JP3778537B2 - 建物ユニットを構成するフレームの組立装置 - Google Patents

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裕司 小林
修 海保
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に建物ユニット等の箱形構造物の各辺を構成するフレーム等に、他のフレームとの接続用のジョイントピース等を装着する際に用いられて好適な建物ユニットを構成するフレームの組立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物ユニットを構成するフレームの組立装置として、図20及び図21に示すようなものが知られている(特公昭63−11114号公報等参照)。このような建物ユニットを構成するフレームとしては、妻側に配置される各垂直面構成部材1,1の四隅には、予めジョイントピース2…が各々固着されて、柱梁材3,3及び小梁4,4が連結されることにより、略方形状に形成されている。
【0003】
また、天井側梁材5及び床側梁材6は、各々小梁7…によって桁梁5a,5a及び6a,6aが連結されて、略梯子形状を呈するように構成されている。
【0004】
そして、この組立装置では、これらの桁梁5a,5a及び6a,6aの各端部5b,5b及び6b,6bが、前記垂直面構成部材1,1の対向する内側面に予め固着される前記ジョイントピース2…に挿入される。
【0005】
この状態で、図21に示すように、溶接装置8,8で、各端部5b,5b及び6b,6bが、前記ジョイントピース2…に、各々溶着されることにより、略直方体状の箱型形状の構造体10が構成されるようにしている。
【0006】
この際、従来のフレーム組立装置では、光電管等のセンサ9で、前記桁梁5a,5a及び6a,6a側面に形成された判別孔5c,6c位置を検出して、板厚等の相違による溶接条件を選択するように構成されている。
【0007】
近年、建物ユニットの多様化により、略直方体状の箱形形状以外の例えば、台形建物ユニットに用いられる台形構造体や、天井高が通常よりも高い高規格構造体等が存在する。
【0008】
このような台形構造体等、他種類の異形構造体が混在する組立ラインでは、予め、桁梁5a,5a及び6a,6aの各端部5b,5b及び6b,6bに、前記ジョイントピース2を溶着しておいて、前記垂直面構成部材1,1の対向する内側面に、当接させて固着する方法によって、組立が行われる。
【0009】
すなわち、図22及び図23に示すように、桁梁5aの両端に2名の作業者が、前記ジョイントピース2,2を装着して、アーク溶接装置100,100を用いて、各々手作業で溶着させる。
【0010】
この際、ジョイントピース2,2の固着位置を位置決めするため、位置決めジグ11の位置決めピン11aを、桁梁5aの位置決め孔5dに係合させて、この位置決めジグ11の両端部11b,11bに、前記ジョイントピース2,2を突き当てる。
【0011】
そして、図23に示すように、まず、桁梁5aの幅方向ジグ両端部に位置するウエブ部a,a部分が、溶着される。次に、前記位置決めジグ11が、この桁梁5aから外されて、幅方向略中央のウエブ部bが溶着される。
【0012】
更に、フランジ部c,cが溶着された後、図24に示すように、この桁梁5aは、上下方向を反転されて、内側のウエブ部e及びフランジ部fが溶着される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものでは、作業者が、前記桁梁5a又は6aの両側に居て、アーク溶接装置100,100を用いて、手作業で、溶接,反転,及び内側の溶接を行うので、工程数が増大して、作業性が良好であるとは、言い難かった。
【0014】
また、図20中に二点鎖線で示す前記桁梁5a,5a及び6a,6aの各両端部に固着される前記垂直面構成部材1,1間の桁方向全長寸法KLは、図22中に示されるこの桁梁5a,6bの両端部に固着されたジョイントピース2,2の端縁2a,2a間の距離lで略決定される。
【0015】
しかしながら、このような予め桁梁5a,5a及び6a,6aの各両端部にジョイントピース2,2が固着される前記従来のものでは、全長l1の位置決めジグ11両端部11b,11bに、長さl2,l2のジョイントピース2,2を突き当てて、位置決めしているので、この位置決めジグ11の長さl1にジョイントピース2,2の長さl2,l2が加えられて端縁2a,2a間距離lが決定される。
【0016】
このため、ジョイントピース2,2の長さ寸法g,gの精度に、左右されるので、精度を向上させるのは、困難であった。
【0017】
そして、アーク溶接装置100は、溶接時にヒューム(炭酸ガスの煙)が発生するので、作業場所の作業環境が良好であるとは言い難かった。
【0018】
また、桁梁5a,5a及び6a,6aの各両端部にジョイントピース2,2が固着された後、次工程に移行させる為には、電磁石で、磁着させてホイスト等により搬送しなければ成らず、自動化が困難であった。
【0019】
そこで、この発明は、組立作業性が良好で、精度を向上させつつ、しかも、作業環境を改善させて、工程効率が良好となる建物ユニットを構成するフレームの組立装置を提供することを課題としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本願発明の請求項1に記載されたものでは、ウエブ部及び該ウエブ部両側に形成されるフランジ部を有する断面略凹状の長尺フレーム本体の両端に、接続用のジョイントピースを各々溶接する建物ユニットを構成するフレームの組立装置であって、
前記ウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行うウエブ部溶接ステージと、前記フランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行うフランジ部溶接ステージとを分離して、前記長尺フレーム本体及びジョイントピースが、各ステージ間を移動するための搬送手段を有する建物ユニットを構成するフレームの組立装置を特徴としている。
【0021】
このように構成された請求項1記載のものでは、搬送手段によって、前記ウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行うウエブ部溶接ステージから、前記フランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行うフランジ部溶接ステージへ、前記長尺フレーム本体及びジョイントピースが、搬送される間に、次の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記ウエブ溶接装置に装填されて、溶接を開始することが出来る。
【0022】
この際、各溶接ステージの順序はどちらでも良いが、ジョイントピースと長尺フレームとにおける各フランジ部とウエブ部との折曲角度の精度に左右されないように、平坦なウエブ部から溶接するのが好適である。
【0023】
この搬送手段による搬送,装填の自動化により、例えば、同一ステージ内で、ウエブ部及びフランジ部を溶接する場合、前の組の長尺フレーム本体及びジョイントピースのフランジ部溶接中は、次の組の長尺フレーム本体及びジョイントピースを待機させておかなければならなかったものに比して、待機時間を削減できるので、工程効率を向上させることが出来る。
【0024】
