JPH0328914A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

Info

Publication number
JPH0328914A
JPH0328914A JP1163199A JP16319989A JPH0328914A JP H0328914 A JPH0328914 A JP H0328914A JP 1163199 A JP1163199 A JP 1163199A JP 16319989 A JP16319989 A JP 16319989A JP H0328914 A JPH0328914 A JP H0328914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
display
state
power supply
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1163199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2724211B2 (ja
Inventor
Kazuo Akashi
明石 一男
Hiromi Kiyomiya
清宮 博己
Yuji Yamanaka
山中 勇二
Koichiro Takeguchi
竹口 浩一郎
Nobuyuki Minamino
南野 伸之
Toshimitsu Saito
敏満 斉藤
Shuzo Nakajima
中島 修三
Jiyunko Konno
今野 潤子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15769163&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0328914(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1163199A priority Critical patent/JP2724211B2/ja
Publication of JPH0328914A publication Critical patent/JPH0328914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2724211B2 publication Critical patent/JP2724211B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、携行が容易で、かつ充電可能な内蔵バッテリ
ィにより動作可能なパーソナルコンピュータシステムに
関する。
(従来の技術) 近年、携行が容易で、かつ充電可能な内蔵バッテリィに
より動作可能なパーソナルコンピュータが広く普及し、
機能及び性能も急速に向上してきた。
この種コンピュータシステムに於ける課題としては、広
範囲に亘る使用者を対象としたとき、装置自体が自装置
の状態を常に認識して装置を常に正常な状態に保つ機能
、異常発生時のデータ保存機能、システム立上げ時等に
於けるオペレータ操作の簡素 化、操作機構(スイッチ類等)の簡素化、内蔵バッテリ
ィ電源の電力消費量低減化等が挙げられる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記課題を解決して、高度の機能及び性能を有
し、広範囲に亘る使用者を対象に、容易に操作が可能な
信頼性の高い情報処理機能をもつコンピュータシステム
を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用)本発明は、携行
が容易で、かつ充電可能な内蔵バッテリィにより動作可
能なパーソナルコンピュータシステムに於いて、プログ
ラムが格納されるメモリから命令を得て、システムバス
に接続される複数のユニットを制御し、システム全体の
制御を司るメインCPUと、マイクロプロセッサを内蔵
し、同プロセッサの制御により常時スキャンを行ない、
入力情報を非同期に上記メインCPUへ転送するキーボ
ードユニットと、マイクロプロセッサを内蔵し、充電可
能なバッテリィでなる電源バックを備えて、上記内蔵マ
イクロプロセッサに常時電源を供給し、同プロセッサの
制御により電源オフ時を含めて電源状態を常時監視し、
上記メインCPUとの間で電源及び装置の状態情報を交
換し、内蔵バッテリィの充電制御を含む内部電源制御を
実行する電源ユニットと、同電源ユニットの電源状態情
報に従い装置内部の特定情報が格納されるバックアップ
メモリとを備えてなる構或としたもので、これにより、
装置自体が自装置の状態を常に認識して装置を常に正常
な状態に保つことができ、例えば、内蔵バッテリィの放
電状態を認識していない状態で使用したときデータ保存
が行なえなくなる不都合、又は携行中に電源スイッチが
操作され内蔵バッテリィにより動作して、実際の使用時
に動作不可能になってしまう不都合等を解消できる。
又、本発明は、レジューム機能の有効/無効を設定する
手段と、上記電源ユニットの内蔵マイクロプロセッサが
バッテリィ放電状態を検出したとき上記レジューム機能
の設定内容に拘らずレジューム機能を強制的に有効化す
る手段とを備えてなる構或としたもので、これにより、
装置の異常発生時に於けるデータ保存機能を確立でき、
レジューム機能の有効/無効化設定手段を実現し高機能
化を図りつつ、装置の信頼性を高めることができる。
又、本発明は、電源オフ時にバックアップ電源が供給さ
れるRAMを有し、装置終了に際して、上記RAMに、
実行中のオペレーティングシステムを格納する手段をも
つ構戊としたもので、これにより、システム立上げの都
度、フロッピィディスク等の外部記憶からオペレーティ
ングシステムを読込む処理及び操作を不要にして、シス
テム立上げ時に於けるオペレータ操作の簡素化、及びシ
ステムの高速立上げが実現できる。
又、本発明は、キー入力が無い時間を計時し、同時間が
設定時間に達したとき表示部への特定電源(例えばLC
Dのバックライト電源)の供給を停止する手段、及びメ
インCPUが外部割込み持ちのアイドル状態に入ったと
きCPUクロックを停止する手段をもつ構或としたもの
で、これにより、内蔵バッテリィ電源の電力消費量を大
幅に低減でき、内蔵バッテリィ電源による無駄のない長
時間の使用が可能になる。
又、本発明は、セットアップ処理に、少なくともノーマ
ル表示/リバース表示、又は機器接続状態の設定手段を
もつ構成としたもので、これにより、マニュアル操作ス
イッチを設けることなく、ノーマル表示/リバース表示
の設定機能、機器接続状gA−s−pRr)の設定機能
等を実現でき、操作機構(スイッチ類等)を簡素化して
、操作の容易化と装置のより小形化が図れる。
又、本発明は、キーボードを設けた本体上で所定の回動
範囲をもって表示部筐体が開閉する筐体構造に於いて表
示部筐体が閉塞状態にあるとき、電源スイッチの操作に
伴う電源のオン/オフ処理を無効化する手段を電源ユニ
ットにもっ構或としたもので、二れにより、携行中等に
於いて誤って電源スイッチが操作された際等に於ける意
