JPH09276563A - 調理用玩具 - Google Patents
調理用玩具Info
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- JPH09276563A JPH09276563A JP12263196A JP12263196A JPH09276563A JP H09276563 A JPH09276563 A JP H09276563A JP 12263196 A JP12263196 A JP 12263196A JP 12263196 A JP12263196 A JP 12263196A JP H09276563 A JPH09276563 A JP H09276563A
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- Japan
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- heating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構造で調理器の発熱部に、発熱前後の
様相を択一的に視覚させることができる調理用玩具を提
供する。 【解決手段】 調理器2の発熱部に可逆熱変色層3を設
け、加熱又は冷却手段4により、前記可逆熱変色層3が
変色して発熱前後の様相を択一的に視覚させる調理用玩
具1。
様相を択一的に視覚させることができる調理用玩具を提
供する。 【解決手段】 調理器2の発熱部に可逆熱変色層3を設
け、加熱又は冷却手段4により、前記可逆熱変色層3が
変色して発熱前後の様相を択一的に視覚させる調理用玩
具1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は調理用玩具に関す
る。更に詳細には、加温又は冷却手段の適用により、調
理器が発熱する前後の様相を択一的に視覚することので
きる調理用玩具に関する。
る。更に詳細には、加温又は冷却手段の適用により、調
理器が発熱する前後の様相を択一的に視覚することので
きる調理用玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、調理器本体に、鋸歯状端部を有す
る樹脂材により形成した光放射体を嵌挿し、前記光放射
体に光をあてることにより、炎を発するような外観を与
える調理器玩具が開示されている(実公平3−3423
1号公報)。又、調理器本体内に、炎を示す彩色を施し
た可動板を設け、前記可動板が本体上面の透視部に対し
て遠近動することにより、炎が消えた状態又は炎を発す
る状態を視覚することのできる調理器玩具が開示されて
いる(実公平3−49758号公報)。前記した実公平
3−34231号公報に記載されている調理器玩具は、
炎を発していない状態においても、前記光反射体が視覚
されるため現実感に乏しい。又、光をあてることによ
り、前記光反射体が炎を発する外観を与えるとしても、
本体内部に光源を設けると構造が複雑となり、又、自然
光をあてる場合においては、絶えず十分な光量を得るこ
とは困難である。更に、実公平3−49758号公報に
記載されている調理器玩具は、調理器本体内に設けた可
動板が透視部に近接した際、炎を発する状態を視覚する
ことができるとしても、炎を発していない状態から炎を
発する状態への変化が速く、よって、通電発熱体等の徐
々に発熱体が変色する調理器玩具への適用には不向きで
ある。
る樹脂材により形成した光放射体を嵌挿し、前記光放射
体に光をあてることにより、炎を発するような外観を与
える調理器玩具が開示されている(実公平3−3423
1号公報)。又、調理器本体内に、炎を示す彩色を施し
た可動板を設け、前記可動板が本体上面の透視部に対し
て遠近動することにより、炎が消えた状態又は炎を発す
る状態を視覚することのできる調理器玩具が開示されて
いる(実公平3−49758号公報)。前記した実公平
3−34231号公報に記載されている調理器玩具は、
炎を発していない状態においても、前記光反射体が視覚
されるため現実感に乏しい。又、光をあてることによ
り、前記光反射体が炎を発する外観を与えるとしても、
本体内部に光源を設けると構造が複雑となり、又、自然
光をあてる場合においては、絶えず十分な光量を得るこ
とは困難である。更に、実公平3−49758号公報に
記載されている調理器玩具は、調理器本体内に設けた可
動板が透視部に近接した際、炎を発する状態を視覚する
ことができるとしても、炎を発していない状態から炎を
発する状態への変化が速く、よって、通電発熱体等の徐
々に発熱体が変色する調理器玩具への適用には不向きで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、調理器の発
熱部に、発熱前の様相と、発熱体が灼熱した様相或いは
炎を発する様相を択一的に視覚させる可逆熱変色層を設
けることにより、簡易な構造で、しかも現実感に富む調
理用玩具を提供する。又、前記発熱部が通電発熱体のよ
うな徐々に発熱体が変色する調理器に関しても適用する
ことができ、様々な調理器に適用可能な調理用玩具を提
供しようとするものである。
熱部に、発熱前の様相と、発熱体が灼熱した様相或いは
炎を発する様相を択一的に視覚させる可逆熱変色層を設
