JPH11121923A - プリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板の製造方法

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JPH11121923A
JPH11121923A JP29501097A JP29501097A JPH11121923A JP H11121923 A JPH11121923 A JP H11121923A JP 29501097 A JP29501097 A JP 29501097A JP 29501097 A JP29501097 A JP 29501097A JP H11121923 A JPH11121923 A JP H11121923A
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JP
Japan
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hole
printed wiring
heat
wiring board
range
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JP29501097A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Isako
浩幸 伊迫
Shuichi Matsui
秀一 松井
Harumi Kubota
春實 久保田
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Lincstech Circuit Co Ltd
Original Assignee
Hitachi AIC Inc
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Publication date
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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アディティブ無電解銅めっき触媒を含有する
基板の表裏上に触媒を含有する接着剤層を有するプリン
ト配線板において、導電接続穴を有し、この孔上に表面
実装型部品を固定する小なる面積をもつ導体層を備える
ことにより、スルーホール設計の自由度や高速化対応、
高密度実装化及び低価格化対応等が可能なプリント配線
板の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 前記基板1Aに貫通孔4をレーザ光を用
い穿孔し、この孔内に無溶剤タイプの耐熱導電性ペース
ト5を充填し、この充填接続穴5Dの穴上に導体層5E
を設け、この表裏を電気的に接続する導電接続穴5Aを
形成、しかる後、この穴上の導体層5E面に表面実装型
部品9を固定可能なために、導体層小なる領域5Cが形
成でき、小スペース化とともに、導通化や導通接続穴5
A.スルーホール5Gの自由度や高密度実装化、高速化
対応及び低価格化対応が得られるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に用い
られるプリント配線板にて、表裏導体層間の電気的接続
をする導電接続穴の穴上導体層の小スペース化に係る製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器は、高度なパッケー
ジング技術を採用進展中において、プリント配線板に対
して低価格化とともに、高密度実装対応や高電気特性
(高速化対応など)が要求されている。以下、従来技術
の製造工程について、図4(a)〜(d)及び図5に基
づき、説明する。
【0003】まず、図4(a)に示すように、無電解銅
めっき触媒を含有するガラスエポキシ基板11の表裏上
に、触媒を含有した接着剤層12.13を塗布形成す
る。
【0004】次いで、図4(b)に示すように、ドリル
等を用いて、選択的に貫通孔14を穿孔する。
【0005】図4(c)に示すように、スミア除去を行
い、その後、孔14内に無電解銅めっき触媒を付与し、
スクリーン印刷法により基板11.12.13の表裏上
に所定厚みの無電解銅めっき用永久レジスト層15A.
15Bを塗布形成する。
【0006】図4(d)に示すように、クロム酸−硫酸
系混合溶液等の化学エッチング液により接着剤層12.
13を粗面化を行い、無電解銅めっきで貫通孔14孔内
を含む導体層16及び導通接続穴17を形成し、上記導
体層16の形成と同時に、表面実装型部品19を搭載す
る引き出し導体層18を形成、かつ半田流れ防止用永久
レジスト20C形成を備えることにより、導体層の大な
る領域18Aが得られる従来技術に係るプリント配線板
の製造方法21である。
【0007】次いで図5に示すように、前記図4(d)
に構成されている表面実装型部品19固定用の引き出し
導体層18を含む導体層の大なる領域18Aに、表面実
装型部品19を搭載し、クリーム半田20Aによって固
定する場合に、リフロー半田付工法では、ペースト状の
半田20Aが溶融する時、半田流れ防止用永久レジスト
20Cの上をオーバーして前記導通接続穴17の穴内に
半田20Aが流れ込み、表面実装型部品19の両端電極
部の半田20A量が不均一となり、電気的接続性に問題
が生じ、
【0008】また、導体層の大なる領域18Aを占有す
るため、導通接続穴17の小スペース化や高速化対応が
困難である従来の実施例に係るプリント配線板の製造方
法21である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術に係るプリント配線板21においては、表面実装
型部品19固定用の引き出し導体層18を導通接続穴1
7の穴外側に形成するため、図5に示すように導体層の
大いなる領域18Aを備える。これにより導通接続穴1
7の導体層16の小スペース化、高密度実装化等が困難
であり、かつ、前記表面実装型部品19固定用の大きい
面積をもつ引き出し導体層18を備えるために、高速化
(高電気特性)対応においても困難であるという問題を
もっていた。
【0010】従って、本発明は、上述の事情を鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、表面実装
型部品9の固定用導体層小なる領域5Cや低価格化対
応,高密度実装化及び高速化対応により優れたプリント
配線板の製造方法10を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント配線板
の製造方法10は、アディティブ無電解銅めっき触媒を
含有する基板1の表裏上に、触媒を含有する接着剤2.
