JPH11129095A - 建物ユニットを構成するフレームの組立装置 - Google Patents
建物ユニットを構成するフレームの組立装置Info
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- JPH11129095A JPH11129095A JP29728797A JP29728797A JPH11129095A JP H11129095 A JPH11129095 A JP H11129095A JP 29728797 A JP29728797 A JP 29728797A JP 29728797 A JP29728797 A JP 29728797A JP H11129095 A JPH11129095 A JP H11129095A
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Abstract
かも、作業環境を改善させて、工程効率が良好となる建
物ユニットを構成するフレームの組立装置を提供する。 【解決手段】独立した各第1〜4ステージ26〜32間
を、前記一端ウエブ部を溶接する第1ステージ26、前
記一端フランジ部を溶接する第2ステージ28、前記他
端ウエブ部を溶接する第3ステージ30、前記他端フラ
ンジ部を溶接する第4ステージ32の順序で順次移動さ
せながら、各溶接工程を行わせる搬送手段としてのシャ
トルコンベア装置35が、各第1〜4ステージ26〜3
2間に設けられている。
Description
ト等の箱形構造物の各辺を構成するフレーム等に、他の
フレームとの接続用のジョイントピース等を装着する際
に用いられて好適な建物ユニットを構成するフレームの
組立装置に関するものである。
の組立装置として、図20及び図21に示すようなもの
が知られている(特公昭63−11114号公報等参
照)。このような建物ユニットを構成するフレームとし
ては、妻側に配置される各垂直面構成部材1,1の四隅
には、予めジョイントピース2…が各々固着されて、柱
梁材3,3及び小梁4,4が連結されることにより、略
方形状に形成されている。
々小梁7…によって桁梁5a,5a及び6a,6aが連
結されて、略梯子形状を呈するように構成されている。
5a,5a及び6a,6aの各端部5b,5b及び6
b,6bが、前記垂直面構成部材1,1の対向する内側
面に予め固着される前記ジョイントピース2…に挿入さ
れる。
置8,8で、各端部5b,5b及び6b,6bが、前記
ジョイントピース2…に、各々溶着されることにより、
略直方体状の箱型形状の構造体10が構成されるように
している。
電管等のセンサ9で、前記桁梁5a,5a及び6a,6
a側面に形成された判別孔5c,6c位置を検出して、
板厚等の相違による溶接条件を選択するように構成され
ている。
方体状の箱形形状以外の例えば、台形建物ユニットに用
いられる台形構造体や、天井高が通常よりも高い高規格
構造体等が存在する。
造体が混在する組立ラインでは、予め、桁梁5a,5a
及び6a,6aの各端部5b,5b及び6b,6bに、
前記ジョイントピース2を溶着しておいて、前記垂直面
構成部材1,1の対向する内側面に、当接させて固着す
る方法によって、組立が行われる。
に、桁梁5aの両端に2名の作業者が、前記ジョイント
ピース2,2を装着して、アーク溶接装置100,10
0を用いて、各々手作業で溶着させる。
置を位置決めするため、位置決めジグ11の位置決めピ
ン11aを、桁梁5aの位置決め孔5dに係合させて、
この位置決めジグ11の両端部11b,11bに、前記
ジョイントピース2,2を突き当てる。
5aの幅方向ジグ両端部に位置するウエブ部a,a部分
が、溶着される。次に、前記位置決めジグ11が、この
桁梁5aから外されて、幅方向略中央のウエブ部bが溶
着される。
図24に示すように、この桁梁5aは、上下方向を反転
されて、内側のウエブ部e及びフランジ部fが溶着され
る。
うな従来のものでは、作業者が、前記桁梁5a又は6a
の両側に居て、アーク溶接装置100,100を用い
て、手作業で、溶接,反転,及び内側の溶接を行うの
で、工程数が増大して、作業性が良好であるとは、言い
難かった。
5a,5a及び6a,6aの各両端部に固着される前記
垂直面構成部材1,1間の桁方向全長寸法KLは、図2
2中に示されるこの桁梁5a,6bの両端部に固着され
たジョイントピース2,2の端縁2a,2a間の距離l
で略決定される。
5a及び6a,6aの各両端部にジョイントピース2,
2が固着される前記従来のものでは、全長l1の位置決
めジグ11両端部11b,11bに、長さl2,l2の
ジョイントピース2,2を突き当てて、位置決めしてい
るので、この位置決めジグ11の長さl1にジョイント
ピース2,2の長さl2,l2が加えられて端縁2a,
2a間距離lが決定される。
寸法g,gの精度に、左右されるので、精度を向上させ
るのは、困難であった。
にヒューム(炭酸ガスの煙)が発生するので、作業場所
の作業環境が良好であるとは言い難かった。
両端部にジョイントピース2,2が固着された後、次工
程に移行させる為には、電磁石で、磁着させてホイスト
等により搬送しなければ成らず、自動化が困難であっ
た。
で、精度を向上させつつ、しかも、作業環境を改善させ
て、工程効率が良好となる建物ユニットを構成するフレ
ームの組立装置を提供することを課題としている。
本願発明の請求項1に記載されたものでは、ウエブ部及
び該ウエブ部両側に形成されるフランジ部を有する断面
略凹状の長尺フレーム本体の両端に、接続用のジョイン
トピースを各々溶接する建物ユニットを構成するフレー
ムの組立装置であって、前記ウエブ部に前記ジョイント
ピースを溶接する工程を行うウエブ部溶接ステージと、
前記フランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程
を行うフランジ部溶接ステージとを分離して、前記長尺
フレーム本体及びジョイントピースが、各ステージ間を
移動するための搬送手段を有する建物ユニットを構成す
るフレームの組立装置を特徴としている。
では、搬送手段によって、前記ウエブ部に前記ジョイン
トピースを溶接する工程を行うウエブ部溶接ステージか
ら、前記フランジ部に前記ジョイントピースを溶接する
工程を行うフランジ部溶接ステージへ、前記長尺フレー
