JP2708898B2 - 箱組み立て用の部材の自動積載装置 - Google Patents

箱組み立て用の部材の自動積載装置

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JP2708898B2
JP2708898B2 JP19331889A JP19331889A JP2708898B2 JP 2708898 B2 JP2708898 B2 JP 2708898B2 JP 19331889 A JP19331889 A JP 19331889A JP 19331889 A JP19331889 A JP 19331889A JP 2708898 B2 JP2708898 B2 JP 2708898B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、箱を構成する部材である左右の側板、天
板、地板という箱組み立て用の部材をワンセット毎に加
工されて供給される加工搬送ラインの次において、ワン
セット毎に箱組み立て用の部材を積載するための装置に
関する。
[従来の技術] 箱を構成する部材である左右の側板6a、天板6c、地板
6bという各部材6を原板から切断して、各部材の加工を
するための装置として本出願人はすでに特開平2−1165
02号公報を出願している。この、両側板6a、地板6b、天
板6c等の部材6を加工搬送ラインにより順次加工して供
給し、このようにワンセット毎に加工して順次供給され
る各部材6を吸着パットにより吸着してリフターの上に
第12図のようにしてワンセット毎に積載していた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記の従来例にあっては、側板6a、地板6
b,天板6cの幅が広い場合には安定して積載できるが、例
えば地板6b、天板6cの幅が狭いとこの上に次のセットを
積載すると不安定で積載できないという問題がある。
本発明は、上記した従来例の問題点に鑑みて発明した
ものであって、その目的とするところは、積載に当た
り、部材のうち幅の狭い部材があると左右に振り分けて
積載することで安定して積載することができる箱組み立
て用の部材の自動積載装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の箱組み立て用の部材の自動積載装置は、両側
板6a、地板6b、天板6c等の箱Aを構成する複数の一定幅
以上の幅の広い部材6と、偶数の一定幅以下の幅の狭い
部材6とがワンセット毎に加工されて偶数の幅の狭い部
材6が連続するようにワンセット分の加工済みの部材6
が供給される加工搬送ラインBの次に、各部材6の幅を
検知する幅検知手段40と、幅を検知された部材を吸着し
て前後移動装置43によりリフター41の上に運ぶ吸着パッ
ト42とが配置され、部材6が一定幅以上の幅の場合吸着
パット42がリフター41の中央上に移動し、部材6が一定
幅以下の場合吸着パット42がリフター41の中央部から両
側にずれた位置に順次移動して部材6を両側に振り分け
て積載する吸着パット横移動装置44を設けて成ることを
特徴とするものであって、このような構成を採用するこ
とで、上記した従来例の問題点を解決して本発明の目的
を達成したものである。
[作用] しかして、本発明にあっては、箱Aを構成する両側板
6a、地板6b、天板6c等の部材が加工搬送ラインBにより
ワンセット毎に順次加工して搬送されて来る。この場
合、複数の一定幅以上の幅の広い部材6と、偶数の一定
幅以下の幅の狭い部材6とがワンセット毎に順次加工さ
れて偶数の幅の狭い部材6が連続するようにワンセット
分の加工済みの部材6が加工搬送ラインBにより搬送さ
れて来るものである。そして、このワンセット毎に順次
搬送されてくる各部材6を吸着パット42により吸着して
順次リフター41の上に積載するに当たり、幅検知手段40
により幅を検知し、一定の幅以上のものは吸着パット41
をリフター41の中央部の上に移動して部材6をリフター
41に載置し、幅が一定以下のものは偶数連続して供給さ
れるので、この偶数連続して供給される幅が一定以下の
部材6をリフター41の中央部から両側にずれた位置に順
次移動して両側に振り分けて積載することで、この上に
