JPH11129284A - ポリアミド樹脂製一体成形品 - Google Patents

ポリアミド樹脂製一体成形品

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JPH11129284A
JPH11129284A JP29836697A JP29836697A JPH11129284A JP H11129284 A JPH11129284 A JP H11129284A JP 29836697 A JP29836697 A JP 29836697A JP 29836697 A JP29836697 A JP 29836697A JP H11129284 A JPH11129284 A JP H11129284A
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JP
Japan
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polyamide resin
resin composition
molded article
molding material
nylon
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JP29836697A
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English (en)
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Hiroshi Urabe
宏 浦部
Hajime Oyama
一 大山
Morio Tsunoda
守男 角田
Hidehiro Hayazaki
秀広 早崎
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Mitsubishi Engineering Plastics Corp
Original Assignee
Mitsubishi Engineering Plastics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的強度、耐熱性、耐薬品性等に優れ、且
つ溶着強度と表面平滑性に優れたポリアミド樹脂製一体
成形品を提供する。 【解決手段】 ポリアミド樹脂組成物からなる単数また
は複数の一次成形品の表面に、二次成形材料であるポリ
アミド樹脂組成物を射出成形し、一次成形品と二次成形
材料からなる成形品部分とが溶着してなるポリアミド樹
脂製一体成形品であって、一次成形品用ポリアミド樹脂
組成物におけるポリアミド樹脂の相対粘度が2.4〜
4.0であり、二次成形材料のポリアミド樹脂の相対粘
度が2.0〜2.8であるポリアミド樹脂製一体成形
品。(相対粘度の測定条件は、98%硫酸中濃度1%、
温度25℃)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアミド樹脂製
一体成形品に関し、詳しくは、射出溶着法により一体化
されたポリアミド樹脂製一体成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂において、エンジニアリン
グプラスチックは良好な性質を有し、広範囲に使用され
ている。なかでもポリアミド樹脂は、機械的特性、耐熱
性、耐薬品性、耐摩耗性などに優れており、鉄、亜鉛、
アルミニウムなどの金属に替わる材料として用いられて
おり、射出成形方法により樹脂製品が作られていること
が多い。しかし、製品の形状が例えば中空成形品である
場合、一つの通常の金型では成形できない。
【0003】近年、ポリアミド樹脂の用途として、例え
ば自動車エンジンのインテークマニホールド、吸気レゾ
ネータ、リザーバタンクなどの中空形状部品への使用が
試みられている。こうした製品の製造方法としては、例
えば、中空成形品を二分割した分割体をそれぞれ成形
し、その分割体を振動溶着により接合する方法等が挙げ
られるが、振動溶着法により溶着するためには分割体の
形状に制約があり、複雑な形状の樹脂製品を得ることは
困難であった。
【0004】一方、一次成形により成形した分割体をそ
れぞれ金型キャビティ内に装着し、突き合わせ面の周縁
に樹脂を射出成形し、金型内で分割体を溶着させる射出
溶着法においては、分割体形状についての制約が少な
く、複雑な形状の製品を作ることが比較的容易である。
しかし、射出溶着法により得られる製品の接合強度は、
振動溶着法に比べて、一般に弱く、例えば、インテーク
マニホールドのようにエンジンのバックファイアなどに
よって内圧が増大する可能性のある中空管においては、
十分な信頼性のある製品を得ることが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、機械
的強度、耐熱性、耐薬品性等に優れ、且つ溶着強度に優
れたポリアミド樹脂製一体成形品を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するためになされたものであり、その要旨は、ポリ
アミド樹脂組成物からなる単数または複数の一次成形品
の表面に、二次成形材料であるポリアミド樹脂組成物を
射出成形し、一次成形品と二次成形材料からなる成形品
部分とが溶着してなるポリアミド樹脂製一体成形品であ
って、一次成形品用ポリアミド樹脂組成物におけるポリ
アミド樹脂の相対粘度が、98%硫酸中濃度1%、温度