3層を有する基板1Aを用い、この基板1Aに、選択的
に貫通孔4を有し、この孔4内に耐熱導電性ペースト5
を充填一体化形成、しかる後に、前記基板1Aの表裏上
にアディティブ無電解銅めっき用感光性永久レジスト層
6A.6Bを所定厚み形成後、アディティブ無電解銅め
っきによって、表裏の前記接着剤2.3層上に、所定厚
みの配線導体層5Bを0.9〜6.0μm/時間析出し
て形成、かつ、同時に表面実装型部品9用導体層5Eを
ほぼ軸線上の導電接続穴5A上に、一体化形成可能なた
め、従来技術で問題となっていた低価格化とともに、高
密度実装化や高速化対応などを解決しようとするもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のアディティブ無電解銅め
っき触媒を含有する基板1の表裏上に触媒を含有する接
着剤2.3層を有するプリント配線板にて、前記基板1
Aを用いて、この基板1Aに選択的にレーザー光照射ま
たはドリルを用いて貫通孔4を設け、この孔4の内壁を
デスミア処理を行い、その後、この孔4内に耐熱導電性
ペースト5を充填し、この孔4の内壁面に密着化させ、
一体化形成、しかる後に、前記基板1A表裏上にアディ
ティブ無電解銅めっき(温度:70±2℃、PH:1
2,0等)用感光性永久レジスト層(日立化成工業製商
品名:SR−3000)6A.6Bを所定厚み形成後、
前記基板1A表裏面の接着剤2.3層を粗面化し、アデ
ィティブ無電解銅めっきによって、配線導体層5Bを含
む、前記貫通孔4孔内に耐熱導電性ペースト5を充填さ
れている充填接続穴5Dの穴上に表面実装型部品9固定
用導体層5Eと導電接続穴5Aを形成し、導体層小なる
領域5Cを形成可能であり、低価格対応とともに、高密
度実装化や高電気特性(高速化対応など)等の従来技術
の問題点を解決できるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す図1,図2
(a)〜(c),図3(d)〜(g)図6,図7,図8
とに基づいて、具体的に説明する。
【0014】(実施例1)まず、図2(a)は、アディ
ティブ無電解銅めっき(日立エーアイシー株式会社製:
H−60A)触媒を含有する基板1の表裏上に触媒含有
した接着剤2.3層を備えた(板厚0.8mm,1.2m
m,1.44mm,日立化成工業製の商品名ACL−E−
168)ガラスエポキシ基板1Aを用い、この基板1A
は、高速化対応等により、低誘導率5.4以下、めっき
液汚染性0.5mA/cm2以上、はんだ耐熱性260〜
262℃等材料を用いる。
【0015】次いで、図2(b)に示すように、図2
(a)の基板1Aに選択的に穴上径4A.穴下径4Bφ
0.08mmで穴中央径4C,φ0.05mmの貫通孔4を
レーザー光照射を用いて穿孔する。この孔4をあける方
法は、例えば、レーザー加工として、炭酸ガスレーザ
ー,YAGレーザー及びエキシマレーザー等であるが本
発明の実施例では、イメージングで炭酸ガスレーザーが
好適で、選択的に貫通に穴4を穿孔する前に基板1A面
上を筒状治具を用い、加圧固定してそりを防止する工
程。
【0016】または、前記貫通孔4直径4A.4Bを
0.045〜0.4mmで穴中央径4C、0.04〜0.