また、請求項2に記載されたものでは、ウエブ部及び該ウエブ部両側に形成されるフランジ部を有する断面略凹状の長尺フレーム本体の両端に、接続用のジョイントピースを各々溶接する建物ユニットを構成するフレームの組立装置であって、
前記一端のウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う一端ウエブ部溶接ステージと、前記一端のフランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う一端フランジ部溶接ステージと、前記他端のウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う他端ウエブ部溶接ステージと、前記他端のフランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う他端フランジ部溶接ステージとを各々分離すると共に、前記長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端ウエブ部溶接ステージ、前記一端フランジ部溶接ステージ、前記他端ウエブ部溶接ステージ、前記他端フランジ部溶接ステージからなる各ステージ間を移動するための搬送手段を有する建物ユニットを構成するフレームの組立装置を特徴としている。
【0025】
このように構成された請求項2記載のものでは、搬送手段によって、一組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端のウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う一端ウエブ部溶接ステージから、前記一端のフランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う一端フランジ部溶接ステージへ、搬送される間に、次の組の長尺フレーム本体及びジョイントピースを前記一端ウエブ部溶接ステージに装填できる。
【0026】
また、一組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、他端のウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う他端ウエブ部溶接ステージに搬送されると、順次、次の組の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端フランジ部溶接ステージへ搬送される。
【0027】
このため、三組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端フランジ部溶接ステージに装填されて、溶接出来るので、更に、工程効率が良好である。
【0028】
次に、一組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記他端ウエブ部溶接ステージから、前記他端フランジ部溶接ステージへ搬送されると、四組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端ウエブ部溶接ステージに装填されると共に、前記三組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端フランジ部溶接ステージに、前記二組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記他端ウエブ部溶接ステージに各々装填されて、溶接される。
【0029】
このため、4組の長尺フレーム本体及びジョイントピースを同時に溶接できるので、更に工程効率が良好である。
【0030】
この際、順序は問わないが、一端のウエブ部,フランジ部,次に他端のウエブ部,フランジ部の順序で溶接するのが、長さの異なる長尺フレームが混在した生産ラインでは、溶接装置を移動させずに済み、更に、生産効率を向上させることが出来る。
【0031】
また、請求項3に記載されたものでは、前記溶接ステージの前工程には、前記長尺フレーム本体の寸法を検出することにより、所定の溶接条件を決定する溶接条件検出ステージが設けられている各請求項1又は2記載の建物ユニットを構成するフレームの組立装置を特徴としている。
【0032】
このように構成された請求項3記載のものでは、前記溶接ステージの前工程に設けられた溶接条件検出ステージによって、前記長尺フレーム本体の寸法が検出されて、所定の溶接条件が決定される。
【0033】
このため、例えば、前記長尺フレームの長さ、ウエブ部の幅、フランジ部の高さ及び鋼材の厚さ等の寸法条件が異なる長尺フレーム本体であっても、ジョイントピースを適正位置に溶接させることが出来る。
【0034】
そして、請求項4に記載されたものでは、前記溶接ステージの後工程には、前記長尺フレームの寸法又は検出マークの有無を検出することにより、該各長尺フレーム本体が床部或いは天井部を構成するものであるかを判断して、各床部或いは天井部組立待機ストックヤードに振り分け保管する振り分け条件検出ステージが設けられている各請求項1乃至3のいずれか1項記載の建物ユニットを構成するフレームの組立装置を特徴としている。
【0035】
このように構成された請求項4記載のものでは、前記溶接ステージの後工程に設けられた振り分け条件検出ステージが、前記長尺フレームの寸法又は検出マークの有無を検出することにより、該各長尺フレーム本体が床部或いは天井部を構成するものであるかを判断して、各床部或いは天井部組立待機ストックヤードに振り分け保管する。
【0036】
このため、各部分を構成する各長尺フレームを、次工程の組み合わせて箱状体とする工程で、容易に組み合わせ出来るように待機させる事が出来、工程効率を更に向上させることが出来る。
【0037】
また、請求項5に記載されたものでは、前記各溶接ステージのいずれかでは、前記溶接条件検出ステージで検出された前記長尺フレーム本体の長さ検出情報に基づいて、他端に溶接される前記ジョイントピースの該長尺フレーム本体に対する相対位置を設定する全長管理手段が設けられている各請求項2乃至4のいずれか1項記載の建物ユニットを構成するフレームの組立装置を特徴としている。
【0038】
このように構成された請求項5記載のものでは、全長管理手段が、前記他端ウエブ部溶接ステージに前記長尺フレーム本体及びジョイントピースが搬送されると、前記溶接条件検出ステージで検出された前記長尺フレーム本体の長さ検出情報に基づいて、他端に溶接される前記ジョイントピースの該長尺フレーム本体に対する相対位置が設定されて、溶接される。
【0039】
このため、前記長尺フレーム本体の両端に、ジョイントピースが各々溶接された後のジョイントピース両端縁間の全長を管理できるので、従来の様に、両端部に設けられるジョイントピースの長さ方向の寸法精度に影響されることなく、良好な組立精度を得ることが出来る。
【0040】
そして、請求項6に記載されたものでは、前記各溶接工程には、前記ウエブ部及びフランジ部と、前記ジョイントピースとの間を両外側面から押圧する電磁溶接装置が設けられている各請求項1乃至4のいずれか1項記載の建物ユニットを構成するフレームの組立装置を特徴としている。
【0041】
このように構成された請求項6記載のものでは、前記各溶接工程に設けられた電磁溶接装置によって、前記ウエブ部及びフランジ部と、前記ジョイントピースとの間が両外側面から押圧されながら、電磁溶接される。
【0042】
このため、従来のように、長尺フレーム本体の内側面を溶接するため裏返して、別途アーク溶接していたものに比して、一回で溶接が終了し、更に、工程効率を向上させることが出来る。
