JPH11115484A - 車両ガラスの汚れ付着防止装置 - Google Patents
車両ガラスの汚れ付着防止装置Info
- Publication number
- JPH11115484A JPH11115484A JP9297742A JP29774297A JPH11115484A JP H11115484 A JPH11115484 A JP H11115484A JP 9297742 A JP9297742 A JP 9297742A JP 29774297 A JP29774297 A JP 29774297A JP H11115484 A JPH11115484 A JP H11115484A
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- JP
- Japan
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- outside air
- windshield
- vehicle
- air introduction
- injection
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車等の車両が高速走行をするときにフロン
トガラスに虫や泥などが付着することを確実に防止す
る。 【解決手段】走行により風圧を受ける部位に、外気導入
部6を形成し、この外気導入部6から入る外気を導くダ
クト7を設け、このダクト7の端部に、車両2のフロン
トガラス3の下部に対向して開口する噴射部8を設け、
この噴射部8の開口面積を、上記外気導入部6の開口面
積よりも小さく設定した構成。この構成により、フロン
トガラス3の表面に流れのある空気層Aを形成し、前方
から当る異物をかわす。
トガラスに虫や泥などが付着することを確実に防止す
る。 【解決手段】走行により風圧を受ける部位に、外気導入
部6を形成し、この外気導入部6から入る外気を導くダ
クト7を設け、このダクト7の端部に、車両2のフロン
トガラス3の下部に対向して開口する噴射部8を設け、
この噴射部8の開口面積を、上記外気導入部6の開口面
積よりも小さく設定した構成。この構成により、フロン
トガラス3の表面に流れのある空気層Aを形成し、前方
から当る異物をかわす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗用車やトラッ
ク、バス、鉄道車両などの車両の走行中、特に高速走行
中に、虫や泥などがフロントガラスに付着して視界を遮
ったりするのを防止するような車両ガラスの汚れ付着防
止装置に関する。
ク、バス、鉄道車両などの車両の走行中、特に高速走行
中に、虫や泥などがフロントガラスに付着して視界を遮
ったりするのを防止するような車両ガラスの汚れ付着防
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような装置には、特開平7−47
837号公報に開示されているようなものがある。この
装置は、キャブオーバ型の自動車において、そのフロン
トガラスの下部領域を被覆する細長い透明板からなり、
この透明板の上端縁を上方に向けて屈曲している。つま
り、透明板で、車両の走行によりフロントガラスに正面
から当る空気に流れをつけて、虫などがフロントガラス
に当る前にそらせて、フロントガラスには当らないよう
にしようとするのである。
837号公報に開示されているようなものがある。この
装置は、キャブオーバ型の自動車において、そのフロン
トガラスの下部領域を被覆する細長い透明板からなり、
この透明板の上端縁を上方に向けて屈曲している。つま
り、透明板で、車両の走行によりフロントガラスに正面
から当る空気に流れをつけて、虫などがフロントガラス
に当る前にそらせて、フロントガラスには当らないよう
にしようとするのである。
【0003】しかし、フロントガラスの上部領域に正面
から当る空気を下側の透明板で変向される空気で弾き飛
ばすようにするので、かなりの高速走行でなければ効果
がない。また、あわよくば走行風圧(ラム圧)よりも高
い圧力の流れを作ることができて、フロントガラスに対
しての汚れ付着が防止できても、透明板に対しては確実
に虫などが当るので、透明板の汚れ付着防止はできな
い。また、透明板を取付ける部位にはであり高い走行風
圧がかかるので、丈夫な透明板を堅固に取付けなければ
ならない。
から当る空気を下側の透明板で変向される空気で弾き飛
ばすようにするので、かなりの高速走行でなければ効果
がない。また、あわよくば走行風圧(ラム圧)よりも高
い圧力の流れを作ることができて、フロントガラスに対
しての汚れ付着が防止できても、透明板に対しては確実
に虫などが当るので、透明板の汚れ付着防止はできな
