JPH1111392A - 船外機 - Google Patents

船外機

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JPH1111392A
JPH1111392A JP9181877A JP18187797A JPH1111392A JP H1111392 A JPH1111392 A JP H1111392A JP 9181877 A JP9181877 A JP 9181877A JP 18187797 A JP18187797 A JP 18187797A JP H1111392 A JPH1111392 A JP H1111392A
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徳由 平岡
Hitoshi Watanabe
仁司 渡邊
Kazuhiro Nakamura
和広 中村
Masaaki Takahashi
正哲 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 船外機を小型船舶に取り付けた状態で
も、電装品のメンテナンス作業を容易に行うことができ
る船外機を提供する。 【解決手段】 船外機は、燃焼室（２９）を後側に配置
した４サイクルエンジン（８）と、このエンジンの前側
に配置されている電装品（５１，５２）と、エンジンの
側面に沿って配置されているとともに、後端が燃焼室の
吸気口（３３）に接続されている吸気パイプ（４１）
と、エンジンの前側に配置されているとともに、吸気パ
イプの前端に接続されているサイレンサー（４４）と、
エンジン、電装品、吸気パイプおよびサイレンサーを覆
っているカウリング（１，２）とを備えている。そし
て、電装品とサイレンサーとは、略左右方向に隣接して
配置されているとともに、サイレンサーの吸込口（４
６）が、電装品の配置側に向かって開口している。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、４サイクルエンジ
ンおよび電装品を備えている船外機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の船外機においては、電装品は４サ
イクルエンジンの横側に配置されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、船外機をモ
ーターボートなどの小型船舶に取り付けた状態で、船外
機の点検などのメンテナンスを行うことがある。そし
て、電装品がエンジンの横側に設けられていると、電装
品のメンテナンスを行う際に、作業を行うことが困難で
ある。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、船外機を小型船舶に取り付けた状態でも、
電装品のメンテナンス作業を容易に行うことができる船
外機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の船外機は、燃焼
室（２９）を後側に配置した４サイクルエンジン（８）
と、このエンジンの前側に配置されている電装品（５
１，５２）と、エンジンの側面に沿って配置されている
とともに、後端が燃焼室の吸気口（３３）に接続されて
いる吸気パイプ（４１）と、エンジンの前側に配置され
ているとともに、吸気パイプの前端に接続されているサ
イレンサー（４４）と、エンジン、電装品、吸気パイプ
およびサイレンサーを覆っているカウリング（１，２）
とを備えている。そして、電装品とサイレンサーとは、
略左右方向に隣接して配置されているとともに、サイレ
ンサーの吸込口（４６）が、電装品の配置側に向かって
開口している。
【０００６】また、電装品を覆っているとともに、空気
導入口（７６）および空気排出口（７７）が形成されて
いる電装品カバー（７１）が設けられており、サイレン
サーの吸込口が、この電装品カバーの空気排出口に対向
して開口している場合がある。
【０００７】さらに、サイレンサーの吸込口が、電装品
カバーの空気排出口に接続されている場合がある。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明における船外機の実