ム本体及びジョイントピースが、搬送される間に、次の
長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記ウエブ
溶接装置に装填されて、溶接を開始することが出来る。
も良いが、ジョイントピースと長尺フレームとにおける
各フランジ部とウエブ部との折曲角度の精度に左右され
ないように、平坦なウエブ部から溶接するのが好適であ
る。
より、例えば、同一ステージ内で、ウエブ部及びフラン
ジ部を溶接する場合、前の組の長尺フレーム本体及びジ
ョイントピースのフランジ部溶接中は、次の組の長尺フ
レーム本体及びジョイントピースを待機させておかなけ
ればならなかったものに比して、待機時間を削減できる
ので、工程効率を向上させることが出来る。
エブ部及び該ウエブ部両側に形成されるフランジ部を有
する断面略凹状の長尺フレーム本体の両端に、接続用の
ジョイントピースを各々溶接する建物ユニットを構成す
るフレームの組立装置であって、前記一端のウエブ部に
前記ジョイントピースを溶接する工程を行う一端ウエブ
部溶接ステージと、前記一端のフランジ部に前記ジョイ
ントピースを溶接する工程を行う一端フランジ部溶接ス
テージと、前記他端のウエブ部に前記ジョイントピース
を溶接する工程を行う他端ウエブ部溶接ステージと、前
記他端のフランジ部に前記ジョイントピースを溶接する
工程を行う他端フランジ部溶接ステージとを各々分離す
ると共に、前記長尺フレーム本体及びジョイントピース
が、前記一端ウエブ部溶接ステージ、前記一端フランジ
部溶接ステージ、前記他端ウエブ部溶接ステージ、前記
他端フランジ部溶接ステージからなる各ステージ間を移
動するための搬送手段を有する建物ユニットを構成する
フレームの組立装置を特徴としている。
では、搬送手段によって、一組目の長尺フレーム本体及
びジョイントピースが、前記一端のウエブ部に前記ジョ
イントピースを溶接する工程を行う一端ウエブ部溶接ス
テージから、前記一端のフランジ部に前記ジョイントピ
ースを溶接する工程を行う一端フランジ部溶接ステージ
へ、搬送される間に、次の組の長尺フレーム本体及びジ
ョイントピースを前記一端ウエブ部溶接ステージに装填
できる。
イントピースが、他端のウエブ部に前記ジョイントピー
スを溶接する工程を行う他端ウエブ部溶接ステージに搬
送されると、順次、次の組の長尺フレーム本体及びジョ
イントピースが、前記一端フランジ部溶接ステージへ搬
送される。
ジョイントピースが、前記一端フランジ部溶接ステージ
に装填されて、溶接出来るので、更に、工程効率が良好
である。
イントピースが、前記他端ウエブ部溶接ステージから、
前記他端フランジ部溶接ステージへ搬送されると、四組
目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一
端ウエブ部溶接ステージに装填されると共に、前記三組
目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一
端フランジ部溶接ステージに、前記二組目の長尺フレー
ム本体及びジョイントピースが、前記他端ウエブ部溶接
ステージに各々装填されて、溶接される。
ョイントピースを同時に溶接できるので、更に工程効率
が良好である。
部,フランジ部,次に他端のウエブ部,フランジ部の順
序で溶接するのが、長さの異なる長尺フレームが混在し
た生産ラインでは、溶接装置を移動させずに済み、更
に、生産効率を向上させることが出来る。
記溶接ステージの前工程には、前記長尺フレーム本体の
寸法を検出することにより、所定の溶接条件を決定する
溶接条件検出ステージが設けられている各請求項1又は
2記載の建物ユニットを構成するフレームの組立装置を
特徴としている。
では、前記溶接ステージの前工程に設けられた溶接条件
検出ステージによって、前記長尺フレーム本体の寸法が
検出されて、所定の溶接条件が決定される。
さ、ウエブ部の幅、フランジ部の高さ及び鋼材の厚さ等
の寸法条件が異なる長尺フレーム本体であっても、ジョ
イントピースを適正位置に溶接させることが出来る。
前記溶接ステージの後工程には、前記長尺フレームの寸
法又は検出マークの有無を検出することにより、該各長
尺フレーム本体が床部或いは天井部を構成するものであ
るかを判断して、各床部或いは天井部組立待機ストック
ヤードに振り分け保管する振り分け条件検出ステージが
設けられている各請求項1乃至3のいずれか1項記載の
建物ユニットを構成するフレームの組立装置を特徴とし
ている。
では、前記溶接ステージの後工程に設けられた振り分け
条件検出ステージが、前記長尺フレームの寸法又は検出
マークの有無を検出することにより、該各長尺フレーム
本体が床部或いは天井部を構成するものであるかを判断
して、各床部或いは天井部組立待機ストックヤードに振
り分け保管する。
ムを、次工程の組み合わせて箱状体とする工程で、容易
に組み合わせ出来るように待機させる事が出来、工程効
率を更に向上させることが出来る。
記各溶接ステージのいずれかでは、前記溶接条件検出ス
テージで検出された前記長尺フレーム本体の長さ検出情
報に基づいて、他端に溶接される前記ジョイントピース
の該長尺フレーム本体に対する相対位置を設定する全長
管理手段が設けられている各請求項2乃至4のいずれか
1項記載の建物ユニットを構成するフレームの組立装置
を特徴としている。
では、全長管理手段が、前記他端ウエブ部溶接ステージ
に前記長尺フレーム本体及びジョイントピースが搬送さ
れると、前記溶接条件検出ステージで検出された前記長
尺フレーム本体の長さ検出情報に基づいて、他端に溶接
される前記ジョイントピースの該長尺フレーム本体に対
する相対位置が設定されて、溶接される。
に、ジョイントピースが各々溶接された後のジョイント
ピース両端縁間の全長を管理できるので、従来の様に、
両端部に設けられるジョイントピースの長さ方向の寸法
精度に影響されることなく、良好な組立精度を得ること
が出来る。
前記各溶接工程には、前記ウエブ部及びフランジ部と、
前記ジョイントピースとの間を両外側面から押圧する電
磁溶接装置が設けられている各請求項1乃至4のいずれ
か1項記載の建物ユニットを構成するフレームの組立装
置を特徴としている。
では、前記各溶接工程に設けられた電磁溶接装置によっ
て、前記ウエブ部及びフランジ部と、前記ジョイントピ
