JPH06110059A - 配向処理方法およびその処理装置 - Google Patents
配向処理方法およびその処理装置Info
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- JPH06110059A JPH06110059A JP4279203A JP27920392A JPH06110059A JP H06110059 A JPH06110059 A JP H06110059A JP 4279203 A JP4279203 A JP 4279203A JP 27920392 A JP27920392 A JP 27920392A JP H06110059 A JPH06110059 A JP H06110059A
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- rubbing
- roll
- film substrate
- film
- rubbing roll
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1337—Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers
- G02F1/13378—Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers by treatment of the surface, e.g. embossing, rubbing or light irradiation
- G02F1/133784—Surface-induced orientation of the liquid crystal molecules, e.g. by alignment layers by treatment of the surface, e.g. embossing, rubbing or light irradiation by rubbing
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
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- G02F1/1303—Apparatus specially adapted to the manufacture of LCDs
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 生産性の向上を図り、またラビング不良が生
じないようにする。 【構成】 上面に配向膜が形成されたフィルム基板14
はラビングロール13aとバックアップロール13bと
の間を通されている。そして、両スプロケット11a、
12aの回転によりフィルム基板14を矢印F方向に連
続的に搬送しながら、ラビングロール13aを矢印D方
向に回転させると、フィルム基板14上の配向膜の表面
がラビングロール13aによって連続してラビングされ
る。このように、連続ラビングであるので、生産性の向
上を図ることができ、またラビング不良が生じないよう
にすることができる。
じないようにする。 【構成】 上面に配向膜が形成されたフィルム基板14
はラビングロール13aとバックアップロール13bと
の間を通されている。そして、両スプロケット11a、
12aの回転によりフィルム基板14を矢印F方向に連
続的に搬送しながら、ラビングロール13aを矢印D方
向に回転させると、フィルム基板14上の配向膜の表面
がラビングロール13aによって連続してラビングされ
る。このように、連続ラビングであるので、生産性の向
上を図ることができ、またラビング不良が生じないよう
にすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶セルにおける液
晶分子の配向処理方法およびその処理装置に関する。
晶分子の配向処理方法およびその処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶セルにおける液晶分子の配向処理方
法には、基板の表面に配向膜を形成し、この配向膜の表
面をラビングロールによって一方向にラビングする方法
が知られている。ところで、基板としてフィルム基板を
用いる場合、各液晶セルに対応する定尺なフィルム基板
ごとにラビング処理を施すと非能率的であるので、長尺
なフィルム基板を用いてロール・ツー・ロールによる連
続処理でラビングを行なっている。
法には、基板の表面に配向膜を形成し、この配向膜の表
面をラビングロールによって一方向にラビングする方法
が知られている。ところで、基板としてフィルム基板を
用いる場合、各液晶セルに対応する定尺なフィルム基板
ごとにラビング処理を施すと非能率的であるので、長尺
なフィルム基板を用いてロール・ツー・ロールによる連
続処理でラビングを行なっている。
【0003】図4は従来のこのような配向処理で用いら
れている配向処理装置の一部を示したものである。この
配向処理装置では、長尺なフィルム基板1がステージ2
の上面に沿って矢印A方向に間歇的に搬送されるように
なっている。フィルム基板1の上面には、図示していな
いが、ポリイミド等からなる配向膜が形成されている。
