JPH1111631A - 基板搬送装置 - Google Patents
基板搬送装置Info
- Publication number
- JPH1111631A JPH1111631A JP9167486A JP16748697A JPH1111631A JP H1111631 A JPH1111631 A JP H1111631A JP 9167486 A JP9167486 A JP 9167486A JP 16748697 A JP16748697 A JP 16748697A JP H1111631 A JPH1111631 A JP H1111631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- lower edge
- edge support
- roller
- contact portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板搬送の安定性を確保すると共に、基板サ
イズ変更時の作業性を改善することができる基板搬送装
置を提供する。 【解決手段】 搬送ローラ10が基板Sを裏面から支持
する一方、基板傾斜方向IDにおける両端縁側(基板の
幅方向端縁)を下方および上方端縁支持ローラ22、3
2が基板表面および基板側面を支持する。このように、
基板Sを上方、下方および側面から支持した状態で搬送
することができ、基板搬送の安定性を向上させることが
できる。また、基板サイズを変更する際にも、搬送ロー
ラ10を交換することなく、上方および下方端縁支持ロ
ーラ32、22のうち少なくとも一方を再配置すること
で相互に異なる基板サイズの基板Sを搬送することがで
きる。
イズ変更時の作業性を改善することができる基板搬送装
置を提供する。 【解決手段】 搬送ローラ10が基板Sを裏面から支持
する一方、基板傾斜方向IDにおける両端縁側(基板の
幅方向端縁)を下方および上方端縁支持ローラ22、3
2が基板表面および基板側面を支持する。このように、
基板Sを上方、下方および側面から支持した状態で搬送
することができ、基板搬送の安定性を向上させることが
できる。また、基板サイズを変更する際にも、搬送ロー
ラ10を交換することなく、上方および下方端縁支持ロ
ーラ32、22のうち少なくとも一方を再配置すること
で相互に異なる基板サイズの基板Sを搬送することがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体基
板、LCD(液晶表示装置)用ガラス基板、PDP(プ
ラズマディスプレイパネル)用ガラス基板、プリント基
板などの板状基板(以下、単に「基板」という)を水平
方向に対して傾斜させた状態で、所定の基板搬送方向に
搬送する基板搬送装置に関する。
板、LCD(液晶表示装置)用ガラス基板、PDP(プ
ラズマディスプレイパネル)用ガラス基板、プリント基
板などの板状基板(以下、単に「基板」という)を水平
方向に対して傾斜させた状態で、所定の基板搬送方向に
搬送する基板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の基板搬送装置としては、
例えば特開平7−283185号公報や実開平6−87
338号公報に記載されたものがある。これらのうち前
者(特開平7−283185号公報)には、サイドガイ
ドローラ方式の基板搬送装置によって基板を傾斜状態で
搬送しながら当該基板を洗浄処理する基板洗浄装置が記
載されている。すなわち、この基板搬送装置では、回転
軸の長手方向を水平方向に対して所定角度傾斜させた状
態でその回転軸に搬送ローラを所定間隔毎に配設してい
る搬送ローラ部材が基板の搬送方向に複数並設されてい
る。そして、搬送ローラによって基板の裏面を支持する
とともに、基板の傾斜方向における下方端縁側の基板側
面を基板端面支持板に突き当てることで基板を支持して
いる。また、これら搬送ローラ部材および基板端面支持
板は回転駆動機構と連結されている。したがって、この
ように構成された基板搬送装置では、各搬送ローラ部材
および基板端面支持板を回転駆動させることにより、傾
斜状態で支持された基板が搬送方向に搬送される。
例えば特開平7−283185号公報や実開平6−87
338号公報に記載されたものがある。これらのうち前
者(特開平7−283185号公報)には、サイドガイ
ドローラ方式の基板搬送装置によって基板を傾斜状態で
搬送しながら当該基板を洗浄処理する基板洗浄装置が記
載されている。すなわち、この基板搬送装置では、回転
軸の長手方向を水平方向に対して所定角度傾斜させた状
態でその回転軸に搬送ローラを所定間隔毎に配設してい
る搬送ローラ部材が基板の搬送方向に複数並設されてい
る。そして、搬送ローラによって基板の裏面を支持する
とともに、基板の傾斜方向における下方端縁側の基板側
面を基板端面支持板に突き当てることで基板を支持して
いる。また、これら搬送ローラ部材および基板端面支持
板は回転駆動機構と連結されている。したがって、この
ように構成された基板搬送装置では、各搬送ローラ部材
および基板端面支持板を回転駆動させることにより、傾
斜状態で支持された基板が搬送方向に搬送される。
【0003】また、もう一方の公報(実開平6−873
38号公報)には、裏面鍔付きローラと押えローラとで
基板端縁を支持しながら基板を傾斜状態で搬送する技術
が記載されている。すなわち、この基板搬送装置は、搬
送軸と、鍔部を外側、ローラ部を内側にそれぞれ向けた
状態で搬送軸の両側にそれぞれ配設された鍔付搬送ロー
ラと、これら両鍔付搬送ローラの上方に配設された押え
ローラ軸と、この押えローラ軸の両側にそれぞれ配設さ
れ、両鍔付搬送ローラの各ローラ部上に載置された基板
の両端縁を上側からそれぞれ押える押えローラとを備え
ている。また、これらが水平面に対して傾斜させた状態
で配置されており、基板の両端縁を上下から挟持した状
態で搬送するようになっている。
38号公報)には、裏面鍔付きローラと押えローラとで
基板端縁を支持しながら基板を傾斜状態で搬送する技術
が記載されている。すなわち、この基板搬送装置は、搬
送軸と、鍔部を外側、ローラ部を内側にそれぞれ向けた
状態で搬送軸の両側にそれぞれ配設された鍔付搬送ロー
ラと、これら両鍔付搬送ローラの上方に配設された押え
ローラ軸と、この押えローラ軸の両側にそれぞれ配設さ
れ、両鍔付搬送ローラの各ローラ部上に載置された基板
の両端縁を上側からそれぞれ押える押えローラとを備え
ている。また、これらが水平面に対して傾斜させた状態
で配置されており、基板の両端縁を上下から挟持した状
態で搬送するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記サイド
ガイドローラ方式の基板搬送装置(特開平7−2831
85号公報記載の基板搬送装置)では、基板の裏面は搬
送ローラによって支持され、傾斜方向における下方端縁
側での基板側面は基板端面支持板で支持しているが、基
板表面は全く保持されていない。そのため、例えば、ブ
ラシ洗浄や高圧水洗浄などの物理力を利用した水洗手段
などを用いて表面処理する場合には、基板搬送方向に対
して直角な上下方向の力が基板に作用することになっ
て、基板保持力が不足して安定な基板搬送ができないと
問題がある。また、上記基板搬送装置によって搬送され
る基板に対してブラシ洗浄処理や薬液処理などを施す場
合、少なくとも基板の下方端縁を上方向からも確実に保
持しないと基板と搬送ローラがスリップして基板搬送に
