JPH08184833A - 基板搬送機構及びそれを用いた配向処理装置 - Google Patents

基板搬送機構及びそれを用いた配向処理装置

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JPH08184833A
JPH08184833A JP33955394A JP33955394A JPH08184833A JP H08184833 A JPH08184833 A JP H08184833A JP 33955394 A JP33955394 A JP 33955394A JP 33955394 A JP33955394 A JP 33955394A JP H08184833 A JPH08184833 A JP H08184833A
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endless belt
vacuum box
film substrate
rubbing
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Takashi Hiraide
隆 平出
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺なフィルム基板を歪みが生じないように
搬送し、ラビング不良が発生しないようにする。 【構成】 全周にわたって吸引孔を有するエンドレスベ
ルト37の一部は、真空ボックス31の上面側開口部を
覆うように配置されている。フィルム基板22は、真空
ボックス31の上面側開口部の上側において、エンドレ
スベルト37の上面に吸着されて搬送され、その搬送方
向に対して所定の角度傾斜して配置されたラビングロー
ル26によってララビングされる。この場合、フィルム
基板22には、その搬送速度に応じた力と、ラビングロ
ール26の回転速度に応じた力との合成力が加わるが、
フィルム基板22を歪みが生じないように搬送すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は基板搬送機構及びそれ
を用いた配向処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶セルにおける液晶分子の配
向処理方法には、基板の表面に配向膜を形成し、この配
向膜の表面をラビングロールによって一方向にラビング
する方法が知られている。ところで、基板として可撓性
を有するフィルム基板を用いる場合、各液晶セルに対応
する定尺なフィルム基板ごとにラビング処理を施すと非
能率的であるので、長尺なフィルム基板を用いてロール
・ツー・ロールによる連続処理でラビングを行なってい
る。
【0003】図4(A)及び(B)は従来のこのような
配向処理で用いられている配向処理装置の一部を示した
ものである。この配向処理装置では、矢印C方向に搬送
されるフィルム基板1が、ラビングロール2とこのラビ
ングロール2の下側に対向配置されたバックアップロー
ル3との間を通過するようになっている。ラビングロー
ル2は、ロール本体2aの外周面に植毛布からなるラビ
ング布2bが巻き付けられたものからなっている。ラビ
ングロール2とバックアップロール3は、フィルム基板
1の搬送方向に対して所定の角度傾斜して配置されてい
る。
【0004】そして、ラビングロール2がフィルム基板
1の搬送方向とは逆の方向つまり矢印D方向に回転する
とともに、バックアップロール3がフィルム基板1の搬
送方向と同方向つまり矢印E方向にフィルム基板1の搬
送速度と同期して回転すると、ラビングロール2とバッ
クアップロール3との間を連続的に搬送されるフィルム
基板1の上面に形成されたポリイミド等からなる配向膜
(図示せず)の表面がラビングロール2によって連続し
てラビングされる。
【0005】しかしながら、従来のこのような配向処理
装置では、フィルム基板1の搬送方向に対して所定の角
度傾斜して配置されたラビングロール2がフィルム基板
1の搬送方向とは逆の方向つまり矢印D方向に回転して
ラビングを行っているので、次のような問題があった。
すなわち、フィルム基板1には、矢印Cで示す方向への
搬送速度に応じた力と、ラビングロール2の矢印Dで示
す方向への回転速度に応じた力との合成力が加わること
になる。この結果、フィルム基板1が可撓性を有してい
るので、ラビングロール2とバックアップロール3との
間を通過するフィルム基板1に歪みが生じ、ラビング不
良が発生することがあるという問題があった。