ースとの間が両外側面から押圧されながら、電磁溶接さ
れる。
体の内側面を溶接するため裏返して、別途アーク溶接し
ていたものに比して、一回で溶接が終了し、更に、工程
効率を向上させることが出来る。
電気溶接では、アーク溶接の様に、ヒューム(炭酸ガス
の煙)が発生しないので、作業場所の作業環境を良好に
保全することが出来る。
形態1について、図面を参照しつつ説明する。
を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な
部分については、同一符号を付すこととする。
図1の組立装置15を上方から見た平面図及び図2の模
式図を用いて説明する。
料の流れの上流側から順に、溶接前の長尺フレーム本体
である各種梁材17を載置する台車16a,16bを有
して保管する梁ストックヤード16が設けられている。
この梁ストックヤード16からピッキングクレーンによ
り投入されたフランジ部17b,17bを上方とする梁
材17を、前記ジョイントピース18,18を組み合わ
せるため、反転等して、ウエブ部17aを上方に向ける
反転機を有する投入側反転ステージ19が設けられてい
る。
は、搬送手段としての入り口側搬送コンベア20が設け
られていて、前記反転機によって反転された梁材17を
溶接条件検出ステージとしての前工程検査ステージ21
まで搬送する様に構成されている。
示すように、前記梁材17の長手方向長さを検出するた
め、この前工程検査ステージ21の上に載置された梁材
17の長手方向に沿って、所定間隔を置いて、長さ検出
リミットスイッチ22…が設けられている。
前記梁材17の一端部17cを前工程検査ステージ21
の側壁に突き当てた状態で、各on,offを検出する
ことにより、この梁材17の長さが、予め設定された複
数の異なる所定長さのうち何れの長さであるかが判別さ
れるように構成されている。
図3に示すように、前記梁材17のフランジ部17bを
両側からセンシング可能となるように挟んだ位置に板厚
検査センサ23,23が設けられている。
出された板厚は、予め設定された板厚のうち、何れの厚
さであるかが判別されるように構成されている。
フランジ高さ検出センサ25が設けられている。
に示すように前記梁材17のウエブ幅に沿って、一側部
を、図3中左方向へ寄せた状態で、上方に位置するウエ
ブ部17aの有無を検出することによって、予め設定さ
れたウエブ幅のうち、何れの幅であるかが判別される様
に構成されている。
ステージ21に、フランジ部17b,17bの高さを検
出するフランジ高さ検出センサ25が設けられている。
は、一端のウエブ部17aに前記ジョイントピース18
のウエブ部18aを溶接する工程を行う一端ウエブ部溶
接ステージとしての第1ステージ26が設けられてい
る。
うに前記梁材17のウエブ部17aと、前記ジョイント
ピース18のウエブ部18aとの間を両外側面から押圧
しながら、電磁溶接する電気抵抗溶接装置としての一端
ウエブ電磁溶接装置27が設けられている。
記梁材17装填状態でウエブ部18a,17aの両外側
面を両側から挟持する位置に、近接離反方向に移動自在
となるように電極本体27a,27aが、一対設けられ
ている。
置決めピン26bを有する第1位置決め装置26aと、
第2位置決めピン26dを有する第2位置決め装置26
cとが設けられている。
も短尺の梁材17のウエブ部17aに形成される位置決
め孔17eに係止される様に構成されている。
26dは、前記梁材17のウエブ部17aに設けられた
位置決め孔17eに係止して、この梁材17を長手方向
に沿わせてスライド移動させるように、この第1,第2
位置決め装置26a,26cによって各々駆動可能に構
成されている。第1,第2位置決めピン装置26a,2
6cの選択は、下記表2に示すように、梁材17投入時
に予め入力される左右の区別情報によるピンのポイント
選択と共に行われ、この実施の形態1では、梁材17の
長さによって、何れかの第1,第2位置決めピン装置2
6a,26cが用いられるかが判定されるように構成さ
れている。
示すようなストッパアーム26eが設けられている。こ
のストッパアーム26eは、梁材17が、一端側を前記
ジョイントピース18と共に、突き当てた状態で、ジョ
イントピース18後端面18eを押圧して仮固定するよ
うに構成されている。
第1ステージ26と分離されて、一端のフランジ部17
b,17bに前記ジョイントピース18のフランジ部1
8b,18bを溶接する工程を行う一端フランジ部溶接
ステージとしての第2ステージ28が設けられている。
ように前記梁材17のフランジ部17b,17bと、前
記ジョイントピース18のフランジ部17b,17bと
の間を両外側面から押圧しながら、電磁溶接する電気抵
抗溶接装置としての一端フランジ部電磁溶接装置29が
設けられている。
は、前記梁材17装填状態でフランジ部17b,18b
の両外側面を両側から挟持する位置に、略水平の近接離
反方向に移動自在となるように電極本体29a,29a
が、一対設けられている。
置決めピン28bを有する第1位置決め装置28aと、
第2位置決めピン28dを有する第2位置決め装置28
cとが設けられている。
も短尺の梁材17のウエブ部17aに形成される位置決
め孔17eに係止される様に構成されている。
28dは、前記梁材17のウエブ部17aに設けられた
位置決め孔17eに係止して、この梁材17を長手方向
に沿わせてスライド移動させるように、この第1,第2
位置決め装置28a,28cによって各々駆動可能に構
成されている。
示すようなストッパアーム28eが設けられている。こ
のストッパアーム28eは、梁材17が、一端側を前記
ジョイントピース18と共に、突き当てた状態で、ジョ
イントピース18後端面18eを押圧して仮固定するよ
うに構成されている。
第2ステージ28と分離されて、他端のウエブ部17a
に前記ジョイントピース18のウエブ部18aを溶接す
る工程を行う他端ウエブ部溶接ステージとしての第3ス
テージ30が設けられている。
ように前記梁材17のウエブ部17aと、前記ジョイン
トピース18のウエブ部18aとの間を両外側面から押
圧しながら、電磁溶接する電気抵抗溶接装置としての他
端ウエブ電磁溶接装置31が設けられている。
記梁材17装填状態でウエブ部18a,17aの両外側
