JPH11119869A - メモリ及びカレンダのバックアップ方法とその回路 - Google Patents
メモリ及びカレンダのバックアップ方法とその回路Info
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- JPH11119869A JPH11119869A JP9285683A JP28568397A JPH11119869A JP H11119869 A JPH11119869 A JP H11119869A JP 9285683 A JP9285683 A JP 9285683A JP 28568397 A JP28568397 A JP 28568397A JP H11119869 A JPH11119869 A JP H11119869A
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- G06F11/14—Error detection or correction of the data by redundancy in operation
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カレンダとメモリのバックアップ時間を区別
して確保する。 【解決手段】 メモリ及びカレンダの双方のバックアッ
プに共用の第1副電池12と、主電源10により第1副
電池12を充電する充電回路11と、メモリ14のバッ
クアップ用電流を制御するメモリバックアップ制御回路
13と、カレンダ16のバックアップ専用の1次電池で
ある第2副電池15と、カレンダ16及び第2副電池1
5からメモリバックアップ回路側に流入する電流を阻止
するダイオード17とからなる。第2副電池は、充電回
路11により充電される2次電池であってもよい。ま
た、1個の副電池を用いて、その容量が所定の値に達す
るまではメモリとカレンダのバックアップに共用し、そ
れ以後はカレンダのバックアップのみに専用してもよ
い。
して確保する。 【解決手段】 メモリ及びカレンダの双方のバックアッ
プに共用の第1副電池12と、主電源10により第1副
電池12を充電する充電回路11と、メモリ14のバッ
クアップ用電流を制御するメモリバックアップ制御回路
13と、カレンダ16のバックアップ専用の1次電池で
ある第2副電池15と、カレンダ16及び第2副電池1
5からメモリバックアップ回路側に流入する電流を阻止
するダイオード17とからなる。第2副電池は、充電回
路11により充電される2次電池であってもよい。ま
た、1個の副電池を用いて、その容量が所定の値に達す
るまではメモリとカレンダのバックアップに共用し、そ
れ以後はカレンダのバックアップのみに専用してもよ
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ及びカレン
ダを有する装置において、交換、消耗等により主電源か
ら電流が供給されなくなったとき、メモリの記憶データ
及びカレンダの計時動作を保持するメモリ及びカレンダ
のバックアップの方法と回路に関する。
ダを有する装置において、交換、消耗等により主電源か
ら電流が供給されなくなったとき、メモリの記憶データ
及びカレンダの計時動作を保持するメモリ及びカレンダ
のバックアップの方法と回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリバックアップ用に1次電池
または2次電池を副電池として用いた携帯電話機やポー
タブルの情報端末等の携帯端末の製品が市販されてい
る。
または2次電池を副電池として用いた携帯電話機やポー
タブルの情報端末等の携帯端末の製品が市販されてい
る。
【0003】この副電池は、正常時の駆動電源である主
電源が充電や電池交換等のために取り外されたとき、
(1)次回の主電源オン時に動作状態を主電源オフ直前
の状態に復帰させるサスペンド・リジューム動作をさせ
たり、(2)メモリに記憶されている情報を保持したり
するため、あるいは(3)主電源の容量が消耗した後も
メモリに記憶された情報を保持するために用いられてい
た。
電源が充電や電池交換等のために取り外されたとき、
(1)次回の主電源オン時に動作状態を主電源オフ直前
の状態に復帰させるサスペンド・リジューム動作をさせ
たり、(2)メモリに記憶されている情報を保持したり
するため、あるいは(3)主電源の容量が消耗した後も
メモリに記憶された情報を保持するために用いられてい
た。
【0004】さらに、装置がカレンダを内蔵する場合
は、主電源から規定の電流供給がないときも時間カウン