【0006】一方、液晶セルの基板としてガラス基板を
用いる場合には、ロール・ツー・ロールによる連続処理
でラビングを行なうことができないので、図5(A)及
び(B)に示すような配向処理装置を用いている。この
配向処理装置では、吸着ステージ11上にガラス基板1
2を位置決めして吸着させ、この吸着されたガラス基板
12と共に吸着ステージ11を実線で示す位置から矢印
F方向に移動させて一点鎖線で示す位置に至らせ、この
ときフィルム基板1の搬送方向に対して所定の角度傾斜
して配置されたラビングロール13がフィルム基板1の
搬送方向とは逆の方向つまり矢印G方向に回転し、これ
によりガラス基板12の上面に形成されたポリイミド等
からなる配向膜(図示せず)の表面がラビングロール1
3によってラビングされる。
【0007】このように、ガラス基板用の配向処理装置
の場合には、吸着ステージ11上に吸着されたガラス基
板12に対してラビングを行っているので、ガラス基板
12に、矢印Fで示す方向への搬送速度に応じた力と、
ラビングロール13の矢印Gで示す方向への回転速度に
応じた力との合成力が加わっても、吸着ステージ11上
に吸着されたガラス基板12の位置がそのまま維持さ
れ、さらにガラス基板12は硬質であるためラビング不
良が発生することはない。しかしながら、多数のガラス
基板12に対して配向処理を行う場合には、まず実線で
示す位置にある吸着ステージ11上に1枚のガラス基板
12を位置決めして吸着させ、次いで吸着ステージ11
を矢印F方向に移動させながらラビングロール13によ
ってラビングを行い、次いで一点鎖線で示す位置に到達
した吸着ステージ11からガラス基板12を取り除き、
次いで吸着ステージ11を実線で示す位置に戻し、以
下、以上のような動作を繰り返すことになり、したがっ
て配向処理に時間がかかり、生産性が悪いという問題が
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
フィルム基板用の配向処理装置の場合には、ラビングロ
ール2とバックアップロール3との間を通過するフィル
ム基板1に歪みが生じ、ラビング不良が発生することが
あるという問題があった。一方、ガラス基板用の配向処
理装置の場合には、配向処理に時間がかかり、生産性が
悪いという問題があった。この発明の目的は、フィルム
基板の場合には歪みが生じないように搬送することがで
き、ガラス基板の場合には連続して搬送することができ
る基板搬送機構及びそれを用いた配向処理装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る基板搬送機構は、吸着手段を有するエンドレスベルト
と、前記エンドレスベルトを走行させる走行手段とを具
備し、前記エンドレスベルトの上面に基板を吸着させて
搬送するようにしたものである。請求項2記載の発明に
係る基板搬送機構は、上面側を開口部とされた真空ボッ
クスと、前記真空ボックス内を真空とする真空手段と、
一部が前記真空ボックスの開口部を覆うように配置さ
れ、全周にわたって吸引孔を有するエンドレスベルト
と、前記エンドレスベルトを走行させる走行手段とを具
備し、前記真空ボックス内が真空とされることにより、
前記エンドレスベルトにおける前記真空ボックスの開口
部を覆った部分の上面側が前記吸引孔を介して負圧とな
り、この負圧となった前記エンドレスベルトの上面に基
板を吸着させて搬送するようにしたものである。請求項
5記載の発明に係る配向処理装置は、請求項1記載の基
板搬送機構の前記エンドレスベルトの上面側にラビング
ロールを前記基板の搬送方向に対して所定の角度傾斜さ
せて配置し、前記エンドレスベルトの上面に吸着されて
搬送される前記基板上に形成された配向膜の表面を前記
ラビングロールによってラビングするようにしたもので
ある。請求項6記載の発明に係る配向処理装置は、請求
項2記載の基板搬送機構の前記エンドレスベルトにおけ
る前記真空ボックスの開口部を覆った部分の上面側にラ
ビングロールを前記基板の搬送方向に対して所定の角度
傾斜させて配置し、前記エンドレスベルトの上面に吸着
されて搬送される前記基板上に形成された配向膜の表面
を前記ラビングロールによってラビングするようにした
ものである。
【0010】
【作用】請求項1または2記載の発明に係る基板搬送機
構によれば、エンドレスベルトの上面に基板を吸着させ
て搬送することになるので、フィルム基板の場合には歪
みが生じないように搬送することができ、ガラス基板の
場合には連続して搬送することができる。この結果、請
