JPH11123722A - 加飾成形品の製造方法 - Google Patents

加飾成形品の製造方法

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JPH11123722A
JPH11123722A JP29101097A JP29101097A JPH11123722A JP H11123722 A JPH11123722 A JP H11123722A JP 29101097 A JP29101097 A JP 29101097A JP 29101097 A JP29101097 A JP 29101097A JP H11123722 A JPH11123722 A JP H11123722A
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
slide core
molded product
decorative sheet
cavity
Prior art date
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Pending
Application number
JP29101097A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Horii
丞司 堀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】玉線状等の端面部分を持つ成形品であっても、
従来に比してより内表面側にまで加飾用シートの被覆範
囲を広げることのできる加飾成形品の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 成形品の外表面,内表面に対応する形状
を雌型1,雄型2に形成し、その雌型1と雄型2のパー
ティングラインPに平行および直交する方向に移動可能
なスライドコア7に、成形品の内表面と外表面を繋ぐ端
面部分に対応する形状を形成し、そのスライドコア7を
位置決めして雌型1,雄型2とともにキャビティを形成
した状態で、スライドコア7が作るキャビティ面を含め
た範囲に加飾用シートDを沿わせた後に成形用樹脂を注
入して一体成形した後、スライドコア7をパーティング
ラインPに直交する方向および平行な方向に移動させて
型開きして成形品Wを取り出すことで、端面部分の内表
面側への回り込み部分をも加飾用シートDで被覆するこ
とを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形品の表面が加
飾用シートによって加飾されてなる加飾成形品の製造方
法に関し、更に詳しくは、射出成形用の金型のキャビテ
ィ内に成形用樹脂を注入する前に、そのキャビティ面に
加飾用シートを沿わせておくことにより、当該加飾用シ
ートと成形用樹脂とを一体化して加飾成形品を製造する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形用の金型のキャビティ面に加飾
用シートを沿わせた状態で溶融樹脂を注入することに
り、表面に加飾用シートが積層された成形品を製造する
方法が知られている。
【0003】このような方法において、従来、例えば断
面コ字形の成形品の製造に当たり、その外表面とともに
端面部(外表面と内表面との繋ぐ部分、以下同)をも加
飾用シートで被覆する方法が提案されている(特開平5
−57744号)。
【0004】この提案方法においては、雌型と雄型のい
ずれか一方に、これら両金型のパーティング面に沿って
進退自在のスライド部を設け、そのスライド部に成形品
の端面部に対応するキャビティ面を形成している。そし
て、キャビティ内のスライド部によるキャビティ面をも
含めた領域に加飾用シートを沿わせた状態で樹脂を注入
することにより、加飾用シートと成形用樹脂とを一体化
させた後、型開き並びにスライド部を後退させて成形品
を取り出すことで、成形品の外表面のみならず端面部を
も加飾用シートで被覆するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上の提案
方法によれば、成形品の端面部の輪郭が変曲点等のない
単調な面であればその端面部全面に加飾を施すことがで
きるが、端面部が玉線状等のようにパーティングライン
に対してアンダーカットとなる部分を含んでいる場合に
は、図11に例示するように、スライド部Sの摺同方向
が雌型Fと雄型MのパーティングラインPに沿った方向
であるため、スライド部Sの離隔時に成形品Wと寸法U
分だけ干渉する関係上、加飾範囲(加飾用シートDの被
覆範囲)が図中太線で示す領域以内に限定され、内表面
側への回り込み部分Iを加飾できないという問題があ
る。
【0006】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、玉線状等の端面部を持つ成形品であっても、上
記した従来の提案方法に比してより内側まで加飾用シー
トの被覆範囲を広げることのできる加飾成形品の製造方