い。また、透明板を取付ける部位にはであり高い走行風
圧がかかるので、丈夫な透明板を堅固に取付けなければ
ならない。
【0004】
【解決すべき課題及びそのための手段】そこでこの発明
は、フロントガラスの代わりに汚れるものが出たりする
ことはなく、外観も良好で、コストも抑えることができ
るような車両ガラスの汚れ付着防止装置の提供を主たる
課題とする。
は、フロントガラスの代わりに汚れるものが出たりする
ことはなく、外観も良好で、コストも抑えることができ
るような車両ガラスの汚れ付着防止装置の提供を主たる
課題とする。
【0005】そのための手段は、走行により風圧を受け
る部位に、外気導入部を形成し、該外気導入部から入る
外気を導くダクトを設け、該ダクトの端部に、車両のフ
ロントガラスの下部に対向して開口する噴射部を設け、
該噴射部の開口面積を、上記外気導入部の開口面積より
も小さく設定した車両ガラスの汚れ付着防止装置である
ことを特徴とする。
る部位に、外気導入部を形成し、該外気導入部から入る
外気を導くダクトを設け、該ダクトの端部に、車両のフ
ロントガラスの下部に対向して開口する噴射部を設け、
該噴射部の開口面積を、上記外気導入部の開口面積より
も小さく設定した車両ガラスの汚れ付着防止装置である
ことを特徴とする。
【0006】また、車両の走行により入る外気を導入す
る外気導入部と、該外気導入部から入る外気を導くダク
トと、該ダクトの端部に設けられ、車両のフロントガラ
スの下部に対向して開口する噴射部とを有するととも
に、該噴射部の開口面積を、上記外気導入部の開口面積
よりも小さく設定した車両ガラスの汚れ付着防止装置で
あることを特徴とする。
る外気導入部と、該外気導入部から入る外気を導くダク
トと、該ダクトの端部に設けられ、車両のフロントガラ
スの下部に対向して開口する噴射部とを有するととも
に、該噴射部の開口面積を、上記外気導入部の開口面積
よりも小さく設定した車両ガラスの汚れ付着防止装置で
あることを特徴とする。
【0007】なお、前記噴射部からの噴射方向は、フロ
ントガラスの傾斜方向に近付くようフロントガラスの表
面に対し傾斜するとよい。また、前記噴射部は、フロン
トガラスの運転席に対応する側に設けるも、運転席と助
手席とに対応する両側に設けるもよい。
ントガラスの傾斜方向に近付くようフロントガラスの表
面に対し傾斜するとよい。また、前記噴射部は、フロン
トガラスの運転席に対応する側に設けるも、運転席と助
手席とに対応する両側に設けるもよい。
【0008】
【作用及び効果】すなわち上述の構成によれば、車両が
走行することによって外気導入部から外気が入り、ダク
トを通って噴射部から噴射される。この噴射は噴射部の
開口面積を外気導入部のそれよりも小さく設定している
ので、走行風圧よりも高い圧力で行なえる。つまり、フ
ロントガラスの表面に流れのある空気層を作って、正面
から飛んでくる虫などがフロントガラスに当らないよう
にする。
走行することによって外気導入部から外気が入り、ダク
トを通って噴射部から噴射される。この噴射は噴射部の
開口面積を外気導入部のそれよりも小さく設定している
ので、走行風圧よりも高い圧力で行なえる。つまり、フ
ロントガラスの表面に流れのある空気層を作って、正面
から飛んでくる虫などがフロントガラスに当らないよう
にする。
【0009】外気導入部は、例えばラッパ状に形成し
て、ラジエータグリルの内側に配置し、ダクトはボンネ
ットの下側、あるいはキャブオーバ型の自動車では、ラ
ジエータグリの内側から上へ延ばせばよく、従来の透明
板のように外に露出させるものをなくすことができる。
また、上述のように内部に収納しておけば、走行風圧を
受けることはなく、高価な材料が必要であったりするこ
とはない。そのうえ外観は普通の車両と何等変わりはな
く、車両のデザインを維持できる。
て、ラジエータグリルの内側に配置し、ダクトはボンネ
ットの下側、あるいはキャブオーバ型の自動車では、ラ
ジエータグリの内側から上へ延ばせばよく、従来の透明
板のように外に露出させるものをなくすことができる。
また、上述のように内部に収納しておけば、走行風圧を
受けることはなく、高価な材料が必要であったりするこ
とはない。そのうえ外観は普通の車両と何等変わりはな
く、車両のデザインを維持できる。
【0010】さらに、噴射部からの空気の噴射圧を開口
面積の設定で高くすることができるとともに、空気の層
を作るので、従来例の装置とは異なり、効果は確実であ
る。
面積の設定で高くすることができるとともに、空気の層
を作るので、従来例の装置とは異なり、効果は確実であ
る。
【0011】また、構成が簡素であるとともに、既存の
車両に簡単に取付けるようにすることもできる。
車両に簡単に取付けるようにすることもできる。
【0012】請求項3のように構成すると、噴射部から