施の第１の形態を図１ないし図４を用いて説明する。図
１は本発明における船外機の側面図である。図２は図１
の船外機の上部の断面図である。図３は船外機の上部の
平断面図である。図４は船外機のカウリングの内部の正
面図である。なお、図３において、ダクトの平面上の位
置を一点鎖線で示しているとともに、電装品カバーは平
面図で図示している。
【０００９】船外機は、上側から順番にアッパーカウリ
ング１、ロワーカウリング２、アッパーケーシング３お
よびロワーケーシング４からなるハウジングで覆われて
いる。アッパーカウリング１の後側上部には、空気取入
口６が形成されている。また、アッパーカウリング１お
よびロワーカウリング２からなるカウリング内にエンジ
ン８が設けられ、エンジン８のクランクシャフト９は、
ドライブシャフト１０に連結されている。ドライブシャ
フト１０はアッパーケーシング３の内部を上下方向に貫
通し、その下端はロワーケーシング４の下部に達してお
り、傘歯車などの伝達機構１１を介して、後端部にプロ
ペラ１２が取り付けられているプロペラシャフト１４を
回転駆動している。
【００１０】船外機の前部には、ピボット軸などを介し
て、取り付けブラケット１６が回動自在に設けられてお
り、この取り付けブラケット１６が、小型船舶のトラン
サム１７などに取り付けられている。
【００１１】カウリング１，２内に配置されているエン
ジン８は、Ｌ型の４サイクル４気筒であり、そのボディ
シリンダー２１には、略水平なシリンダー２２が上下方
向に４個設けられている。各シリンダー２２にはピスト
ン２３が摺動可能に配置されている。このピストン２３
には、コンロッド２４の一端が連結され、コンロッド２
４の他端は、クランクシャフト９に連結されている。ボ
ディシリンダー２１のクランクシャフト９側は、クラン
クケース２６で覆われ、クランク室２７が形成されてい
る。一方、ボディシリンダー２１の燃焼室２９側には、
シリンダーヘッド３１が取り付けられている。エンジン
８はクランクシャフト９側が前側となり、燃焼室２９側
が後側となる様に配置されている。そして、シリンダー
ヘッド３１には、吸気口３３および排気口３４が形成さ
れ、この吸気口３３および排気口３４は吸気弁３６およ
び排気弁３７で開閉されている。
【００１２】そして、各シリンダー２２の吸気口３３に
は、吸気パイプ４１の後端が接続されている。この吸気
パイプ４１は、エンジン８の一方の側面（この実施の形
態では左側面）に沿って、前側に延在している。吸気パ
イプ４１の途中には、スロットルバルブ４３が設けら
れ、吸気パイプ４１の前端は、サイレンサー４４に接続
されている。このサイレンサー４４は、エンジン８の前
側に位置するとともに、右または左側の一方（この実施
の形態では左側）に偏って配置されている。サイレンサ
ー４４の空気吸込口４６は、右または左側の他方（この
実施の形態では右側）に向かって開口している。
【００１３】また、エンジン８の前側には、電装品とし
ての電子制御装置（ＣＤＩユニット）５１およびレクチ
ファイヤレギュレーター（ＲＥＣ／ＲＥＧ）５２が、エ
ンジン８のクランクケース２６にビス止めされて配置さ
れている。この電子制御装置５１およびレクチファイヤ
レギュレーター５２は、右または左側の他方（この実施
の形態では右側）に偏って配置されている。この様にし
て、サイレンサー４４と、電装品５１，５２とは、略左
右方向に隣接して配置されているとともに、サイレンサ
ー４４の吸込口４６は、電装品５１，５２の配置側に向
かって開口している。
【００１４】また、電装品５１，５２は、金属または樹
脂製などの電装品カバー５４で覆われ、水滴などが電装
品５１，５２にかかることを、この電装品カバー５４が
防止している。電装品カバー５４は、前面壁５４ａ、上
壁、一側壁（サイレンサー４４の配置側とは反対側の側
壁）および下壁で構成され、後面およびサイレンサー４
４側の側面は開口しているとともに、エンジン８の前面
すなわちクランクケース２６の前面にビスなどで着脱自
在に取り付けられている。電装品カバー５４の前面壁５
４ａは、サイレンサー４４側が切り欠かれ、この切欠部
がサイレンサー４４の端部の後面で閉じられている。さ
らに、前面壁５４ａには、複数の空気孔５６が形成され
ている。
【００１５】この様に構成されている船外機において、
電装品５１，５２などのメンテナンスを行う際には、ま
ず始めに、アッパーカウリング１をロワーカウリング２
から取り外し、カウリング１，２内のエンジン８、吸気
パイプ４１、サイレンサー４４および電装品カバー５４
を露出させている。ついで、電装品カバー５４を取り外
して、電装品５１，５２を露出させ、電装品５１，５２
などのメンテナンスを行っている。そして、電装品５
１，５２および電装品カバー５４は、前述のように、エ
ンジン８の前側に位置している。したがって、小型船舶
に船外機を取り付けた状態で、船内側から電装品５１，
５２のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【００１６】また、カウリング１，２の後側上部に形成
されている空気取入口６から、吸い込まれた空気は、ダ
クト６１を介して、カウリング１，２内に流入する。カ
ウリング１，２内の空気は、サイレンサー４４の吸込口
４６から取り込まれ、吸気パイプ４１およびスロットル
バルブ４３を介して、エンジン８の燃焼室２９に供給さ
れる。燃焼室２９で燃焼した燃焼ガスは、排気口３４か
ら船外機の外に排気されている。この様に、電装品５
１，５２の配置側に向かって開口しているサイレンサー
４４の吸込口４６は、多量の空気を吸い込んでいる。そ
して、電装品カバー５４の前面壁５４ａに沿って空気が
流れ、電装品カバー５４が空冷されている。また、電装
品カバー５４の後側から、電装品カバー５４内を通っ
て、電装品カバー５４の前面の空気孔５６に空気が流れ
ている。この空気が、電装品５１，５２に接触し、電装
品５１，５２を空冷している。前述のように、電装品５
１，５２は、カウリング１，２の空気取入口６から離れ
た位置に設けられているが、サイレンサー４４が電装品
５１，５２に隣接して配置されているので、空気取入口
６からの空気が電装品５１，５２側に導かれており、電
装品５１，５２を確実に空冷することができる。
【００１７】また、エンジン８の後側に燃焼室２９を配
置し、一方、サイレンサー４４はエンジン８の前側に配
置されているので、吸気パイプ４１をエンジン８の側面
に沿って、長く延在させることができる。したがって、
吸気パイプ４１が長くなり、エンジン８の中低速時のト
ルクを向上させることができる。
【００１８】さらに、サイレンサー４４の端部が、電装
品５１，５２の前側を部分的に覆っており、残余の部分
だけ、電装品カバー５４で覆えば良いので、電装品カバ
ー５４の大きさを小さくすることができる。したがっ
て、部品コストや重量を削減することができる。
【００１９】次に、本発明における船外機の実施の第２
の形態について図５ないし図８を用いて説明する。図５
は実施の第２の形態における船外機の上部の断面図であ
る。図６は船外機の上部の平断面図である。図７は船外
機のカウリングの内部の正面図である。図８は電装品カ
バーの斜視図である。なお、図６において、ダクトの平
面上の位置を一点鎖線で示しているとともに、電装品カ
バーは平面図で図示している。また、この実施の第２の
形態の説明において、前記実施の第１の形態の構成要素
に対応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な
説明は省略する。
【００２０】この実施の第２の形態においては、実施の
第１の形態の電装品カバー５４に代えて、電装品カバー
７１がエンジン８にビスなどで着脱自在に取り付けられ
ている。この電装品カバー７１の本体は、前壁７１ａ、
上壁７１ｂ、側壁７１ｃおよび下壁７１ｄを具備してお
り、電装品５１，５２の前方、上方、側方および下方を
覆っている。そして、電装品カバー７１の前壁７１ａに
は連通用開口７３が形成されているとともに、この連通
用開口７３を断面コの字状の空気流通ガイド７４が覆っ
ている。この空気流通ガイド７４の一側面（この実施の
形態においては右側面）には空気導入口７６が形成さ
れ、また、他側面（この実施の形態においては左側面）
には空気排出口７７が形成されている。電装品カバー７
