JPH11115683A - シートベルトのバックル格納部付シート - Google Patents
シートベルトのバックル格納部付シートInfo
- Publication number
- JPH11115683A JPH11115683A JP9308006A JP30800697A JPH11115683A JP H11115683 A JPH11115683 A JP H11115683A JP 9308006 A JP9308006 A JP 9308006A JP 30800697 A JP30800697 A JP 30800697A JP H11115683 A JPH11115683 A JP H11115683A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- holder
- buckle
- hinge bracket
- seat belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】シートに備えるシートベルトのバックル格納部
のシートに対する取付性を向上させると共に、バックル
の格納部がシートの外方に突出することがないように配
設することである。 【構成】シートクッション（ＳＣ）の後部より上方に起
立状に突出するヒンジブラケット（２）をシートバック
（ＳＢ）の外側面下部に有する凹欠部（イ）内に位置さ
せ、ヒンジブラケット（２）にシートベルトのバックル
（４）を格納する樹脂製ホルダー（１）をヒンジボルト
（６）で締結したことを特徴とする。
のシートに対する取付性を向上させると共に、バックル
の格納部がシートの外方に突出することがないように配
設することである。 【構成】シートクッション（ＳＣ）の後部より上方に起
立状に突出するヒンジブラケット（２）をシートバック
（ＳＢ）の外側面下部に有する凹欠部（イ）内に位置さ
せ、ヒンジブラケット（２）にシートベルトのバックル
（４）を格納する樹脂製ホルダー（１）をヒンジボルト
（６）で締結したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はシートベルトのバッ
クルを格納する格納部付自動車用シートに関する。
クルを格納する格納部付自動車用シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のシートベルトのバックルは、シー
トベルトの非着用時に邪魔にならないようにシートの内
部に設けた格納部に格納している（例えば実開平８ー９
１１７４号公報）。一方、シートの外部にシートベルト
のバックル格納部を設けたものも開示されている（例え
ば実開平７ー１７６６５号公報）。
トベルトの非着用時に邪魔にならないようにシートの内
部に設けた格納部に格納している（例えば実開平８ー９
１１７４号公報）。一方、シートの外部にシートベルト
のバックル格納部を設けたものも開示されている（例え
ば実開平７ー１７６６５号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上の格納部をシート
の内部に設けたものは、シートの構造が複雑化するが、
格納部は外部に突出しないためシートの使用性が損なわ
れることがない利点がある。
の内部に設けたものは、シートの構造が複雑化するが、
格納部は外部に突出しないためシートの使用性が損なわ
れることがない利点がある。
【０００４】一方、格納部をシートの外部に備えてなる
ものは、シートの構造を変更することなく格納部を設け
ることができるが、格納部が突出して乗員の乗降時に、
接触する虞れがある。
ものは、シートの構造を変更することなく格納部を設け
ることができるが、格納部が突出して乗員の乗降時に、
接触する虞れがある。
【０００５】そこで、本発明はシートの形状を変更せ
ず、外部に突出することがないシートベルトのバックル
格納部を有するシートを提供することを目的とする。
ず、外部に突出することがないシートベルトのバックル
格納部を有するシートを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係るシートベルトのバックル格納部付シー
トは、シートバックの外側面下部に凹欠部を設け、該凹
欠部にシートクッションの後部より上方に起立状に突出
するヒンジブラケットを配設して、シートバックを前後
方向に回動自在に連結してなるシートであって、前記ヒ
ンジブラケットに、シートベルトのバックル格納用樹脂
製ホルダーを取付けてなることを特徴とするものであ
る。
めの本発明に係るシートベルトのバックル格納部付シー
トは、シートバックの外側面下部に凹欠部を設け、該凹
欠部にシートクッションの後部より上方に起立状に突出
するヒンジブラケットを配設して、シートバックを前後
方向に回動自在に連結してなるシートであって、前記ヒ
ンジブラケットに、シートベルトのバックル格納用樹脂
製ホルダーを取付けてなることを特徴とするものであ
る。
【０００７】従って、シートバックの凹欠部を利用し、
この凹欠部内にホルダーが配設されるため、ホルダーが
外方に突出することがない。
この凹欠部内にホルダーが配設されるため、ホルダーが
外方に突出することがない。
【０００８】ホルダーにはヒンジブラケット被覆用のガ
ーニッシュ部を一体に設けてなるから、ヒンジブラケッ
トが外部に露出することがなく、シートの外観品質が向
上する。
ーニッシュ部を一体に設けてなるから、ヒンジブラケッ
トが外部に露出することがなく、シートの外観品質が向
上する。
【０００９】更に、ホルダーはヒンジブラケットと共に
シートバックにヒンジブボルトで共締してなるから、ホ
ルダーの取付性が向上する。
シートバックにヒンジブボルトで共締してなるから、ホ
