JPH11128552A - 熱変色性玩具 - Google Patents

熱変色性玩具

Info

Publication number
JPH11128552A
JPH11128552A JP31621297A JP31621297A JPH11128552A JP H11128552 A JPH11128552 A JP H11128552A JP 31621297 A JP31621297 A JP 31621297A JP 31621297 A JP31621297 A JP 31621297A JP H11128552 A JPH11128552 A JP H11128552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
thermochromic
toy
display
transfer device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31621297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3807525B2 (ja
Inventor
Tadashi Aoki
忠司 青木
Kyoji Aoyama
京二 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Ink Co Ltd
Original Assignee
Pilot Ink Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilot Ink Co Ltd filed Critical Pilot Ink Co Ltd
Priority to JP31621297A priority Critical patent/JP3807525B2/ja
Publication of JPH11128552A publication Critical patent/JPH11128552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3807525B2 publication Critical patent/JP3807525B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の熱変色性表示体と、前記熱変色性表示
体の伝熱部材と接離自在に構成した単一の熱又は冷熱を
供給する熱変色性表示体用伝熱装置を設けた玩具本体か
らなり、熱変色性表示体の変色を簡易に行うことができ
ると共に、意外性、変色の妙味に富む熱変色性玩具を提
供する。 【解決手段】 温度変化により可逆的に色変化する可逆
熱変色層33を設けた伝熱部材31からなる複数の熱変
色性表示体3と、前記熱変色性表示体3の伝熱部材31
と接離自在に構成した単一の熱又は冷熱を供給する熱変
色性表示体用伝熱装置2を設けた玩具本体4からなる熱
変色性玩具1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱変色性玩具用セ
ットに関する。更に詳細には、複数の熱変色性表示体
と、単一の伝熱装置を設けた玩具本体からなる熱変色性
玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱変色性玩具セットとして可逆熱
変色性材料で彩色した熱変色性ハウス玩具と、加熱具よ
りなるハウス玩具セットが開示されている(実開平4−
78000号公報)。前記従来のハウス玩具セットは、
加熱具を熱変色部分に当接する等の方法により、色調を
変化させるものである。しかしながら、前記した構成、
即ち、変色具を外部から適用して可逆的な色変化を視覚
させる玩具は、予め変色させる部分を認識した上で変色
具を適用するため、意外性、変色の妙味に乏しく。又、
熱変色性玩具と変色具が別体であることにより、利便性
に乏しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した従来
の熱変色性玩具の不具合を解消しようとするものであっ
て、熱変色性玩具の変色を簡易に行うことができると共
に、意外性、変色の妙味に富む熱変色性玩具を提供しよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1.温度変化により可逆的に色変化する可逆熱変色層を
設けた伝熱部材からなる複数の熱変色性表示体と、前記
熱変色性表示体の伝熱部材と接離自在に構成した単一の
熱又は冷熱を供給する熱変色性表示体用伝熱装置を設け
た玩具本体からなる熱変色性玩具。 2.前記熱変色性表示体用伝熱装置は、加熱又は冷熱媒
体を収容する容器と、前記媒体の熱を熱変色性表示体の
伝熱部材に伝える伝熱体からなる1項に記載の熱変色性
玩具。 3.前記伝熱体は、熱変色性表示体の伝熱部材と接触す
る平面状の接触部と、前記接触部から下方に連設され且
つ熱媒体と共に容器内に収容される脚部を備えた金属製
伝熱体である2項に記載の熱変色性玩具。 4.前記熱変色性表示体が玩具本体に固定されてなり、