支障を来たす虞がある。このように、従来のサイドガイ
ドローラ方式の基板搬送装置では、基板搬送を安定して
行うことができないという重大な問題があった。
ガイドローラ方式の基板搬送装置(特開平7−2831
85号公報記載の基板搬送装置)では、基板の裏面は搬
送ローラによって支持され、傾斜方向における下方端縁
側での基板側面は基板端面支持板で支持しているが、基
板表面は全く保持されていない。そのため、例えば、ブ
ラシ洗浄や高圧水洗浄などの物理力を利用した水洗手段
などを用いて表面処理する場合には、基板搬送方向に対
して直角な上下方向の力が基板に作用することになっ
て、基板保持力が不足して安定な基板搬送ができないと
問題がある。また、上記基板搬送装置によって搬送され
る基板に対してブラシ洗浄処理や薬液処理などを施す場
合、少なくとも基板の下方端縁を上方向からも確実に保
持しないと基板と搬送ローラがスリップして基板搬送に
支障を来たす虞がある。このように、従来のサイドガイ
ドローラ方式の基板搬送装置では、基板搬送を安定して
行うことができないという重大な問題があった。
【0005】これに対し、上記従来の裏面鍔付きローラ
方式の基板搬送装置(実開平6−87338号公報記載
の基板搬送装置)では、搬送ローラと押えローラによっ
て基板両端縁を支持しながら、基板搬送を行っているた
め、基板搬送を安定して行うことができる。しかしなが
ら、多種の基板サイズに対応するために、その都度、基
板の幅方向(基板傾斜方向)における押えローラ間の設
置距離と、同方向における搬送ローラ間の設置距離とを
順次変更しなければならず、多大な労力を必要として作
業性が悪いという問題を有していた。また、基板の表面
側に押えローラ軸が存在するため、例えば基板搬送装置
によって搬送されている基板に対して上面側より純水や
薬剤などの処理液を供給して基板処理する場合、処理液
の一部が押えローラ軸に当たり、処理液が基板表面に均
一に供給されず、その結果、処理ムラが生じるおそれが
ある。
方式の基板搬送装置(実開平6−87338号公報記載
の基板搬送装置)では、搬送ローラと押えローラによっ
て基板両端縁を支持しながら、基板搬送を行っているた
め、基板搬送を安定して行うことができる。しかしなが
ら、多種の基板サイズに対応するために、その都度、基
板の幅方向(基板傾斜方向)における押えローラ間の設
置距離と、同方向における搬送ローラ間の設置距離とを
順次変更しなければならず、多大な労力を必要として作
業性が悪いという問題を有していた。また、基板の表面
側に押えローラ軸が存在するため、例えば基板搬送装置
によって搬送されている基板に対して上面側より純水や
薬剤などの処理液を供給して基板処理する場合、処理液
の一部が押えローラ軸に当たり、処理液が基板表面に均
一に供給されず、その結果、処理ムラが生じるおそれが
ある。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、基板搬送の安定性を確保すると共に、基板サイズ変
更時の作業性を改善することができる基板搬送装置を提
供することを目的とする。
で、基板搬送の安定性を確保すると共に、基板サイズ変
更時の作業性を改善することができる基板搬送装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
を水平方向に対して傾斜させた状態で、所定の基板搬送
方向に搬送する基板搬送装置であって、上記目的を達成
するため、基板を裏面から支持して搬送可能な搬送ロー
ラと、前記基板搬送方向に沿って相互に離隔配置されな
がら、各々が基板の傾斜方向における下方端縁側で、し
かも当該基板傾斜方向に対して鋭角をなすように立設さ
れた複数の下方端縁支持軸と、各下方端縁支持軸の先端
部に回転自在に取り付けられ、前記基板傾斜方向におけ
る下方端縁側で基板表面および基板側面を支持する複数
の下方端縁支持ローラと、を備えている。
を水平方向に対して傾斜させた状態で、所定の基板搬送
方向に搬送する基板搬送装置であって、上記目的を達成
するため、基板を裏面から支持して搬送可能な搬送ロー
ラと、前記基板搬送方向に沿って相互に離隔配置されな
がら、各々が基板の傾斜方向における下方端縁側で、し
かも当該基板傾斜方向に対して鋭角をなすように立設さ
れた複数の下方端縁支持軸と、各下方端縁支持軸の先端
部に回転自在に取り付けられ、前記基板傾斜方向におけ
る下方端縁側で基板表面および基板側面を支持する複数
の下方端縁支持ローラと、を備えている。
【0008】この発明では、搬送ローラが基板を裏面か
ら支持する一方、複数の下方端縁支持ローラが基板傾斜
方向における下方端縁側で基板表面および基板側面を支
持する。そして、このように搬送ローラおよび下方端縁
支持ローラで基板が上方、下方および側面から支持され
た状態で搬送され、基板搬送の安定性が向上される。ま
た、基板傾斜方向においては下方端縁側のみが複数の下
方端縁支持ローラで支持されているため、基板サイズを
変更したとしても、搬送ローラおよび下方端縁支持ロー
ラのいずれも変更することなく、相互に異なる基板サイ
ズの基板が搬送ローラおよび下方端縁支持ローラで上
方、下方および側面から支持され、上記したように安定
して搬送される。
ら支持する一方、複数の下方端縁支持ローラが基板傾斜
方向における下方端縁側で基板表面および基板側面を支
持する。そして、このように搬送ローラおよび下方端縁
支持ローラで基板が上方、下方および側面から支持され
た状態で搬送され、基板搬送の安定性が向上される。ま
た、基板傾斜方向においては下方端縁側のみが複数の下
方端縁支持ローラで支持されているため、基板サイズを
変更したとしても、搬送ローラおよび下方端縁支持ロー
ラのいずれも変更することなく、相互に異なる基板サイ
ズの基板が搬送ローラおよび下方端縁支持ローラで上
方、下方および側面から支持され、上記したように安定
して搬送される。
【0009】請求項2の発明は、前記下方端縁支持ロー
ラが前記基板表面と当接する第1当接部と、前記下方端
縁支持ローラが前記基板側面と当接する第2当接部との
少なくとも一方にOリングを取り付けている。
ラが前記基板表面と当接する第1当接部と、前記下方端
縁支持ローラが前記基板側面と当接する第2当接部との
少なくとも一方にOリングを取り付けている。
【0010】この発明では、下方端縁支持ローラの第1
および第2当接部の少なくとも一方にOリングが取り付
けられており、Oリングが取り付けられた側での基板と
の接触面積が小さくなり、発塵が抑制される。
および第2当接部の少なくとも一方にOリングが取り付
けられており、Oリングが取り付けられた側での基板と
の接触面積が小さくなり、発塵が抑制される。
【0011】請求項3の発明は、前記基板搬送方向に沿
って相互に離隔配置されながら、各々が前記基板傾斜方
向における上方端縁側で、しかも当該基板傾斜方向に対
して鋭角をなすように横設された複数の上方端縁支持軸
と、各上方端縁支持軸の先端部に回転自在に取り付けら
れ、前記基板傾斜方向における上方端縁側で基板表面お
よび基板側面を支持する複数の上方端縁支持ローラとを
さらに備えている。
って相互に離隔配置されながら、各々が前記基板傾斜方
向における上方端縁側で、しかも当該基板傾斜方向に対
して鋭角をなすように横設された複数の上方端縁支持軸
と、各上方端縁支持軸の先端部に回転自在に取り付けら
れ、前記基板傾斜方向における上方端縁側で基板表面お
よび基板側面を支持する複数の上方端縁支持ローラとを