ルダーの取付性が向上する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明野の実施の一形態
を、図面に基づいて説明する。図１はシートバック（Ｓ
Ｂ）をシートクッション（ＳＣ）に連結する前の状態を
示し、シートバック（ＳＢ）は一側面をリクライニング
デバイス（７）によって連結し、他側面をヒンジ結合で
シートクッション（ＳＣ）に連結している。図中（７
０）はリクライニングデバイス（７）取付用ベースプレ
ートである。
を、図面に基づいて説明する。図１はシートバック（Ｓ
Ｂ）をシートクッション（ＳＣ）に連結する前の状態を
示し、シートバック（ＳＢ）は一側面をリクライニング
デバイス（７）によって連結し、他側面をヒンジ結合で
シートクッション（ＳＣ）に連結している。図中（７
０）はリクライニングデバイス（７）取付用ベースプレ
ートである。
【００１１】シートバック（ＳＢ）の左右外側面下部に
は、内方に切欠した凹欠部（イ）が設けてあり、この凹
欠部（イ）によってシートバック（ＳＢ）をシートクッ
ション（ＳＣ）上に前倒した際に、シートクッション
（ＳＣ）の後部上面より上方に起立状に突出するヒンジ
ブラケット（２）に干渉しないようにしている。
は、内方に切欠した凹欠部（イ）が設けてあり、この凹
欠部（イ）によってシートバック（ＳＢ）をシートクッ
ション（ＳＣ）上に前倒した際に、シートクッション
（ＳＣ）の後部上面より上方に起立状に突出するヒンジ
ブラケット（２）に干渉しないようにしている。
【００１２】シートクッション（ＳＣ）の上面における
後部側からは、車床側にアンカーを固定したシートベル
ト（４０）のバックル（４）が通されており、また、前
記ヒンジブラケット（２）はシートクッション（ＳＣ）
のフレーム（不図示）に下端が溶接され、上部にヒンジ
ボルト（６）を挿通して、シートバック（ＳＢ）を回動
自在に支持している。
後部側からは、車床側にアンカーを固定したシートベル
ト（４０）のバックル（４）が通されており、また、前
記ヒンジブラケット（２）はシートクッション（ＳＣ）
のフレーム（不図示）に下端が溶接され、上部にヒンジ
ボルト（６）を挿通して、シートバック（ＳＢ）を回動
自在に支持している。
【００１３】ヒンジブラケット（２）は図２に示す合成
樹脂製ホルダー（１）に被覆され、ホルダー（１）と共
に前記ヒンジボルト（６）でシートバック（ＳＢ）側に
締結される。
樹脂製ホルダー（１）に被覆され、ホルダー（１）と共
に前記ヒンジボルト（６）でシートバック（ＳＢ）側に
締結される。
【００１４】なお、ヒンジボルト（６）はブッシュ
（５）が装着され、ヒンジボルト（６）の頭部には樹脂
製キャップ（６０）が嵌着されている。
（５）が装着され、ヒンジボルト（６）の頭部には樹脂
製キャップ（６０）が嵌着されている。
【００１５】ホルダー（１）はヒンジブラケット（２）
を内部に挿入するガーニッシュ部（１０）と、このガー
ニッシュ部（１０）と一体でシートベルトのバックル
（４）の格納用空間部（１３）を形成するＬ字状プレー
ト（１１）とから構成され、該プレート（１１）は先端
部を下向きになるように配設されている。図中（１２）
はブッシュ（５）挿通孔を示す。
を内部に挿入するガーニッシュ部（１０）と、このガー
ニッシュ部（１０）と一体でシートベルトのバックル
（４）の格納用空間部（１３）を形成するＬ字状プレー
ト（１１）とから構成され、該プレート（１１）は先端
部を下向きになるように配設されている。図中（１２）
はブッシュ（５）挿通孔を示す。
【００１６】図３はシートクッション（ＳＣ）のヒンジ
ブラケット（２）と共にホルダー（１）をヒンジボルト
（６）でシートバック（ＳＢ）に共締した状態を示し、
シートベルト（４０）の非着用状態において、シートバ
ック（ＳＢ）をヒンジボルト（６）を回転中心に前倒し
すると、図４に示すようにシートベルト（４０）が前倒
したシートバック（ＳＢ）によって挟持され、ホルダー
（１）に格納したバックル（４）が脱落することなく保
持される。
ブラケット（２）と共にホルダー（１）をヒンジボルト
（６）でシートバック（ＳＢ）に共締した状態を示し、
シートベルト（４０）の非着用状態において、シートバ
ック（ＳＢ）をヒンジボルト（６）を回転中心に前倒し
すると、図４に示すようにシートベルト（４０）が前倒
したシートバック（ＳＢ）によって挟持され、ホルダー
（１）に格納したバックル（４）が脱落することなく保
持される。
【００１７】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、ホルダーがシ
ートバックの凹欠部内に格納状に配設されているため、
乗員の乗降時に接触することがない。また、ヒンジブラ
ケットにホルダーを取付けるため、シートに変更を加え
ることなく簡単且つ容易にホルダーを取付けることがで
きる。
ートバックの凹欠部内に格納状に配設されているため、
乗員の乗降時に接触することがない。また、ヒンジブラ
ケットにホルダーを取付けるため、シートに変更を加え
ることなく簡単且つ容易にホルダーを取付けることがで
きる。
【００１８】請求項２の発明によれば、外部に露出する
ヒンジブラケットがホルダーのガーニッシュ部に被覆さ
れるため、シートの外観品質を向上し得る。
ヒンジブラケットがホルダーのガーニッシュ部に被覆さ
れるため、シートの外観品質を向上し得る。
【００１９】請求項３の発明によれば、ホルダーがヒン
ジブラケットと共にシートバック側に共締されるから、
ホルダーの取付作業性が良好になるばかりか、ホルダー
が確実に固定できる。
ジブラケットと共にシートバック側に共締されるから、
ホルダーの取付作業性が良好になるばかりか、ホルダー
が確実に固定できる。
【図１】本発明の分解斜視図である。
【図２】図１のIIーII線断面図である。
【図３】要部を示す斜視図である。