且つ、玩具本体内に設けた熱変色性玩具用伝熱装置を作
動して選択的に熱変色性表示体の伝熱部材に接触する1
項乃至3項に記載のいずれかの熱変色性玩具。 5.前記熱変色性表示体用伝熱装置を玩具本体内に移動
可能に収容してなり、選択的に熱変色性表示体の伝熱部
材と接触する4項に記載の熱変色性玩具。 6.前記熱変色性玩具用伝熱装置が玩具本体に固定され
てなり、且つ、玩具本体に設けた熱変色性玩具表示体が
移動可能に構成されてなり、選択的に熱変色性玩具表示
体の伝熱部材と熱変色性玩具用伝熱装置が接触する1項
乃至3項に記載のいずれかの熱変色性玩具。を要件とす
る。
【0005】本発明を更に詳しく説明すると、前記熱変
色性表示体は、少なくとも伝熱装置から供給される熱を
伝熱する伝熱部材と、前記伝熱部材に温度変化により可
逆的に色変化する可逆熱変色層からなる。前記伝熱部材
は熱伝導性を有するものであれば材質は特に限定される
ものではないが、好ましくは熱伝導性に優れた金属部材
が用いられる。又、形状については、伝熱部材自体を所
望の形状の表示体とすることもできるが、金属により表
示体を成形することは、生産が困難であると共に、コス
ト高となる。よって、樹脂により所望の形状の表示体を
成形し、前記表示体に金属性の伝熱部材を設けることが
好ましい。この方法は、伝熱部材の形状を比較的単純な
形状とすることができるため、前記した問題を解消でき
る。
【0006】前記可逆熱変色層中に含まれる可逆熱変色
性組成物としては、電子供与性呈色性有機化合物と電子
受容性化合物と呈色反応を可逆的に生起させる有機化合
物媒体の三成分を含む可逆熱変色性組成物が好適に用い
られる。具体的には、特公昭51−35414号公報、
特公昭51−44706号公報、、特公昭51−447
08号公報、特公昭52−7764号公報、特公平1−
17154号公報、特公平1−29398号公報、特開
平7−186546号公報等に記載のものが挙げられ
る。前記は所定の温度(変色点)を境としてその前後で
変色し、変化前後の両状態のうち常温域では特定の一方
の状態しか存在し得ない。即ち、もう一方の状態は、そ
の状態が発現するのに要する熱又は冷熱が適用されてい
る間は維持されるが、前記熱又は冷熱の適用がなくなれ
ば常温域で呈する状態に戻る、所謂、温度変化による温
度−色濃度について小さいヒステリシス幅(ΔH)を示
して変色するタイプである。
【0007】又、本出願人が提案した特公平4−171
54号公報、特開平7−179777号公報、特開平7
−33997号公報等に記載されている大きなヒステリ
シス特性を示して変色する感温変色性色彩記憶性組成
物、即ち、温度変化による着色濃度の変化をプロットし
た曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から温度
を上昇させていく場合と逆に変色温度より高温側から下
降させていく場合とで大きく異なる経路を辿って変色す
るタイプの変色材であり、低温側変色点と高温側変色点
の間の常温域において、前記低温側変色点以下又は高温
側変色点以上の温度で変化させた状態を記憶保持できる
特徴を有する可逆熱変色性組成物も有効である。
【0008】前記した可逆熱変色性組成物は、そのまま
の適用でも有効であるが、マイクロカプセルに内包した
マイクロカプセル顔料として使用することが好ましい。
それは、種々の使用条件において可逆熱変色性組成物は
同一の組成に保たれ、同一の作用効果を奏することがで
きるからである。前記マイクロカプセルに内包させるこ
とにより、化学的、物理的に安定な顔料を構成でき、粒
子径0.1〜100μm、好ましくは1〜50μm、よ
り好ましくは2〜30μmの範囲が実用性を満たす。
尚、マイクロカプセル化は、従来より公知の界面重合
法、in Situ重合法、液中硬化被覆法、水溶液か
らの相分離法、有機溶媒からの相分離法、融解分散冷却
法、気中懸濁被覆法、スプレードライング法等があり、
用途に応じて適宜選択される。更にマイクロカプセルの
表面には、目的に応じて更に二次的な樹脂皮膜を設けて
耐久性を付与させたり、表面特性を改質させて実用に供
することもできる。
【0009】又、前記可逆熱変色性組成物を塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合樹脂や、ピペリジン誘導体から選ば
れるヒンダードアミン系化合物、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−塩化ビニ
リデン共重合体等がブレンドされた塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合樹脂母体中に分散状態に固着して可逆熱変色
層を形成したり、前記可逆熱変色性組成物を飽和共重合
ポリエステル樹脂母体中に、微粒子化して分散して可逆
熱変色層を形成することもできる。
【0010】前記可逆熱変色性組成物又はそれを内包し
たマイクロカプセル顔料はバインダー中に分散されて、
インキ、塗料などの可逆熱変色性材料として適用され、
