JPH11118153A - 加熱調理器の自動消火装置 - Google Patents

加熱調理器の自動消火装置

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JPH11118153A
JPH11118153A JP30645397A JP30645397A JPH11118153A JP H11118153 A JPH11118153 A JP H11118153A JP 30645397 A JP30645397 A JP 30645397A JP 30645397 A JP30645397 A JP 30645397A JP H11118153 A JPH11118153 A JP H11118153A
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JP
Japan
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magnet
temperature
sensitive
electromotive force
reset
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JP30645397A
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English (en)
Inventor
Yoshitoshi Shibata
能利 柴田
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Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感熱部のリセット時に感温メタルと磁石の吸
着を確実とし、併せて、センサー頭部が鍋底に与える荷
重影響をなくして常時安全、確実な使用を可能とする。 【解決手段】 熱電対式電磁安全弁回路に感熱部Aと逆
起電力発生部Bとを組み込んだ加熱調理器の自動消火装
置において、感熱部Aのリセット手段として、リセット
レバー14の先端部に常時閉じる方向に付勢された一対
の挟持片15c、15cをもつ洗濯ばさみ状の挟持具1
5を備え、この挟持具15を作動軸8の下端に設けた軸
部材17の係合段部16に係脱させる構造とすることに
より、感温メタル1に磁石2が持上げ吸着された後はそ
の持上げ力を解除して鍋底へ必要以上の荷重を与えない
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テーブルこんろ
等の加熱調理器の自動消火装置に関し、詳しくは温度に
より透磁率の変化する感温部材と磁石との吸着、離脱を
利用した自動消火装置のリセット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テーブルこんろ、炊飯器等の加熱調理器
において、たとえば、テーブルこんろにおける、いわゆ
る、天ぷら火災等を防止する安全手段として、感温セン
サーが調理物の加熱温度を鍋底面で検出し、予め設定さ
れた加熱温度を検出したときバーナへのガス供給を断っ
てバーナを消火し安全を期す自動消火装置はすでに知ら
れている。
【0003】そこで、従来のこの種の自動消火装置は、
たとえば、図13〜図15に示されているように、固定
ホルダ50に鍋底高さの変化を吸収する戻しバネ51を
介して上下移動自由に嵌めつけられた可動ホルダ53の
上端に感温フェライト54を備え、この感温フェライト
54の下部に上記固定ホルダ50に上下移動自由に挿通
された作動軸55の上端に備えられた磁石56を引張り
バネ57により下方へ付勢して設け、上記感温フェライ
ト54の透磁率の変化により磁石56が感温フェライト
54に吸着、離脱する構造の感熱部Aを設け、該感熱部
Aの磁石56の離脱動作によりガス弁を閉じる構造とな
っている。また、上記磁石56の離脱動作後のリセット
手段として、つまり磁石56が感温フェライト54から
離脱して自動消火が働いた場合に両者を再吸着するため
の手段として、リセットレバー58の先端と上記作動軸
55とを板バネ59を介して連動するように構成してい
るにすぎない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、センサー
頭部の移動に対し板バネ59により戻し量を吸収してい
るため、センサー頭部の位置の移動量が大きいほど吸収
量が多くなり、吸収したバネ力は鍋60を押しあげよう
とする力となるので、軽量な鍋や鍋の重心位置によって
は鍋60をひっくり返そうとする力が大きくなり鍋60
が傾いたり、ひっくり返ることがあるという問題点があ
