JP3447115B2 - 調理器 - Google Patents
調理器Info
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Description
鍋底温度が設定温度に達すると、バーナへの燃料供給を
停止してバーナを消火する調理器に関する。
に達すると、バーナへの燃料供給を停止してバーナを消
火するガステーブルこんろ等の調理器において、鍋底に
接して鍋底温度を感知する感温センサーを炒めもの、焼
きもの等の料理(以下高温加熱調理という)を行うとき
は、鍋底から一時的に離間して鍋底温度を感知しないよ
うに鍋底に接することのない不作動位置へ変位し、高温
加熱調理終了後は感温センサーを天ぷら等の料理(以下
低温加熱調理という)に備えて鍋底に接して鍋底温度を
感知する作動位置へ戻しておくのが安全使用上望まし
い。
しない不作動位置にある感温センサーをバーナの点火操
作又は消火操作と連動して低温加熱調理に必要な鍋底に
接する作動位置へ戻し、高温加熱調理後の戻し忘れによ
る使用上の不都合をなくしたものがある(たとえば、特
公平5−19050号公報参照)。
カム体又はラックアンドピニオンで構成される駆動装置
と、変位ガイド、変位レバー、支柱及び保持用のマグネ
ット等からなる変位装置とで構成される機械的作動手段
を用いて鍋底に接しない不作動位置にある感温センサー
を操作つまみによる点火操作又は消火操作と連動して鍋
底に接する作動位置へ戻す構造となっている。
バーナの先端側は上昇可能であり、感温センサーを不作
動位置に変位でき、また、消火位置では駆動装置は変位
レバーの先端側を押えつけていて感温センサーは作動位
置にあり、感温センサーが不作動位置にあるときは操作
つまみの点火操作により駆動装置を介して作動位置に戻
すものである。
動装置とからなる機械的作動手段を用いているので、特
に、感温センサーの鍋底に接しない不作動位置での保持
及び該不作動位置から鍋底に接する作動位置への復帰動
作に確実性がないために、無意識のうちに使用した場合
の安全性は確保できず、しかも、構造的にも複雑でコス
トアップするという問題点があった。
題点に鑑み、高温加熱調理後、次の点火時には感温セン
サーは常に作動位置へ復帰していて無意識のうちに使用
しても安全性を損うことのない調理器の提供を目的とし
ている。
に、この発明の調理器は、 鍋底に接して鍋底温度を感知する感温センサーと、 上記感温センサーが予め設定された鍋底温度を感知した
とき、バーナへの燃料供給を停止する燃料制御手段と、 上記感温センサーを鍋底に接する作動位置と鍋底に接し
ない不作動位置とに変位させる位置変更手段とを備えた
調理器において、 上記感温センサーを不作動位置においてバーナ炎を感知
する熱発電素子と接続された電磁石で吸着保持する電磁
式保持手段を備えたことを主要な特徴とする。
て、バーナ炎を感知して電磁式安全弁を開放保持する熱
発電素子を上記電磁石に接続して兼用したこと、また、
上記感温センサーを不作動位置へ外部操作子で内部弾性
体による復帰力に抗して変位させ上記電磁石に吸着保持
することを特徴とする。
熱調理時は感温センサーが鍋底に接する作動位置に上昇
変位して鍋底温度を感知するため、感温センサーが予め
設定された鍋底温度を感知すると、その信号で燃料制御
手段を作動してバーナへの燃料供給を停止しバーナを消
火する。
底に接しない不作動位置へ降下変位されて鍋底から離間
し鍋底温度を感知しないため、所望の高温加熱調理が行
いうる。
て、高温加熱調理時は外部操作子で感温センサーを内部
の弾性体による復帰力に抗して降下変位させると、バー
ナによって加熱される熱発電素子の起電力により励磁さ
れる電磁石に吸着し鍋底に接しない不作動位置に保持さ
れる。
と、熱発電素子の加熱による起電力は無くなり、電磁石
の磁力は消え感温センサーの吸着保持が解かれるため、
感温センサーは内部の弾性体による復帰力で鍋底に接す
る作動位置へ上昇変位し、次の低温加熱調理に備える。
全弁を開放保持するための熱発電素子と接続されて、該
熱発電素子を立消え安全と感温センサーの不作動位置で
の保持とに兼用し、また、感温センサーは外部操作子に
より作動位置と不作動位置への変位選択自在となってい
るので、誤操作はない。
面を参照して説明する。
こんろに適用したものであって、1は感温センサーで、
この感温センサー1は支持板6に取付け固定された支柱
7に対し内部に装着されたスプリング(図示せず)によ
り上方への付勢力を付与して上下摺動可能に備えられた
可動ホルダー8の上端に設けられ、該感温センサー1は
可動ホルダー8とともに作動軸9に対しいくらかの圧縮
代をもってバネ付勢されて、後述する位置変更手段Aに
より鍋底5に接して鍋底温度を感知する作動位置と鍋底
5から離間して鍋底温度を感知しない不作動位置とに変
位できるようになっており、こんろバーナ3の中心部に
設置されている。
予め設定された鍋底温度を感知したとき、こんろバーナ
へのガス供給を停止する燃料制御手段で、実施例ではガ
ス供給路10の下流側に備えたガス制御弁を上記感温セ
ンサー1とコントローラCを介して接続している。
作動位置と鍋底5に接しない不作動位置とに変位させる
位置変更手段で、たとえば、位置変更用の作動レバーの
先端部を上記作動軸9に関連させた外部操作子11によ
り感温センサー1の内部のスプリングによる作動位置へ
の上昇変位と、該スプリングに抗しての不作動位置への
降下変位とが選択自在に設けられている。
る熱電対等の熱発電素子で、この熱発電素子3はガス供
給路10の上流側に装備された電磁式安全弁MVとコン
トローラCを介して接続されているほか、後述する感温
センサーを不作動位置で保持するための電磁式保持手段
MともコントローラCを介して接続され、熱発電素子を
電磁式安全弁MVによる立消え安全と電磁式保持手段M
による感温センサーの保持とに兼用している。
持する電磁式保持手段で、上記熱発電素子3とコントロ
