JP2527658B2 - 溶接鉄骨仕口の製造方法 - Google Patents

溶接鉄骨仕口の製造方法

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JP2527658B2
JP2527658B2 JP3120709A JP12070991A JP2527658B2 JP 2527658 B2 JP2527658 B2 JP 2527658B2 JP 3120709 A JP3120709 A JP 3120709A JP 12070991 A JP12070991 A JP 12070991A JP 2527658 B2 JP2527658 B2 JP 2527658B2
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welding
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茂弘 森川
寛 畠山
正義 藤沢
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千代田興業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は主として建築用の構造
要素としての溶接鉄骨仕口を溶接ロボットで無人化加工
する製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の溶接鉄骨部材としての溶接鉄骨
仕口の製造方法は、溶接完了後のコアに所要の梁を仮付
けして溶接鉄骨仕口として仮組みし、仮組みした該仕口
を床面の基準位置に所要数配列し、配列完了後、軌道レ
ール上を走行する移動台車上に搭載した溶接ロボットで
仮組み部分を自動溶接していたものである。したがっ
て、溶接鉄骨仕口の位置決めに長時間を費す割りに位置
決め精度が悪く、また、溶接ロボットが移動するもので
あるため安全性に欠ける上、ロボットでのトーチ制御が
複雑となり、さらに多品種の場合は動作時間にロスが多
くなるなど能率の悪いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は上記にかん
がみ、加工上の安全性を確保すべく、溶接ロボットを固
定した際に、加工物である溶接鉄骨仕口と溶接ロボット
間に正確な授受を達成する行程を介在させて、該仕口の
能率的な製追方法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明の溶接鉄骨仕口
の製造方法は、多品種の溶接鉄骨仕口(以下、ワークと
いう。)を定置した溶接ロボットで無人化加工するシス
テムにおいて、ワークを搬送パレットに搭載する行程
と、 ワークを位置決め取着した搬送パレットを位置決め架台
に搭載する行程と、位置決め架台 より搬送パレットを無人搬送車で待機架台
へ移送する行程と、待機架台 より無人搬送車で溶接ロボットの溶接ポジショ
ナへ搬送パレットを移載する行程と、 溶接ポジショナ上でのワークの位置精度を補正してワー
クを自動溶接する行程と、 溶接の完了したワークを搬送パレットとともに溶接ポジ
ショナより無人搬送車で指定待機架台に移送する行程
と、待機架台 より無人搬送車により搬送パレットを位置決め
架台へ移載する行程とから成るものである。
【0005】
【作用】 仮組み溶接されたワークは搬送パレットに対
して位置決め取着され、搬送送パレットは製造ラインに
配置される位置決め架台待機架台に位置決め搭載さ
れ、無人搬送車との授受手段と正確に対応し、該無人搬
送車の授受手段が溶接ロボットの溶接ボジショナと正確
に対応する。
【0006】
【実施例】 本発明を実施例により説明すると図2に示
すようにコア1と梁2を十字状に仮組み溶接した溶接鉄
骨仕口3(以下、ワーク3という。)は工程1で図3に
示すように底面に対角線状に位置決め孔4を有する搬送
パレット5上に固定具6によって所定に位置決め取着さ
れ、ワーク3を取着した搬送パレット5は工程2で図4
に示すような位置決め架台(以下、セッティングステー
ションという。)7に位置決めピン8を前記位置決め孔
4に嵌入することにより位置決め搭載される。
【0007】 このセッティングステーション7は本実
施例では搬送パレット5を1個搭載させるものである
が、複数個搭載できるものや、或いはベルトコンベヤー
上にランダムに設置したワーク搭載の搬送パレット5を
ベルトコンベヤーの終端で適宜な姿勢に整列するなど他
の手段に置換できることは勿論である。
【0008】 セッティングステーションに位置決めさ
れて待機する搬送パレット5は工程3で図1に示すよう
に仮想線で示すホームポジションよりレール上を走行す
る無人搬送車9(以下、AGV9という。)に移載さ
れ、さらにレールに沿って一定に配列された待機架台
(以下、ストッカステーションという。)10へ移送搭
載される。
【0009】 セッティングステーション7からストッ
カステーション10へ移送される搬送パレット5は同一
ワーク3を搭載するものから異種混合状態でワーク3を
搭載するものまで種々であるが、各個のストッカステー
ション10に待機する各ワーク3は溶接ロボット11の
溶接プログラムに対応しているものである。
【0010】 したがって、工程4で溶接ロボット11
よりの要求でAGV9によりストッカステーション10
より搬送パレット5を図5に示すような溶接ロボット1
1の溶接ポジショナ12へ移載し、次いで、工程5で溶
接ポジショナ12上でのワーク3の位置精度を補正して
ワーク3を自動溶接し、工程6で溶接の完了したワーク
3を搬送パレット5とともに溶接ポジショナ12よりA
GV9で指定ストッカステーショソ10へ再度移載す
る。
【0011】 このようにトッカステーション10→溶
接ロボット11→ストッカステーション10と自動溶接
の予定サイクル数を完了してストックされたワーク3は
工程7で随時AGV9により搬送パレット5とともにセ
ッティングステーション7に搬出される。以上のように
工程3から工程7までは所定の制御プログラムによって
自動運転される。なお、工程5と工程6間に自動による
溶接トーチのクリーニング、消耗部品の保守、交換など
の作業工程が適宜実行される。
【0012】
【発明の効果】 以上説明したように本発明の溶接鉄骨
仕口の製造方法は溶接ロボットへの無人搬送車9による
ワーク3のローディング、アンローディングがワーク3
と一体の搬送パレット5を介して行うものであるから、
ワーク3の条件に拘わりなく制御条件は一定となり、ま
たワーク3の待機配列もワーク3と一体の搬送パレット
5を介してストッカステーション10とセッティングス
テーション7に位置決めするものであるから、無人搬送
車9による授受が一定条件で制御できることとなり、多
品種の溶接構造物を対象に能率的に製造できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施する製造ライン図である。
【図2】 ワークの斜視図である。
【図3】 ワークを搬送パレットに位置決め取着した状
態の斜視図である。
【図4】 セッティングステーションの斜視図である。
【図5】 溶接ロボットの斜視図である。
【符号の説明】
3 ワーク 5 搬送パレット 7 セッティングステーション 9 無人搬送車 10 ストッカステーション 11 溶接ロボット 12 溶接ポジショナ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多品種の溶接鉄骨仕口(以下、ワークと
    いう。)を定着した溶接ロボットで無人化加工するシス
    テムにおいて、 ワークを搬送パレットに搭載する行程と、 ワークを位置決め取着した搬送パレットを位置決め架台
    に搭載する行程と、位置決め架台 より搬送パレットを無人搬送車で待機架台
    へ移送する行程と、待機架台 より無人搬送車で溶接ロボットの溶接ポジショ
    ナへ搬送パレットを移載する行程と、 溶接ポジショナ上でのワークの位置精度を補正してワー
    クを自動溶接する行程と、 溶接の完了したワークを搬送パレットとともに溶接ポジ
    ショナより無人搬送車で指定待機架台に移送する行程
    と、待機架台 より無人搬送車により搬送パレットを位置決め
    架台へ移載する行程とから成る溶接鉄骨仕口の製造方
    法。
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KR19980039817A (ko) * 1996-11-28 1998-08-17 추호석 location pin에 의한 소재의 포인트 셋팅방법
JP4535830B2 (ja) * 2004-10-12 2010-09-01 株式会社神戸製鋼所 自動溶接装置による溶接方法

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