った。なお、図13は磁石が離脱した作動時、図14は
鍋無し時のリセット時、図15は鍋有り時のリセット時
を示す。
【0005】この発明の加熱調理器の自動消火装置は上
記課題を解決し、リセット時に感温部材に磁石が持上げ
吸着される一定の持上げストローク後のリセットレバー
の動きに対する鍋無し時のセンサー頭部及び鍋有り時の
鍋底に与える荷重影響をなくして感温部材と磁石との吸
着が確実に行いうるとともに、鍋底へは必要以上の荷重
を与えない感熱部のリセット手段を備えた加熱調理器の
自動消火装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するこの
発明の請求項1の加熱調理器の自動消火装置は、調理容
器の底面から受熱し、その温度に応じて透磁率が変化す
る感温部材と、上記感温部材の下面と向かい合って吸
着、離脱する磁石と、上記磁石の離脱動作により、ガス
バーナへのガス流路を閉じるガス閉弁手段と、上記磁石
が上記感温部材から離脱した状態から上記磁石を持ち上
げて上記感温部材に吸着させるリセット手段とを備えた
加熱調理器の自動消火装置において、上記リセット手段
は、上記感温部材に上記磁石が持上げ吸着される一定の
持上げストロークに達した後はその持上げ力を解除して
調理容器底面へ必要以上の荷重を与えないようにしたこ
とを要旨とする。
【0007】上記課題を解決するこの発明の請求項2の
加熱調理器の自動消火装置は、常時閉じる方向に付勢さ
れた相対向する一対の挟持片が上記持上げストロークを
過ぎると、上記磁石と連動する作動ホルダに形成された
拡開部で押し開かれ、上記磁石を上端に有する作動軸の
係合段部から外れて上記磁石の持上げ力を解く洗濯ばさ
み状の挟持具をリセットレバーの先端部に備えたリセッ
ト手段であることを要旨とする。
【0008】上記構成を有するこの発明の請求項1の加
熱調理器の自動消火装置は、リセット時に感温部材に磁
石が持上げ吸着される一定の持上げストローク後はその
持上げ力を解除するので、感温部材と磁石との吸着が確
実に行われ、その後のリセットレバーの動きに対するセ
ンサー頭部及び鍋底に与える荷重影響は生じない。この
結果、リセット時にセンサー頭部で鍋を傾けたり、ひっ
くり返すこともなく、常時安全、確実な使用ができる。
【0009】上記構成を有するこの発明の請求項2の加
熱調理器の自動消火装置は、リセットレバーの先端部に
洗濯ばさみ状の挟持具を備えて感温部材に磁石が持上げ
吸着される一定の持上げストロークに達した後は挟持片
が拡開部で押し開かれて係合段部から外れ磁石の持上げ
力を解く構造としたので、感温部材に磁石が確実に吸着
されるとともに、鍋底へは必要以上の荷重を与えること
はない。この結果、リセット時にセンサー頭部を必要以
上に持上げたり、鍋が傾く等の不具合が解消され、常時
安全、確実な使用ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以上説明したこの発明の構成、作
用を一層明らかにするために、以下この発明の加熱調理
器の自動消火装置の好適な実施の形態の一例について図
面を参照して説明する。
【0011】図1〜図12において、Aは感熱部で、感
温メタル1と磁石2とからなり、感温メタル1の透磁率
の変化により磁石2が吸着、離脱するようになってお
り、感温メタル1は比較的薄い板厚の板状体で形成さ
れ、器具の取付板3に固定された固定ホルダ4に上下移
動自由に備えられた可動ホルダ5の先端にキャップ状に
取付け固定され、その上面が鍋6の鍋底面6aに接離す
るようになっている。上記可動ホルダ5は上記感温メタ
ル1を上端に有する上部筒体5aと後述する作動ホルダ
7の先端に固定された下部筒体5bとで構成され、下部
筒体5bに対し上部筒体5aの脱着ができるようになっ
ている。
【0012】また、上記磁石2は作動ホルダ7に上下移
動自由に挿通された作動軸8の先端に感温メタル1への
吸着が常時確実に行いうるように首振り変位可能に取付
けられている。そして、上記固定ホルダ4と可動ホルダ
5との間には鍋底高さの変化を吸収する戻しバネ9が介
在されている。
【0013】上記作動ホルダ7は上部ホルダ7aと下部
ホルダ7bを連結部材10で一体に連結して構成され、
下部ホルダ7bには上記感熱部Aと後述する逆起電力発
生部Bとの連結手段Cとしての上下動する連動用ピン1
1を一定角度だけ図示時計方向及び図示反時計方向に回
動変位する斜状のガイド溝12を有し、上記作動軸8と
の間に上記磁石2を下方へ引張る引張りバネ13を介在
させるとともに、作動軸8の下端部にリセットレバー1
4の感熱部側の先端に備えた後述する挟持具15が係合
