JPH11127558A - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

Info

Publication number
JPH11127558A
JPH11127558A JP30802997A JP30802997A JPH11127558A JP H11127558 A JPH11127558 A JP H11127558A JP 30802997 A JP30802997 A JP 30802997A JP 30802997 A JP30802997 A JP 30802997A JP H11127558 A JPH11127558 A JP H11127558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon brush
brush holder
hollow
carbon
commutator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30802997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Mori
栄之 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP30802997A priority Critical patent/JPH11127558A/ja
Publication of JPH11127558A publication Critical patent/JPH11127558A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーボンブラシの上下方向の動きを抑止し、
カーボンブラシと整流子部に生ずる火花の発生を低減さ
せてカーボンブラシの寿命の延長を図るとともに、ノイ
ズの発生等も防止する。 【解決手段】 整流子部5両側の固体本体1側に該整流
子部5と直交させて中空ブラシホルダー6が設けられ、
該中空ブラシホルダー6内にそれぞれカーボンブラシ7
が挿入され、該それぞれのカーボンブラシ7後端にそれ
ぞれ前記中空ブラシホルダー6の一側部に支持したねじ
りコイルスプリング10の一端10aが係止させられて
前記それぞれのカーボンブラシ7先端が前記整流子部5
に押圧されるように構成され、前記ねじりコイルスプリ
ング10の他端10bが前記中空ブラシホルダー6の外
側面部に構成した切り起こし係止部8に係止させられる
とともに、前記カーボンブラシ7の外側面部と前記中空
ブラシホルダー6の内側面部間に板スプリング11を介
在させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジコン等に使用
する小型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型モータのブラシとしては、弾
力性のある金属板あるいはカーボン等からなる固体ブラ
シ(以下「カーボンブラシ」という。)が使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、前記カーボンブ
ラシを使用した場合には、該カーボンブラシの先端が整
流子部に押圧され、完全に接触を維持するようにスプリ
ングが用いられている。すなわち、カーボンブラシを整
流子部に向けて適宜の方法で保持するとともに、その後
端をスプリング等で押圧構成していた。
【0004】しかしながら、前記カーボンブラシの動
き、特に上下方向への動きを完全に止めることが困難で
あったため、整流子とカーボンブラシとの接触部に火花
が生じたり、さらにノイズが発生する等の問題があっ
た。
【0005】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、ねじりコイルスプリングでカーボンブラシを整流子
方向へ押圧するとともに、板スプリングによりカーボン
ブラシの上下方向の動きを抑止し、カーボンブラシと整
流子部における火花の発生を低減させてカーボンブラシ
の寿命の延長を図り、さらにノイズの発生等を防止する
ことができる小型モータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、整流子部両側の固定本体側に該整流子部
と直交させて中空ブラシホルダーが設けられ、該中空ブ
ラシホルダー内にそれぞれカーボンブラシが挿入され、
該それぞれのカーボンブラシ後端にそれぞれ前記中空ブ
ラシホルダーの一側部に支持したねじりコイルスプリン
グの一端が係止させられて前記それぞれのカーボンブラ
シ先端が前記整流子部に押圧されるように構成され、前
記ねじりコイルスプリングの他端が前記中空ブラシホル
ダーの外側面部に構成した切り起こし係止部に係止させ
られるとともに、前記カーボンブラシの外側面部と前記
中空ブラシホルダーの内側面部間に板スプリングを介在
させた構成としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態を
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る小型モー
タの実施の一形態を示す全体斜視図、図2は要部正面
図、図3は一部断面要部拡大図、図4は図3のIVーI
V線要部断面図、図5は板スプリングの実施の一形態を
示す斜視図である。
【0008】図1に示された本発明に係る小型モータ
は、固定本体1の一端面に、図2に示されているよう
に、回転軸2を支持する突設形状の軸受部3がネジ4で
取付けられ、さらに、前記軸受部3の内部の前記回転軸
2部には、図3及び図4に示すごとく整流子部5が構成
される。
【0009】さらに、前記軸受部3の左右両側の固定本
体1側には、前記整流子部5に直交させて中空ブラシホ
ルダー6がそれぞれ設けられる。なお、該中空ブラシホ
ルダー6及び後述するカーボンブラシ7は、前記整流子
部5の両側にそれぞれ同構成で設けられるため、以下に
