JPH0587623U - ポータブルコンピュータ - Google Patents
ポータブルコンピュータInfo
- Publication number
- JPH0587623U JPH0587623U JP2739192U JP2739192U JPH0587623U JP H0587623 U JPH0587623 U JP H0587623U JP 2739192 U JP2739192 U JP 2739192U JP 2739192 U JP2739192 U JP 2739192U JP H0587623 U JPH0587623 U JP H0587623U
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- power supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、RTCバッテリィに、システム電源
のオン/オフ状態に拘らず常時充電を行なう回路をもつ
構成としたことを特徴とする。 【構成】システム電源投入状態時に於いて、VCC電源が
逆流防止ダイオードD1を介してRTC回路17Aに動
作用電源として供給されるとともに、抵抗R1 を介して
RTCバッテリィ17Bに充電用電源として供給される
第1の電源供給回路と、システム電源遮断状態時に於い
て、バックアップ電源(VBK)が逆流防止ダイオードD
2 及び抵抗R2 を介してRTCバッテリィ17Bに充電
用電源として供給される第1の電源供給回路とを有し
て、RTCバッテリィ17Bに、システム電源のオン/
オフ状態に拘らず常時充電が行なわれる構成としたこと
を特徴とする。
のオン/オフ状態に拘らず常時充電を行なう回路をもつ
構成としたことを特徴とする。 【構成】システム電源投入状態時に於いて、VCC電源が
逆流防止ダイオードD1を介してRTC回路17Aに動
作用電源として供給されるとともに、抵抗R1 を介して
RTCバッテリィ17Bに充電用電源として供給される
第1の電源供給回路と、システム電源遮断状態時に於い
て、バックアップ電源(VBK)が逆流防止ダイオードD
2 及び抵抗R2 を介してRTCバッテリィ17Bに充電
用電源として供給される第1の電源供給回路とを有し
て、RTCバッテリィ17Bに、システム電源のオン/
オフ状態に拘らず常時充電が行なわれる構成としたこと
を特徴とする。
Description
【0001】
本考案はバッテリィ駆動可能なポータブルコンピュータに関する。
【0002】
バッテリィ駆動可能なポータブルコンピュータに於いては、従来、システム電 源投入状態時に、システム電源供給回路の電源を用いて、RTC(Real-Time Cl ock )装置の回路に動作用電源を供給するとともに専用電池(RTCバッテリィ )に充電電源を供給していた。この際、RTCの専用電池は、システム駆動に供 されるメインバッテリィに比べて電池容量が著しく小さく、従って充電電流はシ ステム消費電流に比し極く僅かであるが、小容量のため特性劣化が生じると短い 周期で充電を行なう必要がある。
【0003】 従って、従来では、システムを比較的短期間内で頻繁に使用している際は、そ のシステム稼働の都度、RTC装置の専用電池に充電が行なわれることから電源 遮断状態時に於いてもRTC回路が正常に動作し、保存データが失われることは ないが、長期間に亘って使用しないときは、RTC装置の専用電池が放電し、同 電池の過放電によりRTC回路の保存データが失われる。
【0004】
上記したように従来では、システム電源投入状態時にのみ、システム電源供給 回路の電源を用いてRTC装置の専用電池に充電電源を供給する構成であること から、長期間に亘ってシステム電源を遮断状態にしておくと、RTC装置の専用 電池が放電し、RTC専用電池の過放電によりRTC回路の保存データが失われ てしまうという問題があった。
【0005】 本考案は上記実情に鑑みなされたもので、長期間に亘りシステム電源が投入さ れない状態下に於いてもRTC装置がもつ専用電池の過放電を回避でき、これに よりRTC回路のデータ保存動作を常に正常に維持することのできるポータブル コンピュータを提供することを目的とする。
【0006】
本考案は、システム電源投入状態時にシステム電源供給回路の電源を受けてR TC装置の回路に動作用電源を供給するとともに上記RTC装置の専用電池に充 電用電源を供給する第1の電源供給回路と、システム電源遮断状態時にバックア ップ電源供給回路の電源を受けて上記RTC装置の専用電池に充電用電源を供給 する第2の電源供給回路とを有して、システム電源遮断状態時に於いてもRTC 装置の専用電池に充電を行なう構成としたことを特徴とする。
【0007】
上記構成により、システム電源投入状態時に於いてはシステム電源供給回路の 電源をもとにRTC装置の回路が動作するとともにRTC装置の専用電池が充電 制御され、システム電源遮断状態時に於いてはバックアップ電源供給回路の電源 をもとに上記RTC装置の専用電池が充電制御されることから、長期間システム が稼働されない場合であってもRTC専用電池の過放電を回避でき、これにより RTC回路のデータ保存動作を長期間に亘り常に正常に維持することができる。
【0008】
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
【0009】 図1は本考案の一実施例に於けるシステム全体の構成を示すブロック図、図2 は上記図1に示すマイクロプロセッサを用いた電源装置(インテリジェントパワ ーサプライ)41の構成を示すブロック図、図3は上記図1に示すRTC装置1 7の電源回路を示す図である。
【0010】 図に於いて、10はシステムバスであり、11乃至29はそれぞれ同システム バス10に接続される構成要素(コンポーネント)である。これらコンポーネン トのうち、11はシステム全体の制御を司るメインCPU、12はシステムファ ームウェアROM、13は主メモリを構成するRAM、14はDMAコントロー ラ(DMAC;Direct Memory Access Controller )、15は割込みコントロー ラ(PIC;Programmable Interrupt Controller )、16はインターバルタイ マ(PIT;Programmable Interval Timer )である。
