JPH0547899A - ウエハー搬送用アーム - Google Patents

ウエハー搬送用アーム

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JPH0547899A
JPH0547899A JP20797591A JP20797591A JPH0547899A JP H0547899 A JPH0547899 A JP H0547899A JP 20797591 A JP20797591 A JP 20797591A JP 20797591 A JP20797591 A JP 20797591A JP H0547899 A JPH0547899 A JP H0547899A
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JP
Japan
Prior art keywords
wafer
main
sub
arm
support projections
Prior art date
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Pending
Application number
JP20797591A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Ogata
正一 緒方
Toyohiko Mejiro
豊彦 目代
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0547899A publication Critical patent/JPH0547899A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明は、ウェハー3を吸着保持するため
の吸着孔5をもつ主支持突起4をアーム本体1の主面上
に備えてなるウェハー搬送用アームにおいて、前記主支
持突起4とほぼ同一平面を形成する副支持突起61,6
2,63を前記アーム本体一主面上に形成したことを特
徴とする。 【効果】 アーム本体の先端部をわずかに延長し、例え
ば平板状の副支持突起を接着形成するという簡単な構成
の付加により、ウェハー搬送中にウェハーがバランスを
崩してしまうことがなくなり、ウェハー搬送用アームに
おける搬送ミスを低減でき、ステッパー等のウェハープ
ロセス用半導体製造装置の稼働率を大きく向上させるこ
とが可能となり、又生産歩留まりの大幅な向上が実現で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウェハーのよ
うな薄板状基板を搬送するウェハー搬送用アームに関
し、特に半導体集積回路製造用の縮小投影露光装置(以
下「ステッパー」という)等において使用されるウェハ
ー搬送用アームに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製造におけるホトリソ
工程において、微細化等の要請からステッパーが用いら
れている。このステッパーにおいてはウェハーの搬送を
自動的に行う必要があることから、図3,図4に示すよ
うなウェハー搬送用アームが用いられている。図3
(A)は第1従来例の分枝型ウェハー搬送用アームの概
略を示す平面図、図3(B)は図3(A)の矢印BーB
から見た概略を示す平面図である。図4(A)は第2従
来例の単枝型ウェハー搬送用アームの概略を示す平面
図、図4(B)は図4(A)の矢印B−Bから見た概略
を示す断面図である。
【0003】図3,図4において、ウェハー搬送用アー
ムのアーム本体1の内部には排気孔2が設けられ、搬送
すべきウェハー3を吸着保持するためにアーム本体1の
一主面上に設けられた主支持突起4には吸着孔5が設け
られている。排気孔2と吸着孔5とは内部で連結してい
るから、排気孔2から排気をすれば吸着孔5は負圧状態
となりウェハー3は主支持突起4に吸着される。この吸
着状態を維持してアーム本体1を機械的に移動すること
によりウェハー3をある位置から他の位置に搬送するこ
とができる。ウェハー3は通常4に乃至8インチ程度の
直径をもつが、アーム本体1はステッパー等全体をコン
パクトにまとめる必要性等から極力小さく設計される。
【0004】例えば、アーム本体1はアルミニウム,ス
テンレス等の金属で作られ、厚さは約5ミリメートルで
ある。アーム本体1,の平面形状は被搬送ウェハーの径
に合わせて適当な大きさに設定される。主支持突起4は
セラミックスで作られ、アーム本体1の主表面からの高
さが約1ミリメートル乃至数ミリメートルである。主支
持突起4の平面形状は、ウェハー径、必要な吸着力等を
考慮して決定され、吸着孔5の内寸は約5ミリメートル
×約10ミリメートルである。第1従来例では主支持突
起4はアーム本体1に半分埋め込まれ接着されている
が、第2従来例では支持突起4はアーム本体1の主表面
上に載置され接着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】搬送中にウェハー3に
加わる振動、ステッパーの排気容量の限界、主支持突起
4,吸着孔5の形状が限定されているためウェハー3の
実質的な支持面積が小さいこと等のため、吸着孔5にお
けるウェハー3に対する吸着力が十分確保できず、搬送
中にウェハー3がバランスを崩して位置ずれを起こした
り、更には主支持突起4から墜落することがある。この
ような搬送ミスはステッパーの稼働率を低下させる原因
となり、又墜落したウェハー3の不良品化による生産歩
留まりの低減、ひいては集積回路生産コストの増大につ
ながり大きな問題である。
【0006】この発明は、搬送中のウェハー位置ずれ、
墜落等を防止できるウェハー搬送用アームを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ウェハーを
吸着保持するための吸着孔をもつ主支持突起をアーム本
体一主面上に備えてなるウェハー搬送用アームにおい
て、前記主支持突起とほぼ同一平面を形成する副支持突
起を前記アーム本体一主面上に形成したことを特徴とす
る。特に前記ウェハー搬送用アームはステッパーに用い
られているウェハー搬送用アームであり、前記副支持突
起はセラミックで形成され、前記副支持突起は前記主支