25℃で測定して、2.4〜4.0であり、二次成形材
料のポリアミド樹脂の相対粘度が、98%硫酸中濃度1
%、温度25℃で測定して、2.0〜2.8であること
を特徴とするポリアミド樹脂製一体成形品に存する。
【0007】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明における一次成形品に用いられるポリアミド樹脂組成
物としては、ポリアミド樹脂またはポリアミド樹脂とガ
ラス繊維からなるポリアミド樹脂組成物が挙げられる。
ポリアミド樹脂としては、重合可能なω−アミノ酸類も
しくはそのラクタム類、好ましくは3員環以上のラクタ
ム、または二塩基酸類とジアミン類などを原料とし、こ
れらの重縮合によって得られるポリアミド樹脂である。
【0008】ω−アミノ酸類としては、ε−アミノカプ
ロン酸、7−アミノヘプタン酸、9−アミノノナン酸、
11−アミノウンデカン酸、12−アミノドデカン酸が
挙げられる。ラクタム類としては、ε−カプロラクタ
ム、エナントラクタム、カプリルラクタム、ラウリルラ
クタム、α−ピロリドン、α−ピペリドンが挙げられ
る。
【0009】二塩基酸類としては、アジピン酸、グルタ
ル酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、ウンデカンジオン酸、ドデカジオン酸、ヘキサデ
カジオン酸、ヘキサデセンジオン酸、エイコサンジオン
酸、エイコサジエンジオン酸、ジグリコール酸、2,
2,4−トリメチルアジピン酸、キシリレンジカルボン
酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタル
酸、イソフタル酸が挙げられる。ジアミン類としては、
ヘキサメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ノ
ナメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデ
カメチレンジアミン、2,2,4(または2,4,4)
−トリメチルヘキサメチレンジアミン、ビス−(4,
4’−アミノシクロヘキシル)メタン、メタキシリレン
ジアミンが挙げられる。
【0010】ポリアミド樹脂としては、好ましくは、ε
−カプロラクタム(以下CL)またはε−アミノカプロ
ン酸を主原料とする6ナイロン樹脂、ヘキサメチレンジ
アミンとアジピン酸の等モル塩(以下AH塩)を主原料
とする66ナイロン樹脂、またはAH塩とCLまたはε
−アミノカプロン酸を主原料とした6/66共重合ナイ
ロンが挙げられ、これらのナイロンをブレンドして用い
てもよく、より好ましくは、6ナイロンが挙げられる。
【0011】一次成形品用ポリアミド樹脂組成物におけ
るポリアミド樹脂の相対粘度は、98%硫酸中濃度1
%、温度25℃で測定した値で、2.4〜4.0であ
る。相対粘度が2.4未満であると、材料強度が小さ
く、4.0を越えると、流動性を損ない成形品の表面平
滑性が低下しやすい。一次成形品用ポリアミド樹脂組成
物におけるポリアミド樹脂の相対粘度は、好ましくは、
2.7〜3.9であり、より好ましくは2.8〜3.8
である。
【0012】本発明における一次成形品を成形するため
に用いられるポリアミド樹脂組成物としては、好ましく
は、ポリアミド樹脂とガラス繊維とからなるポリアミド
樹脂組成物である。ガラス繊維としては、通常、熱可塑
性樹脂に使用されるガラス繊維でよく、好ましくは、E
ガラス(無アルカリガラス)から作られるチョップドス
トランドが挙げられる。ガラス繊維の繊維径は、好まし
くは、1〜20μmであり、より好ましくは、5〜15
μmである。ガラス繊維は、ポリアミドとの接着向上の
ためシランカップリング剤などで表面処理されているこ
とが好ましい。
【0013】ガラス繊維の配合量は、好ましくは、ポリ
アミド樹脂組成物の10〜60重量%である。ガラス繊
維の配合量が60重量%を越えると成形品の表面平滑性
が損なわれ、10重量%未満であると材料強度が低い。
ガラス繊維の配合量は、より好ましくは、ポリアミド樹
脂組成物の15〜50重量%である。
【0014】本発明のポリアミド樹脂製一体成形品にお
いては、一次成形品を成形するために用いられるポリア
ミド樹脂組成物である一次成形材料以外に、二次成形材
料が用いられる。二次成形材料であるポリアミド樹脂組
成物としては、ポリアミド樹脂またはポリアミド樹脂と
ガラス繊維からなるポリアミド樹脂組成物が挙げられ
る。二次成形材料であるポリアミド樹脂組成物は、一次
成形材料であるポリアミド樹脂組成物と組成上同種であ
っても、別種であってもよく、好ましくは同種である。
【0015】二次成形材料におけるポリアミド樹脂とし
ては、一次成形材料における前記のポリアミド樹脂が挙
げられ、好ましくは、ε−カプロラクタム(以下CL)
またはε−アミノカプロン酸を主原料とする6ナイロン
樹脂、ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸の等モル塩
(以下AH塩)を主原料とする66ナイロン樹脂、また
はAH塩とCLまたはε−アミノカプロン酸を主原料と
した6/66共重合ナイロンが挙げられ、これらのナイ
ロンをブレンドして用いてもよく、より好ましくは、6
ナイロンが挙げられる。
【0016】二次成形材料であるポリアミド樹脂組成物
におけるポリアミド樹脂の相対粘度は、98%硫酸中濃
度1%、温度25℃で測定した値で、好ましくは、2.