【0011】 17は独自の動作用電池(RTCバッテリィ17B)をもつRTC(Real-Tim e Clock )装置であり、ここでは上記電池(RTCバッテリィ17B)にシステ ム電源のオン/オフに拘らず常時充電が行なわれるもので、その電源回路構成は 図3を用いて後述する。
【0012】 18は本体の専用カードスロットに挿抜可能な大容量の増設RAM、19はレ ジューム機能を実現するためのデータ保存域となるバックアップRAM、21は HDDインターフェイス(HDDーIF)、22はフロッピィディスクコントロ ーラ(FDC)、23はプリンタコントローラ(PRTーCONT)、24はU ART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter )、25はキーボード コントローラ(KBC)、26は表示コントローラ(DISPーCONT)、2 7はビデオRAM(VRAM)である。
【0013】 これらの構成要素には、システム電源投入状態時に於いて、後述するインテリ ジェントパワーサプライ(電源装置)より、VCC等の所定動作電源が供給される が、システム電源遮断状態時に於いて、上記構成要素のうち、RAM13の一部 メモリチップ、バックアップRAM19、ビデオRAM27等と、RTC装置1 7には、システム電源遮断状態時に於いて、インテリジェントパワーサプライ( 電源装置)より、バックアップ電源(VBK)が供給される。
【0014】 40は商用交流電源(AC)を整流・平滑して所定電位の直流動作用電源を得 る電源アダプタ(ACアダプタ)であり、パーソナルコンピュータ本体にプラグ イン接続される。
【0015】 41はパワーコントロールCPU(PCーCPU)44を備えたインテリジェ ントパワーサプライ(以下電源装置と称す)であり、システム電源を集中管理す る。この電源装置41の構成は図2を参照して後述する。 42はシステム電源をオン/オフ制御する電源スイッチである。 43Mは充電可能な電池により構成された、装置本体(PC本体)に着脱可能 なパック形式のメインバッテリィ(MーBAT)である。
【0016】 43Sは同じく充電可能な電池により構成された本体内蔵形のサブバッテリィ (SーBAT)であり、このサブバッテリィ(SーBAT)により、ここでは、 RAM13,増設RAM18,ビデオRAM25等にバックアップ電源(VBK) を供給するとともに、専用電池をもつRTC装置17にもバックアップ電源(V BK)を供給する。 図2は上記電源装置41の構成を示すブロック図である。 図中、42は電源スイッチであり、ここでは押下の都度、オン/オフ状態が繰 返される構成とする。
【0017】 44は電源のオン/オフ状態に拘らず、常時、電源の監視及び制御を実行して 、装置全体の電源を集中管理する、1チップマイクロコンピュータで構成される パワーコントロールCPU(PCーCPU)であり、内部バスを介して電源装置 41の各部の情報、及びメインCPU11の指示情報等を入力し、メインCPU 11の指示、内部の状態、外部の操作状態等により装置内各部の電源供給をコン トロールする。
【0018】 上記RTC装置17には、図3に示すように、電源装置41より、システム電 源投入状態時に、動作用VCC電源が供給され、システム電源遮断状態時にバック アップ電源(VBK)が供給される。
【0019】 動作用VCC電源は、逆流防止ダイオードD1 を介してRTC回路17Aに動作 用電源として供給されるとともに、抵抗R1 を介してRTCバッテリィ(RTC 専用電池)17Bに充電用電源として供給される。
【0020】 又、バックアップ電源(VBK)は、逆流防止ダイオードD2 、及び抵抗R2 を 介してRTCバッテリィ17Bに充電用電源として供給される。RTCバッテリ ィ17Bの電源はシステム電源遮断状態時に於いて逆流防止ダイオードD3 を介 してRTC回路17Aにバックアップ用(保存動作用)として供給される。即ち 、RTCバッテリィ17Bの充電状態電位はVCC電源より低位に設定されている ため、システム電源遮断状態時に於いてのみRTC回路17Aに供給される。
【0021】 上記したような構成により、システム電源投入状態時に於いては、電源装置4 1より、RTC装置17に動作用VCC電源が供給され、このVCC電源が逆流防止 ダイオードD1 を介してRTC回路17Aに動作用電源として供給されるととも に、抵抗R1 を介してRTCバッテリィ17Bに充電用電源として供給される。
【0022】 又、システム電源遮断状態時に於いては、電源装置41より、RTC装置17 にバックアップ電源(VBK)が供給され、この電源(VBK)が、逆流防止ダイオ ードD2 、及び抵抗R2 を介してRTCバッテリィ17Bに充電用電源として供 給される。
【0023】 これにより、RTCバッテリィ17Bには、システム電源のオン/オフ状態に 拘らず常時充電が行なわれることから、システムを長期に亘って使用しない場合 であっても(システム電源の投入間隔が開いても)RTCバッテリィ17B(R TC専用電池)の過放電を回避でき、これによりRTC回路のデータ保存動作を 長期間に亘り常に正常に維持することができる。
【0024】 尚、上記した実施例では、サブバッテリィ(SーBAT)43Sの電源をもと に生成されたバックアップ電源(VBK)を用いてシステム電源遮断状態時にRT Cバッテリィ17Bに充電を行なっているが、これに限らず、例えばメインバッ テリィ(MーBAT)43Mをもとに生成されたプ電源を用いてシステム電源遮 断状態時にRTCバッテリィ17Bに充電を行なう構成であってもよく、この際 は、他のメモリバックアップもメインバッテリィ(MーBAT)43Mで行なう ことにより、サブバッテリィ(SーBAT)43Sを省略できる。
【0025】
以上詳記したように本考案によれば、システム電源投入状態時にシステム電源 供給回路の電源を受けてRTC装置の回路に動作用電源を供給するとともに上記 RTC装置の専用電池に充電用電源を供給する第1の電源供給回路と、システム 電源遮断状態時にバックアップ電源供給回路の電源を受けて上記RTC装置の専 用電池に充電用電源を供給する第2の電源供給回路とを有して、システム電源遮 断状態時に於いてもRTC装置の専用電池に充電を行なう構成としたことにより 、システム電源投入状態時に於いてはシステム電源供給回路の電源をもとにRT C装置の回路が動作するとともにRTC装置の専用電池が充電制御され、システ ム電源遮断状態時に於いてはバックアップ電源供給回路の電源をもとに上記RT C装置の専用電池が充電制御されることから、長期間システムが稼働されない場 合であってもRTC専用電池の過放電を回避でき、これによりRTC回路のデー タ保存動作を長期間に亘り常に正常に維持することができる。
【図1】本考案の一実施例に於けるシステム全体の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】上記図1に示すマイクロプロセッサを用いた電
源装置(インテリジェントパワーサプライ)41の構成
を示すブロック図。
源装置(インテリジェントパワーサプライ)41の構成
を示すブロック図。
【図3】上記図1に示すRTC装置17の電源回路を示
す図。
す図。
17…RTC装置、17A…RTC回路、17B…RT
Cバッテリィ(RTC専用電池)、41…電源装置(イ
ンテリジェントパワーサプライ)、D1 ,D2,D3 …
逆流防止ダイオード、R1 ,R2 …抵抗、VBK…バック
アップ電源。
Cバッテリィ(RTC専用電池)、41…電源装置(イ
ンテリジェントパワーサプライ)、D1 ,D2,D3 …
逆流防止ダイオード、R1 ,R2 …抵抗、VBK…バック
アップ電源。
Claims (1)
- 【請求項1】 システム電源投入状態時にシステム構成
要素に動作用電源を供給するシステム電源供給回路と、
システム電源遮断状態時にバックアップ用メモリを含む
特定のシステム構成要素にバックアップ用電源を供給す
るバックアップ電源供給回路と、専用電池をもつRTC
装置と、システム電源投入状態時に上記システム電源供
給回路の電源を受けて上記RTC装置の回路に動作用電
源を供給するとともに上記専用電池に充電用電源を供給
する第1の電源供給回路と、システム電源遮断状態時に
上記バックアップ電源供給回路の電源を受けて上記RT
C装置の専用電池に充電用電源を供給する第2の電源供
給回路とを具備してなることを特徴とするポータブルコ
ンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2739192U JPH0587623U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ポータブルコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2739192U JPH0587623U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ポータブルコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587623U true JPH0587623U (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=12219766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2739192U Pending JPH0587623U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ポータブルコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0587623U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11119869A (ja) * | 1997-10-17 | 1999-04-30 | Nec Corp | メモリ及びカレンダのバックアップ方法とその回路 |
JP2021089755A (ja) * | 2016-06-28 | 2021-06-10 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体集積回路 |
JP2022095751A (ja) * | 2016-06-28 | 2022-06-28 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体集積回路 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP2739192U patent/JPH0587623U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11119869A (ja) * | 1997-10-17 | 1999-04-30 | Nec Corp | メモリ及びカレンダのバックアップ方法とその回路 |
JP2021089755A (ja) * | 2016-06-28 | 2021-06-10 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体集積回路 |
JP2022095751A (ja) * | 2016-06-28 | 2022-06-28 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体集積回路 |
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