さらに備えている。
【0012】この発明では、基板傾斜方向における下方
端縁側のみならず、上方端縁側にも基板表面および基板
側面を支持する複数のローラ、つまり上方端縁支持ロー
ラが設けられている。したがって、基板傾斜方向におけ
る基板の両端縁が上方および下方端縁支持ローラによっ
て支持され、基板搬送の安定性がさらに高められる。ま
た、基板サイズを変更する際にも、搬送ローラを交換す
ることなく、上方および下方端縁支持ローラのうち少な
くとも一方を交換することで相互に異なる基板サイズの
基板が搬送ローラ、上方および下方端縁支持ローラで上
方、下方および側面から支持され、上記したように安定
して搬送される。
端縁側のみならず、上方端縁側にも基板表面および基板
側面を支持する複数のローラ、つまり上方端縁支持ロー
ラが設けられている。したがって、基板傾斜方向におけ
る基板の両端縁が上方および下方端縁支持ローラによっ
て支持され、基板搬送の安定性がさらに高められる。ま
た、基板サイズを変更する際にも、搬送ローラを交換す
ることなく、上方および下方端縁支持ローラのうち少な
くとも一方を交換することで相互に異なる基板サイズの
基板が搬送ローラ、上方および下方端縁支持ローラで上
方、下方および側面から支持され、上記したように安定
して搬送される。
【0013】請求項4の発明は、前記下方端縁支持ロー
ラが前記基板表面と当接する第1当接部と、前記下方端
縁支持ローラが前記基板側面と当接する第2当接部と、
前記上方端縁支持ローラが前記基板表面と当接する第3
当接部と、前記上方端縁支持ローラが前記基板側面と当
接する第4当接部とのうち少なくとも1つ以上の当接部
にOリングを取り付けている。
ラが前記基板表面と当接する第1当接部と、前記下方端
縁支持ローラが前記基板側面と当接する第2当接部と、
前記上方端縁支持ローラが前記基板表面と当接する第3
当接部と、前記上方端縁支持ローラが前記基板側面と当
接する第4当接部とのうち少なくとも1つ以上の当接部
にOリングを取り付けている。
【0014】この発明では、下方端縁支持ローラの第1
および第2当接部と、上方端縁支持ローラの第3および
第4当接部とのうち少なくとも1つ以上の当接部にOリ
ングが取り付けられており、Oリングが取り付けられた
側での基板との接触面積が小さくなり、発塵が抑制され
る。
および第2当接部と、上方端縁支持ローラの第3および
第4当接部とのうち少なくとも1つ以上の当接部にOリ
ングが取り付けられており、Oリングが取り付けられた
側での基板との接触面積が小さくなり、発塵が抑制され
る。
【0015】請求項5の発明は、前記上方および下方端
縁支持軸の少なくとも一方を基板の傾斜方向と平行にス
ライド自在に設けている。
縁支持軸の少なくとも一方を基板の傾斜方向と平行にス
ライド自在に設けている。
【0016】この発明では、上方および下方端縁支持軸
の少なくとも一方が基板の傾斜方向と平行にスライド自
在となっており、基板サイズを変更する際にも、搬送ロ
ーラを交換することなく、上方および下方端縁支持軸の
うちスライド自在となっているものを基板サイズに応じ
てスライドさせることで相互に異なる基板サイズの基板
が搬送ローラ、上方および下方端縁支持ローラで上方、
下方および側面から支持され、上記したように安定して
搬送される。
の少なくとも一方が基板の傾斜方向と平行にスライド自
在となっており、基板サイズを変更する際にも、搬送ロ
ーラを交換することなく、上方および下方端縁支持軸の
うちスライド自在となっているものを基板サイズに応じ
てスライドさせることで相互に異なる基板サイズの基板
が搬送ローラ、上方および下方端縁支持ローラで上方、
下方および側面から支持され、上記したように安定して
搬送される。
【0017】請求項6の発明は、前記下方端縁支持ロー
ラを基板傾斜方向における基板のスライド移動に応じて
揺動自在に設け、当該基板が前記第2当接部に当接しな
がら基板傾斜方向にスライド移動すると、前記下方端縁
支持ローラが揺動して前記第1当接部が当該基板の表面
に当接するように構成している。
ラを基板傾斜方向における基板のスライド移動に応じて
揺動自在に設け、当該基板が前記第2当接部に当接しな
がら基板傾斜方向にスライド移動すると、前記下方端縁
支持ローラが揺動して前記第1当接部が当該基板の表面
に当接するように構成している。
【0018】この発明では、基板がその自重によって基
板傾斜方向にスライド移動すると、まず第2当接部に当
接し、さらにスライド移動することで下方端縁支持ロー
ラが揺動して第1当接部が当該基板の表面に当接する。
板傾斜方向にスライド移動すると、まず第2当接部に当
接し、さらにスライド移動することで下方端縁支持ロー
ラが揺動して第1当接部が当該基板の表面に当接する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、この発明にかかる基板搬
送装置の一の実施の形態を示す斜視図である。図2は図
1の基板搬送装置の部分拡大断面図であり、特に同図
(b)および(c)はそれぞれ同図(a)の2点鎖線領域A、B
の拡大図である。この基板搬送装置は基板Sを水平方向
HDに対して所定角度θだけ傾斜させた状態で基板搬送
方向TDに搬送する装置であり、傾斜状態で基板Sを下
方から支持して搬送する搬送ローラ10が複数個、基板
搬送方向TDに沿って互いに所定間隔だけ離隔しながら
配置されている。各搬送ローラ10は、図2(a)に示す
ように、その長手方向が基板傾斜方向IDと平行となる
ように延設されたローラ軸11と、基板傾斜方向IDに
おける上方(+ID)側および下方(−ID)側でそれ
ぞれローラ軸11に取り付けられた上方および下方ロー
ラ12,13とを備えている。これら上方および下方ロ
ーラ12,13はともに同一の径を有しており、しかも
両者の対向間隔は最小サイズの基板Sの幅寸法よりも短
く設定されており、後述するように基板サイズを変更し
たとしても、如何なるサイズの基板Sも上方および下方
ローラ12、13上に架橋状態で載置し得るようになっ
ている。
送装置の一の実施の形態を示す斜視図である。図2は図
1の基板搬送装置の部分拡大断面図であり、特に同図
(b)および(c)はそれぞれ同図(a)の2点鎖線領域A、B
の拡大図である。この基板搬送装置は基板Sを水平方向
HDに対して所定角度θだけ傾斜させた状態で基板搬送
方向TDに搬送する装置であり、傾斜状態で基板Sを下
方から支持して搬送する搬送ローラ10が複数個、基板
搬送方向TDに沿って互いに所定間隔だけ離隔しながら
配置されている。各搬送ローラ10は、図2(a)に示す
ように、その長手方向が基板傾斜方向IDと平行となる
ように延設されたローラ軸11と、基板傾斜方向IDに
おける上方(+ID)側および下方(−ID)側でそれ
ぞれローラ軸11に取り付けられた上方および下方ロー
ラ12,13とを備えている。これら上方および下方ロ
ーラ12,13はともに同一の径を有しており、しかも
両者の対向間隔は最小サイズの基板Sの幅寸法よりも短
く設定されており、後述するように基板サイズを変更し
たとしても、如何なるサイズの基板Sも上方および下方
ローラ12、13上に架橋状態で載置し得るようになっ
ている。
【0020】また、各ローラ12、13には、ゴムや合
成樹脂などの柔軟性材料からなる摩擦係数の大きなOリ
ング12a、13aが外嵌されており、その結果、基板
SはOリング12a,13a上に載置される。このた
め、この基板搬送装置では、ローラ軸11を回転駆動機
