JPH11116047A - 薄型基板搬送ロボットにおけるロボットハンド - Google Patents

薄型基板搬送ロボットにおけるロボットハンド

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JPH11116047A
JPH11116047A JP28711697A JP28711697A JPH11116047A JP H11116047 A JPH11116047 A JP H11116047A JP 28711697 A JP28711697 A JP 28711697A JP 28711697 A JP28711697 A JP 28711697A JP H11116047 A JPH11116047 A JP H11116047A
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JP
Japan
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hand
wafer
robot
thin substrate
support
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Withdrawn
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JP28711697A
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English (en)
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Ryoichi Imai
亮一 今井
Yasuhiro Inukai
泰弘 犬飼
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Asyst Japan Inc
Original Assignee
Asyst Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傷やゴミの付着を極力するなくするようにウ
ェハを支持することのできる搬送ロボットにおけるロボ
ットハンドを提供すること。 【解決手段】 ハンド3は、ウェハWの外端部の一部を
支持するハンド部30と、ハンド部30を取り付けるハ
ンド支持部40とを有して構成されている。ハンド部3
0は、ウェハWの外周面に沿って形成される2か所の段
状凹部32を有する2個のアーム31・31と、アーム
31・31を連結する連結板35とからなり、それぞれ
の段状凹部32は傾斜面と支持面とを有する上段凹部
と、ウェハWが上段凹部に支持される時にウェハWの下
面側に空間部を形成する下段凹部とを有している。そし
て、ハンド3にウェハWを支持する際、ウェハWは上段
凹部の傾斜面に案内されながら支持面に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウェハ
(以下、ウェハという)やガラス基板等の薄型基板を支
持して搬送する搬送ロボットのロボットハンドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハやガラス基板等の薄型基板
は集積回路のチップとして幅広く使用され、ゴミや塵埃
を極度に嫌うため一般にクリーンルーム内で処理製造さ
れるとともに多種の工程間を搬送される。薄型基板の搬
送はクリーンルーム内に設置された搬送ロボットにより
行なわれ、ロボットの先端部に回動可能に装着されたロ
ボットハンドにより支持されて搬送される。従来のロボ
ットハンド80は、図8〜9に示すように、フォーク状
のハンド部81とハンド部81の元部に配置され、図示
しないロボットのアーム体に回動可能に接続されるハン
ド支持部82とを有している。ハンド部81にはウェハ
を吸着するための吸着部81aが形成され、吸着部81
aは図示しないロボット機台に配置された真空装置に接
続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ロボットハン
ド80が薄型基板を吸着する際、主に薄型基板の裏面側
を当接して吸着するため、薄型基板に何らかの原因で傷
がついたりゴミが付着する可能性が生じてしまう。特
に、薄型基板の搬送システムに表面検査システムが取り
込まれるようになると、傷やゴミの付着により薄型基板
がNGとして処理されるため、薄型基板搬送時におい
て、予め傷やゴミの付着を極力避けるようにする必要が
ある。また、薄型基板の需要の増大によって、搬送され
る薄型基板が従来より大型化されると、カセットに収納
される薄型基板がその中央部で自重によって撓みやすく
なり、撓んだ薄型基板の裏面を吸着して搬送すると吸着
不良や搬送不良が起きやすくなる。
【0004】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、薄型基板を搬送する際に、傷やゴミの付着しにく
い状態で薄型基板を支持することのできる搬送ロボット
におけるロボットハンドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる薄型
基板搬送ロボットにおけるロボットハンドでは、上記の
課題を解決するために以下のように構成するものであ
る。すなわち、機台に回動可能に配設されるアーム体に
接続され、薄型基板を支持して搬送する薄型基板搬送ロ
ボットにおけるロボットハンドであって、前記アーム体
に回動可能に配設されるハンド支持部と、前記薄型基板
を支持するハンド部と、を有し、前記ハンド部に段状凹
部が形成され、前記段状凹部に、前記薄型基板の外端部
の一部を支持可能な支持面・前記薄型基板を案内する傾
斜面を有する上段凹部と、前記薄型基板の下方に空間部
を形成する下段凹部と、が配設されていることを特徴と
するものである。
【0006】また好ましくは、前記段状凹部が、半導体
ウェハを支持できるように円弧状に形成されていること
を特徴とするものであればよい。
【0007】さらに好ましくは、前記ハンド部が、少な
くとも並設された2個の腕部を有していることを特徴と
するものであればよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0009】本形態においては、主に薄型基板がウェハ
である場合について説明し、別の形態としてガラス基板
を説明する。
【0010】図1は、本形態のロボットハンド(以下、
ハンドという)3が取り付けられているロボット1の平
面を示すものであり、ハンド3は、機台5上を回動可能
なアーム体7の先端部に、アーム体7に対して回動可能
に配置されている。アーム体7は2個のアームからなり
その節点部で屈伸可能に形成されている。
【0011】ハンド3は、図2〜3に示すように、ウェ
ハWを支持するハンド部30とハンド部30に連接され
たハンド支持部40とを有して構成されている。ハンド
部30は、ハンド支持部40に対して並設された長尺状
の2個のアーム31・31と、ハンド支持部40側に2
個のアーム31・31を連結する連結板35とを有し、
それぞれのアーム31・31にはウェハWの外周面に沿
うように形成された円弧状の段状凹部32が各2か所づ
つ形成されている。それぞれの段状凹部32は、図4に
示すように、上段凹部33と下段凹部34からなり、上
段凹部33の底面がウェハWの外端下面を支持する支持
面33aに形成され、上段凹部33の上面から支持面3
3aに向かって小径になるように傾斜面33bが形成さ
れている。そして上段凹部33の支持面33aの外径が
ウェハWの外径と略一致する。下段凹部34は、ウェハ
Wが上段凹部33の支持面33aに支持されると、ウェ
ハWの下面と下段凹部34底面34aとの間に空間がで
きるように形成される。
【0012】従って、ウェハWはハンド3上に位置され
た後、4個の上段凹部33の傾斜面33bに案内されな
がら落下してその外端部を支持面33aで支持される。
そのため、ウェハW上段凹部33の支持面33a上に位
置される時には、ウェハWのセンタリングがなされるこ
とになる。
【0013】ハンド支持部40はアーム体7の先端部に
軸支されて回動可能に構成される筐体状の本体部41
と、本体部41の先端側に突起されたハンド取り付け部
42からなり、ハンド取り付け部42上に連結板35が
固着されている。
【0014】さらに、図5に示すように、連結板35の
アーム31・31間に、連結板35に一端部が埋設され
たセンサプレート36が配置され、センサプレート36
の他端部はウェハWの下方に到達するように延設されて
いる。そして、センサプレート36の先端部にウェハW
の有り無しを検知する図示しないセンサが取り付けられ
る。
【0015】また、本発明のハンドは、図6に示すよう
に、2個のアーム31・31を有するものでなく、上述
の2個のアーム31・31の外端間の寸法と略一致する
幅寸法で形成された1枚のプレート状のハンド部61を
有するハンド60ものであってもよい。この場合、ハン
ド部61に前述と同様に上段凹部63と下段凹部64と
を有する円弧状の段状凹部62が形成され、上段凹部6
3に前述のハンド3と同様なウェハWを支持する支持面
と傾斜面が形成される。また、ウェハWの有り無しを検
知するセンサは、下段凹部64に1か所、取り付け孔を
設けて取り付けるようにすればよい。
【0016】次に上記のように構成されたハンド3の作
用を説明する。ロボット1がハンド3を機台5に対して
所定方向に回転させ、図示しないカセットに収納された
ウェハWに対向する位置まで移動した後、アーム体7を
伸張することによって、ウェハWの下方に持っていく。
そして、ハンド3を上昇させてウェハWをハンド部30
の段状凹部32に係合させる。ウェハWは上段凹部33
の傾斜面33bに案内されながらセンタリングされて支
持面33a上に載置される。ウェハWの支持面33aへ
の支持がセンサによって確認されると、アーム体7を屈
曲させカセットからウェハWを取り出し、次工程までウ
ェハWを搬送する。
【0017】従って、このハンド3はウェハWを支持す
るハンド部30が2個のアーム31・31を有し、ウェ
ハWの外端下面の一部を支持するため、ウェハWの裏面
にゴミの付着や傷の発生を少なくできるとともに、ハン
ド部30自体を軽量に製作することができる。
【0018】次に、薄型基板がガラス基板W1である場
合のハンド60の形態を図7によって説明する。
【0019】ガラス基板用のハンド70は、図2に示さ
れるウェハ用ハンド3を少し変形させたものであり、ハ
ンド部71とハンド支持部79とを有し、ハンド部71
の2個のアーム72とアーム72を連結する連結板77
の構成及びハンド支持部79と連結板77との取り付
け、センサプレート78と連結板77との取り付け構成
はハンド3と同様であるため詳細は省略する。
【0020】2個のアーム72・72に直交するよう
に、横アーム73が2個のアーム72に固着されてい
る。アーム72と横アーム73には、それぞれ矩形のガ
ラス基板W1の外周面に沿って段状凹部74がいずれも
同一高さになるように直線状に形成されている。それぞ
れの段状凹部74には、上段凹部75と下段凹部76と
からなり、上段凹部75に、図4と同様な傾斜面と支持
面が形成されている。
【0021】そして、ガラス基板W1は外周4面の一部
がそれぞれの段状凹部74の傾斜面に案内されながらセ
ンタリングされて支持面に支持されることになる。
【0022】そして、下段凹部76は、ガラス基板W1
が上段凹部75の支持面に支持されると、ガラス基板W
1の下面と下段凹部76底面との間に空間ができるよう
に形成される。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、薄型基板搬送ロボット
におけるロボットハンドは、機台に回動可能に配設され
るアーム体に接続され、薄型基板を支持して搬送する薄
型基板搬送ロボットにおけるロボットハンドであって、
前記アーム体に回動可能に配設されるハンド支持部と、
前記薄型基板を支持するハンド部と、を有し、前記ハン
ド部に段状凹部が形成され、前記段状凹部に、前記薄型
基板の外端部の一部を支持可能な支持面・前記薄型基板
を案内する傾斜面を有する上段凹部と、前記薄型基板の
下方に空間部を形成する下段凹部と、が配設されてい
る。そして、前記ロボットハンドが前記薄型基板を支持
する際、前記薄型基板は前記段状凹部の傾斜面に案内さ
れてセンタリングされながら前記支持面に支持される。
従って、従来のように、薄型基板の裏面で接触させて吸
着することがなく、薄型基板の外端部の一部下面を支持
するだけなので、傷やゴミの付着の発生を極めて少なく
することができるとともに、センタリングも同時にでき
るので搬送時間をも短縮することができる。
【0024】また、前記段状凹部が、半導体ウェハを支
持できるように円弧状に形成されていれば、半導体ウェ
ハを搬送することができる。
【0025】さらに、前記ハンド部が、並設された少な
くとも2個の腕部を有していれば、薄型基板を支持する
面をより少なくすることができるとともに、ハンド部自
体をも軽くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に一形態によるハンドを装着したロボッ
トを示す平面図
【図2】図1におけるハンドを示す平面図
【図3】同正面図
【図4】図3におけるハンド部の拡大図
【図5】図2におけるV −V 断面図
【図6】ハンド部の別の形態を示す平面図
【図7】ガラス基板用ハンドを示す平面図
【図8】従来のハンドを示す平面図
【図9】従来のハンドを示す正面図
【符号の説明】
1…ロボット 3…ハンド(ロボットハンド) 5…機台 7…アーム体 30…ハンド部 31…アーム 32…段状凹部 33…上段凹部 33a…支持面 33b…傾斜面 34…下段凹部 40…ハンド支持部 W…ウェハ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台に回動可能に配設されるアーム体に
    接続され、薄型基板を支持して搬送する薄型基板搬送ロ
    ボットにおけるロボットハンドであって、 前記アーム体に回動可能に配設されるハンド支持部と、
    前記薄型基板を支持するハンド部と、を有し、 前記ハンド部に段状凹部が形成され、 前記段状凹部に、前記薄型基板の外端部の一部を支持可
    能な支持面・前記薄型基板を案内する傾斜面を有する上
    段凹部と、前記薄型基板の下方に空間部を形成する下段
    凹部と、が配設されていることを特徴とする薄型基板搬
    送ロボットにおけるロボットハンド。
  2. 【請求項2】 前記段状凹部が、半導体ウェハを支持で
    きるように円弧状に形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の薄型基板搬送ロボットにおけるロボットハ
    ンド。
  3. 【請求項3】 前記ハンド部が、少なくとも並設された
    2個の腕部を有していることを特徴とする請求項1記載
    の薄型基板搬送ロボットにおけるロボットハンド。
JP28711697A 1997-10-20 1997-10-20 薄型基板搬送ロボットにおけるロボットハンド Withdrawn JPH11116047A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329766A (ja) * 2001-05-07 2002-11-15 Sunx Ltd ウエハ検出用センサヘッドの取付構造
JP2008244500A (ja) * 2001-06-26 2008-10-09 Hitachi Plant Technologies Ltd 枚葉基板の移載装置並びにそれに用いる収納装置及びハンド

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Effective date: 20050104