更に別の部材6を多段に積載しても積載が安定するよう
になった。
[実施例] 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第1図(a)(b)に箱Aを構成する部材6を加工し
て搬送する加工搬送ラインBとこの加工ラインBの次に
設けた本発明に係る積載装置の概略斜視図が示してあ
る。加工搬送ラインBは略コ字状に配設してあり、その
一端部が始端部で他端部が終端部となっており、終端部
に積載装置11が連続して配置してある。
まず、加工搬送ラインBについて説明する。第1図
(a)に示すように、加工搬送ラインBの始端部には原
板供給装置2が配置してある。この原板供給装置2は加
工搬送ラインBの上方を通り且つ加工搬送ラインBと直
交する枠体12に走行装置13を走行自在に取り付けて構成
してあり、走行装置13の下面には上下移動自在な吸引装
置14が設けて構成してある。枠体12の下方の加工搬送ラ
インBの両側はそれぞれ加工搬送ラインBに平行に複数
列に原板1を置くことのできる原板置場となっている。
この原板置場には多数の原板1が載置された複数のパレ
ット15を設置しておくものであるが、パレット15ごとに
原板1のサイズを違わせておき、加工搬送ラインBに近
い方に供給頻度の高い方の原板1が配置され、供給頻度
の低い方の原板1が加工搬送ラインBから遠い方に配置
される。このようにすることで、走行装置13を移動させ
て吸引装置14により原板1を吸引し、これを持ち上げて
加工搬送ラインBの上に移動させて吸引装置14を下降さ
せて吸引を解除することで原板1を加工搬送ラインBに
供給するという動作が、供給頻度の高い原板1ほど短時
間で供給できるようになっている。
加工搬送ラインBの始端部に原板供給装置2から供給
された原板1は加工搬送ラインBを搬送されて、原板1
の両側端面部分にエッジ部材3を貼るエッジ貼り装置4
に送られる。エッジ貼り装置4は第2図に示すように連
続して供給する細巾帯状をしたエッジ部材3をエッジ部
材貼りロール16により原板1の長手方向の全長にわたり
連続して貼着するようにして構成してある。エッジ部材
3として例えば、合成樹脂シート、薄単板等が用いられ
る。また、このエッジ貼り装置4部分において、原板1
の片面の一側端側部寄りに溝17を溝形成装置18により形
成するようになっている。この、溝17は箱Aを組み立て
る際に背板19の端部がはめ込まれるためのものである。
エッジ貼り装置4でエッジ貼りされた原板1は加工搬
送ラインBを搬送されて切断装置5に送られる。この切
断装置5は原板1を原板1の長手方向(原板1の搬送方
向)に対して直交するようにして切断するものであり、
エッジ部材3が貼られた一枚の原板1から箱Aの複数面
を構成する複数の部材6を切断形成するようになってい
る。具体的には一枚の長い原板1から箱Aの各面を構成
する部材6である2枚の側板6a、地板6b、天板6cを順次
切断していくようになっており、この場合、切断の順序
は原板1の先端より側板6a、側板6a、地板6b、天板6cと
いう順に切断していくものである。ここで、原板1の長
さは標準品の箱Aを構成する部材6である側板6a、側板
6a、地板6b、天板6cを順次切断してもまだ少なくとも上
記標準品の箱Aを構成する部材6の一つが切断できる程
度の全体長さとなっており、切断装置5により原板1を
先端から順に切断していく際、側板6a、側板6a、地板6
b、天板6cを切断した後に、更に標準品の箱Aを構成す
る部材6の一つが切断されるのである。第3図の実施例
では、原板1の巾が350mm、長手方向の長さが3200mmと
してあり、標準品の箱Aを奥行きが350mm、縦が595mm、
横が445mmとした場合、2枚の側板6aの切断寸法がそれ
ぞれ595mm、地板6bの切断寸法が445mm、天板6cの切断寸
法が445mmであり、この標準品の箱Aの1セット分の切
断をした後、更に縦長さが595mmの標準品の箱Aのスト
ック用の側板6aが切断され、更に最後に25mmの端切れ20
ができるようになっている。そして、標準サイズの箱A
と異なる特注サイズの箱Aを形成する場合、コンピュー
タCの指令により、一枚の原板1が先端から順に特注品
の箱Aの寸法の側板6a、側板6a、地板6b、天板6cと特注
