JPH11127128A - 同期装置 - Google Patents

同期装置

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JPH11127128A
JPH11127128A JP9287234A JP28723497A JPH11127128A JP H11127128 A JPH11127128 A JP H11127128A JP 9287234 A JP9287234 A JP 9287234A JP 28723497 A JP28723497 A JP 28723497A JP H11127128 A JPH11127128 A JP H11127128A
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ssmb
timing source
synchronization
timing
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康次 田之中
Naoto Kitoku
直人 寄特
Shunichi Magome
俊一 馬籠
Hiroyuki Suzuki
宏幸 鈴木
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    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
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    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0685Clock or time synchronisation in a node; Intranode synchronisation
    • H04J3/0688Change of the master or reference, e.g. take-over or failure of the master
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    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
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    • H04J3/0691Synchronisation in a TDM node

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期装置に関し、特に簡易なハードウェアの
設置やソフトウェアの設定によってSSMBサポートし
ていない既存のネットワークやSDH装置等と同期網を
確立させる同期装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 所定のプライオリティが付与された複数
のタイミングソースの各々の障害を検出する障害検出
部、前記障害検出部からの障害検出情報を監視し、障害
検出されたタイミングソース以外のタイミングソースで
あって最もプライオリティの高いタイミングソースに切
り替えるタイミングソース切り替え制御信号を出力する
障害監視部、SSMB情報からの同期品質に基づくタイ
ミングソース切り替え制御信号を出力するタイミングソ
ース選択部、前記2つのタイミングソース切り替え制御
信号のいづれか一方を選択する選択部から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同期装置に関し、特
に簡易なハードウェアの設置やソフトウェアの設定によ
ってSSMB(Synchronization Status Messege Half B
yte)をサポートしていない既存のネットワークやSDH
(Synchronous Digital Hierarchy) 装置等と同期網を確
立させる同期装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、網同期のタイミングソースを切り
替えるのにSSMB信号を使用するSDH装置が増えて
きている。SSMB信号は、STM−n(Synchronous T
ransfer Mode - n) 信号のマルチセクションオーバヘッ
ド(MSOH)におけるS1バイト(旧Z1#1バイ
ト)の下位4ビットを使って伝送される。
【0003】後述する図7に示すように、SSMB情報
自体はITU−T,G.708の2進コード表で規定さ
れており、そこではSSMBの各4ビット信号の組み合
わせに対してそれぞれ対応するSDH同期品質を規定し
ている。例えば、“0010(02h)”は「G.81
1」相当の同期品質(セシュウム原子発振器を使った主
タイミングソース)であることを示し、また“111
1”は「Don’t use for sync.」と
規定されている。
【0004】図1は、SSMBをサポートしているネッ
トワークの一動作例を示したものである。図1の(a)
において、ネットワーク装置1(NE1)は、外部クロ
ック入力(External Input) に優先度1(プライオリテ
ィ1)を、もう1方の入力ライン2(Line 2)に別の優先
度2(プライオリティ2)を設定している。また、ネッ
トワーク装置2(NE2)は、入力ライン1(Line 1)に
プライオリティ1を、もう一方の入力ライン4(Line 4)
にプライオリティ2を設定している。そして、ネットワ
ーク装置3(NE3)は、入力ライン3(Line 3)にプラ
イオリティ1を、もう一方の外部クロック入力(Extern
al Input) にプライオリティ2を設定している。初期設
定状態では、各装置1,2及び3はプライオリティ1側
を選択している。
【0005】前記ネットワーク装置1は、それに接続さ
れたセシュウム原子発振器で構成する主同期クロック発
生装置(Primary Clock) による同期品質のSSMB値
“02h”を、ライン1上のSTMマルチセクションオ
ーバヘッドのS1バイト信号として次段のネットワーク
装置2に送出する。同様に、ネットワーク装置2は、S
SMB値“02h”をライン3上のSTMマルチセクシ
ョンオーバヘッドのS1バイト信号としてネットワーク
装置3に送出する。ここで、ライン2及び4は同期ルー
プを防ぐ為、各SSMB値は“0Fh”である。従っ
て、各ネットワーク装置1、2及び3は主同期クロック
発生装置の主同期クロック信号に従属同期することにな
る。
【0006】次に、図1の(b)に示すように、前記主
同期クロック発生装置やその出力ライン上で障害が発生
すると、ネットワーク装置1はそれ以降ホールドオーバ
(Holdover)状態となる。前記ネットワーク装置1は、こ
の同期品質の変更によりSSMB値を“02h”から
“0BhSETS(synchronization equipment timing
source)”に変更し、ライン1を介してそのSSMB値
を次段のネットワーク装置2へ送出する。前記ネットワ
ーク装置2はライン3を介して同じSSMB値“0B
h”を次段のネットワーク装置3に送出する。この結
果、ネットワーク全体が前記ネットワーク装置1のHold
overに同期することになる。
【0007】図1の(c)では、ネットワーク装置3が
プライオリティ1のライン3の同期品質(SSMB値
“0Bh”)とプライオリティ2の外部クロック入力
(External Input) に与えられるルビジュウム原子発振
から成る準同期クロック発生装置(Secondary Clock) の
同期品質(SSMB値“04h”)とを比較してより高
品質なプライオリティ2側を選択し、ライン4を介して
ネットワーク装置2へSSMB値“04h”を送出す
る。前記ネットワーク装置2も同様な比較をおこなって
プライオリティ2側を選択し、ライン2を介してネット
ワーク装置1へSSMB値“04h”を送出する。
【0008】次に、ネットワーク装置1は、前述した自
装置内のHoldoverよりも同期品質が高いプライオリティ
2側を選択する。この結果、各ネットワーク装置1、2
及び3は準同期クロック発生装置からの準同期クロック
信号に従属同期することになる。そして、ライン1及び
3は同期ループを防ぐ為、各SSMB値は“0Fh”に
変更される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図2は、SSMBをサ
ポートしているネットワークやSDH装置とSSMBを
サポートしていない既存のネットワークやSDH装置と
が混在する一例を示している。図2の(a)及び(b)
に示すように、SSMBをサポートしていない既存のネ
ットワークやSDH装置(斜線枠示す)では、S1バイ
トに未使用状態を示すall“1”(FFh)に設定す
ることが多い。従って、それらに従属するSSMBをサ
ポートしているネットワークや装置(点枠で示す)では
タイミングソースが使用できない(「Don’t us
e for sync.」)と判断してしまう。その結
果、SSMBをサポートしていないネットワークや装置
に接続されるSSMBをサポートしているネットワーク
やSDH装置以降の従属同期がうまく確立できないとい
う問題があった。
【0010】そこで本発明の目的は、上記問題点に鑑
み、SSMBをサポートしているネットワークやSDH
装置とSSMBをサポートしていない既存のネットワー
クやSDH装置とが混在している場合において、簡易な
ハードウェアの設置やソフトウェアの設定によってそれ
らの間の同期確立を柔軟に行える同期装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数種
類のタイミングソースとインタフェースするタイミング
ソース・インタフェース部、前記タイミングソース・イ
ンタフェース部で選択され所定のプライオリティが付与
された複数のタイミングソースの内の1つを切り替え出
力するタイミングソース切り替え部、前記タイミングソ
ース切り替え部で切り替え出力されたタイミングソース
に同期し、装置クロックを生成するPLL部、前記所定
のプライオリティが付与された複数のタイミングソース
の各々の障害を検出する障害検出部、前記障害検出部か
らの障害検出情報を監視し、障害検出されたタイミング
ソース以外のタイミングソースであって最もプライオリ
ティの高いタイミングソースに切り替えるタイミングソ
ース切り替え制御信号を出力する障害監視部、SSMB
バスとインタフェースするSSMBインタフェース部、
前記SSMBインタフェース部からのSSMB情報を対
応する同期品質情報に変換するSSMB−クオリティ変
換部、前記SSMB−クオリティ変換部からの同期品質
情報に基づいたタイミングソース切り替え制御信号を出
力するタイミングソース選択部、前記障害監視部からの
タイミングソース切り替え制御信号、又は前記タイミン
グソース選択部からのタイミングソース切り替え制御信
号のいづれか一方を所定の選択指示手段からの指示に従
って選択する選択部、から構成する同期装置が提供され
る。前記所定の選択指示手段は、装置動作を制御する装
置制御部であるか、又は手動操作によるスイッチ機構か
らなる。
【0012】また本発明によれば、前記障害検出部から
の障害情報を装置動作を制御する装置制御部に通知し、
前記装置制御部が装置に備えられた既存のフォース(F
orce)機能を用いて直接タイミングソースの切り替
え制御を行う同期装置が提供される。
【0013】さらに本発明によれば、同期制御を行う同
期部と、前記同期部とSSMB情報を通信を行い、伝送
路に接続されるSTM−nのチャネル盤、とから成る同
期装置であって、前記STM−nのチャネル盤に送出す
る前記同期部からのSSMB値を装置動作を制御する装
置制御部による設定値とすることによって、前記STM
−nのチャネル盤から伝送路に送出するSSMB値を任
意とする同期装置が提供される。
【0014】また、前記STM−nのチャネル盤に送出
する前記同期部からのSSMB値を装置動作を制御する
装置制御部による設定値とすることに代えて、前記伝送
路にSSMB情報を送出している前記STM−nのチャ
ネル盤の送出SSMB値を前記装置制御部による設定値
とすることで、前記STM−nのチャネル盤から伝送路
に送出するSSMB値を任意とする同期装置が提供され
る。
【0015】さらに、前記チャネル盤から前記同期部に
送出するSSMB情報を装置動作を制御する装置制御部
による設定値とすることで、前記タイミングソースの切
り替え制御を行う同期装置が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】図3は、本発明による同期装置の
概要を示したものである。図3において、クロクスコネ
クト&同期部1は、インサート/ドロップ機能により主
信号のパス交換を行うクロクスコネクト部と網同期を確
立する同期部とからなる。前記クロクスコネクト&同期
部1には、基幹側(Aggregate Side) のSTM−nチャ
ネル盤2−1〜2−4と分岐側(Tributary Side) ST
M−nチャネル又は既存の2Mチャネル盤2−1〜3−
nが複数接続される。
【0017】NMS(Network Management System) 4
は、顧客がネットワークや装置の保守・運用等の設定を
行うためのものである。それに接続されるマイクロコン
ピュータユニット5は、前記NMS4からの指示に従っ
てクロクスコネクト&同期部1、STM−nチャネル盤
及び既存の2Mチャネル盤2−1〜2−4、2−1〜3
−nの設定を行う。
【0018】クロクスコネクト&同期部1とSTM−n
チャネル盤及び既存の2Mチャネル盤2−1〜2−4、
2−1〜3−nとの間はそれぞれ双方向の主信号で結ば
れ、またそれら全ての装置は前記マイクロコンピュータ
ユニット5のマイクロコンピュータバス(μ-COM BUS)
8にバス接続される。さらに、それらはタイミングソー
ス&SSBMバス(Timing Source & SSBM BUS) 7にも
バス接続される。外部入力(External Input)9へは外部
からのタイミングソースを入力する。なお、前記クロク
スコネクト&同期部1は、クロクスコネクト部と同期部
とに分けて構成してもよい。
【0019】図4は、図3の同期装置における同期系の
接続構成例を示したものであり、クロクスコネクト&同
期部1の同期部100と各チャネル盤との接続例を示し
ている。図4において、同期装置の各同期系ユニット
は、バックボード12に配線された3本のタイミングソ
ースライン7−1及び4本のSSBMバスライン7−2
を介して相互に接続される。同様に、マイクロコンピュ
ータユニット5からのμ−COMバスライン8もバック
ボード12を介して各ユニットに接続される。μ−CO
Mバスライン8のバス幅は使用するマイクロコンピュー
タによる。
【0020】なお、タイミングソースとしては、外部入
力(External Input)/2M分岐(2MTrib) /STM−n
(Line)/内部(Internal)の4種類が存在する。外部入力
(External Input)9は、2Mbit/s(X)、2Mb
it/s(Y)、2MHz(X)、2MHz(Y)の4
ポートがあり、直接同期部100に入力される。2Mチ
ャネル盤3−1〜3−nからの同期入力(2M Trib) はチ
ャネル盤1枚につき3ポートを有する。STM−nチャ
ネル盤2−1〜2−4からの同期入力(Line)は、チャネ
ル盤1枚につき1ポートである。そして、同期部内部の
固定発振器11からの入力(Internal)は、1ポートであ
る。
【0021】タイミングソースは、顧客が設定したチャ
ネル盤からのみ同期部100に対して送出される。バッ
クボード12上の3本のタイミングソース・ライン7−
1は、バス状に引かれたプライオリティ1(P1)、プ
ライオリティ2(P2)そしてプライオリティ3(P
3)の各ラインからなり、顧客がプライオリティ設定し
たチャネル盤だけが対応するラインにタイミングソース
信号を出力する。
【0022】同様にSSMB情報についても、顧客がプ
ライオリティ設定したチャネル盤だけがバックボード1
2上の4本のSSBMバスライン7−2を介して同期部
と通信する。この場合、STM−nのチャネル盤2−1
〜2−4はSTM信号ラインから受信したSTM−n信
号のマルチセクションオーバヘッドのS1バイトを抽出
し、そのSSMB情報を同期部100へ送出する。
【0023】また、2Mチャネル盤3−1〜3−n、外
部入力9、ともに外部からSSMB情報を受信すること
がないため、顧客によって設定されたSSMB値を同期
部100に送出する。一方、同期部100は、現在選択
しているタイミングソースのSSMB値を各STM−n
のチャネル盤2−1〜2−4へ送出し、それを介して別
のネットワークやSDH装置に対して自らが同期してい
るタイミングソースの同期品質を通知する。
【0024】図5は、4本のSSBMバスラインの各信
号を具体的に描いたものである。図6は、プライオリテ
ィのアドレス割付けテーブルの一例を示した図である。
図5に示すように、SSBMバスラインは、クロック、
アドレス・イネーブル、データ・イネーブル、そしてア
ドレス・データバスの各信号で構成される。
【0025】クロック信号には300KHz程度の低速
クロックが用いられ、同期部100から各チャネル盤に
出力される。アドレス・イネーブル及びデータ・イネー
ブルの両信号とも低レベルでイネーブル状態を示し、ア
ドレス・イネーブルが低レベルの時に各アドレス値が同
期部100から各チャネル盤に送出される。ここでアド
レス値とは、マイクロコンピュータユニット5からタイ
ミングソースを供給するようSTM−n/2Mチャネル
盤に設定された(プライオリティ設定された)番号を示
す。このアドレス値を用いて同期部100はアドレス・
データバス上のデータがどのタイミングソースのものか
を特定する。
【0026】例えば、図6に示すようにアドレス値“0
001”は、同期部100がプライオリティ1を設定し
たチャネル盤のSSMB値を受信する時に出力される。
プライオリティ1のチャネル盤はこのアドレスを受信す
ると、続くデータ・イネーブルが低レベルのSSBM1
タイムスロットに受信したS1バイトのSSMB値を挿
入して同期部100に出力する。なお、2Mチャネル盤
の場合には顧客によって設定されたSSMB値を出力す
る。
【0027】また、図6に示すようにアドレス値の最上
位ビット(×)が“0”の場合には、対応するプライオ
リティを有するチャネル盤が、続くデータ・イネーブル
が低レベルのSSMB1〜3の各タイムスロットに外部
ラインから受信した4ビットのSSMB値をアドレス・
データバスに挿入して同期部へ出力する。一方、アドレ
ス値の最上位ビット(×)が“1”の場合には、同期部
100が現在選択しているタイミングソースのSSMB
値を続くデータ・イネーブルが低レベルのSSMB4タ
イムスロットに挿入して各チャネル盤に出力する。この
ように、SSMB情報は、いわゆるポーリング・セレク
ティング方式を使って図5の縦点線ライン間のフォーマ
ット周期で繰り返し送受信される。
【0028】例えば、同期部100は、現在プライオリ
ティ1のタイミングソースを選択していればアドレス値
として“1001”を出力する。このアドレス値を受信
したSTM−nチャネル盤は自らのプライオリティ設定
値と比較し、もしそのプライオリティ設定値が1(“×
001”)の場合(それらが一致した場合)には、対向
するネットワーク間や装置間で同期ループが発生するこ
とを防止するため伝走路に送出するS1バイトのSSM
B値をall“1”にする。それらが不一致の場合に
は、受信したSSMB4のSSMB値をS1バイトとし
て伝送路に送出する。2Mチャネル盤の場合には、伝送
路に対してSSMB値を送出する機能をもたないので特
になにもしない。
【0029】図7は、SSMBコードのビット割付けテ
ーブル(ITU−T G.708)を示した図である。
図7では各SSMBコードの意味付けがなされており、
例えばSSMB値が“0010”の場合は外部クロック
(External Clock)として使用されるセシュウム原子発振
器レベルの同期品質、SSMB値が“0100”の場合
はルビジュウム原子発振器レベルの同期品質、SSMB
値が“1011”の場合はSETSレベルの同期品質を
それぞれ意味している。これら4ビットのSSMB情報
が上述したデータ・イネーブルが低レベルの期間で送受
信される。
【0030】ところで、SSMB値自体は上述したよう
に単にITU−T G.708で意味付けされた2進コ
ードである。従って、各SSMBコードの意味付けに対
応した同期品質の評価基準が必要となる。図8は、その
ような目的で作られたSSMB値のクオリティリスト(Q
uality List)の一例を示している。本例では、クオリテ
ィ値の小さなものが高い同期品質を有し、クオリティ値
2の同期品質が最も高く、クオリティ値6の同期品質が
最も低い。
【0031】同期部100は、SSMBコードのテーブ
ルを有しており、その各アドレス対応にマイクロコンピ
ュータユニット5によってクオリティリスト(クオリテ
ィ値)が設定される。図8中央の2つの2進コードはそ
のことを示している。例えば、同期部100が受信した
SSMB値が“0010”の時、前記SSMBコードテ
ーブルを参照してアドレス“02h”を確認する。次
に、それと対応するクオリティ値“2”を得る。同期部
100では、このようなSSMB値からクオリティ値へ
の変換が行われる。なお、図8から分かるように、異な
るSSMBコードに同一のクオリティ値が与えられる場
合がある。前記変換の結果、同じクオリティ値が複数存
在すると判断した場合には、プライオリティ値の高い方
が選択される。
【0032】図9は、図4の同期部100において特に
同期制御を行うための同期制御部の基本的なブロック構
成を示したものである。ここでは、本願発明の実施例を
説明する前にその前提となる同期制御部の基本的なブロ
ック構成を説明しておく。ところで、上述した同期部1
00の説明から図9の同期制御部全体の動作はすでに説
明あるため、前記説明と同期制御部の各ブロックとの対
応関係を中心に説明する。
【0033】図9において、タイミングソース・インタ
フェース部101には、図4で示した内部(Internal In
put)、2M分岐(2M Tributary)、STM−n(Line)、そ
して外部入力(External Input)の4種類のタイミングソ
ースが入力される。なお、前記4種類のタイミングソー
スは全て標準の2Mインタフェース信号(2.048MHz)と
して与えられる。
【0034】タイミングソース・インタフェース部10
1は、顧客が設定するマイクロコンピュータユニット5
からの指示(μ−COM)に従って、各タイミングソ
ースのプライオリティ情報を設定する。本例では、各タ
イミングソースの中から最大3本のタイミングソース
(P1T、P2T、P3T)が優先度(プライオリテ
ィ)を付加して選択される。なお、例えばP1Tはプラ
イオリティ1のタイミングソースを示す。
【0035】次に、タイミングソース切り替え部102
は、以降で説明するタイミングソース選択部106から
の指示に従って、前記3本のタイミングソース(P1
T、P2T、P3T)の中の1つを選択して次段のPL
L部103に与える。PLL部103は、装置内部に分
配する装置クロック(Equipment Clock) を前記選択され
た1つのタイミングソースに同期させ、さらにそれを外
部出力(External Output) として他のSSMBをサポー
トしないネットワークや交換機等のための同期クロック
として出力する。
【0036】SSMBインタフェース部104は、図5
で示したSSMBバスとのインタフェースを行う。SS
MBインタフェース部104は、マイクロコンピュータ
ユニット5からの指示によるプライオリティ情報(μ−
COM)に従って、対応するSSMB情報(P1S、
P2S、P3S)を選択する。ここで、プライオリティ
情報(μ−COM)は顧客が設定するタイミングソー
スのプライオリティ情報である。また、例えばP1S
は、顧客が選択したプライオリティ1のSSMB値(図
5のSSMB1)を示す。
【0037】SSMB→クオリティ変換部105は、図
8で説明したようにマイクロコンピュータユニット5か
らの指示によるクオリティリスト設定情報(μ−COM
)に従って、SSMBインタフェース部104で選択
されたSSMB値(P1S、P2S、P3S)を対応す
るクオリティ値(P1Q、P2Q、P3Q)に変換す
る。ここで、例えばP1Qは、P1Sを対応するクオリ
ティ値に変換したデータを示す。
【0038】タイミングソース選択部106は、前記S
SMB→クオリティ変換部105からのクオリティ値
(P1Q、P2Q、P3Q)を比較してクオリティ値の
一番高いものを選択し、それと対応するタイミングソー
スの選択切り替えをタイミングソース切り替え部102
に指示する。なお、同じクオリティ値が複数存在する場
合にはプライオリティの高いものが優先して選択され
る。
【0039】図10は、本発明による同期装置の第1の
実施例を示したものである。なお、これ以降の各実施例
を示す図面においてすでに説明してるものには同一の符
号を付しており、それらについてはさらに説明しない。
図10では、図9の同期制御部の基本構成にさらに障害
検出部111〜113、障害監視部114、そしてモー
ド選択部115が付加されている。
【0040】各障害検出部111〜113は、タイミン
グソース・インタフェース部101からの各プライオリ
ティ1、2、3にそれぞれ対応したタイミングソース信
号(P1T、P2T、P3T)のクロックダウンを個々
に検出する。障害監視部114は、各タイミングソース
信号のクロックダウンを監視し、クロックダウンの発生
したタイミングソース信号以外の正常なタイミングソー
ス信号でよりプライオリティの高い信号(プライオリテ
ィ1>プライオリティ2>プライオリティ3)を選択し
てモード選択部115に切り替え制御信号を出力する。
【0041】モード選択部115は、マイクロコンピュ
ータユニット5を介した顧客設定による“SSMBモー
ドを使用するモード”か“SSMBを使用しないモー
ド”かの指示(μ−COM)に従って、前記障害監視
部114からの切り替え制御信号をタイミングソース切
り替え部102に与えるか(“SSMBを使用しないモ
ード”を指定の場合)又は図9と同様にタイミングソー
ス選択部106からのSSMB情報に基づいたタイミン
グソース切り替え制御信号を与えるか(“SSMBを使
用するモード”を指定の場合)の選択を行う。
【0042】このように、“SSMBモードを使用する
モード”と“SSMBを使用しないモード”の2つのモ
ードを設けることによって、従属先からSSMB値が得
られない場合にも後者のモードを使用することで後段に
続くネットワークの同期網を確立することができる。ま
た、それに続くSSMBをサポートするネットワークや
装置等に対しては、各タイミングソース信号(P1T、
P2T、P3T)の障害検出によってそれと対応するS
SMB値を新たに付加して送出することも可能である。
従って、図2の(a)及び(b)に点枠で示す装置(N
E5等)に本実施例を用いることで網全体の同期を確立
することができる。なお、前記2つのモード設定は、装
置内のファームウェアを変更することによって容易に実
現できる。
【0043】図11は、図10の障害検出部111〜1
13の一回路構成例を示したものである。図11の
(a)は回路図、そして図11の(b)は主要タイミン
グチャートである。図11において、2つのDタイプ・
フリップフリップ回路(FF−A、FF−B)211、
213はともにリセット信号(RESET) が低レベルでリセ
ットされる。リセット信号が高レベルのとき、所定時間
(T)以上継続するクロック信号の瞬断若しくはクロッ
クダウンを検出するためのタイマ信号(Timer) がAND
ゲート回路211を介して前段のフリップフリップ回路
212のセット端子に与えられその出力Qは高レベルと
なる。
【0044】前記フリップフリップ回路212に正常な
クロック信号が与えられている間は次のクロック信号の
立ち上がりで前記Q出力は低レベルとなるため後段のフ
リップフリップ回路213の出力は低レベル(アラーム
無し)のままである。もし、クロック信号断がタイマ信
号周期(T)以上継続すると、続くタイマ信号によって
後段のフリップフリップ回路213の出力Qは高レベル
となる(アラーム出力)。
【0045】図12は、図10の障害監視部114の一
回路構成例を示したものである。図12の(a)は回路
図、そして図12の(b)は主要タイミングチャートで
ある。図12の(a)の集線回路(MUX)214は、
いわゆるプライオリティ付きの3−1セレクタ回路によ
って構成されている。従って、図12の(b)に示すよ
うに何れの障害検出部111〜113からもクロック断
が検出されない場合にはプライオリティ1の選択信号が
モード選択部(SEL)115に与えられる。また、ク
ロックダウンが発生した場合には正常なクロックの内の
よりプライオリティの高い方の選択信号が出力される。
【0046】図13は、図10のモード選択部115の
一回路構成例を示したものである。図13の(a)は回
路図、そして図13の(b)は主要タイミングチャート
である。図13の(a)のセレクタ(SEL)215
は、障害監視部114からの選択信号Aとタイミングソ
ース選択部106からのタイミングソース切り替え制御
信号Bの内のいづれか一方を選択する。図13の(b)
に示すように、その選択信号Cにはマイクロコンピュー
タユニット5からの“SSMBモードを使用するモー
ド”か“SSMBを使用しないモード”かの指示信号
(μ−COM)が使われる。
【0047】図14は、本発明による同期装置の第2の
実施例を示したものである。図14では、図10の第1
の実施例でモード選択部115の選択信号としてマイク
ロコンピュータユニット5からの指示信号(μ−COM
)が使われていた。本実施例では“SSMBモードを
使用するモード”か“SSMBを使用しないモード”か
の指示信号を前記μ−COMによらず、マニュアルス
イッチ116によって顧客が直に設定しようとするもの
である。
【0048】本実施例の目的は、ネットワークを構築す
る上でSSMBを使用するか又はSSMBを使用しない
かのモード設定は装置のライフワーク上1回あるか無い
かのことであり、第1の実施例のように敢えてファーム
ウェアを変更するまでもなくスイッチ機構による顧客設
定で十分であるという判断に基づく。
【0049】図15は、本発明による同期装置の第3の
実施例を示したものである。図15では、図10の第1
の実施例の障害検出部111〜113からの信号を直接
マイクロコンピュータユニット5への各障害検出情報
(μ−COM〜)としてマイクロコンピュータユニ
ット5へ通知するものである。SDH装置には、本来タ
イミングソースを強制的に切り替える機能(Force
機能)を具備しており、マイクロコンピュータユニット
5からそのForce機能を利用してタイミングソース
を切り替える。Force機能の本来の使われ方は保守
に使用されるが、プライオリティ1/2/3の障害をフ
ァームウェアで監視し、その情報からプライオリティ1
>プライオリティ2>プライオリティ3の優先順位に従
ってForce切り替えを行う。
【0050】図16は、図15の実施例によるForc
e切り替えのフローの一例を示している。図16におい
て、ステップS1では、先ずForceを用いた切り替
えモードを設定する。このモードでは、ファームがP1
/P2/P3のクロックダウンを監視し、その情報から
タイミングソース切り替え部102に対して強制切り替
え制御(Force)を行う。ステップS2では、各障
害検出部111〜113からの障害検出情報(μ−CO
M〜)によりタイミングソースの障害発生を確認す
る。
【0051】ステップS3では、先ずタイミングソース
の切り替え先リソースの存在を確認し、全てのタイミン
グソースがクロックダウンしている場合にはホールドオ
−ヴァ(Holdover)に移行する(ステップS6)。ホール
ドオ−ヴァとは、最後に選択していたタイミングソース
の精度を維持する機能をいい、選択するタイミングソー
スが無くなった場合にこの機能が使用される。ステップ
S4では、切り替え先の障害発生確認を行う。例えば、
プライオリティ1のタイミングソースがクロックダウン
した場合に、プライオリティ2のタイミングソースがク
ロックダウンが発生しているか否かを確認する。次に、
ステップS5で、強制切り替え(Force)が実行さ
れる。
【0052】図17は、本発明による同期装置の第4の
実施例を示したものである。図17では、同期部100
に送出するSSMB値を、顧客設定によりマイクロコン
ピュータユニット5からの情報(μ−COM、、・
・・)として各STM−nチャネル盤に設定することで
SSMB機能を実現するものである。これによって、図
2の(b)で示したNE5が前段のNE4からSSMB
情報が与えられなくてもSSMB対応の装置として動作
可能となる。
【0053】図18は、第4の実施例を実現するSTM
−nチャネル盤のSSMBインタフェース部の回路構成
例である。図18の(a)は回路図、そして図18の
(b)は主要タイムチャートである。図18の(a)に
おいて、SSMBインタフェース部121は、図9で説
明した同期制御部のSSMBインタフェース部104と
同様な機能を果たすものであり、ここではさらに説明し
ない。SSMBをサポートするSTM−nチャネル盤の
場合には、主信号のマルチセクションオーバヘッド(MSO
H)に含まれるS1バイトがS1ドロップ部241によっ
て抽出され、そのSSMB情報がSSMBインタフェー
ス部121に与えられる。前記SSMBインタフェース
部121は、図4及び図5で示したように対向する同期
部100側のSSMBインタフェース部104へSSM
B情報を与える。
【0054】本実施例では、さらにセレクタ(SEL)
242が設けられ、その一方の入力AにはS1ドロップ
部241からのSSMB情報が与えられ、他方の入力B
には上述した顧客設定によりマイクロコンピュータユニ
ット5から設定されるSSMB情報(μ−COM、
、・・・)が与えられる。マイクロコンピュータユニ
ット5は、さらに前記セレクタ242の切り替えも制御
し、前段の装置やネットワークがSSMBをサポートす
る場合には入力A側を、反対にSSMBをサポートしな
い場合には入力B側を選択信号Cによって選択する。
【0055】その結果、図18の(b)に示すように、
前段の装置やネットワークがSSMBをサポートしない
場合(S1バイトはall“1(FFh)”)に、入力
B側を選択した時点からマイクロコンピュータユニット
5によって設定されたSSMB情報(02h)が同期部
100に送出される。
【0056】図19は、本発明による同期装置の第5の
実施例を示したものである。先の第4の実施例によれ
ば、SSMBをサポートしている装置が、SSMBをサ
ポートしていないネットワークや装置にうまく接続でき
るようになった。しかしながら、図2の(a)で示した
ように、SSMBをサポートしている装置(点枠の装
置)は、さらに次段のSSMBをサポートしている装置
に対してマルチセクションオーバヘッド(MSOH) のS1
バイトに正確にSSMB情報を挿入して送出しなければ
ならない。そのため、図19では、同期部100側のS
SMBインタフェース部104に顧客設定によるマイク
ロコンピュータユニット5からのSSMB値(μ−CO
M)が与えられる。
【0057】図20は、第5の実施例を実現する同期部
100側のSSMBインタフェース部104の回路構成
例である。図20の(a)は回路図、そして図20の
(b)は主要タイムチャートである。図20の(a)に
おいて、SSMBインタフェース部104は、SSMB
バスの信号制御を行うバス制御部(BUS CONTROL) 251
とセレクタ(SEL)252からなる。バス制御部25
1は、図5及び図9を用いて説明したSSMBインタフ
ェース部104の動作を実行する。但し、同期部100
から各チャネル盤に送出されるSSMB情報(図5のS
SMB4)は前記セレクタ252を介して与えられる。
【0058】セレクタ252の一方の入力Aには図5で
説明したと同じ現在選択しているタイミングソースのS
SMB値が与えられる。他方の入力Bには上述した顧客
が設定したSSMB値が与えられる。顧客設定によるマ
イクロコンピュータユニット5からの選択制御信号Cに
よって、本装置の前段がSSMBをサポートしている装
置の場合には入力A側が選択され、反対に前段がSSM
Bをサポートしていない装置の場合には入力B側が選択
される。
【0059】図20の(b)は、前段がSSMBをサポ
ートしていない装置の場合(S1バイトはall“1
(FFh)”)の一例を示したもので、入力B側を選択
した時点からマイクロコンピュータユニット5によって
設定されたSSMB情報(02h)が図5のSSMB4
のSSMB値として各チャネル盤に送出される。
【0060】図21は、本発明による同期装置の第6の
実施例を示したものである。先の第5の実施例では、同
期部100側から各チャネル盤のライン側へ送出するS
SMB情報を与えたのに対し、本実施例では各チャネル
盤に直に設定したSSMB情報をライン側へ送出する構
成をとる。図21では、各チャネル盤からそれらのST
M−nライン側に送出するSSMB値を顧客設定により
マイクロコンピュータユニット5からの情報(μ−CO
M、、・・・)として各STM−nチャネル盤に設
定する。これによって、図2の(a)で示した点枠の装
置が次段の装置にSSMB情報を提供可能となる。
【0061】図22は、第6の実施例を実現するSTM
−nチャネル盤側のSSMBインタフェース部の回路構
成例である。図22の(a)は回路図、そして図22の
(b)は主要タイムチャートである。図22の(a)に
おいて、SSMBインタフェース部121は、図9で説
明した同期制御部のSSMBインタフェース部104と
同様な機能を果たすものであり、ここではさらに説明し
ない。前記SSMBインタフェース部121でSSMB
バスから抽出したSSMB値(図5のSSMB4)は次
段のセレクタ(SEL)262の入力A側に与えられ
る。他方の入力Bには上述した顧客設定によりマイクロ
コンピュータユニット5から設定されるSSMB情報
(μ−COM、、・・・)が与えられる。
【0062】マイクロコンピュータユニット5は、さら
に前記セレクタ262の切り替えも制御し、前段の装置
やネットワークがSSMBをサポートする場合には入力
A側を、反対にSSMBをサポートしない場合には入力
B側を選択信号Cによって選択する。セレクタ262の
出力は主信号のライン送出経路に配置されたS1挿入部
( S1INS)261に与えられ、主信号のマルチセク
ションオーバヘッド(MSOH)におけるS1バイトのSSM
B情報として設定されてライン側、すなわちSSMBを
サポートする他の装置やネットワーク、へ送出される。
【0063】図22の(b)は、前段がSSMBをサポ
ートしていない装置の場合(S1バイトはall“1
(FFh)”)の一例を示したもので、入力B側を選択
した時点からマイクロコンピュータユニット5によって
設定されたSSMB情報(02h)がチャネル盤からS
TM−nライン側へ送出される。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による同期装
置を用いれば、SSMBをサポートしていないネットワ
ークやSSMBをサポートしていないSDH装置と容易
に同期系を確立することが可能となる。また、本発明に
よればSSMBをサポートしていないネットワークとS
SMBをサポートしているネットワーク同士の接続も容
易に可能となる。
【0065】その結果、顧客にとって、複数の製造会社
から購入したSSMBをサポートしている装置とSSM
BをサポートしていないSDH装置とが混在した既存の
ネットワークを容易に同期系ネットワークへと構築する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SSMBをサポートしているネットワークの一
動作例を示した図である。
【図2】SSMBをサポートしているネットワークやS
DH装置とSSMBをサポートしていない既存のネット
ワークやSDH装置とが混在する一例を示してた図であ
る。
【図3】本発明による同期装置の概要を示した図であ
る。
【図4】同期系の接続構成例を示した図である。
【図5】SSBMバスラインの各信号を具体的に描いた
図である。
【図6】プライオリティのアドレス割付けテーブルの一
例を示した図である。
【図7】SSMBコードのビット割付けテーブルを示し
た図である。
【図8】SSMB値のクオリティリストの一例を示した
図である。
【図9】同期制御部の基本的なブロック構成を示したも
のである。
【図10】本発明による同期装置の第1の実施例を示し
た図である。
【図11】障害検出部の一回路構成例を示した図であ
る。
【図12】障害監視部の一回路構成例を示した図であ
る。
【図13】モード選択部の一回路構成例を示した図であ
る。
【図14】本発明による同期装置の第2の実施例を示し
た図である。
【図15】本発明による同期装置の第3の実施例を示し
た図である。
【図16】Force切り替えフローの一例を示した図
である。
【図17】本発明による同期装置の第4の実施例を示し
た図である。
【図18】第4の実施例を実現するSTM−nチャネル
盤のSSMBインタフェース部の回路構成例を示した図
である。
【図19】本発明による同期装置の第5の実施例を示し
た図である。
【図20】第5の実施例を実現する同期部側のSSMB
インタフェース部の回路構成例を示した図である。
【図21】本発明による同期装置の第6の実施例を示し
た図である。
【図22】第6の実施例を実現するSTM−nチャネル
盤側のSSMBインタフェース部の回路構成例を示した
図である。
【符号の説明】
1…クロスコネクト&同期部 2−1〜2−4…STM−nチャネル盤 3−1〜3−n…STM−n又は2Mチャネル盤 4…ネットワーク管理システム 5…マイクロコンピュータユニット 11…内部クロック 101…タイミングソース・インタフェース部 102…タイミングソース切り替え部 103…PLL回路部 104…SSMBインタフェース部 105…SSMB→クオリティ変換部 106…タイミングソース選択部 111〜113…障害検出部 114…障害監視部 115…セレクタ 241…S1ドロップ部 261…S1挿入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬籠 俊一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 鈴木 宏幸 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のタイミングソースとインタフ
    ェースするタイミングソース・インタフェース部、 前記タイミングソース・インタフェース部で選択され所
    定のプライオリティが付与された複数のタイミングソー
    スの内の1つを切り替え出力するタイミングソース切り
    替え部、 前記タイミングソース切り替え部で切り替え出力された
    タイミングソースに同期し、装置クロックを生成するP
    LL部、 前記所定のプライオリティが付与された複数のタイミン
    グソースの各々の障害を検出する障害検出部、 前記障害検出部からの障害検出情報を監視し、障害検出
    されたタイミングソース以外のタイミングソースであっ
    て最もプライオリティの高いタイミングソースに切り替
    えるタイミングソース切り替え制御信号を出力する障害
    監視部、 SSMBバスとインタフェースするSSMBインタフェ
    ース部、 前記SSMBインタフェース部からのSSMB情報を対
    応する同期品質情報に変換するSSMB−クオリティ変
    換部、 前記SSMB−クオリティ変換部からの同期品質情報に
    基づいたタイミングソース切り替え制御信号を出力する
    タイミングソース選択部、 前記障害監視部からのタイミングソース切り替え制御信
    号、又は前記タイミングソース選択部からのタイミング
    ソース切り替え制御信号のいづれか一方を所定の選択指
    示手段からの指示に従って選択する選択部、から構成す
    ることを特徴とする同期装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の選択指示手段は、装置動作を
    制御する装置制御部である請求項1記載の同期装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の選択指示手段は、手動操作に
    よるスイッチ機構からなる請求項1記載の同期装置。
  4. 【請求項4】 複数種類のタイミングソースとインタフ
    ェースするタイミングソース・インタフェース部、 前記タイミングソース・インタフェース部で選択され所
    定のプライオリティが付与された複数のタイミングソー
    スの内の1つを切り替え出力するタイミングソース切り
    替え部、 前記タイミングソース切り替え部で切り替え出力された
    タイミングソースに同期し、装置クロックを生成するP
    LL部、 前記所定のプライオリティが付与された複数のタイミン
    グソースの各々の障害を検出する障害検出部、 SSMBバスとインタフェースするSSMBインタフェ
    ース部、 前記SSMBインタフェース部からのSSMB情報を対
    応する同期品質情報に変換するSSMB−クオリティ変
    換部、 前記SSMB−クオリティ変換部からの同期品質情報に
    基づいたタイミングソース切り替え制御信号を出力して
    前記タイミングソース切り替え部の切り替え制御を行う
    タイミングソース選択部、を有する同期装置であって、 前記障害検出部からの障害情報を装置動作を制御する装
    置制御部に通知し、前記装置制御部が装置に備えられた
    既存のフォース(Force)機能を用いてSSMB情
    報が無い場合にもタイミングソースの切り替え制御を行
    うことを特徴とする同期装置。
  5. 【請求項5】 複数種類のタイミングソースとインタフ
    ェースするタイミングソース・インタフェース部、 前記タイミングソース・インタフェース部で選択された
    複数のタイミングソースの内の1つを切り替え出力する
    タイミングソース切り替え部、 前記タイミングソース切り替え部で切り替え出力された
    タイミングソースに同期し、装置クロックを生成するP
    LL部、 前記所定のプライオリティが付与された複数のタイミン
    グソースの各々の障害を検出する障害検出部、 SSMBバスとインタフェースするSSMBインタフェ
    ース部、 前記SSMBインタフェース部からのSSMB情報を対
    応する同期品質情報に変換するSSMB−クオリティ変
    換部、 前記SSMB−クオリティ変換部からの同期品質情報に
    基づいたタイミングソース切り替え制御信号を出力して
    前記タイミングソース切り替え部の切り替え制御を行う
    タイミングソース選択部、からなる同期部と、 前記同期部とSSMB情報を通信を行い、伝送路に接続
    されるSTM−nのチャネル盤、とから成る同期装置で
    あって、 前記STM−nのチャネル盤に送出する前記同期部から
    のSSMB値を装置動作を制御する装置制御部による設
    定値とすることによって、前記STM−nのチャネル盤
    から伝送路に送出するSSMB値を任意とすることを特
    徴とする同期装置。
  6. 【請求項6】 前記STM−nのチャネル盤に送出する
    前記同期部からのSSMB値を装置動作を制御する装置
    制御部による設定値とすることに代えて、前記伝送路に
    SSMB情報を送出している前記STM−nのチャネル
    盤の送出SSMB値を前記装置制御部による設定値とす
    ることで、前記STM−nのチャネル盤から伝送路に送
    出するSSMB値を任意とする請求項5記載の同期装
    置。
  7. 【請求項7】 複数種類のタイミングソースとインタフ
    ェースするタイミングソース・インタフェース部、 前記タイミングソース・インタフェース部で選択された
    複数のタイミングソースの内の1つを切り替え出力する
    タイミングソース切り替え部、 前記タイミングソース切り替え部で切り替え出力された
    タイミングソースに同期し、装置クロックを生成するP
    LL部、 前記所定のプライオリティが付与された複数のタイミン
    グソースの各々の障害を検出する障害検出部、 SSMBバスとインタフェースするSSMBインタフェ
    ース部、 前記SSMBインタフェース部からのSSMB情報を対
    応する同期品質情報に変換するSSMB−クオリティ変
    換部、 前記SSMB−クオリティ変換部からの同期品質情報に
    基づいたタイミングソース切り替え制御信号を出力して
    前記タイミングソース切り替え部の切り替え制御を行う
    タイミングソース選択部、からなる同期部と、 前記同期部とSSMB情報を通信を行い、伝送路に接続
    されるチャネル盤とから成る同期装置であって、 前記チャネル盤から前記同期部に送出するSSMB情報
    を装置動作を制御する装置制御部による設定値とするこ
    とで、前記タイミングソースの切り替え制御を行うこと
    を特徴とする同期装置。
  8. 【請求項8】 複数種類のタイミングソースとインタフ
    ェースするタイミングソース・インタフェース部、 前記タイミングソース・インタフェース部で選択され所
    定のプライオリティが付与された複数のタイミングソー
    スの内の1つを切り替えて出力するタイミングソース切
    り替え部、 前記タイミングソース切り替え部で切り替え出力された
    タイミングソースに同期し、装置クロックを作成するP
    LL部、 前記所定のプライオリティが付与された複数のタイミン
    グソースの各々の障害を検出する障害検出部、 前記障害検出部からの障害検出情報を監視し、障害検出
    されたタイミングソース以外のタイミングソースであっ
    て最もプライオリティの高いタイミングソースに切り替
    えるように前記タイミングソース切り替え部に指示する
    障害監視部、から構成することを特徴とする同期装置。
  9. 【請求項9】 複数種類のタイミングソースとインタフ
    ェースするタイミングソース・インタフェース部、 前記タイミングソース・インタフェース部で選択され所
    定のプライオリティが付与された複数のタイミングソー
    スの内の1つを切り替え出力するタイミングソース切り
    替え部、 前記タイミングソース切り替え部で切り替え出力された
    タイミングソースに同期し、装置クロックを生成するP
    LL部、 前記所定のプライオリティが付与された複数のタイミン
    グソースの各々の障害を検出する障害検出部、を有する
    同期装置であって、 前記障害検出部からの障害情報を装置動作を制御する装
    置制御部に通知し、前記装置制御部が装置に備えられた
    既存のフォース(Force)機能を用いてタイミング
    ソースの切り替え制御を行うことを特徴とする同期装
    置。
  10. 【請求項10】 同期制御を行う同期部と、 前記同期部とSSMB情報を通信を行い、伝送路に接続
    されるSTM−nのチャネル盤、とから成る同期装置で
    あって、 前記STM−nのチャネル盤に送出する前記同期部から
    のSSMB値を装置動作を制御する装置制御部による設
    定値とすることによって、前記STM−nのチャネル盤
    から伝送路に送出するSSMB値を任意とすることを特
    徴とする同期装置。
  11. 【請求項11】 同期制御を行う同期部と、 前記同期部とSSMB情報を通信を行い、伝送路に接続
    されるSTM−nのチャネル盤、とから成る同期装置で
    あって、 前記伝送路にSSMB情報を送出している前記STM−
    nのチャネル盤の送出SSMB値を前記装置制御部によ
    る設定値とすることで、前記STM−nのチャネル盤か
    ら伝送路に送出するSSMB値を任意とすることを特徴
    とする同期装置。
  12. 【請求項12】 同期制御を行う同期部と、 前記同期部とSSMB情報を通信を行い、伝送路に接続
    されるチャネル盤、とから成る同期装置であって、 前記チャネル盤から前記同期部に送出するSSMB情報
    を装置動作を制御する装置制御部による設定値とするこ
    とで、前記タイミングソースの切り替え制御を行うこと
    を特徴とする同期装置。
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