JPH044638Y2 - - Google Patents

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JPH044638Y2
JPH044638Y2 JP5062786U JP5062786U JPH044638Y2 JP H044638 Y2 JPH044638 Y2 JP H044638Y2 JP 5062786 U JP5062786 U JP 5062786U JP 5062786 U JP5062786 U JP 5062786U JP H044638 Y2 JPH044638 Y2 JP H044638Y2
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JP
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skin
seat
seat back
split
sheet
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JP5062786U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車用シートに適用されて好ましい
分割シートにおける表皮固定構造に関する。
[従来の技術] 従来の自動車用シートのシートバツクでは、シ
ートパツドに表皮が接着された構造や、シートパ
ツドが縫製された表皮で包まれた構造等が知られ
ている。これらの表皮及びシートパツドはシート
フレームに支持されるようになつている。
また、2種以上の表皮を同一又は別体複数のシ
ートパツドに接着する技術が本出願人により特願
昭60−2114号で出願されている。
ところで、シートバツクを上下2分割とし、上
部シート部材をシートパツドが縫製された表皮で
包まれた構造とし、下部シート部材をシートパツ
ドに表皮が接着された構造とした場合等に、上部
シート部材と下部シート部材との隣接部におい
て、夫々の表皮間に〓間が発生し、見映が損なわ
れたり、種々の弊害を生ずる等の問題があつた。
[考案が解決しょうとする問題点] 本考案は上記事実を考慮し、第1の表皮によつ
て覆われる第1のシート部材と、第2の表皮によ
つて覆われる第2のシート部材とが隣接されて配
置されてシートフレームに支持された分割シート
において、第1のシート部材と第2のシート部材
との隣接部で、第1の表皮と第2の表皮との間に
〓間が発生しない分割シートにおける表皮固定構
造を得ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る分割シートにおける表皮固定構造
では、第1の表皮の端部係止部近傍が第2の表皮
で押圧された構成となつている。
[実施例] 第1図乃至第4図には自動車の前席に適用され
た本考案に係る分割シートにおける表皮固定構造
の第1実施例が示されている。
第2図に示されるよう、シート10は、シート
クツシヨン11と、シートバツク12と、ヘツド
レスト14とから主要部が構成されている。シー
トクツシヨン11はスライドレール(図示せず)
を介して車両前後方向へ移動調節可能に車両のフ
ロア(図示せず)へ取り付けられるようになつて
いる。シートバツク12はヒンジ部材(図示せ
ず)を介して車両前後方向へ傾倒調節可能にシー
トクツシヨン11へ取り付けられている。ヘツド
レスト14はステー部材(図示せず)を介して車
両上下方向及び前後方向へ移動調節可能にシート
バツク12へ取り付けられている。
前記シートバツク12は、乗員の上体下部を支
持するシートバツクメイン16と、シートバツク
メイン16の上方に隣接配置されて乗員の上体上
部を支持するシートバツクアツパ18とからなる
2分割構造とされている。シートバツクメイン1
6には車両幅方向の両端部に位置して乗員を横方
向から支持する翼形状の一対のサイドサポート2
0が設けられている。このサイドサポート20は
先端部が乗員の上体へ接近する方向又はその逆方
向へ開度調節可能とされている。また、シートバ
ツクメイン16には、乗員の腰部を押圧支持する
ランバーサポートが内設されている。このランバ
ーサポートは乗員の腰部の押圧強さを調節可能と
されている。
第3図に示されるように、シートバツクメイン
16のシートパツド22には、乗員との当接部と
なる表皮24が接着されている。この表皮24の
幅方向両端部はシートパツド22から後方へ向け
て延長されており、端部に係止されたフツク26
を介してシートバツクフレーム28に掛止されて
いる。
第4図に示されるように、前記表皮24の下端
部はシートパツド22の下部後端部で屈曲された
後、端部に係止されたフツク30を介してシート
バツクフレーム28に掛止されている。また、第
1図に詳細に示されるように、表皮24の上端部
はシートパツド22の後方へ延び、端部にフツク
32が係止されている。このフツク32は、シー
トパツド22を支持するためにシートバツクフレ
ーム28(第1図では示されていない。)に係止
されたブラケツト34の上端部に掛止されてい
る。
一方、第4図に示されるように、シートバツク
アツパ18のシートパツド36は、中間部がシー
トバツクフレーム28で折り返えされており、こ
のシートパツド36は縫製された表皮38で包ま
れている。表皮38の後方側端部は、端部に係止
されたフツク40を介して、シートバツクフレー
ム28に係止されたブラケツト42に掛止されて
いる。
前記表皮38の前方側端部は、第1図に詳細に
示されるように、シートパツド36の後方へ向け
て延び、前記表皮24の端部に係止されたフツク
32に掛け回されて下方へ向けて屈曲され、端部
に係止されたフツク44が、シートバツクフレー
ム28に張設されたワイヤ46に掛止されてい
る。この表皮38には張力が付与されており、こ
の張力で表皮38が表皮24及びフツク32を押
圧している。
なお、表皮38の裏面には、第1図に示される
ようにウオーデイング48が一体とされている。
このように本実施例では、表皮38がその張力
で表皮24を押圧しているので、表皮38と表皮
24との間に〓間が発生しない。
また、表皮38はフツク32をも押圧している
ので、本実施例のようにサイドサポート20が可
動式とされているとともにランバーサポートが設
けられていて、フツク32とブラケツト34との
掛止力に緩みが生じ易い場合でも、フツク32は
ブラケツト34に確実に固定された状態となり、
外れる惧れがない。
なお、この実施例では、形状が複雑で比較的し
わの発生し易いシートバツク12の下部の表皮2
4を接着構造とし、形状が比較的単純な上部の表
皮38を縫製構造としているので、立体感を損な
うことなく、異種の表皮を組み合せたシートバツ
クを得ることを可能としている。
また、シートバツク12を2分割構造としたこ
とで、シートパツド22,36のたわみ特性等を
互いに異なるものとすることができるので、種々
の乗り心地を設定することが可能となつている。
また、本実施例では、表皮24,38の端末を
略U字形フツクを用いて掛止しているので、従来
のホグリング作業が不要となり、組付性が向上さ
れている。
第5図には本考案の第2実施例が示されてい
る。この実施例が前記第1実施例と相異するの
は、ブラケツト34の下端部が後方へ延長され
て、さらにその先端部が下方へ向けて屈曲されて
おり、このブラケツト34の先端部に表皮38に
係止されたフツク44が掛止されている点であ
る。
これにより、前記第1実施例におけるワイヤ4
6の張設が不要となるので、部品点数及び組付工
数が低減される。
第6図及び第7図には本考案の第3実施例が示
されている。この実施例が前記第1実施例と相異
するのは、表皮24及び表皮38の夫々の端部に
掛止されたフツク32及びフツク44が、いずれ
もブラケツト34の上端部に掛止されている点で
ある。
これにより、前記第2実施例と同様に部品点数
及び組付工数が低減される。さらに、第2実施例
に比較してブラケツト34の形状が単純化され
る。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る分割シートに
おける表皮固定構造では、第1のシート部材を覆
う第1の表皮の端部係止部近傍が、第2のシート
部材を覆う第2の表皮で押圧されているので、第
1のシート部材と第2のシート部材との隣接部に
おいて、第1の表皮と第2の表皮との間に〓間が
発生しないと云う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る分割シートに
おける表皮固定構造の第1実施例を示し、第1図
は第4図の部拡大図で要部断面図、第2図はシ
ートの外観斜視図、第3図は第2図の−線矢
視図、第4図は第2図の−線斜視図であり、
第5図は本考案の第2実施例を第1図に対応して
示した要部断面図であり、第6図及び第7図は本
考案の第3実施例を示し、第6図は第1図に対応
して示した要部断面図、第7図は第6図の部に
相当する斜視図である。 10……シート、12……シートバツク、16
……シートバツクメイン(第1のシート部材)、
18……シートバツクアツパ(第2のシート部
材)、24,38……表皮、22,36……シー
トパツド、28……シートバツクフレーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1の表皮によつて覆われる第1のシート部
    材と、第2の表皮によつて覆われる第2のシー
    ト部材とが隣接されて配置されてシートフレー
    ムに支持された分割シートにおいて、第1の表
    皮の端部係止部近傍が第2の表皮で押圧された
    ことを特徴とする分割シートにおける表皮固定
    構造。 (2) 分割シートが自動用シートのシートバツクで
    あつて、第1のシート部材が乗員の上体下部を
    支持するシートバツクメインで、第2のシート
    部材がシートバツクメインの上方に隣接配置さ
    れて乗員の上体上部を支持するシートバツクア
    ツパである実用新案登録請求の範囲(1)記載の分
    割シートにおける表皮固定構造。 (3) シートバツクメインはシートパツドに第1表
    皮を接着してなり、シートバツクアツプは縫製
    された第2の表皮でシートパツドを包んでなる
    実用新案登録請求の範囲(2)記載の分割シートに
    おける表皮固定構造。 (4) 第1の表皮は端部係止部がシートバツクメイ
    ンのシートパツドを支持するブラケツトの上端
    部にフツクを介して係止されている実用新案登
    録請求の範囲(3)記載の分割シートにおける表皮
    固定構造。 (5) 第2の表皮は中間部が第1の表皮の端部係止
    部で屈曲されて端部がシートフレームに張設さ
    れたワイヤにフツクを介して係止されている実
    用新案登録請求の範囲(4)記載の分割シートにお
    ける表皮固定構造。 (6) 第2の表皮は中間部が第1の表皮の端部係止
    部で屈曲されて端部がシートバツクメインのシ
    ートパツドを支持するブラケツトの下端部にフ
    ツクを介して係止されている実用新案登録請求
    の範囲(4)記載の分割シートにおける表皮固定構
    造。 (7) 第2の表皮は端部が第1の表皮の端部係止部
    と同一の部位に係止されている実用新案登録請
    求の範囲(4)記載の分割シートにおける表皮固定
    構造。
JP5062786U 1986-04-04 1986-04-04 Expired JPH044638Y2 (ja)

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JP5062786U JPH044638Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

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JPS62161900U JPS62161900U (ja) 1987-10-14
JPH044638Y2 true JPH044638Y2 (ja) 1992-02-10

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