構(図示省略)によって回転駆動すると、ローラ12と
Oリング12aとが、またローラ13とOリング13a
とが一体的に回転して基板Sが基板搬送方向TDに搬送
される。なお、この実施の形態では、摩擦係数の大きな
Oリング12a,13aが直接基板Sの裏面と接触し、
基板Sを基板搬送方向TDに搬送するように構成してい
るため、基板Sが各ローラ12、13上で滑るのが防止
されて搬送の安定性が図られている。
成樹脂などの柔軟性材料からなる摩擦係数の大きなOリ
ング12a、13aが外嵌されており、その結果、基板
SはOリング12a,13a上に載置される。このた
め、この基板搬送装置では、ローラ軸11を回転駆動機
構(図示省略)によって回転駆動すると、ローラ12と
Oリング12aとが、またローラ13とOリング13a
とが一体的に回転して基板Sが基板搬送方向TDに搬送
される。なお、この実施の形態では、摩擦係数の大きな
Oリング12a,13aが直接基板Sの裏面と接触し、
基板Sを基板搬送方向TDに搬送するように構成してい
るため、基板Sが各ローラ12、13上で滑るのが防止
されて搬送の安定性が図られている。
【0021】この基板搬送装置では、上記のように搬送
ローラ10が駆動ローラとして機能し、基板Sを基板搬
送方向TDに搬送する一方、次のように構成された複数
の端縁支持ローラが従動ローラとして傾斜方向IDにお
ける両端縁側での基板表面および基板側面を支持してい
る。
ローラ10が駆動ローラとして機能し、基板Sを基板搬
送方向TDに搬送する一方、次のように構成された複数
の端縁支持ローラが従動ローラとして傾斜方向IDにお
ける両端縁側での基板表面および基板側面を支持してい
る。
【0022】すなわち、複数の下方端縁支持軸21が基
板搬送方向TDに沿って相互に離隔配置されている(図
1参照)。各下方端縁支持軸21は、図2(a)に示すよ
うに、基板傾斜方向IDにおける下方端縁側(−ID
側;同図(a)の右下側)で、しかも当該基板傾斜方向I
Dに対して鋭角α(0゜<α<90゜;例えば、45
゜)をなすように立設されている。そして、各下方端縁
支持軸21の先端部に下方端縁支持ローラ22が回転自
在に取り付けられている。各下方端縁支持ローラ22
は、そろばん玉を2個上下方向に重ね合わせたような形
状を有しており、基板傾斜方向IDにおける基板Sの下
方端縁側において、上方側の環状突設部221が基板表
面と当接するとともに、下方側の環状突設部222が基
板側面と当接している。したがって、この実施の形態で
は、上記のように搬送ローラ10によって基板搬送方向
TDに搬送される基板Sの下方端縁において表面側が環
状突設部221で押え付けられるとともに、側面側が環
状突設部222に押し付けられた状態で支持されてい
る。つまり、この実施の形態では、環状突設部221が
第1当接部として機能するとともに、環状突設部222
が第2当接部として機能しながら、基板Sの下方端縁
(−ID)側を上方および側方から支持している。
板搬送方向TDに沿って相互に離隔配置されている(図
1参照)。各下方端縁支持軸21は、図2(a)に示すよ
うに、基板傾斜方向IDにおける下方端縁側(−ID
側;同図(a)の右下側)で、しかも当該基板傾斜方向I
Dに対して鋭角α(0゜<α<90゜;例えば、45
゜)をなすように立設されている。そして、各下方端縁
支持軸21の先端部に下方端縁支持ローラ22が回転自
在に取り付けられている。各下方端縁支持ローラ22
は、そろばん玉を2個上下方向に重ね合わせたような形
状を有しており、基板傾斜方向IDにおける基板Sの下
方端縁側において、上方側の環状突設部221が基板表
面と当接するとともに、下方側の環状突設部222が基
板側面と当接している。したがって、この実施の形態で
は、上記のように搬送ローラ10によって基板搬送方向
TDに搬送される基板Sの下方端縁において表面側が環
状突設部221で押え付けられるとともに、側面側が環
状突設部222に押し付けられた状態で支持されてい
る。つまり、この実施の形態では、環状突設部221が
第1当接部として機能するとともに、環状突設部222
が第2当接部として機能しながら、基板Sの下方端縁
(−ID)側を上方および側方から支持している。
【0023】また、基板傾斜方向IDにおける上方端縁
側(+ID側;同図(a)の左上側)については、図1に
示すように、複数の上方端縁支持軸31が基板搬送方向
TDに沿って相互に離隔配置されている。そして、各上
方端縁支持軸31は、図2に示すように、基板傾斜方向
IDにおける上方端縁(+ID)側で、しかも当該基板
傾斜方向IDに対して鋭角β(0゜<α<90゜;例え
ば、45゜)をなすように横設されている。さらに、各
上方端縁支持軸31の先端部に、下方端縁支持ローラ2
2と同一形状の上方端縁支持ローラ32が回転自在に取
り付けられている。したがって、この実施の形態では、
上記のように搬送ローラ10によって基板搬送方向TD
に搬送される基板Sの上方端縁において表面側が環状突
設部321で押え付けられるとともに、側面側が環状突
設部322に押し付けられた状態で支持されている。つ
まり、この実施の形態では、環状突設部321が第3当
接部として機能するとともに、環状突設部322が第4
当接部として機能しながら、基板Sの上方端縁側を上方
および側方から支持している。
側(+ID側;同図(a)の左上側)については、図1に
示すように、複数の上方端縁支持軸31が基板搬送方向
TDに沿って相互に離隔配置されている。そして、各上
方端縁支持軸31は、図2に示すように、基板傾斜方向
IDにおける上方端縁(+ID)側で、しかも当該基板
傾斜方向IDに対して鋭角β(0゜<α<90゜;例え
ば、45゜)をなすように横設されている。さらに、各
上方端縁支持軸31の先端部に、下方端縁支持ローラ2
2と同一形状の上方端縁支持ローラ32が回転自在に取
り付けられている。したがって、この実施の形態では、
上記のように搬送ローラ10によって基板搬送方向TD
に搬送される基板Sの上方端縁において表面側が環状突
設部321で押え付けられるとともに、側面側が環状突
設部322に押し付けられた状態で支持されている。つ
まり、この実施の形態では、環状突設部321が第3当
接部として機能するとともに、環状突設部322が第4
当接部として機能しながら、基板Sの上方端縁側を上方
および側方から支持している。
【0024】したがって、この基板搬送装置では、搬送
ローラ10が基板Sを下方から支持する一方、基板傾斜
方向IDにおける両端縁側(基板の幅方向端縁)を下方
および上方端縁支持ローラ22、32が基板表面および
基板側面を支持するように構成しているので、基板Sを
上方、下方および側面から支持した状態で搬送すること
ができ、基板搬送の安定性を向上させることができる。
特に、ブラシ洗浄や高圧水洗浄などの物理力を利用した
水洗手段などを用いて表面処理する基板処理装置におい
て基板を搬送する場合、「発明が解決しようとする課
題」の項で説明したように、基板搬送方向に対して直角
な上下方向に作用する力や搬送ローラのスリップなどに
よって基板搬送の安定性が損なわれるという問題がある
が、この基板搬送装置では基板Sを上方からも支持した
状態で搬送しているため、かかる問題を効果的に解消す
ることができる。
ローラ10が基板Sを下方から支持する一方、基板傾斜
方向IDにおける両端縁側(基板の幅方向端縁)を下方
および上方端縁支持ローラ22、32が基板表面および
基板側面を支持するように構成しているので、基板Sを