トが継続されるように、このメモリのバックアップ用の
副電池によって、カレンダの時間をカウントする内部回
路のバックアップを行なっていた。
は、主電源から規定の電流供給がないときも時間カウン
トが継続されるように、このメモリのバックアップ用の
副電池によって、カレンダの時間をカウントする内部回
路のバックアップを行なっていた。
【0005】また、主電源オフ時に主メモリの内容が消
えたときの復活方法としては、次回の主電源オン時に、
データ、アプリケーションプログラム、OS等のシステ
ムプログラムなどの必要な情報を消えないエリアに格納
されたファイルからメモリにロードして動作を開始する
方式が、不揮発性メモリからのロード方式として例えば
特開平4−098473号等に開示されている。
えたときの復活方法としては、次回の主電源オン時に、
データ、アプリケーションプログラム、OS等のシステ
ムプログラムなどの必要な情報を消えないエリアに格納
されたファイルからメモリにロードして動作を開始する
方式が、不揮発性メモリからのロード方式として例えば
特開平4−098473号等に開示されている。
【0006】しかし、この不揮発性メモリからのロード
方式でも、主電池の交換の前後で上述のサスペンド・リ
ジューム動作を行なわせるためには、メモリ上に情報が
ロードされた状態でバックアップしておく必要があり、
副電池を必要とすることは上述の携帯端末と同様であ
る。
方式でも、主電池の交換の前後で上述のサスペンド・リ
ジューム動作を行なわせるためには、メモリ上に情報が
ロードされた状態でバックアップしておく必要があり、
副電池を必要とすることは上述の携帯端末と同様であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、1つ
の副電池を共用して、メモリとカレンダの両方のバック
アップを行なっていたので、副電池が消耗したときには
メモリとカレンダの両方が共に消えてしまうという問題
点があった。さらに、主電源が復活した後は、メモリに
関しては、次回の電源オン時に上述の不揮発メモリから
のロード方式などにより必要な情報をロードして動作さ
せることができるが、カレンダに関しては、改めて設定
しなおす必要があり、手間が掛かるという問題点があっ
た。
の副電池を共用して、メモリとカレンダの両方のバック
アップを行なっていたので、副電池が消耗したときには
メモリとカレンダの両方が共に消えてしまうという問題
点があった。さらに、主電源が復活した後は、メモリに
関しては、次回の電源オン時に上述の不揮発メモリから
のロード方式などにより必要な情報をロードして動作さ
せることができるが、カレンダに関しては、改めて設定
しなおす必要があり、手間が掛かるという問題点があっ
た。
【0008】また、不揮発メモリからのロード方式を採
用している装置の場合は、表1に示すように、主電池交
換中のサスペンド・リジュームのように、比較的大きな
バックアップ電流を必要とするがバックアップ時間は短
時間でよいメモリと、バックアップ電流は少なくてよい
が長期にわたって保持したいカレンダとを同一の副電池
でバックアップしているという問題点がある。
用している装置の場合は、表1に示すように、主電池交
換中のサスペンド・リジュームのように、比較的大きな
バックアップ電流を必要とするがバックアップ時間は短
時間でよいメモリと、バックアップ電流は少なくてよい
が長期にわたって保持したいカレンダとを同一の副電池
でバックアップしているという問題点がある。
【0009】
【表1】 対 象 所要電流 バックアップ期待期間 復活方法 メモリ 大 短時間(最大24時間) 不揮発メモリからの ロードによる カレンダ 小 長時間(5年以上) 日時を手入力により 再設定 本発明の目的は、上述の問題点を解消し、バックアップ
する対象に応じて夫々のバックアップ時間を確保できる
電源のバックアップ回路と方法を提供することにある。
する対象に応じて夫々のバックアップ時間を確保できる
電源のバックアップ回路と方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリとカレン
ダのバックアップ方法は、共用のバックアップ電源から
カレンダ用のバックアップ電源を分離し、メモリのバッ
クアップ停止後も分離したバックアップ電源によりカレ
ンダのバックアップを継続する。
ダのバックアップ方法は、共用のバックアップ電源から
カレンダ用のバックアップ電源を分離し、メモリのバッ
クアップ停止後も分離したバックアップ電源によりカレ
ンダのバックアップを継続する。