けることにより、簡易な構造で、しかも現実感に富む調
理用玩具を提供する。又、前記発熱部が通電発熱体のよ
うな徐々に発熱体が変色する調理器に関しても適用する
ことができ、様々な調理器に適用可能な調理用玩具を提
供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、調理器の少な
くとも発熱部に相当する部分に、温度変化により変色す
る可逆熱変色層を設け、加熱又は冷却手段により、前記
可逆熱変色層が変色して発熱前の様相と、発熱体が灼熱
した様相或いは炎を発する様相を可逆的且つ択一的に視
覚させる調理用玩具を要件とする。更には、前記加熱又
は冷却手段が、調理器の発熱部に載置する温水又は冷水
を充填した調理用容器であって、前記調理用容器は少な
くとも底面が透明又は半透明の調理用容器である調理用
玩具を要件とする。
くとも発熱部に相当する部分に、温度変化により変色す
る可逆熱変色層を設け、加熱又は冷却手段により、前記
可逆熱変色層が変色して発熱前の様相と、発熱体が灼熱
した様相或いは炎を発する様相を可逆的且つ択一的に視
覚させる調理用玩具を要件とする。更には、前記加熱又
は冷却手段が、調理器の発熱部に載置する温水又は冷水
を充填した調理用容器であって、前記調理用容器は少な
くとも底面が透明又は半透明の調理用容器である調理用
玩具を要件とする。
【0005】前記調理器の形状としては、屋内又は屋外
で使用される様々な加熱調理器の形状を模したものが挙
げられ、例えば、ガスコンロ、電気コンロ、更には炭等
を入れて使用するバーベキューコンロ等の形状が挙げら
れる。前記調理器の発熱部には、可逆熱変色層により、
同心円形状、渦巻き形状、蛇行した形状等の通電発熱体
が灼熱した様相を隠顕させるよう構成したもの、バーナ
ーから炎を発している様相を隠顕させるよう構成したも
の、炭が燃える様相を隠顕させるよう構成したもの等が
挙げられる。尚、前記発熱部が熱を発する状態における
発熱体又は炎の色調としては、赤色、橙色、黄色、青
色、前記した色調が混合した色等が挙げられる。
で使用される様々な加熱調理器の形状を模したものが挙
げられ、例えば、ガスコンロ、電気コンロ、更には炭等
を入れて使用するバーベキューコンロ等の形状が挙げら
れる。前記調理器の発熱部には、可逆熱変色層により、
同心円形状、渦巻き形状、蛇行した形状等の通電発熱体
が灼熱した様相を隠顕させるよう構成したもの、バーナ
ーから炎を発している様相を隠顕させるよう構成したも
の、炭が燃える様相を隠顕させるよう構成したもの等が
挙げられる。尚、前記発熱部が熱を発する状態における
発熱体又は炎の色調としては、赤色、橙色、黄色、青
色、前記した色調が混合した色等が挙げられる。
【0006】前記可逆熱変色層を形成するために用いら
れる可逆熱変色性材料は、電子供与性呈色性有機化合物
と電子受容性化合物と呈色反応を可逆的に生起させる有
機化合物媒体の三成分を含む熱変色性材料が好適に用い
られる。具体的には、特公昭51−35414号公報、
特公昭51−44706号公報、特公平1−17154
号公報等に記載されている熱変色性材料、即ち、 (1)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)フェ
ノール性水酸基を有する化合物と(ハ)鎖式脂肪族1価
アルコールの三成分を必須成分とした熱変色性材料。ま
たは、 (2)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)フェ
ノール性水酸基を有する化合物と(ハ)脂肪族1価アル
コールと脂肪族モノカルボン酸から得たエステルより選
んだ化合物の三成分を必須成分とした熱変色性材料。ま
たは、 (3)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)フェ
ノール性水酸基を有する化合物と(ハ)高級脂肪族1価
アルコールと、脂肪族モノカルボン酸と鎖式脂肪族1価
アルコールから得たエステルのいずれかより選んだ化合
物の三成分を必須成分とし、これを微小カプセルに内包
した熱変色性材料。又は、 (4)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)フェ
ノール性水酸基を有する化合物と(ハ)高級脂肪族1価
アルコールと、脂肪族モノカルボン酸と鎖式脂肪族1価
アルコールとから得たエステルより選んだ化合物の三成
分を必須成分とし、これをビヒクル中に溶解又は分散し
てなる熱変色性材料。或いは、特開平7−186546
号公報に記載されている、発色時には蛍光性を有する黄
色、黄橙色、橙色、赤橙色、赤色等の高発色濃度且つ明
るさに富む色を呈し、消色時には、色残りがなく無色を
呈する、(イ)ピリジン系、キナゾリン系、及びビスキ
ナゾリン系から選ばれる電子供与性呈色性有機化合物、
(ロ前記電子供与性呈色性有機化合物に対して電子受容
性である化合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)成分による
電子授受反応を特定温度域において可逆的に生起させる
反応媒体である化合物の3成分を必須成分とする相溶体
からなる熱変色性材料。又、本出願人が提案した特公平
1−29398号公報に記載した如き、温度変化による