【0043】
しかも、例えば、スポット溶接装置による電気溶接では、アーク溶接の様に、ヒューム(炭酸ガスの煙)が発生しないので、作業場所の作業環境を良好に保全することが出来る。
【0044】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図面を参照しつつ説明する。
【0045】
図1〜図19は、この発明の実施の形態1を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付すこととする。
【0046】
まず、この実施の形態1の構成について、図1の組立装置15を上方から見た平面図及び図2の模式図を用いて説明する。
【0047】
この実施の形態1の組立装置15には、材料の流れの上流側から順に、溶接前の長尺フレーム本体である各種梁材17を載置する台車16a,16bを有して保管する梁ストックヤード16が設けられている。
【0048】
この梁ストックヤード16の下流側には、この梁ストックヤード16からピッキングクレーンにより投入されたフランジ部17b,17bを上方とする梁材17を、前記ジョイントピース18,18を組み合わせるため、反転等して、ウエブ部17aを上方に向ける反転機を有する投入側反転ステージ19が設けられている。
【0049】
この投入側反転ステージ19の下流側には、搬送手段としての入り口側搬送コンベア20が設けられていて、前記反転機によって反転された梁材17を溶接条件検出ステージとしての前工程検査ステージ21まで搬送する様に構成されている。
【0050】
この前工程検査ステージ21には、図2に示すように、前記梁材17の長手方向長さを検出するため、この前工程検査ステージ21の上に載置された梁材17の長手方向に沿って、所定間隔を置いて、長さ検出リミットスイッチ22…が設けられている。
【0051】
この長さ検出リミットスイッチ22…は、前記梁材17の一端部17cを前工程検査ステージ21の側壁に突き当てた状態で、各on,offを検出することにより、この梁材17の長さが、予め設定された複数の異なる所定長さのうち何れの長さであるかが判別されるように構成されている。
【0052】
また、この前工程検査ステージ21には、図3に示すように、前記梁材17のフランジ部17bを両側からセンシング可能となるように挟んだ位置に板厚検査センサ23,23が設けられている。
【0053】
この板厚検査センサ23,23によって検出された板厚は、予め設定された板厚のうち、何れの厚さであるかが判別されるように構成されている。
【0054】
更に、この前工程検査ステージ21には、フランジ高さ検出センサ25が設けられている。
【0055】
このフランジ高さ検出センサ25は、図3に示すように前記梁材17のウエブ幅に沿って、一側部を、図3中左方向へ寄せた状態で、上方に位置するウエブ部17aの有無を検出することによって、予め設定されたウエブ幅のうち、何れの幅であるかが判別される様に構成されている。
【0056】
また、この実施の形態1では、前工程検査ステージ21に、フランジ部17b,17bの高さを検出するフランジ高さ検出センサ25が設けられている。
【0057】
この前工程検査ステージ21の下流側には、一端のウエブ部17aに前記ジョイントピース18のウエブ部18aを溶接する工程を行う一端ウエブ部溶接ステージとしての第1ステージ26が設けられている。
【0058】
この第1ステージ26には、図8に示すように前記梁材17のウエブ部17aと、前記ジョイントピース18のウエブ部18aとの間を両外側面から押圧しながら、電磁溶接する電気抵抗溶接装置としての一端ウエブ電磁溶接装置27が設けられている。
【0059】
この一端ウエブ電磁溶接装置27には、前記梁材17装填状態でウエブ部18a,17aの両外側面を両側から挟持する位置に、近接離反方向に移動自在となるように電極本体27a,27aが、一対設けられている。
【0060】
また、この第1ステージ26には、第1位置決めピン26bを有する第1位置決め装置26aと、第2位置決めピン26dを有する第2位置決め装置26cとが設けられている。
【0061】
このうち、第1位置決めピン26bは、最も短尺の梁材17のウエブ部17aに形成される位置決め孔17eに係止される様に構成されている。
【0062】
これらの第1,第2位置決めピン26b,26dは、前記梁材17のウエブ部17aに設けられた位置決め孔17eに係止して、この梁材17を長手方向に沿わせてスライド移動させるように、この第1,第2位置決め装置26a,26cによって各々駆動可能に構成されている。第1,第2位置決めピン装置26a,26cの選択は、下記表2に示すように、梁材17投入時に予め入力される左右の区別情報によるピンのポイント選択と共に行われ、この実施の形態1では、梁材17の長さによって、何れかの第1,第2位置決めピン装置26a,26cが用いられるかが判定されるように構成されている。
【0063】
更に、この第1ステージ26には、図7に示すようなストッパアーム26eが設けられている。このストッパアーム26eは、梁材17が、一端側を前記ジョイントピース18と共に、突き当てた状態で、ジョイントピース18後端面18eを押圧して仮固定するように構成されている。
【0064】
この第1ステージ26の下流側には、この第1ステージ26と分離されて、一端のフランジ部17b,17bに前記ジョイントピース18のフランジ部18b,18bを溶接する工程を行う一端フランジ部溶接ステージとしての第2ステージ28が設けられている。
【0065】
この第2ステージ28には、図10に示すように前記梁材17のフランジ部17b,17bと、前記ジョイントピース18のフランジ部17b,17bとの間を両外側面から押圧しながら、電磁溶接する電気抵抗溶接装置としての一端フランジ部電磁溶接装置29が設けられている。
【0066】
この一端フランジ部電磁溶接装置29には、前記梁材17装填状態でフランジ部17b,18bの両外側面を両側から挟持する位置に、略水平の近接離反方向に移動自在となるように電極本体29a,29aが、一対設けられている。
【0067】
また、この第2ステージ28には、第1位置決めピン28bを有する第1位置決め装置28aと、第2位置決めピン28dを有する第2位置決め装置28cとが設けられている。
【0068】
このうち、第1位置決めピン28bは、最も短尺の梁材17のウエブ部17aに形成される位置決め孔17eに係止される様に構成されている。
【0069】
これらの第1,第2位置決めピン28b,28dは、前記梁材17のウエブ部17aに設けられた位置決め孔17eに係止して、この梁材17を長手方向に沿わせてスライド移動させるように、この第1,第2位置決め装置28a,28cによって各々駆動可能に構成されている。
【0070】
更に、この第2ステージ28には、図9に示すようなストッパアーム28eが設けられている。このストッパアーム28eは、梁材17が、一端側を前記ジョイントピース18と共に、突き当てた状態で、ジョイントピース18後端面18eを押圧して仮固定するように構成されている。
【0071】
この第2ステージ28の下流側には、この第2ステージ28と分離されて、他端のウエブ部17aに前記ジョイントピース18のウエブ部18aを溶接する工程を行う他端ウエブ部溶接ステージとしての第3ステージ30が設けられている。
【0072】