の噴射による空気層の形成が車両の走行による空気の流
れに沿って良好に行なえるとともに、その空気層での空
気の流れはスムーズである。このため、汚れ付着防止効
果は高い。
の噴射による空気層の形成が車両の走行による空気の流
れに沿って良好に行なえるとともに、その空気層での空
気の流れはスムーズである。このため、汚れ付着防止効
果は高い。
【0013】請求項4のように構成すると、運転時の視
界が良好になって安全な運行が確保できる。
界が良好になって安全な運行が確保できる。
【0014】また、請求項5のように構成すれば、安全
な運行の確保のほか、助手席からの視界も良好になっ
て、快適な運行も期待できる。
な運行の確保のほか、助手席からの視界も良好になっ
て、快適な運行も期待できる。
【0015】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面にも度付いて
詳述する。図1は、車両ガラスの汚れ付着防止装置1
(以下、装置という)を備えた乗用車2(車両)の構造
説明図であり、この図に示すように、この装置1は、乗
用車2先端部のラジエータグリル(図示せず)の内側部
位からフロントガラス3の下部部位までの長い管状に形
成され、ボンネット4の下側のエンジンルーム5内に収
納されている。
詳述する。図1は、車両ガラスの汚れ付着防止装置1
(以下、装置という)を備えた乗用車2(車両)の構造
説明図であり、この図に示すように、この装置1は、乗
用車2先端部のラジエータグリル(図示せず)の内側部
位からフロントガラス3の下部部位までの長い管状に形
成され、ボンネット4の下側のエンジンルーム5内に収
納されている。
【0016】そしてその構成は、乗用車2の走行により
入る外気を導入する外気導入部6と、この外気導入部6
から入る外気を導くダクト7と、フロントガラス3の下
部に対向して開口する、上述のダクト7端部の噴射部8
とからなり、金属や、硬質、軟質の樹脂等適宜の材料で
形成されている。
入る外気を導入する外気導入部6と、この外気導入部6
から入る外気を導くダクト7と、フロントガラス3の下
部に対向して開口する、上述のダクト7端部の噴射部8
とからなり、金属や、硬質、軟質の樹脂等適宜の材料で
形成されている。
【0017】上述の外気導入部6は、ラッパ状に形成さ
れ、先端面の開口面積が後部に比べて広くなるようにし
ている。固定は、例えば開口部にラジエータグリルやそ
の近傍の他の部位に装着するためのフランジ6aを形成
して、このフランジ6aを介して直接行なえばよい。
れ、先端面の開口面積が後部に比べて広くなるようにし
ている。固定は、例えば開口部にラジエータグリルやそ
の近傍の他の部位に装着するためのフランジ6aを形成
して、このフランジ6aを介して直接行なえばよい。
【0018】また、この外気導入部6から後方へ延設す
るダクト7は、エンジンルーム5内の他の機器を避けて
後方へ延ばし、その先に、前述の噴射部8を形成してい
る。このため、ダクト7は、薄い形状であるほうがよ
い。
るダクト7は、エンジンルーム5内の他の機器を避けて
後方へ延ばし、その先に、前述の噴射部8を形成してい
る。このため、ダクト7は、薄い形状であるほうがよ
い。
【0019】前述の噴射部8はその開口面積を、前述の
外気導入部6の開口面積よりも小さく設定して、外気導
入部6より導入された外気が勢いよく噴射するようにし
ている。そしてその向きは、フロントガラス3の表面に
対して垂直ではなく、フロントガラス3の傾斜方向に近
付くよう傾斜している。勢いよく噴射することによっ
て、フロントガラス3の表面に流れのある空気層A(図
4参照)を形成しようとするものであるので、上述の開
口部の形状は横方向に細長く形成するとよい。そしてこ
の噴射部8は、例えば図示したようにボンネット4の上
端部の裏側を通すことによって、フロントガラス3の下
部に対向する状態に出す。固定は、例えばボンネット4
の裏側の補強部材(図示せず)に対して、適宜形状の固
定具(図示せず)を介して行なえばよい。この場合に
は、ボンネット4の開閉に備えて、噴射部8の開口部側
がボンネット4に対して回動自在になるように行なうと
よい。また噴射部8はフロントボディに固定するもよ
い。
外気導入部6の開口面積よりも小さく設定して、外気導
入部6より導入された外気が勢いよく噴射するようにし
ている。そしてその向きは、フロントガラス3の表面に
対して垂直ではなく、フロントガラス3の傾斜方向に近
付くよう傾斜している。勢いよく噴射することによっ
て、フロントガラス3の表面に流れのある空気層A(図
4参照)を形成しようとするものであるので、上述の開
口部の形状は横方向に細長く形成するとよい。そしてこ
の噴射部8は、例えば図示したようにボンネット4の上
端部の裏側を通すことによって、フロントガラス3の下
部に対向する状態に出す。固定は、例えばボンネット4
の裏側の補強部材(図示せず)に対して、適宜形状の固
定具(図示せず)を介して行なえばよい。この場合に
は、ボンネット4の開閉に備えて、噴射部8の開口部側
がボンネット4に対して回動自在になるように行なうと
よい。また噴射部8はフロントボディに固定するもよ
い。
【0020】なお、図1においては、装置1を運転席側
と助手席側とに装着したが、運転席側のみでもよい。
と助手席側とに装着したが、運転席側のみでもよい。
【0021】また、既存の乗用車2に取付けられるよう
にするには、例えば図2に示したように構成するとよ
い。この装置1は、外気導入部6と、ダクト7と、噴射
部8とからなり、上述のダクト7を柔軟性を有する素材
で蛇腹状に形成して、伸縮、変形可能に構成している。
このように構成することで、エンジンルーム5内への収
納が車種等にかかわりなく臨機応変に行なえる。
にするには、例えば図2に示したように構成するとよ
い。この装置1は、外気導入部6と、ダクト7と、噴射
部8とからなり、上述のダクト7を柔軟性を有する素材
で蛇腹状に形成して、伸縮、変形可能に構成している。
このように構成することで、エンジンルーム5内への収
納が車種等にかかわりなく臨機応変に行なえる。
【0022】また、図3に示したように装置1を、相互
に接続可能な、外気導入部6を有する外気導入部材11
と、ダクト部材12と、噴射部8を有する噴射部材13
との少なくとも3つの部材で構成するもよい。ダクト部
材12は、適宜の必要長さに切断して接続できるように
するとよく、より好ましくは、変形可能な素材であるほ
うが各種の車両に対応できるのでよい。
に接続可能な、外気導入部6を有する外気導入部材11
と、ダクト部材12と、噴射部8を有する噴射部材13
との少なくとも3つの部材で構成するもよい。ダクト部
材12は、適宜の必要長さに切断して接続できるように
するとよく、より好ましくは、変形可能な素材であるほ
うが各種の車両に対応できるのでよい。
【0023】以上のように構成した装置1を備えた乗用
車2が走行すると、外気導入部6から外気が入り、ダク
ト6を通って噴射部8から勢いよく噴射される。しかも
噴射方向は、フロントガラス3の表面に対して垂直では
なくフロントガラス3の傾斜に近付くように傾斜してい
る。乗用車2が高速走行をすればするほど高い圧力で噴
射される。このため、図4に示したように、フロントガ
ラス3の表面にスムーズな流れのある空気層Aが良好に
形成され、正面から飛んでくる虫や泥などはその空気層
Aの表面で流されて、フロントガラス3には当らない。
このため、フロントガラス3が汚れて視界が遮られたり
することはなく、安全な運行を確保することができ、清
掃も楽である。
車2が走行すると、外気導入部6から外気が入り、ダク
ト6を通って噴射部8から勢いよく噴射される。しかも
噴射方向は、フロントガラス3の表面に対して垂直では
なくフロントガラス3の傾斜に近付くように傾斜してい
る。乗用車2が高速走行をすればするほど高い圧力で噴
射される。このため、図4に示したように、フロントガ
ラス3の表面にスムーズな流れのある空気層Aが良好に
形成され、正面から飛んでくる虫や泥などはその空気層
Aの表面で流されて、フロントガラス3には当らない。
このため、フロントガラス3が汚れて視界が遮られたり
することはなく、安全な運行を確保することができ、清
掃も楽である。
【0024】また、装置1はエンジンルーム5内に収納
されるので、従来の透明板のように外に露出させるもの
をなくすことができる。そのうえこのように内部に収納
しておけば、走行風圧を受けることはない。したがっ
て、外観は普通の乗用車と何等変わりはなく、乗用車2
の大切なデザインを維持でき、また特別に頑丈な高価な
材料が必要であったりすることはなくコストを抑えるこ
ともできる。さらに、噴射部8からの空気の噴射圧を開
口面積の設定で高くすることができるとともに、空気層
Aを作るので、効果は確実である。
されるので、従来の透明板のように外に露出させるもの
をなくすことができる。そのうえこのように内部に収納
しておけば、走行風圧を受けることはない。したがっ
て、外観は普通の乗用車と何等変わりはなく、乗用車2
の大切なデザインを維持でき、また特別に頑丈な高価な
材料が必要であったりすることはなくコストを抑えるこ
ともできる。さらに、噴射部8からの空気の噴射圧を開
口面積の設定で高くすることができるとともに、空気層
Aを作るので、効果は確実である。
【0025】なお、以上の説明では、装置1を管状に形
成してエンジンルーム5内に収納する構成を示したが、
例えばボンネット4の裏面に装着される、開口面積の大
きい外気導入部と、後方へ伸びるダクトと、フロントガ
