JPS5827713Y2 - ガス炊飯器の自動消火装置 - Google Patents
ガス炊飯器の自動消火装置Info
- Publication number
- JPS5827713Y2 JPS5827713Y2 JP648378U JP648378U JPS5827713Y2 JP S5827713 Y2 JPS5827713 Y2 JP S5827713Y2 JP 648378 U JP648378 U JP 648378U JP 648378 U JP648378 U JP 648378U JP S5827713 Y2 JPS5827713 Y2 JP S5827713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- fire extinguishing
- soft ferrite
- automatic fire
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来のガス炊飯器は、炊飯釜内温度を感知する感熱素子
と、該感熱素子の変態、応動等に直接連動するレバー機
構と、該レバー機構に連動するバルブ装置とにより自動
消火装置を構成していた。
と、該感熱素子の変態、応動等に直接連動するレバー機
構と、該レバー機構に連動するバルブ装置とにより自動
消火装置を構成していた。
従って、動的部分が多くかつ複雑なものとなっていた。
さらに、熱起電力を応用した種火安全装置を具備するも
のにあっては一層複雑なものとなり、これに基因する製
造上及び性能上の問題が山積していた。
のにあっては一層複雑なものとなり、これに基因する製
造上及び性能上の問題が山積していた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、前記種
火安全装置を具備するガス炊飯器の自動消火装置の簡略
化を図るものである。
火安全装置を具備するガス炊飯器の自動消火装置の簡略
化を図るものである。
以下、本考案の詳細につき、図示実施例に従って説述す
る。
る。
第１図に於いて、１は炊飯釜で、図示しない本体ケース
内に内挿定置されるものであり、前記本体ケースが載置
される下部ケース２内の自動消火装置と対応している。
内に内挿定置されるものであり、前記本体ケースが載置
される下部ケース２内の自動消火装置と対応している。
３は、下部開放の筒体で、上端の平面部４内面に永久磁
石５を固着し、該永久磁石の下面にソフトフェライト６
を密接させ、さらにその下面にリードスイッチ等の磁性
応動スイッチ７を連設したもので、該筒体３に外嵌した
ばね８により上方に付勢されて平面部４が釜底９に当接
している。
石５を固着し、該永久磁石の下面にソフトフェライト６
を密接させ、さらにその下面にリードスイッチ等の磁性
応動スイッチ７を連設したもので、該筒体３に外嵌した
ばね８により上方に付勢されて平面部４が釜底９に当接
している。
１０はバルブ本体で、ガス人口１１から弁口１２を経て
主バーナ１３及び種火バーナ１４へのガス回路が形成さ
れており、前記弁口１２には、電磁弁１５の弁体１６が
対応している。
主バーナ１３及び種火バーナ１４へのガス回路が形成さ
れており、前記弁口１２には、電磁弁１５の弁体１６が
対応している。
該弁体の自由端側弁軸１７はバルブ本体１０から突出し
て、該バルブ本体に取付けた承部１８に軸支されるレバ
ー１９と確動連動するとともに、前記弁軸１７とバルブ
本体１０間に装着したばね２０が弁体１６を閉弁側に付
勢させている。
て、該バルブ本体に取付けた承部１８に軸支されるレバ
ー１９と確動連動するとともに、前記弁軸１７とバルブ
本体１０間に装着したばね２０が弁体１６を閉弁側に付
勢させている。
２１は熱電対回路２２の感熱部で、主バーナ１３の炎孔
部及び種火バーナ１４の炎孔部近傍に配設されており、
電気的には、前記電磁弁１５の励磁コイルと感熱部２１
により形成される熱電対回路２２中に磁性応動スイッチ
７を直列に挿入したものである。
部及び種火バーナ１４の炎孔部近傍に配設されており、
電気的には、前記電磁弁１５の励磁コイルと感熱部２１
により形成される熱電対回路２２中に磁性応動スイッチ
７を直列に挿入したものである。
以上に詳記したガス炊飯器の作用についてさらに詳述す
る。
る。
第１図の状態で操作レバー１９を押すとこれと連動する
弁軸１７及び弁体１６が後退して弁口１２を開き、ガス
人口１１から主バーナ１３及び種火バーナ１４へのガス
流路が連通ずる。
弁軸１７及び弁体１６が後退して弁口１２を開き、ガス
人口１１から主バーナ１３及び種火バーナ１４へのガス
流路が連通ずる。
このとき、同時に、点火手段（図示せず）を作動させて
種火バーナ１４及び主バーナ１３に点火し、これらバー