【図４】シートベルトのバックルの格納状態を示す斜視
図である。
図である。
ＳＣ シートクッション ＳＢ シートバック イ 凹欠部 １ ホルダー ２ ヒンジブラケット ４ シートベルトのバックル ６ ヒンジボルト １０ ホルダーのガーニッシュ部
Claims (3)
- 【請求項１】 シートバックの外側面下部に凹欠部を設
け、該凹欠部にシートクッションの後部より上方に起立
状に突出するヒンジブラケットを配設して、シートバッ
クを前後方向に回動自在に連結してなるシートであっ
て、 前記ヒンジブラケットに、シートベルトのバックル格納
用樹脂製ホルダーを取付けてなることを特徴とするシー
トベルトのバックル格納部シート。 - 【請求項２】 前記ホルダーにはヒンジブラケット被覆
用のガーニッシュ部を一体に設けてなる請求項１記載の
シートベルトのバックル格納部付シート。 - 【請求項３】 前記ホルダーはヒンジブラケットと共に
シートバックにヒンジブボルトで共締してなる請求項１
記載のシートベルトのバックル格納部付シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9308006A JPH11115683A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | シートベルトのバックル格納部付シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9308006A JPH11115683A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | シートベルトのバックル格納部付シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115683A true JPH11115683A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17975765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9308006A Pending JPH11115683A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | シートベルトのバックル格納部付シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11115683A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6229254B1 (en) | 1997-09-12 | 2001-05-08 | Hitachi, Ltd. | Color cathode ray tube having an improved internal magnetic shield |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62139346U (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-02 | ||
| JPH0173444U (ja) * | 1987-11-05 | 1989-05-17 | ||
| JPH01112751U (ja) * | 1988-01-27 | 1989-07-28 | ||
| JPH03100558U (ja) * | 1990-02-03 | 1991-10-21 | ||
| JPH03121951U (ja) * | 1990-03-28 | 1991-12-12 | ||
| JPH0717665U (ja) * | 1993-08-31 | 1995-03-31 | ダイハツ工業株式会社 | シートベルトバックルの保持装置 |
| JPH0891174A (ja) * | 1994-09-28 | 1996-04-09 | Fuji Heavy Ind Ltd | シートベルトの格納装置 |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP9308006A patent/JPH11115683A/ja active Pending
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62139346U (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-02 | ||
| JPH0173444U (ja) * | 1987-11-05 | 1989-05-17 | ||
| JPH01112751U (ja) * | 1988-01-27 | 1989-07-28 | ||
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| JPH0891174A (ja) * | 1994-09-28 | 1996-04-09 | Fuji Heavy Ind Ltd | シートベルトの格納装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6229254B1 (en) | 1997-09-12 | 2001-05-08 | Hitachi, Ltd. | Color cathode ray tube having an improved internal magnetic shield |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050128 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050705 |