求項5または6記載の発明に係る配向処理装置によれ
ば、フィルム基板の場合には歪みが生じないように搬送
することができるので、ラビング不良が発生しないよう
にすることができ、ガラス基板の場合には連続して搬送
することができるので、配向処理に要する時間を短縮す
ることができ、生産性の向上を図ることができる。
【0011】
【実施例】図1(A)及び(B)はこの発明の第1実施
例におけるフィルム基板用の配向処理装置の要部を示し
たものである。この配向処理装置では、供給ロール21
から繰り出された可撓性を有するフィルム基板22は、
前段側ガイドロール23、前段側搬送ロール(スプロケ
ットホイール)24、基板搬送機構25とラビングロー
ル26との間、後段側搬送ロール(スプロケットホイー
ル)27及び後段側ガイドロール28を順次経た後、巻
取ロール29に巻き取られるようになっている。このう
ち両搬送ロール24、27は、図示しないモータの駆動
により、同期して図1(A)において時計方向に回転す
るようになっている。ラビングロール26は、ロール本
体26aの外周面に植毛布からなるラビング布26bが
巻き付けられたものからなっている。ラビングロール2
6は、ラビング角度設定のため軸方向中心部を中心にし
て水平方向に回転自在とされ、また上下動自在とされて
いる。なお、ラビングロール26と基板搬送機構25と
の配置関係については後で説明する。
【0012】基板搬送機構25は、図2(A)及び
(B)に示すようになっている。この基板搬送機構25
は、上面側を開口部31aとされた真空ボックス31を
備えている。真空ボックス31の周壁上端部にはゴム等
からなるシールリング32が設けられている。この場
合、詳細には図示していないが、一例として、真空ボッ
クス31の周壁上端部中央に半円形状の溝が形成され、
この溝に断面円形のシールリング32が接着されて配置
されている。真空ボックス31の底部中央部にはパイプ
33の一端部が接続されている。パイプ33の他端部は
真空ポンプ34に接続されている。
【0013】真空ボックス31の前段側には前段側ベル
ト車35が配置され、後段側には後段側ベルト車36が
配置されている。両ベルト車35、36にはエンドレス
ベルト37が巻き付けられている。エンドレスベルト3
7の幅は、図1(B)に示すように、フィルム基板22
の幅よりも所定の量だけ大きくなっている。そして、エ
ンドレスベルト37の幅方向中央部には吸引孔38が幅
方向に例えば5つで全周にわたって多数形成されてい
る。エンドレスベルト37の上側の中央部は、真空ボッ
クス31の開口部31aを覆ってシールリング32に摺
接するように配置されている。後段側ベルト車36は、
図1(A)に示す両搬送ロール25、27を回転させる
ためのモータの駆動により、矢印P方向に回転するよう
になっている。ここで、ラビングロール26と基板搬送
機構25との配置関係について説明すると、ラビングロ
ール26は、真空ボックス31の上方に配置され、下降
すると、フィルム基板22及びエンドレスベルト37を
介して、真空ボックス31の周壁上端部に設けられたシ
ールリング32に当接されるようになっている。
【0014】次に、この配向処理装置でラビングを行な
う場合について説明する。まず、ラビングロール26を
上限位置において軸方向中心部を中心にして水平方向に
回転させ、ラビング角度を設定する。また、モータの駆
動により、両搬送ロール25、27を同期させて図1
(A)において時計方向に回転させ、フィルム基板22
を矢印Q方向に所定の搬送速度で連続的に搬送する。ま
た、後段側ベルト車36を矢印P方向に回転させ、エン
ドレスベルト37及び前段側ベルト車35を同方向に所
定の回転速度で回転させる。すなわち、真空ボックス3
1の上側に位置するエンドレスベルト37をフィルム基
板22の矢印Qで示す搬送方向と同方向にフィルム基板
22の搬送速度と同期させて走行させる。さらに、真空
ポンプ34の駆動により、真空ボックス31内を真空と
し、エンドレスベルト37における真空ボックス31の
開口部31aを覆ってシールリング32に摺接された部
分の上面側を吸引孔38を介して負圧とし、この負圧と
なったエンドレスベルト37の上面にフィルム基板22
を吸着させる。この結果、フィルム基板22は、真空ボ
ックス31の開口部31aの上側において、エンドレス
ベルト37の上面に吸着されて搬送されることになる。
【0015】次に、ラビングロール26を下降させてフ
ィルム基板22の上面に形成されたポリイミド等からな