面を両側から挟持する位置に、近接離反方向に移動自在
となるように電極本体31a,31aが、一対設けられ
ている。
置決めピン30bを有する第1位置決め装置30aと、
第2位置決めピン30dを有する第2位置決め装置30
cとが設けられている。
も短尺の梁材17のウエブ部17aに形成される位置決
め孔17eに係止される様に構成されている。
30dは、前記梁材17のウエブ部17aに設けられた
位置決め孔17eに係止して、この梁材17を長手方向
に沿わせてスライド移動させるように、この第1,第2
位置決め装置30a,30cによって各々駆動可能に構
成されている。
に示すようなストッパアーム30eが設けられている。
このストッパアーム30eは、梁材17が、他端側を前
記ジョイントピース18と共に、突き当てた状態で、ジ
ョイントピース18後端面18eを押圧して仮固定する
ように構成されている。
第3ステージ30と分離されて、他端のフランジ部17
b,17bに前記ジョイントピース18のフランジ部1
8b,18bを溶接する工程を行う他端フランジ部溶接
ステージとしての第4ステージ32が設けられている。
ように前記梁材17のフランジ部17b,17bと、前
記ジョイントピース18のフランジ部17b,17bと
の間を両外側面から押圧しながら、電磁溶接する電気抵
抗溶接装置としての他端フランジ部電磁溶接装置33が
設けられている。
は、前記梁材17装填状態でフランジ部17b,18b
の両外側面を両側から挟持する位置に、略水平の近接離
反方向に移動自在となるように電極本体33a,33a
が、一対設けられている。
置決めピン32bを有する第1位置決め装置32aと、
第2位置決めピン32dを有する第2位置決め装置32
cとが設けられている。
も短尺の梁材17のウエブ部17aに形成される位置決
め孔17eに係止される様に構成されている。
32dは、前記梁材17のウエブ部17aに設けられた
位置決め孔17eに係止して、この梁材17を長手方向
に沿わせてスライド移動させるように、この第1,第2
位置決め装置32a,32cによって各々駆動可能に構
成されている。
に示すようなストッパアーム32eが設けられている。
このストッパアーム28eは、梁材17が、一端側を前
記ジョイントピース18と共に、突き当てた状態で、ジ
ョイントピース18後端面18eを押圧して仮固定する
ように構成されている。
〜32間を、前記一端ウエブ部を溶接する第1ステージ
26、前記一端フランジ部を溶接する第2ステージ2
8、前記他端ウエブ部を溶接する第3ステージ30、前
記他端フランジ部を溶接する第4ステージ32の順序で
順次移動させながら、各溶接工程を行わせる搬送手段と
してのシャトルコンベア装置35が、各第1〜4ステー
ジ26〜32間に設けられている。
の電磁石34a…によって前記ジョイントピース18,
18が固着された梁材17を磁着して反転させると共
に、更に下流側に位置する搬出コンベア装置36に載置
する出口側反転装置34が設けられている。
た梁材17を、図2中右方向に位置する振り分け条件検
出ステージ37に搬送するように構成されている。
前記梁材17の寸法であるウエブ幅又は検出マークであ
るスタッド孔17d,18dの有無を検出することによ
り、各梁材17が床部或いは天井部を構成するものであ
るかを判断して、各床部組立待機ストックヤード38或
いは天井部組立待機ストックヤード39に振り分け保管
するように構成されている。
37には、図17に示すような前記フランジ部17b,
18b側面に形成されるスタッド孔17d,18dの有
無を検出するスタッド孔検出センサ37aと、図17中
上方へ前記フランジ部18b側面を突き当てた際に、反
対側のフランジ部17b,18bが、実線で示す位置に
存在するか、又は二点鎖線で示す位置に存在するかを有
無で検出することによりウエブ幅を判定するウエブ幅検
出センサ37bとが設けられている。この実施の形態1
では、一例を説明し、組み合わせにより天井のR,L、
床のR,Lの4種類を判別するため、検出値によって、
何れの形状の梁材17であるかが判別される。
7の下流側には、図2及び図19に示すように、この振
り分け条件検出ステージ37で判定された梁材17の形
態毎に保管する床部組立待機ストックヤード38,及び
天井部組立待機ストックヤード39が設けられている。
天井部組立待機ストックヤード39には、両ストックヤ
ード38,39との間に位置する中心線40を挟んで対
称位置内側に、床部右側ストックヤード38a及び天井
部右側ストックヤード39aが、また、対称位置外側
に、床部左側ストックヤード38b及び天井部左側スト
ックヤード39bが、各々設けられている。
明する。
まず、前記梁ストックヤード16からホイスト等によっ
て運搬された梁材17が、投入側反転ステージ19の上
に載置される。
梁材17は、図4に示すように反転機で反転されてウエ
ブ部17a背面部を上方に向けた状態で、長手方向両端
部近傍に、前記一対のジョイントピース18,18が被
せられる。
前記第1ステージ26の前工程に設けられた前工程検査
ステージ21まで、この梁材17が搬送される。
示すように梁材17の一端部17cを突き当てた状態
で、前記長さ検出リミットスイッチ22…のon,of
f状態を検出することによって、前記梁材17の長さ
が、何れの長さであるかが判別される。
梁材17のフランジ部17bの板圧が検出され、板厚の
うち、何れの板厚であるかが判別される。
梁材17のウエブ幅が、板材の有無によって検出され、
ウエブ幅のうち、何れのウエブ幅であるかが判別され
る。
異によって、天井梁と床梁との区別がなされる。
エブ幅検出情報に基づいて、この組立装置15では、溶
接条件のうち適合する溶接条件が決定されると共に、溶
接打点パターンを分類して、前記各電磁溶接装置27,
29,31,33に溶接ポイントパターンの指示が与え
られる。
18d,17dを避けた溶接ポイントパターンが指示さ
れる。前記各電磁溶接装置27では、これらの予め設定
された溶接パターンに基づいてウエブ部18a,17a
間の溶接が行われる。
って、前記梁材17の各寸法が検出されて、所定の溶接
条件が決定される。
ウエブ部17aの幅、フランジ部17bの高さ及び鋼材
の厚さ等の寸法条件が異なる梁材17が投入されても、
ジョイントピース18,18を両端の適正位置に溶接さ