3mmの範囲で好適径4A.4Bは、0.08〜0.2mm
で、かつ、この孔4の内壁表面4E粗さを4〜25μm
の範囲で、より好適は、10〜15μmの範囲が好まし
い。また、貫通穴4の各穴上径4A、穴下径4Bと穴中
央径4Cの差が±12%以内で貫通孔4壁面の穴の軸に
対するテーパ角4Dが4〜9度の範囲であるが、更に好
適テーパ角4Dは4〜6度範囲がよい。
【0017】次いで、図2(c)に示すように、前記貫
通孔4の内壁をデスミア処理、しかる後、この孔4内に
導体フィラーと耐熱熱硬化性樹脂硬化剤からなる無溶剤
の耐熱導電性ペースト5をスクリーン印刷法のスキージ
を使って充填し、温度約80℃にて仮乾燥する。その
後、前記充填した充填接続孔5Dの上下面にステンレス
板にて、約10kg/cm2の加圧を行い、耐熱導電性ペー
スト5の充填密度をあげた後、この表裏面を研磨機(ナ
イロンブラシ,φ1.0〜1.5mm,長さ8〜15mm)
または、レーザービームを用い、不要耐熱導電性ペース
ト5を除去して平坦化した。しかる後に、温度150℃
30分間連続ウィケット式乾燥炉で本乾燥し、前記接着
剤2,3層表面よりは耐熱導電性ペースト5表面が4μ
m以下の段差5Fに形成する。
【0018】また、前記無溶剤の耐熱導電性ペースト5
は、導体フィラーと耐熱熱硬化性樹脂硬化剤からなり、
この耐熱熱硬化性樹脂とは、例えば、エポキシ樹脂,変
性エポキシ樹脂,変性フェノール系樹脂,変性ポリイミ
ド樹脂で、これらから選ばれる少なくとも一つでよい。
【0019】また、前記導体フィラーとは、例えば、銅
粉,ニッケル粉,パラジウム粉,白金粉等で、これらか
ら選ばれる少なくとも一つでよく、この平均粒径は、
0.18〜35μmの範囲で、より好適な粒径は、4〜
10μmの範囲で、最も好適粒径は、約7.0μm程で
ある。上記の平均粒径は35μmを越えると導電性微粉
間の接点が不足して、電気密度の劣化により、導電性が
低下し、また上記の平均粒径が0.18μm未満では、
接触抵抗が増加して、導電性が低下するため、いずれも
適しなく、この粒径の形状は、球状もしくはフレーク状
が好ましい。
【0020】また、前記導体フィラーの含有量は、60
〜96重量%の範囲で、残部が耐熱熱硬化性樹脂とな
り、好適な含有量は、85〜90重量%であると電気の
伝導性をより高く保持できる。
【0021】また、前記導体フィラーの含有量が60重
量%未満では、アディティブ無電解銅めっきの析出性の
劣化によって導電性が低下し、また96wt%を越えると
耐熱熱硬化性樹脂と導体粉末(銅粉,ニッケル粉,パラ
ジウム粉,白金粉)との密着性を阻害し、いずれも適し
ていない。
【0022】次いで、図3(d)に示すように、前記図
2(c)の表裏接着剤2.3層上に、選択的に感光性永
久レジスト層6A.6Bを20〜39.9μmの範囲に
形成する。
【0023】また、上記の感光性永久レジスト層6A.