おいてはその一方についてのみ詳細に説明する。
【0010】すなわち、前記中空ブラシホルダー6は、
適宜の金属板を加工してその中央部が前記カーボンブラ
シ7を受入れるように折り曲げ形成され、前記整流子部
5の両側にそれぞれ該整流子部5と直交させて設けられ
る。
【0011】さらに、前記中空ブラシホルダー6の中央
突出部の外側面には切り起こし係止部8及びその両側適
位置にそれぞれ長孔13、13が構成される。
【0012】さらに、前記カーボンブラシ7の外側面部
と前記中空ブラシホルダー6の内側面部間に板スプリン
グ11が介在させられる。
【0013】該板スプリング11は、図面実施の形態に
おいては、その両端部11a、11bが同一方向に直角
に折り曲げられ、その中央部11cが外側に湾曲形状に
構成されるとともに、図5に示されているように、該両
端部11a、11bの対向する内側面のそれぞれに逆止
片12a、12bが設けられる。
【0014】前記板スプリング11は、その両端部11
a、11bが前記中空ブラシホルダー6の外側面部に構
成した前記切り起こし係止部8の両側適位置に設けられ
た前記長孔13、13に前記中空ブラシホルダー6の内
側面からそれぞれ挿入されて前記中空ブラシホルダー6
の外側面部から突出させられ、該突出させられた両端部
11a、11bに設けた逆止片12a、12bが、前記
中空ブラシホルダー6の外側面部においてそれぞれ復帰
して係止させられ、中央湾曲部11cが前記カーボンブ
ラシ7の外側面部と前記中空ブラシホルダー6の内側面
部間に介在させられて、前記カーボンブラシ7の外側面
部を押圧する。
【0015】さらに、前記中空ブラシホルダー6の一側
部には、前記ねじりコイルスプリング10を支持するた
めの支持ピン14が突設される。
【0016】該支持ピン14には、前記ねじりコイルス
プリング10の中央のねじり部10cが支持されるとと
もに、その一端10aが前記中空ブラシホルダー6に挿
入されて前記カーボンブラシ7の後端部に適合され、該
カーボンブラシ7の先端部を前記整流子部5方向へ押圧
するように構成されるとともに、さらには前記ねじりコ
イルスプリング10の他端10bが前記中空ブラシホル
ダー6の外側面部に構成された前記切り起こし係止部8
に係止するように構成される。
【0017】すなわち、図面実施の形態においては、前
記ねじりコイルスプリング10の一端10aが、前記中
空ブラシホルダー6内に挿入された前記カーボンブラシ
7の後端部に係止させられ、図4に示されているよう
に、該カーボンブラシ7の先端部が前記整流子部5方向
に押圧される(矢印A)ように構成されるとともに、前
記ねじりコイルスプリング10の他端10bが、図3及
び図4に示されているように、前記中空ブラシホルダー
6の外側面部の前記切り起こし係止部8に係止させら
れ、同時に、前記カーボンブラシ7の外側面部と前記中
空ブラシホルダー6の内側面部間に介在させた前記板ス
プリング11の中央湾曲部11cが前記中空ブラシホル
ダー6内に挿入された前記カーボンブラシ7の外側面を
押圧する(矢印B)ように構成される。
【0018】図中15は、前記カーボンブラシ7の後端
部に一端が接続されたリード線であり、該リード線15
の他端は、ネジ16によりリード端子17に電気的に接
続されている。
【0019】前記構成の本発明の小型モータは、その構
成に当たっては、予め中空ブラシホルダー6の内側面部
に板スプリング11を取付ける。
【0020】すなわち、該板スプリング11の両端部1
1a、11bを前記中空ブラシホルダー6に設けた長孔
13、13に挿入して、前記両端部11a、11bを前
記中空ブラシホルダー6の外側面部にそれぞれ突出させ
る。そして、該突出させられた前記板スプリング11の
両端部11a、11bは、それぞれに設けられた逆止片
12a、12bが前記中空ブラシホルダー6の外側面部
にそれぞれ復帰して係止させられる。
【0021】つぎに、この状態の前記中空ブラシホルダ
ー6を、固定本体1の一端面の軸受部3の左右両側に前
記ネジ16を利用してそれぞれ取付けた後、前記中空ブ
ラシホルダー6内に前記カーボンブラシ7を挿入すれ
ば、該カーボンブラシ7の外側面部と前記中空ブラシホ
ルダー6の内側面部間に前記板スプリング11が介在さ
せられ、該板スプリング11の中央湾曲部11cにより
前記カーボンブラシ7の外側面部が押圧される。
【0022】そして、その後、前記支持ピン14に支持
された前記ねじりコイルスプリング10の一端10a
を、前記中空ブラシホルダー6の開口通路内に挿入され
ている前記カーボンブラシ7の後端部に係止させ、他端
10bを、前記ねじりコイルスプリング10の復帰力に
抗して、図3及び図4に示されているように、前記中空
ブラシホルダー6の外側面部に構成された切り起こし係
止部8に係止させる。
【0023】その結果、前記中空ブラシホルダー6内に
挿入及び適合されている前記カーボンブラシ7の後端部
が、前記ねじりコイルスプリング10の一端10aによ
って前記整流子部5方向に押圧される。同時に、前記カ
ーボンブラシ7の外側面部と前記中空ブラシホルダー6
の内側面部間に介在させた前記板スプリング11の中央
湾曲部11cを介して前記中空ブラシホルダー6内に挿
入及び適合された前記カーボンブラシ7の外側面部が押
圧される。
【0024】すなわち、本発明では、前記のごとく前記
ねじりコイルスプリング10の一端10aによって前記
中空ブラシホルダー6内において前記カーボンブラシ7
を整流子部5方向へ押圧するとともに、前記カーボンブ
ラシ7の外側面部と前記中空ブラシホルダー6の内側面
部間に介在させた前記板スプリング11を介して前記中
空ブラシホルダー6内に挿入及び適合された前記カーボ
ンブラシ7の外側面部が押圧されることにより該カーボ
ンブラシ7の上下方向の動きを抑止することができ、そ
の結果、該カーボンブラシ7と整流子部5との接触部に
生ずる火花の発生の低減を図ることができ、さらにはノ