【0011】本発明のメモリとカレンダのバックアップ
回路は、メモリとカレンダの双方にバックアップ電流を
供給する第1の電源回路と、第1の電源回路の容量低下
に伴うメモリへのバックアップ電流の供給停止後にも、
カレンダには継続してバックアップ電流を供給する第2
の電源回路とを有する。
回路は、メモリとカレンダの双方にバックアップ電流を
供給する第1の電源回路と、第1の電源回路の容量低下
に伴うメモリへのバックアップ電流の供給停止後にも、
カレンダには継続してバックアップ電流を供給する第2
の電源回路とを有する。
【0012】この場合、第1の実施態様において、第1
の電源回路は、メモリ及びカレンダのバックアップに共
用の第1副電池と、第1副電池を充電する充電回路と、
メモリのバックアップ電流を制御するメモリバックアッ
プ制御回路とを有し、第2の電源回路は、カレンダのバ
ックアップ専用の第2副電池と、カレンダ及び第2副電
池からメモリのバックアップ回路側に流入する電流を阻
止するダイオードとを有する。この第2の副電池は、充
電不可能な1次電池でもよいが、充電回路により充電さ
れる再充電可能な2次電池が望ましい。
の電源回路は、メモリ及びカレンダのバックアップに共
用の第1副電池と、第1副電池を充電する充電回路と、
メモリのバックアップ電流を制御するメモリバックアッ
プ制御回路とを有し、第2の電源回路は、カレンダのバ
ックアップ専用の第2副電池と、カレンダ及び第2副電
池からメモリのバックアップ回路側に流入する電流を阻
止するダイオードとを有する。この第2の副電池は、充
電不可能な1次電池でもよいが、充電回路により充電さ
れる再充電可能な2次電池が望ましい。
【0013】また、第2の実施態様においては、1個の
副電池を用いて、第1の電源回路が、メモリ及びカレン
ダのバックアップに共用の副電池と、副電池を充電する
充電回路と、メモリのバックアップ用電流を制御するメ
モリバックアップ制御回路とを有し、第2の電源回路
が、副電池とメモリバックアップ制御回路との間に挿入
され、副電池の残存容量が所定の値以下となったことを
検出したとき、メモリへの供給を停止して、カレンダの
みにバックアップ電流を供給する副電池容量監視回路を
有する。
副電池を用いて、第1の電源回路が、メモリ及びカレン
ダのバックアップに共用の副電池と、副電池を充電する
充電回路と、メモリのバックアップ用電流を制御するメ
モリバックアップ制御回路とを有し、第2の電源回路
が、副電池とメモリバックアップ制御回路との間に挿入
され、副電池の残存容量が所定の値以下となったことを
検出したとき、メモリへの供給を停止して、カレンダの
みにバックアップ電流を供給する副電池容量監視回路を
有する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0015】図1及び図2は、副電池を2個とした本発
明の第1実施例の構成を示すブロック図である。
明の第1実施例の構成を示すブロック図である。
【0016】このバックアップ電源回路は、図1に示す
ように、装置の駆動電源である主電池10が取り外され
たとき、メモリ14とカレンダ16にバックアップ用の
駆動電流を供給する回路で、メモリ及びカレンダの双方
のバックアップ用の2次電池である第1副電池12と、
第1副電池12を充電する充電回路11と、メモリ14
のバックアップ用の電流を制御するメモリバックアップ
制御回路13と、カレンダ16のバックアップのみを専
用とする第2副電池15と、カレンダ16及び第2副電
池15からメモリのバックアップ回路側に流入する電流
を阻止するダイオード17とからなる。
ように、装置の駆動電源である主電池10が取り外され
たとき、メモリ14とカレンダ16にバックアップ用の
駆動電流を供給する回路で、メモリ及びカレンダの双方
のバックアップ用の2次電池である第1副電池12と、
第1副電池12を充電する充電回路11と、メモリ14
のバックアップ用の電流を制御するメモリバックアップ
制御回路13と、カレンダ16のバックアップのみを専
用とする第2副電池15と、カレンダ16及び第2副電
池15からメモリのバックアップ回路側に流入する電流
を阻止するダイオード17とからなる。
【0017】次に、この回路の動作について説明する。
【0018】通常は主電池10が充電回路11等を介し
てメモリ14とカレンダ16に電流を供給すると共に、
フローティングにより第1副電池12をその容量一杯の
B1に充電している。主電池10が取り外されると、第
1副電池12は、メモリバックアップ制御回路13を介
してメモリ14をバックアップすると共に、ダイオード