サイズの箱Aの1セット分を切断し、その後、更に、標
準品の箱Aを構成する部材6のいずれかをストック用と
して切断するのである。ここで、標準品の箱Aは一種類
ではなく、例えば、奥行き方向として350mm、560mm、41
0mm、710mm等があり、また縦、横の長さとしては、例え
ば、145mm、295mm、445mm、595mm、655mm等があり、本
発明においてはあらかじめ決めているこれらの規格寸法
のものを組み合わせたものは全て標準品と称する。そし
て、これらの標準品のサイズ以外のサイズのものを特注
品と称している。
切断装置5により切断された各部材6は上下移動自在
な吸引装置22を有する回動自在な方向転換機21により一
枚ずつ直角に方向転換されて加工搬送ラインBのうちス
トックライン部1Bと称する部分に搬送される。このスト
ックライン部1Bは平面視で略コ字状をした加工搬送ライ
ンBの底辺部分をなす部分を構成している。ストックラ
イン部1Bの上方を通り且つストックライン部1Bと直交す
る支持枠23に走行機24を走行自在に取り付けてあり、走
行機24の下面には上下移動自在な吸引装置25が設けてあ
る。支持枠23の下方にはストックライン部1Bの側方にス
トックライン部1Bに平行にストック用の部材6のストッ
ク置場26となっている。このストック置場26には標準品
の箱Aを構成する部材6がストックされるものであり、
標準品を構成する各部材6を奥行きの異なるものを基準
にしてこれをグループに別けて、複数列ストックライン
部1Bに平行に配置してある。例えば、第3図の実施例で
はストックライン部1Bに平行に奥行きが350mm、560mm、
410mm、710mmのものをそれぞれのグループとして4列配
置してある。そして、各列にはそれぞれ、145mm、295m
m、445mm、595mm、655mmのものを先頭から順に置くよう
にしてある。つまり、第1図の実施例では、標準品の箱
Aを構成するための20種類の部材6がそれぞれ、各列、
各行に重ねて並べるようにしてある。もちろん上記20種
類にのみ限定されるものではない。上記各列、各行に並
べた複数のストック用の部材6は第4図に示すようなパ
レット27に一まとめにして支持されるものであり、第4
図の実施例ではパレット27に仕切りにより多数のストッ
ク用凹部28を形成し、このストック用凹部28内に上記ス
トック用の種々の標準品にみあった寸法の部材6が挿入
されてストックされる。パレット27は複数個用意してお
き、柄や色が同じものでサイズが異なる部材6を同一の
パレット27に支持するようにし、柄や色が違うものを異
なるパレット27に支持するようにしておく。そして、い
ずれかの柄や色の部材6を支持したパレット27をストッ
ク置場26に配置しておくものである。しかして、切断装
置5により切断された部材6がストックライン部1Bに送
られてくると、側板6a、側板6b、地板6b、天板6cという
1セット分はそのまま通過し、その次に送られてくるス
トック用の部材6が吸引装置25により吸引されて持ち上
げて移動され、ストック置場26に配置した多数のパレッ
ト27のうち該当する番地のストック用凹部28に入れられ
る。
ストックライン部1Bを通過した部材6は略コ字状の加
工搬送ラインBの残りの一側辺側に送られることで搬送
方向が変えられ(つまり切断端部が搬送方向と平行とな
るように変えられ)、バーコードプリンタ装置29により
バーコード30を表示したシール31が貼られる。このバー
コード30には部材6への後述のボーリング装置10による
孔9あけ位置や孔9の数や孔9の大きさ等を選択できる
ようにするための情報を付与してあり、後述のバーコー
ドリーダー32により、部材6に表示されたバーコード30
を読み取ってボーリング装置10を制御して部材6への孔
9あけ位置や孔9の数や孔9の大きさ等を自由に設定す
るようにしてある。
バーコードプリンタ装置29によりバーコード30を付与
された部材6はテノーナ装置8に送られる。このテノー
ナ装置8は加工搬送ラインBの進行方向の前部の一側と
後部の他側とにそれぞれ配置してあり、この後部の他側
に配置されたテノーナ装置8により部材6の一方の切断
端面に組み立て状態で他の部材6と直角に突き合わせる
場合の突き合わせ面7が形成されるものであり、前部の
一側に配置されたテノーナ装置8により部材6の他方の
切断端面に突き合わせ面7が形成されるものである。こ
の突き合わせ面7を形成する際に同時に突き合わせ面7
に接着剤溜まりとなる凹溝33を形成しておく。
テノーナ装置8により加工された部材6は方向転換装
置34により90゜回転されて進行方向を転換され(エッジ
部材3を貼った部分が加工搬送ラインBと平行となるよ
うに方向転換され)るようになっており、方向転換装置
34の前方に配置したバーコードリーダー32により部材6
に表示したバーコード30を読み取り、前方に配置された
ボーリング装置10に送られる。ボーリング装置10には多
数のドリルが設けてあり、バーコードリーダー32により
読み取った情報に基づいて送られてきた当該部材6に孔
9あけ加工をするものである。ここで、孔9とは組み立
てられる箱Aの横仕切り板を取り付けるためのねじ挿入
孔やダボ孔、あるいは棚板を取り付けるためのダボ孔等
であり、これらの孔9はいずれも側板6aにのみ形成され
るものであって、したがって、地板6bや天板6cにはこれ
らの孔9が必要でないので孔9あけ加工をすることなく
そのまま通過するようになっている。そして、孔9あけ
加工がされた2枚の側板6a、孔9あけ加工をされずその
まま通過した地板6b、天板6cは積載装置11に送られる。
積載装置11は平面視で略コ字状をした加工搬送ラインB
の終端部に位置している。
次に積載装置11について第1図(a)(b)、特に第
1図(b)に基づいて詳述する。積載装置11は加工搬送
ラインBの終端部分のコンベアと直交する方向に移動自
在なプッシャー45と、プッシャー45により部材6が押し
込まれる幅検知台46と、幅検知台46の上方の両側に配置
されて対向面が近接したり離れたりする方向に移動自在
な一対の移動体40aにより構成した幅検知手段40と、幅
検知台46の前方に位置して部材6を積載するための上下
移動自在なリフター41と、検知台46とリフター41との上
面との間を前後方向に移動自在となった吸着パット42
と、この吸着パット42を前後方向に移動する前後移動装
置43と、この吸着パット42をリフター41の上方において
リフター41の両側に往復動する吸着パット横移動装置44
とにより構成してある。すなわち、加工搬送ラインBの
終端からプッシャー45により幅検知台46に移送された部
材6は幅検知手段40である一対の移動体40aが部材6の
両側に接するまで移動して、部材6の両側に一対の移動
体40aが接することで、例えば一対の移動体40aの移動距
離を検知することで部材6の幅を検知するようになって
いる。前後方向に沿った(つまり幅検知台46の側部とリ
フター41の側部とに沿った)移動レール47に移動枠48が
シリンダーのような前後移動装置43により移動自在とな
るように取り付けてあり、この移動枠48の横レール48a
に沿って吸着パット42がシリンダーよりなる吸着パット
横移動装置44により横方向に移動自在に取り付けてあ
る。そして、吸着パット42により部材6を吸着して前後
移動装置44によりリフター41の上まで移動するに当た
り、幅検知手段40により検知した部材6の幅が一定幅以
上の場合(例えば400mm以上)には吸着パット42はリフ
ター41の中央部分の上に移動するようになっており、部
材6が一定幅以下の場合には吸着パット42がリフター41
の中央部から両側にずれた位置に順次移動して部材6が
両側に振り分けて積載するように吸着パット横移動装置
44が制御されるようになっている。
しかして、製造に当たっては、コンピュータCの指示
により製造しようとする箱Aを構成するための部材6取
りができるサイズの原板1が原板供給装置2の走行装置
13に設けた吸引装置14に吸引されて加工搬送ラインBの
始端部に供給され、次いでエッジ貼り装置4によりエッ
ジ部材3が貼られるとともに溝形成装置18により溝17が
形成される。次に、コンピュータCの指示により製造し
ようとする箱Aを構成するサイズの部材6になるように
原板1が2枚の側板6a、地板6b、天板6cの順に切断さ
れ、更にストック用の部材6が切断され、最後の端切れ
20が残った場合には除去される。このようにして切断さ
れた各部材6はストックライン部1Bに送られ、2枚の側
板6a、地板6b、天板6cという1セット分をそのまま通過
