイド溝を利用し
て、このガイド溝の内壁に弛み防止ストッパを摺接させ
ることにより、インクリボンのたるみを確実に防止する
ことができる。
【0054】したがって、使用済みのインクリボンを新
たなインクリボンに簡単に交換できる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るリボンカセットの実施形態を示
す分解斜視図
【図2】 本実施形態における巻取りコア周辺の要部断
面図
【図3】 本実施形態における供給コア周辺の要部断面
【図4】 キャリッジ側のコア支持用軸等を示す説明図
【符号の説明】
1 リボンカセット 2 巻取りコア 3 供給コア 4a 下ケース 4b 上ケース 6 インクリボン 7 ガイドローラ 8 パンケーキ 14 ガイド突起 18a,18b フランジ 19a,19b 軸用孔 20a,20b 係合溝 23 ガイド溝 24 ストッパ溝 26 弛み防止ストッパ 28 ガイド溝当接アーム 29 フランジ係合アーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ケースと下ケースとからなるケース本
    体内に巻取りコアと供給コアとからなる1対のコアを回
    転可能に収納するとともに、これらのコアの外周部にそ
    の両端部を巻回してなるインクリボンを有するリボンカ
    セットであって、前記供給コアの上下面の少なくとも一
    方に円環状のガイド溝を形成するとともに、前記上ケー
    スあるいは前記下ケースの少なくとも一方に前記ガイド
    溝に挿入されるガイド突起を形成したことを特徴とする
    リボンカセット。
  2. 【請求項2】 前記ガイド溝を、前記巻取りコアの上下
    面の少なくとも一方に形成するとともに、このガイド溝
    に挿入されるガイド突起を前記上ケースあるいは前記下
    ケースの少なくとも一方に形成したことを特徴とする請
    求項1に記載のリボンカセット。
  3. 【請求項3】 熱転写プリンタに使用されるリボンカセ
    ットであって、前記熱転写プリンタのキャリッジに搭載
    された状態で前記ガイド溝の内壁から離間し、前記熱転
    写プリンタのキャリッジに搭載されない状態で前記供給
    コアの回転を停止するように前記ガイド溝の内壁に当接
    する弛み防止ストッパを有することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載のリボンカセット。
  4. 【請求項4】 巻取りコアと供給コアとからなる1対の
    コアの各外周部にインクリボンが巻回され、リボンカセ
    ットの本体ケース内に収納されるパンケーキであって、
    前記供給コアの上下面の少なくとも一方に、ケース本体
    に形成されたガイド突起が挿入される円環状のガイド溝
    を形成したことを特徴とするパンケーキ。
  5. 【請求項5】 前記巻取りコアの上下面の少なくとも一
    方に、ケース本体に形成されたガイド突起が挿入される
    円環状のガイド溝を形成したことを特徴とする請求項4
    に記載のパンケーキ。
JP28523997A 1997-10-17 1997-10-17 リボンカセットおよびこのリボンカセットに収納されるパンケーキ Withdrawn JPH11115290A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232462A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Brother Industries Ltd テープカセット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232462A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Brother Industries Ltd テープカセット

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