ステージ2の上方にはラビングロール3が配置されてい
る。ラビングロール3は、ロール本体の外周面に植毛布
からなるラビング布が巻き付けられたものからなってい
る。ラビングロール3は、ラビング角度設定のため軸方
向中心部を中心にして水平方向に回転自在とされ、また
上下動自在とされ、さらに矢印B方向に回転しながら矢
印C方向に往動され、かつ矢印C方向とは逆の方向に復
動されるようになっている。
れている配向処理装置の一部を示したものである。この
配向処理装置では、長尺なフィルム基板1がステージ2
の上面に沿って矢印A方向に間歇的に搬送されるように
なっている。フィルム基板1の上面には、図示していな
いが、ポリイミド等からなる配向膜が形成されている。
ステージ2の上方にはラビングロール3が配置されてい
る。ラビングロール3は、ロール本体の外周面に植毛布
からなるラビング布が巻き付けられたものからなってい
る。ラビングロール3は、ラビング角度設定のため軸方
向中心部を中心にして水平方向に回転自在とされ、また
上下動自在とされ、さらに矢印B方向に回転しながら矢
印C方向に往動され、かつ矢印C方向とは逆の方向に復
動されるようになっている。
【0004】そして、矢印A方向に間歇的に搬送される
フィルム基板1が停止すると、ラビング角度を設定され
たラビングロール3が図4において実線で示す位置にお
ける下降位置から矢印C方向に移動し、フィルム基板1
上の所定の範囲の配向膜の表面に接触する。このとき、
ラビングロール3は矢印C方向への移動とは逆の方向つ
まり矢印B方向に回転しており、これによりフィルム基
板1上の所定の範囲の配向膜の表面が一方向にラビング
される。この後、ラビングロール3は、図4において二
点点線で示す位置に到り、次いで上昇した後矢印C方向
とは逆の方向に移動し、図4において実線で示す位置に
到ると下降する。ここで、ラビングロール3が矢印C方
向とは逆の方向に移動する間に、フィルム基板1は矢印
A方向に所定の距離だけ搬送される。
フィルム基板1が停止すると、ラビング角度を設定され
たラビングロール3が図4において実線で示す位置にお
ける下降位置から矢印C方向に移動し、フィルム基板1
上の所定の範囲の配向膜の表面に接触する。このとき、
ラビングロール3は矢印C方向への移動とは逆の方向つ
まり矢印B方向に回転しており、これによりフィルム基
板1上の所定の範囲の配向膜の表面が一方向にラビング
される。この後、ラビングロール3は、図4において二
点点線で示す位置に到り、次いで上昇した後矢印C方向
とは逆の方向に移動し、図4において実線で示す位置に
到ると下降する。ここで、ラビングロール3が矢印C方
向とは逆の方向に移動する間に、フィルム基板1は矢印
A方向に所定の距離だけ搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような配向処理方法では、フィルム基板1を停止さ
せた状態でラビングを行なっているので、ラビングを行
なう度にフィルム基板1の搬送を中断することとなり、
生産性が悪いという問題があった。また、フィルム基板
1を間歇的に搬送しているので、停止時におけるフィル
ム基板1の位置精度が悪いと、前回のラビング範囲の配
向膜の後端部とその次の回のラビング範囲の配向膜の先
端部とが重なって二重にラビングされる領域が生じた
り、あるいはこれとは逆にその間にラビングされない領
域が生じたりすることがあるので、フィルム基板1の搬
送精度に高い精度が要求されるという問題があった。な
お、以上のようなラビング不良が生じると、例えば1回
のラビング範囲から2行2列の合計4つのフィルム基板
単体を得る場合、パターン面付に制約を受けることにな
る。さらに、ステージ2の上面とラビングロール3の移
動面とが平行でないと、ラビング処理が不均一となるの
で、ステージ2の上面とラビングロール3の移動面との
平行度に高い精度が要求されるという問題があった。こ
の発明の目的は、生産性の向上を図ることができ、また
高い搬送精度を要求されることなくラビング不良が生じ
ないようにすることができ、さらに高い平行精度を要求
されることなく均一なラビング処理を施すことのできる
配向処理方法およびその処理装置を提供することにあ
る。
このような配向処理方法では、フィルム基板1を停止さ
せた状態でラビングを行なっているので、ラビングを行
なう度にフィルム基板1の搬送を中断することとなり、
生産性が悪いという問題があった。また、フィルム基板
1を間歇的に搬送しているので、停止時におけるフィル
ム基板1の位置精度が悪いと、前回のラビング範囲の配
向膜の後端部とその次の回のラビング範囲の配向膜の先
端部とが重なって二重にラビングされる領域が生じた
り、あるいはこれとは逆にその間にラビングされない領
域が生じたりすることがあるので、フィルム基板1の搬
送精度に高い精度が要求されるという問題があった。な
お、以上のようなラビング不良が生じると、例えば1回
のラビング範囲から2行2列の合計4つのフィルム基板
単体を得る場合、パターン面付に制約を受けることにな
る。さらに、ステージ2の上面とラビングロール3の移
動面とが平行でないと、ラビング処理が不均一となるの
で、ステージ2の上面とラビングロール3の移動面との
平行度に高い精度が要求されるという問題があった。こ
の発明の目的は、生産性の向上を図ることができ、また
高い搬送精度を要求されることなくラビング不良が生じ
ないようにすることができ、さらに高い平行精度を要求
されることなく均一なラビング処理を施すことのできる
配向処理方法およびその処理装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の配向処理
方法は、一面に配向膜が形成された長尺のフィルム基板
をラビングロールと該ラビングロールに対向して配置さ
れたバックアップロールとの間を連続的に搬送しなが
ら、前記ラビングロールによって前記配向膜の表面を連
続してラビングするようにしたものである。請求項2記
載の配向処理装置は、一面に配向膜が形成された長尺の
フィルム基板を連続的に搬送する搬送手段と、ラビング
ロールと該ラビングロールに対向して配置されたバック
アップロールとを有するラビング手段とを具備し、前記
ラビングロールと前記バックアップロールとの間を連続
的に搬送される前記フィルム基板上の前記配向膜の表面
を前記ラビングロールによって連続してラビングするよ
うにしたものである。
方法は、一面に配向膜が形成された長尺のフィルム基板
をラビングロールと該ラビングロールに対向して配置さ
れたバックアップロールとの間を連続的に搬送しなが
ら、前記ラビングロールによって前記配向膜の表面を連
続してラビングするようにしたものである。請求項2記
載の配向処理装置は、一面に配向膜が形成された長尺の
フィルム基板を連続的に搬送する搬送手段と、ラビング
ロールと該ラビングロールに対向して配置されたバック
アップロールとを有するラビング手段とを具備し、前記
ラビングロールと前記バックアップロールとの間を連続
的に搬送される前記フィルム基板上の前記配向膜の表面
を前記ラビングロールによって連続してラビングするよ
うにしたものである。
【0007】
【作用】この発明によれば、フィルム基板を搬送しなが
らラビングすることになるので、ラビングを行なう際に
フィルム基板を停止させておく必要がなく、したがって
生産性の向上を図ることができる。また、フィルム基板
を連続的に搬送しながら連続してラビングすることにな
るので、二重ラビング領域および未ラビング領域が生じ
ることがなく、したがって高い搬送精度を要求されるこ
となくラビング不良が生じないようにすることができ
る。さらに、ラビングロールとバックアップロールとの
ギャップ精度を比較的容易に高くすることができるの
で、高い平行精度を要求されることなく均一なラビング
処理を施すことができる。
らラビングすることになるので、ラビングを行なう際に
フィルム基板を停止させておく必要がなく、したがって
生産性の向上を図ることができる。また、フィルム基板
を連続的に搬送しながら連続してラビングすることにな
るので、二重ラビング領域および未ラビング領域が生じ
ることがなく、したがって高い搬送精度を要求されるこ
となくラビング不良が生じないようにすることができ
る。さらに、ラビングロールとバックアップロールとの
ギャップ精度を比較的容易に高くすることができるの
で、高い平行精度を要求されることなく均一なラビング
処理を施すことができる。
【0008】
【実施例】図1(A)、(B)はこの発明の一実施例に
おける配向処理装置の要部の待機状態を示したものであ
る。この配向処理装置は、搬入側基板搬送部11と搬出
側基板搬送部12との間にラビング部13が設けられた
構造となっている。このうち搬入側基板搬送部11は、
スプロケット11aとこのスプロケット11aの上側に
対向配置された押えロール11bを備えている。搬出側
基板搬送部12は、スプロケット12aとこのスプロケ
ット12aの上側に対向配置された押えロール12bを
備えている。ラビング部13は、外径120mmのラビ
ングロール13aとこのラビングロール13aの下側に
対向配置された外径120mmのバックアップロール1
3bを備えている。ラビングロール13aは、ロール本
体の外周面に植毛布からなるラビング布が巻き付けられ
たものからなっている。ラビングロール13aとバック
アップロール13bは、ラビング角度設定のため軸方向
中心部を中心にして水平方向に回転自在とされ、また上
下動自在とされている。また、ラビングロール13aは
矢印D方向に回転し、バックアップロール13bは矢印
E方向に回転するようになっている。一方、長尺なフィ
ルム基板14の幅方向両側にはスプロケットホール14
aが形成され、上面には図示していないがポリイミド等
からなる配向膜が形成されている。
おける配向処理装置の要部の待機状態を示したものであ
る。この配向処理装置は、搬入側基板搬送部11と搬出
側基板搬送部12との間にラビング部13が設けられた
構造となっている。このうち搬入側基板搬送部11は、
スプロケット11aとこのスプロケット11aの上側に
対向配置された押えロール11bを備えている。搬出側
基板搬送部12は、スプロケット12aとこのスプロケ
ット12aの上側に対向配置された押えロール12bを
備えている。ラビング部13は、外径120mmのラビ
ングロール13aとこのラビングロール13aの下側に
対向配置された外径120mmのバックアップロール1
3bを備えている。ラビングロール13aは、ロール本
体の外周面に植毛布からなるラビング布が巻き付けられ
たものからなっている。ラビングロール13aとバック
アップロール13bは、ラビング角度設定のため軸方向
中心部を中心にして水平方向に回転自在とされ、また上
下動自在とされている。また、ラビングロール13aは
矢印D方向に回転し、バックアップロール13bは矢印
E方向に回転するようになっている。一方、長尺なフィ
ルム基板14の幅方向両側にはスプロケットホール14
aが形成され、上面には図示していないがポリイミド等
からなる配向膜が形成されている。
【0009】フィルム基板14は、搬入側のスプロケッ
ト11aと押えロール11bとの間を通され、次いでラ
ビングロール13aとバックアップロール13bとの間
を通され、次いで搬出側のスプロケット12aと押えロ
ール12bとの間を通され、そしてそのスプロケットホ
ール14aに両スプロケット11a、12aがそれぞれ
嵌合されていることにより、両スプロケット11a、1
2a間において緊張されている。また、待機状態では、
ラビングロール13aはフィルム基板14と直交した状
態で上昇位置に位置し、バックアップロール13bはラ
ビングロール13aと平行した状態で下降位置に位置し
ている。
ト11aと押えロール11bとの間を通され、次いでラ
ビングロール13aとバックアップロール13bとの間
を通され、次いで搬出側のスプロケット12aと押えロ
ール12bとの間を通され、そしてそのスプロケットホ
ール14aに両スプロケット11a、12aがそれぞれ
嵌合されていることにより、両スプロケット11a、1
2a間において緊張されている。また、待機状態では、
ラビングロール13aはフィルム基板14と直交した状
態で上昇位置に位置し、バックアップロール13bはラ
ビングロール13aと平行した状態で下降位置に位置し
ている。
【0010】次に、この配向処理装置でラビングを行な
う場合について図2(A)〜(C)を参照しながら説明
する。まず、ラビングロール13aとバックアップロー
ル13bを共に軸方向中心部を中心にして水平方向に回
転させ、ラビング角度を設定する。次に、ラビングロー
ル13aを下降させるとともにバックアップロール13
bを上昇させ、ラビングロール13aをフィルム基板1
4上の配向膜の表面に接触させるとともにバックアップ
ロール13bをフィルム基板14の下面に接触させる。
次に、両スプロケット11a、12aを同期させて図2
(B)において時計方向に回転させ、フィルム基板14
を矢印F方向に1m/分の搬送速度で連続的に搬送す
る。また、ラビングロール13aをフィルム基板14の
搬送方向とは逆の方向つまり矢印D方向に回転させると
ともに、バックアップロール13bをフィルム基板14
の搬送方向と同方向つまり矢印E方向にフィルム基板1
4の搬送速度と同期させて回転させる。すると、ラビン
グロール13aとバックアップロール13bとの間を連
続的に搬送されるフィルム基板14上の配向膜の表面が
ラビングロール13aによって連続してラビングされ
る。
う場合について図2(A)〜(C)を参照しながら説明
する。まず、ラビングロール13aとバックアップロー
ル13bを共に軸方向中心部を中心にして水平方向に回
転させ、ラビング角度を設定する。次に、ラビングロー
ル13aを下降させるとともにバックアップロール13
bを上昇させ、ラビングロール13aをフィルム基板1
4上の配向膜の表面に接触させるとともにバックアップ
ロール13bをフィルム基板14の下面に接触させる。
次に、両スプロケット11a、12aを同期させて図2
(B)において時計方向に回転させ、フィルム基板14
を矢印F方向に1m/分の搬送速度で連続的に搬送す
る。また、ラビングロール13aをフィルム基板14の
搬送方向とは逆の方向つまり矢印D方向に回転させると
ともに、バックアップロール13bをフィルム基板14
の搬送方向と同方向つまり矢印E方向にフィルム基板1
4の搬送速度と同期させて回転させる。すると、ラビン
グロール13aとバックアップロール13bとの間を連
続的に搬送されるフィルム基板14上の配向膜の表面が
ラビングロール13aによって連続してラビングされ
る。
【0011】このように、この配向処理装置では、フィ
ルム基板14を搬送しながらラビングしているので、ラ
ビングを行なう際にフィルム基板14を停止させておく
必要がなく、したがって生産性の向上を図ることができ
る。また、フィルム基板14を連続的に搬送しながら連
続してラビングしているので、二重ラビング領域および
未ラビング領域が生じることがなく、したがって高い搬
送精度を要求されることなくラビング不良が生じないよ
うにすることができる。さらに、ラビングロール13a
とバックアップロール13bとのギャップ精度を比較的
容易に高くすることができるので、高い平行精度を要求
されることなく均一なラビング処理を施すことができ
る。
ルム基板14を搬送しながらラビングしているので、ラ
ビングを行なう際にフィルム基板14を停止させておく
必要がなく、したがって生産性の向上を図ることができ
る。また、フィルム基板14を連続的に搬送しながら連
続してラビングしているので、二重ラビング領域および
未ラビング領域が生じることがなく、したがって高い搬
送精度を要求されることなくラビング不良が生じないよ
うにすることができる。さらに、ラビングロール13a
とバックアップロール13bとのギャップ精度を比較的
容易に高くすることができるので、高い平行精度を要求
されることなく均一なラビング処理を施すことができ
る。
【0012】なお、上記実施例では、フィルム基板14
を水平に緊張した状態で搬送しているが、これに限定さ
れるものではない。例えば、図3(A)、(B)に示す
ように、フィルム基板14をバックアップロール13b
によって適宜に持ち上げた状態で搬送するようにしても
よい。このようにすると、フィルム基板14上の配向膜
の表面のラビングロール13aに対する接触を線接触に
近づけることができる。この結果、ラビングロール13
aとフィルム基板14との接触面積を小さくすることが
でき、この接触面内におけるラビング処理の処理状態が
均一に近くなり、良好なラビング処理を行なうことがで
き、またラビングロール13aのラビング布の摩耗を抑
えることができる。
を水平に緊張した状態で搬送しているが、これに限定さ
れるものではない。例えば、図3(A)、(B)に示す
ように、フィルム基板14をバックアップロール13b
によって適宜に持ち上げた状態で搬送するようにしても
よい。このようにすると、フィルム基板14上の配向膜
の表面のラビングロール13aに対する接触を線接触に
近づけることができる。この結果、ラビングロール13
aとフィルム基板14との接触面積を小さくすることが
でき、この接触面内におけるラビング処理の処理状態が
均一に近くなり、良好なラビング処理を行なうことがで
き、またラビングロール13aのラビング布の摩耗を抑
えることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、フィルム基板を連続的に搬送しながら連続してラビ
ングしているので、生産性の向上を図ることができ、ま
た高い搬送精度を要求されることなくラビング不良が生
じないようにすることができ、さらに高い平行精度を要
求されることなく均一なラビング処理を施すことができ
る。
ば、フィルム基板を連続的に搬送しながら連続してラビ
ングしているので、生産性の向上を図ることができ、ま
た高い搬送精度を要求されることなくラビング不良が生
じないようにすることができ、さらに高い平行精度を要
求されることなく均一なラビング処理を施すことができ
る。
【図1】(A)はこの発明の一実施例における配向処理
装置の要部の待機状態を示す平面図、(B)はその正面
図。
装置の要部の待機状態を示す平面図、(B)はその正面
図。
【図2】(A)は同配向処理装置のラビング状態を示す
平面図、(B)はその正面図、(C)はその縦断正面
図。
平面図、(B)はその正面図、(C)はその縦断正面
図。
【図3】(A)はこの発明の他の実施例における配向処
理装置の要部のラビング状態を示す正面図、(B)はそ
の縦断正面図。
理装置の要部のラビング状態を示す正面図、(B)はそ
の縦断正面図。
【図4】従来の配向処理装置の一部の平面図。
11 搬入側基板搬送部 12 搬出側基板搬送部 13 ラビング部 13a ラビングロール 13b バックアップロール 14 フィルム基板
Claims (2)
- 【請求項1】 一面に配向膜が形成された長尺のフィル
ム基板をラビングロールと該ラビングロールに対向して
配置されたバックアップロールとの間を連続的に搬送し
ながら、前記ラビングロールによって前記配向膜の表面
を連続してラビングすることを特徴とする配向処理方
法。 - 【請求項2】 一面に配向膜が形成された長尺のフィル
ム基板を連続的に搬送する搬送手段と、 ラビングロールと該ラビングロールに対向して配置され
たバックアップロールとを有するラビング手段とを具備
し、 前記ラビングロールと前記バックアップロールとの間を
連続的に搬送される前記フィルム基板上の前記配向膜の
表面を前記ラビングロールによって連続してラビングす
るようにした、 ことを特徴とする配向処理装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4279203A JPH06110059A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 配向処理方法およびその処理装置 |
KR93016143A KR0125289B1 (en) | 1992-09-25 | 1993-08-19 | Orienting process method |
US08/113,838 US5390037A (en) | 1992-09-25 | 1993-08-30 | Liquid crystal molecule orienting method |
GB9318162A GB2270856A (en) | 1992-09-25 | 1993-09-01 | Liquid crystal molecule orienting method |
MYPI93001913A MY109003A (en) | 1992-09-25 | 1993-09-21 | "liquid crystal molecule orienting method" |
CN93117936A CN1041022C (zh) | 1992-09-25 | 1993-09-22 | 液晶微粒的定向方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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