する係合段部16を有する軸部材17がその下限位置を
係止鉤片17aで規制して上下摺動可能に連結され、こ
の軸部材17と上記作動軸8との間にリセット時のリセ
ットレバー14の動きなどの変動誤差を吸収するバネ1
8を介在している。上記連動用ピン11は作動軸8に交
叉状に挿通固定され、その両端突出部を上記作動ホルダ
7の下部ホルダ7bに穿たれている斜状のガイド溝12
に挿通している。
【0014】上記挟持具15は基端枢支部15aに装着
したトーションバネ15bにより常時先端係合部15
e、15eが閉じる方向に付勢された相対向する一対の
挟持片15c、15cで洗濯ばさみ状に構成され、リセ
ットレバー14の感熱部側の取付片14aに枢設されて
いる。なお、上記一対の挟持片15c、15cの先端係
合部15e、15eの上部内面は斜状部15d、15d
に形成されている。この挟持具15はその挟持片15
c、15cが感熱部Aのリセット時に感温メタル1に磁
石2が持上げ吸着される一定の持上げストロークl間で
は上記軸部材17の係合段部16に先端係合部15e、
15eの突起部15f、15fにおいて係合され、該持
上げストロークlを過ぎると、上記作動ホルダ7の下部
ホルダ7bの下端に形成された拡開部、すなわち、斜状
ガイド部7cに斜状部15d、15dが接して押し開か
れ挟持片15c、15cの先端係合部15e、15eが
係合段部16から外れて(図12(イ)、(ロ)、
(ハ)、(ニ)、(ホ)参照)下部ホルダ7bの外面に
接して一定の上限位置まで上昇するようになっている。
このとき、誤差吸収用バネ18を介して作動軸8と軸部
材17との間には持上げ力に応じた変動による隙間aが
形成され、リセット時の持上げストロークl等の誤差を
吸収する。なお、上記トーションバネ15bは上記挟持
具15の係脱動作が軽快、確実に行いうるバネ力を有し
ている(図12(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、
(ホ)参照)。
【0015】上記構成において、感熱部Aをリセットす
るときは、リセットレバー14を操作してその先端挟持
具15を下限位置(図11参照)から軸部材17に沿っ
て上昇させると、その途中で先ず挟持具15の閉じる方
向に付勢された挟持片15c、15cの先端係合部15
e、15eが軸部材17の係合段部16に係合される
(図8及び図12(イ)、(ロ)参照)。続いて挟持具
15がさらに上昇すると作動軸8は軸部材17とともに
誤差吸収用バネ18を介して持上げられ、作動軸8の先
端の磁石が一定のストロークlに達したところで感温メ
タル1に接して吸着される。このとき、連動用ピン11
も下部ホルダ7bの斜状ガイド溝12に沿って図示反時
計方向に回動変位して上昇し上限位置に達して後述する
逆起電力発生部Bを所望タイミングのもとに作動する
(図8、図9及び図10、図11参照)。さらに、挟持
具15が上昇すると、挟持片15c、15cの先端係合
部15e、15eの上部内面の斜状部15d、15dが
下部ホルダ7bの下端の斜状ガイド部7cに接し挟持片
15c、15cが上昇するに連れて挟持片15c、15
cは斜状ガイド部7cで押し開かれ係合段部16との係
合が外され磁石2の持上げ力を解除する(図12
(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)参照)。した
がって、感温メタル1に磁石2が確実に吸着され、ま
た、感温メタル1又は鍋底へ必要以上の荷重を与えるこ
となくリセット動作が行いうる。その後、挟持片15
c、15cは下部ホルダ5bの外面に軽く接して上限位
置まで上昇し該位置に軽く挟持されて停止する(図8、
図9参照)。
【0016】一方、上記逆起電力発生部Bは、図3〜5
に示されているように、器体19の一側寄りにガイド孔
20を穿ち、このガイド孔20に逆起電力発生用の磁石
21を下部に内蔵し、後述する連結手段C側には係止凸
片22を突出して備えた有底のスライド筒23を上下移
動自由に嵌着し、このスライド筒23の上部開口は上記
器具の取付板3に一体形成された蓋体24で覆われ、こ
の蓋体24とスライド筒23との間に磁石押下げ用のバ
ネ25を介在してスライド筒23を常時下方へ付勢し、
上記ガイド孔20の下部には逆起電力発生用のコイル2
6を上記スライド筒23と同一軸心に備えて上記逆起電
力発生用磁石21が逆起電力発生用コイル26内に上記
押し下げ用バネ25のバネ力により勢いよく進入するこ
とにより逆起電力発生用のコイル26に磁界の変化を与
え大きな逆起電力を発生させるように構成されており、
この逆起電力発生部Bは上記感熱部Aの一側に近接して
並置されている(図3参照)。なお、上記逆起電力発生
