JPH037172Y2 - - Google Patents

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JPH037172Y2
JPH037172Y2 JP16189288U JP16189288U JPH037172Y2 JP H037172 Y2 JPH037172 Y2 JP H037172Y2 JP 16189288 U JP16189288 U JP 16189288U JP 16189288 U JP16189288 U JP 16189288U JP H037172 Y2 JPH037172 Y2 JP H037172Y2
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JP
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core
tension spring
ribbon
cartridge
drive shaft
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JP16189288U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リボンの一端部が固定された第1コ
アと、他端部が固定された第2コアとがそれぞれ
カートリツジケース内に回転自在に収納され、一
方のコアを印字装置に取付けられたリボン巻取駆
動軸に嵌合して回転することにより、他方のコア
に巻かれているリボンをカートリツジケース外の
印字用リボン移動経路(印字のためにリボンがカ
ートリツジケースから露出して移動する経路)を
通過して巻取るタイプの多数回使用型リボンカー
トリツジに関する。
この種のカートリツジは従来ワンタツチ型のイ
ンクリボンに使用されていたが、今日多数回の使
用が可能なマルチストライク型のリボンが開発さ
れ、このマルチストライク型のリボンを容易に用
いることのできるカートリツジの開発が求められ
るに至つている。
しかしながら、この種のカートリツジ(たとえ
ば特開昭54−76322号公報のもの)では印字用リ
ボン移動経路においてリボンを緊張せしめるため
に、リボン供給側で該リボンに走行抵抗を与える
テンシヨンバネが作用せしめられているので、カ
ートリツジを反転させて供給側と巻取側とを入替
えることによりリボンを再使用することはテンシ
ヨンバネの作用が逆効果となるため不可能であ
る。
本考案は、このような実情に鑑み、カートリツ
ジを反転して印字装置に装着するだけの簡単な作
業で、容易に多数回使用型インクリボンを繰返し
使用に供することのできるようにすることを目的
とする。また本考案は、不使用状態においてイン
クリボンにたるみや不用意な引出しが生じず、移
送中のトラブルが発生しないカートリツジを提供
することを目的とする。
そして本考案の多数回使用型インクリボンのカ
ートリツジはこの目的を達成しうるものとして、
印字装置に取付けられたリボン巻取駆動軸が前記
第1コアに嵌入するための第1開口と前記第2コ
アに嵌入するための第2開口とがそれぞれ前記カ
ートリツジケースの相対向する壁面に1つずつ設
けられているとともに、該ケース外の印字用リボ
ン移動経路と前記第1コアおよび第2コアとの間
のリボン移動経路にそれぞれ第1テンシヨンバネ
および第2テンシヨンバネが設けられ、かつ印字
装置側に設けられた作用具により、前記巻取駆動
軸が前記第1コアに嵌入した姿勢で該第1コアに
近い前記第1テンシヨンバネの作用を復元可能に
解除し、前記第2コアに嵌入した姿勢で該第2コ
アに近い前記第2テンシヨンバネの作用を復元可
能に解除する解除構造が設けられてなる構成を採
用したものである。
このようにすることで、カートリツジを反転さ
せ巻取駆動軸に嵌合させるコアを入れ替えること
によりリボンの駆動方向を逆転しうるとともに、
この反転操作に伴い、リボンの供給側のテンシヨ
ンバネが作用し、巻取側のテンシヨンバネの作用
が自動的に解除しうるようになる。
従つて本考案のカートリツジを用いることによ
り、コアに端部が固定された多数回使用型インク
リボンを、カートリツジの反転作業だけで繰返し
使用しうるようになる。さらに本考案では、カー
トリツジを印字装置から外している状態では、第
1テンシヨンバネと第2テンシヨンバネが共にリ
ボンにテンシヨンを効かすので、移送中のみなら
ず印字装置への装着完了直前までリボンがたるん
だり不用意に引き出されたりせず、使用開始が円
滑に行われる。
次に図面に基づいて本考案の実施例を説明する なお第1図は本考案のカートリツジの一実施例
を示す一部切欠ぎ平面図、2図は第1図の−
線断面図、第3図および4図はそれぞれ本考案に
おけるピンの先端部の形状を例示する斜視図であ
る。
第1〜2図において、1はカートリツジケース
であつてサーマルマルチストライクインクリボン
2の端部が接着テープなどで固定された第1コア
3と第2コア4とが前記ケース1内部の左右位置
にそれぞれ回転自在に保持されている。
前記コア3および4は中空筒状に形成され、そ
の内面には巻取駆動軸5と係合する突起6がそれ
ぞれ複数個設けられている。
前記巻取駆動軸5は、印字装置のカートリツジ
取付台7に保持されている。
このカートリツジ取付台7の前記巻取駆動軸5
の近くには1本のピン8が突設されており、該ピ
ン8は前記カートリツジケース1が前記取付台7
に取付けられたとき、該取付台7と対向するケー
ス1の壁9に形成された第1貫通孔10を通つて
前記ケース1内に突入せしめられるようになつて
いる。
前記カートリツジケース1内には第1図に示す
ように左右の位置にそれぞれ第1テンシヨンバネ