0〜2.8である。相対粘度が2.0未満であると、材
料強度が小さく、2.8を越えると、流動性を損ない射
出溶着強度が低下しやすい。二次成形材料におけるポリ
アミド樹脂の相対粘度は、好ましくは、2.0〜2.7
であり、より好ましくは2.1〜2.6である。一次成
形材料におけるポリアミド樹脂の相対粘度と二次成形材
料におけるポリアミド樹脂の相対粘度は、それぞれ、上
記の範囲から適宜選択できるが、二次成形材料における
ポリアミド樹脂の相対粘度は、一次成形材料におけるポ
リアミド樹脂の相対粘度より低くすることが、一体成形
品の溶着強度を大きくする上で好ましい。
【0017】二次成形材料におけるガラス繊維として
は、一次成形材料における前記ガラス繊維が挙げられ、
好ましくは、Eガラス(無アルカリガラス)から作られ
るチョップドストランドが挙げられる。ガラス繊維の繊
維径は、好ましくは、1〜20μmであり、より好まし
くは、5〜15μmである。ガラス繊維は、ポリアミド
との接着向上のためシランカップリング剤などで表面処
理されていることが好ましい。
【0018】本発明における二次成形材料であるポリア
ミド樹脂組成物としては、好ましくは、ポリアミド樹脂
とガラス繊維とからなるポリアミド樹脂組成物である。
二次成形材料であるポリアミド樹脂組成物におけるガラ
ス繊維の配合量は、好ましくは、ポリアミド樹脂組成物
の10〜60重量%である。ガラス繊維の配合量が60
重量%を越えると成形品の表面平滑性が損なわれ、10
重量%未満であると材料強度が低い。ガラス繊維の配合
量は、より好ましくは、ポリアミド樹脂組成物の15〜
50重量%である。
【0019】本発明における一次成形品に用いられるポ
リアミド樹脂組成物および/または二次成形材料である
ポリアミド樹脂組成物中には、本発明の効果を損なわな
い範囲において、ガラス繊維以外の無機充填材、例えば
ガラスフレーク、ガラスビーズ、マイカ、タルク、カオ
リン、ウォラストナイト、チタン酸カリウムウィスカー
等を配合してもよく、銅化合物などの熱安定剤、離型
剤、カーボンブラックなどの着色剤等の公知の添加剤を
配合してもよい。これらの配合は、樹脂の重合から成形
までの任意の段階で実施されるが、押出機を用いて溶融
混練するのが好ましい。
【0020】本発明のポリアミド樹脂製一体成形品は、
金型内の、ポリアミド樹脂組成物からなる一次成形品の
表面に、二次成形材料であるポリアミド樹脂組成物を射
出成形し、一次成形品と二次成形材料からなる成形品部
分とが溶着してなるポリアミド樹脂製一体成形品であ
る。一次成形品は単数であっても複数であってもよい。
一体成形品が、例えば中空体である場合においては、ま
ず中空体を二分割した分割体を射出成形により成形し一
次成形品とし、各分割体を二次成形の金型キャビティ内
に装着後二次成形材料を射出成形し、分割体と二次成形
材料とが溶着し、中空体成形品を得る。
【0021】本発明の方法において中空成形品を得る場
合、一次成形と二次成形にはそれぞれ別個の金型を用
い、一次成形品を二次成形の金型に移して行なうことも
できるし、例えば、特開平62−87315号公報に記
載されているように、金型にスライド機構を設け、一次
成形を行い型開き後、二分割成形された一次成形品の一
方を金型内で移動して他方の分割体と突き合わせてから
二次成形を行なうこともできる。ただし、後者の方法に
おいては、一次成形材料と二次成形材料の種類が異なる
場合は2本のシリンダーを有する成形機を使用する必要
がある。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。使用した原材料は下記の
通りである。 (1)ポリアミド樹脂組成物−1:6ナイロン(三菱エ
ンジニアリングプラスチックス(株)製、ノバミッド、
相対粘度4.5)70重量%とガラス繊維(日本電気ガ
ラス社製、ECS03T283H)30重量%とを混合
し、二軸押出機で溶融混練して得た。(以下、PA−1
と記載することがある。) (2)ポリアミド樹脂組成物−2:6ナイロン(三菱エ
ンジニアリングプラスチックス(株)製、ノバミッド、
相対粘度3.5)70重量%とガラス繊維(日本電気ガ
ラス社製、ECS03T283H)30重量%とを混合
し、二軸押出機で溶融混練して得た。(以下、PA−2
と記載することがある。)
【0023】(3)ポリアミド樹脂組成物−3:6ナイ
ロン(三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製、
ノバミッド、相対粘度2.5)70重量%とガラス繊維
(日本電気ガラス社製、ECS03T283H)30重
量%とを混合し、二軸押出機で溶融混練して得た。(以
下、PA−3と記載することがある。) (4)ポリアミド樹脂組成物−3:6ナイロン(三菱エ
ンジニアリングプラスチックス(株)製、ノバミッド、
相対粘度2.2)70重量%とガラス繊維(日本電気ガ
ラス社製、ECS03T283H)30重量%とを混合
し、二軸押出機で溶融混練して得た。(以下、PA−4
と記載することがある。)
【0024】(5)ポリアミドの相対粘度の測定:JI
S K6810に従って98%硫酸中濃度1%、温度2