可逆熱変色層を形成できる。又、一般染料、顔料等の着
色剤を含有して多彩な色変化を呈する可逆熱変色層を形
成することもできる。
【0011】前記可逆熱変色層は伝熱部材に直接又は着
色層を介して設けられる。又、適宜支持体上に可逆熱変
色層を設け、前記支持体を伝熱部材に貼り合わせてもよ
い。前記着色層中に含まれる着色剤としては、有色染
料、顔料、或いは、蛍光染料、顔料であり、所望によ
り、パール顔料、金属粉顔料、蓄光顔料、二酸化チタン
等の白色顔料を用いてもよい。前記可逆変色層は、文
字、数字、図形等の図柄であってもよく、或いは下層に
設けた着色層による図柄を隠蔽する層であってもよい。
更に、前記可逆熱変色層上に図柄を設けることもでき
る。尚、前記可逆熱変色層と着色層はそれぞれ複数色を
併用して用いることもできる。
【0012】前記可逆熱変色層或いは着色層は、従来よ
り公知の方法、例えば、スクリーン印刷、オフセット印
刷、グラビヤ印刷、コーター、タンポ印刷、転写等の印
刷手段、刷毛塗り、スプレー塗装、静電塗装、電着塗
装、流し塗り、ローラー塗り、浸漬塗装等の手段により
形成することができる。又、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹
脂中に前記可逆熱変色性組成物、或いは、着色剤を分散
して成形した成形物を可逆熱変色層或いは着色層として
用いることもできる。
【0013】前記熱変色性表示体用伝熱装置は、玩具本
体内に収容され、複数の熱変色性表示体の伝熱部材と接
離自在な単一の伝熱装置である。前記伝熱装置の加熱又
は冷熱源としては、抵抗発熱体、ペルチエ素子、温水、
冷水、氷片等が挙げられる。又、前記伝熱装置の形状
は、特に限定されるものではない。更に、加熱又は冷熱
媒体が温水、冷水、氷片の場合、前記伝熱装置は前記媒
体を収容する容器と伝熱体により構成される。この場
合、容器の材質としては合成樹脂製であり、且つ、伝熱
体が金属製であることが好ましい。これは、金属による
伝熱体は優れた伝熱性を有すると共に、合成樹脂製の容
器は金属製の容器に比べて熱伝導性が低いため、容器内
の媒体の熱放出が抑制され伝熱効果に優れ、又、容器を
合成樹脂により形成するため、様々な目的に応じた外観
形状を自由に設定することが可能であり、玩具としての
応用性に優れるからである。更に、前記伝熱体は、熱変
色性表示体の伝熱部材と接触する平面状の接触部と、前
記接触部から下方に連設され且つ熱媒体と共に容器内に
収容される脚部を備えた金属性伝熱体であることが好ま
しい。これは、伝熱体の脚部が、容器内に熱媒体と共に
収容されることより、外気の影響を受けず、媒体の熱が
脚部から平面部へ効率よく伝えられる。即ち、伝熱効率
が向上し、少量の熱媒体でも十分な伝熱性能(即ち、熱
変色性表示体を熱変色させる十分な熱変色性能)を示
し、その結果、伝熱装置自体をコンパクトにできるから
である。
【0014】又、前記伝熱体は平面部と脚部とを別体に
構成し、両者を熱伝導可能に接続させた構成でもよい
が、平面部と脚部とを一体に形成した構成が、製造の容
易な点で好ましい。前記平面部と脚部とを一体に形成し
た伝熱部材を得る方法として、例えば、折り曲げ加工、
プレス加工等の塑性加工、ダイカスト、切削加工等を挙
げることができ、その中でも、製造コストの安価な塑性
加工が好適に用いられる。
【0015】前記伝熱体は、金属板片を折り曲げ加工す
る場合、その縦断面形状は「コ」字状の他、「ロ」字
状、「M」字状、「N」字状、「T」字状、「Y」字
状、「U」字状、「L」字状、「H」字状等を例示する
ことができる。特に、前記伝熱部材は、「コ」字状が、
容器内に多量の熱媒体(特に氷塊や蓄熱剤ブロック等の
固形熱媒体)を収容可能であること、及び伝熱性及び生
産性の面で優れていることから、最も実用的である。ま
た、前記伝熱部材は、脚部を筒状にして全体を有底筒体
状にすることもできる。
【0016】前記脚部は容器内に収容されて熱媒体と接
触し、熱媒体の熱又は冷熱を平面状の接触部へ伝熱する
部分であるが、前記伝熱機能に加えて、前記脚部下端
が、容器底面と当接し、平面部を容器の開口部に位置さ
せる支持部材としての機能を持たせることもできる。
【0017】又、接触部の表面に小孔や凹凸を形成する
こともできる。それにより不均一な熱変色像を発現させ
たり、模様を形成することができる。更に、前記平面部
は、容器の開口部より少なくとも一部が外部に露出して
いることが好ましく、又、適宜バネ等の弾性部材を内蔵
して常に平面部が付勢するよう構成して、熱変色性表示
体の伝熱部材との接触性を向上することもできる。
【0018】前記容器は、上部に熱媒体及び伝熱体の出
し入れ可能な開口部を備えることが好ましい。それによ
り、伝熱体の着脱が容器になると共に、熱媒体の交換作
業が容易になる。又、開口部が容器上部に設けられてい
るため、熱媒体の漏出を防止するための厳重な密封構造
が不要であり、構造を簡素化することができる。
【0019】更に、本発明は熱変色性表示体と、該熱変
色性表示体を熱変色させる伝熱装置とからなる玩具本体