この第3ステージ30には、図12に示すように前記梁材17のウエブ部17aと、前記ジョイントピース18のウエブ部18aとの間を両外側面から押圧しながら、電磁溶接する電気抵抗溶接装置としての他端ウエブ電磁溶接装置31が設けられている。
【0073】
この他端ウエブ電磁溶接装置31には、前記梁材17装填状態でウエブ部18a,17aの両外側面を両側から挟持する位置に、近接離反方向に移動自在となるように電極本体31a,31aが、一対設けられている。
【0074】
また、この第3ステージ30には、第1位置決めピン30bを有する第1位置決め装置30aと、第2位置決めピン30dを有する第2位置決め装置30cとが設けられている。
【0075】
このうち、第1位置決めピン30bは、最も短尺の梁材17のウエブ部17aに形成される位置決め孔17eに係止される様に構成されている。
【0076】
これらの第1,第2位置決めピン30b,30dは、前記梁材17のウエブ部17aに設けられた位置決め孔17eに係止して、この梁材17を長手方向に沿わせてスライド移動させるように、この第1,第2位置決め装置30a,30cによって各々駆動可能に構成されている。
【0077】
更に、この第3ステージ30には、図11に示すようなストッパアーム30eが設けられている。このストッパアーム30eは、梁材17が、他端側を前記ジョイントピース18と共に、突き当てた状態で、ジョイントピース18後端面18eを押圧して仮固定するように構成されている。
【0078】
この第3ステージ30の下流側には、この第3ステージ30と分離されて、他端のフランジ部17b,17bに前記ジョイントピース18のフランジ部18b,18bを溶接する工程を行う他端フランジ部溶接ステージとしての第4ステージ32が設けられている。
【0079】
この第4ステージ32には、図14に示すように前記梁材17のフランジ部17b,17bと、前記ジョイントピース18のフランジ部17b,17bとの間を両外側面から押圧しながら、電磁溶接する電気抵抗溶接装置としての他端フランジ部電磁溶接装置33が設けられている。
【0080】
この他端フランジ部電磁溶接装置33には、前記梁材17装填状態でフランジ部17b,18bの両外側面を両側から挟持する位置に、略水平の近接離反方向に移動自在となるように電極本体33a,33aが、一対設けられている。
【0081】
また、この第4ステージ32には、第1位置決めピン32bを有する第1位置決め装置32aと、第2位置決めピン32dを有する第2位置決め装置32cとが設けられている。
【0082】
このうち、第1位置決めピン32bは、最も短尺の梁材17のウエブ部17aに形成される位置決め孔17eに係止される様に構成されている。
【0083】
これらの第1,第2位置決めピン32b,32dは、前記梁材17のウエブ部17aに設けられた位置決め孔17eに係止して、この梁材17を長手方向に沿わせてスライド移動させるように、この第1,第2位置決め装置32a,32cによって各々駆動可能に構成されている。
【0084】
更に、この第4ステージ32には、図13に示すようなストッパアーム32eが設けられている。このストッパアーム28eは、梁材17が、一端側を前記ジョイントピース18と共に、突き当てた状態で、ジョイントピース18後端面18eを押圧して仮固定するように構成されている。
【0085】
そして、これらの各第1〜4ステージ26〜32間を、前記一端ウエブ部を溶接する第1ステージ26、前記一端フランジ部を溶接する第2ステージ28、前記他端ウエブ部を溶接する第3ステージ30、前記他端フランジ部を溶接する第4ステージ32の順序で順次移動させながら、各溶接工程を行わせる搬送手段としてのシャトルコンベア装置35が、各第1〜4ステージ26〜32間に設けられている。
【0086】
この第4ステージ32の下流側には、複数の電磁石34a…によって前記ジョイントピース18,18が固着された梁材17を磁着して反転させると共に、更に下流側に位置する搬出コンベア装置36に載置する出口側反転装置34が設けられている。
【0087】
この搬出コンベア装置36では、載置された梁材17を、図2中右方向に位置する振り分け条件検出ステージ37に搬送するように構成されている。
【0088】
この振り分け条件検出ステージ37では、前記梁材17の寸法であるウエブ幅又は検出マークであるスタッド孔17d,18dの有無を検出することにより、各梁材17が床部或いは天井部を構成するものであるかを判断して、各床部組立待機ストックヤード38或いは天井部組立待機ストックヤード39に振り分け保管するように構成されている。
【0089】
すなわち、この振り分け条件検出ステージ37には、図17に示すような前記フランジ部17b,18b側面に形成されるスタッド孔17d,18dの有無を検出するスタッド孔検出センサ37aと、図17中上方へ前記フランジ部18b側面を突き当てた際に、反対側のフランジ部17b,18bが、実線で示す位置に存在するか、又は二点鎖線で示す位置に存在するかを有無で検出することによりウエブ幅を判定するウエブ幅検出センサ37bとが設けられている。この実施の形態1では、一例を説明し、組み合わせにより天井のR,L、床のR,Lの4種類を判別するため、検出値によって、何れの形状の梁材17であるかが判別される。
【0090】
そして、この振り分け条件検出ステージ37の下流側には、図2及び図19に示すように、この振り分け条件検出ステージ37で判定された梁材17の形態毎に保管する床部組立待機ストックヤード38,及び天井部組立待機ストックヤード39が設けられている。
【0091】
この床部組立待機ストックヤード38及び天井部組立待機ストックヤード39には、両ストックヤード38,39との間に位置する中心線40を挟んで対称位置内側に、床部右側ストックヤード38a及び天井部右側ストックヤード39aが、また、対称位置外側に、床部左側ストックヤード38b及び天井部左側ストックヤード39bが、各々設けられている。
【0092】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0093】
このように構成された実施の形態1では、まず、前記梁ストックヤード16からホイスト等によって運搬された梁材17が、投入側反転ステージ19の上に載置される。
【0094】
投入側反転ステージ19の上に載置された梁材17は、図4に示すように反転機で反転されてウエブ部17a背面部を上方に向けた状態で、長手方向両端部近傍に、前記一対のジョイントピース18,18が被せられる。
【0095】
次に、入り口側搬送コンベア20によって前記第1ステージ26の前工程に設けられた前工程検査ステージ21まで、この梁材17が搬送される。
【0096】
この前工程検査ステージ21では、図3に示すように梁材17の一端部17cを突き当てた状態で、前記長さ検出リミットスイッチ22…のon,off状態を検出することによって、前記梁材17の長さが、何れの長さであるかが判別される。
【0097】
また、前記板厚検出センサ23によって、梁材17のフランジ部17bの板圧が検出され、板厚のうち、何れの板厚であるかが判別される。
【0098】
更に、前記ウエブ幅検出センサ24では、梁材17のウエブ幅が、板材の有無によって検出され、ウエブ幅のうち、何れのウエブ幅であるかが判別される。
【0099】
この実施の形態1では、このウエブ幅の差異によって、天井梁と床梁との区別がなされる。
【0100】
これらの長さ検出情報、板厚検出情報、ウエブ幅検出情報に基づいて、この組立装置15では、溶接条件のうち適合する溶接条件が決定されると共に、溶接打点パターンを分類して、前記各電磁溶接装置27,29,31,33に溶接ポイントパターンの指示が与えられる。