6Bとは、例えば、日立化成工業製で商品名、ネガ型の
感光性フィルム、フォテックSR−3000で、アディ
ティブ無電解銅めっき液の温度:70±2℃、PH:1
2.0,40時間に耐えるものを用いる。
【0024】また、上記の永久レジスト層6A.6Bの
SR−3000の現像液は、ジエチレングリコール,モ
ノブチルエーテル:200±20ml/l,水:800ml
/l,ホウ砂:8±2g/l,温度:40±2℃,水圧
スプレー圧:1.0〜1.5kgf/cm2,水温:10〜3
5℃,乾燥:70〜90℃/5〜10分間と、後露光は
高圧水銀灯:1〜2J/cm2であり、これを用いる。
【0025】図3(e)に示すように、粗面化を行い、
耐熱導電性ペースト5の硬化表面粗さを1〜5μmの範
囲に形成後アディティブ無電解銅めっきで、0.9〜
6.0μm/Hr析出で配線導体層5Bを含む前記充填接
続孔5Dの孔上に表面実装型部品9を固定する導体層5
Eを15〜39.8μm範囲の厚み形成し、導体層5E
と硬化5のピール強度1.0kg以上が得られ、表面実装
型部品9を固定する導体層5Eの小なる領域5Cを形成
でき、高密度実装化や高速化対応及び低価格対応が可能
なプリント配線板の製造方法10である。
【0026】次いで、図3(f)に示すように、前記図
3(e)の表裏面にはんだペースト7A.7Bを、約7
0μm程度メタール版を用い印刷形成する。
【0027】次いで、図3(g)に示すように、前記図
3(f)の表裏を温度340℃、0.5分間程フュージ
ングを行い、前記配線導体層5B及び孔上導体層5Eの
みに、はんだ被膜8を形成するプリント配線板の製造方
法10である。
【0028】次いで、図1は、本発明の実施例で、表面
実装型部品9を充填接続孔5Dの孔上導体層5E上には
んだ被膜8を形成し、これに表面実装型部品9を固定し
た模式図であり、これによって、従来技術においての部
品19固定用の引き出し導体層18は、必要なくなりま
た、導体層小なる領域5Cも得られ、高密度実装化及び
高速化対応が可能となり、また、貫通孔4の孔内に耐熱
導電性ペースト5を充填し、導電接続穴5Aを形成でき
るため、エッチング,銅めっきが不用になり低価格対応
も可能となり得たプリント配線板製造方法10である。
【0029】次いで、図6に示すように、基板1Aにイ
メージングで炭酸ガスレーザ光を照射行い貫通孔4を穿
孔する場合の模式説明図である(図2(b)参照のこ
と。)。この穴4を穿孔する場合に、穴上径4Aと穴中
央径4C及び穴下径4Bと穴中央径4Cの差が±12%
以内、また、貫通孔4壁面4Eの孔の軸に対するテーパ
角(θ)4Dが4〜9度範囲で加工する本発明の製造方
法10である。
【0030】次いで、図7に示すように、基板1Aに貫
通孔4を穿孔する場合に、ドリル径0.15〜0.4mm
を用いる製造方法であって、以後の製造工程を上記実施
例と同様に形成した本発明の製造方法10の模式説明図
である。
【0031】次いで、図8に示すように、一事例とし
て、基板1Aにイメージングにて、炭酸ガスレーザ光を
照射により、貫通孔4を穿孔、しかる後にこの孔4の内
壁にアディティブ無電解銅めっきを施し、導通接続穴5
Gを形成後この穴5G内に無溶剤型の耐熱導電性ペース
ト5を充てん形成した後にフォトパターン形成を行なっ
た製造方法であって、以後の製造工程を図3(d)〜
(g)と同様工程に形成した本発明の製造方法10の模
式説明図である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、貫通孔4の穿孔にレー
ザ光を照射する製造方法を用い、この孔内に無溶剤型の
耐熱導電性ペースト5を充てんしてなる充てん接続穴5
Dの穴上に表面実装型部品9用固定導体層5E形成して
得られる導電接続穴5Aを設けたことにより、従来の技
術の表面実装型部品9固定用大きい面積を占有する引き
出し導体層18をもつ大なる面積領域18Aは、必要な
くなり、これにより、電気的接続の高速化対応とともに
15%程の小なる面積領域5Cが可能になり、スルーホ
ール配置の自由度や、高密度実装化や低価格化対応も実
現できる製造方法10であり、産業上寄与する効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す模式断面図。
【図2】(a)〜(c)は、本発明の製造工程を示す断
面図。
【図3】(d)〜(g)は、本発明の製造工程を示す断
面図。
【図4】(a)〜(d)は、従来の製造工程を示す断面
図。
【図5】従来技術に係るプリント配線板に表面実装部品
を搭載した模式説明図。
【図6】本発明のレーザ加工貫通孔内壁形状の模式説明
図。
【図7】本発明の実施例で表面実装部品を搭載した模式
図。
【図8】本発明の実施例の模式図。
【符号の説明】
1…基板(触媒含有) 1A…基板(1と2.3を含
む) 2.3…接着剤(触媒含有) 4…貫通孔 4A…穴上
径 4B…穴下径 4C…穴中央径 4D…テーパ角 4E…内壁表面 5…無溶剤型耐熱導電性ペースト 5A…導電接続穴 5B…配線導体層(ランド) 5C…導体層小なる領域
5D…充填接続穴 5E…穴上導体層(ランド) 5F…段差 5G…導通
接続穴(スルーホール ) 6A.6B…永久レジスト層(感光性) 7A.7
B…はんだペースト 8…はんだ被膜 9…電極付表面実装型部品 10…本発明のプリント配線板の製造方法 11…基板(触媒含有) 12.13…接着剤(触媒含
有) 14…貫通孔 15A.15B…永久レジスト層 16…導体層(ラン
ド) 17…導通接続穴 18…引き出し導体層(ランド) 18A…導体層の大なる領域 19…電極付表面実装型
部品 20A…半田 20B…半田流れ不良 20C…半田流れ防止用永久レ
ジスト 21…従来技術に係るプリント配線板の製造方法
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】次いで、図3(f)に示すように、前記図
3(e)の表裏面にはんだペースト7A.7Bを、約7
0μm程度メタル版を用い印刷形成する。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント記線板
の製造方法10は、アディティブ無電解銅めっき触媒を
含有する基板1の表裏上に、触媒を含有する接着剤2.
3層を有する基板1Aを用い、この基板1Aに、選択的
に貫通孔4を有し、この孔4内に耐熱導電性ペースト5
を充填一体化形成、しかる後に、前記基板1Aの表裏上
にアディティブ無電解銅めっき用感光性永久レジスト層
6A.6Bを所定厚み形成後、アディティブ無電解銅め
っきによって、表裏の前記接着剤2.3層上に、所定厚
みの配線導体層5Bを0.9〜10.0μm/時間折
して形成、かつ、同時に表面実装型部品9用導体層5E
をほぼ軸線上の導電接続穴5A上に、一体化形成可能な
ため、従来技術で問題となっていた低価格化とともに、
高密度実装化や高速化対応などを解決しようとするもの
である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】次いで、図2(b)に示すように、図2
(a)の基板1Aに選択的に穴上径4A、穴下径4BΦ
0.08mmで穴中央径4C、Φ0.05mmの貫通孔
4をレーザー光照射を用いて穿孔する。この孔4をあけ
る方法は、例えば、レーザー加工として、炭酸ガスレー
ザー、YAGレーザー及びエキシマレーザー等であるが
本発明の実施例では、イメージングで炭酸ガスレーザー
が好適で、この波長は8〜12.0μmの範囲で9.3
〜9.4μmの範囲が好適であり、また選択的に貫通穴
4を穿孔する前に、基板1A面上を筒状治具を用い、加
圧固定してそりを防止する工程。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】図3(e)に示すように、粗面化を行い、
耐熱導電性ペースト5の硬化表面粗さを1〜5μmの範
囲に形成後アディティブ無雫解銅めっきで、0.9〜1
0,0μm/Hr折出で配線導体層5Bを含む前記充填
接続孔5Dの孔上に表面実装型部品9を固定する導体層
5Eを15〜39.8μm範囲の厚み形成し、導体層5
Eと硬化5のピール強度1.0kg以上が得られ、表面
実装型部品9を固定する導体層5Eの小なる領域5Cを
形成でき、高密度実装化や高速化対応及び低価格対応が
可能なプリント配線板の製造方法10である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アディティブ無電解銅めっき触媒を含有
    する基板(1)の表裏上に触媒を含有する接着剤
    (2).(3)層を有するプリント配線板において、前
    記基板(1A)を用いて、この基板(1A)に貫通孔
    (4)を有し、この孔(4)内に無溶剤型の耐熱導電性
    ペースト(5)を充填一体化形成し充填接続穴(5D)
    形成工程と、しかる後に、前記基板(1A)表裏上にア
    ディティブ無電解銅めっき用感光性永久レジスト層(6
    A).(6B)を所定厚み形成工程と、その後、アディ
    ティブ無電解銅めっきによって、表裏の接着剤(2).