図しない電源スイッチ操作に伴う不都合を解消できる。
又、本発明は、電源状態を含む装置の状態を表示する複
数の表示部を有し、特定の表示部は電源オフ時に於いて
も状態表示を行なう構或としたもので、これにより、例
えば電源オフ状態にある際も内蔵バッテリィ電源の充放
電状態等を外部へ表示でき、オペレータに認識させるこ
とができるので、装置を常に正常な状態に保つことがで
きる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に於けるシステム構成を示す
ブロック図である。
第1図に於いて、10はメインCPUIIを含む各種の
システム構成要素相互の間を接続するシステムバスであ
り、10Aはバスドライバ(BUS−DRV)、IOB
はバスコントローラ(BUS−CNT)である。11は
システム全体の制御を司るメインCPUであり、ここで
は、動作クロックの切替えにより2種の動作速度(高速
クロック動作モード/低速クロック動作モード)を選択
でき、第7図乃至第10図に示すセットアップ処理とそ
れに付随する処理(表示自動停止処理、表示ノーマル/
リバース制御処理、機器接続設定処理)、更には第12
図乃至第15図に示すようなレジューム( RESU1
4B)処理と七れに付随する処理(NM I処理、シス
テムブート処理)等を実行する。このCPULLは後述
する電源回路30のパワーコントロールC P U 3
0GからみたときホストCPUとなる。
12はCPUIIの制御の下にアクセスされる、固定プ
ログラム等が格納されるROM (SMS−ROM)で
ある。
13は処理対象となるプログラム、データ等が格納され
るRAM (SMS−RAM)であり、ここでは、第1
6図(a)乃至(c)に示すように、1.5MMBで構
成され、そのうち、640KBを主メモリ131、残る
896KBを所謂ハードRAM (EMS方式)l32
として、システム終了時に、OS (MS−DOS)を
主メモリ131からハードR’AM132にセーブし、
システム立上げ時に、ハードR A M 132から主
メモリ131ヘロードして、システムの高速スタートを
実現している。
14は、ダイレクトメモリアクセス制御を行なうDMA
コントローラ( D M A C ; Direct 
MeIloryAccess Controller 
) 14A ,プログラムにより設定可能な割込みコン
トローラ( P I C ; Programsabl
e Interrupt Controller ) 
14B s独自の動作用電池をもつ時計モジュール( 
R T C ; Real−TjIIe Clock 
) t4c %フロッピィディスクコントローラ(FD
C)140,人出力インターフエイス(UART .υ
niversal Asynchronous Rec
eiver/Trans+sltter ) 14E等
を設けてなるS I (Super Integrat
ion )である。 l5はレジューム機能を実現する
ためのデータ保存域となるバックアップRAMであり、
電源オフ時に於いてバックアップ電源( V BK)が
供給される。
16は本体の専用カードスロットに挿抜可能なICメモ
リカードを使用した拡張RAMであり、電源オフ時に於
いてバックアップ電源( V BK)が供給される。
l7はゲートアレイ( GA)で構成されたメモリコン
トローラ(EMC)であり、RAMl3、拡張RAMI
O、更には漢字ROM18等をアクセス制御するもので
、ここでは、後述する電源回路(第2図参照)30をシ
ステムバス10を介してCPUIIにインターフエイス
接続するための電源制御インターフェイス機能をもつ。
l8は漢字文字コードから漢字文字パターンを得る漢字
ROM.l9は仮名/漢字変換辞書等を実現する辞書R
OMである。21はにら制御部(10−CNT)、22
は入出力ボー} (IO−PORT)であり、フロッピ
ィディスクドライブ(FDD)、プリンタ(PRT)等
の人出力装置を制御対象とする。
23はマイクロプロセッサ(KB−CPU)を内蔵し、
同プロセッサの制御により常時スキャンを行ない、入力
情報を非同期に上記メインCPUIIへ転送するキーボ
ードユニット(K B)である。
24は表示コントローラ(D I SP−CNT)であ
り、ビデオRAM (V−RAM)25、キャラクタジ
エネレータ(CG−ROM)をアクセス制御して表示出
力データを得る。25は表示コントローラ24によりア
クセスされるビデオRAM (V−RAM)であり、電
源オフ時に於いてバックアップ電源( V BK)が供
給される。
29は商用交流電源(AC)を整流・平滑して所定電位
の直流動作用電源を得る電源アダプタ(以下ACアダプ
タと称す)であり、パーソナルコンピュータ本体にプラ
グイン接続される。
30はパワーコントロールCPU (PC−CPU)を
備えたインテリジェントパワーサプライ(以下電源回路
と称す)であり、この電源回路30の構成は第2図を参
照して後述する。31Aは充電可能な電池により構成さ
れたパック形式の着脱自在なメインバッテリィ(M−B
ATT) 、31Bは同じく充電可能な電池により構或
された本体内蔵形のサブバッテリィ (S−BATT)
である。
32はフロッピィディスクコントローラ14Dに接続さ
れる、装置本体内に設けられたフロッピィディスクドラ
イブ(INT−FDD) 、33は入出力インターフエ
イス14Bに必要に応じて接続される1?s−232C
インターフエイス機器である。34は拡張ユニットが選
択的に接続される拡張用コネクタである。35はローバ
ッテリィ状態を含む電源異常状態、装置の異常状態等を
ビープ( beep)によって報知するためのスビーカ
(SFX)であり、ここではバスコントローラIOHの
出力信号により駆動制御される。
35はキーボードコントローラ23に接続されるキ−ボ
ードユニット(KB)、37は表示コントローラ24に
接続される、バックライト付きのLCD表示部である。
301,  303はそれぞれ電源回路30に接続され
るスイッチであり、このうち、301は押し釦式の電源
スイッチである。303は第5図に示すような装置構造
に於いて、表示部筐体の開閉状態を検出するディスプレ
イ開閉検出スイッチであり、ここでは表示部筐体がキー
ボードユニット3c上に開いた状態のときスイッチオフ
、閉じた状態のときスイッチオンになるものとする。
第2図は上記電源回路30の構成を示すブロック図であ
る。
図中、301は電源スイッチ、302はリセットスイッ
チ、303はディスプレイ開閉検出スイッチ、304は
拡張ユニットに設けられる準備完了設定スイッチである
。305はこれら各スイッチ301 , 302 , 
303 , 304の状態、及び後述するパワーコント
ロールC P U 30Bの設定情報を保持するパラレ
ルI/Oである。
306は装置全体の電源を集中管理するパワーコントロ
ールCPUであり、内部バス307を介して電源回路各
部の情報、及びメインCPUIIの指示情報等を入力し
、メインC P U 11の指示、内部の状態、外部の
操作状態等により装置内各部の電源供給をコントロール
するもので、第3図及び第4図に示すような処理機能を
もつ。
308はLCD表示部37のバックライト電源(バック
ライト光量)をコントロールするバックライトコントロ
ール回路であり、光量調整用可変抵抗器の設定状態に応
じたバックライト駆動電源を出力し、セットアップ画面
で表示自動停止機能が設定されているときはパワーコン
トロールCPU306の制御の下に選択的にバックライ
ト電源を遮断する。
3091LバワーコントロールC P U 306の制
御の下に、電源投入状態及び動作速度表示用LED(m
5図(a)のLL ) 、ロウバッテリィ状態表示用L
ED (第5図(a)のL2 ) 、ACアダプタ接続
状態表示用LED (第5図(a)のL3)等を含む各
種のLEDを点灯駆動制御するLEDドライバであり、
ここでは、各LEDに、赤と緑の2色表示が可能なもの
を用い、その一方又は双方を選択的にドライブ制御して
、色別表示を行なっている。即ち、具体例を挙げると、
LED (Ll)は、電源投入状態で、かつ高速クロツ
ク動作時に緑色点灯駆動され、低速クロック動作時に赤
色点灯駆動される。又、LED(L2)は、ロウバッテ
リィ状態時に赤色点滅駆動され、急速充電状態時に橙(
赤+緑)色点灯駆動され、充電完了状態時に緑色点灯駆
動される。又、LED(L3)は、ACアダプタ29の
有効接続状態時に赤色点灯駆動され、ACアダプタ29
の有効接続状態下で、かつ電源回路30の異常状態時に
赤色点滅駆動される。
310はパワーコントロールC P U 30Bから出
力されたディジタル量のチャージコントロールデータを
アナログ量の信号に変換しメインバッテリィ31A用の
チャージユニット311に供給するD/A変換器である
。311はパワーコントロールCPU306の制御の下
にD/A変換器310より出力されるチャージコントロ
ール信号に従いメインバッテリィ31^をチャージする
チャージユニットである。
312はメインバッテリィ31Aのチャージ電流を含む
装置内の総合電流を検出する電流検出器である。
314は装置内の回路に流れる電流(バックアップ電流
を除く)を検出する電流検出器である。315は電流検
出器314を経たACアダプタ29の電源又はメインバ
ッテリィ3l^の電源から装置内の各部動作電源を得る
DC−DCコンバータである。31Gは電流検出器31
2 , 314の各検出電流値、メインバッテリィ31
^の出力1K圧、DC−DC:lンバータ315の出力
電圧等をディジタルデータとしてパワーコントロールC
 P U 30Bに供給するためのアナログ/ディジタ
ル変換を行なうA/D変換器である。317はパワーコ
ントロールC P U 30BとメインCPUIIとの
間で情報を送受するためのシリアルI/Oである。31
8はサブバッテリィ31Bをチャージするチャージユニ
ットである。319はメインバッテリィ3l^とサブバ
ッテリィ31Bの各電源を受けてバックアップ電ill
@(VBK)を得るDC−DCコンバータである。
第3図及び第4図はそれぞれパワーコントロルC P 
U 30Bの処理フローを示すフローチャートである。
このうち、第3図はバワーオフ時の処理ルーチンを示し
、第4図はバワーオン時の処理ルーチンを示す。
第5図は本発明の一実施例に於ける装置の外蜆構成を示
したもので、同図(a)は表示部(ディスプレイ)筐体
が開いた状態を示す斜視図、同図(b)は表示部(ディ
スプレイ)筐体が閉じられた状態を示す斜視図である。
第5図に於いて、lは装置本体、laは押し釦式電源ス
イッチ301の操作釦301aを囲むように装置本体1
の側面に突出形成された障壁部である。この障壁部ia
により、携行中等に誤って電源スイッチ301が操作さ
れる不都合な状態を回避し、意識的に抑圧操作した時の
みスイッチ操作が可能な構造としている。又、L1,L
2,L3はそれぞれドライバ309により表示ドライブ
されるLEDである。このうち、Llは電源投入状態及
び動作速度表示用のLED,L2はロウバッテリィ状態
表示用のLEDSL3はACアダプタ接続状態表示用の
LEDであり、それぞれ装置本体lに形成された直方状
突出部tbの前壁部と土壁部で形威される稜部に前壁部
と土壁部にかかって配列された逆L字状表示窓の内部に
設けられる。従って上記各LEDの表示状態は表示部筐
体が開いているときだけでなく表示部筐体が閉じている
ときでも容易に外部から識別できる。
第6図は上記実施例に於けるLEDの状態表示例を示す
図である。
第7図乃至第10図はそれぞれCPUIIの制御の下に
実行されるセットアップ処理とそれに関係する処理の各
ルーチンを示すフローチャートであり、このうち、第7
図はセットアップ処理ルーチンを示し、第8図は表示自
動停止処理ルーチンを示し、第9図は表示ノーマル/リ
バース処理ルーチンを示し、第10図は機器接続(A−
B−PRT)処理ルーチンを示す。
第11図は上記実施例に於けるセットアップ画面の一例
を示す図である。
第12図は上記実施例に於ける電源異常時のレジューム
処理を含むレジューム処理手段を説明するためのブロッ
ク図である。
第12図に於いて、セットアップ時等に於けるレジュー
ム設定手段により、レジューム機能の“有効/無効1が
設定されると、そのレジューム設定内容がメインCPU
IIの管理するレジュームモードフラグに保持され(第
13図参照)、その保持内容がシステムの立ち上げ、動
作終了等の度に参照される(第14図,第15図参照)
一方、電源回路30に設けられたパワーコントロールC
 P U 30Bは、装置電源のオン/オフ状態に拘ら
ず、常時、装置内部の電源状態を監視して、ローバッテ
リィ状態を含む電源異常を検出すると、電源異常の発生
とその内容を示す電源異常情報を電源制御インターフエ
イス機能をもつメモリコントローラl7に出力する(第
3図及び第4図参照)。
電源制御インターフェイス機能をもつメモリコントロー
ラl7は上記電源異常情報を受けると、その電源異常情
報の内容に従うNMI(禁止不可能割り込み)を発生し
メインCPUIIに送出する。
メインCPUIIはメモリコントローラl7を介してN
MIを受け付けると、そのNMIがローバッテリィ状態
のNMIであるときは、レジュームモードフラグの内容
に拘らず、レジューム機能を起動して、CPUレジスタ
、各種LSI情報等を含む状態再現が可能なシステム情
報をバックアップRAMl5に保存する。
又、通常の動作終了によるNMI(パワースイッチオフ
NMI)に対しては、レジュームモードフラグを参照し
、同フラグがオン(“有効゜)となっていれば、レジュ
ーム処理を実行し、同フラグがオフ(′無効1)となっ
ていれば、レジューム処理を実行せず、電源遮断処理(
バワーオフ処理)に入る(第14図参照)。システム立
ち上げ時のシステムブート処理ではレジュームモードフ
ラグを参照し、同フラグがオン(″有効゜)となってい
れば、バックアップRAMl5の保存情報をもとにシス
テム情報を復元しシステム(CPUIIの処理)へ制御
を移す(第15図参照)。
第13図乃至第15図はそれぞれメインCPUl1によ
り実行される処理フローを示すフローチャートであり、
第13図はレジューム設定処理ルーチンを示し、第14
図はNMI処理ルーチンを示し、第l5図はシステムブ
ート処理ルーチンを示す。