5℃で測定した。 (6)溶着強度の測定:一体成形品(図−1に示す試験
片B)を、引張速度5mm/min、チャック間距離1
15mmの条件で引っ張り、破断時の荷重を測定し、そ
の大きさをkgfで表しこれを溶着強度とした。 (7)表面平滑性:一次成形品(図−1に示す試験片
A)を、目視し、平滑性に非常に優れている場合を◎、
優れている場合を○、少し劣る場合を△、劣る場合を×
とした。
【0025】〔実施例1〕 一次成形材料(表−1に
示すポリアミド樹脂組成物)を用いて、射出成形機(フ
ァナック株式会社製AUTOSHOT 50B型)によ
り、表−2に示す成形条件で、図−1に示す試験片A
(一次成形品)を成形し、熱風オーブン(120℃)中
で30分間保持して取り出した後、直ちに二次成形金型
内に装着し、二次成形材料(表−1に示すポリアミド樹
脂組成物)を用いて試験片Bを射出成形し、試験片Aと
二次成形材料からなる成形品部分とを金型内で溶着させ
た。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【発明の効果】本発明のポリアミド樹脂製一体成形品
は、機械的強度、耐熱性、耐薬品性等に優れ、且つ溶着
強度と表面平滑性に優れている。本発明のポリアミド樹
脂製一体成形品は中空成形品である場合でも溶着強度に
優れ、自動車のインテークマニホールド、吸気レゾネー
タ、リザーバタンク等の部品として好適である。。
【図面の簡単な説明】
【図1】一次成形品(試験片A)と二次成形材料との溶
着強度を測定するためのポリアミド樹脂製一体成形品試
料(試験片B)の形状説明図。
【符号の説明】
1 試験片Bにおける試験片Aの部分 2 試験片Bにおける二次成形材料からなる成形品部分 3 218mm 4 12.82mm 5 25mm 6 121.5mm 7 28mm 8 3.0mm 9 3.0mm 10 45度
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29K 77:00 (72)発明者 角田 守男 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱エンジニアリングプラスチックス株式会 社技術センター内 (72)発明者 早崎 秀広 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱エンジニアリングプラスチックス株式会 社技術センター内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミド樹脂組成物からなる単数また
    は複数の一次成形品の表面に、二次成形材料であるポリ
    アミド樹脂組成物を射出成形し、一次成形品と二次成形
    材料からなる成形品部分とが溶着してなるポリアミド樹
    脂製一体成形品であって、一次成形品用ポリアミド樹脂
    組成物におけるポリアミド樹脂の相対粘度が、98%硫
    酸中濃度1%、温度25℃で測定して、2.4〜4.0
    であり、二次成形材料のポリアミド樹脂の相対粘度が、
    98%硫酸中濃度1%、温度25℃で測定して、2.0
    〜2.8であることを特徴とするポリアミド樹脂製一体
    成形品。
  2. 【請求項2】 一次成形品用ポリアミド樹脂組成物が、
    ポリアミド樹脂40〜90重量%とガラス繊維10〜6
    0重量%とからなるポリアミド樹脂組成物であることを
    特徴とする請求項1に記載のポリアミド樹脂製一体成形
    品。
  3. 【請求項3】 二次成形材料であるポリアミド樹脂組成
    物が、ポリアミド樹脂40〜90重量%とガラス繊維1
    0〜60重量%とからなるポリアミド樹脂組成物である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のポリアミド
    樹脂製一体成形品。
  4. 【請求項4】 一次成形品用ポリアミド樹脂組成物にお
    けるポリアミド樹脂が、6ナイロン、66ナイロンおよ
    び6/66共重合ナイロンからなる群から選ばれた1種
    以上のポリアミド樹脂であることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載のポリアミド樹脂製一体成形
    品。
  5. 【請求項5】 二次成形材料であるポリアミド樹脂組成
    物におけるポリアミド樹脂が、6ナイロン、66ナイロ
    ンおよび6/66共重合ナイロンからなる群から選ばれ
    た1種以上のポリアミド樹脂であることを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれかに記載のポリアミド樹脂製一
    体成形品。
JP29836697A 1997-10-30 1997-10-30 ポリアミド樹脂製一体成形品 Pending JPH11129284A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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