ナの炎孔に形成された炎が感熱部２１を加熱する。
種火バーナ１４及び主バーナ１３に点火し、これらバー
ナの炎孔に形成された炎が感熱部２１を加熱する。
通常状態では、永久磁石５の磁力線回路がソフトフェラ
イト６により閉成されて磁力線が磁性応動スイッチ７に
至らず磁性応動スイッチ７が閉成されている。
イト６により閉成されて磁力線が磁性応動スイッチ７に
至らず磁性応動スイッチ７が閉成されている。
従って感熱部２１が所定温度にまで加熱されると、熱電
対回路２２に所定の電流が発生し電磁弁１５の励磁コイ
ルが弁体１６を開放状態に保持し、主バーナ１３９種火
バーナ１４の燃焼を持続する。
対回路２２に所定の電流が発生し電磁弁１５の励磁コイ
ルが弁体１６を開放状態に保持し、主バーナ１３９種火
バーナ１４の燃焼を持続する。
次に、炊飯釜１内が炊飯完了温度に達すると、ソフトフ
ェライト６の透磁率が急激に低下するため、永久磁石５
の磁力線回路が磁性応動スイッチ７に達し、熱電対回路
２２が開成され電磁弁１５の励磁コイルが弁体１６を解
放して弁口１２を閉塞し、主バーナ１３及び種火バーナ
１４が消火する。
ェライト６の透磁率が急激に低下するため、永久磁石５
の磁力線回路が磁性応動スイッチ７に達し、熱電対回路
２２が開成され電磁弁１５の励磁コイルが弁体１６を解
放して弁口１２を閉塞し、主バーナ１３及び種火バーナ
１４が消火する。
次に、炊飯中、なんらかの事情で主バーナ１３及び種火
バーナ１４の炎が消失又は不完全な状態となったときに
は、感熱部２１の温度が低下して熱電対回路の電流が消
失又は低下して電磁弁１５の励磁コイルが弁体１６を解
放し、弁口１２が閉塞されるから、安全装置機能をも発
揮する。
バーナ１４の炎が消失又は不完全な状態となったときに
は、感熱部２１の温度が低下して熱電対回路の電流が消
失又は低下して電磁弁１５の励磁コイルが弁体１６を解
放し、弁口１２が閉塞されるから、安全装置機能をも発
揮する。
又、実施例の場合、弁軸１７を操作レバー１９と確動連
動させているから、操作レバー１９を復帰回動させるこ
とにより炊飯途中等において強制的に手動消火すること
も出来、操作性に優れたものとなっている。
動させているから、操作レバー１９を復帰回動させるこ
とにより炊飯途中等において強制的に手動消火すること
も出来、操作性に優れたものとなっている。
以上詳記したように、本考案のガス炊飯器の自動消火装
置は、感熱素子として、設定温度に達すると透磁率の急
激に変化するソフトフェライトを採用し、該ソフトフェ
ライトの上方に続く永久磁石５が炊飯釜１の釜底に直接
又は間接的に当接し得る構造と威し、ソフトフェライト
６の下面に近接又は当接する磁性応動スイッチ７の常閉
接点を炎孔近傍の感熱部２１と電磁弁１５の励磁コイル
とにより形成した熱電対回路２２に直列に挿入し、前記
電磁弁１５の弁体１６により主バーナ１３へのガス回路
を開・閉するようにしたものであるから、炎孔からの炎
が消失又は不完全な状態となったとき生ガス放出事故を
未然に防止し得るとともに、消火機構実現の為の複雑な
レバー機構も不要となりしかも動的部分が大幅に削減さ
れるため、生産性及び耐久性の向上が得られ、コストダ
ウンにも大きく貢献するものとなる。
置は、感熱素子として、設定温度に達すると透磁率の急
激に変化するソフトフェライトを採用し、該ソフトフェ
ライトの上方に続く永久磁石５が炊飯釜１の釜底に直接
又は間接的に当接し得る構造と威し、ソフトフェライト
６の下面に近接又は当接する磁性応動スイッチ７の常閉
接点を炎孔近傍の感熱部２１と電磁弁１５の励磁コイル
とにより形成した熱電対回路２２に直列に挿入し、前記
電磁弁１５の弁体１６により主バーナ１３へのガス回路
を開・閉するようにしたものであるから、炎孔からの炎
が消失又は不完全な状態となったとき生ガス放出事故を
未然に防止し得るとともに、消火機構実現の為の複雑な
レバー機構も不要となりしかも動的部分が大幅に削減さ
れるため、生産性及び耐久性の向上が得られ、コストダ
ウンにも大きく貢献するものとなる。
又、実施例の如く、操作レバー１９と弁体１６の弁軸１
７を確動連動させる構成を付加した場合には、操作レバ
ー１９の復帰回動により強制的に手動消火することが出
来るため操作性に優れたものとなる。
７を確動連動させる構成を付加した場合には、操作レバ
ー１９の復帰回動により強制的に手動消火することが出
来るため操作性に優れたものとなる。
第１図は本考案実施例の断面図であり、図中、１・・・
・・・炊飯釜、５・・・・・・永久磁石、６・・・・・
・ソフトフェライト、７・・・・・・磁性応動スイッチ
、１３・・・・・・主バーナ、１５・・・・・・電磁弁
、１６・・・・・・弁体、１９・・・・・・操作レバー
２１・・・・・・感熱部、２２・・・・・・熱電対回路