を有する熱変色性玩具であり、熱変色性玩具の伝熱部材
と伝熱装置は接離自在である。これを更に詳しく説明す
ると、複数の熱変色性表示体を玩具本体に固定し、且
つ、玩具本体内に前記複数の熱変色性表示体の伝熱部材
と選択的に接触する熱変色性玩具用伝熱装置を設けた構
成が挙げられる。前記伝熱装置が熱変色性表示体の伝熱
部材と選択的に接触する構成としては、玩具本体内に設
けた伝熱装置が回転して伝熱部材に接触する構成、伝熱
装置を傾けることにより伝熱部材に接触する構成、伝熱
装置自体が玩具本体内を移動して伝熱部材に接触する構
成等、伝熱装置が可動する構成が挙げられる。
【0020】又、熱変色性表示体が回転して伝熱装置に
接触する構成、熱変色性表示体を傾けることにより伝熱
部材に接触する構成等、熱変色性表示体が可動する構成
が挙げられる。更には、伝熱装置と熱変色性表示体が共
に可動する構成も挙げることもできる。
【0021】前記熱変色性表示体の外観としては、測定
用器具、電気通信器具、照明用器具、加熱又は電熱器
具、医療用器具等の形態が挙げられる。具体的には測定
用器具としては、温度計、ガスメーター、水量メータ
ー、圧力計、湿度計等が挙げられ、電気通信器具として
は、電話機、ファクシミリ、テレビ、パーソナルコンピ
ューターのディスプレー、ステレオ、ワードプロセッ
サ、コピー機、プリンタ等が挙げられ、照明用器具とし
ては、蛍光灯、シャンデリア、アーク灯、水銀灯、白熱
電球、ランプ、ちょうちん等が挙げられ、加熱又は電熱
器具としては、ストーブ、こたつ、暖炉、レンジ、かま
ど、こんろ、トースター等が挙げられ、医療用器具とし
ては、レントゲン表示機、血圧計、心電計、体温計等が
挙げられ、その他、車等の乗物のメーター類、水槽、映
写機、なべ、食器等の台所用品、スロットマシン、ピン
ボールマシン、パチンコ台等の遊戯具、遊園地の遊戯
具、花火等を挙げることができる。又、玩具本体の外観
としては、前記熱変色性表示体の外観と関連した形態で
あり、例えば、家具の形態、建物の形態、乗物の形態、
遊園地の形態等が挙げられる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の熱変色性玩具は、適宜物
品の外観を模した複数の熱変色性表示体を、前記熱変色
性表示体の外観と関連する外観を模した玩具本体に設
け、且つ、前記玩具本体に熱変色性表示体用伝熱装置を
設けてなる熱変色性玩具であり、模型玩具、知育玩具、
ままごと玩具、乗物玩具、人形玩具等に適用できる。
【0023】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。尚、本発
明はこれに限定されるものではない。 実施例1(図1、2参照) 実施例1の熱変色性玩具1は、外観がガスコンロであ
り、熱変色性玩具用伝熱装置2を移動させることによっ
て、2つのバーナー部分のいずれかを点火したように視
認させるものである。
【0024】前記熱変色性玩具用伝熱装置2は、内部に
冷熱媒体を収容した容器21と、該容器内に収容された
伝熱体22、及びバネ23とからなる。前記容器21は
合成樹脂製により形成した形状は箱形状であり、上部に
方形状の開口部を備えてなり、内部に加熱又は冷熱媒体
を収容可能に形成している。
【0025】前記伝熱体22は、方形状のアルミニウム
薄板(板厚:約1mm)の二箇所を、垂直に折り曲げ加
工して得られる。即ち、前記伝熱体22は、一つの平面
状の接触部221と該接触部の両端部から垂直に延設さ
れる二つの脚部222とからなり、その縦断面形状は、
前記接触部と両脚部の3面により「コ」字状に形成され
ている。前記伝熱体22を容器21内に収容する際、前
記伝熱体22と熱変色性表示体3の伝熱部材31との接
触性を向上させるバネ23を容器21底面と接触部22
1の下面に介在させてなる。前記脚部222の間、及び
容器21内面と脚部222外面との間には、熱又は冷熱
媒体の収容空間が設けられている。特に、脚部222の
間には収容区間が大きく設けられ、そこに氷片や蓄冷ブ
ロック等を収容可能としている。
【0026】前記熱変色性表示体3は、板状の金属製伝
熱部材31表面に、白色インキをベタ印刷して着色層3
2を形成した後、前記着色層32上に、15℃未満で赤
色、15℃以上で無色に変色する可逆熱変色性組成物を
内包したマイクロカプセル顔料を含むインキにて炎の図
柄の可逆熱変色層33を印刷したものである。
【0027】玩具本体4は、合成樹脂を用いて成形し
た、内部を中空に形成したガスコンロの形態であり、上
部2箇所のバーナー部分を方形状に切り抜き、且つ、本
体前面に伝熱装置2を着脱すると共に、前記本体4内を
伝熱装置4が横方向に移動可能な棚部41を設けてな
る。前記熱変色性表示体3を2つ作成し、玩具本体4内
部からバーナー部分に固着し、且つ、容器内に5℃の冷
水を収容した前記伝熱装置2を棚部41に装着して熱変
色性玩具1を得た。
【0028】前記熱変色性玩具1は、熱変色性表示体用
伝熱装置2を横方法にスライドさせることによって、伝
熱体22の接触部221が、いずれか一方の熱変色性表