せることが出来る。従って、電磁溶接の打点数を減少さ
せて、溶接工程時間を更に短縮することが出来る。
って、図7中白抜き矢印に示すように、下流側へ平行移
動されることにより第1ステージ26内に搬送された梁
材17は、第1,第2位置決め装置26a,26bの第
1,第2位置決めピン26c,26dのうち何れかを前
記ウエブ部17aに形成された位置決め孔17eに係止
させることにより、長手方向図中左方向へ、第1,又は
第2位置決め装置26a又は、26bによって、前記梁
材17が、スライド移動されて、前記一端ウエブ電磁溶
接装置27に、前記ジョイントピース18と共に一端部
17cが装填される。
決め孔17eの形成される位置は、各梁材17によって
異なる。このため、係止の際の左右及び長さの相違によ
る第1,又は第2位置決め装置26a又は、26bの選
択及び図6に示すウエブ幅方向のピンポイント1〜3の
位置選択は、前記前工程検出ステージ21によって決定
された溶接条件及び予め梁材17投入時に入力される
左,右情報に基づいて決定されている。
置26a又は、26bの第1,又は第2位置決めピン2
6c,26dを用いて、梁材17を係止して前記一端ウ
エブ電磁溶接装置27の電極本体27a,27a間の被
溶接位置まで的確に長手方向の移動を行わせることが出
来る。
て前記ジョイントピース18後端面18cに当接され、
このジョイントピース18を図7中図示省略の左側壁へ
突き当てた状態で仮固定すると共に、前記位置決めピン
11aを図7中右方向へ、約1cmスライド移動させる
ことにより、梁材17のみを図7中右方向へ、スライド
移動させて、前記ウエブ部18aとウエブ部17a端縁
部との間に溶接しろ45が設けられる。
ブ電磁溶接装置27の電極本体27a,27aによっ
て、ジョイントピース18のウエブ部18aと梁材17
のウエブ部17aとの間が両外側面から押圧されなが
ら、電磁溶接される。
間が電磁溶接されるので、フランジ部17b,18b間
の反り返りや離反が防止される。
も良いが、ジョイントピース18と長尺フレーム17と
における各フランジ部17bとウエブ部17aとの折曲
角度の精度に左右されないように、平坦なウエブ部18
aから溶接するのが好適である。
って、前記梁材17の一端のウエブ部17aに前記ジョ
イントピース18のウエブ部17aを溶接する工程が行
われる第1ステージ26から、前記一端のフランジ部1
7b,17bに前記ジョイントピース18のフランジ部
18b,18bを溶接する第2ステージへ、前記梁材1
7及びジョイントピース18,18が、図7中下方へ白
抜き矢印に示すように搬送される。
に、次の梁材17及びジョイントピース18,18が、
前記前工程検査ステージ21による検査を終えて搬送さ
れ、前記第1ステージウエブ部溶接装置27に装填され
て、ウエブ部17a,18a間の溶接が開始される。
一ステージ内で、ウエブ部17a及びフランジ部17
b,17bを、電極本体を略90度回転させながら溶接
する工程が考えられる。 このような場合、前の組の梁
材17及びジョイントピース18,18のフランジ部1
7b,18bを溶接している間、次の組の梁材17及び
ジョイントピース18,18を待機させておかなければ
ならなかった。この実施の形態1では、このような同一
ステージで、同時に、ウエブ部17a及びフランジ部1
7bを溶接しようとするものに比して、単独でウエブ部
17aのみの溶接終了と共に、次の第2ステージ28へ
搬出出来、装填、及び待機時間を削減できるので、工程
効率を向上させることが出来る。
ジ26の一端ウエブ部電磁溶接装置27が、ウエブ部1
7a,18a間を押圧する方向と、第2ステージ28の
一端フランジ部電磁溶接装置29が、フランジ部17
b,18b間を電磁溶接する方向とが、略90度相違し
ていても、両第1,第2ステージ26,28分離されて
いて、個別の電磁溶接装置27,29が用いられている
ので、電極本体27a,27a又は、29a,29aを
90度回転させて、溶接方向に合わせる必要が無く回転
方向は固定位置のまま連続溶接出来る。このため、電極
本体27a等を回転させる時間を削減し、更に、工程効
率を向上させることが出来る。
って、一組目の梁材17及びジョイントピース18,1
8が、他端のウエブ部に前記ジョイントピースを溶接す
る工程を行う第3ステージ30に搬送される。
に第1,第2位置決め装置30a,30bの第1,第2
位置決めピン30c,30dのうち何れかを前記ウエブ
部17aに形成された位置決め孔17eに係止させるこ
とにより、長手方向図中右方向へ、第1,又は第2位置
決め装置30a又は、30bによって、前記梁材17
が、スライド移動されて、前記他端ウエブ電磁溶接装置
30に、前記ジョイントピース18と共に他端部17c
が装填される。
決め孔17eの形成される位置は、各梁材17によって
異なる。このため、係止の際の左右及び長さの相違によ
る位置決め装置41,43の選択及び図6に示すウエブ
幅方向のピンポイント1〜3の位置選択は、前記前工程
検出ステージ21によって決定された溶接条件及び予め
梁材17投入時に入力される左,右情報に基づいて決定
されている。
より、前記ジョイントピース18の後端面18cに当接
されて、ジョイントピース18を図11中図示省略の右
側壁へ突き当てた状態で仮固定すると共に、前記位置決
めピン30c又は30dを図11中右方向へ、約1cm
スライド移動させることにより、梁材17のみを図11
中左方向へ、スライド移動させて、前記ウエブ部18a
端面とウエブ部17a端縁部との間に溶接しろ45が設
けられる。
エブ電磁溶接装置31の電極本体31a,31aによっ
て、ジョイントピース18のウエブ部18aと梁材17
のウエブ部17aとの間が両外側面から押圧されなが
ら、電磁溶接される。
間が電磁溶接されるので、フランジ部17a,18a間
の反り返りや離反が防止される。
及びジョイントピース18,18が、前記一端フランジ
部を溶接する前記第2ステージ28へ搬送されている。
トピース18,18が、前記一端フランジ部を溶接する
第1ステージ26に装填されて、溶接されるので、同時
に三組の梁材17及びジョイントピース18が溶接さ
れ、更に、工程効率が良好である。
ントピース18,18が、前記他端ウエブ部を溶接する
第3ステージ30から、前記シャトルコンベア装置35
によって他端のフランジ部を溶接する第4ステージ32
