JP2536861Y2 - 自動車のシート構造 - Google Patents

自動車のシート構造

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JP2536861Y2
JP2536861Y2 JP10909690U JP10909690U JP2536861Y2 JP 2536861 Y2 JP2536861 Y2 JP 2536861Y2 JP 10909690 U JP10909690 U JP 10909690U JP 10909690 U JP10909690 U JP 10909690U JP 2536861 Y2 JP2536861 Y2 JP 2536861Y2
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JP
Japan
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seat
headrest
seat belt
guide
belt guide
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JP10909690U
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正人 佐藤
輝 吉田
修司 熊野
順治 久保上
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願考案は、自動車の前席用として使用されるシート
構造に関するものである。
(従来の技術) 追突時等において乗員の頭部を保護する目的から、自
動車の前席用シートを構成するシートバック上端にヘッ
ドレストを設けるようにしたものは、従来から良く知ら
れている。
一方、衝突時における乗員保護の目的から、シートベ
ルトの着用が義務付けられることとなっているが、乗員
の開放感に対する要求等からセンターピラーを設けない
タイプのものが多くなってきている昨今、第5図図示の
如く、シートベルト4の中間部を支持し且つシートベル
ト4の引き出し・収納時におけるガイド作用をなすべく
シートバック2上部にシートベルトガイド9を付設する
試みがなされるようになってきている(例えば、特開昭
63−130450号公報参照)。符号3はヘッドレスト、5は
リトラクター、6はドア、7はシートベルト引き出し用
の開口、8はバックルである。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記公知例の如き構成とする場合、シート
ベルトガイド9は乗員の肩部より稍上方に位置せしめら
れる必要があるところから、上記公知例にも示されてい
るように、シートベルトガイド9を支持する部材(例え
ば、ステー10等)をシートバック2から突出させた状態
で取り付けなければならなくなる。従って、シートバッ
ク上部にシートベルトガイドの根元部およびヘッドレス
トの支持部が並列して露出することとなり、意匠上の違
和感を生ずる場合がある。
本願考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、シー
トベルトガイドの根元部とヘッドレストの支持部とを一
体的にカバーすることにより、意匠上の違和感をなくす
とともに、シートベルトガイド根元部およびヘッドレス
ト支持部の支持剛性強化を図ることを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本願考案では、上記課題を解決するための手段とし
て、前席用シートを構成するシートバック上端にヘッド
レストが配設され且つ前記シートバック上部における前
記ヘッドレストの側方部位にシートベルトをガイドする
ためのシートベルトガイドが設けられている自動車のシ
ート構造において、前記シートベルトガイドの根元部と
前記ヘッドレストの支持部とを一体構成のカバー部材で
被覆している。
(作用) 本願考案では、上記手段によって次のような作用が得
られる。
即ち、シートベルトガイドの根元部と前記ヘッドレス
トの支持部とが一体構成のカバー部材で被覆されること
により、両者の一体感が得られるとともに、支持剛性も
強化されることとなる。
(考案の効果) 本願考案によれば、前席用シートを構成するシートバ
ック上端にヘッドレストが配設され且つ前記シートバッ
ク上部における前記ヘッドレストの側方部位にシートベ
ルトをガイドするためのシートベルトガイドが設けられ
ている自動車のシート構造において、前記シートベルト
ガイドの根元部と前記ヘッドレストの支持部とを一体構
成のカバー部材で被覆したので、両者の一体感が得られ
ることとなり、意匠上の違和感が解消されるという実用
的な効果がある。
また、カバー部材の存在により、シートベルトガイド
根元部およびヘッドレスト支持部の剛性を強化すること
ができるという効果もある。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本願考案の幾つかの好
適な実施例を説明する。
実施例1 第1図ないし第3図には、本願考案の実施例1にかか
る自動車のシート構造が示されている。
本実施例のシート構造は、自動車の前席用シートに適
用されるものである。
この前席用シートAは、第2図図示の如く、乗員が着
座するシートクッション1と、該シートクッション1の
後端部から上方に立設され、乗員の背もたれとして作用
するシートバック2とからなっており、該シートバック
2の上端には、自動車追突時において乗員の頭部を保護
するためのヘッドレスト3が支持されている。
さて、本実施例の自動車は、第5図図示の従来におけ