持突起に対して前記本体一主面上の相対する側に形成さ
れていることを特徴としている。更に前記副支持突起は
被搬送用ウェハーの半径を直径とする同心円の外側に形
成されていることを特徴としている。
【0008】
【作用】主支持突起以外に主支持突起と一体となってほ
ぼ同一平面を形成する副支持突起を形成することから、
ウェハー支持ポイントが増え、実質的にウェハー支持面
積が拡大したことになり、搬送中のウェハーがバランス
を崩すことがなくなる。特に前記副支持突起は前記主支
持突起に対して前記本体一主面上の相対する側に形成さ
れていることから、実質的なウェハー支持面積を確実に
拡大でき、搬送中のウェハーのバランス崩れをほとんど
無くすことができる。更に前記副支持突起は搬送用ウェ
ハーの半径を直径とする同心円の外側に形成されること
からより一層安定したバランスを取ることができる。
【0009】
【実施例】図1(A)はこの発明の第1実施例の分枝型
ウェハー搬送用アームの概略を示す平面図、図1(B)
は図1(A)の矢印B−Bから見た概略を示す断面図で
ある。図2(A)はこの発明の第2実施例の単枝型ウェ
ハー搬送用アームの概略を示す平面図、図2(B)は図
2(A)の矢印B−Bから見た概略を示す断面図であ
る。図1,図2において従来技術と同一部分には同一の
番号を付している。アーム本体1,排気孔2,ウェハー
3,主支持突起4,吸着孔5は従来技術と同一であり、
アーム本体1の先端部がわずかに延長されている。
【0010】第1実施例では、副支持突起61,62,
63を主支持突起4と同一主面上に、これらがほぼ同一
平面をなしてウェハー3を安定に保持するように形成し
ている。副支持突起61,62はウェハー3のほぼ中心
線上の中心部にある吸着孔5に対して枝分かれしたアー
ム本体1の先端部に相互に離れて形成され、副支持突起
63は本体1の基幹部に形成されているから、互いに主
支持突起4とは相対する側におかれている。したがって
実質的なウェハー支持面積が拡大したことになり、従来
技術と比較してウェハーが搬送中にバランスを崩してし
まうことはなくなる。また、ウェハー3の半径を直径と
する同心円3aより外側に副支持突起61,62,63
を形成しているから、例えウェハーがバランスを崩して
も多くの場合、ウェハーの重心は必ずこの円より内側に
存在することから一層ウェハーのバランスを取りやすく
なる。
【0011】副支持突起61,62,63はセラミック
スで形成することにより、テフロン等で形成した場合に
比べより安定にウェハーを搬送することができる。セラ
ミックスの方がテフロン等に比べより安定にウェハーを
搬送できるのは、テフロンに比べセラミックスは硬いこ
とから外力に対して変形しにくく、同一平面の維持がよ
り完全になされるためである。セラミックスと同等の性
質のものであれば、セラミックス以外のものを副支持突
起としてもよい。副支持突起61,62,63は直径約
5ミリメートルの円形平板のセラミックをアーム本体1
の上に接着して形成され、その厚さは主支持突起4のア
ーム本体1の主表面からの高さに一致させる。
【0012】第2実施例では、副支持突起71,72を
ウェハー3のほぼ中心部にある吸着孔5に対してアーム
本体1の先端部及び基幹部にほぼ対象に離れて形成され
ていることから、第1実施例と同様実質的なウェハー支
持面積が拡大したことになり同様な効果がえられる。
【0013】第1,第2実施例では副支持突起61,6
2,63,71,72をアーム本体の主面上にそのまま
接着したが、適宜埋め込んで形成してもよい。
【0014】以上、ステッパーにおけるウェハー搬送用
アームについて述べたが、ステッパー以外のウェハープ
ロセス用半導体製造装置に用いられるウェハー搬送用ア
ーム全てに適用できることは当業者にとり自明である。
【0015】
【発明の効果】アーム本体の先端部をわずかに延長し、
例えば平板状の副支持突起を接着形成するという簡単な
構成の付加により、ウェハー搬送中にウェハーがバラン
スを崩してしまうことがなくなり、ウェハー搬送用アー
ムにおける搬送ミスを低減でき、ステッパー等のウェハ
ープロセス用半導体製造装置の稼働率を大きく向上させ
ることが可能となり、又生産歩留まりの大幅な向上が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の第1実施例の分枝型ウェハ
ー搬送用アームの概略を示す平面図であり、(B)は同
断面図である。
【図2】(A)はこの発明の第2実施例の単枝型ウェハ
ー搬送用アームの概略を示す平面図であり、(B)は同
断面図である。
【図3】(A)は第1従来例の分枝型ウェハー搬送用ア
ームの概略を示す平面図であり、(B)は同断面図であ
る。
【図4】(A)は第2従来例の単枝型ウェハー搬送用ア
ームの概略を示す平面図であり、(B)は同断面図であ
る。
【符号の説明】
1 アーム本体 2 排気孔 3 ウェハー 4 主支持突起 5 吸着孔 61,62,63,71,72 副支持突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェハーを吸着保持するための吸着孔を
    もつ主支持突起をアーム本体一主面上に備えてなるウェ
    ハー搬送用アームにおいて、前記主支持突起とほぼ同一
    平面を形成する副支持突起を前記アーム本体一主面上に
    形成したことを特徴とするウェハー搬送用アーム。
JP20797591A 1991-08-20 1991-08-20 ウエハー搬送用アーム Pending JPH0547899A (ja)

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JP20797591A JPH0547899A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 ウエハー搬送用アーム

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JP20797591A JPH0547899A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 ウエハー搬送用アーム

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