色濃度−温度曲線に関し、3℃以下のヒステリシス幅を
もつ、高感度の熱変色性材料が挙げられる。前記は所定
の温度(変色点)を境としてその前後で変色し、変化前
後の両状態のうち常温域では特定の一方の状態しか存在
しえない。即ち、もう一方の状態は、その状態が発現す
るのに要する熱又は冷熱が適用されている間は維持され
るが、前記熱又は冷熱の適用がなくなれば常温域で呈す
る状態に戻る、所謂、温度変化による温度−色濃度につ
いて小さいヒステリシス幅(ΔH)を示して変色するタ
イプである。
れる可逆熱変色性材料は、電子供与性呈色性有機化合物
と電子受容性化合物と呈色反応を可逆的に生起させる有
機化合物媒体の三成分を含む熱変色性材料が好適に用い
られる。具体的には、特公昭51−35414号公報、
特公昭51−44706号公報、特公平1−17154
号公報等に記載されている熱変色性材料、即ち、 (1)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)フェ
ノール性水酸基を有する化合物と(ハ)鎖式脂肪族1価
アルコールの三成分を必須成分とした熱変色性材料。ま
たは、 (2)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)フェ
ノール性水酸基を有する化合物と(ハ)脂肪族1価アル
コールと脂肪族モノカルボン酸から得たエステルより選
んだ化合物の三成分を必須成分とした熱変色性材料。ま
たは、 (3)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)フェ
ノール性水酸基を有する化合物と(ハ)高級脂肪族1価
アルコールと、脂肪族モノカルボン酸と鎖式脂肪族1価
アルコールから得たエステルのいずれかより選んだ化合
物の三成分を必須成分とし、これを微小カプセルに内包
した熱変色性材料。又は、 (4)(イ)電子供与性呈色性有機化合物と(ロ)フェ
ノール性水酸基を有する化合物と(ハ)高級脂肪族1価
アルコールと、脂肪族モノカルボン酸と鎖式脂肪族1価
アルコールとから得たエステルより選んだ化合物の三成
分を必須成分とし、これをビヒクル中に溶解又は分散し
てなる熱変色性材料。或いは、特開平7−186546
号公報に記載されている、発色時には蛍光性を有する黄
色、黄橙色、橙色、赤橙色、赤色等の高発色濃度且つ明
るさに富む色を呈し、消色時には、色残りがなく無色を
呈する、(イ)ピリジン系、キナゾリン系、及びビスキ
ナゾリン系から選ばれる電子供与性呈色性有機化合物、
(ロ前記電子供与性呈色性有機化合物に対して電子受容
性である化合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)成分による
電子授受反応を特定温度域において可逆的に生起させる
反応媒体である化合物の3成分を必須成分とする相溶体
からなる熱変色性材料。又、本出願人が提案した特公平
1−29398号公報に記載した如き、温度変化による
色濃度−温度曲線に関し、3℃以下のヒステリシス幅を
もつ、高感度の熱変色性材料が挙げられる。前記は所定
の温度(変色点)を境としてその前後で変色し、変化前
後の両状態のうち常温域では特定の一方の状態しか存在
しえない。即ち、もう一方の状態は、その状態が発現す
るのに要する熱又は冷熱が適用されている間は維持され
るが、前記熱又は冷熱の適用がなくなれば常温域で呈す
る状態に戻る、所謂、温度変化による温度−色濃度につ
いて小さいヒステリシス幅(ΔH)を示して変色するタ
イプである。
【0007】又、本出願人が提案した特公平4−171
54号公報に記載されている、大きなヒステリシス特性
を示して変色する感温変色性色彩記憶性熱変色性材料、
即ち、温度変化による着色濃度の変化をプロットした曲
線の形状が、温度を変色温度域より低温側から温度を上
昇させていく場合と逆に変色温度より高温側から下降さ
せていく場合とで大きく異なる経路を辿って変色するタ
イプの変色材であり、低温側変色点と高温側変色点の間
の常温域において、前記低温側変色点以下又は高温側変
色点以上の温度で変化させた状態を記憶保持できる特徴
を有する熱変色性材料も有効である。
54号公報に記載されている、大きなヒステリシス特性
を示して変色する感温変色性色彩記憶性熱変色性材料、
即ち、温度変化による着色濃度の変化をプロットした曲
線の形状が、温度を変色温度域より低温側から温度を上
昇させていく場合と逆に変色温度より高温側から下降さ
せていく場合とで大きく異なる経路を辿って変色するタ
イプの変色材であり、低温側変色点と高温側変色点の間
の常温域において、前記低温側変色点以下又は高温側変
色点以上の温度で変化させた状態を記憶保持できる特徴
を有する熱変色性材料も有効である。
【0008】更に、電子供与性呈色性有機化合物、フェ
ノール性水酸基を有する化合物及び前記両者の呈色反応
の生起温度を決める反応媒体の三者の均質相溶体を塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂等に微粒子状に分散させ
て得られる、特開平6−135144号公報に記載の熱
変色性材料も有効である。
ノール性水酸基を有する化合物及び前記両者の呈色反応
の生起温度を決める反応媒体の三者の均質相溶体を塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂等に微粒子状に分散させ
て得られる、特開平6−135144号公報に記載の熱
変色性材料も有効である。
【0009】前記した可逆熱変色性材料は、そのままの
適用でも有効であるが、微小カプセルに内包して使用す
るのが好ましい。それは、種々の使用条件において可逆
熱変色性材料は同一の組成に保たれ、同一の作用効果を
奏することができるからである。前記微小カプセルに内
包させることにより、化学的、物理的に安定な顔料を構
成でき、粒子径0.1〜100μm、好ましくは3〜3
0μmの範囲が実用性を満たす。尚、微小カプセル化
は、従来より公知の界面重合法、in Situ重合
法、液中硬化被覆法、水溶液からの相分離法、有機溶媒
からの相分離法、融解分散冷却法、気中懸濁被覆法、ス
プレードライング法等があり、用途に応じて適宜選択さ
れる。更に微小カプセルの表面には、目的に応じて更に
二次的な樹脂皮膜を設けて耐久性を付与させたり、表面
特性を改質させて実用に供することもできる。
適用でも有効であるが、微小カプセルに内包して使用す
るのが好ましい。それは、種々の使用条件において可逆
熱変色性材料は同一の組成に保たれ、同一の作用効果を
奏することができるからである。前記微小カプセルに内
包させることにより、化学的、物理的に安定な顔料を構
成でき、粒子径0.1〜100μm、好ましくは3〜3
0μmの範囲が実用性を満たす。尚、微小カプセル化
は、従来より公知の界面重合法、in Situ重合
法、液中硬化被覆法、水溶液からの相分離法、有機溶媒
からの相分離法、融解分散冷却法、気中懸濁被覆法、ス
プレードライング法等があり、用途に応じて適宜選択さ
れる。更に微小カプセルの表面には、目的に応じて更に
二次的な樹脂皮膜を設けて耐久性を付与させたり、表面
特性を改質させて実用に供することもできる。
【0010】前記可逆熱変色性材料は固着剤を含む媒体
中に分散した熱変色性インキにより、可逆熱変色層を形
成する。前記における可逆熱変色性材料は、媒体中に
0.5〜40重量%、好ましくは1〜30重量%含有さ
せることができる。0.5重量%未満の配合量では鮮明
な熱変色効果を視覚させ難いし、40重量%を越える
と、過剰であり、消色状態にあって残色を生じることも
ある。
中に分散した熱変色性インキにより、可逆熱変色層を形
成する。前記における可逆熱変色性材料は、媒体中に
0.5〜40重量%、好ましくは1〜30重量%含有さ
せることができる。0.5重量%未満の配合量では鮮明
な熱変色効果を視覚させ難いし、40重量%を越える
と、過剰であり、消色状態にあって残色を生じることも
ある。
【0011】前記可逆熱変色層は、従来より公知の方
法、例えば、スクリーン印刷、オフセット印刷、グラビ
ヤ印刷、コーター、タンポ印刷、転写等の印刷手段、刷
毛塗り、スプレー塗装、静電塗装、電着塗装、流し塗
り、ローラー塗り、浸漬塗装等の手段により調理器本体
に形成することができる。
法、例えば、スクリーン印刷、オフセット印刷、グラビ
ヤ印刷、コーター、タンポ印刷、転写等の印刷手段、刷
毛塗り、スプレー塗装、静電塗装、電着塗装、流し塗
り、ローラー塗り、浸漬塗装等の手段により調理器本体
に形成することができる。
【0012】尚、前記可逆熱変色層の厚みは5乃至20
0μm、好ましくは10乃至50μmの厚みであること
により、前記した熱変色効果を十分に機能させる。厚み
が200μmを越えると伝熱性の面で変色温度設定の自
由度に欠け、5μm以下の層では繰り返しの使用による
持久性を満足させ難い。
0μm、好ましくは10乃至50μmの厚みであること
により、前記した熱変色効果を十分に機能させる。厚み
が200μmを越えると伝熱性の面で変色温度設定の自
由度に欠け、5μm以下の層では繰り返しの使用による
持久性を満足させ難い。
【0013】前記した可逆熱変色性インキにより、適宜
の発熱体が灼熱した様相や炎を発した像を配して可逆熱
変色層を形成する他、非熱変色性有色染顔料の適宜量を
混在させて可逆熱変色層の色変化を多様に構成すること
もできる。又、可逆熱変色層の下層に前記非熱変色性有
色染顔料により、発熱体が灼熱した様相や炎を発した様
相の像を配し、これらの像を隠顕させる構成となしても
よい。
の発熱体が灼熱した様相や炎を発した像を配して可逆熱
変色層を形成する他、非熱変色性有色染顔料の適宜量を
混在させて可逆熱変色層の色変化を多様に構成すること
もできる。又、可逆熱変色層の下層に前記非熱変色性有
色染顔料により、発熱体が灼熱した様相や炎を発した様
相の像を配し、これらの像を隠顕させる構成となしても
よい。
【0014】又、前記可逆熱変色性材料を成形材料にブ
レンドして得た成形体により可逆熱変色層を形成するこ
ともできる。例えば、温度変化により赤色から黒色に色
変化する可逆熱変色性材料をプラスチック成形材料にブ
レンドして、渦巻き形状に成形した通電発熱体を模した
成形体を、調理器本体上面に固定したものが挙げられ
る。
レンドして得た成形体により可逆熱変色層を形成するこ
ともできる。例えば、温度変化により赤色から黒色に色
変化する可逆熱変色性材料をプラスチック成形材料にブ
レンドして、渦巻き形状に成形した通電発熱体を模した
成形体を、調理器本体上面に固定したものが挙げられ
る。
【0015】更に、前記可逆熱変色層に光安定剤を添加
したり、或いはその上層に光安定剤層を設けることもで
きる。具体的には、前記光安定剤層は紫外線吸収剤、酸
化防止剤、老化防止剤、一重項酸素消光剤、スーパーオ
キシドアニオン消光剤、オゾン消光剤、可視光線吸収
剤、赤外線吸収剤から選ばれる光安定剤を分散状態に固
着した層である。更には老化防止剤、帯電防止剤、極性
付与剤、揺変性付与剤、消泡剤等を必要に応じて添加し
て耐久性等の機能を向上させることができる。
したり、或いはその上層に光安定剤層を設けることもで
きる。具体的には、前記光安定剤層は紫外線吸収剤、酸
化防止剤、老化防止剤、一重項酸素消光剤、スーパーオ
キシドアニオン消光剤、オゾン消光剤、可視光線吸収
剤、赤外線吸収剤から選ばれる光安定剤を分散状態に固
着した層である。更には老化防止剤、帯電防止剤、極性
付与剤、揺変性付与剤、消泡剤等を必要に応じて添加し
て耐久性等の機能を向上させることができる。
【0016】尚、前記可逆熱変色層は、二層以上を積層
してもよく、各層が同一温度で変色する層、或いは互い
に異なる温度で変色する層でもよい。
してもよく、各層が同一温度で変色する層、或いは互い
に異なる温度で変色する層でもよい。
【0017】前記可逆熱変色層を変色させる加熱又は冷
熱手段としては、調理器本体内部に設けた加熱又は冷熱
装置によるものでもよいし、外部から加熱又は冷却する
もの、例えば、やかんや鍋といった調理用容器に温水や
冷水を充填したものを加熱又は冷熱手段として用いるこ
とができる。尚、前記した調理用容器を用いる場合、発
熱部の変化を視覚するため、少なくとも容器の底面が透
明又は着色透明の容器が用いられ、好適には全面が透明
又は着色透明の調理用容器を用いることが好ましい。
又、前記着色透明の容器とは、様々な色調に着色された
透視性を有する容器を示し、更には、すりガラスのよう
な半透明性の容器を示す。
熱手段としては、調理器本体内部に設けた加熱又は冷熱
装置によるものでもよいし、外部から加熱又は冷却する
もの、例えば、やかんや鍋といった調理用容器に温水や
冷水を充填したものを加熱又は冷熱手段として用いるこ
とができる。尚、前記した調理用容器を用いる場合、発
熱部の変化を視覚するため、少なくとも容器の底面が透
明又は着色透明の容器が用いられ、好適には全面が透明
又は着色透明の調理用容器を用いることが好ましい。
又、前記着色透明の容器とは、様々な色調に着色された
透視性を有する容器を示し、更には、すりガラスのよう
な半透明性の容器を示す。
【0018】
実施例1(図1、2参照) 白色プラスチック成形体により形成した調理器本体21
の側面に、別部材によりスイッチ22を設け、前記調理
器本体の上面には、15℃未満で赤色、15℃以上で無
色を呈する可逆熱変色性材料をエチレン−酢酸ビニル系
共重合樹脂エマルジョンに分散させた熱変色性インキを
用いて、スクリーン印刷により、同心円形状の可逆熱変
色層3を形成した。
の側面に、別部材によりスイッチ22を設け、前記調理
器本体の上面には、15℃未満で赤色、15℃以上で無
色を呈する可逆熱変色性材料をエチレン−酢酸ビニル系
共重合樹脂エマルジョンに分散させた熱変色性インキを
用いて、スクリーン印刷により、同心円形状の可逆熱変
色層3を形成した。
【0019】前記の如くして得た調理器2と、加熱又は
冷却手段4として、両側面に把手を設けた透明プラスチ
ック製の鍋により調理用玩具1を得た。
冷却手段4として、両側面に把手を設けた透明プラスチ
ック製の鍋により調理用玩具1を得た。
【0020】前記調理用玩具1の調理器2は25℃の室
温下では全面が白色を呈した発熱前の状態となる(図
1)。尚、前記鍋には、10℃の冷水が充填されてな
る。
温下では全面が白色を呈した発熱前の状態となる(図
1)。尚、前記鍋には、10℃の冷水が充填されてな
る。
【0021】前記調理器2上部に、前記10℃の冷水が
充填された鍋(加熱又は冷却手段4)を載置すると、前
記可逆熱変色層3が無色から赤色に発色して、同心円形
状の通電発熱体が、赤色に灼熱した様相が視覚される
(図2、3)。
充填された鍋(加熱又は冷却手段4)を載置すると、前
記可逆熱変色層3が無色から赤色に発色して、同心円形
状の通電発熱体が、赤色に灼熱した様相が視覚される
(図2、3)。
【0022】前記調理用玩具1は再び鍋を調理器から下
ろすと、全面が白色を呈し、発熱前の状態(図1)とな
り、繰り返し使用できる。
ろすと、全面が白色を呈し、発熱前の状態(図1)とな
り、繰り返し使用できる。
【0023】実施例2 白色プラスチック成形体により形成した調理器本体の上
面に、30℃未満で黒色、30℃以上で赤色を呈する可
逆熱変色性材料をプラスチック成形材料にブレンドし
て、渦巻き形状に成形した通電発熱体を固定した。
面に、30℃未満で黒色、30℃以上で赤色を呈する可
逆熱変色性材料をプラスチック成形材料にブレンドし
て、渦巻き形状に成形した通電発熱体を固定した。
【0024】前記の如くして得た調理器と、加熱又は冷
却手段として、側面に把手を設けた、底部が透明プラス
チック製の鍋により調理用玩具を得た。
却手段として、側面に把手を設けた、底部が透明プラス
チック製の鍋により調理用玩具を得た。
【0025】前記調理用玩具の調理器は20℃の室温下
では調理器本体に発熱前の黒色の通電発熱体が固定され
た様相が視覚される。尚、前記鍋には、35℃の温水が
充填されてなる。
では調理器本体に発熱前の黒色の通電発熱体が固定され
た様相が視覚される。尚、前記鍋には、35℃の温水が
充填されてなる。
【0026】前記調理器上部に、前記35℃の温水が充
填された鍋を載置すると、前記可逆熱変色層が黒色から
赤色に変色して、渦巻き形状の通電発熱体が、赤色に灼
熱した様相が視覚される。
填された鍋を載置すると、前記可逆熱変色層が黒色から
赤色に変色して、渦巻き形状の通電発熱体が、赤色に灼
熱した様相が視覚される。
【0027】前記調理用玩具は再び鍋を調理器から下ろ
すと、通電発熱体が発熱前の状態となり、繰り返し使用
できる。
すと、通電発熱体が発熱前の状態となり、繰り返し使用
できる。
【0028】実施例3 青色プラスチック成形体により形成した調理器本体上面
に、一般の印刷インキを用いて、スクリーン印刷によ
り、炭と炭が燃焼している様相の像を印刷した。
に、一般の印刷インキを用いて、スクリーン印刷によ
り、炭と炭が燃焼している様相の像を印刷した。
【0029】前記像の上面に、感温変色性色彩記憶性熱
変色性材料〔黒色←→無色(着色温度17℃、消色温度
35℃)〕をエチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂エマル
ジョンに分散させた熱変色性インキを用いて、スクリー
ン印刷により燃焼する前の炭の像を印刷した。
変色性材料〔黒色←→無色(着色温度17℃、消色温度
35℃)〕をエチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂エマル
ジョンに分散させた熱変色性インキを用いて、スクリー
ン印刷により燃焼する前の炭の像を印刷した。
【0030】前記の如くして得た調理器と、加熱又は冷
却手段として、側面に把手を設けた透明ガラス製のフラ
イパンにより調理用玩具を得た。
却手段として、側面に把手を設けた透明ガラス製のフラ
イパンにより調理用玩具を得た。
【0031】前記調理玩具1は、調理器を17℃以下に
冷却すると、調理器に炭を載せた様相を示す。尚、前記
フライパンには、40℃の温水が充填されてなる。
冷却すると、調理器に炭を載せた様相を示す。尚、前記
フライパンには、40℃の温水が充填されてなる。
【0032】前記調理器上部に、前記40℃の温水が充
填された鍋を載置すると、前記炭の像が消えて、炭が燃
焼している様相の像が視覚され、この様相は17℃以上
の温度で保持される。
填された鍋を載置すると、前記炭の像が消えて、炭が燃
焼している様相の像が視覚され、この様相は17℃以上
の温度で保持される。
【0033】前記調理用玩具は再び17℃以下に冷却す
ると炭が燃焼する前の状態となり、繰り返し使用でき
る。
ると炭が燃焼する前の状態となり、繰り返し使用でき
る。
【0034】実施例4 円形の黄色合成紙上面に、18℃未満で橙色、18℃以
上で白色を呈する可逆熱変色性材料をエチレン−酢酸ビ
ニル系共重合樹脂エマルジョンに分散させた熱変色性イ
ンキを用いて、スプレー塗装により、同心円形状の可逆
熱変色層を形成し、前記合成紙下面に独立気泡を有する
発砲体シートを貼着して通電発熱体を得た。前記通電発
熱体の発砲体シート側を黄色プラスチック成形体により
形成した調理器本体上面に貼着して調理器を得た。
上で白色を呈する可逆熱変色性材料をエチレン−酢酸ビ
ニル系共重合樹脂エマルジョンに分散させた熱変色性イ
ンキを用いて、スプレー塗装により、同心円形状の可逆
熱変色層を形成し、前記合成紙下面に独立気泡を有する
発砲体シートを貼着して通電発熱体を得た。前記通電発
熱体の発砲体シート側を黄色プラスチック成形体により
形成した調理器本体上面に貼着して調理器を得た。
【0035】前記の如くして得た調理器と、加熱又は冷
却手段として、両側面に把手を設けた透明プラスチック
製の鍋により調理用玩具を得た。
却手段として、両側面に把手を設けた透明プラスチック
製の鍋により調理用玩具を得た。
【0036】前記調理用玩具の調理器は25℃の室温下
では通電発熱体が白色を呈した発熱前の状態が視覚され
る。尚、前記鍋には、10℃の冷水が充填されてなる。
では通電発熱体が白色を呈した発熱前の状態が視覚され
る。尚、前記鍋には、10℃の冷水が充填されてなる。
【0037】前記調理器上部に、前記10℃の冷水が充
填された鍋を載置すると、前記可逆熱変色層が白色から
橙色に変色して、同心円形状の通電発熱体が、橙色に灼
熱した様相が視覚される。
填された鍋を載置すると、前記可逆熱変色層が白色から
橙色に変色して、同心円形状の通電発熱体が、橙色に灼
熱した様相が視覚される。
【0038】前記調理用玩具は再び鍋を調理器から下ろ
すと、通電発熱体がグレー色を呈した状態となり、繰り
返し使用できる。
すと、通電発熱体がグレー色を呈した状態となり、繰り
返し使用できる。
【0039】実施例5(図4参照) 上面が開口した調理器本体21に、前記開口部に内在す
る蓋体23を設けると共に、前記蓋体23が上下動する
可動装置を設けた。尚、前記蓋体23を上下動させる可
動装置は、例えばラックとピニオンのような機構、即
ち、スイッチ22を回動すると、軸24を介してギヤ2
5が回転し、前記ギヤ25が蓋体23下部に設けた板状
部材の歯に当接しているため、蓋体23を上下に移動さ
せる構造である。尚、前記蓋体23の上面には、18℃
未満で赤色、18℃以上で白色を呈する可逆熱変色性材
料をエチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂エマルジョンに
分散させた熱変色性インキを用いて、スプレー塗装によ
り、同心円形状の可逆熱変色層3を形成した。
る蓋体23を設けると共に、前記蓋体23が上下動する
可動装置を設けた。尚、前記蓋体23を上下動させる可
動装置は、例えばラックとピニオンのような機構、即
ち、スイッチ22を回動すると、軸24を介してギヤ2
5が回転し、前記ギヤ25が蓋体23下部に設けた板状
部材の歯に当接しているため、蓋体23を上下に移動さ
せる構造である。尚、前記蓋体23の上面には、18℃
未満で赤色、18℃以上で白色を呈する可逆熱変色性材
料をエチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂エマルジョンに
分散させた熱変色性インキを用いて、スプレー塗装によ
り、同心円形状の可逆熱変色層3を形成した。
【0040】前記の如くして得た調理器2と、加熱又は
冷却手段4として、透明プラスチック製のやかんにより
調理用玩具1を得た。
冷却手段4として、透明プラスチック製のやかんにより
調理用玩具1を得た。
【0041】前記やかんに8℃の冷水を充填して調理器
2にセットした後、スイッチ22を回動することによっ
て蓋体23が上方に移動して、やかん裏面に接触する。
すると、前記蓋体23に設けた可逆熱変色層3が赤色に
発色して、渦巻き形状の通電発熱体が、赤色に灼熱した
様相が視覚される。
2にセットした後、スイッチ22を回動することによっ
て蓋体23が上方に移動して、やかん裏面に接触する。
すると、前記蓋体23に設けた可逆熱変色層3が赤色に
発色して、渦巻き形状の通電発熱体が、赤色に灼熱した
様相が視覚される。
【0042】前記調理用玩具は、再びスイッチを回動し
て蓋体をやかん裏面から離すと、前記可逆熱変色層が赤
色から無色に発色して、発熱前の状態となる。尚、この
様相は繰り返し行うことができる。
て蓋体をやかん裏面から離すと、前記可逆熱変色層が赤
色から無色に発色して、発熱前の状態となる。尚、この
様相は繰り返し行うことができる。
【0043】実施例6(図5参照) 上面が開口した調理器本体21内に、前記開口部から加
熱又は冷却手段4として保冷剤をセットして、前記保冷
剤が上下動する可動装置を設けた。尚、前記保冷剤を上
下動させる可動装置は、スイッチ22を回動すると前記
スイッチ22と連動するカム26が回転し、それに伴っ
てカム26に当接した保冷剤が上下に移動する構造であ
る。
熱又は冷却手段4として保冷剤をセットして、前記保冷
剤が上下動する可動装置を設けた。尚、前記保冷剤を上
下動させる可動装置は、スイッチ22を回動すると前記
スイッチ22と連動するカム26が回転し、それに伴っ
てカム26に当接した保冷剤が上下に移動する構造であ
る。
【0044】前記調理器本体21の上面開口部から保冷
剤をセットした後、15℃未満で赤色、15℃以上で無
色を呈する可逆熱変色性材料をエチレン−酢酸ビニル系
共重合樹脂エマルジョンに分散させた熱変色性インキを
用いて、スクリーン印刷により、渦巻き形状の可逆熱変
色層3を形成した蓋体23を嵌め合わせて調理用玩具1
を得た。
剤をセットした後、15℃未満で赤色、15℃以上で無
色を呈する可逆熱変色性材料をエチレン−酢酸ビニル系
共重合樹脂エマルジョンに分散させた熱変色性インキを
用いて、スクリーン印刷により、渦巻き形状の可逆熱変
色層3を形成した蓋体23を嵌め合わせて調理用玩具1
を得た。
【0045】前記の如くして得た調理用玩具1は、スイ
ッチ22を回動することによって、保冷剤が蓋体23の
裏面に接触する。すると、前記蓋体23に設けた可逆熱
変色層3が赤色に発色して、渦巻き形状の通電発熱体
が、赤色に灼熱した様相が視覚される。
ッチ22を回動することによって、保冷剤が蓋体23の
裏面に接触する。すると、前記蓋体23に設けた可逆熱
変色層3が赤色に発色して、渦巻き形状の通電発熱体
が、赤色に灼熱した様相が視覚される。
【0046】前記調理用玩具は、スイッチから手を離す
と、再びカムが回転して保冷剤が蓋体裏面から離れ、前
記可逆熱変色層が赤色から無色に発色して、発熱前の状
態となる。尚、この様相は繰り返し行うことができる。
と、再びカムが回転して保冷剤が蓋体裏面から離れ、前
記可逆熱変色層が赤色から無色に発色して、発熱前の状
態となる。尚、この様相は繰り返し行うことができる。
【0047】
【発明の効果】本発明調理用玩具は、調理器の発熱部
に、発熱前の様相と、発熱体が灼熱した様相或いは炎を
発する様相を択一的に視覚させる可逆熱変色層を設ける
簡易な構造で構成されるため、使い勝手がよく、しかも
現実感に富む調理用玩具を提供することができる。又、
前記発熱部が通電発熱体等の徐々に発熱体が変色する調
理器に関しても適用することができ、応用範囲の広い調
理用玩具を提供することができる。
に、発熱前の様相と、発熱体が灼熱した様相或いは炎を
発する様相を択一的に視覚させる可逆熱変色層を設ける
簡易な構造で構成されるため、使い勝手がよく、しかも
現実感に富む調理用玩具を提供することができる。又、