11と第2テンシヨンバネ12とが設けられてお
り、ガイドピン13および14に対して各該バネ
11および12の遊端がそれぞれ押し付けられ
て、ガイドピン13と第1テンシヨンバネ11お
よびガイドピン14と第2テンシヨンバネ12と
リボン2をそれぞれ挟持している。前記両ガイド
ピン13および14の間のリボン移動経路の中央
部分は前記ケース1から外部に露出しており、印
字用サーマルヘツド15により、記録紙(図示さ
れていない)への転写印字が行ないうる。そし
て、図示するように前記駆動軸5が第1コア3に
嵌入されているとき、前記ピン8が第1テンシヨ
ンバネ11のガイドピン13に向く面に当接して
該テンシヨンバネ11をガイドピン13から遠去
ける位置に第1貫通孔10が、また一方第2コア
4に嵌入されているとき、前記ピン8が第2テン
シヨンバネ12のガイドピン14に向く面に当接
して該テンシヨンバネ12をガイドピン14から
遠去ける位置に第2貫通孔16がそれぞれ設けら
れてテンシヨンバネ11および12の解除構造が
構成されている。
このようにすることで、前記取付台7に対しカ
ートリツジケース1を上下反転させて取付けるだ
けでリボン2を正逆転換して繰返し使用すること
ができる。
前記実施例において以下の1つまたは複数の組
み合わせにより構成を変更したものも本考案の技
術的範囲に含まれるものである。
カートリツジケースの外形状は必ずしも左右
対称とする必要はなく種々の形状とすることが
できる。しかしながら、いかなる形状において
も取付台7に対し上下左右反転して固定しうる
形状であることが必要である。従つて、取付台
7のカートリツジケース係止部とこれに係止さ
れるケートリツジケースの係合箇所は左右上下
対称とする必要がある。
両コアを上下に重ね合わせてケース内に回転
自在に保持すること。
前記ピン8の先端形状を、たとえば第3図ま
たは第4図のいずれかとすること。
インクリボンはインパクト型のみならずサー
マル転写、通電転写などに用いられるものであ
つてもよい。
リボンはインクリボンに限らずタイプライタ
ーに用いるリフトオフテープであつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカートリツジの一実施例を示
す一部切欠き平面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図および第4図はそれぞれ本考案に
おけるピンの先端部の形状を例示する斜視図であ
る。 図面の符号、1……カートリツジケース、2…
…リボン、3……第1コア、4……第2コア、5
……巻取駆動軸、6……突起、7……カートリツ
ジ取付台、8……ピン、9,23,24……ケー
スの壁、10……第1貫通孔、11……第1テン
シヨンバネ、12……第2テンシヨンバネ、1
3,14……ガイドピン、15……印字用サーマ
ルヘツド、16……第2貫通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 多数回使用型リボンの一端部が固定された第
    1コアと他端部が固定された第2コアとがそれ
    ぞれカートリツジケース内に回転自在に保持さ
    れ、印字装置に取付けられたリボン巻取駆動軸
    が前記第1コアに嵌入するための第1開口と前
    記第2コアに嵌入するための第2開口とがそれ
    ぞれ前記カートリツジケースの相対向する壁面
    に1つずつ設けられているとともに、該ケース
    外の印字用リボン移動経路と前記第1コアおよ
    び第2コアとの間のリボン移動経路にそれぞれ
    第1テンシヨンバネおよび第2テンシヨンバネ
    が設けられ、かつ印字装置側に設けられた作用
    具により前記巻取駆動軸が前記第1コアに嵌入
    した姿勢で該第1コアに近い前記第1テンシヨ
    ンバネの作用を復元可能に解除し、前記第2コ
    アに嵌入した姿勢で該第2コアに近い前記第2
    テンシヨンバネの作用を復元可能に解除する解
    除構造が設けられてなる多数回使用型リボンの
    カートリツジ。 2 前記だ1テンシヨンバネおよび第2テンシヨ
    ンバネがそれぞれ別体であり、かつそれぞれの
    付勢作用が互いに独立して作用するものである
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のカートリ
    ツジ。
JP16189288U 1988-12-15 1988-12-15 Expired JPH037172Y2 (ja)

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JP16189288U JPH037172Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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JP16189288U JPH037172Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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Publication Number Publication Date
JPH01115571U JPH01115571U (ja) 1989-08-03
JPH037172Y2 true JPH037172Y2 (ja) 1991-02-22

Family

ID=31445229

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