へ搬送されると、四組目の梁材17及びジョイントピー
ス18,18が、前記一端のウエブ部を溶接する第1ス
テージ26に装填されると共に、前記三組目の梁材17
及びジョイントピース18,18が、前記一端のフラン
ジ部を溶接する第2ステージ28に、前記二組目の梁材
17及びジョイントピース18,18が、前記他端のウ
エブ部を溶接する第3ステージ30に各々装填されて、
溶接される。
ピース18,18を同時に溶接できるので、更に工程効
率が良好である。
設けられた前工程検出ステージ21によって、前記梁材
17等の寸法が検出されて、所定の溶接条件が決定され
ている。
さ、ウエブ部の幅、フランジ部の高さ及び鋼材の厚さ等
の寸法条件が異なる梁材17であっても、ジョイントピ
ース18,18を適正位置に溶接させることが出来る。
3ステージ30に前記梁材17びジョイントピース1
8,18が搬送されると、前記前工程検査ステージ21
で検出された前記梁材27の長さ検出情報に基づいて、
他端に溶接される前記ジョイントピース18の梁材17
に対する相対位置が、前記第1又は,第2位置決めピン
30c又は,30dの溶接しろを形成するスライド移動
時に適宜設定されて、溶接される。
ントピース18,18が各々溶接された後のジョイント
ピース両端縁間の全長Lが管理されるので、従来の様
に、位置決めジグ11を用いた場合に加算される両端部
に設けられるジョイントピース18の長さ方向の寸法精
度に影響されることがない。
の両端部間の長さを図4に示すように全長Lで管理する
ことによって、建物ユニット組立状態で、垂直面構成部
材間の間隔の寸法精度を向上させることが出来、良好な
組立精度を得ることが出来る。
によって反転された梁材17は、搬出コンベア装置36
によって前記振り分け条件検出ステージ37に搬出され
る。
設けられたこの振り分け条件検出ステージ37では、図
17に示すように、スタッド孔検出センサ37aによっ
て前記フランジ部17b,18b側面に形成されるスタ
ッド孔17d,18dの有無が検出される。
て、図17中上方へ前記フランジ部18b側面を突き当
てた際に、反対側のフランジ部17b,18bが、実線
で示す位置に存在するか、又は二点鎖線で示す位置に存
在するかが、有無で検出されることによりウエブ幅が判
定される。
17であるかが判別される。
に、天井L(左側)梁,天井R(右側)梁,床L(左
側)梁,床R(右側)梁が梁材17として投入されてい
るので、ジョイントピース18,18が設けられた梁材
17の形状が図17及び図18に示すように、スタッド
孔検出センサ37a等で検出されることにより、各梁材
17が床部或いは天井部を構成するものであるかが判断
されて、図19に示すように各床部或いは天井部組立待
機ストックヤード38,39に振り分け保管される。
クヤード38,39との間に位置する中心線40を挟ん
で対称位置内側に、床部右側ストックヤード38a及び
天井部右側ストックヤード39aが、また、対称位置外
側に、床部左側ストックヤード38b及び天井部左側ス
トックヤード39bが、各々設けられているので、天井
部の左右梁材17,17を前記中心線40を中心に、床
部の梁材17,17上方へ折り返すだけで、次工程の箱
状体とする工程で、容易に組み合わせ出来る。
来るように待機させる事が出来、工程効率を更に向上さ
せることが出来る。
は、図19に示すように天井部及び床部で、全て建物ユ
ニットの上下側面に位置するように組み合わせられる。
工程に設けられた各電磁溶接装置27,29,31,3
3によって、前記梁材17のウエブ部17a及びフラン
ジ部17bと、前記ジョイントピース18のウエブ部1
8a及びフランジ部18bとの間が両外側面から押圧さ
れながら、電磁溶接される。
面を溶接するため裏返して、別途アーク溶接していたも
のに比して、一回で溶接が終了し、更に、工程効率を向
上させることが出来る。
1,33による電磁溶接では、アーク溶接の様に、ヒュ
ーム(炭酸ガスの煙)が発生しないので、作業場所の作
業環境を良好に保全することが出来る。
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
査ステージ21の長さ検出リミットスイッチ22を接触
型のリミットスイッチとしているが、特にこれに限ら
ず、例えば、図4中符号22aに示すような非接触型の
赤外線検出センサ等の長さ検出手段であっても良く、ま
た、板厚検出センサ23、ウエブ幅検出センサ24及び
振り分け検査ステージ37のスタッド孔検出センサ37
a、ウエブ幅検出センサ37bを非接触型の光電センサ
としているが、特にこれに限らず、例えば接触型センサ
等であってもよい。
部17a,18a間が電磁溶接されて、フランジ部17
b,18b間の反り返りや離反が防止されるようにして
いるが、特にこれに限らず、各溶接ステージ26,28
及び30,32の順序はどちらでも良く、ジョイントピ
ース18と長尺フレーム17とにおける各フランジ部1
8b,18bとウエブ部18aとの折曲角度の精度に左
右されないように、平坦なウエブ部18aから溶接する
のが好適である。
3ステージ30に前記梁材17びジョイントピース1
8,18が搬送された際、前記前工程検査ステージ21
で検出された前記梁材27の長さ検出情報に基づいて、
他端に溶接される前記ジョイントピース18の梁材17
に対する相対位置が、前記第1又は,第2位置決めピン
30c又は,30dの溶接しろを形成するスライド移動
時に適宜設定されて、溶接されるようにしているが、特
にこれに限らず、前記梁材27の両端に、ジョイントピ
ース18,18が各々溶接された後のジョイントピース
両端縁間の全長Lが管理されるものであるならば、何れ
の第1〜4ステージ26,28,30,32に全長管理
手段を設けてもよい。
求項1記載のものによれば、搬送手段によって、前記ウ
エブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行うウ
エブ部溶接ステージから、前記フランジ部に前記ジョイ
ントピースを溶接する工程を行うフランジ部溶接ステー
ジへ、前記長尺フレーム本体及びジョイントピースが、
搬送される間に、次の長尺フレーム本体及びジョイント
ピースが、前記ウエブ溶接装置に装填されて、溶接を開
始することが出来る。