前記発熱部が通電発熱体等の徐々に発熱体が変色する調
理器に関しても適用することができ、応用範囲の広い調
理用玩具を提供することができる。
【図1】本発明調理用玩具の一実施例の、加熱又は冷却
手段を調理器に載置する前の状態を示す斜視図である。
手段を調理器に載置する前の状態を示す斜視図である。
【図2】本発明調理用玩具の一実施例の、加熱又は冷却
手段を調理器に載置した状態を示す斜視図である。
手段を調理器に載置した状態を示す斜視図である。
【図3】本発明調理用玩具の一実施例の、調理器の可逆
熱変色層は発色した状態の上面図である。
熱変色層は発色した状態の上面図である。
【図4】本発明調理用玩具の他の実施例の、加熱又は冷
却手段を調理器に載置した状態を示す縦断面図である。
却手段を調理器に載置した状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明調理用玩具の他の実施例の、調理器内に
加熱又は冷却手段を内在した状態を示す縦断面図であ
る。
加熱又は冷却手段を内在した状態を示す縦断面図であ
る。
1 調理用玩具 2 調理器 21 調理器本体 22 スイッチ 23 蓋体 24 軸 25 ギヤ 26 カム 3 可逆熱変色層 4 加熱又は冷却手段
Claims (2)
- 【請求項1】 調理器の少なくとも発熱部に相当する部
分に、温度変化により変色する可逆熱変色層を設け、加
熱又は冷却手段により、前記可逆熱変色層が変色して発
熱前の様相と、発熱体が灼熱した様相或いは炎を発する
様相を可逆的且つ択一的に視覚させる調理用玩具。 - 【請求項2】 前記加熱又は冷却手段が、調理器の発熱
部に載置する温水又は冷水を充填した調理用容器であっ
て、前記調理用容器は少なくとも底面が透明又は半透明
の調理用容器である請求項1の調理用玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12263196A JPH09276563A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 調理用玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12263196A JPH09276563A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 調理用玩具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09276563A true JPH09276563A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14840758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12263196A Pending JPH09276563A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 調理用玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09276563A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102121788B1 (ko) * | 2019-12-02 | 2020-06-11 | 장병철 | 후막 인쇄 저항을 이용한 휴대용 온열기기 제조방법 |
KR102121786B1 (ko) * | 2019-12-02 | 2020-06-12 | 장병철 | 혼성집적회로 기술을 이용한 휴대용 온열기기 |
EP4331698A3 (en) * | 2022-09-01 | 2024-05-01 | Melissa and Doug, LLC | Outdoor grill toy |
USD1029125S1 (en) | 2022-07-27 | 2024-05-28 | Melissa & Doug, Llc | Barbeque grill toy |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP12263196A patent/JPH09276563A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102121788B1 (ko) * | 2019-12-02 | 2020-06-11 | 장병철 | 후막 인쇄 저항을 이용한 휴대용 온열기기 제조방법 |
KR102121786B1 (ko) * | 2019-12-02 | 2020-06-12 | 장병철 | 혼성집적회로 기술을 이용한 휴대용 온열기기 |
USD1029125S1 (en) | 2022-07-27 | 2024-05-28 | Melissa & Doug, Llc | Barbeque grill toy |
EP4331698A3 (en) * | 2022-09-01 | 2024-05-01 | Melissa and Doug, LLC | Outdoor grill toy |
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