上方、下方および側面から支持した状態で搬送すること
ができ、基板搬送の安定性を向上させることができる。
特に、ブラシ洗浄や高圧水洗浄などの物理力を利用した
水洗手段などを用いて表面処理する基板処理装置におい
て基板を搬送する場合、「発明が解決しようとする課
題」の項で説明したように、基板搬送方向に対して直角
な上下方向に作用する力や搬送ローラのスリップなどに
よって基板搬送の安定性が損なわれるという問題がある
が、この基板搬送装置では基板Sを上方からも支持した
状態で搬送しているため、かかる問題を効果的に解消す
ることができる。
【0025】また、基板サイズを変更する際にも、搬送
ローラ10を交換することなく、上方および下方端縁支
持ローラ32、22のうち少なくとも一方を再配置する
ことで相互に異なる基板サイズの基板Sを搬送すること
ができる。例えば、図2の基板サイズW1から基板サイ
ズW2(<W1)に変更する場合、上方端縁支持軸31お
よび上方端縁支持ローラ32を一体的に取外し、図3に
示すように基板サイズW2に応じた位置に配置し直すこ
とで基板サイズW2の大型基板Sを、基板サイズW1の基
板Sと同様に、搬送ローラ10、上方および下方端縁支
持ローラ32、22で上方、下方および側面から支持し
ながら安定して搬送することができる。なお、上方端縁
支持ローラ32の代わりに下方端縁支持ローラ22を再
配置したり、両端縁支持ローラ22、32を再配置する
ようにしてもよい。
ローラ10を交換することなく、上方および下方端縁支
持ローラ32、22のうち少なくとも一方を再配置する
ことで相互に異なる基板サイズの基板Sを搬送すること
ができる。例えば、図2の基板サイズW1から基板サイ
ズW2(<W1)に変更する場合、上方端縁支持軸31お
よび上方端縁支持ローラ32を一体的に取外し、図3に
示すように基板サイズW2に応じた位置に配置し直すこ
とで基板サイズW2の大型基板Sを、基板サイズW1の基
板Sと同様に、搬送ローラ10、上方および下方端縁支
持ローラ32、22で上方、下方および側面から支持し
ながら安定して搬送することができる。なお、上方端縁
支持ローラ32の代わりに下方端縁支持ローラ22を再
配置したり、両端縁支持ローラ22、32を再配置する
ようにしてもよい。
【0026】このように、この実施の形態にかかる基板
搬送装置によれば、この基板搬送の安定性を確保すると
共に、基板サイズ変更時の作業性を改善することができ
る。
搬送装置によれば、この基板搬送の安定性を確保すると
共に、基板サイズ変更時の作業性を改善することができ
る。
【0027】また、従来の裏面鍔付きローラ方式の基板
搬送装置(実開平6−87338号公報記載の基板搬送
装置)では、「発明が解決しようとする課題」の項で説
明したように、基板両端縁を上方より支持するために基
板の上面側に押えローラ軸を設ける必要があるために、
基板に処理液を供給して基板処理する基板処理装置に適
用した場合、基板の上面側から供給される処理液の一部
が押えローラ軸に当たり、処理液が基板表面に均一に供
給されず、処理ムラを引き起こすおそれがある。これに
対し、この実施の形態にかかる基板搬送装置では、基板
の上面側にローラ軸などの構成要素を配設することな
く、基板傾斜方向IDにおける基板Sの両端縁を上方よ
り支持することができるように構成されているため、基
板に対して上面より処理液を均一に供給することがで
き、基板を安定して搬送しながら当該基板に対して優れ
た均一性で基板処理を行うことができる。
搬送装置(実開平6−87338号公報記載の基板搬送
装置)では、「発明が解決しようとする課題」の項で説
明したように、基板両端縁を上方より支持するために基
板の上面側に押えローラ軸を設ける必要があるために、
基板に処理液を供給して基板処理する基板処理装置に適
用した場合、基板の上面側から供給される処理液の一部
が押えローラ軸に当たり、処理液が基板表面に均一に供
給されず、処理ムラを引き起こすおそれがある。これに
対し、この実施の形態にかかる基板搬送装置では、基板
の上面側にローラ軸などの構成要素を配設することな
く、基板傾斜方向IDにおける基板Sの両端縁を上方よ
り支持することができるように構成されているため、基
板に対して上面より処理液を均一に供給することがで
き、基板を安定して搬送しながら当該基板に対して優れ
た均一性で基板処理を行うことができる。
【0028】以上、実施の形態に即してこの発明を説明
したが、この発明は上記実施の形態に限定されるもので
はなく、例えば、以下のように変形することができる。
したが、この発明は上記実施の形態に限定されるもので
はなく、例えば、以下のように変形することができる。
【0029】(1) 上記実施の形態では、基板サイズの変
更に伴って上方および下方端縁支持ローラ32、22の
うち少なくとも一方を再配置することで相互に異なる基
板サイズの基板Sを搬送可能に構成しているが、図4に
示すように、上方および下方端縁支持軸31、21を、
基板傾斜方向IDと平行に延設されたガイドレール3
3、23に沿ってスライド自在に構成し、基板サイズの
変更が必要となった際に、上方および下方端縁支持軸3
1、21の少なくとも一方を基板サイズに応じて端縁支
持ローラとともにスライドさせて位置決めするようにし
てもよい。なお、2つのガイドレール33、23のうち
一方のみを設け、上方(+ID)側あるいは下方(−I
D)側でのみ端縁支持軸をスライドさせることで基板サ
イズに対応することも可能である。
更に伴って上方および下方端縁支持ローラ32、22の
うち少なくとも一方を再配置することで相互に異なる基
板サイズの基板Sを搬送可能に構成しているが、図4に
示すように、上方および下方端縁支持軸31、21を、
基板傾斜方向IDと平行に延設されたガイドレール3
3、23に沿ってスライド自在に構成し、基板サイズの
変更が必要となった際に、上方および下方端縁支持軸3
1、21の少なくとも一方を基板サイズに応じて端縁支
持ローラとともにスライドさせて位置決めするようにし
てもよい。なお、2つのガイドレール33、23のうち
一方のみを設け、上方(+ID)側あるいは下方(−I
D)側でのみ端縁支持軸をスライドさせることで基板サ
イズに対応することも可能である。
【0030】(2) また、上記実施の形態では、基板傾斜
方向IDにおける基板Sの上方および下方端縁を上方お
よび下方端縁支持ローラ32、22で支持するように構
成しているが、下方端縁(−ID)側でのみ下方端縁支
持ローラ22によって基板Sを支持するように構成して
も同様の効果が得られる。また、この場合、基板サイズ
を変更する際に、搬送ローラ10および下方端縁支持ロ
ーラ22のいずれも変更することなく、相互に異なる基
板サイズの基板Sを搬送ローラ10および下方端縁支持
ローラ22で上方、下方および側面から支持しながら安
定して搬送することができ、基板サイズ変更時の作業性
をより一層改善することができる。
方向IDにおける基板Sの上方および下方端縁を上方お
よび下方端縁支持ローラ32、22で支持するように構
成しているが、下方端縁(−ID)側でのみ下方端縁支
持ローラ22によって基板Sを支持するように構成して
も同様の効果が得られる。また、この場合、基板サイズ
を変更する際に、搬送ローラ10および下方端縁支持ロ
ーラ22のいずれも変更することなく、相互に異なる基
板サイズの基板Sを搬送ローラ10および下方端縁支持
ローラ22で上方、下方および側面から支持しながら安
定して搬送することができ、基板サイズ変更時の作業性