。
・・・炊飯釜、５・・・・・・永久磁石、６・・・・・
・ソフトフェライト、７・・・・・・磁性応動スイッチ
、１３・・・・・・主バーナ、１５・・・・・・電磁弁
、１６・・・・・・弁体、１９・・・・・・操作レバー
２１・・・・・・感熱部、２２・・・・・・熱電対回路
。
Claims (1)
- 感熱素子として、設定温度に達すると透磁率の急激に変
化するソフトフェライト６を採用し、該ソフトフェライ
ト６の上方に続く永久磁石５が炊飯釜１の釜底に直接又
は間接的に当接し得る構造と威し、ソフトフェライト６
の下面に近接又は当接させた磁性応動スイッチ７の常閉
接点を炎孔近傍の感熱部２１と電磁弁１５の励磁コイル
とにより形成した熱電対回路２２に直列に挿入し、前記
電磁弁１５の弁体１６により主バーナ１３へのガス回路
を開・閉するようにしたガス炊飯器の自動消火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP648378U JPS5827713Y2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | ガス炊飯器の自動消火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP648378U JPS5827713Y2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | ガス炊飯器の自動消火装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54110449U JPS54110449U (ja) | 1979-08-03 |
| JPS5827713Y2 true JPS5827713Y2 (ja) | 1983-06-16 |
Family
ID=28813308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP648378U Expired JPS5827713Y2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | ガス炊飯器の自動消火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827713Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-23 JP JP648378U patent/JPS5827713Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54110449U (ja) | 1979-08-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2007077150A1 (en) | A cooking device | |
| JPS5827713Y2 (ja) | ガス炊飯器の自動消火装置 | |
| JP3501506B2 (ja) | 調理用加熱器 | |
| TWM597850U (zh) | 瓦斯爐防空燒裝置 | |
| JP3375757B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| JP5175784B2 (ja) | ガスコンロ | |
| KR940002746B1 (ko) | 그릴 제어장치 | |
| JPS5844370B2 (ja) | ガス炊飯器の制御装置 | |
| JP3871795B2 (ja) | 加熱調理器の自動消火装置 | |
| JPH08135975A (ja) | 加熱調理器 | |
| JPH0735906B2 (ja) | 温度センサを備えたガス調理器 | |
| JP3368083B2 (ja) | 燃焼制御装置 | |
| JPH0510758Y2 (ja) | ||
| JPH10185205A (ja) | ガスコンロ | |
| JPH0525539Y2 (ja) | ||
| JPH0212450Y2 (ja) | ||
| JPS5833401Y2 (ja) | ガス器具の安全装置 | |
| JPH0238218Y2 (ja) | ||
| JPH0141377Y2 (ja) | ||
| JPS605265Y2 (ja) | 点火弁装置 | |
| JP3654613B2 (ja) | 感温センサー | |
| JPS605266Y2 (ja) | 点火弁装置 | |
| JPH0325021Y2 (ja) | ||
| JPS5811307Y2 (ja) | ガス炊飯器 | |
| JP3629619B2 (ja) | テーブルこんろ |