法の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の加飾成形品の製造方法は、成形品の外表面
および内表面に対応する輪郭形状を雌型および雄型にそ
れぞれ形成しておくとともに、その雌型と雄型とのパー
ティングラインに平行な方向およびそれに直交する方向
に摺動自在のスライドコアに、成形品の外表面と内表面
とを繋ぐ端面部に対応する形状を形成し、そのスライド
コアを位置決めして当該コアと雌型および雄型によって
キャビティを形成した状態で、スライドコアが作るキャ
ビティ面を含めたキャビティ面の少なくとも一部に加飾
用シートを沿わせた後に成形用樹脂を注入して一体成形
した後、スライドコアをパーティングラインに直交する
方向および平行な方向に移動させるとともに型開きして
成形品を取り出すことによって特徴づけられる。
【0008】本発明は、成形品の外表面と内表面を繋ぐ
端面部分に対応する形状を、雌型と雄型とのパーティン
グラインに対して平行および垂直に移動可能なスライド
コアに形成することにより、成形品端面部分に内表面側
への回り込み部分があってもその部分にまで加飾用シー
トの被覆範囲を拡張できるようにしたものである。
【0009】すなわち、成形品の端面部分の形状が形成
されてキャビティ面の一部を担うスライドコアを、雌型
と雄型とのパーティングラインに対して平行のみなら
ず、それに直交する方向に移動可能としておき、その端
面部分を含めたキャビティ面に加飾用シートを沿わせた
状態で、成形用樹脂をキャビティ内に注入して一体成形
した後に、スライドコアをパーティングラインに直交す
る方向に端面部分の内表面側への回り込み量(図11に
おける寸法U)以上離隔させた後にパーティングライン
に平行に離隔させることによって、成形品とスライドコ
アとの干渉を防止することができる。
【0010】ここで、本発明において、スライドコアの
パーティングラインに直交する方向への移動量は、成形
品の端面部分における内表面への回り込み量よりも若干
大きくしておくことが望ましい。
【0011】スライドコアの移動は、パーティングライ
ンに平行な方向へは油圧、空圧等のシリンダを用いるこ
とができ、また、パーティングラインに直交する方向へ
は、上記のようなシリンダを用いるほか、成形機のエジ
ェクタ機構の利用や、バネ等を用いてもよい。
【0012】また、本発明において、加飾用シートは一
方の金型に対してクランプされた状態で、その金型のキ
ャビティ面に対して真空引き等の手法により密着される
が、そのクランプ機構はスライドコアのパーティング面
側に設けたクランプ体と、そのクランプ体をパーティン
グラインに直交する方向に移動させる連結ロッドにより
構成し、そのクランプ機構によるシートクランプ動作と
連動させてスライドコアのパーティングラインに直交す
る方向への移動を行うことが好ましい。この場合、連結
ロッドはスライドコアを貫通して配置することが必要と
なるが、その連結ロッドを貫通させるべくスライドコア
に形成する貫通孔は、スライドコアのパーティングライ
ンと平行な方向へのストローク分を考慮した寸法として
おけばよい。ただし、その貫通孔は、スライドコアのパ
ーティングラインと直交する方向への移動時におけるガ
イドを兼ねるため、孔幅を連結ロッドの直径+0.05
mm程度以上大きくした長孔状とすることが好ましい。
【0013】また、シートクランプの開放時に、クラン
プ体の一方の金型からの離隔動作に連動して、まず、ス
ライドコアを同方向(パーティングラインと直交する方
向)に移動(後退)させ、次いでスライドコアをパーテ
ィングラインと平行な方向に後退させ、その後に型開き
を行うという手順を踏むことにより、シートクランプと
スライドコアの間の加飾用シートの離型が容易になり、
成形が安定する。
【0014】更に、スライドコア内にストロークストッ
パを設けておけば、スライドコアのパーティングライン
に直交する方向へのストロークとシートクランプのスト
ロークを同一でないように構成することもできる。
【0015】また、加飾用シートを一方の金型に密着さ
せるための真空吸引孔は、その該当の金型側に加工し、
スライドコア摺動面に貫通させることにより、摺動面か
らも吸引でき、更にその吸引孔をスライドコアをも貫通
させて、成形品の端面部分に相当するキャビティ面にも
臨ませれば、端面形状への賦形が可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
【0017】図1(A)は本発明を適用した成形機並び
に加飾用金型の要部構成を示す縦断面図であり、型開き
して加飾用シートDをクランプした状態で示している。
また、図1(B)には、そのスライドコア7の近傍の拡
大図を示す。
【0018】この例においては、成形品の外表面の輪郭
形状が形成された雌型1が移動側で、同じく成形品の内
表面の輪郭形状が形成された雄型2が固定側の金型とな
っており、加飾用シートDは雌型1側にクランプされて
吸引密着される。
【0019】すわなち、雌型1の上方には、加飾用シー
トDを巻回したシートロール3が配設されており、加飾
用シートDは一定のピッチずつシートロール21から送
り出し装置(図示せず)によって図示のように雌型1の