イズの発生等が防止できるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、ねじりコイルスプリン
グによって中空ブラシホルダー内のカーボンブラシを整
流子部方向へ押圧するとともに、カーボンブラシ7の外
側面部と中空ブラシホルダー6の内側面部間に介在させ
た板スプリングによってカーボンブラシの上下方向の動
きを抑止することができるため、カーボンブラシと整流
子部に生ずる火花の発生が低減させられてカーボンブラ
シの寿命の延長が図れるとともに、ノイズの発生等を防
止することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小型モータの実施の一形態を示す
全体斜視図である。
【図2】要部正面である。
【図3】一部断面要部拡大図である。
【図4】図3のIVーIV線要部断面図である。
【図5】板スプリングの実施の一形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 本体 5 整流子部 6 中空ブラシホルダー 7 カーボンブラシ 8 切り起こし係止部 10 ねじりコイルスプリング 10a 一端 10b 他端 11 板スプリング 11a、11b 両端部 11c 中央湾曲部 12a、12b 逆止片 13 長孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整流子部両側の固定本体側に該整流子部
    と直交させて中空ブラシホルダーが設けられ、該中空ブ
    ラシホルダー内にそれぞれカーボンブラシが挿入され、
    該それぞれのカーボンブラシ後端にそれぞれ前記中空ブ
    ラシホルダーの一側部に支持したねじりコイルスプリン
    グの一端が係止させられて前記それぞれのカーボンブラ
    シ先端が前記整流子部に押圧されるように構成され、前
    記ねじりコイルスプリングの他端が前記中空ブラシホル
    ダーの外側面部に構成した切り起こし係止部に係止させ
    られるとともに、前記カーボンブラシの外側面部と前記
    中空ブラシホルダーの内側面部間に板スプリングを介在
    させたことを特徴とする小型モータ。
JP30802997A 1997-10-22 1997-10-22 小型モータ Pending JPH11127558A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30802997A JPH11127558A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 小型モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30802997A JPH11127558A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 小型モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11127558A true JPH11127558A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17976039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30802997A Pending JPH11127558A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 小型モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11127558A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111283588A (zh) * 2020-03-31 2020-06-16 赵华勇 一种直流泵碳刷安装用夹具机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111283588A (zh) * 2020-03-31 2020-06-16 赵华勇 一种直流泵碳刷安装用夹具机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0743720A2 (en) Brush assembly for an electric motor
JP2708694B2 (ja) 小型モータ
JPS6454749U (ja)
KR200177982Y1 (ko) 모터에 있어서의 브러시 부착구조
JPH11127558A (ja) 小型モータ
JP2004357486A (ja) ブラシホルダ装置及びモータ
JP2005525775A (ja) 炭素ブラシのためのホルダ
JP2000312456A (ja) 電動モータ
JPH0783578B2 (ja) 回転電機
JPH11103563A (ja) 小型モ−タ
JPH0116377Y2 (ja)
JPS6356149A (ja) 刷子保持装置の組立方法
JPH038074Y2 (ja)
JP3178198B2 (ja) バルブソケット
JP2910897B2 (ja) ブラシ保持装置
JP2613845B2 (ja) 直流モータにおけるブラシ保持部の構造
JP4140085B2 (ja) 整流子電動機及びそれを用いた電気掃除機
JPH089598A (ja) 電装用モータのリード線接続部構造
JP2000209818A (ja) モ―タにおけるブラシ保持構造及びモ―タ
JPH0314935Y2 (ja)
JP2580666Y2 (ja) ブラシカーボンと板バネとからなるブラシ構造
JPH10174401A (ja) 整流子電動送風機
JPH0646215Y2 (ja) 直流モ−タ
JPS62163542A (ja) 電動機の刷子保持装置
JP2002238219A (ja) モータブラシ保持構造