る配向膜(図示せず)の表面に接触させる。すなわち、
ラビングロール26を下降させ、フィルム基板22及び
エンドレスベルト37を介して、真空ボックス31の周
壁上端部に設けられたシールリング32に当接させる。
この状態において、ラビングロール26がフィルム基板
22の搬送方向とは逆の方向つまり矢印R向に回転する
と、ラビングロール26と真空ボックス31との間をエ
ンドレスベルト37の上面に吸着されて連続的に搬送さ
れるフィルム基板22の上面に形成されたポリイミド等
からなる配向膜(図示せず)の表面がラビングロール2
6によって連続してラビングされる。
【0016】このように、この配向処理装置では、エン
ドレスベルト37における真空ボックス31の開口部3
1aを覆った部分の負圧となった上面にフィルム基板2
2を吸着させて搬送しているので、フィルム基板22
に、矢印Qで示す方向への搬送速度に応じた力と、ラビ
ングロール26の矢印Rで示す方向への回転速度に応じ
た力との合成力が加わっても、エンドレスベルト37上
に吸着されたフィルム基板22の位置がそのまま維持さ
れることになる。この結果、フィルム基板22が可撓性
を有していても、フィルム基板22を歪みが生じないよ
うに搬送することができ、したがってラビング不良が発
生しないようにすることができる。
【0017】次に、図3(A)及び(B)はこの発明の
第2実施例におけるガラス基板用の配向処理装置の要部
を示したものである。これらの図において、図1(A)
及び(B)と同一部分には同一の符号を付し、その説明
を適宜省略する。この配向処理装置では、基板搬送機構
25の前段側に前段側基板搬送部41が設けられ、後段
側に後段側基板搬送部42が設けられている。両基板搬
送部41、42は、基本的には同じ構造であって、ころ
コンベヤからなり、両側壁43、44間に複数のころ4
5、46が並列して設けられ、図示しないモータの駆動
により、これらのころ45、46が図示しない歯車を介
して同期して図3(A)において時計方向に回転するよ
うになっている。両基板搬送部41、42の異なる点
は、前段側基板搬送部41の両側壁43の後段側が、前
段側から後段側に向かうに従って漸次幅狭となるテーパ
ー状の基板位置規制用ガイド部47となっている点であ
る。
【0018】次に、この配向処理装置でラビングを行な
う場合について説明する。まず、ラビングロール26の
ラビング角度を上限位置において設定する。また、エン
ドレスベルト37を矢印P方向に所定の回転速度でつま
り両基板搬送部41、42の矢印Sで示す方向の搬送速
度と同期させて回転させる。さらに、真空ボックス31
内を真空とし、エンドレスベルト37における真空ボッ
クス31の開口部31aを覆った部分の上面側を負圧と
する。
【0019】そして、前段側基板搬送部41の駆動によ
りガラス基板48が矢印S方向に搬送されてくると、こ
のガラス基板48は基板位置規制用ガイド部47によっ
てθ方向の位置を規制される。この後、ガラス基板48
は、矢印Pで示す方向に回転しているエンドレスベルト
37の前段側の上面にただ単に載置されて矢印S方向に
搬送され、次いでその先端が真空ボックス31の前段側
に対応する位置に至ると、エンドレスベルト37の上面
に吸着される。この吸着されたガラス基板48はエンド
レスベルト37の回転に伴ってさらに矢印S方向に搬送
されるが、所定のタイミングで、矢印R方向に回転して
いるラビングロール26が下降してガラス基板48の上
面に形成されたポリイミド等からなる配向膜(図示せ
ず)の表面に接触し、ラビングが行われる。ラビング終
了後のガラス基板48は、エンドレスベルト37の上面
に対する吸着を解除された後、後段側基板搬送部42に
よって搬送される。このようにして、多数のガラス基板
48のラビングが連続して行われることになる。
【0020】このように、この配向処理装置では、エン
ドレスベルト37における真空ボックス31の開口部3
1aを覆った部分の負圧となった上面にガラス基板48
を吸着させて搬送しているので、ガラス基板48に、矢
印Sで示す方向への搬送速度に応じた力と、ラビングロ
ール26の矢印Rで示す方向への回転速度に応じた力と
の合成力が加わっても、エンドレスベルト37上に吸着
されたガラス基板48のθ方向の位置がそのまま維持さ
れることになる。この結果、ガラス基板48をθ方向の
位置をそのまま維持して搬送することができ、したがっ
てラビング不良が発生しないようにすることができる。
また、ガラス基板48を連続して搬送することができる
ので、配向処理に要する時間を短縮することができ、生