をより一層改善することができる。
【0031】(3) また、上方および下方端縁支持ローラ
32、22の形状は上記実施の形態のものに限定される
ものではなく、基板傾斜方向IDにおける両端縁側で基
板表面および基板側面を支持することができる限り任意
であり、例えば図5に示すように、2つの円錐台を突き
合わせた滑車形状に仕上げた端縁支持ローラ40を用い
ることもできる。この場合、傾斜面41、42が基板傾
斜方向IDにおける基板端縁の基板表面および基板側面
とそれぞれ当接し、当接部として機能する。
32、22の形状は上記実施の形態のものに限定される
ものではなく、基板傾斜方向IDにおける両端縁側で基
板表面および基板側面を支持することができる限り任意
であり、例えば図5に示すように、2つの円錐台を突き
合わせた滑車形状に仕上げた端縁支持ローラ40を用い
ることもできる。この場合、傾斜面41、42が基板傾
斜方向IDにおける基板端縁の基板表面および基板側面
とそれぞれ当接し、当接部として機能する。
【0032】(4) また、上記実施の形態では、第1ない
し第4当接部に相当する環状突設部221、222、3
21、322が直接基板Sと接触するように構成してい
るが、環状突設部221、222、321、322の少
なくとも一部にOリング50を外嵌してもよく(図6参
照)、この場合、基板Sとの接触面積が小さくなり、基
板Sと支持ローラとの摩擦による発塵を低減することが
できる。なお、図5に示す端縁支持ローラ40について
も、当接部に相当する傾斜面41、42の少なくとも一
方にOリング50を外嵌することで同様の効果が得られ
る(図7参照)。
し第4当接部に相当する環状突設部221、222、3
21、322が直接基板Sと接触するように構成してい
るが、環状突設部221、222、321、322の少
なくとも一部にOリング50を外嵌してもよく(図6参
照)、この場合、基板Sとの接触面積が小さくなり、基
板Sと支持ローラとの摩擦による発塵を低減することが
できる。なお、図5に示す端縁支持ローラ40について
も、当接部に相当する傾斜面41、42の少なくとも一
方にOリング50を外嵌することで同様の効果が得られ
る(図7参照)。
【0033】(5) また、上記実施の形態では、下方端縁
支持ローラ22を下方端縁支持軸21に対して回転自在
に取り付けているが、図8に示すように、下方端縁支持
軸21の先端部に球体24を固着し、この球体24によ
りスカート状の下方端縁支持ローラ25を軸支すること
で、当該下方端縁支持ローラ25を下方端縁支持軸21
に対して回転自在に設けるのみらなず、球体24を中心
として揺動自在に設けるようにしてもよい。このように
回転のみならず揺動可能に構成することで、基板Sの自
重を利用して基板傾斜方向IDにおける下方端縁側で基
板表面および基板側面を押え付けることができる。すな
わち、基板Sの下方端縁が基板傾斜方向IDに沿って下
方端縁側(−ID)にスライドしてくると、図9に示す
ように、基板Sの下方端縁が下方端縁支持ローラ25の
スカート部(第2当接部)252を突き当たり、基板S
の自重に相当する力Fが与えられる。この基板Sの自重
を受けて下方端縁支持ローラ25が球体24を中心とし
て揺動方向γに揺動する。そして、所定角度だけ揺動す
ると、図10に示すように、下方端縁支持ローラ25の
環状突設部(第1当接部)251が基板表面を押し付
け、これによって基板傾斜方向IDにおける下方端縁側
で基板表面および基板側面が下方端縁支持ローラ25で
支持される。このように、この実施の形態によれば、下
方端縁支持ローラ25の細かな位置調整を行う必要がな
くなり、作業性を向上させることができる。しかも、基
板Sの自重を利用して下方端縁支持ローラ25によって
基板Sを支持しているので、より確実に基板を支持する
ことができる。
支持ローラ22を下方端縁支持軸21に対して回転自在
に取り付けているが、図8に示すように、下方端縁支持
軸21の先端部に球体24を固着し、この球体24によ
りスカート状の下方端縁支持ローラ25を軸支すること
で、当該下方端縁支持ローラ25を下方端縁支持軸21
に対して回転自在に設けるのみらなず、球体24を中心
として揺動自在に設けるようにしてもよい。このように
回転のみならず揺動可能に構成することで、基板Sの自
重を利用して基板傾斜方向IDにおける下方端縁側で基
板表面および基板側面を押え付けることができる。すな
わち、基板Sの下方端縁が基板傾斜方向IDに沿って下
方端縁側(−ID)にスライドしてくると、図9に示す
ように、基板Sの下方端縁が下方端縁支持ローラ25の
スカート部(第2当接部)252を突き当たり、基板S
の自重に相当する力Fが与えられる。この基板Sの自重
を受けて下方端縁支持ローラ25が球体24を中心とし
て揺動方向γに揺動する。そして、所定角度だけ揺動す
ると、図10に示すように、下方端縁支持ローラ25の
環状突設部(第1当接部)251が基板表面を押し付
け、これによって基板傾斜方向IDにおける下方端縁側
で基板表面および基板側面が下方端縁支持ローラ25で
支持される。このように、この実施の形態によれば、下
方端縁支持ローラ25の細かな位置調整を行う必要がな
くなり、作業性を向上させることができる。しかも、基
板Sの自重を利用して下方端縁支持ローラ25によって
基板Sを支持しているので、より確実に基板を支持する
ことができる。
【0034】(6) また、上記実施の形態では、搬送ロー
ラ10は基板Sの裏面の一部を支持するように構成して
いるが、基板Sの裏面全体を支持しながら搬送するよう
に構成してもよい。
ラ10は基板Sの裏面の一部を支持するように構成して
いるが、基板Sの裏面全体を支持しながら搬送するよう
に構成してもよい。
【0035】(7) さらに、上記実施の形態では、下方端
縁支持ローラ22を従動ローラとして機能させている
が、回転駆動力を与えて駆動ローラとして機能させても
よい。
縁支持ローラ22を従動ローラとして機能させている
が、回転駆動力を与えて駆動ローラとして機能させても
よい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、搬送ローラが基板を裏面から支持する一方、複数の
下方端縁支持ローラが基板傾斜方向における下方端縁側
で基板表面および基板側面を支持するように構成してい
るので、搬送ローラおよび下方端縁支持ローラによって
基板を上方、下方および側面から支持された状態で搬送
することができ、基板搬送の安定性を向上することがで
きる。また、基板傾斜方向においては下方端縁側のみが
複数の下方端縁支持ローラで支持されているため、基板
サイズを変更したとしても、搬送ローラおよび下方端縁
支持ローラのいずれも変更することなく、相互に異なる
基板サイズの基板を搬送することができる。このよう
に、基板搬送の安定性の確保と、基板サイズ変更時の作
業性の改善とを同時に達成することができる。
ば、搬送ローラが基板を裏面から支持する一方、複数の
下方端縁支持ローラが基板傾斜方向における下方端縁側
で基板表面および基板側面を支持するように構成してい
るので、搬送ローラおよび下方端縁支持ローラによって
基板を上方、下方および側面から支持された状態で搬送
することができ、基板搬送の安定性を向上することがで
きる。また、基板傾斜方向においては下方端縁側のみが
複数の下方端縁支持ローラで支持されているため、基板
サイズを変更したとしても、搬送ローラおよび下方端縁
支持ローラのいずれも変更することなく、相互に異なる