    (3)層上に所定厚みの導体層(5B)を0.9〜6.
    0μm/時間で形成工程と、かつ、同時に表面実装部品
    (9)用導体層(5E)を充填接続穴(5D)穴上の表
    面をデスミア処理を行い、ほぼ軸線上に一体化接続形成
    により導電接続穴(5A)穴上に形成させる工程とを含
    むことを特徴とするプリント配線板の製造方法(1
    0)。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記無溶剤型の耐熱
    導電性ペースト(5)は、耐熱熱硬化性樹脂と導体フィ
    ラーからなり、この無溶剤型の耐熱熱硬化性樹脂は、エ
    ポキシ樹脂,変性エポキシ樹脂,変性フェノール系樹
    脂,変性ポリイミド樹脂等で、これらから選ばれる少な
    くとも一つでよく、また、この導体フィラーは、金粉,
    銅粉及びニッケル粉で、これらから選ばれる少なくとも
    一つでよく、この平均粒径は、0.18〜35μmの範
    囲で、フレーク形状または球形状でよく、かつ、前記導
    体フィラーの含有量は、60〜96重量%の範囲で、残
    部が前記耐熱熱硬化性樹脂と硬化剤で形成されている工
    程とを含むことを特徴とするプリント配線板の製造方法
    (10)。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記貫通孔(4)
    は、イメージングで炭酸ガスレーザー光照射またはドリ
    ルを用いて穿孔し、この孔(4)径を、0.045〜
    0.4mmの範囲、かつ、前記貫通孔(4)の内壁表面
    (4E)粗さを、4〜25μmの範囲にさせる工程を含
    むことを特徴とするプリント配線板の製造方法(1
    0)。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記貫通穴(4)
    は、穴上径(4A)と穴中央径(4C)及び穴下径(4
    B)と穴中央径(4C)の差が±12%以内、または、
    前記貫通穴(4)壁面の穴の軸に対するテーパ角(4
    D)が4〜9度の範囲にさせる工程とを含むことを特徴
    とするプリント配線板の製造方法(10)。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記耐熱導電性ペー
    スト(5)面と導電接続穴(5A)上導体層(5E)と
    のピール強度は、1.0kg以上得ることを特徴とするプ
    リント配線板の製造方法(10)。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記永久レジスト層
    (6A)(6B)の高さで20.0〜39.9μmの範
    囲、または前記無溶剤耐熱導電性ペースト(5)充てん
    導電接続穴(5A)の穴上金属膜(5E)は厚さ15.
    0〜39.8μmのアディティブ無電解めっき膜である
    ことを特徴とするプリント配線板の製造方法(10)。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記接着剤(2)
    (3)層表面よりは耐熱導電性ペースト(5)表面が4
    μm以下の段差(5F)に形成また前記デスミア処理に
    より耐熱導電性ペースト(5)の硬化表面粗さを1〜5
    μm範囲に形成させる工程とを含むことを特徴とするプ
    リント配線板の製造方法(10)。
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