【0101】
例えば、図16に示すように、スタッド孔18d,17dを避けた溶接ポイントパターンが指示される。前記各電磁溶接装置27では、これらの予め設定された溶接パターンに基づいてウエブ部18a,17a間の溶接が行われる。
【0102】
このように、前工程検出ステージ21によって、前記梁材17の各寸法が検出されて、所定の溶接条件が決定される。
【0103】
このため、例えば、前記梁材17の長さ、ウエブ部17aの幅、フランジ部17bの高さ及び鋼材の厚さ等の寸法条件が異なる梁材17が投入されても、ジョイントピース18,18を両端の適正位置に溶接させることが出来る。従って、電磁溶接の打点数を減少させて、溶接工程時間を更に短縮することが出来る。
【0104】
次に、前記シャトルコンベア装置35によって、図7中白抜き矢印に示すように、下流側へ平行移動されることにより第1ステージ26内に搬送された梁材17は、第1,第2位置決め装置26a,26bの第1,第2位置決めピン26c,26dのうち何れかを前記ウエブ部17aに形成された位置決め孔17eに係止させることにより、長手方向図中左方向へ、第1,又は第2位置決め装置26a又は、26bによって、前記梁材17が、スライド移動されて、前記一端ウエブ電磁溶接装置27に、前記ジョイントピース18と共に一端部17cが装填される。
【0105】
この際、図5及び図6に示すように、位置決め孔17eの形成される位置は、各梁材17によって異なる。このため、係止の際の左右及び長さの相違による第1,又は第2位置決め装置26a又は、26bの選択及び図6に示すウエブ幅方向のピンポイント1〜3の位置選択は、前記前工程検出ステージ21によって決定された溶接条件及び予め梁材17投入時に入力される左,右情報に基づいて決定されている。
【0106】
従って、適切な第1,又は第2位置決め装置26a又は、26bの第1,又は第2位置決めピン26c,26dを用いて、梁材17を係止して前記一端ウエブ電磁溶接装置27の電極本体27a,27a間の被溶接位置まで的確に長手方向の移動を行わせることが出来る。
【0107】
装填後、ストッパアーム26eが、回動して前記ジョイントピース18後端面18cに当接され、このジョイントピース18を図7中図示省略の左側壁へ突き当てた状態で仮固定すると共に、前記位置決めピン11aを図7中右方向へ、約1cmスライド移動させることにより、梁材17のみを図7中右方向へ、スライド移動させて、前記ウエブ部18aとウエブ部17a端縁部との間に溶接しろ45が設けられる。
【0108】
そして、図8に示すように、前記一端ウエブ電磁溶接装置27の電極本体27a,27aによって、ジョイントピース18のウエブ部18aと梁材17のウエブ部17aとの間が両外側面から押圧されながら、電磁溶接される。
【0109】
このように先に、ウエブ部17a,18a間が電磁溶接されるので、フランジ部17b,18b間の反り返りや離反が防止される。
【0110】
この際、各溶接ステージの順序はどちらでも良いが、ジョイントピース18と長尺フレーム17とにおける各フランジ部17bとウエブ部17aとの折曲角度の精度に左右されないように、平坦なウエブ部18aから溶接するのが好適である。
【0111】
次に、前記シャトルコンベア装置35によって、前記梁材17の一端のウエブ部17aに前記ジョイントピース18のウエブ部17aを溶接する工程が行われる第1ステージ26から、前記一端のフランジ部17b,17bに前記ジョイントピース18のフランジ部18b,18bを溶接する第2ステージへ、前記梁材17及びジョイントピース18,18が、図7中下方へ白抜き矢印に示すように搬送される。
【0112】
この始めの梁材17等が搬送されている間に、次の梁材17及びジョイントピース18,18が、前記前工程検査ステージ21による検査を終えて搬送され、前記第1ステージウエブ部溶接装置27に装填されて、ウエブ部17a,18a間の溶接が開始される。
【0113】
例えば、自動化が行われることにより、同一ステージ内で、ウエブ部17a及びフランジ部17b,17bを、電極本体を略90度回転させながら溶接する工程が考えられる。 このような場合、前の組の梁材17及びジョイントピース18,18のフランジ部17b,18bを溶接している間、次の組の梁材17及びジョイントピース18,18を待機させておかなければならなかった。この実施の形態1では、このような同一ステージで、同時に、ウエブ部17a及びフランジ部17bを溶接しようとするものに比して、単独でウエブ部17aのみの溶接終了と共に、次の第2ステージ28へ搬出出来、装填、及び待機時間を削減できるので、工程効率を向上させることが出来る。
【0114】
また、この実施の形態1では、第1ステージ26の一端ウエブ部電磁溶接装置27が、ウエブ部17a,18a間を押圧する方向と、第2ステージ28の一端フランジ部電磁溶接装置29が、フランジ部17b,18b間を電磁溶接する方向とが、略90度相違していても、両第1,第2ステージ26,28分離されていて、個別の電磁溶接装置27,29が用いられているので、電極本体27a,27a又は、29a,29aを90度回転させて、溶接方向に合わせる必要が無く回転方向は固定位置のまま連続溶接出来る。このため、電極本体27a等を回転させる時間を削減し、更に、工程効率を向上させることが出来る。
【0115】
また、前記シャトルコンベア装置35によって、一組目の梁材17及びジョイントピース18,18が、他端のウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う第3ステージ30に搬送される。
【0116】
第3ステージ30では、図11に示すように第1,第2位置決め装置30a,30bの第1,第2位置決めピン30c,30dのうち何れかを前記ウエブ部17aに形成された位置決め孔17eに係止させることにより、長手方向図中右方向へ、第1,又は第2位置決め装置30a又は、30bによって、前記梁材17が、スライド移動されて、前記他端ウエブ電磁溶接装置30に、前記ジョイントピース18と共に他端部17cが装填される。
【0117】
この際、図5及び図6に示すように、位置決め孔17eの形成される位置は、各梁材17によって異なる。このため、係止の際の左右及び長さの相違による位置決め装置41,43の選択及び図6に示すウエブ幅方向のピンポイント1〜3の位置選択は、前記前工程検出ステージ21によって決定された溶接条件及び予め梁材17投入時に入力される左,右情報に基づいて決定されている。
【0118】
装填後、ストッパアーム30eが、回動により、前記ジョイントピース18の後端面18cに当接されて、ジョイントピース18を図11中図示省略の右側壁へ突き当てた状態で仮固定すると共に、前記位置決めピン30c又は30dを図11中右方向へ、約1cmスライド移動させることにより、梁材17のみを図11中左方向へ、スライド移動させて、前記ウエブ部18a端面とウエブ部17a端縁部との間に溶接しろ45が設けられる。
【0119】
そして、図12に示すように、前記他端ウエブ電磁溶接装置31の電極本体31a,31aによって、ジョイントピース18のウエブ部18aと梁材17のウエブ部17aとの間が両外側面から押圧されながら、電磁溶接される。
【0120】
このように先に、ウエブ部17a,18a間が電磁溶接されるので、フランジ部17a,18a間の反り返りや離反が防止される。
【0121】