ーラCを介して接続された電磁石4と上記作動軸9の下
端に備えた吸着板12をもって構成され、こんろバーナ
2によって加熱される熱発電素子3の起電力により励磁
される電磁石4に吸着板12が吸着して感温センサー1
を不作動位置に保持するようになっている。
する。
温加熱調理を行った場合でも、そのバーナ消火により感
温センサー1は鍋底5に接する作動位置に復帰している
ため、鍋底5に接して鍋底温度を感知し、感温センサー
1が予め設定された鍋底温度を感知すると、その信号を
受けたコントローラCからの指令でガス制御弁Vを閉じ
てバーナ2へのガス供給を停止してバーナ2を消火す
る。この結果、低温加熱調理時の過熱を防止する。
バーナ2に着火し外部操作子11により作動軸9及び可
動ホルダー8を介して感温センサー1を内部のスプリン
グによる復帰力に抗して降下変位させると、作動軸9に
備えた吸着板12が電磁石4の吸着面に押しつけられ、
バーナ2によって過熱される熱発電素子3の起電力で励
磁される電磁石4に吸着板12が吸着し感温センサー1
は鍋底に接しない不作動位置に保持される。この結果、
鍋底温度は感知されず所望の高温加熱調理が行いうる
(図1の状態から図2の状態参照)。
と、バーナ2による熱発電素子3の加熱は解かれるた
め、熱発電素子3の起電力は無くなり電磁石4の磁力は
消え感温センサー1の不作動位置における吸着保持が解
かれる。したがって、感温センサー1は内部のスプリン
グによる復帰力で可動ホルダー8及び作動軸9とともに
上昇変位し鍋底に接する作動位置に復帰する。このと
き、外部操作子11も作動位置へ移動される。この結
果、次の低温加熱調理に備えるものである(図2の状態
から図1の状態参照)。
炎aを感知して電磁式安全弁MVを開放保持する熱発電
素子3と接続されているから、該熱発電素子3は電磁式
安全辺MVによる立消え安全と、電磁石4による感温セ
ンサー1の不作動位置での保持とを兼用する。
が、この発明はこうした実施例に何等限定されるもので
はなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
ば、次に記載する効果を奏する。
位置においてバーナ炎を感知する熱発電素子と接続され
た電磁石で吸着保持するから、高温加熱調理後、次の点
火時には感温センサーは常に作動位置にあって無意識の
うちに使用しても安全性を損うことはない。
ーナ炎を感知して電磁式安全弁を開放保持する既存の熱
発電素子と接続したから、専用の熱発電素子を設ける必
要はなく経済的である。
の内部弾性体の復帰力による作動位置への変位と不作動
位置への変位とを外部操作子で変位選択自在としたか
ら、誤操作はなく使い勝手のよいものである。
調理時の概略構成図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 鍋底に接して鍋底温度を感知する感温セ
ンサーと、 上記感温センサーが予め設定された鍋底温度を感知した
とき、バーナへの燃料供給を停止する燃料制御手段と、 上記感温センサーを鍋底に接する作動位置と鍋底に接し
ない不作動位置とに変位させる位置変更手段とを備えた
調理器において、 上記感温センサーを不作動位置においてバーナ炎を感知
する熱発電素子と接続された電磁石で吸着保持する電磁
式保持手段を備えたことを特徴とする調理器。 - 【請求項2】 バーナ炎を感知して電磁式安全弁を開放
保持する熱発電素子を上記電磁石に接続して兼用した請
求項1記載の調理器。 - 【請求項3】 上記感温センサーを不作動位置へ外部操
作子で内部弾性体による復帰力に抗して変位させ上記電
磁石に吸着保持する請求項1記載の調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15292294A JP3447115B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15292294A JP3447115B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07332674A JPH07332674A (ja) | 1995-12-22 |
JP3447115B2 true JP3447115B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=15551086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15292294A Expired - Fee Related JP3447115B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 調理器 |
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JP (1) | JP3447115B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007292408A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Cleanup Corp | 鍋底感熱センサ付コンロ |
JP2007292409A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Cleanup Corp | 鍋底感熱センサ付コンロ |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP15292294A patent/JP3447115B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07332674A (ja) | 1995-12-22 |
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