前方に送り出される。
【0020】雌型1には、枠状のクランプ体41と、そ
のクランプ体41に一端が固定された連結ロッド42を
備えてなるシートクランプ機構4が設けられている。連
結ロッド42の他端は、成形機のエジェクタロッド5に
より前後動される摺動プレート6に固定されており、エ
ジェクタロッド5の駆動により、クランプ体41は連結
ロッド42を介して雌型1に対して前後動するようにな
っている。
【0021】雌型1には、また、成形品の外表面と内表
面とを繋ぐ端面部分の形状が形成されたスライドコア7
が、パーティングラインPに対して平行および直交する
方向に摺動自在に支承されている。すなわち、このスラ
イドコア7は、雌型1に対して水平方向に摺動自在の駆
動機構71によって上下方向、すなわちパーティングラ
インPに平行な方向(鉛直方向)に移動可能となってい
るとともに、その移動機構71ごと、パーティングライ
ンPに直交する方向(水平方向)に摺動自在に雌型1に
支承されている。
【0022】スライドコア7のキャビティ面はR形状と
なっており、成形品の端面部分は内表面側への回り込み
部分を有するものとしている。
【0023】また、このスライドコア7にはシートクラ
ンプ機構4の連結ロッド42を貫通させる縦長の貫通長
孔72が穿たれている。連結ロッド42は、枠状のクラ
ンプ体41が固着された先端から所定寸法の位置に段部
42aを有しており、この段部42aよりも先端側の小
径部分が貫通長孔72内に挿入されている。連結ロッド
42の段部42aよりも根元側の直径は貫通長孔72の
幅寸法よりも大きく、また、小径部分の長さはスライド
コア7の厚み(パーティングラインに直交する方向への
寸法)よりも寸法Aだけ長い。また、貫通長孔72の幅
寸法は連結ロッド42の小径部分の直径よりも僅かに大
きく、同じく縦寸法は、連結ロッド42の小径部分の直
径よりも寸法Cだけ長い。
【0024】このような構成により、連結ロッド42を
駆動してクランプ体41を雌型1に対して接近/離隔さ
せることによって、段部42aもしくはクランプ体41
に押されることによってスライドコア7も同方向に移動
する。ただし、このスライドコア7の移動量は、距離A
だけクランプ体41よりも短くなる。また、スライドコ
ア7は、距離C分だけ連結ロッド42に干渉することな
く上下動することができる。
【0025】雌型1には、加飾用シートDを真空吸引し
てそのキャビティ面に密着させるための真空吸引孔11
が形成されている。この真空吸引孔11は、スライドコ
ア7に対向して開口している。また、雌型1には、その
キャビティ面を囲み、かつ、真空吸引孔11よりも外側
に、スライドコア7に対向してシール12が設けられて
おり、雌型1とスライドコア7との密着状態で気密を保
ち得るようになっている。また、スライドコア7には、
雌型1および雄型2とともにキャビティを形成する移動
端において真空吸引孔11と連通する位置に、真空吸引
用貫通孔13が形成されている。また、その真空吸引用
貫通孔13の外側で、かつ、キャビティを囲む位置に
は、クランプ体41と対向してシール14が設けられて
おり、スライドコア7とクランプ体41との密着状態に
おいて気密を保つことができるようになっている。
【0026】次に、以上の構成からなる装置並びに金型
の動作を述べる。図2〜図8はその動作手順を示す縦断
面図である。
【0027】まず、図1の状態においては、連結ロッド
42が前進端に位置しており、この状態では段部42a
が雌型1 から寸法Bだけ突出し、これによりスライドコ
ア7と雌型1の間には寸法Bの間隙が形成されるととも
に、クランプ体41とスライドコア7との間にも寸法A
の間隙が形成され、その間に加飾用シートDが挿入され
る。
【0028】次に、連結ロッド42が後退端にまで移動
する。これにより、図2(A)に断面図を、同図(B)
にその要部拡大図を示すように、クランプ体41がスラ
イドコア7に当接してその間に加飾用シートDを挟着す
るとともに、スライドコア7を雌型1に密着させる。
【0029】その状態で、真空吸引孔11および真空吸
引用貫通孔13を通じて真空吸引することにより、図3
(A)に断面図、同図(B)に要部拡大図を示すよう
に、加飾用シートDは雌型1のキャビティ面並びにスラ
イドコア7のキャビティ面に密着するよう賦形される。
【0030】その後、図4に示すように雌型1が雄型2
側に移動して、雌型1、雄型2およびスライドコア7に
よってキャビティを形成した状態で、雄型2側に設けら
れた樹脂流路を通じて溶融樹脂21がキャビティ内に注
入される。
【0031】次いで連結ロッド42が前進端にまで移動
する。これにより、図5に示すように、加飾用シートD
のクランプが開放されるとともに、スライドコア7がパ
ーティングラインPに直交する方向に移動して雌型1か
ら離隔する。なお、この状態における雌型1とスライド
コア7との位置関係は図1(B)に示した状態と同じで
ある。
【0032】その後、図6(A)に断面図を、同図
(B)にその要部拡大図を示すように、駆動機構71の
動作により、スライドコア7がパーティングラインPに