しかも、この間に順次、次の組の梁材17及びジョイントピース18,18が、前記一端フランジ部を溶接する前記第2ステージ28へ搬送されている。
【0122】
このため、三組目の梁材17及びジョイントピース18,18が、前記一端フランジ部を溶接する第1ステージ26に装填されて、溶接されるので、同時に三組の梁材17及びジョイントピース18が溶接され、更に、工程効率が良好である。
【0123】
次に、始めの一組目の梁材17及びジョイントピース18,18が、前記他端ウエブ部を溶接する第3ステージ30から、前記シャトルコンベア装置35によって他端のフランジ部を溶接する第4ステージ32へ搬送されると、四組目の梁材17及びジョイントピース18,18が、前記一端のウエブ部を溶接する第1ステージ26に装填されると共に、前記三組目の梁材17及びジョイントピース18,18が、前記一端のフランジ部を溶接する第2ステージ28に、前記二組目の梁材17及びジョイントピース18,18が、前記他端のウエブ部を溶接する第3ステージ30に各々装填されて、溶接される。
【0124】
このため、4組の梁材17及びジョイントピース18,18を同時に溶接できるので、更に工程効率が良好である。
【0125】
しかも、前記第1ステージ26の前工程に設けられた前工程検出ステージ21によって、前記梁材17等の寸法が検出されて、所定の溶接条件が決定されている。
【0126】
このため、例えば、前記長尺フレームの長さ、ウエブ部の幅、フランジ部の高さ及び鋼材の厚さ等の寸法条件が異なる梁材17であっても、ジョイントピース18,18を適正位置に溶接させることが出来る。
【0127】
従って、前記他端のウエブ部を溶接する第3ステージ30に前記梁材17びジョイントピース18,18が搬送されると、前記前工程検査ステージ21で検出された前記梁材27の長さ検出情報に基づいて、他端に溶接される前記ジョイントピース18の梁材17に対する相対位置が、前記第1又は,第2位置決めピン30c又は,30dの溶接しろを形成するスライド移動時に適宜設定されて、溶接される。
【0128】
このため、前記梁材27の両端に、ジョイントピース18,18が各々溶接された後のジョイントピース両端縁間の全長Lが管理されるので、従来の様に、位置決めジグ11を用いた場合に加算される両端部に設けられるジョイントピース18の長さ方向の寸法精度に影響されることがない。
【0129】
このように、ジョイントピース18,18の両端部間の長さを図4に示すように全長Lで管理することによって、建物ユニット組立状態で、垂直面構成部材間の間隔の寸法精度を向上させることが出来、良好な組立精度を得ることが出来る。
【0130】
出口側反転ステージ34の反転機34a…によって反転された梁材17は、搬出コンベア装置36によって前記振り分け条件検出ステージ37に搬出される。
【0131】
そして、前記第4ステージ32の後工程に設けられたこの振り分け条件検出ステージ37では、図17に示すように、スタッド孔検出センサ37aによって前記フランジ部17b,18b側面に形成されるスタッド孔17d,18dの有無が検出される。
【0132】
更に、ウエブ幅検出センサ37bによって、図17中上方へ前記フランジ部18b側面を突き当てた際に、反対側のフランジ部17b,18bが、実線で示す位置に存在するか、又は二点鎖線で示す位置に存在するかが、有無で検出されることによりウエブ幅が判定される。
【0133】
また、検出値によって、何れの形状の梁材17であるかが判別される。
【0134】
この実施の形態1では、図5に示すように、天井L(左側)梁,天井R(右側)梁,床L(左側)梁,床R(右側)梁が梁材17として投入されているので、ジョイントピース18,18が設けられた梁材17の形状が図17及び図18に示すように、スタッド孔検出センサ37a等で検出されることにより、各梁材17が床部或いは天井部を構成するものであるかが判断されて、図19に示すように各床部或いは天井部組立待機ストックヤード38,39に振り分け保管される。
【0135】
しかも、この実施の形態1では、両ストックヤード38,39との間に位置する中心線40を挟んで対称位置内側に、床部右側ストックヤード38a及び天井部右側ストックヤード39aが、また、対称位置外側に、床部左側ストックヤード38b及び天井部左側ストックヤード39bが、各々設けられているので、天井部の左右梁材17,17を前記中心線40を中心に、床部の梁材17,17上方へ折り返すだけで、次工程の箱状体とする工程で、容易に組み合わせ出来る。
【0136】
このように、次工程で容易に組み合わせ出来るように待機させる事が出来、工程効率を更に向上させることが出来る。
【0137】
また、各梁材17の各スタッド孔17d…は、図19に示すように天井部及び床部で、全て建物ユニットの上下側面に位置するように組み合わせられる。
【0138】
更に、この実施の形態1では、前記各溶接工程に設けられた各電磁溶接装置27,29,31,33によって、前記梁材17のウエブ部17a及びフランジ部17bと、前記ジョイントピース18のウエブ部18a及びフランジ部18bとの間が両外側面から押圧されながら、電磁溶接される。
【0139】
このため、従来のように、梁材17の内側面を溶接するため裏返して、別途アーク溶接していたものに比して、一回で溶接が終了し、更に、工程効率を向上させることが出来る。
【0140】
しかも、各電磁溶接装置27,29,31,33による電磁溶接では、アーク溶接の様に、ヒューム(炭酸ガスの煙)が発生しないので、作業場所の作業環境を良好に保全することが出来る。
【0141】
以上、この発明の実施の形態1を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0142】
例えば、前記実施の形態1では、前工程検査ステージ21の長さ検出リミットスイッチ22を接触型のリミットスイッチとしているが、特にこれに限らず、例えば、図4中符号22aに示すような非接触型の赤外線検出センサ等の長さ検出手段であっても良く、また、板厚検出センサ23、ウエブ幅検出センサ24及び振り分け検査ステージ37のスタッド孔検出センサ37a、ウエブ幅検出センサ37bを非接触型の光電センサとしているが、特にこれに限らず、例えば接触型センサ等であってもよい。
【0143】
また、前記実施の形態1では先に、ウエブ部17a,18a間が電磁溶接されて、フランジ部17b,18b間の反り返りや離反が防止されるようにしているが、特にこれに限らず、各溶接ステージ26,28及び30,32の順序はどちらでも良く、ジョイントピース18と長尺フレーム17とにおける各フランジ部18b,18bとウエブ部18aとの折曲角度の精度に左右されないように、平坦なウエブ部18aから溶接するのが好適である。
【0144】
更に、他端のウエブ部18aを溶接する第3ステージ30に前記梁材17びジョイントピース18,18が搬送された際、前記前工程検査ステージ21で検出された前記梁材27の長さ検出情報に基づいて、他端に溶接される前記ジョイントピース18の梁材17に対する相対位置が、前記第1又は,第2位置決めピン30c又は,30dの溶接しろを形成するスライド移動時に適宜設定されて、溶接されるようにしているが、特にこれに限らず、前記梁材27の両端に、ジョイントピース18,18が各々溶接された後のジョイントピース両端縁間の全長Lが管理されるものであるならば、何れの第1〜4ステージ26,28,30,32に全長管理手段を設けてもよい。