で、ウエブ部及びフランジ部を溶接する場合、前の組の
長尺フレーム本体及びジョイントピースのフランジ部溶
接中は、次の組の長尺フレーム本体及びジョイントピー
スを待機させておかなければならなかったものに比し
て、待機時間を削減できるので、工程効率を向上させる
ことが出来る。
より、例えば、同一ステージ内で、ウエブ部及びフラン
ジ部を溶接する場合、前の組の長尺フレーム本体及びジ
ョイントピースのフランジ部溶接中は、次の組の長尺フ
レーム本体及びジョイントピースを待機させておかなけ
ればならなかったものに比して、待機時間を削減できる
ので、工程効率を向上させることが出来る。
送手段によって、一組目の長尺フレーム本体及びジョイ
ントピースが、前記一端のウエブ部に前記ジョイントピ
ースを溶接する工程を行う一端ウエブ部溶接ステージか
ら、前記一端のフランジ部に前記ジョイントピースを溶
接する工程を行う一端フランジ部溶接ステージへ、搬送
される間に、次の組の長尺フレーム本体及びジョイント
ピースを前記一端ウエブ部溶接ステージに装填できる。
イントピースが、他端のウエブ部に前記ジョイントピー
スを溶接する工程を行う他端ウエブ部溶接ステージに搬
送されると、順次、次の組の長尺フレーム本体及びジョ
イントピースが、前記一端フランジ部溶接ステージへ搬
送される。
ジョイントピースが、前記一端フランジ部溶接ステージ
に装填されて、溶接出来るので、更に、工程効率が良好
である。
イントピースが、前記他端ウエブ部溶接ステージから、
前記他端フランジ部溶接ステージへ搬送されると、四組
目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一
端ウエブ部溶接ステージに装填されると共に、前記二組
目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一
端フランジ部溶接ステージに、前記三組目の長尺フレー
ム本体及びジョイントピースが、前記他端ウエブ部溶接
ステージに各々装填されて、溶接される。
ョイントピースを同時に溶接できるので、更に工程効率
が良好である。
部,フランジ部,次に他端のウエブ部,フランジ部の順
序で溶接するのが、長さの異なる長尺フレームが混在し
た生産ラインでは、溶接装置を移動させずに済み、更
に、生産効率を向上させることが出来る。
記溶接ステージの前工程に設けられた溶接条件検出ステ
ージによって、前記長尺フレーム本体の寸法が検出され
て、所定の溶接条件が決定される。
さ、ウエブ部の幅、フランジ部の高さ及び鋼材の厚さ等
の寸法条件が異なる長尺フレーム本体であっても、ジョ
イントピースを適正位置に溶接させることが出来る。
前記溶接ステージの後工程に設けられた振り分け条件検
出ステージが、前記長尺フレームの寸法又は検出マーク
の有無を検出することにより、該各長尺フレーム本体が
床部或いは天井部を構成するものであるかを判断して、
各床部或いは天井部組立待機ストックヤードに振り分け
保管する。
ムを、次工程の組み合わせて箱状体とする工程で、容易
に組み合わせ出来るように待機させる事が出来、工程効
率を更に向上させることが出来る。
長管理手段が、前記他端ウエブ部溶接ステージに前記長
尺フレーム本体及びジョイントピースが搬送されると、
前記溶接条件検出ステージで検出された前記長尺フレー
ム本体の長さ検出情報に基づいて、他端に溶接される前
記ジョイントピースの該長尺フレーム本体に対する相対
位置が設定されて、溶接される。
に、ジョイントピースが各々溶接された後のジョイント
ピース両端縁間の全長を管理できるので、従来の様に、
両端部に設けられるジョイントピースの長さ方向の寸法
精度に影響されることなく、良好な組立精度を得ること
が出来る。
前記各溶接工程に設けられた電磁溶接装置によって、前
記ウエブ部及びフランジ部と、前記ジョイントピースと
の間が両外側面から押圧されながら、電磁溶接される。
体の内側面を溶接するため裏返して、別途アーク溶接し
ていたものに比して、一回で溶接が終了し、更に、工程
効率を向上させることが出来る。
電気溶接では、アーク溶接の様に、ヒューム(炭酸ガス
の煙)が発生しないので、作業場所の作業環境を良好に
保全することが出来る、という実用上有益な効果を発揮
する。
るフレームの組立装置を示し、ライン全体を上方から見
た平面図である。
るフレームの組立装置を示し、全体の構成を説明する概
念図である。
るフレームの組立装置を示し、前工程検査ステージの構
成を説明する正面図である。
るフレームの組立装置を示し、全長管理手段の概念図で
ある。
るフレームの寸法の相違を説明する正面図である。
るフレームの寸法の相違によって挿通される位置決めピ
ンの選択を説明する正面図である。
るフレームの組立装置で、第1ステージの要部拡大上面
図である。
るフレームの組立装置で、第1ステージの一端ウエブ部
電磁溶接装置の図7中A−A線に沿った位置の断面図で
ある。
るフレームの組立装置で、第2ステージの要部拡大上面
図である。
するフレームの組立装置で、第2ステージの一端フラン
ジ部電磁溶接装置の図9中B−B線に沿った位置の断面
図である。
するフレームの組立装置で、第3ステージの要部拡大上
面図である。
するフレームの組立装置で、第3ステージの他端ウエブ
部電磁溶接装置の図11中C−C線に沿った位置の断面
図である。
するフレームの組立装置で、第4ステージの要部拡大上
面図である。
するフレームの組立装置で、第4ステージの他端フラン
ジ部電磁溶接装置の図13中D−D線に沿った位置の断
面図である。
するフレームの組立装置で、出口側反転ステージを説明
する概念図である。
するフレームで、梁材端部にジョイントピースが溶接さ
れた出口部付近の様子を説明する斜視図である。
するフレームの組立装置で、振り分け条件検出ステージ
の構成を説明する上面図である。
するフレームの組立装置で、振り分け条件検出ステージ
に搬送された梁材の図17中E−E線に沿った位置の断
面図である。
するフレームの組立装置で、各ストックヤードに振り分
けられる様子を示す概念図である。
組立装置で組み立てられる建物ユニットの構造体の構成
を説明する斜視分解図である。
組立装置を上方から見た平面図である。
ーク溶接が行われる様子を説明する概念図である。
を説明する斜視図である。
を説明する斜視図である。