第16図はR A M 13の構成を示すブロック図で
あり、同図(a)はRAM領域の割り付け状態を示す図
、同図(b)はシステム実行時の状態を示す図、同図(
C)はシステム終了時の状態を示す図である。図中、l
31は主メモリ、132はハードRAMである。
ここで第2図乃至第6図を参照して電源回路30のパワ
ーコントロールC P U 30[1に関係する処理動
作を説明する。
電源回路30のパワーコントロールC P U 30B
は電源スイッチ301の操作状態を常時監視している。
即ち、パワーコントロールC P U 30Bは、装置
が1!imオフ(パワーオフ)状態にあるとき、第3図
に示すような処理ルーチンを実行し、装置が電源オン(
パワーオン)状態にあるとき、第4図に示すような処理
ルーチンを実行して、電源スイッチ30lの操作状態と
、電源及び装置の状態を常時監視している。
装置がパワーオフ状態にあるとき、電源スイッチ301
が操作されると、そのスイッチ操作の状態がパラレルI
/0305に保持され、その状態が所定の処理タイミン
グでパワーコントロールCPU308に読み込まれて、
電源スイッチ301の操作されたことが認識される(第
3図ステップA 13)。
この際は、電源スイッチ301の操作されたことが認識
される度に、電源スイッチ301の操作時間を認識する
ための所定のカウンタ(CTR)が更新(+1)され(
第3図ステップA14)、その更新したカウント値が設
定値(N)に達するまで、第3図に示すステップAI 
−AL5の処理が繰り返し実行される。
即ち、ステップA1では、メインバッテリィ31Aが正
常電圧を維持しているか否かが判断され、ステップA4
では、ACアダプタ29の出力電源が正常であるか否か
が判断され、ステップA6では充電電流が正常であるか
否かが判断され、ステップA8ではチャージユニット3
11の出力電圧が正常範囲にあるか否かが判断される。
ここで、電源状態の異常が検出されると、その異常状態
がLED (L2>の赤色点滅駆動によって外部表示さ
れる(第3図ステップA2)。
又、ACアダプタ29の有効接続状態時に於いてはLE
D(L3)が赤色点灯駆動され(第3図ステップA5)
、充電電流が正常であるとき、充電状態にあるときはL
ED(L2)が橙(赤+緑)色点灯駆動、又、充電完了
状態であれば緑色点灯駆動される(第3図ステップA7
)。又、この際、充電電流が正常であれば、充電電圧が
常に適正となるように、パワーコントロールC P 0
 30Bの制御の下にチャージユニット3l1が制御さ
れる(第3図ステップA8〜A11)。
上記電源スイッチ301が、上記したような処理ステッ
プを繰り返し実行している際に継続して僅作され、上記
カウンタ(CTR)の値が設定値(N)に達すると、第
4図に示すバワーオン時の処理ルーチンに入り、バワー
オン処理が実行される(第4図ステップB2)。
このように、パワーコントロールC P 0 30Bは
、装置が電源オフ(バワーオフ)状態にあるとき、第3
図に示すような処理ルーチンを実行して、電源スイッチ
301の操作状態と、電源及び装置の状態を常時監視し
、電源及び装置の状態を外部表示する。
又、装置がバワーオン状態にあるとき、電源スイッチ3
01が操作されると、そのスイッチ操作の状態が上記し
たパワーオフ処理ルーチンのときと同様にして、その状
態がパワーコントロールCPU30Gに読み込まれて、
電源スイッチ301の操作されたことが認識され(第3
図ステップB22)、電源スイッチ301の操作された
ことが認識される度に、上記カウンタ(CTR)が更新
(+1)されて(第3図ステップ823)、その更新し
たカウント値が設定値(M)に達するまで、第4図に示
すステップ83〜B24の処理が繰り返し実行される。
即ち、バワーオン処理ルーチンでは、拡張用コネクタ4
0に拡張ユニットが接続されていない状態にあること、
又は拡張用コネクタ40に接続された拡張ユニットが準
備完了状態にあることを確誌して後、バワーオン処理を
実行し(第4図ステップBl,B2)、更に上記バワー
オフ処理ルーチンと同様に電源状態を判定し、装置各部
の状態を判断して、その処理の繰り返しの中で上記カウ
ンタ(CTR)の値が設定値(M)に達したとき、又は
電源に異常が生じたことを認識したとき(第4図ステッ
プB15)、又はリセットスイッチ302が操作された
ことを認識したとき(第4図ステップBl9)、電源を
オフする旨の情報がメインCPUl1に送出され、その
後にバワーオフ処理が実行される(第4図ステップ82
6)。このバワーオフ処理(第4図ステップ826)で
は、メインCPUI!からの応答を待って、装置内部の
各電源がバックアップ電源( V BK)を除き所定の
順序で遮断制御され、その後に上記したバワーオフ処理
ルーチンに移る。
尚、この際、メインCPUIIは、電源制御インターフ
エイス機能をもつメモリコントローラl7を介して、パ
ワーコントロールC P U 30Bから電源をオフす
る旨の情報を受けると、レジューム機能の設定状態を認
識し、レジューム設定状態にあるときはバックアップR
 A M !5を用いたレジューム処理を終了して後、
応答情報をメモリコントローラl7を介してパワーコン
トロールC P U 30Bに返す。
このように、パワーコントロールCP0308G;!、
装置が電源オフ(バワーオフ)状態にあるとき、第3図
に示すような処理ルーチンを実行し、装置が電源オン(
バワーオン)状態にあるとき、第4図に示すような処理
ルーチンを実行して、それぞれの電源スイッチ301の
操作状態と、電源及び装置の状態を常時監視し、電源及
び装置の状態をLED (Ll,L2.・・・)により
外部表示する。
この際のLEDの状態表示例を第6図に示す。
次に、第7図乃至第11図を参照して、セットアップ及
びその関連処理動作を説明する。
キーボードユニット36のキー操作で予め定められたセ
ットアップコマンドが入力されると、このコマンド入力
に従い、CPU1lの制御の下に、第7図に示すセット
アップ処理が実行される。この際、LCD表示部37に
表示されるセットアップ画面の一構成例を第11図に示
す。
この実施例のセットアップ処理(又はセットアップウィ
ンドウ)では、先ずシステム再立ち上げを不要とするた
め、システム再立ち上げフラグをオフした後に、表示自
動停止機能の設定変更有無を判断する(第7図ステップ
St,S2)。ここで表示自動停止機能の設定変更を要
するときは、表示自動停止機能の“許可″又は“禁止”
を設定(レジスタセット)し、更に表示自動停止機能の
許可設定時はその自動停止時間を設定する(第7図ステ
ップS3〜S4)。
この表示自動停止機能の設定処理(第7図ステップ82
〜S4)の後、ノーマル表示/リバース表示の変更有無
を判断し、設定変更を要するときは、その表示モードを
設定する(第7図ステップS5,S6)。
この表示設定処理(第7図ステップ85.88)の後、
外部機器接続(A−B−PRT)状態の変更有無を判断
し、設定変更を要するときは、その接続状態を設定する
(第7図ステップS7,S8)これらの設定処理が終了
した後に、システム再立ち上げを必要とするためにシス
テム再立ち上げフラグをオンにして、他のセットアップ
(例えば、レジューム有無、ディスプレイモード、コミ
ュニケーションボードの装置等)処理を実行し、システ
ム再立ち上げが必要であれば、システム再立ち上げを行
なってセットアップ処理を終了する。
上記表示自動停止機能が許可状態にあるときの表示自動
停止機能処理フローを第8図に示す。
ここでは、表示自動停止機能が許可状態にあるとき、キ
ー入力無しの時間をカウントし、その時間が設定時間に
達したならば、表示フラグを参照し、表示中であるとき
、表示フラグを表示停止状態に設定して、表示停止コマ
ンドをシステムバス10,電源制御インターフエイス機
能をもつメモリコントローラl7等を介し電源回路3ロ
のパワーコントロールC P 0 30Bに送出する。
電源回路3oのパワーコントロールC P 0 30B
は、メインCPUIIから表示停止コマンドを受けると
、表示停止指示情報をパラレルI / 0 305にセ
ットし、これに伴いバックライトコントロール回路30
8がLCD表示部37へのバックライト電源の供給を停
止する。
又、キー入力があると、キー入力無しの時間をカウント
するカウンタがクリアされ、表示フラグが表示停止中で
あるとき、表示フラグを表示中に設定して、表示コマン
ドを出力する。電源回路3oのパワーコントロールCP
U30Bは、メインCPU11から表示コマンドを受け
ると、表示指示情報をパラレルI / 0 305にセ
ットし、これに伴いバックライトコントロール回路30
8がLCD表示部37ヘバックライト電源を供給する。
このように、表示自動停止機能が有効となっている際は
、キー入力無しの時間が設定時間に達すると、LCD表
示部37へのバックライト電源の供給が断たれて、バッ
クライトが消灯し、その後、キー入力があると、直ちに
バックライトが点灯し、入力操作が可能となる。これに
より非使用時に於けるバックライトの無駄な消費電力を
無くして、バッテリィ動作時に於ける電池寿命を延ばす
ことができる。又、デモンストレーションプログラムの
ように、キー入力が全く無い場合は、表示自動停止機能
を“禁止”に設定しておくことにより、キー入力が無く
ても連続的に表示が可能である。
又、ノーマル表示/リバース表示の変更があるときは、
第9図に示す処理が実行される。ここでリバース表示の
際は、表示コントローラ24に設けた反転回路(NOT
回路)によって表示データが反転された後、LCD表示
部37へ供給される。
この際のノーマル表示/リバース表示の切替え回路の構
或を第17図に示す。
又、機器接続(A−B−PRT)状態の変更がある際は
第10図に示す機器接続処理ルーチンが実行される。機
器接続(A−B−PRT)状態の変更を要するときはシ
ステム再立ち上げを行なう。
システム再立ち上げ処理は、セットアップ処理で設定し
た接続状B (A−B−PRT)のデータを読み、フロ
ッピィディスクドライブ(FDD)の接続状態から使用
可能フロッピィディスクドライブをセットする(従来で
は、一旦、電源を切り、機器接続(A−B−PRT)の
操作スイッチを設定して後、電源を入れ、システム立ち
上げを行なっていた)。
このような、ノーマル表示/リバース表示の設定、機器
接続(A−B−PRT)状態の設定等をセットアップ処
理で行なう構戊としたことにより、従来の如く、ノーマ
ル表示/リバース表示の設定スイッチ、機器接続(A−
B−PRT)状態の設定スイッチ等を必要とせず、構成
を簡素化できる。
次に第12図乃至第15図を参照して電源異常時を含む
レジューム処理動作を説明する。
第12図に於いて、セットアップ時等に於けるレジュー
ム設定手段により、レジューム機能の“有効/無効゜が
設定されると、そのレジューム設定内容がメインCPU
IIの管理するレジュームモードフラグに保持され(第
13図参照)、その保持内容がシステムの立ち上げ、動
作終了等の度に参照される(第14図及び第15図参照
)。
一方、電源回路30に設けられたパワーコントロールC
 P U 306は、装置電源のオン/オフ状態に拘ら
ず、常時、装置内部の電源状態を監視して、ローバッテ
リィ状態を含む電源異常を検出すると、電源異常の発生
とその内容を示す電源異常情報を電源制御インターフエ
イス機能をもつメモリコントローラ17に出力する(第
3図及び第4図参照)。
電源制御インターフェイス機能をもつメモリコントロー
ラl7は上記電源異常情報を受けると、その電源異常情
報の内容に従うNMI(禁止不可能割り込み)を発生し
メインCPUIIに送出する。
メインCPUIIはこのNMIを受け付けると、そのN
MIがローバッテリィ状態のNMIであるときは、レジ
ュームモードフラグの内容に拘らず、レジューム機能を
起動して、CPUレジスタ、各種LSI情報等を含む状
態再現が可能なシステム情報をバックアップR A M
 15に保存スる。
又、通常の動作終了によるNMI(パワースイッチオフ
NMI)に対しては、レジュームモードフラグを参照し
、同フラグがオン(“有効″)となっていれば、レジュ
ーム処理を実行し、同フラグがオフ(“無効“)となっ
ていれば、レジューム処理を実行せず、電源遮断処理(
バワーオフ処理)に入る(第14図参照)。システム立
ち上げ時のシステムブート処理ではレジュームモードフ
ラグを参照し、同フラグがオン(“有効”)となってい
れば、バックアップRAMの保存情報をもとにシステム
情報を復元しシステムへ制御を移す(第15図参照)。
第13図乃至第15図はそれぞれメインCPU1lによ
り実行される処理フローを示すフローチャートであり、
第13図はレジューム設定処理ルチンを示し、第14図
はNMI処理ルーチンを示し、第15図はシステムブー
ト処理ルーチンを示す。
ここで上記第13図乃至第15図のフローチャートを参
照して電源異常時を含むレジューム処理動作を説明する
電源回路30のパワーコントロールC P U 30B
は電源スイッチ301の操作状態を常時監視している。
即ち、パワーコントロールC P U 306は、装置
が電源オフ(パワーオフ)状態にあるとき、第3図に示
すような処理ルーチンを実行し、装置が電源オン(パワ
ーオン)状態にあるとき、第4図に示すような処理ルー
チンを実行して、電源スイッチ301の操作状態と、電
源及び装置の状態を常時監視している。
この際、電源制御インターフェイス機能をもつメモリコ
ントローラl7は、パワーコントロールCP030Bか
ら、i[異常情報を受けると、その電源異常情報の内容
に従うNMI(ローバッテリィNMI,パワースイッチ
オフNMI等)を発生し、メインCPUIIに送出する
メインCPUIIは、電源制御インターフェイス機能を
もつメモリコントローラl7よりバワースイッチオフN
MIを受けると、レジューム機能の設定状態を認識し、
レジューム設定状態にあるときはバックアップRAMl
5を用いたレジューム処理を終了して後、応答情報を電
源制御インターフエイス28を介してメモリコントロー
ラl7に返す。
又、NMIがローバッテリィ状態のNMIであるときは
、レジュームモードフラグの内容に拘らず、レジューム
機能を起動して、CPUレジスタ、各種LSI情報等を
含む状態再現が可能なシステム情報をバックアップR 
A M 15に保存する。
このように、パワーコントロールC P 0 80Bは
、装置が電源オフ(バワーオフ)状態にあるとき、第3
図に示すような処理ルーチンを実行し、装置が電源オン
(バワーオン)状態にあるとき、第4図に示すような処
理ルーチンを実行して、それぞれの電源スイッチ301
の操作状態と、電源及び装置の状態を常時監視し、異常
を検出すると、その電源異常情報を電源制御インターフ
エイス機能をもつメモリコントローラ17に出力する。
メモリコントローラl7は上記電源異常情報を受けると
、その電源異常情報の内容に従うNMI(禁止不可能割
り込み)を発生し、メインCPU11に送出する。
メインCPUIIはこのNMIを受け付けると、第14
図に示すNMI処理を実行し、そのNMIがローバッテ
リィ状態のNMIであるときは、レジュームモードフラ
グの内容に拘らず、レジューム機能を起動して、CPU
レジスタ、各種LSI情報等を含む状態再現が可能なシ
ステム情報をバックアップRAM15に保存する。
又、通常の動作終了によるNMI(パワースイッチオフ
NMI)に対しては、レジュームモードフラグを参照し
、同フラグがオン(“有効“)となっていれば、レジュ
ーム処理を実行し、同フラグがオフ(“無効”)となっ
ていれば、レジューム処理を実行せず、電源遮断処理(
パワーオフ処理)に入る。
システム立ち上げ時に於いては第7図に示すシステムブ
ート処理を実行して、レジュームモードフラグがオン(
“有効゜)となっていれば、バツクアップRAMの保存
情報をもとにシステム情報を復元しシステムへ制御を移
す。
上記したように、ローバッテリィ状態を検出したとき、
そのNMI処理に於いて、レジュームの設定状態を無視
してレジューム処理を実行する構成としたので、レジュ
ーム機能の設定内容(有効/無効)に拘らず、ローバッ
テリィ状態等の電源異常が発生したとき、その時点での
データ保存が確実に行なえ、操作性及び信頼性の向上が
図れる。
尚、この発明による電源制御手段は第1図に示すシステ
ム構成に限らず、他のシステム構成に於いても容易に適
用可能である。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、携行が容易で、か
つ充電可能な内蔵バッテリィにより動作可能なパーソナ
ルコンピュータシステムに於いて、プログラムが格納さ
れるメモリから命令を得て、システムバスに接続される
複数のユニットを制御し、システム全体の制御を司るメ
インCPUと、マイクロプロセッサを内蔵し、同プロセ
ッサの制御により常時スキャンを行ない、入力情報を非
同期に上記メインCPUへ転送するキーボードユニット
と、マイクロプロセッサを内蔵し、充電可能なバッテリ
ィでなる電源パックを備えて、上記内蔵マイクロプロセ
ッサに常時電源を供給し、同プロセッサの制御により電
源オフ時を含めて電源状態を常時監視し、上記メインC
PUとの間で電源及び装置の状態情報を交換し、内蔵バ
・ノテリイの充電制御を含む内部電源制御を実行する電
源ユニットと、同電源ユニットの電源状態情報に従い装
置内部の特定情報が格納されるバックアップメモリとを
備えてなる構成としたことにより、装置自体が自装置の
状態を常に認識して装置を常に正常な状態に保つことが
でき、例えば、内蔵バツテリイの放電状態を認識してい
ない状態で使用したときデータ保存が行なえなくなる不
都合、又は携行中に電源スイッチが操作され内蔵バツテ
リイにより動作して、実際の使用時に動作不可能になっ
てしまう不都合等を解消できる。
又、本発明によれば、レジューム機能の有効/無効を設
定する手段と、上記電源ユニットの内蔵マイクロプロセ
ッサがバッテリィ放電状態を検出したとき上記レジュー
ム機能の設定内容に拘らずレジューム機能を強制的に有
効化する手段とを備えてなる構成としたことにより、装
置の異常発生時に於けるデータ保存機能を確立でき、レ
ジューム機能の有効/無効化設定手段を実現し高機能化
を図りつつ、装置の信頼性を高めることができる。
又、本発明によれば、電源オフ時にバックアップ電源が
供給されるRAMを有し、装置終了に熱して、上記RA
Mに、実行中のオペレーティングシステムを格納する手
段をもつ構成としたことにより、システム立上げの都度
、フロッピィディスク等の外部記憶からオペレーティン
グシステムを読込む処理及び操作を不要にして、システ
ム立上げ時に於けるオペレータ操作の簡素化、及びシス
テムの高速立上げが実現できる。
又、本発明によれば、キー入力が無い時間を計時し、同
時間が設定時間に達したとき表示部への特定電源(例え
ばLCDのバックライト電源)の供給を停止する手段、
及びメインCPUが外部割込み持ちのアイドル状態に入
ったときCPUクロックを停止する手段をもつ構戊とし
たことにより、内蔵バッテリィ電源の電力消費量を大幅
に低減でき、内蔵バッテリィ電源による無駄のない長時
間の使用が可能になる。
又、本発明によれば、セットアップ処理に、少なくとも
ノーマル表示/リバース表示、又は機器接続状態の設定
手段をもつ構或としたことにより、マニュアル操作スイ
ッチを設けることなく、ノーマル表示/リバース表示の
設定機能、機器接続状態(A−B−PRT)の設定機能
等を実現でき、操作機構(スイッチ類等)を簡素化して
、操作の容易化と装置のより小形化が図れる。
又、本発明によれば、キーボードを設けた本体上で所定
の回動範囲をもって表示部筐体が開閉する筐体構造に於
いて表示部筐体が閉塞状態にあるとき、電源スイッチの
操作に伴う電源のオン/オフ処理を無効化する手段を電
源ユニットにもつ構成としたことにより、携行中等に於
いて誤って電源スイッチが操作された際等に於ける意図
しない電源スイッチ操作に伴う不都合を解消できる。
又、本発明によれば、電源状態を含む装置の状態を表示
する複数の表示部を有し、特定の表示部は電原オフ時に
於いても状態表示を行なう構成としたことにより、例え
ば電源オフ状態にある際し内蔵バッテリィ電源の充放電
状態等を外部へ表示でき、オペレータに認識させること
ができるので、装置を常に正常な状態に保つことができ
る。
レジューム機能の有効/無効を設定する手段と、内部電
源の状態を監視し、同電源の異常を検出(7たとき、割
り込みを発生する手段と、同割り込みが発生したとき、
上記レジュームの設定状.態を無視してレジューム処理
を実行する手段とを備えてなる構成としたことにより、
レジューム機能の設定内容(有効/無効)に拘らず、ロ
ーバッテリィ状態等の電源異常が発生したとき、その時
点でのデータ保存が確実に行なえ、t■作性及び信軸件
の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に於けるシステム構或を示す
ブロック図、第2図は上記実施例に於ける電源回路の構
成を示すブロック図、第3図及び第4図はそれぞれ上記
実施例に於けるパワーコントロールCPUの処理フロー
を示すフローチャート、第5図は本発明の一実施例に於
ける装置の外観構成を示したもので、同図(a)は表示
部筐体が開いた状態を示す斜視図、同図(b)は表示部
筐体が閉じた状態を示す斜視図、第6図は本発明の一実
施例に於けるLEDの表示状態を示す図、第7図乃至第
10図はそれぞれ上記実施例に於けるセットアップ処理
とその関連処理フローを示すフローチャート、第11図
上記実施例に於けるセットアップ画面を示す図、第12
図は上記実施例に於けるレジューム処理を説明するため
のブロック図、第13図乃至第15図はそれぞれ上記実
施例に於けるレジューム処理とその関連処理フローを示
すフローチャート、第16図は上記実施例に於けるRA
Mの構成を示すブロック図、第17図はノーマル表示/
リバース表示切替え回路を示すブロック図である。 IO・・・システムバス、11・・・CPU (メイン
CPU)、12・・・ROM (SYS−ROM) 、
13・・・RAM(SMS−RAM) 、14”・S 
I 、14A・・・DMAコントローラ( D M A
 C ; Direct MeIIory Acces
s Controller ) 、14B−割込みコン
トローラ(PIC ; PrograIImable 
Interrupt Controller ) 、1
4C−・・時計モジュール( R T C ; Rea
l−Time Clock )、14Dフロッピィディ
スクコントローラ(FDC)、14B・・・入出力イン
ターフェイス(UART;Onlversal Asy
nchronous Rece1ver/Transm
1tter )、l5・・・バックアップRAMS1B
−拡張RAM..17・・・メモリコントローラ(EM
C) 、18・・・漢字ROM,l9・・・辞書ROM
,21・・・入出力コントローラ(IO−CNT)、2
2・・・人出力ボート(IO−PORT)、23・・・
キーボードコントローラ(KBC)、24・・・表示コ
ントローラ(DISP−CNT) 、25・・・ビデオ
RAM (V−RAM) 、29−電源アダプタ(AC
アダプタ)、30・・・インテリジェントバワーサブラ
イ(電源回路) 、31A・・・メインバッテリィ(M
−BATT) 、31B・・・サブバッテリィ (S一
BATT) 、32・・・フロッピィディスクドライブ
(FDD)、33・・・RS−232Cインターフェイ
ス機器、34・・・拡張用コネクタ(EXP−CN) 
、35・・・スピーカ(SFX)、3B・・・キーボー
ド(KB)、37・・・LCD表示部、301・・・電
源スイッチ、301a・・・操作釦、302・・・リセ
ットスイッチ、303・・・ディスプレイスイッチ、3
04・・・拡張ユニット設定スイッチ、305・・・パ
ラレルI/O、308・・・パワーコントロールCPU
,307・・・内部バス、308・・・バックライトコ
ントロール回路、309・・・LEDドライバ、3lO
・・・D/A変換器、811 . 318・・・チャー
ジユニット、312 , 314・・・電流検出器、3
15 , 319・・・D C−DCコンバータ、31
B−・・A/D変換器、317・・・シリアルI/O. バワーオフ時ルーチン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、プログラムが格納されるメモリから命令を得て
    、システムバスに接続される複数のユニットを制御し、
    システム全体の制御を司るメインCPUと、マイクロプ
    ロセッサを内蔵し、同プロセッサの制御により常時スキ
    ャンを行ない、入力情報を非同期に上記メインCPUへ
    転送するキーボードユニットと、マイクロプロセッサを
    内蔵し、充電可能なバッテリィでなる電源パックを備え
    て、上記内蔵マイクロプロセッサに常時電源を供給し、
    同プロセッサの制御により電源オフ時を含めて電源状態
    を常時監視し、上記メインCPUとの間で電源及び装置
    の状態情報を交換し、内蔵バッテリィの充電制御を含む
    内部電源制御を実行する電源ユニットと、同電源ユニッ
    トの電源状態情報に従い装置内部の特定情報が格納され
    るバックアップメモリとを具備してなることを特徴とす
    るコンピュータシステム。
  2. (2)、レジューム機能の有効/無効を設定する手段と
    、上記電源ユニットの内蔵マイクロプロセッサがバッテ
    リィ放電状態を検出したとき上記レジューム機能の設定
    内容に拘らずレジューム機能を強制的に有効化する手段
    とを具備してなることを特徴と請求項(1)記載のコン
    ピュータシステム。
  3. (3)、電源オフ時にバックアップ電源が供給されるR
    AMを有し、装置終了に際して、上記RAMに、実行中
    のオペレーティングシステムを格納する手段をもつ請求
    項(1)記載のコンピュータシステム。
  4. (4)、電源オン時に於いてキー入力が無い時間を計時
    し、同時間が設定時間に達したとき表示部への特定電源
    の供給を停止する手段をもつ請求項(1)記載のコンピ
    ュータシステム。
  5. (5)、セットアップ処理に、少なくともノーマル表示
    /リバース表示、又は機器接続状態の設定手段を含む請
    求項(1)記載のコンピュータシステム。
  6. (6)、メインCPUが外部割込み持ちのアイドル状態
    に入ったときCPUクロックを停止する機能をもつ請求
    項(1)記載のコンピュータシステム。
  7. (7)、上記電源ユニットは、キーボードを設けた本体
    上で所定の回動範囲をもって表示部筐体が開閉する筐体
    構造に於いて表示部筺体が閉塞状態にあるとき、電源ス
    イッチの操作に伴う電源のオン/オフ処理を無効化する
    手段をもつ請求項(1)記載のコンピュータシステム。
  8. (8)、電源状態を含む装置の状態を表示する複数の表
    示部を有し、特定の表示部は電源オフ時に於いても状態
    表示を行なう請求項(1)記載のコンピュータシステム
JP1163199A 1989-06-26 1989-06-26 コンピュータシステム Expired - Lifetime JP2724211B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1163199A JP2724211B2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26 コンピュータシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1163199A JP2724211B2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26 コンピュータシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0328914A true JPH0328914A (ja) 1991-02-07
JP2724211B2 JP2724211B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=15769163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1163199A Expired - Lifetime JP2724211B2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26 コンピュータシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2724211B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5448748A (en) * 1991-08-30 1995-09-05 Sanyo Electric Co., Ltd. Computer with alarm sounding apparatus having selectable output
US6760846B1 (en) 1999-04-08 2004-07-06 Denso Corporation System for determining and supplying stabilized voltage from a power supply to a data processor after a fluctuating period
US6985136B2 (en) 1992-11-09 2006-01-10 Adc Technology Portable communicator
JP2008283693A (ja) * 1992-11-09 2008-11-20 Adc Technology Kk 携帯型無線電話装置
US8687444B2 (en) 2010-09-29 2014-04-01 Elpida Memory, Inc. Semiconductor device and manufacturing method thereof

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5448748A (en) * 1991-08-30 1995-09-05 Sanyo Electric Co., Ltd. Computer with alarm sounding apparatus having selectable output
US6985136B2 (en) 1992-11-09 2006-01-10 Adc Technology Portable communicator
US7057605B2 (en) 1992-11-09 2006-06-06 Toshiharu Enmei Portable communicator
US7061473B2 (en) 1992-11-09 2006-06-13 Toshiharu Enmei Portable communicator
US7064749B1 (en) 1992-11-09 2006-06-20 Adc Technology Inc. Portable communicator
US7274480B2 (en) 1992-11-09 2007-09-25 Adc Technology Inc. Portable communicator
JP2008283693A (ja) * 1992-11-09 2008-11-20 Adc Technology Kk 携帯型無線電話装置
US7567361B2 (en) 1992-11-09 2009-07-28 Adc Technology Inc. Portable communicator
US7688467B2 (en) 1992-11-09 2010-03-30 Adc Technology Inc. Portable communicator
US6760846B1 (en) 1999-04-08 2004-07-06 Denso Corporation System for determining and supplying stabilized voltage from a power supply to a data processor after a fluctuating period
US8687444B2 (en) 2010-09-29 2014-04-01 Elpida Memory, Inc. Semiconductor device and manufacturing method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP2724211B2 (ja) 1998-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8150539B2 (en) Information processing apparatus and method for controlling power supply of the apparatus
JPH0327419A (ja) パーソナルコンピュータ
US6274949B1 (en) Back-up power accessory for a computer
JP5301008B1 (ja) 電子機器、充電制御装置および充電制御方法
JP3718768B2 (ja) コンピュータ
JPS61288725A (ja) 電子機器の電源制御方式
KR930009780B1 (ko) 노멀표시/리버스표시, 기기접속상태, 자동표시정지의 설정을 세트업처리로 행하는 퍼스널컴퓨터
US20120030487A1 (en) Information processing apparatus and power control method
JP2000122756A (ja) 電子機器
EP2757441B1 (en) electronic apparatus
JPH05233551A (ja) ポータブルコンピュータ
JPH0328914A (ja) コンピュータシステム
EP3477426B1 (en) Computer system, client device and display device
TWI409622B (zh) 電源控制電路及具有電源控制電路之電子裝置
JPH05181430A (ja) コンピュータシステムの電源制御装置及び電源制御方法
JP2997584B2 (ja) 電源制御装置
JPH09237137A (ja) コンピュータシステム及びコンピュータシステムに適用する電源制御装置の制御方法
JPH09128114A (ja) コンピュータシステム及びコンピュータシステムに適用するカード方式のインターフェース装置
JPH0883143A (ja) ペン入力装置
JPH0327420A (ja) パーソナルコンピュータ
JP2659206B2 (ja) オートパワーオフ装置
JPH04192015A (ja) パーソナルコンピュータ
JPH0327414A (ja) パーソナルコンピュータ
KR950004205B1 (ko) 컴퓨터 시스템의 전원 제어 방법 및 장치
JPH0327413A (ja) パーソナルコンピュータ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071128

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 12