示体3の伝熱部材31と接することによって熱伝導を生
じ、可逆熱変色層33が発色して炎の図柄が視認され
る。前記炎の図柄は伝熱装置2を移動させて接触部22
1と伝熱部材31を非接触状態とすることによって冷熱
の供給を遮断し、且つ、前記可逆熱変色層31が15℃
以上の温度になると炎の図柄は消色して視認できなくな
る。前記伝熱装置を横方法にスライドさせ、伝熱装置の
接触部が他方の熱変色性表示体の伝熱部材と接すること
によって、同様の炎の図柄を視認できる。
【0029】実施例2(図3、4参照) 実施例2の熱変色性玩具1は、外観が事務用机にテレビ
とプリンタを載置したものであり、熱変色性玩具用伝熱
装置2を移動させることによって、テレビ画面に画像を
表示したり、プリンタから印刷した用紙を排出したよう
に視認させるものである。
【0030】前記熱変色性玩具用伝熱装置2の構造は、
実施例1と同様である。
【0031】熱変色性表示体3は、断面がL字状の金属
製伝熱部材31の片面に、白色インキをベタ印刷して着
色層32を形成した後、前記着色層32上に、15℃未
満で青色、15℃以上で無色に変色する可逆熱変色性組
成物を内包したマイクロカプセル顔料を含むインキ、及
び、15℃未満で赤色、15℃以上で無色に変色する可
逆熱変色性組成物を内包したマイクロカプセル顔料を含
むインキにて複数の星形の図柄の可逆熱変色層33を印
刷して形成した表示部を、テレビの外観を模したプラス
チック性表示体34の画面部分に可逆熱変色層33が位
置するよう固着したものと、プリンタの外観を模したプ
ラスチック性表示体34の用紙排出部分の排出する紙の
部分に可逆熱変色層33が位置するよう固着したもので
ある。
【0032】玩具本体4は、合成樹脂を用いて成形し
た、内部を中空に形成した事務用机の形態であり、上部
2箇所を方形状に切り抜いて孔を形成し、且つ、本体前
面に熱変色性表示体用伝熱装置2を着脱すると共に、前
記本体内を伝熱装置2が横方向に移動可能な棚部41を
設けてなる。前記熱変色性表示体3を、玩具本体4の孔
を設けた部分に固着し、且つ、容器21内に氷片を収容
した前記伝熱装置2を棚部41に装着して熱変色性玩具
1を得た。
【0033】前記熱変色性玩具1は、伝熱装置2を横方
法にスライドさせることによって、伝熱体22の接触部
221が、いずれか一方の熱変色性表示体3の伝熱部材
31と接することによって熱伝導を生じ、可逆熱変色層
33が発色して星形の図柄が視認される。前記星形の図
柄は伝熱装置2を移動させて接触部221と伝熱部材3
1を非接触状態にすることによって冷熱の供給を遮断
し、且つ、前記可逆熱変色層33が15℃以上の温度に
なると消色して星形の図柄は視認できなくなる。更に伝
熱装置を横方法にスライドさせ、伝熱装置の接触部が他
方の熱変色性表示体の伝熱部材と接することによって、
同様の星形の図柄を視認できる。
【0034】実施例3(図5、6参照) 実施例3の熱変色性玩具1は、外観が事務用机にテレビ
とプリンタを載置したものであり、熱変色性玩具用伝熱
装置2の伝熱体を傾けることによって、熱変色性表示体
3により形成されたテレビ画面に画像を表示したり、プ
リンタから印刷した用紙を排出したように視認させるも
のである。
【0035】前記熱変色性玩具用伝熱装置2の構造は、
内部に加熱又は冷熱媒体を収容する容器21と、該容器
内に収容された伝熱体22とからなる。前記容器21は
合成樹脂製により形成した形状は箱形状であり、上部に
方形状の開口部を備えてなり、内部に加熱又は冷熱媒体
を収容可能に形成している。又、容器内部の中央には伝
熱体22を支持する支持部211を設けてなる。
【0036】前記伝熱体22は、アルミニウムを切削加
工して縦部材と横部材からなる断面が「T」字状に加工
して得られる。前記伝熱体22は、容器内21に収容し
た際、横部材の中央下面の凹部が支持部211に当接
し、前記横部材(接触部221)が容器の開口部に配置
され、接触部221と本体間には部分的にスポンジ6を
設けてなる。又、縦部材の上端は容器上部より突出して
いる。
【0037】前記熱変色性表示体3は、断面がL字状の
金属製伝熱部材31の片面に、ピンク色インキ、黄色イ
ンキ、緑色インキにて「ABC」の文字を印刷して着色
層を形成し、前記着色層上に35℃未満で黒色、15℃
以上で無色に変色する可逆熱変色性組成物を内包したマ
イクロカプセル顔料を含むインキにて前記着色層を隠蔽
する可逆熱変色層を形成した表示部を、テレビの外観を
模したプラスチック性表示体34の画面部分に可逆熱変
色層が位置するよう固着したものと、プリンタの外観を
模したプラスチック性表示体34の用紙排出部分の排出
した紙の部分に可逆熱変色層が位置するよう固着したも
のである。
【0038】玩具本体4は、合成樹脂を用いて成形し
た、内部を中空に形成した事務用机の形態であり、上面
2箇所を方形状に切り抜いて孔を形成し、2箇所の孔の
中間部には前記孔よりも小さめの孔42を形成し、且
つ、上面の端部には水を注入する孔を設けてなる。前記
熱変色性表示体3を、玩具本体4の孔を設けた部分に固
