JPH11126466A - 車載用音響機器の可倒式操作パネル着脱機構 - Google Patents

車載用音響機器の可倒式操作パネル着脱機構

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JPH11126466A
JPH11126466A JP30655097A JP30655097A JPH11126466A JP H11126466 A JPH11126466 A JP H11126466A JP 30655097 A JP30655097 A JP 30655097A JP 30655097 A JP30655097 A JP 30655097A JP H11126466 A JPH11126466 A JP H11126466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation panel
gear
control panel
panel
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP30655097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Kobayashi
一三 小林
Fumiaki Tago
文彰 多胡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作パネルの回動中心位置を安定させ、また、
回動軸受部によるデッドスペースを小さくする。 【解決手段】操作パネル3を機器本体1に回動可能に装
着し、さらに機器本体1に着脱可能とした車載用音響機
器において、操作パネル3を回動可能に支持する嵌合部
4a、5aを設けた可動アーム4、5を機器本体1側に
回動自在に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は操作パネルを着脱
可能とした車載用音響機器に係わり、特に、操作パネル
の着脱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用音響機器の操作パネルは、記録媒
体挿入口を開放するために可倒式とし、さらに盗難を防
止するために取り外し可能とするものがある。そのよう
な従来の可倒式操作パネル着脱機構の例を図6および図
7に示す。図6に示す機器本体1に前方に取付けられた
サブパネル2の左右に軸保持部材22、22が固定され
ており、軸保持部材22、22には夫々軸23、23が
立設されている。
【0003】図7に示すように、操作パネル3の左右側
面には軸受20が可動状態に埋め込まれ、圧縮コイルば
ね21、21により突出方向に付勢されている。軸受2
0が軸23と嵌合し操作パネル3は回動自在に支持され
る。操作パネル3に一体に形成された扇形ギヤ3aは軸
保持部材22に回転自在に支持されたギヤ7と噛み合
い、ギヤ7は軸保持部材22に支持されたギヤダンパ8
と噛み合っている。
【0004】ギヤダンパ8には粘性流体が封入されてお
り、ギヤの回転速度に比例したトルク荷重を発生させ
る。ギヤダンパ8の作用により操作パネル3の回動速度
が抑えられる。操作パネル3を取り外すときは、操作パ
ネル3を倒した状態で手前に引張ると、軸受20、20
が軸23、23に押され圧縮コイルばね21、21の弾
力に抗して操作パネル3の凹みの奥に移動し、軸受2
0、20から外れて操作パネル3を機器本体1から離す
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のパネル
着脱機構では、操作パネル3は可動部材である軸受2
0、20を介して回動自在に支持されており、軸受2
0、20と操作パネル3の間には回動軸と直角方向の隙
間があるため操作パネル3の回動中心に多少のふれが発
生する。従って、扇形ギヤ3aとギヤ7との中心間距離
が狂いギヤの噛み合い不良やギヤの破損等が発生する恐
れがあった。
【0006】また、軸受20の軸方向の動きをスムース
にするためには軸受20を嵌合させる凹みを在る程度深
くする必要があり、その部分が操作パネルのつまみ、表
示部等に対してデッドスペースとなってつまみや表示部
を配置するスペースが狭くなり操作性や見栄えが悪くな
っていた。
【0007】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、操作パネルの回
動中心位置を安定させ、また、回動軸受部によるデッド
スペースを小さくした車載用音響機器の可倒式操作パネ
ル着脱機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の車載用音響機
器の可倒式操作パネル着脱機構は、操作パネルを機器本
体に回動可能に装着し、さらに機器本体に着脱可能とし
た車載用音響機器において、前記操作パネルを回動可能
に支持する嵌合部材を可動アームを介して機器本体側に
取付け、前記嵌合部材を操作パネルの回動中心軸方向に
可動するように構成したものである。
【0009】また、前記車載用音響機器の可倒式操作パ
ネル着脱機構において、前記操作パネルに回動中心軸を
中心とするギヤを固定し、前記可動アームに設けたギヤ
ダンパに操作パネルの前記ギヤの回転が伝えられるよう