し、ストック用の部材6のみが走行機24に設けた吸引装
置25に吸引されて、パレット27の当該部材6が入れられ
るべき番地のストック用凹部28に入れられてストックさ
れる。次に、上記1セット分の部材6は順次バーコード
プリンタ装置29によりバーコード30の表示され、次にテ
ノーナ装置8により突き合わせ面7の加工がされ、次に
バーコードリーダー32により各部材6に表示されたバー
コード30の情報を読み取られた後でボーリング装置10に
送られ、各部材6ごとに読み取られたバーコード30の情
報に基づいて孔9あけをしたり、あるいは孔9あけをし
なかったりして最後に順次積載装置11に送られるもので
ある。そして、積載装置11にワンセット毎に順次送られ
る部材6は、積載装置11によってワンセット毎順次リフ
ター41に載置されるものである。すなわち、加工搬送ラ
インBの終端からプッシャー45により幅検知台46に部材
6を移送し、ここで幅検知手段40である一対の移動体40
aが部材6の両側に接するまで移動して部材6の幅を検
知し、次に、移動体40aが離れた後、吸着パット42が移
動して来て部材6を吸着して前後移動装置43によりリフ
ター41の上まで運ぶ。そして、この状態で幅検知手段40
で当該部材6の幅を検知して結果に基づいて、吸着パッ
ト横移動装置44が制御され、部材6が所定の幅よりも大
きい場合には吸着パット42がリフター41の中央部の上方
に位置してリフター41の上に部材6を載置し、部材6が
所定の幅よりも小さい場合には吸着パット42がリフター
41の中央部から両側にずれた位置に順次移動して部材を
両側に振り分けて積載されるものである。ここで、一般
に側板6aは幅が長く、地板6bと天板6cとは共に長さが同
じで側板6cよりも幅が小さいので、両側に振り分けて載
置する幅の小さい部材6としては地板6b、天板6cが対象
となる。したがって、地板6bと天板6cとは連続して送
り、地板6きい側板6aが2枚重ねされた上に幅の狭い地
板6bが側板6aの上の一側部に載置され、次に幅の狭い天
板6cが側板6aの上の他側部に載置され、次に別のセット
の側板6aがこれら左右に振り分けられた地板6b、天板6c
の上に積載されるものである。ここで地板6b、天板6cの
幅が大きい場合には側板6cの上面中央に地板6bが載置さ
れ、次に地板6bの上面に天板6cが載置されるというよう
にして積載される。第11図にはその積載例が示してあ
る。第11図においてSは2枚の側板6a、地板6b、天板6c
よりなる箱を構成するためのワンセット分を示してい
る。このようにして複数セット積載した後、次工程の組
立工程に送り、そこで第8図に示すような所定の形状の
箱Aに組み立てるものである。この場合、両側板6aの上
下両端間に地板6bと天板6cとを配置して直交して位置す
る部材6の突き合わせ面7同士を接着剤36により接着す
ることで箱Aを組み立てるものであり、接着剤36はこの
時凹溝33に溜められて外にはみ出さないようになってい
る。また背板19の外周端部がそれぞれ各部材6の溝17に
はめ込まれる。上記のような箱Aには必要に応じて前部
開口に扉が取り付けられる。
ところで、システムキッチン等の箱Aにおいては特注
品の箱Aの需要も多く、この特注品の箱Aもそのサイズ
がコンピュータCに入力され、コンピュータCの指令に
より切断装置5により切断され、上記と同様にして、最
後に標準品の箱Aを構成する部材6を切り取り、これを
パレット27の当該部材6を入れる所定の番地のストック
用凹所28に入れてストックしておくものである。そし
て、標準品の箱Aを構成する部材6を加工する指令がコ
ンピュータCによりなされた場合に、ストック置場26に
ストックされている複数の標準品用の部材6の中に該当
するサイズの標準品の1セット分の部材6がストックさ
れている場合には、原板1を供給することなく、ストッ
ク置場26にストックされている該当する標準品の部材6
を走行機24の吸引装置25により順次吸引してストックラ
イン部1Bに供給し、以後バーコード30の表示工程以降の
工程を経て取り出し装置11に1セットとして送られる。
この場合、側板6aに該当する部材6を2枚、次に地板6b
に該当する部材6、地に天板6cに該当する部材6の順に
順次吸引してストックライン部1Bに供給するものであ
る。
また、原板1を送って順次加工して行く場合おいて、
切断装置5により最後にストック用の部材6を切断する
際に、ストック置場26の各番地にストックしている部材
6が不足していたり、あるいは少ないストック量の部材
6をコンピュータの指令により切断して複数種類の標準
品の箱Aを構成する各部材6を均等量ストックしたり、
あるいは、製造頻度の多い標準品の箱Aを構成する部材
6を製造頻度の少ない標準品の箱Aを構成する部材6の
ストック量より多くストックしたりするものである。
また、柄、色等が異なる箱Aを製造する場合には、柄
や色の異なる原板1を原板供給装置2の枠体12の下方に
配置し、ここから原板供給装置2により加工搬送ライン
Bに送って上記と同様に加工していくのであるが、この
場合には、今までストック置場26に設置していたパレッ
ト27をフォークリフトにより別の場所に移動し、次いで
ストック置場26に以前に当該原板1を切断してストック
しておいた柄や色が対応した部材6を保持しているパレ
ット27をフォークリフトにより移動してきて設置するも
のである。このことにより、柄や色が異なった箱Aを構
成する部材6を上記と同様に加工し且つ一部を標準品用
としてストックしておくことができるものである。
[発明の効果] 本発明にあっては、上記したように両側板、地板、天
板等の箱を構成する複数の一定幅以上の幅の広い部材
と、偶数の一定幅以下の幅の狭い部材とがワンセット毎
に加工されて偶数の幅の狭い部材が連続するようにワン
セット分の加工済みの部材が供給される加工搬送ライン
の次に、各部材の幅を検知する幅検知手段と、幅を検知
された部材を吸着して前後移動装置によりリフターの上
に運ぶ吸着パレットとが配置され、この部材が一定幅以
上の幅の場合吸着パットがリフターの中央上に移動し、
部材が一定幅以下の場合吸着パットがリフターの中央部
から両側にずれた位置に順次移動して部材を両側に振り
分けて積載するような吸着パット横移動装置を設けてあ
るので、一定幅以上の部材はそのまま安定して積載し、
偶数連続して送られる一定幅以下の部材は両側に順次振
り分けて積載することで幅が小さくても安定して積載す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明の全体斜視図及び積載装置
部分の拡大斜視図、第2図は同上のエッジ部材を貼って
いる状態の概略説明図、第3図は切断装置による切断例
を示す説明図、第4図はストック用のパレットの斜視
図、第5図は後部のテノーナ装置で部材の片側を加工し
た場合の部材の斜視図、第6図は前部のテノーナ装置で
部材の他の片側を加工した例の斜視図、第7図は部材を
ボーリング装置で孔あけ加工をした状態の斜視図、第8
図は箱を組み立て形成した状態の斜視図、第9図は同上
のコーナの接続部分の断面図、第10図は同上の背板の取
り付け状態を示す断面図、第11図は部材の積載例を示す
説明図、第12図は従来における部材の積載例の説明図で
あって、Aは箱、Bは加工搬送ライン、6は部材、6aは
側板、6bは地板、6cは天板、40は幅検知手段、41はリフ
ター、42は吸着パット、43は前後移動装置、44は吸着パ
ット横移動装置である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側板、地板、天板等の箱を構成する複数
    の一定幅以上の幅の広い部材と、偶数の一定幅以下の幅
    の狭い部材とがワンセット毎に加工されて偶数の幅の狭
    い部材が連続するようにワンセット分の加工済みの部材
    が供給される加工搬送ラインの次に、各部材の幅を検知
    する幅検知手段と、幅を検知された部材を吸着して前後
    移動装置によりリフターの上に運ぶ吸着パレットとが配
    置され、部材が一定幅以上の幅の場合吸着パットがリフ
    ターの中央上に移動し、部材が一定幅以下の場合吸着パ
    ットがリフターの中央部から両側にずれた位置に順次移
    動して部材を両側に振り分けて積載するような吸着パッ
    ト横移動装置を設けて成ることを特徴とする箱組み立て
    用の部材の自動積載装置。
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