１は、本体および空気流通ガイド７４とで構成され、金
属や樹脂で一体に形成されている。そして、電装品カバ
ー７１の空気排出口７７に、サイレンサー４４の吸込口
４６が対向して開口している。
【００２１】この様に構成されている電装品カバー７１
が、船外機に設けられているので、エンジン８が稼働す
ると、電装品カバー７１の空気導入口７６から、カウリ
ング１，２内の空気が吸い込まれ、空気流通ガイド７４
内部を通り、空気排出口７７を介して、サイレンサー４
４の吸込口４６に吸い込まれている。そして、吸い込ま
れた空気は、実施の第１の形態と同様に、エンジン８の
燃焼室２９に流入している。空気流通ガイド７４内部に
流れている空気により、電装品５１，５２の周囲の温度
は低下する。また、電装品カバー７１の後面が開口して
いるので、電装品カバー７１の後側の空気が、電装品カ
バー７１本体の内部を通り、連通用開口７３を介して、
空気流通ガイド７４内部に流入し、ついで、空気排出口
７７に流れている。この空気の流れが、電装品５１，５
２に接触し、電装品５１，５２を空冷している。前述の
ように、サイレンサー４４の吸込口４６が、電装品カバ
ー７１の空気排出口７７に対向して設けられているの
で、電装品カバー７１内に空気が確実に流れ、電装品５
１，５２の空冷効率が向上する。
【００２２】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 （１）実施の形態においては、電装品は、電子制御装置
５１やレクチファイヤレギュレーター５２以外の部品で
も可能である。ただし、空冷が特に必要な電子制御装置
５１およびレクチファイヤレギュレーター５２を配置す
ることが好ましい。
【００２３】（２）実施の形態においては、エンジン８
は４気筒であるが、気筒数は適宜変更可能である。たと
えば、単気筒でも可能である。 （３）カウリングや電装品カバーなどの材質や構造は適
宜変更可能である。
【００２４】（４）燃料のエンジンへの供給方式は、適
宜選択可能である。たとえば、キャブレター式や、燃料
噴射式などでも可能である。 （５）実施の第２の形態においては、電装品カバー７１
の空気排出口７７と、サイレンサー４４の吸込口４６と
は、結合はしていないが、空気排出口７７と吸込口４６
とを、直接結合したり、パイプなどで結合させて、空気
排出口７７と吸込口４６とが接続されていることも可能
である。また、空気排出口７７と吸込口４６との間に間
隙を設けることも可能である。
【００２５】（６）実施の形態においては、電装品５
１，５２と、サイレンサー４４とは、略左右方向に隣接
して配置されているが、請求の範囲に明記されていない
場合には、必ずしも、左右方向に隣接している必要はな
い。また、請求の範囲に明記されていない場合には、サ
イレンサーの吸込口は、必ずしも、電装品の配置側に向
かって開口している必要はない。 （７）実施の第２の形態においては、電装品カバー７１
の本体と、空気流通ガイド７４との間に、空気導入口７
６が形成されているが、空気導入口７６を形成せずに、
隔壁を設けることも可能である。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、４サイクルエンジンの
前側に、電装品が配置されている。したがって、船外機
が小型船舶に取り付けられている状態で、電装品のメン
テナンス作業を、船内側から簡単に行うことができる。
また、サイレンサーがエンジンの前側に配置されている
とともに、サイレンサーの吸込口が、電装品の配置側に
向かって開口しているので、電装品を４サイクルエンジ
ンの前側に配置したにも係わらず、電装品の空冷を効率
よく行うことができる。しかも、サイレンサーと電装品
とは、略左右方向に隣接して配置されており、船外機の
前後の長さが長くなることを防止することができる。さ
らに、吸気パイプは、後端がエンジンの後側に配置され
ている燃焼室に、一方、前端がエンジンの前側に配置さ
れているサイレンサーに接続しており、エンジンの側面
に沿って延在している。したがって、吸気パイプが長く
なり、エンジンの中低速時のトルクを向上させることが
できる。
【００２７】また、電装品を覆っているとともに、空気
導入口および空気排出口が形成されている電装品カバー
が設けられており、サイレンサーの吸込口が、この電装
品カバーの空気排出口に対向して開口している場合に
は、電装品カバーが、電装品に水滴などが落下すること
を、防止することができる。しかも、電装品が電装品カ
バーで覆われているにもかかわらず、電装品カバー内の
空気をサイレンサーの吸込口が吸い込むことができるの
で、電装品を確実に空冷することができる。
【００２８】さらに、サイレンサーの吸込口が、電装品
カバーの空気排出口に接続されている場合には、サイレ
ンサーの吸込口が、電装品カバー内の空気をより確実に
吸い込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明における船外機の側面図である。
【図２】図２は図１の船外機の上部の断面図である。
【図３】図３は船外機の上部の平断面図である。
【図４】図４は船外機のカウリングの内部の正面図であ
る。
【図５】図５は実施の第２の形態における船外機の上部
の断面図である。
【図６】図６は船外機の上部の平断面図である。
【図７】図７は船外機のカウリングの内部の正面図であ
る。
【図８】図８は電装品カバーの斜視図である。
【符号の説明】
１ アッパーカウリング ２ ロワーカウリング ８ エンジン ２９ 燃焼室 ３３ 吸気口 ４１ 吸気パイプ ４４ サイレンサー ４６ 吸込口 ５１ 電子制御装置（電装品） ５２ レクチファイヤレギュレーター（電装品） ７１ 電装品カバー ７６ 空気導入口 ７７ 空気排出口
フロントページの続き (72)発明者 高橋 正哲 静岡県浜松市新橋町1400番地 三信工業株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 燃焼室を後側に配置した４サイクルエン
    ジンと、 このエンジンの前側に配置されている電装品と、 前記エンジンの側面に沿って配置されているとともに、
    後端が燃焼室の吸気口に接続されている吸気パイプと、 前記エンジンの前側に配置されているとともに、吸気パ
    イプの前端に接続されているサイレンサーと、 前記エンジン、電装品、吸気パイプおよびサイレンサー
    を覆っているカウリングとを備え、 かつ、前記電装品とサイレンサーとは、略左右方向に隣
    接して配置されているとともに、前記サイレンサーの吸
    込口が、電装品の配置側に向かって開口していることを
    特徴とする船外機。
  2. 【請求項２】 燃焼室を後側に配置した４サイクルエン
    ジンと、 このエンジンの前側に配置されている電装品と、 この電装品を覆っているとともに、空気導入口および空
    気排出口が形成されている電装品カバーと、 前記エンジンの側面に沿って配置されているとともに、
    後端が燃焼室の吸気口に接続されている吸気パイプと、 前記エンジンの前側に配置されているとともに、吸気パ
    イプの前端に接続されているサイレンサーと、 前記エンジン、電装品、電装品カバー、吸気パイプおよ
    びサイレンサーを覆っているカウリングとを備え、 かつ、前記電装品とサイレンサーとは、略左右方向に隣
    接して配置されているとともに、前記サイレンサーの吸
    込口が、電装品カバーの空気排出口に対向して開口して
    いることを特徴とする船外機。
  3. 【請求項３】 燃焼室を後側に配置した４サイクルエン
    ジンと、 このエンジンの前側に配置されている電装品と、 この電装品を覆っているとともに、空気導入口および空
    気排出口が形成されている電装品カバーと、 前記エンジンの側面に沿って配置されているとともに、
    後端が燃焼室の吸気口に接続されている吸気パイプと、 前記エンジンの前側に配置されているとともに、吸気パ
    イプの前端に接続されているサイレンサーと、 前記エンジン、電装品、電装品カバー、吸気パイプおよ
    びサイレンサーを覆っているカウリングとを備え、 かつ、前記サイレンサーの吸込口が、電装品カバーの空
    気排出口に接続されていることを特徴とする船外機。
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