に構成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面に基づい
て説明する。図1および図2に実施例の操作パネル着脱
機構の概略構成を示す。図1に示す機器本体1の前方に
取付けられたサブパネル2の左右に可動アーム4、5が
回動自在に支持されており、その先端に軸4a、5aが
一体に形成されている。図3に左側の可動アーム4の可
動範囲を実線と2点鎖線で示している。右側の可動アー
ム5も同様に可動し、図2に示す板ばね10により時計
方向に付勢されている。左側の可動アーム5は反時計方
向に付勢されているが、図2では可動アーム5を付勢す
る板ばねは示していない。但し、図4に板ばね10とし
て示されている。
【0011】図2に示すように、操作パネル3の左右側
面の凹み3b、3bは軸4a、5aと嵌合し操作パネル
3は回動自在に支持される。操作パネル3に一体に形成
された扇形ギヤ3aは可動アーム4に回転自在に支持さ
れたギヤ7と噛み合い、ギヤ7は可動アーム4に支持さ
れたギヤダンパ8と噛み合っている。
【0012】ギヤダンパ8には粘性流体が封入されてお
り、ギヤの回転速度に比例したトルク荷重を発生させ
る。ギヤダンパ8の作用により操作パネル3の回動速度
が抑えられる。操作パネル3を取り外すときは、操作パ
ネル3を倒した状態で手前に引張ると、軸4a、5aが
操作パネル3の凹み3b、3bに押され板ばね10の弾
力に抗して可動アーム4、5が先端部を開くように回動
し軸4a、5aと凹み3b、3bの嵌合が外れ操作パネ
ル3を機器本体1から離すことができる。
【0013】図4および図5を参照して操作パネル3の
着脱機構を構成する各部材の詳細を説明する。図4はサ
ブパネル2を背面から見た分解斜視図である。図に示す
可動アーム4の上下の穴4b、4bはサブパネル2のボ
スに嵌着されたピン11、11と嵌合し、可動アーム4
がサブパネル2に回動自在に取付けられる。ブラケット
9はねじ12によりサブパネル2に取付けられ、ブラケ
ット9に取付けられた板ばね10は可動アーム4を上か
らみて反時計方向に付勢する。
【0014】金具6はねじ12により可動アーム4に締
着される。金具6にはねじ12によりギヤダンパ8が締
着され、金具6に立設された軸6aはギヤ7を回転自在
に支持する。ギヤ7はギヤダンパ8および図5に示す操
作パネル3の扇形ギヤ3aと噛み合う。
【0015】可動アーム5の穴5bはサブパネル2のボ
スに嵌着された軸15と嵌合し、可動アーム5がサブパ
ネル2に回動自在に取付けられる。なお、可動アーム5
を上から見て時計方向に付勢する板ばねがブラケットに
取付けられるが図4にはこのブラケットおよび板ばねは
図示していない。ロックアーム13の穴13aも軸15
と嵌合し、ロックアーム13がサブパネル2に回動自在
に取付けられる。なお、可動アーム5を上から見て時計
方向に付勢する板ばねがブラケットに取付けられるがこ
の板ばねは図示していない。ロックアーム13の係止部
13cは図5に示す操作パネル3を係止する。
【0016】スライダ14はサブパネル2の角形の穴と
嵌合し、さらに、スライダ14の長穴14aは軸15と
嵌合し、スライダ14はサブパネル2に突出自在に取付
けられている。スライダ14とサブパネル2の間に掛け
られた引張りコイルばね19はスライダ14を突出方向
に付勢する。
【0017】スライダ14は後に説明するようにサブパ
ネル2に回動自在に取付けられた操作パネル3の背面を
押すが、ロックアーム13が時計方向に回動して操作パ
ネル3を係止しているときは、スライダ14の突起14
bの前側にロックアーム13の突起13bが入り込みス
ライダ14の動きが止められる。
【0018】サブパネル2に設けられた光ディスク挿入
口2aは通常サブパネル2の前面に取付けられた操作パ
ネル3により閉じられる。サブパネル2に取付けられた
板ばね16に固着された可動部材17はサブパネル2の
穴2bから突出可能であり、操作パネル3を前方に付勢
する。サブパネル2の前面には操作パネル3と当接する
クッション18、18が張り付けられている。
【0019】図5に操作パネル3の詳細を示す。操作パ
ネル3は箱型に成形された樹脂部材2個がねじで締着さ
れた構造であり、左右側面に凹み3b、3bが形成さ
れ、図5(a)で見て右側下部に扇形ギヤ3aが形成さ
れている。凹み3b、3bの形成された面に連なる円錐
状の傾斜面には溝3c、3cが形成されている。
【0020】押釦3dは操作パネル3の前面に突出自在
に取付けられており、その後端は図4で説明したロック
アーム13の先端傾斜部に臨んでいる。操作パネル3の
後面に取付けられたコネクタ3fの接触子はサブパネル
2に取付けられた図示していないコネクタの接触子と接
触する。操作パネル3がサブパネル2の前面を覆うよう
に取付けられたとき、コネクタ3fにより操作パネル3
に設けられた図示していない表示装置や操作キーが本体
側に接続される。操作パネル3の背面に設けられた傾斜
面3e、3eは図3で説明したスライダ14の先端と当
接する。
【0021】通常、操作パネル3の左右側面の凹み3
b、3bは図2および図4で説明した可動アーム4およ
び5の軸4a、5aと嵌合し操作パネル3は回動自在に
支持され、サブパネル2の前面を覆う状態ではロックア
ーム13の係止部13に係止されている。押釦3dを押
すとロックアーム13は回動して、サブパネル2および