着し、且つ、前記伝熱装置2を内蔵して、孔42より伝
熱体22の縦部材の上端が突出するようにして熱変色性
玩具1を得た。
【0039】前記熱変色性玩具1は、本体の上面端部に
設けた孔より40℃の温水を注入した後、伝熱体22を
傾けることによって、伝熱体22の接触部221が、い
ずれか一方の熱変色性表示体3の伝熱部材31と接する
ことによって熱伝導を生じ、可逆熱変色層が黒色から無
色になって着色層によるABCの文字が視認される。前
記ABCの文字は伝熱体22の傾きを無くして接触部2
21と伝熱部材31を非接触状態にすることによって熱
の供給を遮断し、且つ、前記可逆熱変色層が35℃未満
の温度になると黒色に変色して視認できなくなる。更に
伝熱体をもう一方の方法に傾けることによって、伝熱体
の接触部が他方の熱変色性表示体の伝熱部材と接するこ
とによって、同様のABCの文字を視認できる。
【0040】実施例4(図7、8参照) 実施例4の熱変色性玩具1は、外観が事務用机にテレビ
とプリンタを載置したものであり、熱変色性玩具用伝熱
装置2の伝熱体を回転させることによって、熱変色性表
示体3として、テレビの画面に画像を表示したり、プリ
ンタから印刷した用紙を排出したように視認させるもの
である。
【0041】前記熱変色性玩具用伝熱装置2の構造は、
内部に加熱又は冷熱媒体を収容する容器21と、該容器
内に収容された伝熱体22とからなる。前記容器21は
合成樹脂製により形成した形状は箱形状であり、上部に
方形状の開口部を備えてなり、内部に加熱又は冷熱媒体
を収容可能に形成している。又、容器内部の中央には伝
熱体22を支持する支持部211を設けてなる。
【0042】前記伝熱体22は、アルミニウムを切削加
工して縦部材と横部材からなる断面が「T」字状に加工
して得られる。
【0043】前記伝熱体22は、容器21内に収容する
際、縦部材の下端に設けた凹部に前記伝熱体22の接触
部221と熱変色性表示体3の伝熱部材31との接触性
を向上させるバネ23を容器21底面と縦部材の下端に
介在させてなる。又、前記横部材(接触部221)が容
器の開口部に配置されている。縦部材の上端は容器21
上部より突出している。
【0044】熱変色性表示体の構造は、実施例3と同様
である。
【0045】玩具本体4は、合成樹脂を用いて成形し
た、内部を中空に形成した事務用机の形態であり、上面
2箇所を方形状に切り抜いて孔を形成し、2箇所の孔の
中間部には前記孔よりも小さめの孔42を形成し、且
つ、上面の端部には水を注入する孔を設けてなる。前記
熱変色性表示体3を、玩具本体4の孔を設けた部分に固
着し、且つ、前記伝熱装置2を内蔵して、孔42より伝
熱体22の上端が突出するようにして熱変色性玩具1を
得た。
【0046】前記熱変色性玩具1は、本体の上面端部に
設けた孔より40℃の温水を注入した後、伝熱体22を
回転させることによって、伝熱体22の接触部221
が、いずれか一方の熱変色性表示体3の伝熱部材31と
接することによって熱伝導を生じ、可逆熱変色層が黒色
から無色になって着色層によるABCの文字が視認され
る。前記ABCの文字は伝熱装置を移動させて接触部と
伝熱部材を非接触状態にすることによって冷熱の供給を
遮断し、且つ、前記可逆熱変色層が35℃未満の温度に
なると黒色に変色して視認できなくなる。更に伝熱装置
を回転させ、伝熱装置の接触部が他方の熱変色性表示体
の伝熱部材と接することによって、同様のABCの文字
を視認できる。
【0047】実施例5(図9、10参照) 実施例5の熱変色性玩具1は、外観がテレビであり、熱
変色性表示体3を回転させて選択した表示体をテレビの
画面上に位置させ、熱変色性玩具用伝熱装置2を前後方
向にスライドさせて画像を視認させるものである。
【0048】前記熱変色性玩具用伝熱装置2の構造は、
実施例1と同様である。
【0049】熱変色性表示体3は、断面がL字状の金属
製伝熱部材31の片面に、15℃未満で青色、15℃以
上で無色に変色する可逆熱変色性組成物を内包したマイ
クロカプセル顔料を含むインキ、及び、15℃未満で赤
色、15℃以上で無色に変色する可逆熱変色性組成物を
内包したマイクロカプセル顔料を含むインキ、15℃未
満で黄色、15℃以上で無色に変色する可逆熱変色性組
成物を内包したマイクロカプセル顔料を含むインキにて
複数の星形の図柄を印刷して可逆熱変色層33を形成し
た表示部、及び、同様の金属製伝熱部材31上に、前記
可逆熱変色性インキを用いて複数の円形の図柄を印刷し
て可逆熱変色層33を形成した表示部であり、それぞれ
を回転部材5に固着してなる。
【0050】玩具本体41は、合成樹脂を用いて成形し
たテレビと台座の形態であり、テレビの画面部分に孔を
形成して前記熱変色性表示体3を視覚させる部分を設
け、更に、上面に孔42を設け、且つ、台座の前面に
は、伝熱装置2を着脱すると共に、前記本体内を伝熱装
置2が縦方向に移動可能な棚部41を設けてなる。前記
回転部材5に固着した熱変色性表示体3を、玩具本体4
内に収容し、上面の孔42から回転部材5の一端を突出
させて表示体3を回転可能に構成し、且つ、容器21内