ラス3の下部に対向する開口面積の小さい噴射部とから
なる一本の樋状に、装置1を構成するもよい。また、外
気導入部6に開閉可能なシャッタを取付けることによっ
て、使用、不使用を選択できるようにするもよい。
成してエンジンルーム5内に収納する構成を示したが、
例えばボンネット4の裏面に装着される、開口面積の大
きい外気導入部と、後方へ伸びるダクトと、フロントガ
ラス3の下部に対向する開口面積の小さい噴射部とから
なる一本の樋状に、装置1を構成するもよい。また、外
気導入部6に開閉可能なシャッタを取付けることによっ
て、使用、不使用を選択できるようにするもよい。
【図1】車両ガラスの汚れ付着防止装置を備えた乗用車
の構造説明図。
の構造説明図。
【図2】車両ガラスの汚れ付着防止装置の他の例を示す
斜視図。
斜視図。
【図3】車両ガラスの汚れ付着防止装置の他の例を示す
分解斜視図。
分解斜視図。
【図4】作用状態を示す説明図。
【符号の説明】 1…車両ガラスの汚れ付着防止装置 2…乗用車 3…フロントガラス 6…外気導入部 7…ダクト 8…噴射部 11…外気導入部材 12…ダクト部材 13…噴射部材
Claims (5)
- 【請求項1】走行により風圧を受ける部位に、外気導入
部を形成し、該外気導入部から入る外気を導くダクトを
設け、該ダクトの端部に、車両のフロントガラスの下部
に対向して開口する噴射部を設け、該噴射部の開口面積
を、上記外気導入部の開口面積よりも小さく設定した車
両ガラスの汚れ付着防止装置。 - 【請求項2】車両の走行により入る外気を導入する外気
導入部と、該外気導入部から入る外気を導くダクトと、
該ダクトの端部に設けられ、車両のフロントガラスの下
部に対向して開口する噴射部とを有するとともに、該噴
射部の開口面積を、上記外気導入部の開口面積よりも小
さく設定した車両ガラスの汚れ付着防止装置。 - 【請求項3】前記噴射部からの噴射方向を、フロントガ
ラスの傾斜方向に近付くようフロントガラスの表面に対
し傾斜する請求項1または請求項2記載の車両ガラスの
汚れ付着防止装置。 - 【請求項4】前記噴射部を、フロントガラスの運転席に
対応する側に設ける請求項1から請求項3のうちのいず
れか一項に記載の車両ガラスの汚れ付着防止装置。 - 【請求項5】前記噴射部を、フロントガラスの運転席と
助手席とに対応する両側に設ける請求項1から請求項3
のうちのいずれか一項に記載の車両ガラスの汚れ付着防
止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9297742A JPH11115484A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 車両ガラスの汚れ付着防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9297742A JPH11115484A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 車両ガラスの汚れ付着防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11115484A true JPH11115484A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17850598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9297742A Pending JPH11115484A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 車両ガラスの汚れ付着防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11115484A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100512443B1 (ko) * | 2003-01-16 | 2005-09-02 | 현대모비스 주식회사 | 자동차의 에어 브러쉬형 와이퍼 |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP9297742A patent/JPH11115484A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100512443B1 (ko) * | 2003-01-16 | 2005-09-02 | 현대모비스 주식회사 | 자동차의 에어 브러쉬형 와이퍼 |
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