スライダ14のロックを解除し、操作パネル3はスライ
ダ14に押されてサブパネル2の前面を開くように回動
する。そのときの回動速度は先に説明したギヤダンパ8
の作用により制限される。
【0022】操作パネル3を取り外すときは、操作パネ
ル3が倒れた状態で手前に引張ると、可動アーム4およ
び5の軸4a、5aが操作パネル3の凹み3b、3bに
押され板ばね10の弾力に抗して可動アーム4、5が先
端部を開くように回動し軸4a、5aと凹み3b、3b
の嵌合が外れ操作パネル3を機器本体1から離すことが
できる。
【0023】操作パネル3を取り付けるときは、凹み3
b、3bが可動アーム4および5の軸4a、5aと嵌合
するように操作パネル3を押し込むがそのとき軸4a、
5aと溝3c、3cが係合して位置決めされるので、凹
み3b、3bを軸4a、5aに容易に嵌合させることが
できる。
【0024】このように凹み3b、3bを軸4a、5a
に嵌合させた後、操作パネル3を回動させることがで
き、上方に回動させるとき操作パネル3はスライダ14
を押し込むが、傾斜面3eがスライダ14を押すのでス
ライダ14を上方に押す分力が殆ど発生せずスライダ1
4はスムーズに移動する。
【0025】このように操作パネル3がサブパネル2の
前面を閉じるように回動すると、ロックアーム13は図
4で上から見て一旦反時計方向に回動した後もとに戻さ
れ操作パネル3をロックする。また、スライダ14は後
方に押し込まれた後ロックアーム13に係止される。
【0026】実施例は以上のように構成されているが、
発明はこれに限られず、例えば、可動アーム側に凹みを
設け、その凹みと嵌合する軸を操作パネルに設けてもこ
の発明の効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】この発明の車載用音響機器の可倒式操作
パネル着脱機構によれば、操作パネルとの回動嵌合部を
可動アームを介して機器本体側に取付け、前記嵌合部材
を操作パネルの回動中心軸方向に可動するように構成し
たので、操作パネルの回動中心のずれが発生せず、ギヤ
ダンパに回転を伝えるギヤの噛み合い不良やギヤの破損
が発生する恐れがなくなる。また、操作パネルと側の回
動嵌合部を可動させないので、操作パネルのつまみ、表
示部等に対するデッドスペースがなくなり、つまみや表
示部を配置するスペースを広くとれ操作性や見栄えが良
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である車載用音響機器の操作
パネル着脱機構を示す概略外観図である。
【図2】同操作パネル着脱機構を示す概略断面図であ
る。
【図3】同操作パネル着脱機構を示す部分断面図であ
る。
【図4】同操作パネル着脱機構を示す分解斜視図であ
る。
【図5】図5(a)は同操作パネル着脱機構の操作パネ
ル3を示す背面図、図5(b)は同操作パネル3の図5
(a)で見た左側の側面図、図5(c)は同操作パネル
3の図5(a)で見た右側の側面図、図5(d)は図5
(a)におけるD−D断面図である。
【図6】従来の車載用音響機器の操作パネル着脱機構を
示す概略外観図である。
【図7】同操作パネル着脱機構を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 機器本体 2 サブパネル、2a 光ディスク挿入口、2b 穴 3 操作パネル、3a 扇形ギヤ、3b 凹み、3c
溝、3d 押釦、3e傾斜面、3f コネクタ 4 可動アーム、4a 軸、4b 穴 5 可動アーム、5a 軸、5b 穴 6 金具、6a 軸 7 ギヤ 8 ギヤダンパ 9 ブラケット 10 板ばね 11 ピン 12 ねじ 13 ロックアーム、13a 穴、13b 突起、13
c 係止部 14 スライダ、14a 長穴、14b 突起 15 軸 16 板ばね 17 可動部材 18 クッシヨン 19 引張りコイルばね 20 軸受 21 圧縮コイルばね 22 軸保持部材 23 軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作パネルを機器本体に回動可能に装着
    し、さらに機器本体に着脱可能とした車載用音響機器に
    おいて、前記操作パネルを回動可能に支持する嵌合部材
    を可動アームを介して機器本体側に取付け、前記嵌合部
    材を操作パネルの回動中心軸方向に可動するように構成
    した車載用音響機器の可倒式操作パネル着脱機構。
  2. 【請求項2】 前記操作パネルに回動中心軸を中心とす
    るギヤを固定し、前記可動アームに設けたギヤダンパに
    操作パネルの前記ギヤの回転が伝えられるように構成し
    た請求項1の車載用音響機器の可倒式操作パネル着脱機
    構。
JP30655097A 1997-10-21 1997-10-21 車載用音響機器の可倒式操作パネル着脱機構 Pending JPH11126466A (ja)

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JP30655097A Pending JPH11126466A (ja) 1997-10-21 1997-10-21 車載用音響機器の可倒式操作パネル着脱機構

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