17を介してカレンダ16をバックアップする。第2副
電池15は、カレンダ16のみをバックアップする。
てメモリ14とカレンダ16に電流を供給すると共に、
フローティングにより第1副電池12をその容量一杯の
B1に充電している。主電池10が取り外されると、第
1副電池12は、メモリバックアップ制御回路13を介
してメモリ14をバックアップすると共に、ダイオード
17を介してカレンダ16をバックアップする。第2副
電池15は、カレンダ16のみをバックアップする。
【0019】バックアップ時の各副電池の放電特性は、
図3示すようになる。すなわち、主電池10が取り外さ
れた時点t0 の第1副電池12の電池容量をB1 、第2
副電池15の電池容量をB2 とすると、最初の時点t0
から第1副電池12の電池容量がなくなる時点t1 まで
の間は第1副電池12がメモリ14とカレンダ16をバ
ックアップして電池容量B1 を消耗する。この期間は、
メモリ14の内容及びカレンダ16の動作の双方が保証
され、しかも、カレンダ16のみをバックアップする第
2副電池15の電池容量B2 は殆ど消耗しない。また、
この期間中に主電池10が復活すると、第1副電池12
の充電が開始されて電池容量がB1 に戻される。
図3示すようになる。すなわち、主電池10が取り外さ
れた時点t0 の第1副電池12の電池容量をB1 、第2
副電池15の電池容量をB2 とすると、最初の時点t0
から第1副電池12の電池容量がなくなる時点t1 まで
の間は第1副電池12がメモリ14とカレンダ16をバ
ックアップして電池容量B1 を消耗する。この期間は、
メモリ14の内容及びカレンダ16の動作の双方が保証
され、しかも、カレンダ16のみをバックアップする第
2副電池15の電池容量B2 は殆ど消耗しない。また、
この期間中に主電池10が復活すると、第1副電池12
の充電が開始されて電池容量がB1 に戻される。
【0020】第1副電池12の電池容量B1 が消耗して
時点t1 に達すると、メモリ14のバックアップが失わ
れ、それ以後のメモリの内容は不定になる。しかし、カ
レンダ16の方は、第2副電池15によってその電池容
量B2 が消耗する時点t2 までバックアップされる。
時点t1 に達すると、メモリ14のバックアップが失わ
れ、それ以後のメモリの内容は不定になる。しかし、カ
レンダ16の方は、第2副電池15によってその電池容
量B2 が消耗する時点t2 までバックアップされる。
【0021】図1の第2副電池15は、1次電池と想定
して説明したが、図2に示すように、これを2次電池に
して、主電池10の稼働中に充電回路11により第1副
電池12と共に充電しておくことができる。
して説明したが、図2に示すように、これを2次電池に
して、主電池10の稼働中に充電回路11により第1副
電池12と共に充電しておくことができる。
【0022】これは、第2副電池15が1次電池の場合
は、1個の価格は安いが、第2副電池15によるカレン
ダ16の単独バックアップが間欠して繰り返し行なわれ
ると、2回目以後の第1副電池12の消耗した時点t1
における第2副電池15の初期電池容量B2 が漸次低下
し、残りのバックアップ有効期間が判らなくなるので、
残りの電池容量に余裕があっても第2副電池15を交換
してしまうことが多いという問題がある。
は、1個の価格は安いが、第2副電池15によるカレン
ダ16の単独バックアップが間欠して繰り返し行なわれ
ると、2回目以後の第1副電池12の消耗した時点t1
における第2副電池15の初期電池容量B2 が漸次低下
し、残りのバックアップ有効期間が判らなくなるので、
残りの電池容量に余裕があっても第2副電池15を交換
してしまうことが多いという問題がある。
【0023】そこで、第2副電池15を2次電池にし
て、装置の稼働中に充電回路11により充電しておく
と、カレンダ16の単独バックアップが何回も繰返され
てその都度第2副電池15の電池容量が低下しても、次
のカレンダ16の単独バックアップ開始時点t1 には、
第2副電池15の電池容量を常に所定の値B2 に維持す
ることができる。
て、装置の稼働中に充電回路11により充電しておく
と、カレンダ16の単独バックアップが何回も繰返され
てその都度第2副電池15の電池容量が低下しても、次
のカレンダ16の単独バックアップ開始時点t1 には、
第2副電池15の電池容量を常に所定の値B2 に維持す
ることができる。
【0024】また、メモリとカレンダのバックアップ用
電源を夫々専用に設けてもよいが、その場合は各電池が
他方とは独立に消耗するので、使用が長期間にわたると
きは、メモリのバックアップ停止時にカレンダのバック