テージ) 22 長さ検出リミットスイッチ 23 板厚検出センサ 24 ウエブ幅検出センサ 25 フランジ高さ検出センサ 26 第1ステージ 27 一端ウエブ部電磁溶接装置 28 第2ステージ 29 一端フランジ部電磁溶接装置 30 第3ステージ 31 他端ウエブ部電磁溶接装置 32 第4ステージ 33 他端フランジ部電磁溶接装置 27a,29a,31a,33a 電極本体 35 シャトルコンベア装置(搬送手段) 37 振り分け条件検出ステージ 37a スタッド孔検出センサ 37b ウエブ幅検出センサ 38 床部組立待機ストックヤード 39 天井部組立待機ストックヤード
Claims (6)
- 【請求項1】ウエブ部及び該ウエブ部両側に形成される
フランジ部を有する断面略凹状の長尺フレーム本体の両
端に、接続用のジョイントピースを各々溶接する建物ユ
ニットを構成するフレームの組立装置であって、 前記ウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を
行うウエブ部溶接ステージと、前記フランジ部に前記ジ
ョイントピースを溶接する工程を行うフランジ部溶接ス
テージとを分離して、前記長尺フレーム本体及びジョイ
ントピースが、各ステージ間を移動するための搬送手段
を有することを特徴とする建物ユニットを構成するフレ
ームの組立装置。 - 【請求項2】ウエブ部及び該ウエブ部両側に形成される
フランジ部を有する断面略凹状の長尺フレーム本体の両
端に、接続用のジョイントピースを各々溶接する建物ユ
ニットを構成するフレームの組立装置であって、 前記一端のウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する
工程を行う一端ウエブ部溶接ステージと、前記一端のフ
ランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う
一端フランジ部溶接ステージと、前記他端のウエブ部に
前記ジョイントピースを溶接する工程を行う他端ウエブ
部溶接ステージと、前記他端のフランジ部に前記ジョイ
ントピースを溶接する工程を行う他端フランジ部溶接ス
テージとを各々分離すると共に、前記長尺フレーム本体
及びジョイントピースが、前記一端ウエブ部溶接ステー
ジ、前記一端フランジ部溶接ステージ、前記他端ウエブ
部溶接ステージ、前記他端フランジ部溶接ステージから
なる各ステージ間を移動するための搬送手段を有するこ
とを特徴とする建物ユニットを構成するフレームの組立
装置。 - 【請求項3】前記溶接ステージの前工程には、前記長尺
フレーム本体の寸法を検出することにより、所定の溶接
条件を決定する溶接条件検出ステージが設けられている
ことを特徴とする各請求項1又は2記載の建物ユニット
を構成するフレームの組立装置。 - 【請求項4】前記溶接ステージの後工程には、前記長尺
フレームの寸法又は検出マークの有無を検出することに
より、該各長尺フレーム本体が床部或いは天井部を構成
するものであるかを判断して、各床部或いは天井部組立
待機ストックヤードに振り分け保管する振り分け条件検
出ステージが設けられていることを特徴とする各請求項
1乃至3のいずれか1項記載の建物ユニットを構成する
フレームの組立装置。 - 【請求項5】前記各溶接ステージのいずれかでは、前記
溶接条件検出ステージで検出された前記長尺フレーム本
体の長さ検出情報に基づいて、他端に溶接される前記ジ
ョイントピースの該長尺フレーム本体に対する相対位置
を設定する全長管理手段が設けられていることを特徴と
する各請求項2乃至4のいずれか1項記載の建物ユニッ
トを構成するフレームの組立装置。 - 【請求項6】前記各溶接工程には、前記ウエブ部及びフ
ランジ部と、前記ジョイントピースとの間を両外側面か
ら押圧する電気抵抗溶接装置が設けられていることを特
徴とする各請求項1乃至4記載の建物ユニットを構成す
るフレームの組立装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29728797A JP3778537B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 建物ユニットを構成するフレームの組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29728797A JP3778537B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 建物ユニットを構成するフレームの組立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11129095A true JPH11129095A (ja) | 1999-05-18 |
JP3778537B2 JP3778537B2 (ja) | 2006-05-24 |
Family
ID=17844571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29728797A Expired - Lifetime JP3778537B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 建物ユニットを構成するフレームの組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3778537B2 (ja) |
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JP2020143556A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | トヨタホーム株式会社 | 小梁位置調整治具及び建物用ユニットの製造方法 |
CN114619177A (zh) * | 2022-03-15 | 2022-06-14 | 蚌埠凯盛工程技术有限公司 | 一种吊挂拉边机固定支架的焊接设备及其焊接方法 |
CN115122105A (zh) * | 2022-07-11 | 2022-09-30 | 广西建机升降装备制造有限公司 | 一种施工升降机标准节结构焊接成型工艺 |
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