ると同様に、センターピラーのないピラーレスタイプと
されており、シートベルト4の捲き取りおよび繰り出し
を行うためのリトラクター5は、ドア6内に配設されて
いる。そして、シートベルト4は、ドア6内面側に形成
された引き出し用開口7から引き出されることとなって
いる。符号8はバックルである。
しかして、前記シートベルト4の途中をガイドするた
めのシートベルトガイド9は、第1図図示の如く、前記
シートバック2の上部におけるドア側に対してステー10
を介して支持されるとともに、前記ヘッドレスト3の芯
材11に対して連結部12,12を介して連結されている。つ
まり、本実施例の場合、シートベルトガイド9とヘッド
レスト3の芯材11とは一体に連結された構造とされてい
るのである。
前記シートベルトガイド9のステー10は、前記シート
バック2の芯部材を構成するシートバックフレーム13に
設けられたステーガイド14に対して嵌挿支持されてい
る。符号15は前記ステーガイド14を支持すべく前記シー
トバックフレーム13に固着されたブラケットである。
一方、前記ヘッドスト3は、該ヘッドレスト3におけ
るシートベルトガイド取付部寄りに設けられた1本のヘ
ッドレストステー16によってシートバック2上端に支持
されている。該ヘッドレストステー16は、前記シートバ
ックフレーム6に設けられたブラケット15に固定された
ステーガイド17に対して嵌挿支持されている。
そして、前記シートベルトガイド9の根元部であるス
テー10のシートバック2から突出した部分および連結部
12,12ト、ヘッドレスト3の支持部であるヘッドレスト
ステー16のシートバック2から突出した部分は、合成樹
脂により一体成形されたカバー部材18により被覆されて
いる。このカバー部材18は、比較的大きな剛性を有する
ものとされており、シートベルトガイド9の根元部およ
びヘッドレスト3の支持部の剛性を強化する役目を果た
すとともに、シートベルトガイド9とヘッドレスト3と
シートバック2の一体感を創成する作用をなす。従っ
て、意匠的に極めて好ましいものとなるのである。ま
た、上記した如く、ヘッドレスト3を一本のヘッドレス
トステー16で支持し且つ該ヘッドレストステー15におけ
るシートバック2から突出する部分をカバー部材18で被
覆するようにしているため、シートバック2上端とヘッ
ドレスト3との間における隙間が、従来の2本の支持部
材で支持するようにしたものに比べて広がることとな
り、後席乗員の前方視界が大きく確保されることとな
る。
上記の如く構成されたシート構造においては、第3図
図示の如く、ヘッドレスト3の上動に伴ってシートベル
トガイド9も上動せしめられることとなっている。
実施例2 第4図には、本願考案の実施例2にかかる自動車のシ
ート構造が示されている。
本実施例の場合、前記シートバック2におけるドア側
サイド部には、上方へ延びる延長部2aが形成されてお
り、該延長部2aによって前記カバー部材18の前後面の大
部分が被覆される構成とされている。このように構成す
れば、シートベルトガイド9の根元部とシートバック2
との一体感がより一層顕著となり、より一層意匠的に好
ましいものとなる。その他の構成および作用効果は、前
記実施例1と同様なので説明を省略する。
本願考案は、上記各実施例の構成に限定されるもので
はなく、考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計
変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案の実施例1にかかる自動車のシート構
造を示す要部斜視図、第2図は本願考案の自動車のシー
ト構造を示す斜視図、第3図は第2図図示のシート構造
においてヘッドレストを上動させた場合を示す要部斜視
図、第4図は本願考案の実施例2にかかる自動車のシー
ト構造を示す要部斜視図、第5図は従来公知のシートを
備えた自動車の内部を開示した要部斜視図である。 2……シートバック 3……ヘッドレスト 4……シートベルト 9……シートベルトガイド 10……ステー 12……連結部 16……ヘッドレストステー 18……カバー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 久保上 順治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−197760(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前席用シートを構成するシートバック上端
    にヘッドレストが配設され且つ前記シートバック上部に
    おける前記ヘッドレストの側方部位にシートベルトをガ
    イドするためのシートベルトガイドが設けられている自
    動車のシート構造であって、前記シートベルトガイドの
    根元部と前記ヘッドレストの支持部とが一体構成のカバ
    ー部材で被覆されていることを特徴とする自動車のシー
    ト構造。
JP10909690U 1990-10-17 1990-10-17 自動車のシート構造 Expired - Lifetime JP2536861Y2 (ja)

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JPH0464260U JPH0464260U (ja) 1992-06-02
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JPH0464260U (ja) 1992-06-02

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