基板サイズの基板を搬送することができる。このよう
に、基板搬送の安定性の確保と、基板サイズ変更時の作
業性の改善とを同時に達成することができる。
【0037】また、請求項2の発明によれば、下方端縁
支持ローラの第1および第2当接部の少なくとも一方に
Oリングを取り付けているので、Oリングが取り付けら
れた側での基板との接触面積が小さくなり、発塵を抑制
することができる。
支持ローラの第1および第2当接部の少なくとも一方に
Oリングを取り付けているので、Oリングが取り付けら
れた側での基板との接触面積が小さくなり、発塵を抑制
することができる。
【0038】請求項3の発明によれば、基板傾斜方向に
おける下方端縁側のみならず、上方端縁側にも基板表面
および基板側面を支持する複数のローラ、つまり上方端
縁支持ローラを設けているので、基板傾斜方向における
基板の両端縁を上方および下方端縁支持ローラによって
支持しており、基板搬送の安定性をさらに高めることが
できる。
おける下方端縁側のみならず、上方端縁側にも基板表面
および基板側面を支持する複数のローラ、つまり上方端
縁支持ローラを設けているので、基板傾斜方向における
基板の両端縁を上方および下方端縁支持ローラによって
支持しており、基板搬送の安定性をさらに高めることが
できる。
【0039】請求項4の発明によれば、下方端縁支持ロ
ーラの第1および第2当接部と、上方端縁支持ローラの
第3および第4当接部とのうち少なくとも1つ以上の当
接部にOリングを取り付けており、Oリングが取り付け
られた側での基板との接触面積を小さくして、発塵を抑
制することができる。
ーラの第1および第2当接部と、上方端縁支持ローラの
第3および第4当接部とのうち少なくとも1つ以上の当
接部にOリングを取り付けており、Oリングが取り付け
られた側での基板との接触面積を小さくして、発塵を抑
制することができる。
【0040】請求項5の発明によれば、上方および下方
端縁支持軸の少なくとも一方が基板の傾斜方向と平行に
スライド自在に構成しているので、基板サイズを変更す
る際にも、搬送ローラを交換することなく、上方および
下方端縁支持軸のうちスライド自在となっているものを
基板サイズに応じてスライドさせることで相互に異なる
基板サイズの基板を搬送することができ、基板サイズ変
更時の作業性を改善することができる。
端縁支持軸の少なくとも一方が基板の傾斜方向と平行に
スライド自在に構成しているので、基板サイズを変更す
る際にも、搬送ローラを交換することなく、上方および
下方端縁支持軸のうちスライド自在となっているものを
基板サイズに応じてスライドさせることで相互に異なる
基板サイズの基板を搬送することができ、基板サイズ変
更時の作業性を改善することができる。
【0041】請求項6の発明によれば、基板がその自重
によって基板傾斜方向にスライド移動すると、まず第2
当接部に当接し、さらにスライド移動することで下方端
縁支持ローラが揺動して第1当接部が当該基板の表面に
当接するように構成しているので、基板の自重を利用し
て基板表面および基板側面を支持することができ、より
確実に基板を支持することができる。
によって基板傾斜方向にスライド移動すると、まず第2
当接部に当接し、さらにスライド移動することで下方端
縁支持ローラが揺動して第1当接部が当該基板の表面に
当接するように構成しているので、基板の自重を利用し
て基板表面および基板側面を支持することができ、より
確実に基板を支持することができる。
【図1】この発明にかかる基板搬送装置の一の実施の形
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図2】図1の基板搬送装置の部分拡大断面図である。
【図3】図2の基板サイズと異なる基板サイズの基板を
搬送する時の基板搬送装置の部分拡大断面図である。
搬送する時の基板搬送装置の部分拡大断面図である。
【図4】この発明にかかる基板搬送装置の他の実施の形
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図5】支持ローラの他の形態を示す支持ローラの拡大
図である。
図である。
【図6】Oリングによって基板を支持する場合の一の実
施の形態を示す支持ローラの拡大図である。
施の形態を示す支持ローラの拡大図である。
【図7】Oリングによって基板を支持する場合の他の実
施の形態を示す支持ローラの拡大図である。
施の形態を示す支持ローラの拡大図である。
【図8】下方端縁支持ローラの別の形態を示す支持ロー
ラの拡大図である。
ラの拡大図である。
【図9】図8の下方端縁支持ローラによる基板支持動作
を示す下方端縁支持ローラの拡大図である。
を示す下方端縁支持ローラの拡大図である。
【図10】図8の下方端縁支持ローラによる基板支持動
作を示す下方端縁支持ローラの拡大図である。
作を示す下方端縁支持ローラの拡大図である。
10 搬送ローラ 21 下方端縁支持軸 22,25 下方端縁支持ローラ 31 上方端縁支持軸 32 上方端縁支持ローラ 40 端縁支持ローラ 41,42 傾斜面(当接部) 50 Oリング 221 環状突設部(第1当接部) 222 環状突設部(第2当接部) 321 環状突設部(第3当接部) 322 環状突設部(第4当接部) HD 水平方向 ID 基板傾斜方向 S 基板 TD 基板搬送方向 W1,W2 基板サイズ α 鋭角 β 鋭角 γ 揺動方向 θ 傾斜角度
Claims (6)
- 【請求項1】 基板を水平方向に対して傾斜させた状態
で、所定の基板搬送方向に搬送する基板搬送装置におい
て、 基板を裏面から支持して搬送可能な搬送ローラと、 前記基板搬送方向に沿って相互に離隔配置されながら、
各々が基板の傾斜方向における下方端縁側で、しかも当
該基板傾斜方向に対して鋭角をなすように立設された複
数の下方端縁支持軸と、 各下方端縁支持軸の先端部に回転自在に取り付けられ、
前記基板傾斜方向における下方端縁側で基板表面および
基板側面を支持する複数の下方端縁支持ローラと、を備
えたことを特徴とする基板搬送装置。 - 【請求項2】 前記下方端縁支持ローラが前記基板表面
と当接する第1当接部と、前記下方端縁支持ローラが前
記基板側面と当接する第2当接部との少なくとも一方に
Oリングが取り付けられた請求項1記載の基板搬送装
置。 - 【請求項3】 前記基板搬送方向に沿って相互に離隔配
置されながら、各々が前記基板傾斜方向における上方端
縁側で、しかも当該基板傾斜方向に対して鋭角をなすよ
うに横設された複数の上方端縁支持軸と、 各上方端縁支持軸の先端部に回転自在に取り付けられ、
前記基板傾斜方向における上方端縁側で基板表面および
基板側面を支持する複数の上方端縁支持ローラとをさら
に備えた請求項1記載の基板搬送装置。 - 【請求項4】 前記下方端縁支持ローラが前記基板表面
と当接する第1当接部と、前記下方端縁支持ローラが前
記基板側面と当接する第2当接部と、前記上方端縁支持
ローラが前記基板表面と当接する第3当接部と、前記上
方端縁支持ローラが前記基板側面と当接する第4当接部
とのうち少なくとも1つ以上の当接部にOリングが取り
付けられた請求項3記載の基板搬送装置。 - 【請求項5】 前記上方および下方端縁支持軸の少なく
とも一方が基板の傾斜方向と平行にスライド自在に設け
られた請求項3または4記載の基板搬送装置。 - 【請求項6】 前記下方端縁支持ローラが基板傾斜方向
における基板のスライド移動に応じて揺動自在に設けら
れ、当該基板が前記第2当接部に当接しながら基板傾斜