用の磁石21は鉄部材27間に介在され、逆起電力発生
用のコイル26の外周は磁界を広く保持するための鉄カ
バー28で覆っている。
【0017】上記感熱部Aと逆起電力発生部Bとを連動
させる連動手段Cは、逆起電力発生部Bの器体19の他
側寄りに支軸29を支点として前後方向へ一定の角度だ
け回動する連動部材30を備え、この連動部材30は復
帰用バネ31により係止方向(図示反時計方向)に付勢
されており、その先端側に上記スライド筒23の係止凸
片22を係脱する係止部32を備え、基端側には上記連
動用ピン11が接するガイド凸条33を備えており、上
記感熱部Aの作動軸の上下動により斜状のガイド溝12
に沿って上下動する連動用ピン11で連動部材30を前
後方向へ一定の角度だけ回動して係止凸片22と係止部
32との係脱が行いうる構造となっている。なお、連動
部材30の先端係止部32に回転ロール34を設ける
と、係止凸片22との係脱が軽快、確実に行えて実施上
有益である。
【0018】上記スライド筒23の上部両側にはリセッ
トレバー14の逆起電力発生部側の先端に備えられた双
股状の係合片35が係合する係合凸部36を上記係止凸
片22と交叉方向に突出して備え、この係合凸部36を
ガイド孔20の両側に設けられたガイド溝37を挿通し
て外部に突出させ、その突出部にリセットレバー14の
双股状係合片35を係合させてリセットレバー14でス
ライド筒23を上記感熱部Aの磁石2と所定のタイミン
グのもとに連続的に持上げリセットするようになしてい
る。なお、上記リセットレバー14の操作は図示しない
が点火用ツマミと連動させて操作するほか、図2に示さ
れているように専用のリセットレバー14で操作するも
のである。図中、38、39は逆起電力発生用のコイル
26と、熱電対と電磁安全弁の電磁コイル(図示せず)
とを接続するためのリード線、40はリセット用の挟持
具15の下限位置を規制するストッパーで、軸部材17
の下端に備えられている。電磁安全弁の電磁コイルへの
通電回路は、ガスバーナによって加熱され起電力を発生
する熱電対と、逆起電力発生用のコイル26との直列接
続により構成される。
【0019】以上説明した感熱部Aと逆起電力発生部B
とを連動手段Cを介して所望のタイミングのもとに各別
に分離して動作させる自動消火装置において、たとえ
ば、図1に示したテーブルこんろの場合、五徳41上に
鍋を載せた鍋有りの場合における感熱部Aは、図8及び
図6に示されているように、鍋無し状態(図10及び図
11参照)の平常時における感温メタル1は磁石2が吸
着されたまま可動ホルダ5とともに一定寸法hだけ五徳
41より上方に突出した位置にあるため(図1及び図1
1参照)、五徳41上に鍋6を載せると、吸着状態の感
温メタル1と磁石2及び作動ホルダ7、作動軸8は可動
ホルダ5とともに戻しバネ9を圧縮して一定のストロー
クだけ降下し戻しバネ9で鍋底高さの変化を吸収して感
温メタル1を鍋底面6aに密着する(図9参照)。。こ
のとき、先にリセット操作されたリセットレバー14の
感熱部側の先端挟持具15は作動ホルダ7の下部ホルダ
7bの下方部の外面に軽く挟着保持されている。一方、
逆起電力発生部Bの磁石21はスライド筒23とともに
係止凸片22が係止部32に係合されて上限位置にセッ
トされている(図3及び図4参照)。
【0020】そこで、感温部Aの感温メタル1が予め設
定された加熱温度(たとえば、250℃程度)を検出す
ると、感温メタル1がキューリ点に達し常磁性体となる
ため、磁石2は吸着力を失って引張りバネ13により作
動軸8とともに一定のストロークlだけ降下し感温メタ
ル1から離脱する(図9から図8の状態参照)。上記作
動軸8の降下にともない作動軸8と一体の連動用ピン1
1も斜状ガイド溝12に沿って降下回動するため、この
連動用ピン11で連動部材30を支軸29を支点として
図示時計方向へガイド凸条33を介して一定の角度だけ
復帰用のバネ31に抗して回動変位するため、その先端
係止部32から係止凸片22を外す。したがって、逆起
電力発生部Bの磁石21はスライド筒23とともに押し
下げ用のバネ25のバネ力で急降下し下端部の逆起電力
発生用コイル26内に勢いよく進入し逆起電力発生用コ
イル26に磁界の変化を与え熱電対起電力に対して大き
な逆起電力を発生する(図4の状態から図5の状態参
照)。この結果、この逆電流により熱電対から電磁安全
弁への通電電流をすみやかに減少させ電磁安全弁を即座
に閉弁しガスの供給を遮断する。上記閉弁動作において
は感熱部Aの磁石2の動きと逆起電力発生部Bの磁石2
1の動きとは連動手段Cを介して所望タイミングのもと
に連動して行われ、挟持具15は元位置に戻る。
【0021】感温メタル1の加熱温度が磁石2の吸着可
能状態にまで低下し再度使用するときは、リセットレバ
ー14を操作してその感熱部側の挟持具15を引張りバ
ネ13に抗して持上げると、先に説明したように感温メ
タル1に磁石2が吸着されるとともに連動用ピン11も
上昇するので、連動手段Cの連動部材30は復帰発条3
1により係止位置へ図示反時計方向に回動して戻ると同
時に逆起電力発生部Bの磁石21もリセットレバー14
の逆起電力発生部側の双股状係合片35でスライド筒2
3とともに押し下げ用のバネ25に抗して持上げられ、
逆起電力発生用磁石21が逆起電力発生用コイル26内
から脱出して上昇するとともに、その上限位置において
スライド筒23と一体の係止凸部22が連動部材30の
先端係止部32に係止され、次の自動消火作動が行える
体勢を維持する(図4、図5及び図8、図9参照)。
【0022】次に、鍋無しの場合は、感熱部Aの感温メ
タル1は磁石2が吸着されたまま可動ホルダ5とともに
上方に突出しており、逆起電力発生部Bの磁石21はス
ライド筒23とともに上限位置にある(図11参照)。
そこで、五徳41上に鍋6を載せることなくバーナが燃
焼を続けると、感温メタル1が加熱され感温メタル1が
予め設定された加熱温度(たとえば、250℃程度)を
検出すると、先に説明した鍋有りの場合と同様の理によ
り感熱部Aは感温メタル1から磁石2が離脱して磁石2
を作動軸8とともに一定のストローク降下させ、作動軸
8と一体の連動用ピン11、作動ホルダ7の斜状ガイド
溝12及び連動部材30からなる連動手段Cを介して逆
起電力発生部Bの逆起電力発生用磁石21をスライド筒
23とともに降下し逆起電力発生用コイル26内に勢い
よく進入させて逆起電力発生用コイル26に大きな逆起
電力を発生させ、熱電対から電磁安全弁への通電電流を
すみやかに減少させて電磁安全弁を即座に閉弁しガスの
供給を遮断するものである(図4、図5及び図10、図
11参照)。
【0023】鍋無し時における感熱部Aと逆起電力発生
部Bとをリセットする場合は先に説明した鍋有りの場合
と同様の理によりリセットレバー14を操作して感熱部
Aの感温メタル1に磁石2を持上げ吸着し、逆起電力発
生部Bの逆起電力発生用磁石21は逆起電力発生用コイ
ル26から離反して上方部に位置させ、次の自動消火作
動が行える体勢に維持するものである(図4、図5及び
図10、図11参照)。なお、図1において、Dはこん
ろ本体、42は点滅器、43はガスバーナ、44は熱電
対、45は点火ツマミ、46は天板、47は受皿、48
はリセットレバー14の操作ツマミである。
【0024】以上この発明の実施の形態の一例について
説明したが、この発明はこうした実施の形態に何等限定
されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
において種々なる形態で実施しうることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したこの発明の請求項1の加熱
調理器の自動消火装置によれば、感熱部のリセット時に
鍋有り、鍋無しを問わず感温部材に磁石が持上げ吸着さ
れる一定の持上げストローク後のリセットレバーの動き
に感温部材と磁石とからなるセンサー頭部が影響されな
いようにしたので、感温部材と磁石の吸着が確実に行わ
れ、また、リセット時の鍋底に与える荷重影響もなくな
るために鍋底へは必要以上の荷重を与えることはない。
したがって、感熱部のリセット時にセンサー頭部で鍋を
傾けたり、ひっくり返すなどの不具合が生ずることもな
く常時安全、確実な使用ができる自動消火装置が提供で
きるものである。
【0026】また、この発明の請求項2の加熱調理器の
自動消火装置によれば、リセットレバーの先端部に洗濯
ばさみ状の挟持具を備えて感温部材に磁石が持上げ吸着
される一定の持上げストロークに達した後は挟持具が拡
開部で押し開かれて係合段部から外れ磁石の持上げ力を
すみやかに解くようにしたので、感温部材に磁石が確実
に吸着されることは勿論のこと、鍋底へも必要以上の荷
重を与えることはない。したがって、上記請求項1の奏
する効果が簡単な構造のもとに実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の加熱調理器の自動消火装置をテーブ
ルこんろに適用した場合の全体の縦断側面図である。
【図2】その要部だけの横断平面図である。
【図3】感熱部と逆起電力発生部との部分だけを示した
一部切断正面図である。
【図4】図3のX−X線におけるセット時の断面図であ
る。
【図5】同作動時の断面図である。
【図6】感熱部だけの側面図である。
【図7】感熱部の上方部だけの拡大断面図である。
【図8】感熱部だけの鍋有り状態における作動時の断面
図である。
【図9】同リセット時の断面図である。
【図10】感熱部だけの鍋無し状態における作動時の断
面図である。
【図11】同リセット時の断面図である。
【図12】リセット時の洗濯ばさみ状挟持具と軸部材及
び作動ホルダとの関係を示した作動説明図である。
【図13】従来のリセット手段の一例を示した鍋無し状
態における作動時の断面図である。
【図14】同リセット時の断面図である。
【図15】鍋有り状態におけるリセット時の断面図であ
る。
【符号の説明】 A…感熱部、B…逆起電力発生部、C…連動手段、1…
感温メタル、2…磁石、21…逆起電力発生用磁石、2
6…逆起電力発生用コイル、14…リセットレバー、1
5洗濯ばさみ状の挟持具。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図1〜図において、Aは感熱部で、感温
メタル1と磁石2とからなり、感温メタル1の透磁率の
変化により磁石2が吸着、離脱するようになっており、
感温メタル1は比較的薄い板厚の板状体で形成され、器
具の取付板3に固定された固定ホルダ4に上下移動自由
に備えられた可動ホルダ5の先端にキャップ状に取付け
固定され、その上面が鍋6の鍋底面6aに接離するよう
になっている。上記可動ホルダ5は上記感温メタル1を
上端に有する上部筒体5aと後述する作動ホルダ7の先
端に固定された下部筒体5bとで構成され、下部筒体5
bに対し上部筒体5aの脱着ができるようになってい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】上記挟持具15は基端枢支部15aに装着
したトーションバネ15bにより常時先端係合部15
e、15eが閉じる方向に付勢された相対向する一対の
挟持片15c、15cで洗濯ばさみ状に構成され、リセ
ットレバー14の感熱部側の取付片14aに枢設されて
いる。なお、上記一対の挟持片15c、15cの先端係
合部15e、15eの上部内面は斜状部15d、15d
に形成されている。この挟持具15はその挟持片15
c、15cが感熱部Aのリセット時に感温メタル1に磁
石2が持上げ吸着される一定の持上げストローク1間で
は上記軸部材17の係合段部16に先端係合部15e、
15eの突起部15f、15fにおいて係合され、該持
上げストローク1を過ぎると、上記作動ホルダ7の下部
ホルダ7bの下端に形成された拡開部、すなわち、斜状
ガイド部7cに斜状部15d、15dが接して押し開か
れ挟持片15c、15cの先端係合部15e、15eが
係合段部16から外れて(図(イ)、(ロ)、
(ハ)、(ニ)、(ホ)参照)下部ホルダ7bの外面に
接して一定の上限位置まで上昇するようになっている。
このとき、誤差吸収用バネ18を介して作動軸8と軸部
材17との間には持上げ力に応じた変動による隙間aが
形成され、リセット時の持上げストローク1等の誤差を
吸収する。なお、上記トーションバネ15bは上記挟持
具15の係脱動作が軽快、確実に行いうるバネ力を有し
ている(図(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)
参照)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】上記構成において、感熱部Aをリセットす
るときは、リセットレバー14を操作してその先端挟持
具15を下限位置(図8(ニ)参照)から軸部材17に
沿って上昇させると、その途中で先ず挟持具15の閉じ
る方向に付勢された挟持片15c、15cの先端係合部
15e、15eが軸部材17の係合段部16に係合され
る(図8(イ)及び図(イ)、(ロ)参照)。続いて
挟持具15がさらに上昇すると作動軸8は軸部材17と
ともに誤差吸収用バネ18を介して持上げられ、作動軸
8の先端の磁石が一定のストローク1に達したところで
感温メタル1に接して吸着される。このとき、連動用ピ
ン11も下部ホルダ7bの斜状ガイド溝12に沿って図
示反時計方向に回動変位して上昇し上限位置に達して後
述する逆起電力発生部Bを所望タイミングのもとに作動
する(図8(イ)、図8(ロ)及び図8(ハ)、図
(ニ)参照)。さらに、挟持具15が上昇すると、挟持
片15c、15cの先端係合部15e、15eの上部内
面の斜状部15d、15dが下部ホルダ7bの下端の斜
状ガイド部7cに接し挟持片15c、15cが上昇する
に連れて挟持片15c、15cは斜状ガイド部7cで押
し開かれ係合段部16との係合が外され磁石2の持上げ
力を解除する(図(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、
(ホ)参照)。したがって、感温メタル1に磁石2が確
実に吸着され、また、感温メタル1又は鍋底へ必要以上
の荷重を与えることなくリセット動作が行いうる。その
後、挟持片15c、15cは下部ホルダ5bの外面に軽
く接して上限位置まで上昇し該位置に軽く挟持されて停
止する(図8(イ)、図8(ロ)参照)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】以上説明した感熱部Aと逆起電力発生部B
とを連動手段Cを介 りの場合における感熱部Aは、図8及び図6に示されて
いるように、鍋無し状態(図8(ハ)及び図8(ニ)
照)の平常時における感温メタル1は磁石2が吸着され
たまま可動ホルダ5とともに一定寸法hだけ五徳41よ
り上方に突出した位置にあるため(図1及び図8(ニ)
参照)、五徳41上に鍋6を載せると、吸 変化を吸収して感温メタル1を鍋底面6aに密着する
(図参照)。このとき、先にリセット操作されたリセッ
トレバー14の感熱部側の先端挟持具15は作動ホルダ
7の下部ホルダ7bの下方部の外面に軽く挟着保持され
ている。一方、逆起電力発生部Bの磁石21はスライド
筒23とともに係止凸片22が係止部32に係合されて
上限位置にセットされている(図3及び図4参照)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】そこで、感温部Aの感温メタル1が予め設
定された加熱温度(たとえば、250℃程度)を検出す
ると、感温メタル1がキューリ点に達し常磁性体となる
ため、磁石2は吸着力を失って引張りバネ13により作
動軸8とともに一定のストローク1だけ降下し感温メタ
ル1から離脱する(図8(ロ)から図8(イ)の状態参
照)。上記作動軸8の降下にともない作動軸8と一体の
連動用ピン11も斜状ガイド溝12に沿って降下回動す
るため、この連動用ピン11で連動部材30を支軸29
を支点として図示時計方向へガイド凸条33を介して一
定の角度だけ復帰用のバネ31に抗して回動変位するた
め、その先端係止部32から係止凸片22を外す。した
がって、逆起電力発生部Bの磁石21はスライド筒23
とともに押し下げ用のバネ25のバネ力で急降下し下端
部の逆起電力発生用コイル26内に勢いよく進入し逆起
電力発生用コイル26に磁界の変化を与え熱電対起電力
に対して大きな逆起電力を発生する(図4の状態から図
5の状態参照)。この結果、この逆電流により熱電対か
ら電磁安全弁への通電電流をすみやかに減少させ電磁安
全弁を即座に閉弁しガスの供給を遮断する。上記閉弁動
作においては感熱部Aの磁石2の動きと逆起電力発生部
Bの磁石21の動きとは連動手段Cを介して所望タイミ
ングのもとに連動して行われ、挟持具15は元位置に戻
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】感温メタル1の加熱温度が磁石2の吸着可
能状態にまで低下し再度使用するときは、リセットレバ
ー14を操作してその感熱部側の挟持具15を引張りバ
ネ13に抗して持上げると、先に説明したように感温メ
タル1に磁石2が吸着されるとともに連動用ピン11も
上昇するので、連動手段Cの連動部材30は復帰発条3
1により係止位置へ図示反時計方向に回動して戻ると同
時に逆起電力発生部Bの磁石21もリセットレバー14
の逆起電力発生部側の双股状係合片35でスライド筒2
3とともに押し下げ用のバネ25に抗して持上げられ、
逆起電力発生用磁石21が逆起電力発生用コイル26内
から脱出して上昇するとともに、その上限位置において
スライド筒23と一体の係止凸部22が連動部材30の
先端係止部32に係止され、次の自動消火作動が行える
体勢を維持する(図4、図5及び図8(イ)、図
(ロ)参照)。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】次に、鍋無しの場合は、感熱部Aの感温メ
タル1は磁石2が吸着されたまま可動ホルダ5とともに
上方に突出しており、逆起電力発生部Bの磁石21はス
ライド筒23とともに上限位置にある(図8(ニ)
照)。そこで、五徳41上に鍋6を載せることなくバー
ナが燃焼を続けると、感温メタル1が加熱され感温メタ
ル1が予め設定された加熱温度(たとえば、250℃程
度)を検出すると、先に説明した鍋有りの場合と同様の
理により感熱部Aは感温メタル1から磁石2が離脱して
磁石2を作動軸8とともに一定のストローク降下させ、
作動軸8と一体の連動用ピン11、作動ホルダ7の斜状
ガイド溝12及び連動部材30からなる連動手段Cを介
して逆起電力発生部Bの逆起電力発生用磁石21をスラ
イド筒23とともに降下し逆起電力発生用コイル26内
に勢いよく進入させて逆起電力発生用コイル26に大き
な逆起電力を発生させ、熱電対から電磁安全弁への通電
電流をすみやかに減少させて電磁安全弁を即座に閉弁し
ガスの供給を遮断するものである(図4、図5及び図
(ハ)、図8(ニ)参照)。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】鍋無し時における感熱部Aと逆起電力発生
部Bとをリセットする場合は先に説明した鍋有りの場合
と同様の理によりリセットレバー14を操作して感熱部
Aの感温メタル1に磁石2を持上げ吸着し、逆起電力発
生部Bの逆起電力発生用磁石21は逆起電力発生用コイ
ル26から離反して上方部に位置させ、次の自動消火作
動が行える体勢に維持するものである(図4、図5及び
8(ハ)、図8(ニ)参照)。なお、図1において、
Dはこんろ本体、42は点滅器、43はガスバーナ、4
4は熱電対、45は点火ツマミ、46は天板、47は受
皿、48はリセットレバー14の操作ツマミである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の加熱調理器の自動消火装置をテーブ
ルこんろに適用した場合の全体の縦断側面図である。
【図2】その要部だけの横断平面図である。
【図3】感熱部と逆起電力発生部との部分だけを示した
一部切断正面図である。
【図4】図3のX−X線におけるセット時の断面図であ
る。
【図5】同作動時の断面図である。
【図6】感熱部だけの側面図である。
【図7】感熱部の上方部だけの拡大断面図である。
【図8】感熱部だけの作動状態を示した断面図で、
(イ)は鍋有り状態における作動時の断面図、(ロ)は
同リセット時の断面図、(ハ)は鍋無し状態における作
動時の断面図、(ニ)は同リセット時の断面図である。
【図】リセット時の洗濯ばさみ状挟持具と軸部材及び
作動ホルダとの関係を示した作動説明図である。
【図1】従来のリセット手段の一例を示した鍋無し状
態における作動時の断面図である。
【図1】同リセット時の断面図である。
【図1】鍋有り状態におけるリセット時の断面図であ
る。
【符号の説明】 A…感熱部、B…逆起電力発生部、C…連動手段、1…
感温メタル、2…磁石、21…逆起電力発生用磁石、2
6…逆起電力発生用コイル、14…リセットレバー、1
5洗濯ばさみ状の挟持具。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理容器の底面から受熱し、その温度に応
    じて透磁率が変化する感温部材と、 上記感温部材の下面と向かい合って吸着、離脱する磁石
    と、 上記磁石の離脱動作により、ガスバーナへのガス流路を
    閉じるガス閉弁手段と、 上記磁石が上記感温部材から離脱した状態から上記磁石
    を持ち上げて上記感温部材に吸着させるリセット手段と
    を備えた加熱調理器の自動消火装置において、 上記リセット手段は、上記感温部材に上記磁石が持上げ
    吸着される一定の持上げストロークに達した後はその持
    上げ力を解除して調理容器底面へ必要以上の荷重を与え
    ないようにしたことを特徴とする加熱調理器の自動消火
    装置。
  2. 【請求項2】常時閉じる方向に付勢された相対向する一
    対の挟持片が上記持上げストロークを過ぎると、上記磁
    石と連動する作動ホルダに形成された拡開部で押し開か
    れ、上記磁石を上端に有する作動軸の係合段部から外れ
    て上記磁石の持上げ力を解く洗濯ばさみ状の挟持具をリ
    セットレバーの先端部に備えたリセット手段である請求
    項1記載の加熱調理器の自動消火装置。
JP30645397A 1997-10-20 1997-10-20 加熱調理器の自動消火装置 Pending JPH11118153A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108167884A (zh) * 2017-12-25 2018-06-15 广东美的厨房电器制造有限公司 微波炉及其灭火方法
CN110056909A (zh) * 2019-04-26 2019-07-26 浙江睿尚电器股份有限公司 一种燃气灶离子感应式防回火装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN108167884B (zh) * 2017-12-25 2020-06-30 广东美的厨房电器制造有限公司 微波炉及其灭火方法
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