JP2010517189A - 協定タイミング・ネットワーク内のリカバリを促進する方法、システム、およびコンピュータ・プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 タイミング・ネットワーク内でリカバリが行われる。そのネットワーク用に構成が定義され、その構成において、ネットワーク用のクロック・ソースを提供するアクティブ1次サーバが識別される。さらに、アクティブ1次サーバが故障した場合にアクティブ1次サーバの役割を実行できる代替サーバが識別される。1次サーバの障害に応答して、代替サーバが障害を検出し、1次サーバの引き継ぎを実行する。
【選択図】 図1
Description
a)ヌル構成 − ヌル構成では、階層1サーバは識別されない。そのサーバは、非ヌル階層1構成を有するサーバに接続するまで、非同期のままになる。階層レベル0にあるサーバの階層1構成は、たとえば、任意の他のサーバに接続されないときにヌル構成に等しくなり、後述する階層1構成情報ブロック内の単一CEC−CTNインジケータは0になる。
b)単一サーバ定義 − 単一サーバ定義では、階層1構成は、CTN用のアクティブ階層1サーバとして動作する単一1次階層1サーバを定義する。1次階層1サーバが失われると、新規階層1構成がそのコンソールから指定されるまで、CTN内の同期時刻が失われることになる。
単一サーバ階層1構成は、指定の階層1サーバがCTN内で唯一のサーバ(たとえば、コンピューティング電子複合システム(CEC)またはCPC)であり、他のサーバまたは追加のサーバはいずれもCTNの一部にならないという表示も含むことができる。この場合のCTNは、単一CEC CTNという。それが単一CEC CTNであることを階層1構成が示す場合、その構成は、パワーオン・リセット後のサーバの初期化状態のために有効な階層1構成である。それが単一CEC CTNであることを単一サーバ階層1構成が指定しない場合、その構成は、パワーオン・リセット後のサーバの初期化状態のために有効な階層1構成ではなく、階層1構成はヌル構成に設定される。
c)デュアル・サーバ構成 − デュアル・サーバ構成では、この構成は1次階層1サーバと代替階層1サーバとを含む。デュアル・サーバ構成を使用すると、CTN用のアクティブ階層1サーバの役割を代替サーバが引き継ぐためのメカニズムを提供する。代替階層1サーバは、CTN内の他のサーバに対して1次階層1サーバと同じ接続性を備えて構成されると、CTNの同期機能に対する妨害なしに、アクティブ階層1として引き継ぐことができる。CTN用のアクティブ階層1サーバとして動作している階層1サーバ(1次または代替)は、後述するように、CTN内の各サーバに維持される階層1構成情報ブロック内に示される。アクティブ階層1サーバではない階層1サーバは、非アクティブ階層1サーバとして定義される。
デュアル・サーバ構成内の非アクティブ階層1サーバは、アクティブ階層1障害を検出すると、アクティブ階層1サーバの役割を引き継ぐ。以下のうちの1つが発生すると、デュアル・サーバ構成内でアクティブ階層1障害が検出される。
●コンソール支援リカバリ手順が実行され、その手順により、アクティブ階層1障害が発生したことが示されるか、または
●階層1システム・チェック信号が認識される。
デュアル・サーバ構成内の非アクティブ階層1サーバは、その非アクティブ階層1サーバがアクティブ階層1サーバへの接続を失うと、コンソール支援リカバリを実行する。
d)トライアッド構成 − トライアッド構成では、階層1構成は、1次階層1サーバと、代替階層1サーバと、アービタ・サーバ(arbiter server)とを含む。トライアッド構成の定義は、デュアル・サーバ構成用に定義されたように、CTN用のアクティブ階層1サーバの役割を代替サーバが引き継ぐためのメカニズムを提供する。さらに、1次階層1サーバと代替階層1サーバの両方への接続性を備えて構成されると、アービタ・サーバの定義は、非アクティブ階層1サーバとアービタ・サーバが相互に通信して、アクティブ階層1サーバ障害が発生していることと、非アクティブ階層1サーバがアクティブ階層1サーバとして引き継がなければならないことを判断するためのメカニズムを提供する。
トライアッド構成内の非アクティブ階層1サーバは、アクティブ階層1障害を認識すると、アクティブ階層1の役割を引き継ぐ。非アクティブ階層1サーバは、以下のいずれかが発生すると、アクティブ階層1障害を認識する。
●トライアッド・リカバリ手順が実行され、その手順により、アクティブ階層1障害が発生したことが示される。
●コンソール支援リカバリ手順が実行され、その手順により、アクティブ階層1障害が発生したことが示される。
非アクティブ階層1サーバは、以下の条件が発生すると、トライアッド・リカバリ手順を実行する。
●非アクティブ階層1サーバがアクティブ階層1サーバへの接続を失い、アービタへの接続が可能である。
●非アクティブ階層1サーバがアクティブ階層1通信タイムアウトを認識し、アービタへの接続が可能である。
非アクティブ階層1サーバは、その非アクティブ階層1サーバがアクティブ階層1サーバへの接続を失い、アービタに接続されていないときに、コンソール支援リカバリを実行する。
非アクティブ階層1サーバは、CTN用のアクティブ階層1サーバの役割を引き継ぐためにアクティブ階層1引き継ぎ手順を実行する。
トライアッド構成内のアクティブ階層1サーバは、非アクティブ階層1サーバとアービタ・サーバの両方への接続を失ったことを検出すると、アクティブ階層1サーバの役割を断念する。アクティブ階層1サーバは、CTN用のアクティブ階層1サーバの役割を断念するためにアクティブ階層1引き渡し手順を実行する。
a)1次階層1ノード記述子202: このフィールドは、後述する構成情報ブロックの構成タイプ・フィールドに単一サーバ定義、デュアル・サーバ定義、またはトライアッド定義が指定されたときに有効であり、有効である場合、1次階層1ノード記述子のノード記述子を含む。
b)代替階層1ノード記述子204: このフィールドは、構成タイプ・フィールドにデュアル・サーバ定義またはトライアッド定義が指定されたときに有効であり、有効である場合、代替階層1サーバ・ノード記述子のノード記述子を含む。
c)アービタ・ノード記述子206: このフィールドは、構成タイプ・フィールドにトライアッド定義が指定されたときに有効であり、アービタ・ノード記述子のノード記述子を含む。
d)階層1構成タイムスタンプ208: このフィールドは、このブロック内の階層1構成情報がサーバで最新(current)のものになった時間を示すタイムスタンプを含む。
e)構成タイプ(CType)210: このフィールドは、以下に定義されるように、階層1構成のタイプを指定する。
●ヌル定義: いずれのノード記述子も有効ではない。
●単一サーバ定義: 1次階層1ノード記述子のみが有効である。
●デュアル・サーバ定義: 1次階層1ノード記述子および代替階層1ノード記述子が有効である。
●トライアッド定義: 1次階層1ノード記述子、代替階層1ノード記述子、およびアービタ・ノード記述子が有効である。
f)アクティブ階層1(A)212: このフィールドは、デュアル・サーバ定義またはトライアッド定義が指定されたときに有効であり、1次階層1サーバまたは代替階層1サーバがアクティブ階層1サーバであるかどうかを示す。
g)単一CEC CTN(X)214: このフィールドは、構成タイプが単一サーバ定義を指定したときに有効であり、一例として、1である場合、CTNが単一CEC CTNであることを示す。このフィールドがたとえば0である場合、CTNは単一CEC CTNではない。
h)リカバリ構成(R)216: このフィールドは、このブロックによって記述された階層1構成が階層1リカバリ・アクションまたはコンソール・コマンドの結果であるかどうかを示す。
i)階層1最大短期スキュー・レート(skew rate)変更218: このフィールドは、任意の指定の期間(たとえば、60秒)に発生する可能性のある、階層1サーバの物理的発振器のスキュー・レートの最大可能変更を指定する値を含む。このフィールドは、ベース・ステアリング・レート(base-steering rate)と同じフォーマットの値を形成するために使用される。
動的発振器切り替えを実行できないマシンでは、この値は、指定の期間(たとえば、60秒)に発生する可能性のある最大階層1発振器周波数ドリフトに等しい。動的発振器切り替えを実行できるマシンでは、この値は、その発振器について指定された最大範囲のスキュー許容度に設定される。たとえば、発振器スキュー許容度が公称周波数に対して±2ppmに指定された動的発振器切り替えをサポートするマシンでは、この値は4ppmという等価量に設定される。システムTOD機構を駆動するために使用される物理的発振器がある発振器から他の発振器に切り替えられると、動的発振器切り替えが行われる。
a)1次階層1ノード記述子302: このフィールドは、構成タイプ・フィールドに単一サーバ定義、デュアル・サーバ定義、またはトライアッド定義が指定されたときに有効であり、新規1次階層1ノード記述子のノード記述子を含む。
b)代替階層1ノード記述子304: このフィールドは、構成タイプ・フィールドにデュアル・サーバ定義またはトライアッド定義が指定されたときに有効であり、新規代替階層1ノード記述子のノード記述子を含む。
c)アービタ・ノード記述子306: このフィールドは、構成タイプ・フィールドにトライアッド定義が指定されたときに有効であり、新規アービタ・ノード記述子のノード記述子を含む。
d)階層1構成更新時間308: サーバがSTP専用CTNの一部になるように構成されたときに、このフィールドは、このブロック内の値がCTNについて最新のものになる時期を示すタイムスタンプを含む。
e)構成タイプ(CType)310: このフィールドは、以下に定義されるように、階層1構成のタイプを指定する。
●ヌル定義: いずれのノード記述子も有効ではない。
●単一サーバ定義: 1次階層1ノード記述子のみが有効である。
●デュアル・サーバ定義: 1次階層1ノード記述子および代替階層1ノード記述子が有効である。
●トライアッド定義: 1次階層1ノード記述子、代替階層1ノード記述子、およびアービタ・ノード記述子が有効である。
f)アクティブ階層1(A)312: このフィールドは、デュアル・サーバ定義またはトライアッド定義が指定されたときに有効であり、1次階層1サーバまたは代替階層1サーバがアクティブ階層1サーバであるかどうかを示す。
g)CTN ID変更(C)314: サーバがSTP専用CTNの一部になるように構成されたときに、このフィールドは、CTN ID変更が要求されているかどうか、ならびにCTN IDが有効であるかどうかを示す。この変更は階層1構成更新時間に行われる。
CTN IDは、CTNを識別するために使用される値である。CTN IDは、たとえば、STPネットワークIDとETRネットワーク番号とを含む。STPネットワークIDは、このサーバ用に構成されたSTPネットワークがある場合にそのネットワークを識別するものである。ETRネットワーク番号は、このサーバ用に構成されたETRネットワークがある場合にそのネットワークを識別するものである。
h)STPマイグレーション構成(S)316: このフィールドは、たとえば、このサーバがSTP専用CTNとして構成されない場合に意味を持つ。このフィールドは、このサーバについてSTP専用マイグレーション階層1構成が定義されているかどうかを示す。このフィールドがたとえば1である場合、NSCIBは、このサーバのCTN IDがSTP専用構成に変更されたときに最新のものになる予定の階層1構成を含む。このフィールドがたとえば0である場合、このサーバについてSTP専用マイグレーション階層1構成は定義されない。
i)単一CEC CTN(X)318: このフィールドは、構成タイプが単一サーバ定義を指定したときに有効であり、一例として、1である場合、CTNが単一CEC CTNであることを示す。このフィールドがたとえば0である場合、CTNは単一CEC CTNではない。
j)リカバリ構成(R)320: このフィールドは、このブロックによって記述された階層1構成が階層1リカバリ・アクションまたはコンソール・コマンドの結果であるかどうかを示す。
k)階層1最大短期スキュー・レート変更322: このフィールドは、任意の指定の期間(たとえば、60秒)に発生する可能性のある、新規階層1サーバの物理的発振器のスキュー・レートの最大可能変更を指定する値を含む。
l)新規CTN ID320: このフィールドは、CTN ID変更インジケータがCTN ID変更要求および有効なCTN IDを指定したときに有効である。このフィールドは新規CTN IDを指定するものである。
a)長さフィールド1102: このフィールドは、この要求ブロックの長さを示す。
b)コマンド・コード1104: このフィールドは、階層1構成変更コマンドを指定する。
c)コマンド・トランザクション番号1106: このフィールドは、発行されているコマンドに関連する値を含む。コマンド・トランザクション番号は、そのコマンド用の応答ブロックで返される。
d)CTN ID1108: このフィールドは、そのコマンドのターゲットになるCTNのCTN IDを含む。
e)強制変更(F)1110: このフィールドは、そのコマンドについて構成検証を実行すべきかどうかを示す。
f)新規階層1構成情報ブロック1112: このフィールドは、そのCTN用の新規階層1構成情報ブロックを含む。
a)長さ1152: このフィールドは、コマンド応答ブロックの長さを含む。
b)応答コード1154: このフィールドは、そのコマンド用の応答コードを含む。
c)コマンド・トランザクション番号1156: このフィールドは、コマンド要求ブロックのコマンド・トランザクション番号フィールドで提供される値を含む。
非ヌル構成が指定された場合、受信側サーバが階層0サーバではないことを検証する。階層0サーバをアクティブ階層1サーバに設定するために、強制変更フィールドは1に設定されるはずである。
デュアル構成が指定された場合、受信側サーバは以下のことを検証する。
受信側サーバが1次階層1サーバとして指定された場合、これは、それが代替階層1サーバに接続されることを保証する。
受信側サーバが代替階層1サーバとして指定された場合、これは、それが1次階層1サーバに接続されることを保証する。
トライアッド構成が指定された場合、受信側サーバは以下のことを検証する。
受信側サーバが1次階層1サーバとして指定された場合、これは、それが代替階層1サーバおよびアービタ・サーバに接続されることを保証する。
受信側サーバが代替階層1サーバとして指定された場合、これは、それが1次階層1サーバおよびアービタ・サーバに接続されることを保証する。
検証チェックが失敗した場合、そのコマンドは受け入れられず、応答コードが報告される。
a)長さ1202: このフィールドは、コマンド・ブロックの長さを含む。
b)コマンド・コード1204: このフィールドは、構成変更通知コマンドの指定を含む。
c)コマンド・トランザクション番号1206: このフィールドは、発行されているコマンドに関連する値を含む。コマンド・トランザクション番号は、そのコマンド用の応答ブロックで返される。
d)CTN ID1208: このフィールドは、そのコマンドを送信しているサーバのCTN IDを含む。
e)変更コード: このフィールドは、報告されている構成変更を指定するコードを含む。このフィールドは、たとえば、以下のものを示す。
●階層1構成変更: 階層1構成は、現行階層1構成ブロックによって示された通りに変更された。
●階層1構成変更およびCTN ID変更: 階層1構成およびCTN IDは、現行階層1構成ブロックおよびCTN IDフィールドによって示された通りに変更された。
●CTN ID専用変更: CTN IDは、CTN IDフィールドによって示された通りに変更された。
f)理由コード: このフィールドは、階層1構成変更が報告されている理由を指定するコードを含む。このフィールドは、階層1構成変更が変更コードに示されているときに有効であり、例として、以下のうちの1つを示す。
●階層1構成変更: 階層1構成変更は、階層1構成変更コマンドの結果である。
●リカバリ: 階層1構成変更は、STP機能リカバリ・アクションの結果である。
g)現行階層1構成情報ブロック: このフィールドは、そのサーバ用の現行階層1構成情報ブロックを含む。
a)長さ1252: このフィールドは、コマンド応答ブロック長を指定する。
b)応答コード1254: このフィールドは、そのコマンド用の応答コードを含む。
c)コマンド・トランザクション番号1256: このフィールドは、コマンド要求ブロックのコマンド・トランザクション番号フィールドで提供される値を含む。
a)長さ1302: このフィールドは、コマンド・ブロック長を含む。
b)コマンド・コード1304: このフィールドは、CTN ID変更コマンドを指定する。
c)コマンド・トランザクション番号1306: このフィールドは、発行されているコマンドに関連する値を含む。コマンド・トランザクション番号は、そのコマンド用の応答ブロックで返される。
d)CTN ID1307: このフィールドは、有効である場合、そのコマンドのターゲットになるCTNのCTN IDを含む。CTN IDは、グローバルCTN更新インジケータがたとえば1であるときに有効であり、受信側サーバの現行CTN IDと一致する予定であり、そうではない場合、CTN ID不一致エラーが認識される。グローバルCTN更新インジケータがたとえば0である場合、このフィールドは有効ではなく、無視される。
e)グローバルCTN更新(G)1308: このフィールドは、コマンドがグローバル更新であるかローカル更新であるかを示す。コマンドがローカル更新である場合、それは受信側サーバでのみ実行される。コマンドがグローバル・コマンドである場合、そのコマンドはアクティブ階層1サーバに発行される予定である。
f)新規STPネットワークID有効(SV)1310: このフィールドは、新規STPネットワークIDフィールドが有効であるかどうかを示す。それが有効ではない場合、CTN IDのSTPネットワークID部分はそのコマンドによって変更されない。
g)新規ETRネットワークID有効(EV)1312: このフィールドは、新規ETRネットワークIDフィールドが有効であるかどうかを示す。それが有効ではない場合、CTN IDのETRネットワークID部分はそのコマンドによって変更されない。
h)新規STPネットワークID1314: SVインジケータが有効である場合、このフィールドは新規STPネットワークIDを含む。
i)新規ETRネットワークID1316: EVインジケータが有効である場合、このフィールドは新規ETRネットワークIDを含む。
j)ETRポート0マニュアル・ポート状態1318: EVインジケータが有効である場合、このフィールドは、ETRポート0の意図された状態を指定するマニュアル・ポート状態コードを含む。
k)ETRポート1マニュアル・ポート状態1320: EVインジケータが有効である場合、このフィールドは、ETRポート1の意図された状態を指定するマニュアル・ポート状態コードを含む。
a)長さ1352: このフィールドは、コマンド応答ブロック長を指定する値を含む。
b)応答コード1354: このフィールドは、コマンド用の応答コードを含む。
c)コマンド・トランザクション番号1356: このフィールドは、コマンド要求ブロックのコマンド・トランザクション番号フィールドで提供される値を含む。
a)長さ1402: このフィールドは、コマンド・ブロック長を指定する値を含む。
b)コマンド・コード1404: このフィールドは、CTNパラメータ読み取りコマンドを指定する値を含む。
c)コマンド・トランザクション番号1406: このフィールドは、発行されているコマンドに関連する値を含む。コマンド・トランザクション番号は、そのコマンド用の応答ブロックで返される。
a)長さ1452: このフィールドは、コマンド応答ブロック長を示すために使用される。
b)応答コード1454: このフィールドは、コマンド用の応答コードを含む。
c)コマンド・トランザクション番号1456: このフィールドは、コマンド要求ブロックのコマンド・トランザクション番号フィールドで提供される値を含む。
d)CTN ID情報ブロック1458: このフィールドは、サーバ用のCTN ID情報ブロック(CIIB)を含む。
一実施形態では、CTN ID情報ブロックは、サーバ用のCTN IDと、非ヌルETRネットワークにおけるETRポート0および1の状態を指定するコードとを含む。
e)最大STPバージョン1460: このフィールドは、サーバによってサポートされる最大STPバージョン番号を示す値を含む。
f)アクティブSTPバージョン1462: このフィールドは、サーバで現在アクティブであるSTPバージョン番号を示す値を含む。
g)最大タイミング階層レベル1464: このフィールドは、サーバを設定でき、サーバが同期状態になることができる最大階層レベルを指定する値を含む。最大タイミング階層レベルより大きい階層レベルを有するサーバは、非同期タイミング状態ならびに使用不能クロック・ソース状態にある。
h)最大階層レベル1466: このフィールドは、CTN内の任意のサーバについて設定できる最大階層レベルを指定する値を含む。
i)ローカル・クロック・ソース(L)1468: このフィールドは、サーバがローカル・クロック・サーバとして指定されているかどうかを指定する。
j)STPクロック・ソース状態(C)1470: このフィールドは、サーバに関するクロック・ソース状態を指定する。
k)アクティブ発振器(A)1472: このフィールドは、STP機能によってアクティブであると見なされる発振器を識別する。
l)タイミング・モード(TMD)1474: このフィールドは、サーバのタイミング・モードを指定する。
m)STPタイミング状態(TST)1476: このフィールドは、サーバのタイミング状態を指定する。
n)CTNタイプ(CTNT)1478: このフィールドは、サーバで構成されるタイミング・ネットワークのタイプを指定するコードを含む。タイプ例としては以下のものを含む。
●定義済みCTNなし: サーバは、CTNへの接続用に構成されていない。
●STP専用タイミング・ネットワーク: サーバは、STPネットワークのみを含むCTNへの接続用に構成されている。
●混合タイミング・ネットワーク: サーバは、STPネットワークとETRネットワークの両方を含むCTNへの接続用に構成されている。
o)階層1480: このフィールドは、サーバの階層レベルを示す値を含む。
p)新規CTN ID情報ブロック(NCIIB)1482: このフィールドは、サーバ用の新規CIIBを含む。新規CTN ID更新時間は、UTC(協定世界時)フォーマットで保管される。
一例では、新規CTN ID情報ブロックは、新規CTN IDと、ETRポート0マニュアル・ポート状態と、ETRポート1マニュアル・ポート状態と、たとえば、新規CTN IDが最新のものになる予定である時間を示すタイムスタンプである新規CTN ID更新時間とを含む。
q)現行階層1構成情報ブロック(SCIB)1484: このフィールドは、サーバ用の現行階層1構成ブロックを含む。
r)新規階層1構成情報ブロック(NSCIB)1486: このフィールドは、サーバ用の新規階層1構成ブロックを含む。
s)PRT(1次基準時間)訂正ステアリング情報ブロック(PCSIB)1488: このフィールドは、サーバ用のPCSIBを含む。
一例では、PRT訂正ステアリング情報ブロックは以下のものを含む。
1.PRT訂正ステアリング・レート開始時刻: このフィールドは、PRT訂正ステアリングを開始する予定の時刻を示すタイムスタンプを含む。
2.PRTソース識別子: このフィールドは1次基準時間ソース識別子を含む。
3.コンソール分散(consoledispersion): このフィールドは、提供されたコンソール分散を含む。
4.UTC分散: このフィールドは、提供されたUTC分散を含む。
5.PRTオフセット: このフィールドは、提供された1次基準時間オフセットを含む。
6.PRTタイムスタンプ: このフィールドは、提供されたPRTタイムスタンプに対応するタイムスタンプを含む。
t)時間帯制御パラメータ情報ブロック(TCPIB)1490: このフィールドは、サーバ用のTCPIBを含む。新規TZIB更新時間および新規DSTオフセット更新時間は、UTCタイムスタンプ・フォーマットに変換される。
一例では、時間帯制御パラメータ情報ブロックは、たとえば、以下のものを含む。
1.アクティブ現地時間コード: このフィールドは、現地時間設定がCTNについて効力があるかどうかを識別し、効力がある場合にその値を入手する方法を識別する値を含む。例としては以下のものを含む。
●指定現地時間なし。時間帯オフセットとDSTオフセットはどちらも0である。
●自動更新付きATZIB有効 − ATZIBは有効であり、CTN用の現地時間設定を指定する。TCPIB内のアクティブDSTオフセット・フィールド、新規DSTオフセット・フィールド、および新規DSTO更新時間フィールドは有効であり、ATZIB内のDSTオン・アルゴリズムおよびDSTオフ・アルゴリズムに基づいて設定される。TTOフィールドは有効ではない。
●自動更新なしATZIB有効 − ATZIBは有効であり、CTN用の時間帯オフセットを指定する。ATZIBに指定されたDSTオン・アルゴリズムおよびDSTオフ・アルゴリズムはいずれも使用されない。アクティブDSTオフセット・フィールド、新規DSTオフセット・フィールド、および新規DSTO更新時間フィールドは有効である。DSTオフセット設定コンソール・コマンドは、新規DSTO更新時間を変更するため、ならびに更新が最新のものになったときに現地時間が標準時間またはDSTになる予定であるかどうかを指定するために使用される。TTOフィールドは有効ではない。
●TTOフィールド有効 − TTOフィールドは有効であり、CTNの現地時間オフセットを指定し、時間帯オフセットと任意の夏時間オフセットの両方を含む。ATZIBフィールド、アクティブDSTオフセット・フィールド、新規DSTオフセット・フィールド、および新規DSTO更新時間フィールドは有効ではない。
2.新規現地時間コード: このフィールドは、新規TZIBがCTNについて保留中であるかどうかを識別する値を含む。例としては以下のものを含む。
●指定新規現地時間なし。
●自動更新付きNTZIB有効 − NTZIBフィールドおよびNTZIB更新時間フィールドは有効であり、CTN用の新規時間設定を指定する。新規TZIBは、新規TZIB更新時間に最新のものになる。アクティブDSTオフセット、新規DSTオフセット、および新規DSTO更新時間は、NTZIBが最新のものになったときに、NTZIBで提供されるDSTオン・アルゴリズムおよびDSTオフ・アルゴリズムに基づいて設定される。
●自動更新なしNTZIB有効 − NTZIBフィールドおよびNTZIB更新時間フィールドは有効であり、新規TZIB更新時間に最新のものになる予定の時間帯オフセットおよびDSTオフセットを指定する。TZIBに指定されたDSTオン・アルゴリズムおよびDSTオフ・アルゴリズムは使用されない。
3.新規TZIB DST(D): このフィールドは、新規現地時間コードが、自動DST更新なしTZIB有効を表す値に等しいときに有効であり、NTZIBが最新のものになったときにCTN用の現地時間を夏時間に設定するべきかどうかまたはNTZIBが最新のものになったときにその現地時間を標準時間に設定するべきかどうかを示す。
4.合計時間オフセット: このフィールドは、有効である場合、サーバで効力があるDSTオフセットおよび時間帯オフセットの結果としてSTP機能で効力がある合計時間オフセットを指定する。このフィールドは、アクティブ時間コードがTTOフィールドを指定したときに有効である。
5.アクティブ時間帯情報ブロック(ATZIB): このフィールドは、サーバで現在効力がある時間帯情報ブロック(TZIB)を含む。
一例では、TZIBは以下のものを含む。
aa)時間帯アルゴリズム番号: このフィールドは、このエントリ用の時間帯アルゴリズム番号を識別する。
bb)時間帯オフセット: このフィールドは、UTCからの時間帯の差を示す値を含む。
cc)夏時間(DST)オフセット: このフィールドは、夏時間が効力があるときに適用される予定のDSTオフセットを示す値を含む。DSTオフセット値がCTNについてアクティブになる予定の時刻および日付は、DSTオン・アルゴリズムによって指定される。サーバ用のDSTオフセットが0に設定される予定の時刻および日付は、DSTオフ・アルゴリズムによって指定される。
dd)標準時間名: このフィールドは、DSTオフセットが効力がないときの時間帯を識別する。
ee)夏時間名: このフィールドは、DSTオフセットが効力があるときの時間帯を識別する。
ff)DSTオン時間アルゴリズム: このフィールドは、DSTオフセットが適用される予定の日付および時刻を計算するために使用すべきアルゴリズムを指定する。このオフセットは、自動DSTスケジューリングがそのサーバについて効力があるときに自動的に適用される。
gg)DSTオフ時間アルゴリズム: このフィールドは、DSTオフセットが除去される予定の日付および時刻を計算するために使用すべきアルゴリズムを指定する。このオフセットは、自動DSTスケジューリングがそのサーバについて効力があるときに自動的に除去される。
6.新規時間帯情報ブロック(NTZIB): このフィールドは、有効である場合、NTZIB更新時間によって指定された時刻に始まる、ATZIBを置き換える予定の時間帯情報ブロックを含む。
7.アクティブ夏時間オフセット(DSTO): このフィールドは、サーバで現在効力があるDSTオフセットを示す値を含む。
8.新規夏時間オフセット(NDSTO): このフィールドは、新規DSTO更新タイムスタンプによって指定された時刻に始まる、アクティブDSTOを置き換える予定のオフセットを指定する値を含む。
9.新規TZIB更新時間: このフィールドは、新規TZIBが効力を発する予定の時刻を指定するタイムスタンプを含む。
10.新規DSTO時間: このフィールドは、新規DSTオフセットが効力を発する予定の時刻を指定するタイムスタンプを含む。
u)うるう秒オフセット情報ブロック(LSOIB)1492: このフィールドは、サーバ用のLSOIBを含む。新規LSO更新時間は、UTCタイムスタンプ・フォーマットに変換される。
一例では、うるう秒オフセット情報ブロックは、たとえば、以下のものを含む。
1.アクティブうるう秒オフセット提供(P): このフィールドは、たとえば、1に設定されると、アクティブうるう秒オフセットがオペレータによって提供された値を含むことを示す。このフィールドが、たとえば、0に設定されると、アクティブうるう秒オフセットは、マシン初期設定値を含み、オペレータによって設定されていない。
2.アクティブうるう秒オフセット(LSO): このフィールドは、STP機能で現在効力があるうるう秒の数を示す値を含む。
3.新規うるう秒オフセット(LSO): このフィールドは、LSO更新時間によって指定された時刻にアクティブになる予定のうるう秒の数を示す値を含む。
4.新規うるう秒オフセット(LSO)更新時間: このフィールドは、新規うるう秒オフセットが効力を発する予定の時刻を指定するタイムスタンプを含む。
v)発振器識別子0(1494): このフィールドは、発振器0用の識別子を含む。
w)算出発振器スキュー0(COS0)1496: このフィールドは、サーバにインストールされた発振器0用の公称周波数に対する算出スキューを指定する値を含む。
x)発振器識別子1(1498): このフィールドは、発振器1用の識別子を含む。
y)算出発振器スキュー1(COS1)1499: このフィールドは、サーバにインストールされた発振器1用の公称周波数に対する算出スキューを指定する値を含む。
1.サーバD(1850)はサーバA(1852)への接続の喪失を検出する。
2.サーバDは、サーバ状態要求コマンドをコンソールに発行し、サーバAの状態を要求する。
3.コンソールは、その動作状態を判断するよう、サーバAに照会する。
4.コンソールは、サーバAが動作可能ではない(チェック停止またはパワーオフ)か、または動作可能状態が不明であることを示すサーバ状態書き込みをサーバDに発行する。
5.サーバAが動作可能であるかまたはその状態が不明である場合、サーバDはサーバ状態要求コマンドを繰り返す。
6.サーバAの状態が動作可能ではない場合、サーバDはCTNパラメータ更新手順を実行し、それ自体をアクティブ階層1サーバとして設定するよう新規階層1構成をスケジュールする。
一例では、協定タイミング・ネットワーク・パラメータ更新手順はタイミング・ネットワーク内で同時にCTNパラメータを更新する。一例として、この手順は、変更するための1つまたは複数のタイミング・パラメータを選択することと、変更すべきパラメータならびに変更が行われる予定の時期を含む情報応答パケットを構築することを含む。その後、そのパケットはネットワーク内の他のサーバにブロードキャストされる。受信側サーバでは、クロック・ソースとの通信が失われたかどうかが判断される。これは、典型的には、クロック・ソースとして使用されるネットワーク内のノードからタイミング・メッセージを定期的に受信することによって達成される。通信喪失の持続が長すぎたと判断された場合(これは、そのネットワークについて定刻より進んでいると定義され、一例として、サーバのクロック・ソースのクロックに対するサーバのクロックの最大ドリフト・レートの関数である)、受信側サーバはそのタイミング・パラメータを無効であると宣言する。続行するために、サーバは新規タイミング・パラメータを取得する。それが長すぎなかった場合、タイミング・パラメータは依然として有効であり、そのパラメータはネットワーク内のすべてのサーバにおいて推奨された将来の時点で更新される。
7.階層1構成変更が効力を発すると、サーバDは構成変更通知をコンソールに発行する。
8.サーバC(1854)は階層3に変化し、サーバF(1856)は階層2に変化する。
9.サーバCおよびFに関する階層1構成変更および階層レベル変更を報告するために、ネットワークのすべてのサーバで構成変更マシン・チェックが生成される。
●0に等しい引き継ぎ状態フラグと、1に等しい通信タイムアウト・フラグとを含む、アービタ引き継ぎ設定メッセージ応答を受信する。
●アービタ引き継ぎモード・リセット・コマンドをアービタに発行する。アービタ引き継ぎモード・リセット操作は、引き継ぎモードからアービタを取り出すために代替階層1サーバによってアービタ・サーバに発行される。この操作は、メッセージを介してアービタ・サーバに転送される。
●アクティブ階層1引き継ぎ手順を実行する。
●0に等しい引き継ぎ状態フラグと、1に等しい通信タイムアウト・フラグとを含む応答により、アービタがアービタ引き継ぎ設定メッセージ・コマンドに応答する。
●アービタが非アクティブ階層1サーバからのアービタ引き継ぎモード・リセット・コマンドを受け入れる。
●アービタが階層1構成更新を受信する。
●アービタがアービタ引き継ぎモードに入り、以下の条件のいずれかが存在する場合。すなわち、アクティブ階層1サーバがアービタに接続されていないこと、またはアクティブ階層1サーバがアービタに接続されており、アクティブ階層1通信タイムアウト条件がアービタで認識されたこと。
●アービタが引き継ぎ保留状態にあり、アクティブ階層1サーバが接続状態を離れたか、またはアクティブ階層1通信タイムアウトが認識された場合。
1.サーバ1(1950)はチェック停止状態に入る。
2.サーバ2(1952)はサーバ1への接続の喪失を検出する。
3.サーバ2は引き継ぎモード設定制御コマンドをアービタ・サーバに発行する。
4.アービタは、以下のように引き継ぎモード設定コマンドに対する応答として引き継ぎモードに入る。
●アービタは、サーバ1への接続が可能ではない場合、非アクティブ階層1サーバがアクティブ階層1サーバの役割を引き継ぐことができることを示す引き継ぎアクティブ状態に入ったと応答する。引き継ぎアクティブ状態にあるときに、アービタ・サーバはアクティブ階層1サーバにより経路を確立できないようにする。
●アービタは、サーバ1への接続が可能ではない場合、非アクティブ階層1サーバがアクティブ階層1サーバの役割を引き継ぐことができないことを示す引き継ぎ保留状態に入ったと応答する。アービタは、引き継ぎ保留状態にある間にサーバ1への接続を失った場合、アービタ引き継ぎ状態アクティブ通知をサーバ2に発行する。
5.アービタは、引き継ぎモード設定コマンドまたはサーバ2へのアービタ引き継ぎ状態アクティブ通知コマンドのいずれかにより、それが引き継ぎアクティブ状態にあることを示す。
6.サーバ2は、CTNパラメータ更新手順を実行し、それ自体をアクティブ階層1として設定する。
7.階層1構成変更が最新ものになったときに、サーバ2は構成変更通知をコンソールに発行する。
8.階層1構成変更を報告するために、ネットワークのすべてのサーバで構成変更マシン・チェックが生成される。
1.図27に関連して、サーバ2(1972)およびアービタ(1974)がサーバ1(1976)への接続の喪失を検出することが示されている。
2.サーバ2は、引き継ぎモード設定制御コマンドをアービタ・サーバに発行する。
3.アービタは、引き継ぎモード設定コマンドへの応答またはサーバ2へのアービタ引き継ぎ状態アクティブ通知コマンドのいずれかにより、それが引き継ぎアクティブ状態にあることを示し、それが引き継ぎを許可することを示す。
4.サーバ2は、CTNパラメータ更新手順を実行し、それ自体をアクティブ階層1として設定する。
5.階層1構成変更が最新ものになったときに、サーバ2は構成変更通知をコンソールに発行する。
6.サーバ1は、サーバ2および3への接続の喪失を検出し、引き渡し手順を実行する。そのサーバは、サーバBへの接続の結果として、階層3に降下する。
7.階層1構成変更ならびにサーバ1が階層3にあることを報告するために、ネットワークのすべてのサーバで構成変更マシン・チェック割り込み要求が生成される。
1.サーバ2(1980)は、サーバ1(1982)への接続の喪失を検出する。
2.サーバ2は、引き継ぎモード設定制御コマンドをアービタ・サーバ(1984)に発行する。
3.アービタは、引き継ぎモード設定コマンドへの応答としてそれが引き継ぎ保留状態にあることを示し、非アクティブ階層1サーバがアクティブ階層1サーバの役割を引き継ぐことができないことを示す。
4.サーバ2は、リカバリを実行せず、階層3に降下する。
5.リンクが復元された場合、サーバ2は、引き継ぎモード・リセット・コマンドをアービタに発行する。
6.サーバ2は、階層レベル変更を報告するために構成変更マシン・チェック要求を生成する。
a)長さ2202: このフィールドは、コマンド・ブロック長を指定する値を含む。
b)コマンド・コード2204: このフィールドはサーバ状態読み取りコマンドを指定する。
c)コマンド・トランザクション番号2206: このフィールドは、発行されているコマンドに関連する値を含む。コマンド・トランザクション番号は、そのコマンド用の応答ブロックで返される。
d)ノード記述子2208: このフィールドは、状況が要求されているサーバのノード記述子を含む。
a)長さ2252: このフィールドは、コマンド・ブロック長を指定する値を含む。
b)応答コード2254: このフィールドはコマンド用の応答コードを含む。
c)コマンド・トランザクション番号2256: このフィールドは、コマンド要求ブロックのコマンド・トランザクション番号フィールドで提供された値を含む。
a)長さ2302: このフィールドは、コマンド・ブロック長を指定する値を含む。
b)コマンド・コード2304: このフィールドは、サーバ状態書き込みコマンドを指定する値を含む。
c)コマンド・トランザクション番号2306: このフィールドは、発行されているコマンドに関連する値を含む。コマンド・トランザクション番号は、そのコマンド用の応答ブロックで返される。
d)状態コード2308: このフィールドは、要求ブロック内のノード記述子によって指定されたサーバの状態を示す値を含む。状態としては、たとえば、以下のものを含む。
●サーバは動作可能である。
●サーバ状態は不明である。
●サーバはチェック停止状態にある。
●サーバはパワーオフされている。
e)ノード記述子2310: このフィールドは、状況が報告されているサーバのノード記述子を含む。
a)長さ2352: このフィールドは、コマンド・ブロック長を指定する値を含む。
b)応答コード2354: このフィールドはコマンド用の応答コードを含む。
c)コマンド・トランザクション番号2356: このフィールドは、コマンド要求ブロックのコマンド・トランザクション番号フィールドで提供された値を含む。
Claims (13)
- クロック同期のためのタイミング機能を有する協定タイミング・ネットワークの代替サーバにより、前記協定タイミング・ネットワークの1次アクティブ・サーバの障害を検出するステップであって、前記1次アクティブ・サーバが前記協定タイミング・ネットワーク内で定義済みの役割を有するステップと、
前記代替サーバにより、前記1次アクティブ・サーバの前記定義済みの役割を引き継ぐステップと、
引き継いだことに応答して、前記代替サーバにより、そのクロック・ソースを使用して、前記協定タイミング・ネットワークに同期するステップと、
を含む、方法。 - 前記検出ステップが、前記障害を示すシステム・チェック信号を受信するステップと、前記障害について学習するためにコンソールと通信するステップと、前記協定タイミング・ネットワークのアービタから前記障害の表示を入手するステップのうちの1つを含む、請求項1記載の方法。
- 前記1次アクティブ・サーバがデュアル・サーバ構成の1次アクティブ・サーバであり、前記検出ステップが、前記障害を示すシステム・チェック信号を受信するステップと、前記障害について学習するためにコンソールと通信するステップのうちの1つを含む、請求項1記載の方法。
- 前記1次アクティブ・サーバがトライアッド・サーバ構成の1次アクティブ・サーバであり、前記検出ステップが、前記トライアッド・サーバ構成のアービタから前記障害の表示を入手するステップと、前記障害について学習するためにコンソールと通信するステップのうちの1つを含む、請求項1記載の方法。
- 前記1次アクティブ・サーバがデュアル・サーバ構成の1次アクティブ・サーバであり、前記引き継ぎステップが、
前記1次アクティブ・サーバ用の経路グループのうちの0個またはそれ以上の残りの経路を未初期化状態にするステップと、
前記代替サーバの階層レベルを、それが前記1次アクティブ・サーバであることを示す定義済みの値に設定するステップと、
前記引き継ぎを示すように少なくとも1つの構成ブロックを変更するステップと、
を含む、請求項1記載の方法。 - 前記1次アクティブ・サーバがトライアッド・サーバ構成の1次アクティブ・サーバであり、前記引き継ぎステップが、
前記1次アクティブ・サーバ用の経路グループのうちの0個またはそれ以上の残りの経路を未初期化状態にするステップと、
前記代替サーバの階層レベルを、それが前記1次アクティブ・サーバであることを示す定義済みの値に設定するステップと、
前記引き継ぎを示すように少なくとも1つの構成ブロックを変更するステップと、
前記代替サーバを引き継ぎモード状態にするステップと、
前記トライアッド・サーバ構成のアービタ・サーバにアービタ引き継ぎモード設定メッセージを発行するステップと、
を含む、請求項1記載の方法。 - それが障害状態に入ったことを前記1次アクティブ・サーバが検出したことに応答して、前記1次アクティブ・サーバにより、前記1次アクティブ・サーバとしてのその役割を引き渡すステップをさらに含む、請求項1記載の方法。
- 前記1次アクティブ・サーバがデュアル・サーバ構成の1次アクティブ・サーバであり、チェック停止状態に入ったことに応答して前記障害状態に入る、請求項7記載の方法。
- 前記1次アクティブ・サーバがトライアッド・サーバ構成の1次アクティブ・サーバであり、前記トライアッド構成の前記代替サーバおよびアービタ・サーバへの接続の喪失に応答して前記障害状態に入る、請求項7記載の方法。
- 前記引き渡しステップが、
1つまたは複数の経路グループのうちの0個またはそれ以上の経路を未初期化状態にするステップと、
前記1次アクティブ・サーバの階層レベルを、それが前記協定タイミング・ネットワークの一部ではないことを示す所与の値に設定するステップと、
前記引き継ぎを示すように前記引き継ぎを行う1次アクティブ・サーバの少なくとも1つの制御ブロックを変更するステップと、
前記引き継ぎを行う1次アクティブ・サーバ用のクロック・ソースを突き止めるステップと、
を含む、請求項7記載の方法。 - 前記1次アクティブ・サーバが、時刻同期を維持するように構成された協定タイミング・ネットワークを介して前記代替サーバとネットワーク通信しており、前記1次アクティブ・サーバが前記協定タイミング・ネットワークによりサーバ・タイム・プロトコル・メッセージを送信する、請求項1記載の方法。
- 請求項1ないし11のいずれかに記載の方法のすべてのステップを実行するために適合された手段を含むシステム。
- コンピュータ・システム上で実行されるときに、請求項1ないし11のいずれかに記載の方法のすべてのステップを実行するための命令を含むコンピュータ・プログラム。
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