【0145】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の請求項1記載のものによれば、搬送手段によって、前記ウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行うウエブ部溶接ステージから、前記フランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行うフランジ部溶接ステージへ、前記長尺フレーム本体及びジョイントピースが、搬送される間に、次の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記ウエブ溶接装置に装填されて、溶接を開始することが出来る。
【0146】
このため、自動化により同一ステージ内で、ウエブ部及びフランジ部を溶接する場合、前の組の長尺フレーム本体及びジョイントピースのフランジ部溶接中は、次の組の長尺フレーム本体及びジョイントピースを待機させておかなければならなかったものに比して、待機時間を削減できるので、工程効率を向上させることが出来る。
【0147】
この搬送手段による搬送,装填の自動化により、例えば、同一ステージ内で、ウエブ部及びフランジ部を溶接する場合、前の組の長尺フレーム本体及びジョイントピースのフランジ部溶接中は、次の組の長尺フレーム本体及びジョイントピースを待機させておかなければならなかったものに比して、待機時間を削減できるので、工程効率を向上させることが出来る。
【0148】
また、請求項2に記載されたものでは、搬送手段によって、一組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端のウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う一端ウエブ部溶接ステージから、前記一端のフランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う一端フランジ部溶接ステージへ、搬送される間に、次の組の長尺フレーム本体及びジョイントピースを前記一端ウエブ部溶接ステージに装填できる。
【0149】
また、一組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、他端のウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う他端ウエブ部溶接ステージに搬送されると、順次、次の組の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端フランジ部溶接ステージへ搬送される。
【0150】
このため、三組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端フランジ部溶接ステージに装填されて、溶接出来るので、更に、工程効率が良好である。
【0151】
次に、一組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記他端ウエブ部溶接ステージから、前記他端フランジ部溶接ステージへ搬送されると、四組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端ウエブ部溶接ステージに装填されると共に、前記二組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端フランジ部溶接ステージに、前記三組目の長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記他端ウエブ部溶接ステージに各々装填されて、溶接される。
【0152】
このため、4組の長尺フレーム本体及びジョイントピースを同時に溶接できるので、更に工程効率が良好である。
【0153】
この際、順序は問わないが、一端のウエブ部,フランジ部,次に他端のウエブ部,フランジ部の順序で溶接するのが、長さの異なる長尺フレームが混在した生産ラインでは、溶接装置を移動させずに済み、更に、生産効率を向上させることが出来る。
【0154】
また、請求項3に記載されたものでは、前記溶接ステージの前工程に設けられた溶接条件検出ステージによって、前記長尺フレーム本体の寸法が検出されて、所定の溶接条件が決定される。
【0155】
このため、例えば、前記長尺フレームの長さ、ウエブ部の幅、フランジ部の高さ及び鋼材の厚さ等の寸法条件が異なる長尺フレーム本体であっても、ジョイントピースを適正位置に溶接させることが出来る。
【0156】
そして、請求項4に記載されたものでは、前記溶接ステージの後工程に設けられた振り分け条件検出ステージが、前記長尺フレームの寸法又は検出マークの有無を検出することにより、該各長尺フレーム本体が床部或いは天井部を構成するものであるかを判断して、各床部或いは天井部組立待機ストックヤードに振り分け保管する。
【0157】
このため、各部分を構成する各長尺フレームを、次工程の組み合わせて箱状体とする工程で、容易に組み合わせ出来るように待機させる事が出来、工程効率を更に向上させることが出来る。
【0158】
また、請求項5に記載されたものでは、全長管理手段が、前記他端ウエブ部溶接ステージに前記長尺フレーム本体及びジョイントピースが搬送されると、前記溶接条件検出ステージで検出された前記長尺フレーム本体の長さ検出情報に基づいて、他端に溶接される前記ジョイントピースの該長尺フレーム本体に対する相対位置が設定されて、溶接される。
【0159】
このため、前記長尺フレーム本体の両端に、ジョイントピースが各々溶接された後のジョイントピース両端縁間の全長を管理できるので、従来の様に、両端部に設けられるジョイントピースの長さ方向の寸法精度に影響されることなく、良好な組立精度を得ることが出来る。
【0160】
そして、請求項6に記載されたものでは、前記各溶接工程に設けられた電磁溶接装置によって、前記ウエブ部及びフランジ部と、前記ジョイントピースとの間が両外側面から押圧されながら、電磁溶接される。
【0161】
このため、従来のように、長尺フレーム本体の内側面を溶接するため裏返して、別途アーク溶接していたものに比して、一回で溶接が終了し、更に、工程効率を向上させることが出来る。
【0162】
しかも、例えば、スポット溶接装置による電気溶接では、アーク溶接の様に、ヒューム(炭酸ガスの煙)が発生しないので、作業場所の作業環境を良好に保全することが出来る、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置を示し、ライン全体を上方から見た平面図である。
【図2】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置を示し、全体の構成を説明する概念図である。
【図3】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置を示し、前工程検査ステージの構成を説明する正面図である。
【図4】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置を示し、全長管理手段の概念図である。
【図5】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの寸法の相違を説明する正面図である。
【図6】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの寸法の相違によって挿通される位置決めピンの選択を説明する正面図である。