産性の向上を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または2
記載の発明に係る基板搬送機構によれば、エンドレスベ
ルトの上面に基板を吸着させて搬送しているので、フィ
ルム基板の場合には歪みが生じないように搬送すること
ができ、ガラス基板の場合には連続して搬送することが
できる。この結果、請求項5または6記載の発明に係る
配向処理装置によれば、フィルム基板の場合には歪みが
生じないように搬送することができるので、ラビング不
良が発生しないようにすることができ、ガラス基板の場
合には連続して搬送することができるので、配向処理に
要する時間を短縮することができ、生産性の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の第1実施例におけるフィル
ム基板用の配向処理装置の要部の概略正面図、(B)は
その一部の平面図。
【図2】(A)は基板搬送機構の概略縦断正面図、
(B)はその一部の平面図。
【図3】(A)はこの発明の第2実施例におけるガラス
基板用の配向処理装置の要部の概略縦断正面図、(B)
はその平面図。
【図4】(A)は従来のフィルム基板用の配向処理装置
の一部の正面図、(B)はその平面図。
【図5】(A)は従来のガラス基板用の配向処理装置の
一部の正面図、(B)はその平面図。
【符号の説明】
22 フィルム基板 25 基板搬送機構 26 ラビングロール 31 真空ボックス 31a 開口部 34 真空ポンプ 37 エンドレスベルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着手段を有するエンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトを走行させる走行手段とを具備
    し、前記エンドレスベルトの上面に基板を吸着させて搬
    送することを特徴とする基板搬送機構。
  2. 【請求項2】 上面側を開口部とされた真空ボックス
    と、前記真空ボックス内を真空とする真空手段と、一部
    が前記真空ボックスの開口部を覆うように配置され、全
    周にわたって吸引孔を有するエンドレスベルトと、前記
    エンドレスベルトを走行させる走行手段とを具備し、前
    記真空ボックス内が真空とされることにより、前記エン
    ドレスベルトにおける前記真空ボックスの開口部を覆っ
    た部分の上面側が前記吸引孔を介して負圧となり、この
    負圧となった前記エンドレスベルトの上面に基板を吸着
    させて搬送することを特徴とする基板搬送機構。
  3. 【請求項3】 前記真空ボックスの前記エンドレスベル
    トが摺接する部分にはシールリングが設けられているこ
    とを特徴とする請求項2記載の基板搬送機構。
  4. 【請求項4】 前記基板は長尺のフィルム基板またはガ
    ラス基板からなることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の基板搬送機構。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の基板搬送機構の前記エン
    ドレスベルトの上面側にラビングロールを前記基板の搬
    送方向に対して所定の角度傾斜させて配置し、前記エン
    ドレスベルトの上面に吸着されて搬送される前記基板上
    に形成された配向膜の表面を前記ラビングロールによっ
    てラビングするようにしたことを特徴とする配向処理装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2または3記載の基板搬送機構の
    前記エンドレスベルトにおける前記真空ボックスの開口
    部を覆った部分の上面側にラビングロールを前記基板の
    搬送方向に対して所定の角度傾斜させて配置し、前記エ
    ンドレスベルトの上面に吸着されて搬送される前記基板
    上に形成された配向膜の表面を前記ラビングロールによ
    ってラビングするようにしたことを特徴とする配向処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記基板は長尺のフィルム基板またはガ
    ラス基板からなることを特徴とする請求項5または6記
    載の配向処理装置。
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