JPH11129374A - 可逆熱変色性積層体 - Google Patents

可逆熱変色性積層体

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JPH11129374A
JPH11129374A JP9316297A JP31629797A JPH11129374A JP H11129374 A JPH11129374 A JP H11129374A JP 9316297 A JP9316297 A JP 9316297A JP 31629797 A JP31629797 A JP 31629797A JP H11129374 A JPH11129374 A JP H11129374A
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reversible thermochromic
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light
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JP9316297A
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Yuki Harada
祐樹 原田
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Pilot Ink Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光透過性非変色像を可逆熱変色像上に配置す
ることによって、可逆熱変色像の着色時には光透過性非
変色像をカムフラージュすることができ、消色時には可
逆熱変色像の濁りの影響を受けない鮮明な光透過性非変
色像が視認できる可逆熱変色性積層体を提供する。 【解決手段】 温度変化によって可逆的に変色する可逆
熱変色像3上に光透過性非変色像4を積層してなり、少
なくとも可逆熱変色像を設けた部分は、前記可逆熱変色
像の発色状態において視覚される明度が同一又は近似と
なる可逆熱変色性積層体1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可逆熱変色性積層体
に関する。更に詳細には、温度変化により像を隠顕する
可逆熱変色性積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般染料又は顔料からなる非
変色像を、温度変化により有色から無色に可逆的に変色
する可逆熱変色性材料からなる可逆熱変色層により隠蔽
し、温度変化により下層の非変色像を隠顕する積層体と
して、実公平4−14787号公報記載の可逆熱変色性
印刷物が開示されている。
【0003】前記した従来の積層体は、可逆熱変色層が
消色時において完全な透明ではなく微白濁状態或いは残
色を生じる恐れがある。よって、下層に設けられた非変
色像は可逆熱変色層を介して視覚されることにより、ぼ
やけた像や濁った色調の像が視覚され、鮮明な色調の非
変色像を視覚することが困難であった。又、近年、ビデ
オカメラ等を用いて好みの画像を出力し、陶磁器などに
昇華転写を行なう試みがなされている。このような商品
に応用する場合、従来の構成においては、支持体に昇華
転写に必要な樹脂の受容層を設けた後、転写を行ない、
更に可逆熱変色層を積層しなければならず、前記した如
き鮮明な色調の非変色像が得られないと共に、受容層を
別途設ける工程の繁雑さに難点がある。しかも、一般的
にビデオカメラ等から出力する画像は個人の写真、好み
の映像等であって、多品種少量生産となる場合がほとん
どであるため、その都度転写及び可逆熱変色層の積層を
行なうと一括生産が不可能となり、著しく量産性が悪く
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した従来
の積層体の不具合を解消しようとするものであって、鮮
明な非変色像を視認できると共に、生産性に優れた可逆
熱変色性積層体を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、可逆熱変色
像上に光透過性非変色像を積層する構成により前記した
従来の可逆熱変色性積層体の不具合を解消するものであ
って、即ち、温度変化によって可逆的に変色する可逆熱
変色像上に光透過性非変色像を積層した積層体であっ
て、前記積層体の少なくとも可逆熱変色像を設けた部分
は、前記可逆熱変色像の発色状態において視覚される明
度が同一又は近似となること可逆熱変色性積層体を要件
とする。更には、前記可逆熱変色像は発色状態における
色濃度の明度値が0乃至4を示し、消色状態における色
濃度の明度値が7乃至10を示し、且つ、非変色像は隠
蔽率が1%乃至20%であること、前記可逆熱変色像が
支持体上に形成された積層体であり、可逆熱変色像が発
色状態における積層体の色濃度の明度値が0乃至4を示
し、消色状態における積層体の色濃度の明度値が7乃至
10を示すこと、前記非変色像の着色成分が昇華性染料
であり、且つ、前記可逆熱変色像は前記非変色像を固着
する樹脂を含有してなること、前記非変色像が複数の異
なる色調を含む像であること等を要件とする。
【0006】本発明の可逆熱変色性積層体の構成につい
て更に詳しく説明する。前述した通り、従来の積層体は
非変色像を可逆熱変色像の下層に配置する構成により、
可逆熱変色像の濁度或いは残色の影響により非変色像が
鮮明に視覚されない。この為、光透過性を有する非変色
像を、視覚する側から見て可逆熱変色像の上部に配置す
ることで前記問題点を解消するものである。一般的な構
成としては、支持体上に可逆熱変色像、次いで、光透過
性非変色像を積層する構成、各種熱可塑性樹脂や熱硬化
性樹脂を用いて成形した可逆熱変色像上に光透過性非変
色像を積層する構成が挙げられるが、透明性を有する支
持体上に、光透過性非変色像、次いで、可逆熱変色像を
積層して、支持体の前記像を設けていない側から視覚す
る構成とすることもできる。
【0007】前記した構成により、可逆熱変色像が消色
状態においては、透過性非変色像が充分に視認できる。
又、可逆熱変色像が発色状態においては、可逆熱変色像
の色調と透過性非変色像の色調が混色となり、透過性非
変色像を設けていない可逆熱変色部分との明度が同一又
は近似となることによって、それぞれの部位の境界線が
明確に識別されず、全体として同一の色調に視覚され、
前記透過性非変色像が隠蔽されたような効果を奏する。
又、可逆熱変色像上に、複数の異なる色調を有する透過
性非変色像を設けた場合も同様に、可逆熱変色像が発色
状態においては、可逆熱変色像の色調と透過性非変色像
の色調が混色となり、それぞれ色調の異なる透過性非変
色像と可逆熱変色像の色調が混色となった部分の明度が
同一又は近似となることによって、それぞれの部位の境
界線が明確に識別されず、全体として同一の色調に視覚
され、前記光透過性非変色像が隠蔽されたような効果を
奏する。尚、明度が近似とは、可逆熱変色像が発色状態
で視覚される積層体の、前記可逆熱変色像を設けた部分
が一見すると同一色であるような明度であることを示
し、前記光透過性非変色像が点在していたり、比較的細
い線状である場合、特に明度の近似について限定される
ものではないが、好ましくは、明度値が1以内の範囲で
ある。
【0008】又、本発明においては、可逆熱変色像は発
色状態における色濃度の明度値が0乃至4を示し、消色
状態における色濃度の明度値が7乃至10を示し、且
つ、非変色像は隠蔽率が1%乃至20%であることによ
って、より可逆熱変色像の発色時に光透過性非変色像を
カムフラージュする効果に優れ、且つ、消色時には鮮明
な光透過性非変色像が視認できる可逆熱変色性積層体を
得ることができる。前記可逆熱変色像の明度値、及び、
光透過性非変色像の隠蔽率について説明する。明度値と
は無彩色の配列において、完全な黒を0、完全な白を1
0として、その間を明るさの間隔の差が等間隔になるよ
うに分割したマンセル色票系の明度値を示し、有彩色の
明度は有彩色の明るさの感覚がこれと等しい無彩色の明
度値を示す。即ち、明度値が小さい程、黒色に近く、明
度値が大きい程、白色に近くなる。尚、明度値は、東京
電色株式会社製、TC−3600色差計を用いて測定し
た値であり、白色支持体上に可逆熱変色性材料を塗工し
て可逆熱変色像を形成した後、前記可逆熱変色像の発色
状態及び消色状態における各明度値を測定する。
【0009】次に、隠蔽率について説明する。隠蔽率と
は、光透過性非変色像が下層の色調を覆い隠す性能を、
黒地の上と白地の上に塗った光透過性非変色像の視感反
射率(Y値)の比で表したものであり、この値は次の式
によって算出される。 HP=(B/W)×100% HP:隠蔽率 B:黒地の上の試料の視感反射率(Y値) W:白地の上の試料の視感反射率(Y値) 前記隠蔽率の値が高い程、濁度が高くなり下層を覆い隠
し易くなる。又、隠蔽率の値が低い程、透明度が高くな
り下層を透過し易くなる。尚、隠蔽率を算出するための
視感反射率(Y値)は、前述した色差計を用いて測定し
た値であり、黒地及び白地の隠蔽率試験用紙上に、透明
支持体に光透過性非変色像を設けた塗工物をそれぞれ重
ね合わせた状態で視感反射率(Y値)を測定して得られ
る。白地の隠蔽率試験用紙としては白色合成紙を用い、
黒地の隠蔽率試験用紙としては前記白色合成紙上に黒色
の塗料を塗布したものを用いる。尚、前記隠蔽率試験用
紙としては、白地の場合は反射率が80±1、黒地の場
合は反射率が2以下のものが用いられる。
【0010】よって、可逆熱変色像の発色時の色濃度の
明度値が0乃至4、好ましくは1乃至3であり、且つ、
消色時の色濃度の明度値が7乃至10、好ましくは8乃
至10であり、且つ、光透過性非変色像の隠蔽率が1%
乃至20%、好ましくは5%乃至15%の要件を満たせ
ば、光透過性非変色像が可逆熱変色像の上層に配置され
ていても、光透過性非変色像を視認させ難くするカムフ
ラージュ効果を更に向上させることができる。前記可逆
熱変色像の色濃度の明度値について詳しく説明すると、
可逆熱変色像の発色時の明度値が0乃至4であれば、非
常に色濃度が濃いため実用性を満たすが、明度値が4を
越える場合は色濃度が薄いため光透過性非変色像のカム
フラージュ効果が著しく低下する。よって、光透過性非
変色像を隠顕する効果に乏しい。更に、前記可逆熱変色
像の色濃度の明度値が7乃至10であることにより、可
逆熱変色像の発色時と消色時のコントラストが明確に視
覚され、光透過性非変色像を隠顕する効果に優れるが、
明度値が7未満の場合は可逆熱変色像の発色時と消色時
のコントラストが得られ難く、且つ、消色状態の可逆熱
変色像の残色の影響により光透過性非変色像が視認し難
くなる恐れがある。尚、前記可逆熱変色像は、前記した
明度値の範囲内であれば、複数の異なる色調の可逆熱変
色像を設けることもできる。
【0011】前記光透過性非変色像の隠蔽率について説
明すると、前記光透過性非変色像の隠蔽率は1%〜20
%であることにより、像の透明性が高く、下層の可逆熱
変色像が発色時における色調が透過して視認されること
により、カムフラージュ効果を付与できる。これに対し
て、非変色層の隠蔽率が20%を越える場合、逆に透明
性が失われて隠蔽性を有するため、可逆熱変色像の発色
状態にも係わらず光透過性非変色像が容易に視認される
こととなる。
【0012】更に、前記した明度値を満たせば、可逆熱
変色像中に非変色性一般染顔料を加えたり、視認される
側から見て熱変色層像の下層に別途非変色性一般染顔料
層像を配置しても良い。同様にトップコート層、アンダ
ーコート層、金属光沢層等を設けてもよい。尚、前記可
逆熱変色像が消色状態における色調と、光透過性非変色
像の色調が同一又は近似色である場合には、可逆熱変色
像が消色状態において光透過性非変色像が視認し難くな
るため、それぞれの色調は異なるものであることが好ま
しい。
【0013】前記可逆熱変色像中に含まれる熱変色性組
成物としては、従来より公知である可逆熱変色性組成物
或いは前記組成物を内包したマイクロカプセル顔料が好
適に用いられる。前記可逆熱変色性組成物として具体的
には、特公昭51−35414号公報、特公昭51−4
4706号公報、、特公昭51−44708号公報、特
公昭52−7764号公報、特公平1−17154号公
報、特公平1−29398号公報、特開平7−1865
46号公報等に記載のものが挙げられる。前記は所定の
温度(変色点)を境としてその前後で変色し、変化前後
の両状態のうち常温域では特定の一方の状態しか存在し
えない。即ち、もう一方の状態は、その状態が発現する
のに要する熱又は冷熱が適用されている間は維持される
が、前記熱又は冷熱の適用がなくなれば常温域で呈する
状態に戻る、所謂、温度変化による温度−色濃度につい
て小さいヒステリシス幅(ΔH)を示して変色するタイ
プである。
【0014】又、本出願人が提案した特公平4−171
54号公報、特開平7−179777号公報、特開平7
−33997号公報等に記載されている大きなヒステリ
シス特性を示して変色する感温変色性色彩記憶性組成
物、即ち、温度変化による着色濃度の変化をプロットし
た曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から温度
を上昇させていく場合と逆に変色温度より高温側から下
降させていく場合とで大きく異なる経路を辿って変色す
るタイプの変色材であり、低温側変色点と高温側変色点
の間の常温域において、前記低温側変色点以下又は高温
側変色点以上の温度で変化させた状態を記憶保持できる
特徴を有する可逆熱変色性組成物も有効である。
【0015】前記した可逆熱変色性組成物はマイクロカ
プセルに内包して使用することが好ましい。即ち、種々
の使用条件において可逆熱変色性材料は同一の組成に保
たれ、同一の作用効果を奏することができるからであ
る。前記マイクロカプセルに内包させることにより、化
学的、物理的に安定な顔料を構成でき、粒子径0.1〜
100μm、好ましくは1〜50μm、より好ましくは
2〜30μmの範囲が実用性を満たす。尚、マイクロカ
プセル化は、従来より公知の界面重合法、in Sit
u重合法、液中硬化被覆法、水溶液からの相分離法、有
機溶媒からの相分離法、融解分散冷却法、気中懸濁被覆
法、スプレードライング法等があり、用途に応じて適宜
選択される。更にマイクロカプセルの表面には、目的に
応じて更に二次的な樹脂皮膜を設けて耐久性を付与させ
たり、表面特性を改質させて実用に供することもでき
る。
【0016】前記可逆熱変色性組成物又はそれを内包し
たマイクロカプセル顔料は、膜形成材料であるバインダ
ーを含む媒体中に分散されて、インキ、塗料などの色材
として適用され、可逆熱変色像を形成できる。前記可逆
熱変色性組成物及びそれを内包したマイクロカプセル顔
料は、樹脂バインダー中に0.5〜70重量%、好まし
くは1〜50重量%含有させることができる。0.5重
量%未満の配合量では鮮明な熱変色効果を視覚させ難い
し、70重量%を越えると耐久性及び各層間の接着性が
損なわれる恐れがあるからである。
【0017】又、前記可逆熱変色性組成物を塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合樹脂や、ピペリジン誘導体から選ば
れるヒンダードアミン系化合物、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−塩化ビニ
リデン共重合体等がブレンドされた塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合樹脂母体中に分散状態に固着して可逆熱変色
像を形成したり、前記可逆熱変色性組成物を飽和共重合
ポリエステル樹脂母体中に、微粒子化して分散して可逆
熱変色像を形成することもできる。更に、各種熱可塑性
樹脂、或いは熱硬化性樹脂中に分散して成形した成形物
を可逆熱変色像として用いることもできる。
【0018】前記光透過性非変色像に含まれる着色剤と
しては、従来より汎用の一般有色染料又は顔料、蛍光染
料又は顔料が用いられ、所望によりパール顔料、金属粉
顔料、蓄光性顔料、二酸化チタン等の白色顔料等を用い
ることもできる。前記着色剤は、樹脂等を含むバインダ
ー中に分散されて、インキ、塗料などの色材として適用
され、光透過性非変色像を形成できる。尚、前記着色剤
及び樹脂は透明性を有するものが好適に用いられるが、
本発明の要件である隠蔽率を満たしていれば、特に限定
されるものではない。
【0019】前記可逆熱変色像及び光透過性非変色像
は、従来より公知の方法、例えば、スクリーン印刷、オ
フセット印刷、グラビヤ印刷、コーター、タンポ印刷、
転写等の印刷手段、刷毛塗り、スプレー塗装、静電塗
装、電着塗装、流し塗り、ローラー塗り、浸漬塗装等の
手段により形成することができる。
【0020】前記した可逆熱変色性積層体の構成におい
て、保護層や光安定剤層を適宜設けることもできる。具
体的には、前記光安定剤層は紫外線吸収剤、酸化防止
剤、老化防止剤、一重項酸素消光剤、スーパーオキシド
アニオン消光剤、オゾン消色剤、可視光線吸収剤、赤外
線吸収剤から選ばれる光安定剤を分散状態に固着した層
である。尚、帯電防止剤、極性付与剤、揺変性付与剤、
消泡剤等を必要に応じて添加して機能を向上させること
もできる。
【0021】次に、可逆熱変色像の形成に用いられる樹
脂について説明する。可逆熱変色像を形成する樹脂につ
いては従来より汎用の各種樹脂が適用できる。前記樹脂
は、透明状の膜形成樹脂が好適であり、以下に例示す
る。アイオノマー樹脂、イソブチレン−無水マレイン酸
樹脂共重合樹脂、アクリロニトリル−アクリリックスチ
レン共重合樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合樹
脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹
脂、アクリロニトリル塩素化ポリエチレン−スチレン共
重合樹脂、エチレン−塩化ビニル共重合樹脂、エチレン
−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル−塩化
ビニルグラフト共重合樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩化
ビニル樹脂、塩素化塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−塩化
ビニリデン共重合樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素
化ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、高密度ポリエ
チレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、リニヤ低密度ポ
リエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポ
リブチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリスチレン樹脂、ハイインパクトポリスチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリメチルスチレン樹脂、ポ
リアクリル酸エステル樹脂、ポリメチルメタクリレート
樹脂、エポキシアクリレート樹脂、アルキルフェノール
樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、ロジン変性アルキド
樹脂、フェノール変性アルキド樹脂、エポキシ変性アル
キド樹脂、スチレン変性アルキド樹脂、アクリル変性ア
ルキド樹脂、アミノアルキド樹脂、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル樹脂、スチレン−ブタジエン樹脂、エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、酢酸ビニ
ル系エマルジョン樹脂、スチレン−ブタジエン系エマル
ジョン樹脂、アクリル酸エステル系エマルジョン樹脂、
水溶性アルキド樹脂、水溶性メラミン樹脂、水溶性尿素
樹脂、水溶性フェノール樹脂、水溶性エポキシ樹脂、水
溶性ポリブタジエン樹脂等を挙げることができる。
【0022】但し、可逆熱変色像上に非変色性一般昇華
性染料にて転写を行なう場合には、昇華性染料による画
像を固着するための受容層となる樹脂を用いる必要があ
る。前記受容層となりうる樹脂にはエポキシ樹脂、アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂等が知られており、これら
の樹脂にて可逆熱変色像を形成することによって上層に
設けられる昇華性染料による画像の、可逆熱変色像上へ
の直接転写が可能となる。よって、受容層を別途にもう
ける必要が無く工程が簡素化され、また、一括して前記
熱変色層像を支持体に塗工後に、ビデオカメラ等の任意
の出力画像を必要なだけ転写することができるため、量
産効率が向上し、且つ、非常に商品価値が高い製品とな
る。
【0023】又、可逆熱変色像としては、支持体上に形
成した積層体が前記した明度値の範囲内であれば、前記
積層体を可逆熱変色像として用いることができる。即
ち、前記積層体において、可逆熱変色像が前記明度値の
範囲内であったとしても、可逆熱変色像の発色状態、或
いは、消色状態の色調に、支持体の色調が混色になった
積層体の明度値が範囲外であると、光透過性非変色像の
視認性に不具合を生じることとなるからである。
【0024】前記支持体は、印刷適性を備えたものであ
れば全て有効であり、例えば、紙、合成紙、布帛、植毛
或いは起毛布、不織布、合成皮革、レザー、プラスチッ
ク、ガラス、陶磁器、木材、石材等が用いられる。更
に、前記支持体として、具体的には、人形等の玩具、装
身具、屋内装置品、被服、履物、敷物、運動具、コップ
等の陶磁器が挙げられる。尚、支持体が陶磁器の様な無
機質材料の場合、可逆熱変色像中に密着性向上の為にシ
ランカップリング剤等を加えても良い。
【0025】前記可逆熱変色像上には複数の異なる色調
の光透過性非変色像を設けることもできる。前記複数の
光透過性非変色像を設けることによって、より多彩な色
変化を視覚でき、商品価値を高めることができる。例え
ば、前記した転写の様な手法を取った場合、光透過性非
変色像が単色であると、可逆熱変色像の消色時におい
て、華やかさに欠ける。一方、光透過性非変色像を多色
で用いた場合、特に写真絵柄の際には、色変化時のマジ
ック性に富み、製品の付加価値をより高くすることが可
能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の可逆熱変色性積層体は、
可逆熱変色像上に光透過性非変色像を設けて平面物、或
いは立体物からなる積層体を形成でき、人形用衣装等の
玩具、装飾品、筆記ボード等の教材、繊維製品、家庭用
品、コップ等の台所用品、スポーツ用品、屋内外装置
品、衣料、各種印刷物、装身具、屋内装置品、被服、履
物、敷物、運動具等、多様な分野に用いられる。
【0027】
【実施例】以下に本発明の可逆熱変色性積層体の具体的
な実施例について述べる。 実施例1(図1参照) 支持体2として白色合成紙上に、30℃以上で無色、3
0℃未満で青色を呈する可逆熱変色性組成物を内包した
マイクロカプセル顔料をバインダーに分散させた可逆熱
変色性インキを用いて四角形のベタ印刷を行ない可逆熱
変色像3を形成した積層体を得た。前記可逆熱変色像を
設けた積層体の明度値を測定すると、可逆熱変色像が発
色時は3.8、消色時は9.2であった。次に、非変色
性桃色インキを用いて、前記可逆熱変色像上に馬の絵柄
を印刷して隠蔽率12%の光透過性非変色像4を形成
し、可逆熱変色性積層体1を得た。得られた積層体は2
5℃の常温下で青色の四角形が視認され、可逆熱変色像
のみのを設けた部分と、可逆熱変色像と光透過性非変色
像が積層されている馬の絵柄の部分はいずれも明度が近
似であった。前記積層体を30℃以上に加温すると可逆
熱変色像が消色して光透過性非変色像による鮮明な桃色
の馬の絵柄が視認される。前記馬の絵柄は、30℃以下
になると再び可逆熱変色像が発色して青色の四角形が視
認され、光透過性非変色像のカムフラージュ効果に優れ
ていた。この時の色変化は非常にコントラストが大き
く、しかも、この様相変化は可逆的に繰り返し行なうこ
とができた。
【0028】実施例2(図2参照) 支持体2として透明軟質塩化ビニールフィルム上に、非
変色性青色インキを用いてハートの絵柄を印刷して隠蔽
率が18%の光透過性非変色像4を形成した。次に35
℃以上で無色、32℃以下で黒色を呈する可逆熱変色性
組成物を内包したマイクロカプセル顔料をバインダー中
に分散させた可逆熱変色性インキを用いて、前記ハート
の絵柄上に円形のベタ印刷を行ない可逆熱変色像3を形
成した。前記可逆熱変色像の明度値は、発色時は2.
6、消色時は8.8であった。更に非変色性白色インキ
を用いて、前記可逆熱変色像上にベタ印刷を行なって下
地層5を形成して可逆熱変色性積層体1を得た。得られ
た積層体を透明軟質塩化ビニールフィルム側から視覚す
ると25℃の常温下で黒色の円形が視認され、可逆熱変
色像のみを設けた部分と、可逆熱変色像と光透過性非変
色像が積層されているハートの絵柄はいずれも明度が近
似であった。前記積層体を35℃以上に加温すると可逆
熱変色像が消色して、白地に光透過性非変色像による鮮
明な青色のハート模様が視認される。前記ハート模様は
32℃以下になると再び可逆熱変色像が発色して黒色の
円形が視認され、光透過性非変色像のカムフラージュ効
果に優れていた。この様相変化は可逆的に繰り返し行な
うことができた。
【0029】実施例3 45℃以上で無色、40℃以下で黒色を呈する可逆熱変
色性組成物を内包したマイクロカプセル顔料をエポキシ
系樹脂をベースとした媒体中に分散させた熱変色性イン
キに、硬化剤を加えて支持体2として白色陶磁器上に塗
工後、加熱、硬化させ可逆熱変色像3を形成した。前記
可逆熱変色像を設けた陶磁器の明度値を測定すると、可
逆熱変色像が発色時は3.0、消色時8.0であった。
次に、ビデオカメラからカラーの風景写真画の映像出力
を熱昇華性プリンターを介して印画紙にプリントアウト
した後、転写装置にて所定の温度、圧力を加えて前記可
逆熱変色像上に昇華性染料画像を転移させて光透過性非
変色像4を形成した。尚、前記光透過性非変色像の隠蔽
率は、最大の部分でも19%であった。前記の如くして
形成した可逆熱変色性積層体1は、室温下では黒色を呈
し、45℃以上の湯を注ぐことによって可逆熱変色像が
消色して、光透過性非変色像による鮮明で美しい風景画
像が視認される。前記風景画像は40℃以下になると再
び可逆熱変色像が発色して黒色を呈し、光透過性非変色
像のカムフラージュ効果に優れていた。この様相変化は
可逆的に繰り返し行なうことができた。尚、前記可逆熱
変色性積層体の可逆熱変色像のみを設けた部分と、可逆
熱変色像と光透過性非変色像が積層されている写真絵柄
の部位は、可逆熱変色像が発色状態においていずれも明
度が近似であり、可逆熱変色像のみの部分は明度値が
3.0であり、可逆熱変色像と光透過性非変色像が積層
されている写真絵柄部分の明度値は2.8〜3.5の範
囲内であった。
【0030】実施例4 30℃以上で無色、18℃以下で青色を呈する感温変色
性色彩記憶性組成物を内包したマイクロカプセル顔料及
び非変色性桃色顔料を、ポリエステル樹脂をベースとし
たビヒクル中に分散させた可逆熱変色性インキを、支持
体として綿製T−シャツ上に塗工し、熱変色性像を形成
した。前記可逆熱変色像を設けたT−シャツの明度値
は、可逆熱変色像が発色時(紫色)3.6、消色時(桃
色)7.0であった。次に、ビデオカメラからカラーの
恐竜柄の映像出力を熱昇華性プリンターを介して印画紙
上にプリントアウトした後、転写装置にて所定の温度、
圧力を加えて前記可逆熱変色像上に昇華性染料画像を転
移させて光透過性非変色像を形成した。尚、前記光透過
性非変色像の隠蔽率は、最大の部分でも10%であっ
た。前記の如くして形成した可逆熱変色性積層体は、1
8℃以下に冷却すると紫色を呈し、この色調は30℃未
満の温度域で保持される。更にこのT−シャツを着用す
る等の方法により30℃以上の温度に加温すると桃色に
変色すると共に、鮮明な恐竜の絵柄が現れる。前記恐竜
の絵柄は18℃を越える温度域で保持され、再び18℃
以下に冷却すると可逆熱変色像が発色して紫色を呈し、
それに伴い恐竜絵柄がカムフラージュされ視認されにく
くなる。この様相は繰り返し行なうことができた。尚、
前記可逆熱変色性積層体の可逆熱変色像だけを設けた部
分と、可逆熱変色像と光透過性非変色像が積層されてい
る恐竜の絵柄の部位は、可逆熱変色像が発色状態におい
ていずれも明度が近似であった。
【0031】実施例5(図3参照) 支持体2として透明ポリエステルフィルム上に、非変色
性白色インキを用いて円形のベタ印刷を行ない、下地層
5を形成した。次に、前記下地層5上に、30℃以上で
無色、28℃以下で緑色を呈する可逆熱変色性組成物を
内包したマイクロカプセル顔料をバインダー中に分散さ
せた可逆熱変色性インキを用いて、前記下地層と同一の
円形を印刷して可逆熱変色像3を形成した積層体を得
た。前記可逆熱変色像を設けた積層体の明度値を測定す
ると、可逆熱変色像が発色時には3.9、消色時は8.
0であった。次に、非変色性黄色インキを用いて、前記
可逆熱変色像上に星形の絵柄を印刷して隠蔽率10%の
光透過性非変色像4を形成し、更に、表面保護のためト
ップコート層6を設けて可逆熱変色性積層体1を得た。
得られた積層体は25℃の室温下で緑色の円形が視認さ
れ、可逆熱変色像だけを設けた部分と、可逆熱変色像と
光透過性非変色像が積層されている星形の絵柄はいずれ
も明度が近似であった。前記積層体を30℃以上に加温
すると可逆熱変色像が消色して、白色の円形上に光透過
性非変色像による鮮明な黄色の星形模様が視認された。
前記星形模様は28℃以下になると再び可逆熱変色像が
発色して緑色の円形が視認され、光透過性非変色像のカ
ムフラージュ効果に優れていた。この様相変化は可逆的
に繰り返し行なうことができた。
【0032】比較例1(図4参照) 支持体2として白色合成紙上に実施例1と同様の非変色
性桃色インキを用いて馬の絵柄を印刷して光透過性非変
色像4を形成した。次に実施例1と同様の可逆熱変色性
インキを用いて前記した馬の絵柄上に四角形のベタ印刷
を行なって可逆熱変色像3を形成して可逆熱変色性積層
体1を得た。得られた積層体を30℃以上に加熱すると
桃色を呈する馬の絵柄が現れるものの、その絵柄は濁っ
ており、鮮明さに欠けていた。
【0033】比較例2 支持体として白色合成紙上に、30℃以上で無色、30
℃未満で青色を呈する可逆熱変色性組成物を内包したマ
イクロカプセル顔料をバインダーに分散した可逆熱変色
性インキを用いて四角形のベタ印刷を行ない可逆熱変色
像を形成した。前記可逆熱変色像を設けた積層体の明度
値を測定すると、可逆熱変色像が発色時の明度値は3.
8、消色時は8.8であった。次に、非変色性桃色イン
キを用いて前記可逆熱変色像上に馬の絵柄を印刷して光
透過性非変色像を形成して可逆熱変色性積層体を得た。
尚、前記光透過性非変色像の隠蔽率は30%であった。
得られた積層体は25℃の常温下で青色の四角形を視認
できるが、光透過性非変色像の隠蔽率が高いため桃色の
馬の絵柄がはっきりと視認でき、様相変化に乏しいもの
であった。
【0034】比較例3 支持体として白色合成紙上に、30℃以上で無色、30
℃未満で青色を呈する可逆熱変色性組成物を内包したマ
イクロカプセル顔料をバインダーに分散した可逆熱変色
性インキを用いて四角形のベタ印刷を行ない可逆熱変色
像を形成した。前記可逆熱変色像を設けた積層体の明度
値を測定すると、可逆熱変色像が発色時の明度値は4.
8、消色時は9.2であった。次に、非変色性桃色イン
キを用いて前記可逆熱変色像上に馬の絵柄を印刷して光
透過性非変色像を形成して可逆熱変色性積層体を得た。
なお、前記光透過性非変色像の隠蔽率は15%であっ
た。得られた積層体は25℃の常温下で青色の四角形を
視認できるものの、可逆熱変色像の濃度が低い為、光透
過性非変色像をカムフラージュする効果に乏しく、桃色
の馬の絵柄はっきりと視認でき、様相変化に乏しいもの
であった。
【0035】比較例4 支持体として赤色に着色された合成紙上に、30℃以上
で無色、30℃未満で青色を呈する可逆熱変色性組成物
を内包したマイクロカプセル顔料をバインダーに分散し
た可逆熱変色性インキを用いて四角形のベタ印刷を行な
い可逆熱変色像を形成した。前記可逆熱変色像を設けた
積層体の明度値を測定すると、可逆熱変色像が発色時の
明度値は3.2、消色時は5.8であった。次に、非変
色性桃色インキを用いて前記可逆熱変色像上に馬の絵柄
を印刷して光透過性非変色像を形成して可逆熱変色性積
層体を得た。なお、前記光透過性非変色像の隠蔽率は2
0%であった。得られた積層体は25℃の常温下で紫色
の四角形を視認できるが、30℃以上に加温して可逆熱
変色像が消色しても、積層体の明度値が低いため色変化
に乏しく、しかも、赤色の支持体によって、同系色の光
透過性非変色像による桃色の馬の絵柄が視認できなかっ
た。
【0036】
【発明の効果】本発明可逆熱変色性積層体は、光透過性
非変色像を可逆熱変色像上に配置することによって、可
逆熱変色像の着色時には光透過性非変色像をカムフラー
ジュすることができ、消色時には可逆熱変色像の濁りの
影響を受けない鮮明な光透過性非変色像が視認できる応
用範囲の広い可逆熱変色性積層体を提供することができ
る。更に、可逆熱変色像の発色時及び消色時の明度値と
非熱変色像の隠蔽率を特定範囲に設定することによっ
て、より優れたカムフラージュ効果と、鮮明な光透過性
非変色像を視認できる可逆熱変色性積層体を提供でき、
可逆熱変色像を昇華性染料の受容層となりうる樹脂で構
成することによって、簡素化された工程において量産性
が優れ、且つオリジナル性の高い可逆熱変色性積層体を
提供することができる。更に、可逆熱変色像上に配置さ
れる非熱変色像を多彩なものとすることによって、色彩
変化に富む積層体を得ることができ、付加価値を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明可逆熱変色性積層体の一実施例の縦断面
説明図である。
【図2】本発明可逆熱変色性積層体の他の実施例の縦断
面説明図である。
【図3】本発明可逆熱変色性積層体の他の実施例の縦断
面説明図である。
【図4】従来の可逆熱変色性積層体の縦断面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 可逆熱変色性積層体 2 支持体 3 可逆熱変色像 4 光透過性非変色像 5 下地層 6 トップコート層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度変化によって可逆的に変色する可逆
    熱変色像上に光透過性非変色像を積層した積層体であっ
    て、前記積層体の少なくとも可逆熱変色像を設けた部分
    は、前記可逆熱変色像の発色状態において視覚される明
    度が同一又は近似となることを特徴とする可逆熱変色性
    積層体。
  2. 【請求項2】 前記可逆熱変色像は発色状態における色
    濃度の明度値が0乃至4を示し、消色状態における色濃
    度の明度値が7乃至10を示し、且つ、非変色像は隠蔽
    率が1%乃至20%である請求項1記載の可逆熱変色性
    積層体。
  3. 【請求項3】 前記可逆熱変色像が支持体上に形成され
    た積層体であり、可逆熱変色像が発色状態における積層
    体の色濃度の明度値が0乃至4を示し、消色状態におけ
    る積層体の色濃度の明度値が7乃至10を示す請求項2
    記載の可逆熱変色性積層体。
  4. 【請求項4】 前記非変色像の着色成分が昇華性染料で
    あり、且つ、前記可逆熱変色像は前記非変色像を固着す
    る樹脂を含有してなる請求項1乃至3記載のいずれかの
    可逆熱変色性積層体。
  5. 【請求項5】 前記非変色像が複数の異なる色調を含む
    像である請求項1乃至4記載のいずれかの可逆熱変色性
    積層体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016132482A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 凸版印刷株式会社 熱変色性紙製蓋材の製造方法およびそれによる熱変色性紙製蓋材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016132482A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 凸版印刷株式会社 熱変色性紙製蓋材の製造方法およびそれによる熱変色性紙製蓋材

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