に10℃の冷水を収容した前記伝熱装置2を棚部41に
装着して熱変色性玩具1を得た。
【0051】前記熱変色性玩具1は、熱変色性表示体3
と連動する回転部材5を回転させて玩具本体4の画面部
分に一方の熱変色性表示体3の可逆熱変色層33が位置
するようにした後、伝熱装置2を前後方向にスライドさ
せることによって、伝熱体22の接触部221が一方の
熱変色性表示体3の伝熱部材31と接することによって
熱伝導を生じ、可逆熱変色層33が発色して複数の円形
の図柄が視認される。前記図柄は伝熱装置を移動させて
接触部と伝熱部材を非接触状態にすることによって冷熱
の供給を遮断し、且つ、前記可逆熱変色層が15℃以上
の温度になると消色して視認できなくなる。更に回転部
材を回転させて玩具本体の画面内に他方の熱変色性表示
体の可逆熱変色層が位置するようした後、伝熱装置をス
ライドさせることによって、伝熱装置の接触部が一方の
熱変色性表示体の伝熱部材と接することによって熱伝導
を生じ、可逆熱変色層が発色して星型の図柄が視認され
る。前記図柄は伝熱装置をスライドさせて接触部と伝熱
部材を非接触状態にすることによって冷熱の供給を遮断
し、且つ、前記可逆熱変色層が15℃以上の温度になる
と消色して視認できなくなる。
【0052】
【発明の効果】本発明の熱変色性玩具は、複数の熱変色
性表示体と、前記熱変色性表示体の伝熱部材と接離自在
に構成した単一の熱又は冷熱を供給する熱変色性表示体
用伝熱装置を設けた玩具本体からなるため、熱変色性表
示体の変色を簡易に行うことができると共に、意外性、
変色の妙味に富む熱変色性玩具を提供できる。又、熱変
色性表示体用伝熱装置が加熱又は冷熱媒体を収容する容
器と、媒体の熱を熱変色性表示体の伝熱部材に伝える伝
熱体からなる構成により、伝熱効率を向上させ、装置自
体のサイズを小さくでき、簡易構造で安価に提供でき
る。又、前記伝熱体が熱変色性表示体の伝熱部材と接触
する平面状の接触部と、前記接触部から下方に連設され
且つ熱媒体と共に容器内に収容される脚部を備えた構成
により、外部の影響を受けずに高い伝熱効率が維持で
き、且つ、様々な目的に応じた外観形状を自由に設定す
ることが可能であり、玩具として最適である。更に、前
記熱変色性表示体が玩具本体に固定されてなり、且つ、
熱変色性玩具用伝熱装置を作動して選択的に熱変色性表
示体の伝熱部材に接触する構成、或いは、前記熱変色性
玩具用伝熱装置が玩具本体に固定されてなり、且つ、熱
変色性玩具表示体が移動可能に構成することにより、様
々な熱変色性玩具に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱変色性玩具の1実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1の熱変色性玩具のA−A断面図である。
【図3】本発明の熱変色性玩具の他の実施例を示す斜視
図である。
【図4】図3の熱変色性玩具のA−A断面図である。
【図5】本発明の熱変色性玩具の他の実施例を示す斜視
図である。
【図6】図5の熱変色性玩具のA−A断面図である。
【図7】本発明の熱変色性玩具の他の実施例を示す斜視
図である。
【図8】図7の熱変色性玩具のA−A断面図である。
【図9】本発明の熱変色性玩具の他の実施例を示す斜視
図である。
【図10】図9の熱変色性玩具のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 熱変色性玩具 2 熱変色性表示体用伝熱装置 21 容器 211 支持部 22 伝熱体 221 接触部 222 脚部 23 バネ 3 熱変色性表示体 31 伝熱部材 32 着色層 33 可逆熱変色層 34 表示体 4 玩具本体 41 棚部 42 孔 5 回転部材 6 スポンジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度変化により可逆的に色変化する可逆
    熱変色層を設けた伝熱部材からなる複数の熱変色性表示
    体と、前記熱変色性表示体の伝熱部材と接離自在に構成
    した単一の熱又は冷熱を供給する熱変色性表示体用伝熱
    装置を設けた玩具本体からなる熱変色性玩具。
  2. 【請求項2】 前記熱変色性表示体用伝熱装置は、加熱
    又は冷熱媒体を収容する容器と、前記媒体の熱を熱変色
    性表示体の伝熱部材に伝える伝熱体からなる請求項1記
    載の熱変色性玩具。
  3. 【請求項3】 前記伝熱体は、熱変色性表示体の伝熱部
    材と接触する平面状の接触部と、前記接触部から下方に
    連設され且つ熱媒体と共に容器内に収容される脚部を備
    えた金属製伝熱体である請求項2記載の熱変色性玩具。
  4. 【請求項4】 前記熱変色性表示体が玩具本体に固定さ
    れてなり、且つ、玩具本体内に設けた熱変色性玩具用伝
    熱装置を作動して選択的に熱変色性表示体の伝熱部材に
    接触する請求項1乃至3記載のいずれかの熱変色性玩
    具。
  5. 【請求項5】 前記熱変色性表示体用伝熱装置を玩具本