方向にスライド移動すると、前記下方端縁支持ローラが
揺動して前記第1当接部が当該基板の表面に当接する請
求項2記載の基板搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9167486A JPH1111631A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 基板搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9167486A JPH1111631A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 基板搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1111631A true JPH1111631A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15850583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9167486A Withdrawn JPH1111631A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 基板搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1111631A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020090431A (ko) * | 2001-05-25 | 2002-12-05 | 삼성전자 주식회사 | 액정 표시 장치용 기판 반송 장치 |
JP2006327819A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Central Glass Co Ltd | ガラス板の移載装置および移載方法 |
JP2009125109A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Newgin Corp | 遊技盤製造設備 |
CN101875441A (zh) * | 2009-04-28 | 2010-11-03 | 株式会社太星技研 | 平板玻璃用闸门式输送机 |
KR101121200B1 (ko) | 2009-11-30 | 2012-03-22 | 세메스 주식회사 | 기판 이송 장치 |
KR101162348B1 (ko) | 2008-08-06 | 2012-07-04 | 히라따기꼬오 가부시키가이샤 | 반송 시스템 |
KR101216170B1 (ko) | 2005-08-19 | 2012-12-28 | 엘지디스플레이 주식회사 | 플레이트 부재 이송 장치 |
KR101367850B1 (ko) * | 2006-12-26 | 2014-02-25 | 엘지디스플레이 주식회사 | 습식공정을 위한 기판 이송용 트랙 |
WO2018230457A1 (ja) * | 2017-06-13 | 2018-12-20 | シャープ株式会社 | 基板処理装置 |
-
1997
- 1997-06-24 JP JP9167486A patent/JPH1111631A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020090431A (ko) * | 2001-05-25 | 2002-12-05 | 삼성전자 주식회사 | 액정 표시 장치용 기판 반송 장치 |
JP2006327819A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Central Glass Co Ltd | ガラス板の移載装置および移載方法 |
KR101216170B1 (ko) | 2005-08-19 | 2012-12-28 | 엘지디스플레이 주식회사 | 플레이트 부재 이송 장치 |
KR101367850B1 (ko) * | 2006-12-26 | 2014-02-25 | 엘지디스플레이 주식회사 | 습식공정을 위한 기판 이송용 트랙 |
JP2009125109A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Newgin Corp | 遊技盤製造設備 |
KR101162348B1 (ko) | 2008-08-06 | 2012-07-04 | 히라따기꼬오 가부시키가이샤 | 반송 시스템 |
CN101875441A (zh) * | 2009-04-28 | 2010-11-03 | 株式会社太星技研 | 平板玻璃用闸门式输送机 |
KR101121200B1 (ko) | 2009-11-30 | 2012-03-22 | 세메스 주식회사 | 기판 이송 장치 |
WO2018230457A1 (ja) * | 2017-06-13 | 2018-12-20 | シャープ株式会社 | 基板処理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI271373B (en) | Substrate processing apparatus | |
US7891066B2 (en) | Plate material vertical processing line | |
JP2009094242A (ja) | 基板保持機構、基板受渡機構、及び基板処理装置 | |
JPH1111631A (ja) | 基板搬送装置 | |
JP3682396B2 (ja) | 薄板状材の定点搬送装置 | |
KR100674882B1 (ko) | 기판 이송용 트랜스퍼 | |
JPH06110059A (ja) | 配向処理方法およびその処理装置 | |
JPH09278181A (ja) | ワーク搬送装置及び搬送方法 | |
JPH08321536A (ja) | 液処理装置の基板搬送装置 | |
JP4032778B2 (ja) | 板状部材の搬送装置 | |
JP2006256768A (ja) | 基板搬送装置、基板処理装置及び平面表示装置 | |
KR102244455B1 (ko) | 기판 이송장치 | |
JP4452033B2 (ja) | 基板の搬送装置及び搬送方法 | |
JP2004043119A (ja) | 基板用コンベア | |
KR100660785B1 (ko) | 글라스 클램프 로딩 장치 | |
JP2006154728A (ja) | パネル支持装置 | |
JPH1110096A (ja) | 基板処理装置 | |
JP3865978B2 (ja) | 基板処理装置 | |
JP2004153033A (ja) | 基板処理装置 | |
JP2001102283A5 (ja) | ||
JPH081103A (ja) | 板状体の洗浄装置 | |
JPH1022360A (ja) | 基板搬送装置 | |
KR101052754B1 (ko) | 기판 이송 장치 | |
TWI828445B (zh) | 面板剝離裝置及面板剝離方法 | |
KR101060166B1 (ko) | 기판의 경사이송시스템과 경사이송 방향전환장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |