JPH11123629A - 工作機械におけるワーク移送装置 - Google Patents

工作機械におけるワーク移送装置

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JPH11123629A
JPH11123629A JP30941497A JP30941497A JPH11123629A JP H11123629 A JPH11123629 A JP H11123629A JP 30941497 A JP30941497 A JP 30941497A JP 30941497 A JP30941497 A JP 30941497A JP H11123629 A JPH11123629 A JP H11123629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine tool
transfer device
work
annular
horizontal plane
Prior art date
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Pending
Application number
JP30941497A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuo Yamaguchi
徳雄 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Machine Tools Co Ltd
Original Assignee
Takeda Machine Tools Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takeda Machine Tools Co Ltd filed Critical Takeda Machine Tools Co Ltd
Priority to JP30941497A priority Critical patent/JPH11123629A/ja
Publication of JPH11123629A publication Critical patent/JPH11123629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーク移送装置の設置上の省スペース化を図
ると共に、ワーク受渡しの時間短縮を図って生産性向上
を期す。 【解決手段】 工作機械2を水平面内で取り囲むように
設けた移動路3に支持させて配置した円環状の環状支持
体5を、その中心回りに水平面内で回転可能とする。該
環状支持体5には、その周方向に間隔を置いて、テーブ
ル7の複数を固設する。各テーブル7を、工作機械2の
加工部13に対して所定位置で固定状態に停止可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械を水平面
内で取り囲むように設けた環状の移動路に案内させてテ
ーブルを周方向に移動させることによりワークを工作機
械の加工部に順次移送できるように構成された、工作機
械におけるワーク移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械の加工部に対してワークを移送
する装置の一つとして、パレットチェンジャーが用いら
れている。図6はその一例を示すものであり、工作機械
aに隣接して環状に配設したレールb,bに案内させ
て、相互が無端チエンcで連結された台車dの複数を走
行させるものとし、前記環状レールの対向側に、パレッ
トeの搬入・搬出を行う第1のステーションfと第2の
ステーションgとを設けてなる。そして前記第1ステー
ションf及び第2ステーションgには、ワークをセット
したパレットeを台車dと各ステーションf,gに受渡
しするための、図示しない搬入・搬出装置が配備されて
いる。
【0003】然して該第1のステーションfにおいて
は、工作機械aで加工されるワークが順次供給され、パ
レットeに積載されて対応の台車dに搬入される(矢印
F1)。又加工終了後のワークが、パレットに積載され
て、台車dから前記第1のステーションfに搬出され
(矢印F2)、次の工程に搬送されるようになされてい
る。又前記第2のステーションgにおいては、ワークが
パレットeごと台車dから工作機械aに向けて搬出され
(矢印F3)、又加工終了後のワークがその第2のステ
ーションfから台車dに搬入される(矢印F4)ように
構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記構成
のワーク移送装置は、工作機械に隣接して配設した環状
のレールを用いて構成されるため、その設置のために広
いスペースを必要とした。
【0005】又前記ワーク移送装置によるきは、工作機
械による加工に際してワークをパレットごと台車から工
作機械に向けて搬出すると共に、加工終了後のワークを
ステーションから台車に搬入させるというワークの受渡
しが行われるのであるが、この受渡しの間、工作機械に
アイドル時間が生ずるために、工作機械の生産効率が悪
いという問題があった。
【0006】加えて、ワークの受渡しのために前記のよ
うにステーションを構成する必要があることから、ワー
ク移送装置の機構が複雑となり、生産設備費の上昇を招
きひいては加工コストの上昇を招く問題があった。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決し得る工作
機械におけるワーク移送装置の提供を目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る工作
機械におけるワーク移送装置(以下ワーク移送装置とい
う)は、工作機械を水平面内で取り囲むように、環状を
なす移動路を設ける共に、ワークが固定されるテーブル
の複数を、前記移動路に案内されて移動するように設
け、各テーブルを、工作機械の加工部に対して所定位置
で固定状態に停止可能としたことを特徴とするものであ
る。
【0009】又本発明に係るワーク移送装置のより具体
的な態様は、工作機械を水平面内で取り囲むように設け
た環状の移動路に支持させて配置した円環状の環状支持
体を、その中心回りに水平面内で回転可能とし、該環状
支持体には、その周方向に所要間隔を置いて、ワークが
固定されるテーブルの複数を固設し、該環状支持体の回
転に伴って移動する各テーブルを、工作機械の加工部に
対して所定位置で固定状態に停止可能としたことを特徴
とするものである。
【0010】前記テーブルの固定は、前記移動路に付設
したシリンダのロッド上端部分を、該シリンダの伸長に
伴い、前記テーブルに設けた係合部と嵌合状態に係合さ
せて行うのがよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1〜2において本発明に係るワー
ク移送装置1は、工作機械2を水平面内で取り囲むよう
に設けた環状の移動路3に支持させて、円環状をなす環
状支持体(本実施の形態では板状を呈する)5を配置
し、これをその中心回りに水平面内で回転可能としてな
る。又該環状支持体5には、ワーク6が固定されるテー
ブル7の複数を固設し、前記環状支持体5の停止によっ
て、該テーブル7が、工作機械2の加工部8に対して所
定位置で固定状態に停止するように構成してなるもので
ある。
【0012】前記移動路3は、図3に示すように、工作
機械2を水平面内で取り囲むように円環状に配設された
内外のレール9,9を支持台10に取り付けてなる。そ
して、円環状をなす前記環状支持体5の下面に設けた内
外の受部11,11を、ベアリング12を介して前記レ
ール9に支持させてなる。これにより、前記環状支持体
5は、前記内外のレール9,9に案内されて回転でき
る。
【0013】そして該環状支持体5の上面には、前記テ
ーブル7が、等角度ピッチで、例えば8個固定されてい
る。各テーブル7は、工作機械2の前記加工部8に対し
て所定位置で固定状態に停止可能とされるのであるが、
その手段の一例は、例えば図2〜3に示すように、前記
支持台10に付設した上下方向に伸縮し得るシリンダ
(例えば油圧シリンダ)15のロッド16の上端部分1
7を、シリンダの伸長に伴い、図3に一点鎖線で示すよ
うに、前記環状支持体5の下面に設けた係合凹部19と
嵌合状態に係合させて行う。
【0014】所定の加工が完了した後、前記シリンダ1
5が縮小して、図3に実線で示すようにロッドの上端部
分17と係合凹部19との係合が解除され、環状支持体
5が周方向に回転して、次のテーブル7が工作機械の加
工部8に供給される。その後、前記と同様にして、シリ
ンダの伸長に伴う係合により、該テーブル7は所定位置
で固定状態に停止する。なおこの場合、前記とは逆に、
テーブル側に設けた突部と、ロッド上端に設けた係合凹
部とが嵌合状態で係合するように構成してもよい
【0015】図4〜5は、本発明に係るワーク移送装置
1の他の実施の形態を示すものであり、例えば内外のレ
ール9,9からなる移動路3に案内されて、ワークが固
定されるテーブル7の複数を移動可能とし、隣り合うテ
ーブル相互を板状や棒状をなす連結部材20で連結する
ことにより、該連結されたテーブルの全体が同時に、移
動路3に案内されて移動するように構成したものであ
る。そして夫々のテーブル7は、工作機械の加工部8に
対して、前記と同様の手段により、所定位置で位置固定
されて停止可能とされている。なおこの固定は、例えば
前記と同様にして、シリンダの伸縮により行う。
【0016】工作機械を水平面内で取り囲むように設け
られる環状をなす移動路は、前記のように円環状をなす
ものの他、楕円形の環状その他の環状を呈するように構
成してもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は以下の如き優れた効果を奏す
る。 本発明に係るワーク移送装置は、工作機械を水平面
内で取り囲むように設けた移動路に沿ってテーブルを周
方向に移動可能としているため、工作機械に隣接して設
けた環状をなす移動路に案内させてテーブルを移動させ
る場合に比し、ワーク移送装置の設置上の省スペース化
を達成できる。
【0018】 又、テーブルが工作機械の回りに周方
向に移動できるため、従来のようにワーク受渡し用のス
テーションを設ける場合に比し、ワークの受渡しを迅速
になし得、従って、ワーク受渡しのための時間ロスを減
少させて生産性向上を期し得る。
【0019】 加えて、本発明に係るワーク移送装置
は、工作機械を水平面内で取り囲むように設けた移動路
に沿ってテーブルを周方向に移動可能としているため、
ワーク受渡しのための構造が簡素となり、移送装置の製
作コストの低減を期し得ることともなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク移送装置を示す斜視図である。
【図2】その平面図である。
【図3】環状支持体を回転可能とする構成を示す断面図
である。
【図4】ワーク移送装置の他の態様を説明する平面図で
ある。
【図5】図4に係るワーク移送装置におけるテーブル移
動の構成を示す断面図である。
【図6】従来のワーク移送装置を説明する平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ワーク移送装置 2 工作機械 3 移動路 5 環状支持体 7 テーブル 9 レール 10 支持台 11 受部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械を水平面内で取り囲むように、
    環状をなす移動路を設ける共に、ワークが固定されるテ
    ーブルの複数を、前記移動路に案内されて移動するよう
    に設け、各テーブルを、工作機械の加工部に対して所定
    位置で固定状態に停止可能としたことを特徴とする工作
    機械におけるワーク移送装置。
  2. 【請求項2】 工作機械を水平面内で取り囲むように設
    けた環状の移動路に支持させて配置した円環状の環状支
    持体を、その中心回りに水平面内で回転可能とし、該環
    状支持体には、その周方向に所要間隔を置いて、ワーク
    が固定されるテーブルの複数を固設し、該環状支持体の
    回転に伴って移動する各テーブルを、工作機械の加工部
    に対して所定位置で固定状態に停止可能としたことを特
    徴とする工作機械におけるワーク移送装置
  3. 【請求項3】 テーブルの固定は、前記移動路に付設し
    たシリンダのロッド上端部分を、該シリンダの伸長に伴
    い、前記テーブルに設けた係合部と嵌合状態に係合させ
    て行うことを特徴とする工作機械におけるワーク移送装
    置。
JP30941497A 1997-10-23 1997-10-23 工作機械におけるワーク移送装置 Pending JPH11123629A (ja)

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JP (1) JPH11123629A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076223B2 (en) 2000-04-04 2006-07-11 Denso Corporation Gain control device for packet signal receiver
JP2017154226A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 株式会社Subaru ワーク搬送システム、ワーク搬送方法及びワーク加工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076223B2 (en) 2000-04-04 2006-07-11 Denso Corporation Gain control device for packet signal receiver
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020108