    体内に移動可能に収容してなり、選択的に熱変色性表示
    体の伝熱部材と接触する請求項4記載の熱変色性玩具。
  6. 【請求項6】 前記熱変色性玩具用伝熱装置が玩具本体
    に固定されてなり、且つ、玩具本体に設けた熱変色性玩
    具表示体が移動可能に構成されてなり、選択的に熱変色
    性玩具表示体の伝熱部材と熱変色性玩具用伝熱装置が接
    触する請求項1乃至3記載のいずれかの熱変色性玩具。
JP31621297A 1997-10-31 1997-10-31 熱変色性玩具 Expired - Fee Related JP3807525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31621297A JP3807525B2 (ja) 1997-10-31 1997-10-31 熱変色性玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31621297A JP3807525B2 (ja) 1997-10-31 1997-10-31 熱変色性玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11128552A true JPH11128552A (ja) 1999-05-18
JP3807525B2 JP3807525B2 (ja) 2006-08-09

Family

ID=18074557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31621297A Expired - Fee Related JP3807525B2 (ja) 1997-10-31 1997-10-31 熱変色性玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3807525B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3807525B2 (ja) 2006-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0523888B1 (en) Thermochromic laminate member, and composition and sheet for producing the same
US5085607A (en) Toy that stably exhibits different colors with indicator for proper temperature application
CA2009625C (en) Color memory toy set
JPH11128552A (ja) 熱変色性玩具
JP2006321244A (ja) 変色体
JPH09276563A (ja) 調理用玩具
JPH11128532A (ja) 可逆熱変色性パズル及びそれを用いた可逆熱変色性パズルセット
JPH0419353Y2 (ja)
JPH046939Y2 (ja)
JPH1177813A (ja) 可逆熱変色性真空成形物
JP2000080360A (ja) 可逆感温多色変色性組成物及び積層体
JPH10156050A (ja) 形跡表示玩具
JPS60158885A (ja) 料理玩具
JP2002102550A (ja) 熱変色性調理玩具
JPH09309174A (ja) 熱変色性積層体
JP2556071Y2 (ja) メタリック調熱変色性つけ爪
JPH09276559A (ja) 熱変色用品
CA2073142C (en) Thermochromic laminate member, and composition and sheet for producing the same
JP2000084263A (ja) 変色具
JPH05111975A (ja) メタリツク調熱変色性積層体
CN2225361Y (zh) 一种可变化图案的笔
JPH11319334A (ja) 玩具用変色具
JP2001120853A (ja) 通電加熱変色装置
JPH11129374A (ja) 可逆熱変色性積層体
JPH041999Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040809

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060208

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060228

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20060331

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060510

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees