JPH0795677A - シェルフ間の同期用情報と同期クロックの受渡し方法 - Google Patents

シェルフ間の同期用情報と同期クロックの受渡し方法

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JPH0795677A
JPH0795677A JP5233098A JP23309893A JPH0795677A JP H0795677 A JPH0795677 A JP H0795677A JP 5233098 A JP5233098 A JP 5233098A JP 23309893 A JP23309893 A JP 23309893A JP H0795677 A JPH0795677 A JP H0795677A
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timing
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synchronization
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Kouji Tanonaka
康次 田之中
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0685Clock or time synchronisation in a node; Intranode synchronisation
    • H04J3/0688Change of the master or reference, e.g. take-over or failure of the master

Abstract

(57)【要約】 【目的】メイン・シェルフとスレーブ・シェルフとから
なるSDH装置に関し、装置間の同期をとるために、シ
ェルフ間の同期用情報と同期クロックの受渡しを行う方
法を提供することを目的とする。 【構成】メイン・シェルフのリスト選択手段1で、複数
のタイミング・ソースから所定数のものを選択するとと
もに、品質情報発生手段2で、その品質を示す同期用情
報を発生する。指定のタイミング・ソースがメイン・シ
ェルフにないときは、スレーブ・シェルフのリスト選択
手段3で、複数のタイミング・ソースからこれを選択す
るとともに、品質情報発生手段4で、その品質を示す同
期用情報を発生してメイン・シェルフに転送する。そし
てメイン・シェルフの品質選択手段5で、選択されたタ
イミング・ソースから品質最良のものを装置クロックと
して選択し、さらにこれをスレーブ・シェルフにも出力
することで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置がメイン・シェル
フとスレーブ・シェルフとに分かれている場合に、シェ
ルフ間の同期をとるために、シェルフ間の同期用情報と
同期クロックの受渡しを行う方法に関するものである。
【0002】SDH(Synchronous Digital Hierachy)
装置においては、多機能,高性能,低価格および小型化
が要求されている。その一つの方法として、複数種類の
下位(低速)装置を同一シェルフでサポートできるよう
にし、HS(High Speed)シェルフ(メインシェルフ)
に収容された上位(高速)装置において、下位装置のシ
ェルフを上位装置のトリビュータリ・シェルフ(スレー
ブ・シェルフ)として使用して、HSシェルフとの間
を、ケーブルで接続する構成をとる場合がある。
【0003】このような場合に、上位装置は、複数のシ
ェルフを有しているが、外部的には、1つの装置として
動作する必要があり、そのため各シェルフ間において、
同期情報用と同期クロックの受渡しを行って、同期をと
ることが必要となる。
【0004】
【従来の技術】図7は、SDH装置の構成例を示したも
のである。101は上位装置であって、メイン・シェル
フを構成している。102〜105はそれぞれ下位装置
であって、スレーブ・シェルフを構成している。
【0005】SDH同期網における各ネットワーク・エ
レメント(NE)の同期タイミングの選択方法は、例え
ば次のような方法で行われている。
【0006】 装置が同期するためのタイミング・ソ
ースをユーザが設定する。この場合のタイミング・ソー
スの種類としては、例えば3種類とする。 ユーザは、選択したタイミング・ソースに優先度
(Priority)を付加する。優先度は、例えば優先度1
(最大)ないし優先度3(最小)の3段階とする。 装置は、選ばれた各タイミング・ソースのSSMB
(Synchronization Source Managing Halfbite)を比較
して、クロックの品質(Quality )の最も高いものを選
択して使用する。品質は、例えば現在CCITT G.
708で定められている、品質2(最大)ないし品質6
(最小)の5段階とする。なおSSMBは、SDHフレ
ームのセクション・オーバヘッド(MSOH)中のZ1
バイトによって伝送される、クロックの品質を示す4ビ
ットの同期用情報であり、クロックの品質を複数の段階
によって表示する機能を有している。
【0007】図8は、タイミング・ソースの切り替えを
概念的に示したものである。201はリスト選択部(L
IST SEL)であって、複数のタイミング・ソース
から、ユーザの設定に応じて、任意数のタイミング・ソ
ース202を選択する。203は品質・優先度選択部で
あって、選ばれたタイミング・ソース202から、それ
らの品質と優先度を比較することによって、クロック品
質が最も高く、また優先度が高いものを選択して、装置
クロックおよび外部出力として使用する。
【0008】この場合、STM−Nラインをタイミング
・ソースとして選択した場合は、その品質はSSMBに
よって既知である。しかしながら、それ以外の、外部入
力やトリビュータリ入力のようなタイミング・ソースの
場合は、SSMBによる同期用情報は伝達されないの
で、ユーザは任意に品質を規定することができ、例えば
外部入力を品質2とし、トリビュータリ入力を品質3と
することができる。
【0009】またタイミング・ソースの選定を行うタイ
ミング制御部からは装置クロックに同期した外部出力が
得られるが、これがユーザの要求する品質以下になった
ときは、外部出力を遮断することが必要である。
【0010】このようにタイミング・ソースの選択およ
び切り替えには、複雑な操作を必要とする。それでも、
装置が単一のシェルフからなる場合には、比較的容易で
あるが、装置が複数のシェルフから構成されるような場
合には、タイミング・ソースの切り替えに時間がかかる
とともに、シェルフ間を接続するケーブルの本数が増加
する等の理由から困難であり、そのため、従来のSDH
装置においては、上位装置のメイン・シェルフと、下位
装置のスレーブ・シェルフとの間において、同期用情報
および同期クロックの受渡しを行って、同期をとること
は行われていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】SDH装置の規模が大
きくなるにつれて、例えば、トリビュータリ側にネット
ワークを接続することが必要になる場合等があり、その
ため、SDH装置をメイン・シェルフとスレーブ・シェ
ルフとで構成する場合、シェルフ間で同期用情報と同期
クロックの受渡しを行って、相互に同期をとることが必
要になるが、従来、このようなシェルフ間の同期用情報
と同期クロックとの受渡しを行う方法は知られていない
という問題があった。
【0012】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、装置が複数のシェルフに
分かれて存在する場合に、各シェルフ間において、相互
に同期をとるために、シェルフ間の同期用情報と同期ク
ロックの受渡しを行う方法を提案することを目的として
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1) 上位装置を収容した
メイン・シェルフと、下位装置を収容したスレーブ・シ
ェルフとからなるSDH装置において、メイン・シェル
フにおける所定数のタイミング・ソースの指定に応じて
リスト選択手段において複数のタイミング・ソースから
所定数のタイミング・ソースを選択するとともに、品質
情報が伝達されないタイミング・ソースについては、品
質情報発生手段においてこのタイミング・ソースの品質
を示す同期用情報を発生し、指定されたタイミング・ソ
ースがスレーブ・シェルフ内にあるときは、スレーブ・
シェルフのリスト選択手段において複数のタイミング・
ソースからこのタイミング・ソースを選択するととも
に、品質情報発生手段においてタイミング・ソースの品
質を示す同期用情報を発生してメイン・シェルフに転送
し、メイン・シェルフの品質選択手段が選択された所定
数のタイミング・ソースから最も品質のよいものを選択
して装置クロックとするとともにこれをスレーブ・シェ
ルフにも出力する。
【0014】(2) (1) において、スレーブ・シェルフに
品質選択手段を設け、リスト選択手段で複数のタイミン
グ・ソースから選ばれたタイミング・ソースから、品質
情報発生手段で発生した品質同期用情報に基づいて、こ
の品質選択手段で選択された唯一のタイミング・ソース
をメイン・シェルフに転送する。
【0015】(3) 上位装置を収容したメイン・シェルフ
と、下位装置を収容したスレーブ・シェルフとからなる
SDH装置において、メイン・シェルフにおけるタイミ
ング・ソースの指定に応じてスレーブ・シェルフにおけ
るリスト選択部において、複数のタイミング・ソースか
ら指定のタイミング・ソースを選択し、メイン・シェル
フにおける第1のリスト選択部において、スレーブ・シ
ェルフにおけるリスト選択部で選択されたタイミング・
ソースを含む複数のタイミング・ソースから所定数のタ
イミング・ソースを選択するとともに、スレーブ・シェ
ルフにおけるSSMBセレクタにおいて、複数のタイミ
ング・ソースの同期用情報からリスト選択部における選
択に対応するタイミング・ソースの同期用情報を選択
し、メイン・シェルフにおける第1のSSMBセレクタ
において、スレーブ・シェルフのSSMBセレクタで選
択された同期用情報を含む複数のタイミング・ソースの
同期用情報からメイン・シェルフの第1のリスト選択部
における選択に対応する所定数のタイミング・ソースの
同期用情報を選択し、メイン・シェルフにおけるSSM
B選択部において、第1のSSMBセレクタで選択され
たタイミング・ソースから最も品質のよいものを選択す
ることによって、第2のリスト選択部において、唯一の
タイミング・ソースを選択して装置クロックとするとと
もにこれをスレーブ・シェルフにも出力し、また第2の
SSMBセレクタにおいて、この唯一のタイミング・ソ
ースに対応する同期用情報を選択して伝送路信号に送出
する。
【0016】(4) (1) ないし(3) のいずれかにおいて、
タイミング・ソースが優先度の情報を有し、品質が同一
の場合、優先度の情報に応じてタイミング・ソースの選
択を行うようにする。
【0017】(5) (1) ないし(4) のいずれかにおいて、
各シェルフ間に同期用情報のデータバスと、優先度ごと
のタイミング・ソースの共通線と、装置クロックの共通
線とを設け、各信号を共通に伝送するようにする。
【0018】(6) (1) ないし(5) のいずれかにおいて、
各部の動作を制御する中央処理装置(CPU)を専用の
CPUとする。
【0019】(7) (1) ないし(6) のいずれかにおいて、
メイン・シェルフにSSMB送出部を備えるとともに、
スレーブ・シェルフにもSSMB送出部を備え、装置ク
ロックとなったタイミング・ソースの品質を示す同期用
情報をこれらのSSMB送出部から伝送路信号によって
送出する。
【0020】(8) (1) ないし(7) のいずれかにおいて、
メイン・シェルフから装置クロックを外部出力として送
出するとともに、遮断部を設けて、装置クロックの品質
が所定品質値以下になったときこの外部出力を遮断す
る。
【0021】(9) (1) ないし(7) のいずれかにおいて、
タイミング・ソースが伝送路信号に由来する同期用情報
を有しないときは、該タイミング・ソースの品質を示す
情報を任意に付与し得るようにする。
【0022】
【作用】(1) 本発明において対象とするSDH装置は、
上位装置を収容したメイン・シェルフ10と、下位装置
を収容したスレーブ・シェルフ20とから構成されてい
る。
【0023】この場合に、メイン・シェルフにおける所
定数のタイミング・ソースの指定に応じて、リスト選択
手段1によって、複数のタイミング・ソースから所定数
のタイミング・ソースを選択するとともに、品質情報発
生手段2によって、このタイミング・ソースの品質を示
す同期用情報を発生する。
【0024】この際、指定されたタイミング・ソースが
メイン・シェルフにないときは、スレーブ・シェルフの
リスト選択手段3によって、複数のタイミング・ソース
からこのタイミング・ソースを選択するとともに、品質
情報発生手段4によって、このタイミング・ソースの品
質を示す同期用情報を発生してメイン・シェルフに転送
する。
【0025】そして、メイン・シェルフの品質選択手段
5が、この選択された所定数のタイミング・ソースから
最も品質のよいものを選択して、装置クロックとして使
用できるようにするとともに、これをスレーブ・シェル
フにも出力する。
【0026】(2) (1) の場合に、スレーブ・シェルフに
品質選択手段6を設けて、リスト選択手段3で複数のタ
イミング・ソースから選ばれたタイミング・ソースか
ら、品質情報発生手段4で発生した品質同期用情報に基
づいて、唯一のタイミング・ソースを選択して、メイン
・シェルフに転送する。
【0027】従って、本発明によれば、メイン・シェル
フ10とスレーブ・シェルフ20の間で、同期用情報と
同期クロックの受渡しを行って、両シェルフのクロック
同期をとることができる。
【0028】(3) また同様なSDH装置において、メイ
ン・シェルフにおけるタイミング・ソースの指定に応じ
て、スレーブ・シェルフにおけるリスト選択部25によ
って、複数のタイミング・ソースから指定のタイミング
・ソースを選択し、メイン・シェルフにおける第1のリ
スト選択部15Aで、リスト選択部25で選択されたタ
イミング・ソースを含む複数のタイミング・ソースから
所定数のタイミング・ソースを選択する。
【0029】また、スレーブ・シェルフにおけるSSM
Bセレクタ27によって、複数のタイミング・ソースの
同期用情報からリスト選択部25での選択に対応するタ
イミング・ソースの同期用情報を選択し、メイン・シェ
ルフにおける第1のSSMBセレクタ18Aで、このS
SMBセレクタ27で選択された同期用情報を含む複数
のタイミング・ソースの同期用情報から、リスト選択部
15Aでの選択に対応する所定数のタイミング・ソース
の同期用情報を選択する。
【0030】そして、メイン・シェルフのSSMB選択
部19で、第1のSSMBセレクタ18Aで選択された
タイミング・ソースから、最も品質のよいものを選択す
ることによって、第2のリスト選択部15Bで唯一のタ
イミング・ソースを選択して装置クロックとするととも
にこれをスレーブ・シェルフにも出力する。さらに第2
のSSMBセレクタ18Bで、この唯一のタイミング・
ソースに対応する同期用情報を選択して伝送路信号中に
送出する。
【0031】従ってこの場合も、メイン・シェルフ10
とスレーブ・シェルフ20の間で、同期用情報と同期ク
ロックの受渡しを行って、両シェルフのクロック同期を
とることができる。同期用情報の比較, タイミング・ソ
ースの切り替えおよび遮断をハードウェアで構成して、
このような処理を行うことによって、タイミング・ソー
スの切り替え, 遮断の時間を短縮することができる。
【0032】(4) (1) ないし(3) の場合に、タイミング
・ソースに優先度の情報を設けて、品質が同一の場合、
優先度の情報に応じてタイミング・ソースの選択を行う
ようにすることができる。
【0033】(5) (1) ないし(4) の場合に、各シェルフ
間に同期用情報のデータバス43と、各優先度P1〜P
3のタイミング・ソースの共通線441 〜443 と、装
置クロックの共通線45とを設け、各信号を共通に伝送
するようにしてもよく、これによって、シェルフ間のケ
ーブル数を少なくすることができる。
【0034】(6) (1) ないし(5) の場合に、各部の動作
を制御する中央処理装置(CPU)として専用のCPU
を用いることによって、処理時間を短縮することができ
る。
【0035】(7) (1) ないし(6) の場合に、メイン・シ
ェルフにSSMB送出部12を設けるとともに、スレー
ブ・シェルフにSSMB送出部22を設けて、装置クロ
ックとなったタイミング・ソースの品質を示す同期用情
報を伝送路信号によって送出することによって、装置間
で同期用情報を転送する。
【0036】(8) (1) ないし(7) の場合に、メイン・シ
ェルフから装置クロックを外部出力として送出するとと
もに、遮断部17を設けて、装置クロックの品質が所定
品質値以下になったとき、この外部出力を遮断すること
によって、外部出力を利用する装置における障害の発生
を防止することができる。
【0037】(9) (1) ないし(8) の場合に、タイミング
・ソースが伝送路信号に由来する同期用情報を有しない
ときは、このタイミング・ソースの品質を示す情報を任
意に付与できるようにすることによって、このようなタ
イミング・ソースでも、利用できるようになる。
【0038】
【実施例】図2は、本発明の実施例(1)を示したもの
であって、メイン・シェルフ10と、スレーブ・シェル
フ20とからなる場合を例示しているが、このような
1:1の場合に限らず、実際には、図7に示されるよう
に複数のスレーブ・シェルフが接続される。図2の実施
例においては、各スレーブ・シェルフから、ユーザが設
定し得るタイミング・ソースの最大数である3本のケー
ブルをメイン・シェルフに接続し、メイン・シェルフの
マイクロ・コンピュータが、SSMBの比較と、タイミ
ング・ソースの切り替えおよび外部出力の遮断とを行う
場合を示している。
【0039】メイン・シェルフ10において、11は光
伝送路からSSMBを検出するSSMB検出部、12は
SSMBを光伝送路に送出するSSMB送出部、13は
メイン・シェルフ10における同期のための制御を行う
マイクロ・コンピュータ(μ−COM)、14はタイミ
ング・ソース選択の動作を行うタイミング制御部、15
は複数のタイミング・ソースからソフトウェア的に3つ
のタイミング・ソースを選択するリスト選択部、16は
リスト選択部15で選ばれた3つのタイミング・ソース
から品質および優先度に応じて単一のタイミング・ソー
スを選択する品質・優先度選択部、17はクロックの外
部出力を遮断する遮断部である。
【0040】またスレーブ・シェルフ20において、2
1は光伝送路からSSMBを検出するSSMB検出部、
22はSSMBを光伝送路に送出するSSMB送出部、
23はスレーブ・シェルフ20における同期のための制
御を行うマイクロ・コンピュータ(μ−COM)、24
はタイミング・ソース選択の動作を行うタイミング制御
部、25はタイミング・ソースをソフトウェア的に選択
するリスト選択部である。
【0041】31は、メイン・シェルフのμ−COM1
3と、スレーブ・シェルフのμ−COM23とを接続す
るバス、32はメイン・シェルフのリスト選択部15
と、スレーブ・シェルフのリスト選択部25とを接続す
るケーブル、33はメイン・シェルフからスレーブ・シ
ェルフに対する装置クロックの伝送線である。リスト選
択部15には、メイン・シェルフ内の複数のタイミング
・ソースが接続されるとともに、ケーブル32を経て、
スレーブ・シェルフからの3つのタイミング・ソースが
接続されている。
【0042】以下、図2に示された実施例の動作を説明
する。以下に示す各動作のステップは、同じ番号によっ
て、図中に対応する部位を示されている。
【0043】(1) ユーザは、メイン・シェルフのμ−C
OM13に対してタイミング・ソースの選択を指示する
とともに、品質の設定が必要な場合には品質の設定を行
う。また各タイミング・ソースの優先度を、例えばP1
〜P3のように指定する。また、遮断部17において外
部出力を遮断するときの品質値を入力する。 (2) SSMB検出部11,21において、SDHフレー
ムにおけるMSOH内のZ1バイトによって設定されて
いるSSMBを検出する。 (3) SSMB検出部11,21は、検出したSSMBの
値をμ−COM13,23に対して通知する。
【0044】(4) メイン・シェルフのμ−COM13
は、ユーザが選択したタイミング・ソースがスレーブ・
シェルフにある場合は、バス31を介してスレーブ・シ
ェルフのμ−COM23に、そのタイミング・ソースの
設定を伝える。また、スレーブ・シェルフのμ−COM
23は、ユーザが選択したタイミング・ソースがスレー
ブ・シェルフにあった場合は、そのタイミング・ソース
のSSMBをメイン・シェルフのμ−COM13に通知
する。
【0045】(5) μ−COM13,23は、ユーザの設
定したタイミング・ソースをリスト選択部15,25に
伝える。 (6) リスト選択部25はユーザが選んだタイミング・ソ
ースをリスト選択部15に転送し、リスト選択部15
は、リスト選択部25から転送されたタイミング・ソー
スを含む複数のタイミング・ソースからユーザが選んだ
3つのタイミング・ソースを、設定された優先度P1〜
P3のポートに出力する。
【0046】(7) メイン・シェルフのμ−COM13
は、ユーザが選んだ各タイミング・ソースの品質を比較
して、最も品質の高いものを選定する。この際、同じレ
ベルの品質のものがあった場合は、優先度の高いものを
選定する。また、現在使用しているタイミング・ソース
および、ユーザが選択した他のタイミング・ソースに、
ユーザが設定した遮断値の要求があるか否かを監視す
る。
【0047】(8) メイン・シェルフのμ−COM13
は、ユーザが選択したタイミング・ソースのうちで、最
も品質の高いものを品質・優先度選択部16へ通知す
る。 (9) 品質・優先度選択部16は、ユーザが選択したタイ
ミング・ソースのうちから、μ−COM13によって指
定されたものを選択して装置クロックとして出力する。
【0048】(10) 現在使用しているタイミング・ソー
スの品質が、ユーザの要求している遮断値の条件に適合
する場合は、μ−COM13はその旨を遮断部17に通
知する。 (11) 遮断部17は、μ−COM13からの通知に基づ
いて装置クロックの外部出力を遮断する。
【0049】(12) μ−COM13,23は、現在使用
しているタイミング・ソースの品質をSSMB送出部1
2,22に通知する。 (13) SSMB送出部12,22は、μ−COM13,
23から通知された品質情報を、MSOH内のZ1バイ
ト(SSMB)に付加する。
【0050】図3は、本発明の実施例(2)を示したも
のであって、スレーブ・シェルフがタイミング制御部内
に、品質・優先度選択部26を有し、品質,優先度に応
じてタイミング・ソースの選択を行う場合を示してい
る。34は、スレーブ・シェルフで選択されたタイミン
グ・ソースを、メイン・シェルフに伝達するケーブルで
ある。
【0051】以下、図3に示された実施例の動作を説明
する。以下に示す各動作のステップは、同じ番号によっ
て、図中に対応する部位を示されている。
【0052】(1),(2),(3) の処理を、実施例(1)の場
合のステップ(1),(2),(3) と同様に行う。 (4) メイン・シェルフのμ−COM13は、ユーザが選
んだタイミング・ソースがスレーブ・シェルフにある場
合は、スレーブ・シェルフのμ−COM23にそのタイ
ミング・ソースの設定を通知する。 (5),(6) の処理を実施例(1)の場合のステップ(5),
(6) と同様に行う。
【0053】(7) スレーブ・シェルフのμ−COM23
は、ユーザが選んだ各タイミング・ソースの品質を比較
して、最も品質の高いものを選択する。そして選択した
タイミング・ソースの品質をメイン・シェルフのμ−C
OM13に通知する。 (7A) メイン・シェルフのμ−COM13は、ユーザが
選んだ各タイミング・ソースの品質を比較して、最も品
質の高いものを選択する。また、現在使用しているタイ
ミング・ソースおよび、ユーザが選択した他のタイミン
グ・ソースに、ユーザが設定した遮断値の要求があるか
否かを監視する。
【0054】(8) 〜(13)の処理を実施例(1)の場合の
ステップ(8) 〜(13)と同様に行う。このように、スレー
ブ・シェルフ内において最も品質の高いタイミング・ソ
ースを選択して、メイン・シェルフに送るようにしたの
で、スレーブ・シェルフからメイン・シェルフへのタイ
ミング・ソースのケーブルは1本で済むことになる。
【0055】図2に示された実施例の場合は、1つのス
レーブ・シェルフからメイン・シェルフに対して、タイ
ミング・ソースのケーブルが3本、メイン・シェルフか
らスレーブ・シェルフへの装置クロックの伝送線のケー
ブルが1本、マイクロ・コンピュータのバスのケーブル
が1本必要である。
【0056】もしも、図7に示されたように、メイン・
シェルフに対してスレーブ・シェルフが4個接続された
場合には、スレーブ・シェルフからメイン・シェルフへ
のタイミング・ソースのケーブルが12本、メイン・シ
ェルフからスレーブ・シェルフへの装置クロックのケー
ブルが4本、マイクロ・コンピュータのバスのケーブル
が4本必要となって、ケーブル数が増加する。
【0057】しかしながら、図3に示された実施例の方
法では、スレーブ・シェルフからメイン・シェルフへの
タイミング・ソースのケーブルが1本で済むので、図7
のように、スレーブ・シェルフが多数ある場合でも、ケ
ーブル数を少なくでき、経済的である。
【0058】図4は、本発明の実施例(3)を示したも
のであって、タイミング・ソースの品質の比較,タイミ
ング・ソースの切替え,遮断等の制御をハードウエアに
よって行うようにして、処理時間を短縮する例を示して
いる。図2におけると同じものを同じ番号で示し、SS
MB検出部11,21およびSSMB送出部12,22
は省略して示されている。
【0059】メイン・シェルフ10において、15A,
15Bは第1,第2のリスト選択部、18A,18Bは
第1,第2のSSMBセレクタ、19はSSMB選択部
である。またスレーブ・シェルフ20において、27は
SSMBセレクタである。35は、スレーブ・シェルフ
からメイン・シェルフへのSSMBの伝送線である。
【0060】以下、図4に示された実施例の動作を説明
する。以下に示す各動作のステップは、同じ番号によっ
て、図中に対応する部位を示されている。
【0061】(1) ユーザは、メイン・シェルフのμ−C
OM13に対して、タイミング・ソースの設定を行うと
ともに、品質の設定が必要な場合は、その設定を行う。
また遮断部17において外部出力を遮断すべき品質の値
を設定する。
【0062】(2) メイン・シェルフのμ−COM13
は、ユーザが選んだタイミング・ソースがスレーブ・シ
ェルフにある場合は、バス31を経て、スレーブ・シェ
ルフのμ−COM23に、そのタイミング・ソースの設
定を通知する。 (3) μ−COM13は、第1のリスト選択部15Aと第
1のSSMBセレクタ18Aに、μ−COM23は、リ
スト選択部25とSSMBセレクタ27に、それぞれ、
ユーザの設定したタイミング・ソースを伝達する。
【0063】(4) リスト選択部25は、複数のタイミン
グ・ソースから、μ−COM23によって指定されたタ
イミング・ソースをリスト選択部15Aに転送する。リ
スト選択部15Aは、リスト選択部25から転送された
タイミング・ソースを含む複数のタイミング・ソースか
ら、μ−COM13によって指定されたタイミング・ソ
ースを各優先度ごとに出力する。
【0064】(5) SSMBセレクタ27は、複数のSS
MBから、μ−COM23によって指定されたタイミン
グ・ソースの有するSSMBと同じSSMBを、SSM
Bセレクタ18Aに転送する。SSMBセレクタ18A
は、SSMBセレクタ27から転送されたSSMBを含
む複数のSSMBから、μ−COM13によって指定さ
れたタイミング・ソースの有するSSMBと同じSSM
Bを選択する。この場合、そのタイミング・ソースにS
SMBがない場合には、ユーザが設定した品質値を付加
する。
【0065】(6) SSMB選択部19は、SSMBセレ
クタ18Aで選択されたSSMBから、最も品質の高い
ものを選択する。同じレベルの品質の場合は、優先度の
高いものを選択する。また、現在使用しているタイミン
グ・ソースおよび、ユーザが選択した他のタイミング・
ソースに、ユーザが設定した遮断値の要求があるか否か
を監視する。
【0066】(7) SSMB選択部19は、第2のリスト
選択部15Bおよび第2のSSMBセレクタ18Bへ、
ユーザが選択したタイミング・ソースのうち、最も品質
が高いものを通知する。 (8) リスト選択部15Bは、リスト選択部15Aで選ば
れた3つのタイミング・ソースから最も品質が高いもの
に切り替え、SSMBセレクタ18Bは、SSMBセレ
クタ18Aで選ばれた3つのSSMBから最も品質が高
いものに切り替えて、装置クロックとして出力する。
【0067】(9) 遮断部17は、SSMB選択部19か
ら出力されている、現在使用しているタイミング・ソー
スの品質が、遮断の条件に適合する場合には、リスト選
択部15Bからの装置クロックに基づく外部出力を遮断
する。 (10) SSMBセレクタ18Bからの、現在使用してい
るタイミング・ソースの品質を、SSMB送出部(図示
省略)ヘ通知する。
【0068】図5は、本発明の実施例(4)を示したも
のであって、実施例(1),(3)の場合に、SSMB
およびタイミング・ソースをバスで伝達する場合を示
し、41はメイン・シェルフ、421 〜425 はスレー
ブ・シェルフであって、メイン・シェルフ41および各
スレーブ・シェルフ421 〜425 間は、SSMBのデ
ータバス43と、各優先度P1〜P3のタイミング・ソ
ースの共通線441 〜443 および装置クロックE.C
(Equipment Clock )の共通線45とで接続されてい
る。なお、メイン・シェルフおよびスレーブ・シェルフ
は、内容を省略して示されているが、上述の実施例
(1)〜(3)の各場合と同様の構成を有するものとす
る。
【0069】ユーザが選ぶことができるタイミング・ソ
ースの数は既知であり、付加できる優先度も予め定めら
れている。そこで、各シェルフ間にデータバス43を設
けて、SSMBの値をデータバス43を介して共通に伝
達する。また、優先度P1〜P3の共通線441 〜44
3 を設けて、各リスト選択部に接続する。また、メイン
・シェルフからの装置クロックも、共通線45を経て並
列に接続する。SSMBの比較、タイミング・ソースの
切り替えおよび遮断の制御はメイン・シェルフで行う。
【0070】また他の実施例として、メイン・シェルフ
とスレーブ・シェルフにおいて、タイミング・ソースの
品質の比較,タイミング・ソースの切替え,遮断等の制
御を行うμ−COM13,23に、専用のCPUを使用
することによって、処理時間を短縮することができる。
【0071】例えば実施例(1),(2)においては、
μ−COM13,23はタイミング・ソースに関する処
理以外に、装置全体の監視を含む他の処理も行っている
ので、処理に時間がかかり、規定の時間内に動作を完了
するのが難しい場合が生じる。そこで、実施例(1),
(2)の場合に、タイミング・ソースの処理に時間的制
約があるときには、μ−COM13,23として、他の
処理を行わない専用のCPUを使用することによって、
処理時間を短縮して、時間的制約を免れることができる
ようになる。
【0072】図6は、品質・優先度選択部の構成例を示
したものである。図中、51はSSMB翻訳部であっ
て、伝送路信号から4ビットの情報として抽出されるS
SMBを、例えば“品質2”〜“品質6”によって表さ
れる品質情報に変換する。52は品質情報発生部であっ
て、各タイミング・ソースごとに、予め定められている
品質情報を発生する。53は品質情報比較部であって、
SSMB翻訳部51の品質情報と、品質情報発生部52
の品質情報とを比較して、最も品質のよいタイミング・
ソースを選定する。
【0073】54はタイミング・ソース・セレクタであ
って、図示されないリスト選択部で選ばれた各優先度P
1〜P3のタイミング・ソースのうち、品質情報比較部
53によって選定された、最も品質のよいタイミング・
ソースを選択して、装置クロックとして出力する。この
際、品質が同じタイミング・ソースについては、優先度
の高い方を選択する。55は品質情報選択部であって、
品質情報比較部53において最も品質がよいものとして
選定されたタイミング・ソースの品質情報を選択して出
力する。この品質情報は図示されない別のSSMB翻訳
部で再び4ビットのSSMBに変換されてSSMB送出
部へ送られる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置がメイン・シェルフとスレーブ・シェルフに分かれて
いる場合に、シェルフ間の同期用情報(SSMB)およ
びタイミング・ソースの受渡しを行うことができ、シェ
ルフ間の同期をとることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例(1)を示す図である。
【図3】本発明の実施例(2)を示す図である。
【図4】本発明の実施例(3)を示す図である。
【図5】本発明の実施例(4)を示す図である。
【図6】品質・優先度選択部の構成例を示す図である。
【図7】SDH装置の構成例を示す図である。
【図8】タイミング・ソースの切り替えを概念的に示す
図である。
【符号の説明】
1 リスト選択手段 2 品質情報発生手段 3 リスト選択手段 4 品質情報発生手段 5 品質選択手段 6 品質選択手段 10 メイン・シェルフ 12 SSMB送出部 15A リスト選択部 15B リスト選択部 17 遮断部 18A SSMBセレクタ 18B SSMBセレクタ 19 SSMB選択部 20 スレーブ・シェルフ 21 SSMB検出部 22 SSMB送出部 25 リスト選択部 26 品質・優先度選択部 27 SSMBセレクタ 43 データバス 441 〜443 共通線 45 共通線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置を収容したメイン・シェルフ
    (10)と、下位装置を収容したスレーブ・シェルフ
    (20)とからなるSDH装置において、 メイン・シェルフにおける所定数のタイミング・ソース
    の指定に応じてリスト選択手段(1)において複数のタ
    イミング・ソースから該所定数のタイミング・ソースを
    選択するとともに、品質情報が伝達されないタイミング
    ・ソースについては、品質情報発生手段(2)において
    該タイミング・ソースの品質を示す同期用情報を発生
    し、該指定されたタイミング・ソースがスレーブ・シェ
    ルフ内にあるときは、スレーブ・シェルフのリスト選択
    手段(3)において複数のタイミング・ソースから該タ
    イミング・ソースを選択するとともに、品質情報発生手
    段(4)において該タイミング・ソースの品質を示す同
    期用情報を発生してメイン・シェルフに転送し、 メイン・シェルフの品質選択手段(5)が該選択された
    所定数のタイミング・ソースから最も品質のよいものを
    選択して装置クロックとするとともにこれをスレーブ・
    シェルフにも出力することを特徴とするシェルフ間の同
    期用情報および同期クロックの受渡し方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシェルフ間の同期用情
    報および同期クロックの受渡し方法において、スレーブ
    ・シェルフに品質選択手段(6)を設け、前記リスト選
    択手段(3)で複数のタイミング・ソースから選ばれた
    タイミング・ソースから、前記品質情報発生手段(4)
    で発生した品質同期用情報に基づいて該品質選択手段
    (6)で選択された唯一のタイミング・ソースをメイン
    ・シェルフに転送することを特徴とするシェルフ間の同
    期用情報および同期クロックの受渡し方法。
  3. 【請求項3】 上位装置を収容したメイン・シェルフ
    (10)と、下位装置を収容したスレーブ・シェルフ
    (20)とからなるSDH装置において、 メイン・シェルフにおけるタイミング・ソースの指定に
    応じてスレーブ・シェルフにおけるリスト選択部(2
    5)において、複数のタイミング・ソースから指定のタ
    イミング・ソースを選択し、メイン・シェルフにおける
    第1のリスト選択部(15A)において、該リスト選択
    部(25)で選択されたタイミング・ソースを含む複数
    のタイミング・ソースから所定数のタイミング・ソース
    を選択するとともに、 スレーブ・シェルフにおけるSSMBセレクタ(27)
    において、前記複数のタイミング・ソースの同期用情報
    からリスト選択部(25)における選択に対応するタイ
    ミング・ソースの同期用情報を選択し、メイン・シェル
    フにおける第1のSSMBセレクタ(18A)におい
    て、該SSMBセレクタ(27)で選択された同期用情
    報を含む複数のタイミング・ソースの同期用情報から前
    記リスト選択部(15A)における選択に対応する所定
    数のタイミング・ソースの同期用情報を選択し、 メイン・シェルフにおけるSSMB選択部(19)にお
    いて、前記第1のSSMBセレクタ(18A)で選択さ
    れたタイミング・ソースから最も品質のよいものを選択
    することによって、第2のリスト選択部(15B)にお
    いて、唯一のタイミング・ソースを選択して装置クロッ
    クとするとともにこれをスレーブ・シェルフにも出力
    し、また第2のSSMBセレクタ(18B)において、
    該唯一のタイミング・ソースに対応する同期用情報を選
    択して伝送路信号に送出することを特徴とするシェルフ
    間の同期用情報および同期クロックの受渡し方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のシ
    ェルフ間の同期用情報および同期クロックの受渡し方法
    において、タイミング・ソースが優先度の情報を有し、
    前記品質が同一の場合、該優先度の情報に応じてタイミ
    ング・ソースの選択を行うことを特徴とするシェルフ間
    の同期用情報および同期クロックの受渡し方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のシ
    ェルフ間の同期用情報および同期クロックの受渡し方法
    において、各シェルフ間に同期用情報のデータバス(4
    3)と、優先度ごとのタイミング・ソースの共通線(4
    1 〜443)と、装置クロックの共通線(45)とを
    設け、各信号を共通に伝送することを特徴とするシェル
    フ間の同期用情報および同期クロックの受渡し方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のシ
    ェルフ間の同期用情報および同期クロックの受渡し方法
    において、各部の動作を制御する中央処理装置(CP
    U)が専用のCPUであることを特徴とするシェルフ間
    の同期用情報および同期クロックの受渡し方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のシ
    ェルフ間の同期用情報および同期クロックの受渡し方法
    において、メイン・シェルフにSSMB送出部(12)
    を備えるとともに、スレーブ・シェルフにSSMB送出
    部(22)を備え、前記装置クロックとなったタイミン
    グ・ソースの品質を示す同期用情報を該SSMB送出部
    (12)とSSMB送出部(22)とから伝送路信号に
    よって送出することを特徴とするシェルフ間の同期用情
    報および同期クロックの受渡し方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載のシ
    ェルフ間の同期用情報および同期クロックの受渡し方法
    において、メイン・シェルフから装置クロックを外部出
    力として送出するとともに、遮断部(17)を設けて、
    装置クロックの品質が所定品質値以下になったとき該外
    部出力を遮断することを特徴とするシェルフ間の同期用
    情報および同期クロックの受渡し方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載のシ
    ェルフ間の同期用情報および同期クロックの受渡し方法
    において、タイミング・ソースが伝送路信号に由来する
    同期用情報を有しないときは、該タイミング・ソースの
    品質を示す情報を任意に付与し得ることを特徴とするシ
    ェルフ間の同期用情報および同期クロックの受渡し方
    法。
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