【図7】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、第1ステージの要部拡大上面図である。
【図8】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、第1ステージの一端ウエブ部電磁溶接装置の図7中A−A線に沿った位置の断面図である。
【図9】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、第2ステージの要部拡大上面図である。
【図10】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、第2ステージの一端フランジ部電磁溶接装置の図9中B−B線に沿った位置の断面図である。
【図11】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、第3ステージの要部拡大上面図である。
【図12】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、第3ステージの他端ウエブ部電磁溶接装置の図11中C−C線に沿った位置の断面図である。
【図13】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、第4ステージの要部拡大上面図である。
【図14】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、第4ステージの他端フランジ部電磁溶接装置の図13中D−D線に沿った位置の断面図である。
【図15】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、出口側反転ステージを説明する概念図である。
【図16】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームで、梁材端部にジョイントピースが溶接された出口部付近の様子を説明する斜視図である。
【図17】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、振り分け条件検出ステージの構成を説明する上面図である。
【図18】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、振り分け条件検出ステージに搬送された梁材の図17中E−E線に沿った位置の断面図である。
【図19】本発明の実施の形態1の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で、各ストックヤードに振り分けられる様子を示す概念図である。
【図20】従来例の建物ユニットを構成するフレームの組立装置で組み立てられる建物ユニットの構造体の構成を説明する斜視分解図である。
【図21】従来例の建物ユニットを構成するフレームの組立装置を上方から見た平面図である。
【図22】他の従来例で、作業員2名の手作業で、スニーク溶接が行われる様子を説明する概念図である。
【図23】他の従来例で、スニーク溶接が行われる順序を説明する斜視図である。
【図24】他の従来例で、スニーク溶接が行われる順序を説明する斜視図である。
【符号の説明】
15 組立装置
17 梁材(長尺フレーム本体)
17a ウエブ部
17b,17b フランジ部
18,18 ジョイントピース
18a ウエブ部
18b,18b フランジ部
21 前工程検査ステージ(溶接条件検出ステージ)
22 長さ検出リミットスイッチ
23 板厚検出センサ
24 ウエブ幅検出センサ
25 フランジ高さ検出センサ
26 第1ステージ
27 一端ウエブ部電磁溶接装置
28 第2ステージ
29 一端フランジ部電磁溶接装置
30 第3ステージ
31 他端ウエブ部電磁溶接装置
32 第4ステージ
33 他端フランジ部電磁溶接装置
27a,29a,31a,33a 電極本体
35 シャトルコンベア装置(搬送手段)
37 振り分け条件検出ステージ
37a スタッド孔検出センサ
37b ウエブ幅検出センサ
38 床部組立待機ストックヤード
39 天井部組立待機ストックヤード

Claims (6)

  1. ウエブ部及び該ウエブ部両側に形成されるフランジ部を有する断面略凹状の長尺フレーム本体の両端に、接続用のジョイントピースを各々溶接する建物ユニットを構成するフレームの組立装置であって、
    前記ウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行うウエブ部溶接ステージと、前記フランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行うフランジ部溶接ステージとを分離して、前記長尺フレーム本体及びジョイントピースが、各ステージ間を移動するための搬送手段を有することを特徴とする建物ユニットを構成するフレームの組立装置。
  2. ウエブ部及び該ウエブ部両側に形成されるフランジ部を有する断面略凹状の長尺フレーム本体の両端に、接続用のジョイントピースを各々溶接する建物ユニットを構成するフレームの組立装置であって、
    前記一端のウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う一端ウエブ部溶接ステージと、前記一端のフランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う一端フランジ部溶接ステージと、前記他端のウエブ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う他端ウエブ部溶接ステージと、前記他端のフランジ部に前記ジョイントピースを溶接する工程を行う他端フランジ部溶接ステージとを各々分離すると共に、前記長尺フレーム本体及びジョイントピースが、前記一端ウエブ部溶接ステージ、前記一端フランジ部溶接ステージ、前記他端ウエブ部溶接ステージ、前記他端フランジ部溶接ステージからなる各ステージ間を移動するための搬送手段を有することを特徴とする建物ユニットを構成するフレームの組立装置。
  3. 前記溶接ステージの前工程には、前記長尺フレーム本体の寸法を検出することにより、所定の溶接条件を決定する溶接条件検出ステージが設けられていることを特徴とする各請求項1又は2記載の建物ユニットを構成するフレームの組立装置。
  4. 前記溶接ステージの後工程には、前記長尺フレームの寸法又は検出マークの有無を検出することにより、該各長尺フレーム本体が床部或いは天井部を構成するものであるかを判断して、各床部或いは天井部組立待機ストックヤードに振り分け保管する振り分け条件検出ステージが設けられていることを特徴とする各請求項1乃至3のいずれか1項記載の建物ユニットを構成するフレームの組立装置。
  5. 前記各溶接ステージのいずれかでは、前記溶接条件検出ステージで検出された前記長尺フレーム本体の長さ検出情報に基づいて、他端に溶接される前記ジョイントピースの該長尺フレーム本体に対する相対位置を設定する全長管理手段が設けられていることを特徴とする各請求項2乃至4のいずれか1項記載の建物ユニットを構成するフレームの組立装置。
  6. 前記各溶接工程には、前記ウエブ部及びフランジ部と、前記ジョイントピースとの間を両外側面から押圧する電気抵抗溶接装置が設けられていることを特徴とする各請求項1乃至4記載の建物ユニットを構成するフレームの組立装置。
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