アップが必ず継続されるとは限らない。従って、メモリ
のバックアップ停止後にカレンダのバックアップ継続を
保証するためには、両方の電池の消耗状態を随時点検し
て、消耗状態に応じて新品と交換する等の措置が必要で
ある。
電源を夫々専用に設けてもよいが、その場合は各電池が
他方とは独立に消耗するので、使用が長期間にわたると
きは、メモリのバックアップ停止時にカレンダのバック
アップが必ず継続されるとは限らない。従って、メモリ
のバックアップ停止後にカレンダのバックアップ継続を
保証するためには、両方の電池の消耗状態を随時点検し
て、消耗状態に応じて新品と交換する等の措置が必要で
ある。
【0025】次に、1つの副電池によりメモリとカレン
ダとを区別してバックアップする第2の実施例につい
て、図4及び図5により説明する。
ダとを区別してバックアップする第2の実施例につい
て、図4及び図5により説明する。
【0026】この実施例のバックアップ電源回路は、図
4に示すように、1つの副電池42と、副電池42の容
量を監視して、その結果により副電池42の出力をカレ
ンダ46とメモリ44に振り分ける副電池容量監視回路
48とを有する。
4に示すように、1つの副電池42と、副電池42の容
量を監視して、その結果により副電池42の出力をカレ
ンダ46とメモリ44に振り分ける副電池容量監視回路
48とを有する。
【0027】副電池容量監視回路48は、副電池42の
容量を監視して、副電池42の初期容量B0 が所定の値
B3 まで低下したことを検出すると、メモリバックアッ
プ制御回路43への電流供給を停止し、カレンダ46の
みのバックアップに切替える。これによって、図5に示
すように、副電池42が初期容量B0 から所定の値B3
まで低下して出力が切替えられる時点t1 迄はメモリと
カレンダの両方をバックアップし、切替え時点t1 以後
は、副電池42の容量が0になる時点t2 までカレンダ
のみをバックアップする。
容量を監視して、副電池42の初期容量B0 が所定の値
B3 まで低下したことを検出すると、メモリバックアッ
プ制御回路43への電流供給を停止し、カレンダ46の
みのバックアップに切替える。これによって、図5に示
すように、副電池42が初期容量B0 から所定の値B3
まで低下して出力が切替えられる時点t1 迄はメモリと
カレンダの両方をバックアップし、切替え時点t1 以後
は、副電池42の容量が0になる時点t2 までカレンダ
のみをバックアップする。
【0028】第2の実施例は、メモリのバックアップ期
間が副電池42の容量がB0 からB3 になるまでの間に
限定されるが、B3 に達する前に主電源が復活すること
が多い場合には、副電池が1個で済むという実装上の効
果があり、しかも副電池42の容量がB3 になったとき
以降はカレンダが従来よりも長い期間バックアップされ
る。
間が副電池42の容量がB0 からB3 になるまでの間に
限定されるが、B3 に達する前に主電源が復活すること
が多い場合には、副電池が1個で済むという実装上の効
果があり、しかも副電池42の容量がB3 になったとき
以降はカレンダが従来よりも長い期間バックアップされ
る。
【0029】また、上述の主電源は、いずれも電池を用
いる携帯型の装置の場合を想定して説明したが、本発明
は、交流の電源を用いる据置型の装置のバックアップ用
電源にも適用することができる。
いる携帯型の装置の場合を想定して説明したが、本発明
は、交流の電源を用いる据置型の装置のバックアップ用
電源にも適用することができる。
【0030】
【発明の効果】上述のように本発明は、メモリと共用の
バックアップ電源とカレンダ専用のバックアップ電源と
を設けることにより、メモリのバックアップ停止後もカ
レンダのバックアップを継続することができる効果があ
る。
バックアップ電源とカレンダ専用のバックアップ電源と
を設けることにより、メモリのバックアップ停止後もカ
レンダのバックアップを継続することができる効果があ
る。
【0031】また、メモリと共用の第1副電池と、カレ
ンダ専用の第2副電池とを備えることにより、副電池の
保守を容易にすることができ、かつ、メモリとカレンダ
の双方に各々が必要とする最適なバックアップ期間を確
保できる効果がある。
ンダ専用の第2副電池とを備えることにより、副電池の
保守を容易にすることができ、かつ、メモリとカレンダ
の双方に各々が必要とする最適なバックアップ期間を確
保できる効果がある。
【0032】また、副電池の容量を監視して、当初はメ
モリ及びカレンダのバックアップに共用し、残存容量が
所定値以下となったとき、メモリへの電流供給を停止し
てカレンダのみをバックアップすることにより、実装す
る副電池を1個とすることができる効果がある。
モリ及びカレンダのバックアップに共用し、残存容量が
所定値以下となったとき、メモリへの電流供給を停止し
てカレンダのみをバックアップすることにより、実装す
る副電池を1個とすることができる効果がある。
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第1実施例の副電池2が充電可能な2
次電池の場合の構成を示すブロック図である。
次電池の場合の構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例の副電池1,2の放電特性を示す図
である。
である。
【図4】本発明の第2実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図5】第2実施例の副電池の放電特性を示す図であ
る。
る。
【図6】本発明の第3実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
10,20,40 主電池 60 AC電源 11,21,41,61 充電回路 12,22 第1副電池 42,62 副電池 13,23,43,63 メモリバックアップ制御回路 14,24,44,64 メモリ 15,25 第2副電池 16,26,46,66 カレンダ 17,27 ダイオード 48,68 副電池容量監視回路
Claims (7)
- 【請求項1】 メモリ及びカレンダを有する装置の主電
源から電流供給が停止されたとき、共用のバックアップ
電源により前記メモリの記憶及びカレンダの計時動作を
保持するメモリ及びカレンダのバックアップ方法におい
て、 前記共用のバックアップ電源からカレンダ用のバックア
ップ電源を分離し、メモリのバックアップ停止後も前記
分離したバックアップ電源により、カレンダのバックア
ップを継続することを特徴とするメモリ及びカレンダの
バックアップ方法。 - 【請求項2】 メモリ及びカレンダを有する装置の主電
源から電流供給が停止されたとき、共用のバックアップ
電源により前記メモリの記憶及びカレンダの計時動作を
保持するメモリ及びカレンダのバックアップ回路におい
て、 前記メモリと前記カレンダの双方にバックアップ電流を
供給する第1の電源回路と、 前記第1の電源回路の容量低下に伴うメモリへのバック
アップ電流の供給停止後にも、カレンダには継続してバ
ックアップ電流を供給する第2の電源回路とを有するこ
とを特徴とするメモリ及びカレンダのバックアップ回
路。 - 【請求項3】 前記第1の電源回路が、前記メモリ及び
カレンダのバックアップに共用の第1副電池と、前記第
1副電池を充電する充電回路と、前記メモリのバックア
ップ電流を制御するメモリバックアップ制御回路とを有
し、 前記第2の電源回路が、前記カレンダのバックアップ専
用の第2副電池と、前記カレンダ及び第2副電池からメ
モリのバックアップ回路側に流入する電流を阻止するダ
イオードとを有する請求項2に記載のメモリ及びカレン
ダのバックアップ回路。 - 【請求項4】 前記第2の副電池が、再充電可能な2次
電池であって、前記充電回路により充電される請求項3
に記載のメモリ及びカレンダのバックアップ回路。 - 【請求項5】 第1の電源回路が、メモリ及びカレンダ
のバックアップに共用の副電池と、前記副電池を充電す
る充電回路と、前記メモリのバックアップ用電流を制御
するメモリバックアップ制御回路とを有し、 第2の電源回路が、前記副電池とメモリバックアップ制
御回路との間に挿入され、前記副電池の残存容量が所定
の値以下となったことを検出したとき、メモリへの供給
を停止して、カレンダのみにバックアップ電流を供給す
る副電池容量監視回路を有する請求項2に記載のメモリ
及びカレンダのバックアップ回路。 - 【請求項6】 請求項2に記載のメモリ及びカレンダの
バックアップ回路を含む主電源が直流の携帯型端末。 - 【請求項7】 請求項2に記載のメモリ及びカレンダの
バックアップ回路を含む主電源が交流の据置型装置。
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JP9285683A JPH11119869A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | メモリ及びカレンダのバックアップ方法とその回路 |
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