平行に移動し、キャビティに対して後退する。この状態
では、スライドコア7は雌型1のキャビティ面の外縁よ
りも外側に位置した状態となる。
【0033】次に、図7および図8に示すように、雌型
1が後退することにより開型した後、雄型2に設けられ
た突き出しピン22を突き出すことにより、成形品Wを
離型する。
【0034】このようにして得られた成形品Wは、雌型
1のキャビティ面に対応する外表面と、スライドコアの
7キャビティ面に対応する端面部分全面が加飾用シート
Dで被覆された状態となる。
【0035】以上の実施の形態の工程により、図9
(A)に外表面側から見た斜視図、同図(B)に端面部
分の断面図を示すような箱状の成形品Wを製造した。な
お、図における寸法はmmである。得られた成形品W
は、図10に模式的に示すように、外表面と、端面部分
の全面が加飾用シートDで被覆されていることが確認さ
れた。
【0036】また、同図にa〜dで示す各端面部分につ
いて、各20個ずつ加飾用シートの密着性を評価した
が、その全てが良好に密着していることが確かめられ
た。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、一対の
金型のパーティングラインに対して平行な方向並びに直
交する方向に移動可能なスライドコアに、成形品の外表
面と内表面とを繋ぐ端面部分の形状を形成してキャビテ
ィの一部を担わせ、そのスライドコアが作るキャビティ
面を含めたキャビティ面に加飾用シートを密着させた状
態で、キャビティ内に溶融樹脂を注入して加飾用シート
と一体成形し、スライドコアをパーティングラインに平
行な方向および直交する方向に移動させてキャビティか
ら離脱させた後に型開きして成形品を離型するから、端
面部分の形状が玉線状等、内表面側に回り込む部分が存
在していても、その回り込み部分にも加飾用シートを被
覆することが可能となり、従来の方法に比して成形品の
加飾領域を拡大することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態で用いた金型構成を示す断
面図(A)およびその要部拡大図(B)
【図2】本発明の実施の形態の工程を説明するための金
型の断面図(A)およびその要部拡大図(B)
【図3】同じく本発明の実施の形態の工程を説明するた
めの金型の断面図(A)およびその要部拡大図(B)
【図4】同じく本発明の実施の形態の工程を説明するた
めの金型の断面図
【図5】同じく本発明の実施の形態の工程を説明するた
めの金型の断面図
【図6】同じく本発明の実施の形態の工程を説明するた
めの金型の断面図(A)とその要部拡大図(B)
【図7】同じく本発明の実施の形態の工程を説明するた
めの金型の断面図
【図8】同じく本発明の実施の形態の工程を説明するた
めの金型の断面図
【図9】本発明の実施の形態により成形しようとする成
形品の説明図で、(A)は外表面側から見た斜視図で、
(B)は端面部分の断面図
【図10】本発明の実施の形態を用いて図9の成形品を
製造したときの加飾用シートDによる被覆領域を説明す
るための模式図
【図11】従来の工程を説明するための金型断面の要部
拡大図
【符号の説明】 1 雌型 2 雄型 3 シートロール 4 シートクランプ機構 41 クランプ体 42 連結ロッド 7 スライドコア 71 駆動機構 72 貫通長孔 11 真空吸引孔 13 真空吸引用貫通孔 D 加飾用シート P パーティングライン W 成形品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29C 45/37 B29C 45/37 // B29L 9:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌型と雄型との間に成形すべき成形品の
    輪郭形状に対応するキャビティが形成されてなる金型内
    に、加飾用シートと成形用樹脂を供給してこれらを一体
    化することにより加飾成形品を製造する方法において、
    成形品の外表面および内表面に対応する輪郭形状を雌型
    および雄型にそれぞれ形成しておくとともに、その雌型
    と雄型とのパーティングラインに平行な方向およびそれ
    に直交する方向に摺動自在のスライドコアに、成形品の
    外表面と内表面とを繋ぐ端面部に対応する形状を形成
    し、そのスライドコアを位置決めして当該コアと上記雌
    型および雄型によってキャビティを形成した状態で、上
    記スライドコアが作るキャビティ面を含めたキャビティ
    面の少なくとも一部に加飾用シートを沿わせた後に成形
    用樹脂を注入して一体成形した後、上記スライドコアを
    上記パーティングラインに直交する方向および平行な方
    向に移動させるとともに型開きして成形品を取り出すこ
    とを特徴とする加飾成形品の製造方法。
JP29101097A 1997-10-23 1997-10-23 加飾成形品の製造方法 Pending JPH11123722A (ja)

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